JP2015220204A - 照明装置および表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高効率で発光素子を放熱させる照明装置および表示装置を提供する。
【解決手段】接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、前記発光素子が収容された保持部材と、前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを備えた照明装置。
【選択図】図2
【解決手段】接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、前記発光素子が収容された保持部材と、前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを備えた照明装置。
【選択図】図2
Description
本技術は、例えばレーザ等の発光素子を有する照明装置、およびそのような照明装置を用いて映像表示を行う表示装置に関する。
プロジェクタ(投影型表示装置)の主要部品の1つである光学モジュールは、一般に、発光素子を含む照明光学系(照明装置)と、空間変調素子を含む投影光学系とから構成されている。近年、このようなプロジェクタの発光素子としてレーザが注目されている。
レーザは保持部材に収容されている。例えば、照明装置では、この保持部材に接するようにヒートシンクが設けられており、レーザから放出される熱は、保持部材を介してヒートシンクに放熱されるようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、このような照明装置では発光素子を十分に冷却することができず、より放熱効率を向上させることが望まれている。
本技術はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高効率で発光素子を放熱させる照明装置および表示装置を提供することにある。
本技術による照明装置は、接続面を有し、接続面に端子が設けられた発光素子と、発光素子が収容された保持部材と、発光素子の接続面から離間して設けられるとともに、端子に電気的に接続された配線基板と、発光素子の接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを備えたものである。
本技術による表示装置は、上記本技術の照明装置と、この照明装置からの照明光を投射する投射装置とを備えたものである。
本技術の照明装置または表示装置では、ヒートシンクが発光素子に隣接した隣接部を有しているので、保持部材を介さずに、発光素子からヒートシンクに直接放熱される。
本技術の照明装置および表示装置によれば、発光素子からヒートシンクに直接放熱するようにしたので、発光素子の放熱効率を向上させることが可能となる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれの効果であってもよい。
以下、本技術の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(表示装置)
2.変形例1(照明装置:温度センサを有する例)
3.変形例2(照明装置:端子が屈曲している例)
4.変形例3(照明装置:保持部材がヒートシンクに一体化している例)
5.変形例4(照明装置:複数のヒートシンクを有する例)
1.実施の形態(表示装置)
2.変形例1(照明装置:温度センサを有する例)
3.変形例2(照明装置:端子が屈曲している例)
4.変形例3(照明装置:保持部材がヒートシンクに一体化している例)
5.変形例4(照明装置:複数のヒートシンクを有する例)
<実施の形態>
[表示装置1の全体構成]
図1は、本技術の一実施の形態に係る表示装置(表示装置1)の全体構成を表すものである。この表示装置1は、スクリーン60(被投射面)に対して映像(映像光)を投射するプロジェクタであり、光軸Zに沿って光源ユニット10を含む照明装置1Aと、照明装置1Aからの照明光を投射する投射レンズ50(投射装置)とを備えている。表示装置1は更に空間変調素子(後述の図6の反射型液晶素子30)を備えている。以下、空間変調素子は照明装置1Aに組み込まれているものとして説明するが、これには限られない。
[表示装置1の全体構成]
図1は、本技術の一実施の形態に係る表示装置(表示装置1)の全体構成を表すものである。この表示装置1は、スクリーン60(被投射面)に対して映像(映像光)を投射するプロジェクタであり、光軸Zに沿って光源ユニット10を含む照明装置1Aと、照明装置1Aからの照明光を投射する投射レンズ50(投射装置)とを備えている。表示装置1は更に空間変調素子(後述の図6の反射型液晶素子30)を備えている。以下、空間変調素子は照明装置1Aに組み込まれているものとして説明するが、これには限られない。
光源ユニット10は、異なる波長の光を発する2種以上の発光素子を単一のパッケージ内に収容したものである(2種以上の発光素子を1パッケージ化したものである)。本実施の形態では、R,G,Bの3種のレーザ光源11(赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11B)を用いている。この光源ユニット10の詳細構成については後述する。
投射レンズ50は、光源ユニット10から出射した映像光をスクリーン60に対して投射(拡大投射)するためのレンズであり、例えば複数のレンズにより構成されている。
[光源ユニット10の詳細構成]
図2は、光源ユニット10の上面の構成を表した平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿った断面構成であり、図4は、光源ユニット10の下面の平面構成を表している。光源ユニット10は、複数のレーザ光源11(赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11B)と共に、保持部材12、配線基板13、ヒートシンク14および排熱部材15を含んでいる。図2では、配線基板13を破線で表している。保持部材12は、例えば略直方体の箱状であり、下面と、下面から上方に立ちあがった側面と、側面の高さの位置で下面に対向するとともに開口が設けられた上面とを有している。図2では保持部材12の上面を省略して表している。保持部材の12の側面に赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bが設けられている。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bは1つの保持部材12に収容されている。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11それぞれから出射される光の光軸は、保持部材12の下面および上面に平行な一つの平面(XY平面)を構成するようになっている。光源ユニット10には、出射領域10Lが設けられており、この出射領域10Lを介して、光源ユニット10(照明装置1A)に組み込まれた空間変調素子から投射レンズ50に映像光が入射するようになっている。
図2は、光源ユニット10の上面の構成を表した平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿った断面構成であり、図4は、光源ユニット10の下面の平面構成を表している。光源ユニット10は、複数のレーザ光源11(赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11B)と共に、保持部材12、配線基板13、ヒートシンク14および排熱部材15を含んでいる。図2では、配線基板13を破線で表している。保持部材12は、例えば略直方体の箱状であり、下面と、下面から上方に立ちあがった側面と、側面の高さの位置で下面に対向するとともに開口が設けられた上面とを有している。図2では保持部材12の上面を省略して表している。保持部材の12の側面に赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bが設けられている。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bは1つの保持部材12に収容されている。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11それぞれから出射される光の光軸は、保持部材12の下面および上面に平行な一つの平面(XY平面)を構成するようになっている。光源ユニット10には、出射領域10Lが設けられており、この出射領域10Lを介して、光源ユニット10(照明装置1A)に組み込まれた空間変調素子から投射レンズ50に映像光が入射するようになっている。
赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bはそれぞれ、保持部材12の側面(XZ平面およびYZ平面)に設けられた開口(後述の図5の開口121)に収容されている。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bは円盤状のステム部111(図3)を有しており、ステム部111の一方の面(接続面111A)には端子112が設けられている。接続面111Aは、保持部材12の側面と略平行方向に配置されている。換言すれば、接続面111Aは、保持部材12の下面および上面に対して垂直方向に設けられている。端子112は、例えば接続面111Aに対して垂直方向に延在している。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれに、例えば2本の端子112が設けられている。緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bでは、2本の端子112が上下方向(Z方向)に配置されており、赤色レーザ11Rでは、2本の端子112が奥行き方向(Y方向)に配置されている。例えば、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bのうち、2つが保持部材12の同じ辺に設けられ、残りの1つが異なる辺に設けられている。即ち、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bのうちの少なくとも一部は、光軸方向が互いに異なるように配置されている。このように、複数のレーザ光源11の少なくとも一部を光軸方向が互いに異なるように設けることにより、光源ユニット10を小型化することが可能となる。例えば、保持部材12の長辺(X方向)に緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bが並んで設けられており、保持部材12の短辺(Y方向)に赤色レーザ11Rが設けられている。赤色レーザ11R、緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bは、どのように配置してもよい。例えば、赤色レーザ11R、緑色レーザ11G,青色レーザ11Bが、保持部材12の異なる辺に1つずつ設けられていてもよい。
図5は、赤色レーザ11Rの接続面111Aを保持部材12の側面と共に表したものである。緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bについてもこれと略同様の構成を有している。保持部材12の側面に設けられた開口121は例えば円状であり、この開口121から赤色レーザ11Rの接続面111Aが露出されている。保持部材12の開口121には、位置決め部122が設けられている。この位置決め部122は、例えば開口121の内側に突起した部分である。位置決め部122の形状はどのようなものであってもよいが、例えば、四角形状の凸部である。赤色レーザ11R(および緑色レーザ11G,青色レーザ11B)のステム部111には、凹状のノッチ部111Nが設けられており、このノッチ部111Nが保持部材12の位置決め部122と嵌合して、赤色レーザ11Rの光軸の回転方向が固定されるようになっている。保持部材12の開口121に凹状の位置決め部122を設け、赤色レーザ11Rのステム部111に凸部を設けるようにしてもよい。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれの光軸の回転方向を固定することにより、ファーフィールドパターン(FFP:Far Field Pattern)の長軸方向を所定の角度に固定することができる。赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれのファーフィールドパターンの長軸方向は互いに揃えることが望ましい。このように保持部材12は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bの位置を開口121により決定し、かつ、位置決め部122により光軸の回転方向を決定する役割を担っている。
保持部材12には、ヒートシンク14の位置を固定するためのガイド部12Gが設けられている(図2)。ガイド部12Gは、例えば保持部材12の上下方向(接続面111Aと平行方向,Z方向)に延在する凹部である。このガイド部12Gにヒートシンク14の突部14Pが差し込まれることにより、ヒートシンク14の保持部材12に対する位置が決定されるようになっている。保持部材12のガイド部12Gが凸部により構成され、ヒートシンク14が凹部を有していてもよい。ガイド部12Gは保持部材12の長辺、短辺それぞれに設けられていることが好ましい。
保持部材12には、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bが接している。このため、保持部材12は放熱性の高い材料により構成することが好ましい。保持部材12は、例えば、金属材料により構成されている。具体的には、金属材料として、アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛、亜鉛合金、マグネシウム、マグネシウム合金、銅および銅合金等が挙げられる。樹脂材料に、例えば炭素または金属等のフィラーを添加して保持部材12を構成するようにしてもよい。保持部材12は、例えばダイキャスト法押出成型法または削り出し法等により成形されている。
保持部材12(図2)には、例えば図6に示したように、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bとともに、これら以外の光学部材が収容されている。例えば、カップリングレンズ21A,21B,21C、ダイクロイックミラー22A,22B、インテクグレータ(フライアイレンズ)23、コンデンサレンズ24、偏光ビームスプリッタ25および反射型液晶素子(空間変調素子)30が保持部材12に設けられている。保持部材12の下面の上面側には、これらの光学部材の位置決め部および固定部が設けられている。光学部材は、開口を有する保持部材12の上面から組み立てることができる。光学部材は、位置決めされた状態で、例えば接着等の方法により固定される。光学部材を組み立てた後、保持部材12の上面に遮光性の保護カバー(図示せず)を取り付けるようにしてもよい。保護カバーは、例えば、金属板または樹脂等で構成されている。
赤色レーザ11Rの光軸上には、カップリングレンズ21Aと、ダイクロイックミラー22A,22Bと、インテグレータ23と、コンデンサレンズ24とが、赤色レーザ11R側からこの順に配列されている。緑色レーザ11Gの光軸は、赤色レーザ11Rの光軸とダイクロイックミラー22Aにおいて直交しており、この緑色レーザ11Gの光軸上には、カップリングレンズ21Bおよびダイクロイックミラー22Aが、緑色レーザ11G側からこの順に配列されている。青色レーザ11Bの光軸は、赤色レーザ11Rの光軸とダイクロイックミラー22Bにおいて直交しており、この青色レーザ11Bの光軸上には、カップリングレンズ21Cおよびダイクロイックミラー22Bが、青色レーザ11B側からこの順に配列されている。
カップリングレンズ21Aは、赤色レーザ11Rから発せられた光を略平行光化するものであり(図6)、赤色レーザ11Rから発せられた光の指向角を、平行光の指向角と等しくなるように、またはそれに近づくように変換するものである。カップリングレンズ21Aは、赤色レーザ11Rから発せられた光のうち指向角内の光が入射する位置に配置されている。カップリングレンズ21Bは、緑色レーザ11Gから発せられた光を略平行光化するものであり(図6)、緑色レーザ11Gから発せられた光の指向角を、平行光の指向角と等しくなるように、またはそれに近づくように変換するものである。カップリングレンズ21Bは、緑色レーザ11Gから発せられた光のうち指向角内の光が入射する位置に配置されている。カップリングレンズ21Cは、青色レーザ11Bから発せられた光を略平行光化するものであり、青色レーザ11Bから発せられた光の指向角を、平行光の指向角と等しくなるように、またはそれに近づくように変換するものである。カップリングレンズ21Cは、青色レーザ11Bから発せられた光のうち指向角内の光が入射する位置に配置されている。つまり、カップリングレンズ21A,21B,21Cは、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bごとに(パッケージごとに)1つずつ配置されている。なお、カップリングレンズ21A,21B,21Cは、それぞれ、単一のレンズによって構成されていてもよいし、複数のレンズによって構成されていてもよい。
ダイクロイックミラー22A,22Bは、波長選択性を持つ1枚のミラーを含むものである。なお、上記のミラーは、例えば、多層の干渉膜を蒸着して構成されたものである。ダイクロイックミラー22Aは、ミラーの裏面側から入射した光(赤色レーザ11R側から入射した光)をミラーの表面側に透過させるとともに、ミラーの表面側から入射した光(緑色レーザ11G側から入射した光)をミラーで反射するようになっている。一方、ダイクロイックミラー22Bは、ミラーの裏面側から入射した光(ダイクロイックミラー22A側から入射した赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gの光)をミラーの表面側に透過させるとともに、ミラーの表面側から入射した光(青色レーザ11B側から入射した光)をミラーで反射するようになっている。即ち、ダイクロイックミラー22A,22Bは、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bから発せられた個々の光束を単一の光束に合成するようになっている。
インテグレータ23は、反射型液晶素子30の照明範囲における光の照度分布(輝度分布)を均一化するものであり、例えば1つのフライアイレンズにより構成されている。インテグレータ23を、一対のフライアイレンズにより構成するようにしてもよい。
コンデンサレンズ24は、インテグレータ23により形成された多光源からの光束を集光して反射型液晶素子30の照明範囲を重畳的に照明するものである。
偏光ビームスプリッタ25は、コンデンサレンズ24と反射型液晶素子30との間の光路上に配置されている。この偏光ビームスプリッタ25は、特定の偏光(例えばP偏光)を選択的に透過させると共に、他方の偏光(例えばS偏光)を選択的に反射させる光学部材である。これにより、コンデンサレンズ24側から入射した光(例えばS偏光)が、偏光ビームスプリッタ25において選択的に反射されて反射型液晶素子30へ入射するようになっている。
反射型液晶素子30は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bの各波長成分に対応した色画像信号(入力された映像信号)に基づいて、コンデンサレンズ24からの光束を2次元的に変調し、これにより画像光を生成するものである。反射型液晶素子30は、例えば、TN(Twisted Nematic)型の液晶(正の屈折率異方性を有する液晶分子)を用いた液晶パネルによって構成されている。具体的には、マトリクス状に配置された複数の画素(図示せず)ごとに映像信号に基づく駆動電圧が印加される一対の基板間(図示せず)に、TNモードの液晶を用いた液晶層(図示せず)が挟まれた構造となっている。
配線基板13の一端は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれの端子112に電気的に接続されている。配線基板13の一部は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの接続面111Aと対向する位置に、接続面111Aから離間して設けられている(図3)。配線基板13のうち、この接続面111Aと対向する部分に孔が設けられ、この孔を端子112が貫通している(図5)。端子112は、例えば配線基板13に例えば半田部131により接続されている。即ち、配線基板13は、接続面111Aに対向する位置で端子112に接続されている。配線基板13は、例えばフレキシブルプリント基板(FPC:flexible printed circuits)である。この配線基板13は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの接続面111Aに対向するとともに、接続面111Aと交差する方向へと屈曲している。例えば配線基板13は、接続面111Aに略平行な方向から、接続面111Aに略垂直な方向へと屈曲し、保持部材12の上面に沿って延在している。配線基板13は、保持部材12の上面に取り付けた保護カバー(図示せず)に沿って延在していてもよい。1つの配線基板13の一端が、例えば分岐して赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれの端子112に電気的に接続されている。配線基板13の他端は、光源ユニット10の制御部(図示せず)に電気的に接続されており、配線基板13を介して、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bを駆動するための信号が端子112に伝達されるようになっている。
赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bから放出される熱は、1つのヒートシンク(ヒートシンク14)に放熱され、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11が冷却されるようになっている。ヒートシンク14は、保持部材12の側面に接しており、例えば保持部材12の3辺を囲んでいる。ヒートシンク14は底面部142を有しており(図4)、この底面部142は保持部材12の下面に接している。ヒートシンク14の外周には、複数のフィン141が設けられている。複数のフィン141を設けることにより、ヒートシンク14の表面積が増し、放熱効率を向上させることができる。フィン141は、例えば板状の突部であるが、どのような形状であってもよい。ヒートシンク14の構成材料としては、上記保持部材12の構成材料と同様のものが挙げられる。具体的には、アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛、亜鉛合金、マグネシウム、マグネシウム合金、銅および銅合金等の金属材料、あるいは、フィラーを添加した樹脂材料を用いてヒートシンク14を構成することができる。ヒートシンク14は、例えばダイキャスト法、押出成型法または削り出し法等により成形されている。
ヒートシンク14は、保持部材12の側面から突出した赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの端子112を避けるように、端子112から離間して設けられている。本実施の形態では、この端子112近傍のヒートシンク14に、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの接続面111Aに隣接する隣接部14CA,14CB(第1隣接部,第2隣接部)が設けられている(図2,図3)。詳細は後述するが、これにより保持部材12を介さずに赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bからヒートシンク14に直接放熱される。
隣接部14CAと隣接部14CBとは、端子112を間にして対向している。隣接部14CAは接続面111Aの一端部に隣接しており、隣接部14CBは接続面111Aの他端部に隣接している(図2)。即ち、端子112を間にした接続面111Aの両端にヒートシンク14が隣接している。隣接部14CA,14CBの少なくとも一部は、配線基板13(接続面111Aとの対向部)と接続面111Aとの間に設けられており、隣接部14CAと隣接部14CBとの間の距離は、例えば接続面111Aと対向する部分の配線基板13の幅よりも小さくなっている(図2,図3)。このような隣接部14CA,14CBを設けることにより、接続面111Aに隣接する部分のヒートシンク14の面積が大きくなる。隣接部14CA,隣接部14CBと接続面111Aとの間には、熱伝導層16が設けられている(図3)。熱伝導層16は、例えば軟質の熱伝導性グリス等に構成されている。赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bから放出された熱は、熱伝導層16を介してヒートシンク14に放熱される。
ヒートシンク14は、配線基板13を間にして接続面11Aと対向する位置に離間部14Sを有しており、離間部14Sを介して隣接部14CAと隣接部14CBとは連結されている。具体的には、離間部14Sと隣接部14CAとの間には連結部14RAが設けられており、離間部14Sと隣接部14CBとの間には連結部14RBが設けられている。隣接部14CA,14CB、連結部14RA,14RBおよび離間部14Sは、端子112の周囲を囲むように設けられている。端子112を間にして対向する連結部14RAと連結部14RBとの間の距離は、隣接部14CAと隣接部14CBとの間の距離よりも大きく、更に接続面111Aと対向する部分の配線基板13の幅よりも大きくなっている。隣接部14CA,14CB、連結部14RA,14RBおよび離間部14Sはそれぞれ、底面部142に一体化して設けられている。換言すれば、これらは底面部142を介して連結されている。底面部142、連結部14RA,14RBおよび離間部14Sを設けることにより、ヒートシンク14の表面積が増し、放熱効率を向上させることができる。離間部14Sの外周にフィン141を設けるようにしてもよい。
ヒートシンク14の突部14Pは、保持部材12のガイド部12Gに対応する位置に設けられ、突部14Pはガイド部12Gに嵌合されている。突部14Pは上下方向(接続面111Aと平行方向,Z方向)に延在している。
排熱部材15(図4)は、例えば保持部材12の下面(あるいは、ヒートシンク14の底面部142)に対向する位置に設けられている。排熱部材15は例えば冷却ファンであり、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11B近傍の通過空気量を増加させることにより、これらを冷却している。排熱部材15は、ヒートシンク14のフィン141近傍の通過空気量を増加させるように設けることが望ましい。排熱部材15は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bを均等に冷却できる位置に設けるようにすればよく、保持部材12の上面に設けるようにしてもよい。
[光源ユニット10の製造方法]
このような光源ユニット10は、例えば以下のような方法で製造される。
このような光源ユニット10は、例えば以下のような方法で製造される。
まず、図7および図8に示したように、保持部材12を準備し、保持部材12の開口121それぞれに赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bを挿入して固定する。
次いで、図9に示したように、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれの端子112に配線基板13を接続する。このとき配線基板13は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれの接続面111Aと配線基板13との間に、ヒートシンク14の隣接部14CA,14CBの厚み以上の隙間を設けた状態で端子112に接続する。例えば接続面111Aと配線基板13との間に、所定の大きさの治具を挟み、配線基板13と端子112とを半田付けする。
次いで、図10に示したヒートシンク14を、保持部材12の下面に対向する位置に設ける。このとき、ヒートシンク14の赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの接続面111Aに接する部分には熱伝導層16を設けておく。熱伝導層16は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11G,青色レーザ11Bそれぞれの接続面111Aに形成しておくようにしてもよい。その後、ヒートシンク14の突部14Pの位置を保持部材12のガイド部12Gに合わせ、突部14Pを上方向(Z方向)スライドさせる。これにより、ヒートシンク14の底面部142が保持部材12の下面に接し、ヒートシンク14の位置が固定される。ヒートシンク14をスライドさせた後、ヒートシンク14を保持部材12にネジ止め等により固定するようにしてもよい。このようにすることで、ヒートシンク14の隣接部14CA,14CBと接続面111Aとの間に、熱伝導層16を容易に、かつ確実に設けることができる。
ヒートシンク14を保持部材12に固定した後、排熱部材15を組み込むことにより図2〜図4に示した光源ユニット10が完成する。
[表示装置1の動作]
表示装置1では、照明装置1Aの赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bから発せられた光が偏光ビームスプリッタ25によって偏光分離され、そのうちの一の偏光(例えばS偏光)が反射型液晶パネル30へ入射する。反射型液晶パネル30では、この入射光が映像信号に基づいて変調されつつ反射されることにより、画像光が生成される。この画像光は偏光ビームスプリッタ25を介して出射領域10Lから取り出される。この光が投影レンズ50に入射し、スクリーン60に投射(拡大投射)される。
表示装置1では、照明装置1Aの赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bから発せられた光が偏光ビームスプリッタ25によって偏光分離され、そのうちの一の偏光(例えばS偏光)が反射型液晶パネル30へ入射する。反射型液晶パネル30では、この入射光が映像信号に基づいて変調されつつ反射されることにより、画像光が生成される。この画像光は偏光ビームスプリッタ25を介して出射領域10Lから取り出される。この光が投影レンズ50に入射し、スクリーン60に投射(拡大投射)される。
この際、光源ユニット10において、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bはそれぞれ、時分割的に順次発光(パルス発光)し、各レーザ光を出射する。そして、反射型液晶パネル40では、各色成分(赤色成分、緑色成分、青色成分)の映像信号に基づいて、対応する色のレーザ光が時分割的に順次変調される。これにより、映像信号に基づくカラー映像表示が表示装置1においてなされる。
[表示装置1の作用]
表示装置1の光源ユニット10では、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bからヒートシンク14に直接放熱するようにしたので、放熱効率を向上させることができる。以下、これについて説明する。
表示装置1の光源ユニット10では、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bからヒートシンク14に直接放熱するようにしたので、放熱効率を向上させることができる。以下、これについて説明する。
図11は、比較例に係る光源ユニット200の断面構成を表したものである。この光源ユニット200では、青色レーザ11B(または赤色レーザ11R,緑色レーザ11G)の接続面111Aに隣接して配線基板213が設けられており、端子112は半田部212により配線基板213に接続されている。このため、ヒートシンク214は、青色レーザ11Bの接続面111Aから離間して配置され、保持部材12に接している。仮に、配線基板213から拡幅した部分の接続面111Aにヒートシンク114を隣接させることが可能であっても、接続面111Aに隣接する部分のヒートシンク214の面積は小さくなる。このような光源ユニット100では、青色レーザ11Bから放出された熱を、直接ヒートシンク214に伝熱することができないため、保持部材12を介してヒートシンク214に伝熱する。このため、放熱効率が低くなる。
これに対し、光源ユニット10では、配線基板13が赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの接続面111Aから離間して設けられているので、ヒートシンク14の一部(隣接部14CA,14CB)を接続面111Aに隣接して設けることが可能となる。また、ヒートシンク14に隣接する部分の接続面111Aの面積も大きくなる。ヒートシンク14がこのような隣接部14CA,14CBを有することにより、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bから放出された熱は、保持部材12等の他の部材を介することなく、放熱性の高いヒートシンク14に直接伝わる。よって、上記光源ユニット200に比べて放熱効率を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態では、ヒートシンク14が隣接部14CA,14CBを有するようにしたので、保持部材12を介することなく、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの接続面111Aから、ヒートシンク14に直接放熱される。よって、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの放熱効率を向上させることができる。
また、ヒートシンク14は、保持部材12の下面から保持部材12に組み込むので、端子112と配線基板13とを接続した後であっても容易にヒートシンク14を取り付けることができる。ヒートシンク14を保持部材12に取り付けた後に、端子112と配線基板13とを接続することも可能である。この場合には保持部材12のあらゆる方向からヒートシンクを取り付けることが可能となるが、端子112と配線基板13とを接続する作業を行うスペースを確保するため、ヒートシンク14の表面積を大きくすることが困難となる。したがって、端子112と配線基板13とを接続した後に、保持部材12にヒートシンク14を取り付けることにより、ヒートシンク14の表面積を大きくし、放熱効率を向上させることができる。
以下、上記実施の形態の変形例について説明するが、上記実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
<変形例1>
図12は、変形例1に係る光源ユニット(光源ユニット10A)の断面構成を表したものである。この光源ユニット10Aでは、配線基板13に温度センサ17が搭載されている。この点を除き、光源ユニット10Aは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
図12は、変形例1に係る光源ユニット(光源ユニット10A)の断面構成を表したものである。この光源ユニット10Aでは、配線基板13に温度センサ17が搭載されている。この点を除き、光源ユニット10Aは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
温度センサ17は、青色レーザ11B(および赤色レーザ11R,緑色レーザ11G)近傍の温度を検知するためのものであり、例えば、サーミスタである。温度センサ17を設けることにより、温度変化に起因したレーザ特性の変化の補正、および急激な温度上昇を防ぐようなパワー制御を行うことが可能となる。
温度センサ17を有する光源ユニット10Aでは、配線基板13の取り出し方向とは逆の方向に排熱部材15(図4)を設けることが好ましい。即ち、保持部材12の一方に配線基板13の少なくとも一部を設け、保持部材12の他方に排熱部材15を設けることが好ましい。例えば、保持部材12の上面に沿って配線基板13が延在する場合には、排熱部材15を保持部材12の下面に対向する位置に設けることが好ましい。これにより、排熱部材15からの風がヒートシンク14(底面部142、隣接部14CA,14CB、離間部14S)によって遮られ、温度センサ17への排熱部材15の影響を小さくすることができる。
<変形例2>
図13は、変形例2に係る光源ユニット(光源ユニット10B)の断面構成を表したものである。この光源ユニット10Bでは、その上面で配線基板(配線基板13A)と端子(端子112A)とが接続されている。この点を除き、光源ユニット10Bは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
図13は、変形例2に係る光源ユニット(光源ユニット10B)の断面構成を表したものである。この光源ユニット10Bでは、その上面で配線基板(配線基板13A)と端子(端子112A)とが接続されている。この点を除き、光源ユニット10Bは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
配線基板13Aは、光源ユニット10Bの上面に平面状に設けられている。端子112Aは、接続面111Aに対して略垂直方向から略平行方向に屈曲して延在している。この端子112Aは、平面(XZ平面)視で接続面111Aの外側まで延びており、配線基板13Aを貫通している。このように端子112Aを屈曲させることにより、端子112Aを平面視で接続面111Aの外側となる位置で配線基板13Aに接続することが可能となる。このような光源ユニット10Bでは、ヒートシンク14を保持部材12に取り付けた後であっても、作業スペースの確保がしやすく、端子112Aと配線基板13Aとの接続を容易に行うことができる。即ち、ヒートシンク14の表面積を小さくすることなく、端子112Aと配線基板13Aとの接続をヒートシンク14の取り付け後に行うことが可能となる。
<変形例3>
図14は、変形例3に係る光源ユニット(光源ユニット10C)の上面の平面構成を表したものである。この光源ユニット10Cのヒートシンク(ヒートシンク84)は、ヒートシンクとしての機能と共に保持部材の機能を兼ねたものである。この点を除き、光源ユニット10Cは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。図14では、配線基板13を省略して表している。
図14は、変形例3に係る光源ユニット(光源ユニット10C)の上面の平面構成を表したものである。この光源ユニット10Cのヒートシンク(ヒートシンク84)は、ヒートシンクとしての機能と共に保持部材の機能を兼ねたものである。この点を除き、光源ユニット10Cは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。図14では、配線基板13を省略して表している。
ヒートシンク84では、保持部材とヒートシンクとが一体化されている。即ち、ヒートシンク84は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bを収容するとともに、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bを冷却する機能を有している。このように保持部材とヒートシンクとが一体化された光源ユニット10Cでは、より放熱効率を向上させることが可能となる。ヒートシンク84は、ヒートシンク14(図2)と同様に、表面積を向上させるためのフィン841を有していることが好ましい。
ヒートシンク84は、赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの接続面111Aに隣接する隣接部84CA,84CBを有していればよく、接続面111Aと対向する部分(例えば後述の図15の離間部84S)がなくてもよい(図13)。接続面111Aと対向する部分がない場合(図14)には、配線基板を赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bの端子に半田付けする際の作業性を向上させることができる。
図15に示したように、ヒートシンク84は、接続面111Aに対向する離間部84Sを有していてもよい。離間部84Sを間にして隣接部84CAと隣接部84CBとは連結されており、離間部84Sと隣接部84CAとの間には連結部84RAが、離間部84Sと隣接部84CBとの間には連結部84RBがそれぞれ設けられている。このような離間部84Sおよび連結部84RA,84RBをヒートシンク84に設けることにより、ヒートシンク84の表面積が大きくなり、放熱効率を向上させることができる。
<変形例4>
図16は、変形例4に係る光源ユニット(光源ユニット10D)の断面構成を表したものである。この光源ユニット10Dでは、保持部材12の短辺、長辺それぞれに別々のヒートシンク(ヒートシンク94−1,94−2)が設けられている。この点を除き、光源ユニット10Dは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。図15では、配線基板13を省略して表している。
図16は、変形例4に係る光源ユニット(光源ユニット10D)の断面構成を表したものである。この光源ユニット10Dでは、保持部材12の短辺、長辺それぞれに別々のヒートシンク(ヒートシンク94−1,94−2)が設けられている。この点を除き、光源ユニット10Dは光源ユニット10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。図15では、配線基板13を省略して表している。
光源ユニット10は、ヒートシンク94−1,94−2を有しており、ヒートシンク94−1とヒートシンク94−2とは分離されている。例えば、保持部材12の長辺に沿ってヒートシンク94−1が設けられ、保持部材12の短辺に沿ってヒートシンク94−2が設けられている。ヒートシンク94−1の隣接部94−1CA,94−1CBは、緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11の接続面111Aに接し、ヒートシンク94−2の隣接部94−2CA,94−2CBは、赤色レーザ11Rの接続面111Aに接している。ヒートシンク94−1,94−2は、接続面111Aと対向する離間部94−1S,94−2Sを有していてもよい。ヒートシンク94−1では、隣接部94−1CAと隣接部94−1CBとが離間部94−1Sを介して連結されている。離間部94−1Sと隣接部94−1CAとの間には連結部94−1RAが設けられ、離間部94−1Sと隣接部94−1CBとの間には連結部94−1RBが設けられている。ヒートシンク94−2では、隣接部94−2CAと隣接部94−2CBとが離間部94−2Sを介して連結されている。離間部94−2Sと隣接部94−2CAとの間には連結部94−2RAが設けられ、離間部94−2Sと隣接部94−2CBとの間には連結部94−2RBが設けられている。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、光源ユニット内の複数の発光素子がいずれもレーザ光源である場合について説明したが、これに限定されず、他の発光素子(例えばLED(Light emitting diode)等)を含んでいてもよく、レーザ光源とLEDとを組み合わせて設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態等では、光源ユニットが3つのレーザ光源11(赤色レーザ11R,緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11B)を有する場合について説明したが、光源ユニットは4つ以上のレーザ光源11を含んでいてもよい。あるいは、1つまたは2つのレーザ光源11により光源ユニットを構成するようにしてもよい。
更に、図14では、ヒートシンク84に離間部が設けられていない場合を図示したが、ヒートシンク14(図2)およびヒートシンク94−1,94−2(図16)に離間部が設けられていなくてもよい。
加えて、上記実施の形態等では、保持部材12にレーザ光源11とともに、カップリングレンズ21A,21B,21C、ダイクロイックミラー22A,22B、インテクグレータ23、コンデンサレンズ24、偏光ビームスプリッタ25および反射型液晶素子30が設けられている場合について説明したが、これには限られない。例えば、保持部材12に、レーザ光源11と共にカップリングレンズ21A,21B,21C、ダイクロイックミラー22A,22B、インテクグレータ23およびコンデンサレンズ24を設け、保持部材12の外に偏光ビームスプリッタ25および反射型液晶素子30を設けるようにしてもよい。保持部材12には少なくともレーザ光源11が設けられていればよく、光学部材は適宜配置すればよい。
上記実施の形態等では、空間変調素子として反射型液晶パネルを例に挙げたが、これに限定されず、例えば透過型の液晶パネルやDMD(Digital Micromirror Device)等であってもよい。また、空間変調素子を用いないMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーを利用したレーザ走査式プロジェクタの照明装置(光源ユニット)にも適用可能である。
加えてまた、上記実施の形態等では、照明装置および表示装置の各構成要素(光学系)を具体的に挙げて説明したが、全ての構成要素を備える必要はなく、また他の構成要素を更に備えていてもよい。
更に、上記実施の形態では、表示装置としてプロジェクタを例に挙げたが、本技術は、直視型の表示装置、ステッパ等の露光装置またはセンサ装置にも適用可能である。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であってこれに限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、前記発光素子が収容された保持部材と、前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを備えた照明装置。
(2)前記ヒートシンクには、フィンが設けられている前記(1)に記載の照明装置。
(3)前記配線基板は、前記接続面に対向する位置で前記端子に接続され、前記隣接部の少なくとも一部は、前記配線基板と前記接続面との間に設けられている前記(1)または(2)に記載の照明装置。
(4)前記配線基板は、前記接続面に対向するとともに前記接続面と交差する方向へ屈曲している前記(1)乃至(3)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(5)前記ヒートシンクは前記接続面の一端部に隣接する第1隣接部と、前記接続面の他端部に隣接する第2隣接部とを有している前記(1)乃至(4)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(6)前記ヒートシンクは、前記接続面に対向する離間部と、前記離間部と前記隣接部との間の連結部とを有する前記(1)乃至(5)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(7)前記配線基板には、前記発光素子近傍の温度を検知する温度センサが搭載されている前記(1)乃至(6)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(8)更に、前記発光素子を冷却するための排熱部材を有し、前記保持部材の一方に前記配線基板の少なくとも一部が設けられ、前記保持部材の他方に前記排熱部材が設けられている前記(1)乃至(7)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(9)前記端子は、平面視で前記接続面の外側となる位置で前記配線基板に接続されている前記(1)または(2)に記載の照明装置。
(10)前記保持部材には、前記ヒートシンクの位置を決定するためのガイド部が設けられている前記(1)乃至(9)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(11)前記ガイド部は、前記接続面と平行方向に延在する凸部または凹部である前記(10)に記載の照明装置。
(12)前記発光素子を複数有する前記(1)乃至(11)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(13)前記複数の発光素子の少なくとも一部は、互いに光軸方向が異なるように配置されている前記(12)に記載の照明装置。
(14)前記複数の発光素子に1つのヒートシンクが設けられている前記(12)または(13)に記載の照明装置。
(15)前記保持部材には、前記発光素子を収容する開口が設けられている前記(1)乃至(14)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(16)前記発光素子は、ノッチ部が設けられたステム部を有し、前記保持部材の前記開口には、前記発光素子の前記ノッチ部に嵌合する位置決め部が設けられている前記(15)に記載の照明装置。
(17)更に、光学部材を有し、前記光学部材が前記保持部材に収容されている前記(1)乃至(16)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(18)前記隣接部と前記発光素子との間には、熱伝導層が設けられている前記(1)乃至(17)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(19)前記保持部材が、前記ヒートシンクに一体化されている前記(1)乃至(18)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(20)照明装置と、前記照明装置からの照明光を投射する投射装置とを備え、前記照明装置は、接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、前記発光素子が収容された保持部材と、前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを含む表示装置。
(1)接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、前記発光素子が収容された保持部材と、前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを備えた照明装置。
(2)前記ヒートシンクには、フィンが設けられている前記(1)に記載の照明装置。
(3)前記配線基板は、前記接続面に対向する位置で前記端子に接続され、前記隣接部の少なくとも一部は、前記配線基板と前記接続面との間に設けられている前記(1)または(2)に記載の照明装置。
(4)前記配線基板は、前記接続面に対向するとともに前記接続面と交差する方向へ屈曲している前記(1)乃至(3)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(5)前記ヒートシンクは前記接続面の一端部に隣接する第1隣接部と、前記接続面の他端部に隣接する第2隣接部とを有している前記(1)乃至(4)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(6)前記ヒートシンクは、前記接続面に対向する離間部と、前記離間部と前記隣接部との間の連結部とを有する前記(1)乃至(5)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(7)前記配線基板には、前記発光素子近傍の温度を検知する温度センサが搭載されている前記(1)乃至(6)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(8)更に、前記発光素子を冷却するための排熱部材を有し、前記保持部材の一方に前記配線基板の少なくとも一部が設けられ、前記保持部材の他方に前記排熱部材が設けられている前記(1)乃至(7)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(9)前記端子は、平面視で前記接続面の外側となる位置で前記配線基板に接続されている前記(1)または(2)に記載の照明装置。
(10)前記保持部材には、前記ヒートシンクの位置を決定するためのガイド部が設けられている前記(1)乃至(9)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(11)前記ガイド部は、前記接続面と平行方向に延在する凸部または凹部である前記(10)に記載の照明装置。
(12)前記発光素子を複数有する前記(1)乃至(11)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(13)前記複数の発光素子の少なくとも一部は、互いに光軸方向が異なるように配置されている前記(12)に記載の照明装置。
(14)前記複数の発光素子に1つのヒートシンクが設けられている前記(12)または(13)に記載の照明装置。
(15)前記保持部材には、前記発光素子を収容する開口が設けられている前記(1)乃至(14)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(16)前記発光素子は、ノッチ部が設けられたステム部を有し、前記保持部材の前記開口には、前記発光素子の前記ノッチ部に嵌合する位置決め部が設けられている前記(15)に記載の照明装置。
(17)更に、光学部材を有し、前記光学部材が前記保持部材に収容されている前記(1)乃至(16)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(18)前記隣接部と前記発光素子との間には、熱伝導層が設けられている前記(1)乃至(17)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(19)前記保持部材が、前記ヒートシンクに一体化されている前記(1)乃至(18)のうちいずれか1つに記載の照明装置。
(20)照明装置と、前記照明装置からの照明光を投射する投射装置とを備え、前記照明装置は、接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、前記発光素子が収容された保持部材と、前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを含む表示装置。
1・・・表示装置、1A・・・照明装置、10,10A,10B,10C,10D・・・光源ユニット、11・・・レーザ光源、11R・・・赤色レーザ、11G・・・緑色レーザ、11B・・・青色レーザ、12・・・保持部材、13,13A・・・配線基板、14,84,94−1,94−2・・・ヒートシンク、14CA,14CB,84CA,84CB,94−1CA,94−1CB,94−2CA,94−2CB・・・隣接部、14S,84S,94−1S,94−2S・・・離間部、14RA,14RB,84RA,84RB,94−1RA,94−1RB,94−2RA,94−2RB・・・連結部、15・・・排熱部材、21A,21B,21C・・・カップリングレンズ、22A,22B・・・ダイクロイックミラー、23・・・インテグレータ、24・・・コンデンサレンズ、25・・・偏光ビームスプリッタ、30・・・反射型液晶素子、50・・・投射レンズ、60・・・スクリーン。
Claims (20)
- 接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、
前記発光素子が収容された保持部材と、
前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、
前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクと
を備えた照明装置。 - 前記ヒートシンクには、フィンが設けられている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記配線基板は、前記接続面に対向する位置で前記端子に接続され、
前記隣接部の少なくとも一部は、前記配線基板と前記接続面との間に設けられている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記配線基板は、前記接続面に対向するとともに前記接続面と交差する方向へ屈曲している
請求項3に記載の照明装置。 - 前記ヒートシンクは前記接続面の一端部に隣接する第1隣接部と、前記接続面の他端部に隣接する第2隣接部とを有している
請求項1に記載の照明装置。 - 前記ヒートシンクは、前記接続面に対向する離間部と、前記離間部と前記隣接部との間の連結部とを有する
請求項1に記載の照明装置。 - 前記配線基板には、前記発光素子近傍の温度を検知する温度センサが搭載されている
請求項1に記載の照明装置。 - 更に、前記発光素子を冷却するための排熱部材を有し、
前記保持部材の一方に前記配線基板の少なくとも一部が設けられ、前記保持部材の他方に前記排熱部材が設けられている
請求項7に記載の照明装置。 - 前記端子は、平面視で前記接続面の外側となる位置で前記配線基板に接続されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記保持部材には、前記ヒートシンクの位置を決定するためのガイド部が設けられている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記ガイド部は、前記接続面と平行方向に延在する凸部または凹部である
請求項10に記載の照明装置。 - 前記発光素子を複数有する
請求項1に記載の照明装置。 - 複数の前記発光素子の少なくとも一部は、互いに光軸方向が異なるように配置されている
請求項12に記載の照明装置。 - 複数の前記発光素子に1つのヒートシンクが設けられている
請求項12に記載の照明装置。 - 前記保持部材には、前記発光素子を収容する開口が設けられている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記発光素子は、ノッチ部が設けられたステム部を有し、
前記保持部材の前記開口には、前記発光素子の前記ノッチ部に嵌合する位置決め部が設けられている
請求項15に記載の照明装置。 - 更に、光学部材を有し、
前記光学部材が前記保持部材に収容されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記隣接部と前記発光素子との間には、熱伝導層が設けられている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記保持部材が、前記ヒートシンクに一体化されている
請求項1に記載の照明装置。 - 照明装置と、
前記照明装置からの照明光を投射する投射装置と
を備え、
前記照明装置は、
接続面を有し、前記接続面に端子が設けられた発光素子と、
前記発光素子が収容された保持部材と、
前記発光素子の前記接続面から離間して設けられるとともに、前記端子に電気的に接続された配線基板と、
前記発光素子の前記接続面に隣接した隣接部を有するヒートシンクとを含む
表示装置。
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