JP5234375B2 - 冷却装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、冷却装置と、この冷却装置を備えたプロジェクタに関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から射出された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させる。
このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として発光ダイオードやレーザーダイオード、有機ELなどの半導体発光素子、あるいは、蛍光体等を用いるプロジェクタの開発が多々なされている。しかしながら、光源として採用される半導体発光素子は、熱依存性が高く半導体発光素子の温度が上昇すると電力から光への変換効率が低下するという特性が知られている。
そこで、半導体発光素子の熱をヒートシンクに伝えて、このヒートシンクの基板部に並設される放熱フィンに冷却風を送風することで、半導体発光素子を冷却させる冷却構造が一般的に採用され、また、効率よく冷却をするために様々な提案もなされている(例えば、特許文献1)。
特開2007−201285号公報
特許文献1に記載のプロジェクタは、二個の半導体発光素子を二個のヒートシンクの夫々に熱接続させた光源装置を備えるものである。そして、この光源装置の二個のヒートシンクは、当該ヒートシンクによる放熱方向が互いに反対方向になるように配置されており、熱の干渉を防いで冷却効率を向上させることができるが、夫々のヒートシンクの冷却を個別に行うこととなり、プロジェクタ全体の小型化が困難であった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、小型の電子機器に収納される複数の熱源を効果的に冷却させる冷却装置及び電子機器としてのプロジェクタを提供することを目的としている。
本発明の冷却装置は、複数のベースプレートが近接状態に隣接させて配置され、前記複数のベースプレートは、各々その後方面に立設された平板状の放熱フィンを有し、前記各ベースプレートに立設された放熱フィンは、相互に隣接する前記ベースプレートの後方面上に伸びる延設部を有し、前記各ベースプレートの前面に1個又は複数個の熱源を熱的に接続することを特徴とする。
本発明のプロジェクタは、冷却装置を備えた複数個の熱源を有する光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記光源装置や表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を備え、前記光源装置の冷却装置が上記本発明の冷却装置であることを特徴とする。
本発明によれば、小型の電子機器に収納される複数の熱源を効果的に冷却させる冷却装置及び電子機器としてのプロジェクタを提供することができる。
本発明の実施形態に係るプロジェクタを示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るプロジェクタの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係るプロジェクタの内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係る冷却装置としての第一のヒートシンクの斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷却装置としての第二のヒートシンクの斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷却装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳説する。図1は、プロジェクタ10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、プロジェクタ10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とはプロジェクタ10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
そして、プロジェクタ10は、図1に示すように、略直方体形状であって、プロジェクタ筐体の前方の側板とされる正面パネル12の側方に投影部を有するとともに、この正面パネル12には複数の排気孔17を設けている。さらに、図示しないがリモートコントローラからの制御信号を受信するIR受信部を備えている。
また、筐体の上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられ、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源ユニットや表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。また、上面パネル11は、プロジェクタ筐体の上面と左側面の一部までを覆っており、故障時等には上面パネル11を下面パネル16から取り外せる構成とされている。
さらに、筐体の背面には、背面パネルにUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子が設けられている。また、背面パネルには、複数の吸気孔が形成されている。
次に、プロジェクタ10のプロジェクタ制御手段について図2の機能ブロック図を用いて述べる。プロジェクタ制御手段は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、プロジェクタ10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、このプロジェクタ制御手段により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものであり、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものであり、光源ユニット60から射出された光線束を後述する光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像を形成し、後述する投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、IR受信部35で受信され、IR処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御しており、この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源ユニット60から射出されるように、光源ユニット60の赤色光源装置、緑色光源装置及び青色光源装置の発光を個別に制御する。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源ユニット60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等によりプロジェクタ本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によってはプロジェクタ本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、このプロジェクタ10の内部構造について述べる。図3は、プロジェクタ10の内部構造を示す平面模式図である。
プロジェクタ10は、装置内部に制御回路基板を備えている。この制御回路基板は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えてなる。また、プロジェクタ10は、図3に示すようにプロジェクタ筐体の略中央部分に光源ユニット60を備えている。さらに、プロジェクタ10は、光源ユニット60と左側パネル15との間に光学系ユニット160を備えている。
光源ユニット60は、プロジェクタ筐体の左右方向における略中央部分であって背面パネル13近傍に配置される励起光照射装置70及びこの励起光照射装置70から射出される光線束の光軸上であって正面パネル12の近傍に配置される蛍光発光装置100による緑色光源装置80と、この蛍光発光装置100から射出される光線束と平行となるように正面パネル12の近傍に配置される青色光源装置300と、励起光照射装置70と蛍光発光装置100との間に配置される赤色光源装置120と、蛍光発光装置100からの射出光や赤色光源装置120からの射出光、青色光源装置300からの射出光の光軸が夫々同一の光軸となるように変換して各色光を所定の一面であるライトトンネル175の入射口に集光する導光光学系140と、を備える。
緑色光源装置80における励起光照射装置70は、背面パネル13と光軸が平行になるよう配置された半導体発光素子による励起光源71と、励起光源71からの射出光の光軸を正面パネル12方向に90度変換する反射ミラー群75と、反射ミラー群75で反射した励起光源71からの射出光を集光する集光レンズ78と、励起光源71と右側パネル14との間に配置された後述するヒートシンク81、130と、を備える。
励起光源71は、2行3列の計6個の半導体発光素子である青色レーザーダイオードがマトリクス状に配列されており、各青色レーザーダイオードの光軸上には、各青色レーザーダイオードからの射出光を平行光に変換する集光レンズであるコリメータレンズ73が夫々配置されている。また、反射ミラー群75は、複数の反射ミラーが階段状に配列されてなり、励起光源71から射出される光線束の断面積を一方向に縮小して集光レンズ78に射出する。
ヒートシンク81と背面パネル13との間には、冷却媒体として外気をヒートシンク81側に送風する送風ファンである吸気ファン261が配置されており、この吸気ファン261とヒートシンク81とによって励起光源71が冷却される。
緑色光源装置80における蛍光発光装置100は、正面パネル12と平行となるように、つまり、励起光照射装置70からの射出光の光軸と直交するように配置された蛍光ホイール101と、この蛍光ホイール101を回転駆動するホイールモータ110と、蛍光ホイール101から背面パネル13方向に射出される光線束を集光する集光レンズ群111と、を備える。
蛍光ホイール101は、円板状の金属基材であって、励起光源71からの射出光を励起光として緑色波長帯域の蛍光発光光を射出する環状の蛍光発光領域が凹部として形成され、励起光を受けて蛍光発光する蛍光体として機能する。また、蛍光発光領域を含む蛍光ホイール101の励起光源71側の表面は、銀蒸着等によってミラー加工されることで光を反射する反射面が形成され、この反射面上に緑色蛍光体の層が敷設されている。
そして、蛍光ホイール101の緑色蛍光体層に照射された励起光照射装置70からの射出光は、緑色蛍光体層における緑色蛍光体を励起し、緑色蛍光体から全方位に蛍光発光された光線束は、直接励起光源71側へ、あるいは、蛍光ホイール101の反射面で反射した後に励起光源71側へ射出される。
また、蛍光体層の蛍光体に吸収されることなく、金属基材に照射された励起光は、反射面により反射されて再び蛍光体層に入射し、蛍光体を励起することとなる。よって、蛍光ホイール101の凹部の表面を反射面とすることにより、緑色の光源である励起光源71から射出される励起光の利用効率を上げることができ、より明るく発光させることができる。
なお、蛍光ホイール101の反射面で蛍光体層側に反射された励起光において蛍光体に吸収されることなく励起光源71側に射出された励起光は、第一ダイクロイックミラー141を透過し、蛍光光は第一ダイクロイックミラー141により反射されるため、励起光が外部に射出されることはない。そして、ホイールモータ110と正面パネル12との間にはヒートシンクや排気ファン等が配置されており、これらによって蛍光ホイール101が冷却される。
赤色光源装置120は、励起光源71と光軸が平行となるように並設された赤色光源121と、赤色光源121からの射出光を集光する集光レンズ群125と、を備える。そして、この赤色光源装置120は、励起光照射装置70からの射出光及び蛍光ホイール101から射出される緑色波長帯域光と光軸が交差するように配置されている。
また、赤色光源121は、赤色の波長帯域光を発する半導体発光素子としての赤色発光ダイオードである。さらに、赤色光源装置120は、赤色光源121の右側パネル14側に配置される後述するヒートシンク130を備える。そして、ヒートシンク130と正面パネル12との間には、先述の送風ファンから送風されヒートシンク81、130によって暖められた冷却媒体を吸い込んで装置外部に排出するための吸込みファンとしての排気ファン271が配置されており、この排気ファン271によって赤色光源121が冷却される。なお、ヒートシンク130の基板部及びフィンについては先述のヒートシンク81と併せて後述する。
青色光源装置300は、蛍光発光装置100からの射出光の光軸と平行となるように配置された青色光源301と、青色光源301からの射出光を集光する集光レンズ群305と、を備える。そして、この青色光源装置300は、赤色光源装置120からの射出光と光軸が交差するように配置されている。また、青色光源301は、青色の波長帯域光を発する半導体発光素子としての青色発光ダイオードである。さらに、青色光源装置300は、青色光源301の正面パネル12側に配置されるヒートシンク等を備える。そして、ヒートシンクと正面パネル12との間には排気ファンが配置されており、この排気ファンによって青色光源301が冷却される。
そして、導光光学系140は、赤色、緑色、青色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズや、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせるダイクロイックミラー等からなる。
具体的には、励起光照射装置70から射出される青色波長帯域光及び蛍光ホイール101から射出される緑色波長帯域光の光軸と、赤色光源装置120から射出される赤色波長帯域光の光軸と、が交差する位置に、青色及び赤色波長帯域光を透過し、緑色波長帯域光を反射してこの緑色光の光軸を左側パネル15方向に90度変換する第一ダイクロイックミラー141が配置されている。
また、青色光源装置300から射出される青色波長帯域光の光軸と、赤色光源装置120から射出される赤色波長帯域光の光軸と、が交差する位置に、青色波長帯域光を透過し、緑色及び赤色波長帯域光を反射してこの緑色及び赤色光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する第二ダイクロイックミラー148が配置されている。そして、第一ダイクロイックミラー141と第二ダイクロイックミラー148との間には、集光レンズが配置されている。さらに、ライトトンネル175の近傍には、ライトトンネル175の入射口に光源光を集光する集光レンズ173が配置されている。
光学系ユニット160は、励起光照射装置70の左側方に位置する照明側ブロック161と、背面パネル13と左側パネル15とが交差する位置の近傍に位置する画像生成ブロックと、導光光学系140と左側パネル15との間に位置する投影側ブロック168と、の3つのブロックによって略コの字状に構成されている。
この照明側ブロック161は、光源ユニット60から射出された光源光を画像生成ブロックが備える表示素子51に導光する光源側光学系170の一部を備えている。この照明側ブロック161が有する光源側光学系170としては、光源ユニット60から射出された光線束を均一な強度分布の光束とするライトトンネル175、ライトトンネル175から射出された光を集光する集光レンズ178、ライトトンネル175から射出された光線束の光軸を画像生成ブロック方向に変換する光軸変換ミラー181等がある。
画像生成ブロックは、光源側光学系170として、光軸変換ミラー181で反射した光源光を表示素子51に集光させる集光レンズ183と、この集光レンズ183を透過した光線束が表示素子51に照射され表示素子51で反射されたオン光を投影側光学系220へ照射させるプリズム152と、を有している。さらに、画像生成ブロックは、表示素子51とするDMDを備え、この表示素子51と左側パネル15との間には表示素子51を冷却するためのヒートシンク等が配置されて、このヒートシンク等によって表示素子51が冷却される。
投影側ブロック168は、表示素子51で反射されたオン光をスクリーンに放出する投影側光学系220のレンズ群を有している。この投影側光学系220としては、固定鏡筒に内蔵する固定レンズ群225と可動鏡筒に内蔵する可動レンズ群235とを備えてズーム機能を備えた可変焦点型レンズとされ、レンズモータにより可動レンズ群235を移動させてズーム調整やフォーカス調整を可能としている。
次に、本発明のプロジェクタ10内で並設される熱源である励起光照射装置70と赤色光源装置120とを冷却させる冷却装置について、図を用いて説明する。図4は、本実施形態に係る熱源である励起光源71の背後に位置する冷却装置としての第一のヒートシンク81の斜視図である。図5は、本実施形態に係る熱源である赤色光源121の背後に位置する冷却装置としての第二のヒートシンク130の斜視図である。図6は、第一のヒートシンク81と第二のヒートシンク130とが重なり合うように係合された冷却装置の斜視図である。
励起光源71を放熱させる冷却装置としての第一のヒートシンク81は、金属部材であって、図4に示すように励起光源71の背後で励起光源71に平面で接して熱源となる半導体発光素子と熱的に接続される基板部であるベースプレート81aと、ベースプレート81aから後方面に立設される3枚の並設された平板状の放熱フィン81bと、その下方に3枚の補助放熱フィン81eと、を有する。
3枚の放熱フィン81bは、ベースプレート81aと一体とされる、又は、ベースプレート81aに対して嵌合式等の別部材からなり、ベースプレート81aに接合された放熱フィン基部からその放熱フィン基部の幅で後方に延設される本体部81cと、本体部81cから横方向に延設される延設部81dとを有し、放熱フィン81bの本体部81cの後端縁と延設部81dの後端縁とがベースプレート81aと平行な直線状に形成されており、各放熱フィン81bは、本体部81cと延設部81dとによりL字形状とされている。
また、3枚の補助放熱フィン81eは、図4に示したように、放熱フィン81bの下方で、ベースプレート81aと一体とされる、又は、ベースプレート81aに対して嵌合式等の別部材からなり補助放熱フィン基部からその補助放熱フィン基部の幅で放熱フィン81bの本体部81cと比較して短い長さで、後方に延設されるものである。
図5に示すように、赤色光源121を放熱させる冷却装置としての第二のヒートシンク130は、第一のヒートシンク81同様に金属部材であって、励起光源71と並設される赤色光源121の背後で平面的に接して熱的に接続される基板部であるベースプレート130aと、ベースプレート130aから後方面に立設される3枚の並設された平板状の放熱フィン130bと、その上方に3枚の補助放熱フィン130eと、を有する。
3枚の放熱フィン130bは、第一のヒートシンク81と同様に、ベースプレート130aと一体とされる、又は、ベースプレート130aに対して嵌合式等の別部材からなり、ベースプレート130aに接合された放熱フィン基部からその放熱フィン基部の幅で後方に延設される本体部130cと、本体部130cから横方向に延設される延設部130dとを有し、放熱フィン130bの本体部130cの後端縁と延設部130dの後端縁とがベースプレート130aと平行な直線状に形成されており、各放熱フィン130bは、本体部130cと延設部130dとによりL字形状とされている。
また、3枚の補助放熱フィン130eは、図5に示したように、放熱フィン130bの上方で、ベースプレート130aと一体とされる、又は、ベースプレート81aに対して嵌合式等の別部材からなり補助放熱フィン基部からその補助放熱フィン基部の幅で放熱フィン130bの本体部130cと比較して短い長さで、後方に延設されるものである。
そして、上述の冷却装置である第一のヒートシンク81と第二のヒートシンク130とは、図6に示すように各ベースプレート81a、130aが近接状態に隣接させて配置されて、L字形状の各放熱フィン81b、130bと各補助放熱フィン130e、81eとが相互に平行に重なり合うように配置される。
また、第一のヒートシンク81及び第二のヒートシンク130が重ね合わされた状態では、図6に示したように、各放熱フィン81b、130bが放熱フィン基部から後端縁までの長さを夫々同様とされていることにより、各放熱フィン81b、130bの全ての後端縁が、ベースプレート81a、130aと平行な平面上に形成される。
さらに、各ベースプレート81a、130aに立設されている各放熱フィン81b、130bは、各本体部81c、130cの側縁が平面を形成するように、側縁の立設位置を一直線状に揃えて立設させている。そして、各放熱フィン81b、130bは、各本体部81c、130cから側方に延設される各延設部81d、130dの先端を隣接するベースプレート81a、130aに立設されている放熱フィン81b、130bの側縁が形成する平面と同一平面上に位置させるように、各ベースプレート81a、130aの後方面に位置する本体部81c、130cと延設部81d、130dとにより形成された後端縁の長さを揃えて形成されている。
そして、第一のヒートシンク81及び第二のヒートシンク130が重ね合わされた状態では、L字形状の各放熱フィン81b、130bと各補助放熱フィン130e、81eとが相互に平行に書手の間隔で重なり合うようにして配置される。そして、L字形状の各放熱フィン81b、130bの延設部81d、130dの前端には、隣接するベースプレート81a、130aの後方面に位置する各補助放熱フィン81e、130eとの間に間隙を形成させて、ベースプレート81a、130a近傍の各補助放熱フィン130e、81eから各放熱フィン81b、130bの延設部81d、130dへの熱伝達を抑止している。
なお、この補助放熱フィン81e、130eを設けることなく、ヒートシンク81、130の放熱フィン81b、130bにおける延設部81d、130dの前縁を隣接するヒートシンク130、81のベースプレート130a、81a後面に近接させることもある。
そして、冷却装置は、図3に示したように、近接状態に隣接させて配置された第一のヒートシンク81と第二のヒートシンク130とにおけるベースプレート81a、130aに立設される平板状の放熱フィン81b、130bの延設方向の一方の端部側に冷却ファンとして外気を装置内に吸気させて、ヒートシンク81、130に送風する送風ファンとしての吸気ファン261と、他方の端部側に冷却ファンとしてヒートシンク81、130で暖められた空気を吸い込んで装置外に排気させる吸込みファンとしての排気ファン271と、を備える。
そして、これらの冷却ファンを備えることにより、冷却媒体の流れに沿って配置される熱源を上流下流と区別することのない冷却構造とすることにより、ダクトなどの分流部材を用いることなく、新鮮な冷却風を各放熱フィン81b、130bに上流用と、下流用とに分けて送風することができ、均等に放熱させることができる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。本実施形態では、ベースプレートの前面に熱源として励起光源71及び赤色光源121の発光源を例示して説明してきたが、光源として蛍光発光装置100や青色光源301等の発光源を含めた複数個の発光源に適用してもよく、それに伴って、延設部を片側に有するL字型の放熱フィンを設けたヒートシンクを両側に、左右に延設部を有するT字型等の放熱フィンを有するヒートシンクを中間に、配置するように3個、4個、又はそれ以上のヒートシンクを一列に近接させて配置する構成としても構わない。
また、上記実施形態では、3枚のフィンを有する複数枚のフィンからなる構成で説明したが、本発明は、フィンが1枚である構成であっても構わない。
そして、上記実施形態では、3枚のフィンを有する複数枚のフィンは等間隔に立設されているように図示して説明したが、熱源の発熱状況に応じて、間隔は調整されるものであって、必ずしも等間隔に立設されている必要はない。
また、冷却装置は、複数個の熱源としては、例えば、DMD等の表示素子51、大電流型半導体素子及び電源回路等の熱源の冷却構造にも適用可能である。
さらに、本発明の実施形態として、プロジェクタ10を適用して説明してきたが、これに限定するものでなく、熱源となる半導体素子等が実装されているパーソナルコンピュータや、プリンター、複合機等の電子機器にも適用できる。
以上のように、本発明の実施形態によれば、小型の電子機器に収納されて、冷却媒体の流れの上流と下流とに配置される複数の熱源を効果的に冷却させる冷却装置及び電子機器としてのプロジェクタ10を提供することができる。
また、本発明の実施形態によれば、各放熱フィン81b、130bの本体部81c、130cの後端縁と延設部81d、130dの後端縁とがベースプレート81a、130aと平行な直線状に形成されていることから、プロジェクタ10等の電子機器内のレイアウト設計をコンパクトとすることができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、各ベースプレート81a、130aに立設される各放熱フィン81b、130bが相互に平行に所定の間隔に配置され、隣接させて配置された各ベースプレート81a、130aの全ての放熱フィン81b、130bが相互に所定の間隔に揃って配置されていることから、面積を有する熱源を効率よく放熱させることができる。
そして、本発明の実施形態によれば、各ベースプレート81a、130aに立設されている全ての放熱フィン81b、130bが、その後端縁を各ベースプレート81a、130aと平行な平面上に位置させる長さとされていることから、コンパクトな冷却装置とすることができる。
また、本発明の実施形態によれば、各ベースプレート81a、130aに立設されている放熱フィン81b、130bが、各本体部81c、130cの側縁が平面を形成するように各ベースプレート81a、130aから立設され、且つ、本体部81c、130cから側方に延設される各延設部81d、130dの先端を隣接する各ベースプレート81a、130aに立設されている放熱フィン81b、130bの側縁が形成する平面と同一平面上に位置させていることから、各放熱フィン81b、130bに均等に外気等からの冷却媒体を当てることができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、ベースプレート81a、130aに立設されている放熱フィン81b、130bが、延設部81d、130dの前端が隣接するベースプレート81a、130aの後方面との間に間隙を備え、隣接するベースプレート81a、130aの後方面には、この間隙に収納されて隣接するベースプレート81a、130aの放熱フィン81b、130bにおける延設部81d、130cに接しない長さとされた補助放熱フィン81e、130eを有することから、各ヒートシンク81、130に均等に外気等からの冷却媒体を当てることができる。
そして、本発明の実施形態によれば、近接状態に隣接させて配置されたベースプレート81a、130aにおける平板状の放熱フィン81b、130bの延設方向に冷却ファンを備えることから、装置内の冷却媒体の流路を直線にして効率的に放熱させることができる。
また、本発明の実施形態によれば、冷却ファンは、隣接させて配置された複数のベースプレートの一方の端部側に送風ファンとして設けられるとともに、他方の端部側に吸込みファンとして配置されるように2個の冷却ファンを設けていることから、吸気、排気を効率よく実行できる。
さらに、本発明の実施形態によれば、複数個の熱源は、発光源であることから、光源の点灯寿命等を長くすることができ装置の信頼性を高めることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 複数のベースプレートが近接状態に隣接させて配置され、
前記複数のベースプレートは、各々その後方面に立設された平板状の放熱フィンを有し、
前記各ベースプレートに立設された放熱フィンは、相互に隣接する前記ベースプレートの後方面上に伸びる延設部を有し、
前記各ベースプレートの前面に1個又は複数個の熱源を熱的に接続することを特徴とする冷却装置。
[2] 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、ベースプレートと一体とされる基部から該基部の幅で後方に延設される本体部と、該本体部から横方向に延設される前記延設部を有し、放熱フィンの前記本体部の後端縁と前記延設部の後端縁とが前記ベースプレートと平行な直線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
[3] 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、複数枚からなり、相互に平行に所定の間隔に配置され、隣接させて配置された複数のベースプレートの全ての放熱フィンが相互に所定の間隔に揃って配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
[4] 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、複数枚からなり、
前記各ベースプレートに立設されている全ての放熱フィンは、その後端縁を前記ベースプレートと平行な平面上に位置させる長さとされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の冷却装置。
[5] 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、複数枚からなり、
前記各ベースプレートに立設されている放熱フィンは、各本体部の側縁が平面を形成するように前記ベースプレートから立設され、且つ、本体部から側方に延設される各延設部の先端を隣接する前記ベースプレートに立設されている前記放熱フィンの側縁が形成する平面と同一平面上に位置させていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の冷却装置。
[6] 前記ベースプレートに立設されている放熱フィンは、前記延設部の前端が隣接する前記ベースプレートの後方面との間に間隙を備え、隣接する前記ベースプレートの後方面には、この間隙に収納されて隣接する前記ベースプレートの放熱フィンにおける延設部に接しない長さとされた補助放熱フィンを、更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の冷却装置。
[7] 前記近接状態に隣接させて配置された複数のベースプレートにおける前記平板状の放熱フィンの延設方向に冷却ファンを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の冷却装置。
[8] 前記冷却ファンは、隣接させて配置された複数のベースプレートの一方の端部側に送風ファンとして設けられるとともに、他方の端部側に吸込みファンとして配置されるように2個の冷却ファンを設けていることを特徴とする請求項7に記載の冷却装置。
[9] 前記複数個の熱源は、発光源であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の冷却装置。
[10] 冷却装置を備えた複数個の熱源を有する光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記光源装置や表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を備え、
前記光源装置の冷却装置が請求項1乃至請求項8の何れかに記載の冷却装置であることを特徴とするプロジェクタ。
[11] 前記光源装置が複数個の熱源として赤色波長帯域光を発する光源、青色波長帯域光を発する光源、及び、緑色波長帯域光を発する光源を備えていることを特徴とする請求項10に記載のプロジェクタ。
10 プロジェクタ
11 上面パネル 12 正面パネル
13 背面パネル 14 右側パネル
15 左側パネル 16 下面パネル
17 排気孔 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 IR受信部
36 IR処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子
60 光源ユニット 70 励起光照射装置
71 励起光源 73 コリメータレンズ
75 反射ミラー群 78 集光レンズ
80 緑色光源装置
81 ヒートシンク 81a ベースプレート
81b 放熱フィン 81c 本体部
81d 延設部 81e 補助放熱フィン
100 蛍光発光装置
101 蛍光ホイール
110 ホイールモータ 111 集光レンズ群
120 赤色光源装置 121 赤色光源
125 集光レンズ群
130 ヒートシンク 130a ベースプレート
130b 放熱フィン 130c 本体部
130d 延設部 130e 補助放熱フィン
140 導光光学系 141 第一ダイクロイックミラー
148 第二ダイクロイックミラー 152 プリズム
160 光学系ユニット 161 照明側ブロック
168 投影側ブロック 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 181 光軸変換ミラー
183 集光レンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群
261 吸気ファン 271 排気ファン
300 青色光源装置 301 青色光源
305 集光レンズ群

Claims (11)

  1. 複数のベースプレートが近接状態に隣接させて配置され、
    前記複数のベースプレートは、各々その後方面に立設された平板状の放熱フィンを有し、
    前記各ベースプレートに立設された放熱フィンは、相互に隣接する前記ベースプレートの後方面上に伸びる延設部を有し、
    前記各ベースプレートの前面に1個又は複数個の熱源を熱的に接続することを特徴とする冷却装置。
  2. 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、ベースプレートと一体とされる基部から該基部の幅で後方に延設される本体部と、該本体部から横方向に延設される前記延設部を有し、放熱フィンの前記本体部の後端縁と前記延設部の後端縁とが前記ベースプレートと平行な直線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、複数枚からなり、相互に平行に所定の間隔に配置され、隣接させて配置された複数のベースプレートの全ての放熱フィンが相互に所定の間隔に揃って配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、複数枚からなり、
    前記各ベースプレートに立設されている全ての放熱フィンは、その後端縁を前記ベースプレートと平行な平面上に位置させる長さとされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の冷却装置。
  5. 前記各ベースプレートに立設される放熱フィンは、複数枚からなり、
    前記各ベースプレートに立設されている放熱フィンは、各本体部の側縁が平面を形成するように前記ベースプレートから立設され、且つ、本体部から側方に延設される各延設部の先端を隣接する前記ベースプレートに立設されている前記放熱フィンの側縁が形成する平面と同一平面上に位置させていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の冷却装置。
  6. 前記ベースプレートに立設されている放熱フィンは、前記延設部の前端が隣接する前記ベースプレートの後方面との間に間隙を備え、隣接する前記ベースプレートの後方面には、この間隙に収納されて隣接する前記ベースプレートの放熱フィンにおける延設部に接しない長さとされた補助放熱フィンを、更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の冷却装置。
  7. 前記近接状態に隣接させて配置された複数のベースプレートにおける前記平板状の放熱フィンの延設方向に冷却ファンを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の冷却装置。
  8. 前記冷却ファンは、隣接させて配置された複数のベースプレートの一方の端部側に送風ファンとして設けられるとともに、他方の端部側に吸込みファンとして配置されるように2個の冷却ファンを設けていることを特徴とする請求項7に記載の冷却装置。
  9. 前記複数個の熱源は、発光源であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の冷却装置。
  10. 冷却装置を備えた複数個の熱源を有する光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記光源装置や表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を備え、
    前記光源装置の冷却装置が請求項1乃至請求項8の何れかに記載の冷却装置であることを特徴とするプロジェクタ。
  11. 前記光源装置が複数個の熱源として赤色波長帯域光を発する光源、青色波長帯域光を発する光源、及び、緑色波長帯域光を発する光源を備えていることを特徴とする請求項10に記載のプロジェクタ。
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