JPS624190A - 柔構造作業機 - Google Patents

柔構造作業機

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JPS624190A
JPS624190A JP14100985A JP14100985A JPS624190A JP S624190 A JPS624190 A JP S624190A JP 14100985 A JP14100985 A JP 14100985A JP 14100985 A JP14100985 A JP 14100985A JP S624190 A JPS624190 A JP S624190A
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竹田 栄
昭 橋本
東海林 宏明
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば低剛性多関節構造を有する荷役作業機
等の柔構造作業機に関し、特に、作業対象物の地切り前
には上部旋回体をロック状態におき、地切り絆了後にこ
のロックを自動的に解除しうるようにした柔構造作業機
に関する。
〔従来技術〕
例えば、荷役作業機等の建設機械にあっては大型の重量
物を取扱う関係から長大なアームを複数連結し、全体と
して20〜30mの多rA節機構を構成しているが、こ
の種の建設機械では各アニムが大型化、重量化し、大き
な慣性力が作用する上に、各アームを駆動するアクチュ
エータを大型化しなければならず、製造原価の高騰を招
いている。
このため、各アー1、を長くすると共に軽量化するよう
にした柔構造の作業機に対するニーズが高まっている。
第6図および第7図に従来技術による柔構造を有する荷
役作業職を例に挙げて示す。
図において、lは作業機本体で、該本体lはr部走行体
LAと、該下部走行体IA、IImに旋回可能に搭載さ
れた上部旋回体IBとからなる。
2は前記上部旋回体IBの前部に回動可能に取付けられ
たアームで、該アーム2は上部旋回体IBに回動可能に
ビン結合された第1のアーム3と、該21のアーム3先
端に回動可能にビン結合された第2のアーム4とからな
り、該各アーム3.4は長さ寸法が比較的長く、かつ軽
量化されているため、各アーム3.4が弾性的に撓み変
形するようになっている。5は第1のアーム3を回動さ
せる油圧シリンダ、6は第2のアーム4を回動させる油
圧シリンダである。
7は前記第2のアーム4の先端に回動可能にビン結合さ
れた作業装置としての把持装置で、該把持装置7は一対
の把持部7A 、7Aを有し、該各把持部7Aは油圧モ
ータ8によって相互に接近または離反するように駆動さ
れ、作業対象物とじての荷物9を把持するようになって
いる。
このように構成された荷役作業機では、例えば、地面上
に載置された荷物9を持上げる場合、油圧シリング5.
6によって第1および@2のアーム3.4を回動させて
、把持装置7を荷物9上に配置し、油圧モータ8を駆動
して各把持部7A間で荷物9を把持した後、前記油圧シ
リンダ5を徐々に伸長させて第1のアーム3、MS2の
アーム4を1向きに回動させ、荷物9を地面からゆっく
りと持上げるようにして地切り作業を行うようにし、そ
の後、上部旋回体lBを旋回させて荷物9を所望の位置
へと持運ぶようにしている。
ところで、上述の如く構成された荷役作業機では、各ア
ーム3,4を軽量化しているから1作動時に各アーム3
.4に作用する慣性力を小さくできる上に、各アーム3
.4を回動するための油圧シリンダ5,6を小型化でき
、製造コストを削減することができる。
しかし、この種の荷役作業機では、各アーム3.4を軽
量化すると共に長大化しているため、各アーム3.4の
剛性が低くなり、荷物9の重量により各アーム3,4が
直線A、Bから曲線A。
Bで示す如く弾性的に撓み変形し易くなっている。
このため、荷物9の地切り作業を行う場合、各アーム3
,4を上向きに回動させても、荷物9の重量によって各
アーム3.4が撓んでしまい、荷物9が実際に地切りさ
れ地面から離れたかどうかを判断するのが難しくなって
いる。そして、荷物9が地面から完全に離れる前に上部
旋回体IBを旋回させると、これによって荷物9が引摺
られ。
第7図に示すように各アーム3,4が水平方向に直線C
から曲線Cの如く弾性的に撓み変形し、荷物9を地面か
ら離した瞬間にこの撓み変形の反動によって各アーム3
.4が振動を起し、この振動が長時間持続すると、荷ぶ
れを起す上に、操作性が悪くなり1作業の安全性を確保
できなくなる。
ところが、従来技術では、前記地切り作業を運転者が第
2のアーム4の先端や荷物9を目視しながら勘と経験を
頼りにして行なっているに過ぎず、視界が遮られる作業
場等においては、地切りが完了する前に1部族回体を旋
回させてしまうことがあり、各アーム3.4を水平方向
に撓ませて振動を引起してしまう。
このため、従来技術では、前述の如き振動によって荷ぶ
れを起こし、操作性が悪化するばかりでなく安全性を確
保できないという欠点がある。また、前記振動によって
各アーム3,4に繰返し荷重が加えられ、各アーム3,
4が疲労し、寿命を低下させてしまうという欠点がある
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
1本発明が解決しようとする問題点は、作業対象物の地
切り前には上部旋回体をロック状態におき、地切りが完
了した段階でロック状態を自動的に解除できるようにし
て、アームの振動を防止でき、操作性や安全性を向上で
き、アームの疲労寿命を向上させうるようにした柔構造
作業機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために本発明は、下部走行体
に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に
回動可能に設けられた少なくとも1本の柔構造なアーム
と、該アームの回動角を検出する角度検出手段と1作業
対象物によって前記アームの先端側に付与される荷重を
検出する荷重検出手段と、前記作業対象物の地切り作業
に際して前記上部旋回体をロック状態におくためのロッ
ク信号を出力するロック指令手段と、前記角度検出手段
からの角度信号により前記アーム先端の移動量を求める
と共に、前記荷重検出手段からの宵重信号により荷重の
変化量を求め、該荷重の変化量を前記移動量でもって演
算する演算手段と、該演算手段からの演算結果に基づき
前記作業対象物の地切りが完了したか否かを判定し、地
切りが完了したと判定したときには前記上部旋回体のロ
ックを解除するロック解除信号を出力する動作判定手段
とからなる構成を採用している。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第5図に基づき、
荷役作業機を例に挙げて説明する。なお、実施例におい
て、前述した第6図、第7図に示す従来技術と同一の構
成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図において、11は油圧シリンダ5,6を介して第1お
よび第2のアーム3,4を回動操作するための操作レバ
ーで、該操作レバーllは上部旋回体IBの運転室内に
設けられ運転者によって手動操作されるようになってい
る。12.13はそれぞれ油圧シリンダ5.6に供給す
る圧油の流量を制御するため上部旋回体IB内に配設さ
れる流量制御弁としてのサーボ弁で、該各サーボ弁12
.13は後述する動作指令部22を介して前記操作レバ
ー11に接続され、該操作レバー11の操作量に応じて
前記圧油の流量を制御するようになっている。
14は上部旋回体IBと第1のアーム3とのピン結合部
に設けられ、このピン結合部を通る水平iHに対する@
1のアーム3の回動角を検出し、角度信号θ1を出力す
る角度計、15は第1のアーム3と第2のアーム4との
ピン結合部に設けられ、該第1のアーム3に対する第2
のアーム4の回動角を検出し、角度信号θ2を出力する
角度計で、該各角度計14.15によってアーム2の回
動角を検出する角度検出手段が構成されており。
、前記角度信号θl 、θ・2は後述する第1演算部2
0Aに出力されるようになっている。16は第2のアー
ム4先端と把持装置7とのピン結合部に設けられた荷重
検出手段としての荷重センナで。
該荷重センサ16は把持装置7で把持した荷物9によっ
て第2のアーム4先端に付与される荷重を検出し、荷重
信号Pを後述の第1演算部20Aへと出力するようにな
っている。
一方、図中17は上部旋回体IBを旋回させる旋回モー
タ等からなる旋回回路、18は該旋回回路17を介して
上部旋回体IBを旋回操作するための旋回操作レバーで
、該旋回操作レバー18は上部旋回体IBの運転室内に
設けられ、運転者によって手動操作されるようになって
いる。ここで、該旋回操作レバー18は例えば、電磁ソ
レノイド等からなるレバーロック装M 18 Aを有し
、該レバーロック装置18Aは後述のスイッチ19から
ロック信号が入力されると自動的にロック状fムにおか
れ、J!!転者による該旋回操作レバー18の手動操作
を不可衡とし、後述の動作判定手段21からロック解除
信号が入力されたときにはロック状態を解除し、運転者
による旋回操作レバー18の手動操作が可能となるよう
に構成されている。
次に、19は上部旋回体IBの運転室内に設けられ、荷
物9の地切り作業に際して前記操作レバー11の操作前
に運転者によって押下されるロック指令手段としてのス
イッチで、該スイッチ19は押下されるとON状態に設
定され、後述の記憶部20B、動作判定手段21を介し
てレバーロック装’1118 Aへとロック信号を出力
するようになっている。また、このとき該スイッチ19
は図示しない回路を介して把持装置7に荷物9を把持す
ることを指示すると共に、@述の動作指令部22に地切
り作業の開始を指示し、該動作指令部22は操作レバー
11の操作量に応じた信号を各サーボ弁12.13へと
出力し、各油圧シリンダ5゜6を介して各アーム3,4
が荷物9を実質的に引摺ることなく鉛直方向へと持上げ
、良好に地切り作業を行ないうるように各アーム3,4
の回動を制御するようになっている。
20は前記各角度計14.15からの角度信号01 、
θ2により第2のアーム4先端の移動量dδを求めると
共に、前記荷重センサ16からの荷重信号Pにより荷重
の変化量dFを求め、該荷重の変化量dFを移動量dδ
でもって演算する演算手段で、該演算手段20は第1演
算部20A、記憶部20Bおよび第2演算部20Cから
構成される。ここで、第1演算部20Aは第2図に例示
する如さ関係下に各アーム3.4および角度信号01 
、θ2があるとき、基準線Rからの第2アーム4先端の
位置δを、例えば、 δ=L+見1sIn o−見?9.。(θ1十02)な
る関数から求め、微小の移動量dδごとに位置データδ
1 、δ2・・・δm+  、61等をサンプリングす
ると同時に、これに対応して微小の移動量dδごとに荷
重信号Pから荷重データF1.F2・・・Fl−1、F
i Jを求める。また、記憶部20Bはスイッチ19の
開成によって第1演算fil120Aからの最初の位置
データδ1.荷重データFl を取込み、これ以後の各
データは後述する動作判定手段21から更新信号が入力
されたときにのみ第1演算部20Aからの位置データδ
2 、δ3 。
・・・、荷重データF2  * Fl  r・・・を順
次取込み更新するようになっている。さらに、第2演算
部20Cは第1演算部20Aから最初の位置データδ1
、荷重データFlが入力され、以後微小の移1!ltd
δごとに順次位tデータδ2 、δ3 、・・・、荷重
データF2  * Fl  、・・・が自動的に入力さ
れ、記憶部20Bに記憶されている更新前の位置データ
δ1 、δ2 、・・・と荷重データFl  、F2 
 +・・・とをdF/dδなる微分演算を行い、この演
算結果を後述の動作判定手段21に出力する檄億を有す
る。即ち、第2演算部20Cは位置データδ1゜荷重デ
ータF1が第1演算部20Aから入力されている状態で
、第2のアーム4先端が微小の移動量dδだけ移動して
、第1演算部20Aから位置データδ2、荷重データF
2が入力されたとき。
記憶部20Bから位置データδ1を取込んで、これらの
位置データδI 、δ2および荷重データFl、F2か
ら移動idδ=δ2−δ■および荷重の変化量dF=F
z −Fl を求め、dF/dδなる微分演算を行うよ
うになっており、以後同様の演算を順次行う。
ここで、第3図は前述のようにして求めた位置データδ
と荷重データFとの関係を特性曲線gでもって表してお
り、第4図はこの特性曲線gを拡大して示すと共に第2
演算部20CにおけるdF/dδなる演算結果を特性曲
線g′でもって表わしている。また、点Gは荷物9の地
切りが完了した時点における位置データδ1、荷重デー
タFl を示している。即ち、荷重データFi は荷物
9の重量に対応している。そして、第2演算部20Cに
おけるdF/dδなる演算結果は荷物9の地切り途中で
はdF/dδ〉0となり、地切りが完了するとdδ〉0
、dF=oとなるからdF/dδ=0となり、後述の動
作判定部21において地切りの完了が判定されるように
なっている。一方、地切り作業の途中で各アーム3.4
の回動を停止させた場合には、dδ=Q、dF=0とな
りdF/dδ=0となって誤動作が生じるので、この誤
動作を防止すべく位置データδがdδだけ増加しない間
は第1演算部20Aから第2演算部20Cへと各データ
δ、Fが出力されず、第2演算部20Gにおける演算結
果は各アーム3゜4の停止前の値に維持されるようにな
っている。
次に、21は前記第2演算部20Cからの演算結果dF
/dδに基づき荷物9の地切りが完了したか否かを判定
する動作判定手段で、該動作判定手段21は前記演算結
果がdF/、dδ=Oとなったときに地切りの完了を判
定し、前記レバーロック装置18Aへとロック解除信号
を出力し、旋回操作レバー18のロック状態を解除する
ようになっている、一方、前記演算結果がdF/dδ〉
0の間は地切りの途中であることを判定し、後述の動作
指令部22へと各アーム3,4の回動動作を継続するよ
うに指示すると共に、前記記憶部20Bに位置データδ
、荷重データFを更新するように指示し、該記憶部20
Bでは例えば位置データδ1、荷重データF1がリセッ
トされ1次なる時点の位ごデータδ2.荷重データF2
が記憶され、順次位置データδ、荷重データFが更新さ
れ、記憶される。
さらに、22は前記スイッチ17がON状態に設定され
ると第5図に示すように前記操作レバー11の操作量に
応じた微小特性りを設定して、微速信号を各サーボ弁1
2.13へと出力し、各油圧シリンダ5.6を介して各
アーム3,4に荷物9の地切り作業を行わせる動作指令
部で、該動作指令部22は前記動作判定手段21からロ
ック解除信号が出力されたときには、再び操作レバーi
tの操作量に対応した高特性Eを設定し、通常のフロン
ト動作信号を出力するようになっている。
次に、以1の通り構成される荷役作業機の作動について
説明する。
まず、操作レバー11を手動操作して各アーム3.4を
回動させ1把持装M7を荷物9の位置に配置し、スイッ
チ19をON状態に設定する。これによって旋回操作レ
バー18はロック状態に設定され、把持装F!I7は荷
物9を把持する一方、動作指令部22は地切り作業の開
始状態に設定される。この状態で、操作レバー11を再
び操作すると、該動作指令部22は第5図中の特性りに
基づき操作量に応じた微速信号を各サーボ弁12゜13
へと出力し、各油圧シリンダ5,6を介して各アーム3
,4に荷物9の地切り作業を行わせる。
このとき、各角度計14.15は各アーム3゜4の回動
角を検出して角度信号θ1 、θ2を、また、荷重セン
サ16は荷重信号Pをそれぞれ第1演算部20Aへと出
力し、該第1演算部20Aでは微小の移動idδごとに
位置データδと荷重データFとを求め、初期位置データ
δl、荷重データF1を記憶部20B、第2演算部20
Cに出力し、アーム4先端が微小移動量dδだけ移動す
ると、次なる位置データδ2、荷重データF2を第2@
算部20C−と出力する。そして、該第2演算部20G
では前記データδ2 、F2と記憶部20Bからのデー
タδ1tFl  とからdF/dδなる微分演算を行い
、この演算結果を動作判定手段21へと出力し、該動作
判定手段21は演算結果がdF/dδ〉Oであるとき、
地切り途中であることを判定し、記憶部20Bの各デー
タδ1 。
F!をリセットさせ、次なるデータδ2 、F2を記憶
させると共に動作指令部22に地切り作業の継続を指示
する。そして、第2演算部20Cはアーム4先端が微小
移動するごとに、演算dF/dδを順次行い、各演算結
果が動作判定手段21において判定され、各データδ、
Fが第4図中の点Gを越えたときには、dF=Oとなる
から演算結果がdF/dδ=0となり、該動作判定手段
21は地切りが完了したことを判定し、レバーロック装
、%118Aにロック解除信号を出力し、旋回操作レバ
ー18のロック状態を解除する。かくして、旋回操作レ
バー18を手動操作することにより、旋回回路17を介
して上部旋回体IBが旋回操作可能となる。
従って、本実施例によれば、地切り作業時に自動的に旋
回操作レバー18がロック状態におかれ、地切り作業の
完了後にこのロック状態が解除されるから、視界が遮ら
れた作業場等においても地切り前に上部旋回体IBを旋
回させ荷物9を引摺って各アーム3.4に振動を引き起
してしま゛うような事態を確実に防止でき、操作性を向
上でき、作業の安全性を確保できる。また、各アーム3
.4の疲労寿命を確実に向丘させることができ、各アー
ム3.4の軽輩化や長大化を促進することができる。
なお、前記実施例では、第2演算部20Cにおいて微分
演算dF/dδを行うものとして述べたが、これに代え
て、他の演算、例えばdFXdδなる演算を行ってもよ
い。
また、前記実施例では、旋回操作レバー18をレバーロ
ック装置18Aによってロックすることにより上部旋回
体IBをロック状態におくものとして述べたが、これに
代えて、旋回モータ等の旋回回路17自体をロックする
ようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、1本の操作レバー11で各サ
ーボ弁12.13を介して油圧シリンダ5.6を操作す
るものとして述べたが、各油圧シリンダ5,6を別々の
操作レバーで操作するようにしてもよいことは勿論であ
る。この場合、動作判定手段によって作動する動作指令
部22も各操作レバー毎に設けられるものである。さら
にまた、前記実施例では、地切り作業時に各アーム3.
4を回動させるものとして述べたが、いずれかのアーム
3または4のみを回動させるようにしてもよい。
加えて、前記実施例では荷役作業機を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限定されず、油圧クレーン等の他
の柔構造作業機に適用できるもので、この場合、アーム
2を1個または3個以上のアームで構成してもよい、ま
た1把持装R7以外の作業装置、例えば吊り筒用のフッ
ク等を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明によれば、作業対象物の地切
り作業に際して上部旋回体をロック状態におくロック指
令手段を設け、演算手段において、該作業対象物によっ
てアームの先端側に付与される荷重の変化量を該アーム
先端の移動量でもって演算するようにし、この演算結果
に基づいて動作判定手段で地切り作業が完了したか否か
を判定し、地切りが完了したと判定したときに前記上部
旋回体のロックを解除するようにしたから、地切り前に
上部旋回体を旋回させ、作業対象物を引摺り、アームを
振動させるような事態を確実に防止でき、操作性を向E
でき、作業の安全性を確保できる。また、アームの疲労
寿命を向上でき、該アームの軽量化、長大化を促進させ
ることができ、柔構造作業機において生じている地切り
作業時の問題を確実に解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例に係り、第1図は
荷役作業機とその制御回路を示す説明図、第2図は第1
図中に示す荷役作業機のフロント先端位置を求めるため
の説明図、第3図は移動量と荷重の変化量との関係を示
す線図、第4図は第3図中の要部を拡大し、微分演算の
結果をサンプリングした線図、第5図は第1図中に示す
動作指令部で出力されるメータリング特性線図、第6図
および第7図は従来技術による荷役作業機を示し、第6
図はその作動状態を示す正面図、第7図は第6図中の要
部を示す平面図である。 l・・・本体、IA・・・下部走行体、IB・・・1部
旋回体、2・・・アーム、3・・・第1のアーム、4・
・・第2のアーム、5.6・・・油圧シリンダ、14.
15・・・角度計、16・・・荷重センサ、17・・・
油圧回路、18・・・旋回操作レバー、19川スイツチ
、20・・・演算手段、21・・・動作判定手段、dδ
・・・移動量、dF・・・荷重の変化量。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上
    部旋回体に回動可能に設けられた少なくとも1本のアー
    ムと、該アームの回動角を検出する角度検出手段と、作
    業対象物によって前記アームの先端側に付与される荷重
    を検出する荷重検出手段と、前記作業対象物の地切り作
    業に際して前記上部旋回体をロック状態におくためのロ
    ック信号を出力するロック指令手段と、前記角度検出手
    段からの角度信号により前記アーム先端の移動量を求め
    ると共に、前記荷重検出手段からの荷重信号により荷重
    の変化量を求め、該荷重の変化量を前記移動量でもって
    演算する演算手段と、該演算手段からの演算結果に基づ
    き前記作業対象物の地切りが完了したか否かを判定し、
    地切りが完了したと判定したときには前記上部旋回体の
    ロックを解除するロック解除信号を出力する動作判定手
    段とから構成してなる柔構造作業機。
JP14100985A 1985-06-27 1985-06-27 柔構造作業機 Granted JPS624190A (ja)

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JPH0534279B2 JPH0534279B2 (ja) 1993-05-21

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8684535B2 (en) 2011-03-23 2014-04-01 Casio Computer Co., Ltd. Cooling unit including base plates each having a radiating fins that has an extending portion to extend over an adjacent base plate, and projector
WO2020166689A1 (ja) * 2019-02-14 2020-08-20 株式会社タダノ 地切り判定装置、地切り制御装置、及び移動式クレーン
WO2021182396A1 (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 株式会社タダノ 制御装置、端末、及び演算方法
JP2022029275A (ja) * 2020-08-04 2022-02-17 株式会社豊田自動織機 荷役車両の制御装置

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