JPH0534279B2 - - Google Patents
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- JPH0534279B2 JPH0534279B2 JP14100985A JP14100985A JPH0534279B2 JP H0534279 B2 JPH0534279 B2 JP H0534279B2 JP 14100985 A JP14100985 A JP 14100985A JP 14100985 A JP14100985 A JP 14100985A JP H0534279 B2 JPH0534279 B2 JP H0534279B2
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば低剛性多関節構造を有する荷
役作業機等の柔構造作業機に関し、特に、作業対
象物の地切り前には上記旋回体をロツク状態にお
き、地切り終了後にこのロツクを自動的に解除し
うるようにした柔構造作業機に関する。
役作業機等の柔構造作業機に関し、特に、作業対
象物の地切り前には上記旋回体をロツク状態にお
き、地切り終了後にこのロツクを自動的に解除し
うるようにした柔構造作業機に関する。
例えば、荷役作業機等の建設機械にあつては大
型の重量物を取扱う関係から長大なアームを複数
連結し、全体として20〜30mの多関節機構を構成
しているが、この種の建設機械では各アームが大
型化、重量化し、大きな慣性力が作用する上に、
各アームを駆動するアクチユエータを大型化しな
ければならず、製造原価の高騰を招いている。
型の重量物を取扱う関係から長大なアームを複数
連結し、全体として20〜30mの多関節機構を構成
しているが、この種の建設機械では各アームが大
型化、重量化し、大きな慣性力が作用する上に、
各アームを駆動するアクチユエータを大型化しな
ければならず、製造原価の高騰を招いている。
このため、各アームを長くすると共に軽量化す
るようにした柔構造の作業機に対するニーズが高
まつている。
るようにした柔構造の作業機に対するニーズが高
まつている。
第6図および第7図に従来技術による柔構造を
有する荷役作業機を例に挙げて示す。
有する荷役作業機を例に挙げて示す。
図において、1は作業機本体で、該本体1は下
部走行体1Aと、該下部走行体1A上に旋回可能
に搭載された上部旋回体1Bとからなる。
部走行体1Aと、該下部走行体1A上に旋回可能
に搭載された上部旋回体1Bとからなる。
2は前記上部旋回体1Bの前部に回動可能に取
付けられたアームで、該アーム2は上部旋回体1
Bに回動可能にピン結合された第1のアーム3
と、該第1のアーム3先端に回動可能にピン結合
された第2のアーム4とからなり、該各アーム
3,4は長さ寸法が比較的長く、かつ軽量化され
ているため、各アーム3,4が弾性的に撓み変形
するようになつている。5は第1のアーム3を回
動させる油圧シリンダ、6は第2のアーム4を回
動させる油圧シリンダである。
付けられたアームで、該アーム2は上部旋回体1
Bに回動可能にピン結合された第1のアーム3
と、該第1のアーム3先端に回動可能にピン結合
された第2のアーム4とからなり、該各アーム
3,4は長さ寸法が比較的長く、かつ軽量化され
ているため、各アーム3,4が弾性的に撓み変形
するようになつている。5は第1のアーム3を回
動させる油圧シリンダ、6は第2のアーム4を回
動させる油圧シリンダである。
7は前記第2のアーム4の先端に回動可能にピ
ン結合された作業装置としての把持装置で、該把
持装置7は一対の把持部7A,7Aを有し、該各
把持部7Aは油圧モータ8によつて相互に接近ま
たは離反するように駆動され、作業対象物として
の荷物9を把持するようになつている。
ン結合された作業装置としての把持装置で、該把
持装置7は一対の把持部7A,7Aを有し、該各
把持部7Aは油圧モータ8によつて相互に接近ま
たは離反するように駆動され、作業対象物として
の荷物9を把持するようになつている。
このように構成された荷役作業機では、例え
ば、地面上に載置された荷物9を持上げる場合、
油圧シリンダ5,6によつて第1および第2のア
ーム3,4を回動させて、把持装置7を荷物9上
に配置し、油圧モータ8を駆動して各把持部7A
間で荷物9を把持した後、前記油圧シリンダ5を
徐々に伸長させて第1のアーム3、第2のアーム
4を上向きに回動させ、荷物9を地面からゆつく
りと持上げるようにして地切り作業を行うように
し、その後、上部旋回体1Bを旋回させて荷物9
を所望の位置へと持運ぶようにしている。
ば、地面上に載置された荷物9を持上げる場合、
油圧シリンダ5,6によつて第1および第2のア
ーム3,4を回動させて、把持装置7を荷物9上
に配置し、油圧モータ8を駆動して各把持部7A
間で荷物9を把持した後、前記油圧シリンダ5を
徐々に伸長させて第1のアーム3、第2のアーム
4を上向きに回動させ、荷物9を地面からゆつく
りと持上げるようにして地切り作業を行うように
し、その後、上部旋回体1Bを旋回させて荷物9
を所望の位置へと持運ぶようにしている。
ところで、上述の如く構成された荷役作業機で
は、各アーム3,4を軽量化しているから、作動
時に各アーム3,4に作用する慣性力を小さくで
きる上に、各アーム3,4を回動するための油圧
シリンダ5,6を小型化でき、製造コストを削減
することができる。
は、各アーム3,4を軽量化しているから、作動
時に各アーム3,4に作用する慣性力を小さくで
きる上に、各アーム3,4を回動するための油圧
シリンダ5,6を小型化でき、製造コストを削減
することができる。
しかし、この種の荷役作業機では、各アーム
3,4を軽量化すると共に長大化しているため、
各アーム3,4の剛性が低くなり、荷物9の重量
により各アーム3,4が直線A,Bから曲線A′,
B′で示す如く弾性的に撓み変形し易くなつてい
る。
3,4を軽量化すると共に長大化しているため、
各アーム3,4の剛性が低くなり、荷物9の重量
により各アーム3,4が直線A,Bから曲線A′,
B′で示す如く弾性的に撓み変形し易くなつてい
る。
このため、荷物9の地切り作業を行う場合、各
アーム3,4を上向きに回動させても、荷物9の
重量によつて各アーム3,4が撓んでしまい、荷
物9が実際に地切りされ地面から離れたかどうか
を判断するのが難しくなつている。そして、荷物
9が地面から完全に離れる前に上部旋回体1Bを
旋回させると、これによつて荷物9が引摺られ、
第7図に示すように各アーム3,4が水平方向に
直線Cから曲線C′の如く弾性的に撓み変形し、荷
物9を地面から離した瞬間にこの撓み変形の反動
によつて各アーム3,4が振動を起し、この振動
が長時間持続すると、荷ぶれを起す上に、操作性
が悪くなり、作業の安全性を確保できなくなる。
アーム3,4を上向きに回動させても、荷物9の
重量によつて各アーム3,4が撓んでしまい、荷
物9が実際に地切りされ地面から離れたかどうか
を判断するのが難しくなつている。そして、荷物
9が地面から完全に離れる前に上部旋回体1Bを
旋回させると、これによつて荷物9が引摺られ、
第7図に示すように各アーム3,4が水平方向に
直線Cから曲線C′の如く弾性的に撓み変形し、荷
物9を地面から離した瞬間にこの撓み変形の反動
によつて各アーム3,4が振動を起し、この振動
が長時間持続すると、荷ぶれを起す上に、操作性
が悪くなり、作業の安全性を確保できなくなる。
ところが、従来技術では、前記地切り作業を運
転者が第2のアーム4の先端や荷物9を目視しな
がら勘と経験を頼りにして行なつているに過ぎ
ず、視界が遮られる作業場等においては、地切り
が完了する前に上部旋回体を旋回させてしまうこ
とがあり、各アーム3,4を水平方向に撓ませて
振動を引起してしまう。
転者が第2のアーム4の先端や荷物9を目視しな
がら勘と経験を頼りにして行なつているに過ぎ
ず、視界が遮られる作業場等においては、地切り
が完了する前に上部旋回体を旋回させてしまうこ
とがあり、各アーム3,4を水平方向に撓ませて
振動を引起してしまう。
このため、従来技術では、前述の如き振動によ
つて荷ぶれを起こし、操作性が悪化するばかりで
なく安全性を確保できないという欠点がある。ま
た、前記振動によつて各アーム3,4に繰返し荷
重が加えられ、各アーム3,4が疲労し、寿命を
低下させてしまうという欠点がある。
つて荷ぶれを起こし、操作性が悪化するばかりで
なく安全性を確保できないという欠点がある。ま
た、前記振動によつて各アーム3,4に繰返し荷
重が加えられ、各アーム3,4が疲労し、寿命を
低下させてしまうという欠点がある。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、本発明が解決しようとする問題点は、
作業対象物の地切り前には上部旋回体をロツク状
態におき、地切りが完了した段階でロツク状態を
自動的に解除できるようにして、アームの振動を
防止でき、操作性や安全性を向上でき、アームの
疲労寿命を向上させうるようにした柔構造作業機
を提供することにある。
たもので、本発明が解決しようとする問題点は、
作業対象物の地切り前には上部旋回体をロツク状
態におき、地切りが完了した段階でロツク状態を
自動的に解除できるようにして、アームの振動を
防止でき、操作性や安全性を向上でき、アームの
疲労寿命を向上させうるようにした柔構造作業機
を提供することにある。
上述した問題点を解決するために本発明は、下
部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
該上部旋回体に回動可能に設けられた少なくとも
1本の柔構造なアームと、該アームの回動角を検
出する角度検出手段と、作業対象物によつて前記
アームの先端側に付与される荷重を検出する荷重
検出手段と、前記作業対象物の地切り作業に際し
て前記上部旋回体をロツク状態におくためのロツ
ク信号を出力するロツク指令手段と、前記角度検
出手段からの角度信号により前記アーム先端の移
動量を求めると共に、前記荷重検出手段からの荷
重信号により荷重の変化量を求め、該荷重の変化
量を前記移動量でもつて演算する演算手段と、該
演算手段からの演算結果に基づき前記作業対象物
の地切りが完了したか否かを判定し、地切りが完
了したと判定したときには前記上部旋回体のロツ
クを解除するロツク解除信号を出力する動作判定
手段とからなる構成を採用している。
部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
該上部旋回体に回動可能に設けられた少なくとも
1本の柔構造なアームと、該アームの回動角を検
出する角度検出手段と、作業対象物によつて前記
アームの先端側に付与される荷重を検出する荷重
検出手段と、前記作業対象物の地切り作業に際し
て前記上部旋回体をロツク状態におくためのロツ
ク信号を出力するロツク指令手段と、前記角度検
出手段からの角度信号により前記アーム先端の移
動量を求めると共に、前記荷重検出手段からの荷
重信号により荷重の変化量を求め、該荷重の変化
量を前記移動量でもつて演算する演算手段と、該
演算手段からの演算結果に基づき前記作業対象物
の地切りが完了したか否かを判定し、地切りが完
了したと判定したときには前記上部旋回体のロツ
クを解除するロツク解除信号を出力する動作判定
手段とからなる構成を採用している。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第5図に
基づき、荷役作業機を例に挙げて説明する。な
お、実施例において、前述した第6図、第7図に
示す従来技術と同一の構成要素には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
基づき、荷役作業機を例に挙げて説明する。な
お、実施例において、前述した第6図、第7図に
示す従来技術と同一の構成要素には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
図において、11は油圧シリンダ5,6を介し
て第1および第2のアーム3,4を回動操作する
ための操作レバーで、該操作レバー11は上部旋
回体1Bの運転室内に設けられた運転者によつて
手動操作されるようになつている。12,13は
それぞれ油圧シリンダ5,6に供給する圧油の流
量を制御するため上部旋回体1B内に配設される
流量制御弁としてのサーボ弁で、該各サーボ弁1
2,13は後述する作動指令部22を介して前記
操作レバー11に接続され、該操作レバー11の
操作量に応じて前記油圧の流量を制御するように
なつている。
て第1および第2のアーム3,4を回動操作する
ための操作レバーで、該操作レバー11は上部旋
回体1Bの運転室内に設けられた運転者によつて
手動操作されるようになつている。12,13は
それぞれ油圧シリンダ5,6に供給する圧油の流
量を制御するため上部旋回体1B内に配設される
流量制御弁としてのサーボ弁で、該各サーボ弁1
2,13は後述する作動指令部22を介して前記
操作レバー11に接続され、該操作レバー11の
操作量に応じて前記油圧の流量を制御するように
なつている。
14は上部旋回体1Bと第1のアーム3とのピ
ン結合部に設けられ、このピン結合部を通る水平
線Hに対する第1のアーム3の回動角を検出し、
角度信号θ1を出力する角度計、15は第1のアー
ム3と第2のアーム4とのピン結合部に設けら
れ、該第1のアーム3に対する第2のアーム4の
回動角を検出し、角度信号θ2を出力する角度計
で、該各角度計14,15によつてアーム2の回
動角を検出する角度検出手段が構成されており、
前記角度信号θ1,θ2は後述する第1演算部20A
に出力されるようになつている。16は第2のア
ーム4先端と把持装置7とのピン結合部に設けら
れた荷重検出手段としての荷重センサで、該荷重
センサ16は把持装置7で把持した荷物9によつ
て第2のアーム4先端に付与される荷重を検出
し、荷重信号Pを後述の第1演算部20Aへと出
力するようになつている。
ン結合部に設けられ、このピン結合部を通る水平
線Hに対する第1のアーム3の回動角を検出し、
角度信号θ1を出力する角度計、15は第1のアー
ム3と第2のアーム4とのピン結合部に設けら
れ、該第1のアーム3に対する第2のアーム4の
回動角を検出し、角度信号θ2を出力する角度計
で、該各角度計14,15によつてアーム2の回
動角を検出する角度検出手段が構成されており、
前記角度信号θ1,θ2は後述する第1演算部20A
に出力されるようになつている。16は第2のア
ーム4先端と把持装置7とのピン結合部に設けら
れた荷重検出手段としての荷重センサで、該荷重
センサ16は把持装置7で把持した荷物9によつ
て第2のアーム4先端に付与される荷重を検出
し、荷重信号Pを後述の第1演算部20Aへと出
力するようになつている。
一方、図中17は上部旋回体1Bを旋回させる
旋回モータ等からなる旋回回路、18は該旋回回
路17を介して上部旋回体1Bを旋回操作するた
めの旋回操作レバーで、該旋回操作レバー18は
上部旋回体1Bの運転室内に設けられ、運転者に
よつて手動操作させれるようになつている。ここ
で、該旋回操作レバー18は例えば、電磁ソレノ
イド等からなるレバーロツク装置18Aを有し、
該レバーロツク装置18Aは後述のスイツチ19
からロツク信号が入力されると自動的にロツク状
態におかれ、運転者による該旋回操作レバー18
の手動操作を不可能とし、後述の動作判定手段2
1からロツク解除信号が入力されたときにはロツ
ク状態を解除し、運転者による旋回操作レバー1
8の手動操作が可能となるように構成されてい
る。
旋回モータ等からなる旋回回路、18は該旋回回
路17を介して上部旋回体1Bを旋回操作するた
めの旋回操作レバーで、該旋回操作レバー18は
上部旋回体1Bの運転室内に設けられ、運転者に
よつて手動操作させれるようになつている。ここ
で、該旋回操作レバー18は例えば、電磁ソレノ
イド等からなるレバーロツク装置18Aを有し、
該レバーロツク装置18Aは後述のスイツチ19
からロツク信号が入力されると自動的にロツク状
態におかれ、運転者による該旋回操作レバー18
の手動操作を不可能とし、後述の動作判定手段2
1からロツク解除信号が入力されたときにはロツ
ク状態を解除し、運転者による旋回操作レバー1
8の手動操作が可能となるように構成されてい
る。
次に、19は上部旋回体1Bの運転室内に設け
られ、荷物9の地切り作業に際して前記操作レバ
ー11の操作前としてのスイツチで、該スイツチ
19は押下されるとON状態に設定され、後述の
記憶部20B、動作判定手段21を介してレバー
ロツク装置18Aへとロツク信号を出力するよう
になつている。また、このとき該スイツチ19は
図示しない回路を介して把持装置7に荷物9を把
持することを指示すると共に、後述の動作指令部
22に地切り作業の開始を指示し、該動作指令部
22は操作レバー11の操作量に応じた信号を各
サーボ弁12,13へと出力し、各油圧シリンダ
5,6を介して各アーム3,4が荷物9を実質的
に引摺ることなく鉛直方向へと持上げ、良好に地
切り作業を行ないうるように各アーム3,4の回
動を制御するようになつている。
られ、荷物9の地切り作業に際して前記操作レバ
ー11の操作前としてのスイツチで、該スイツチ
19は押下されるとON状態に設定され、後述の
記憶部20B、動作判定手段21を介してレバー
ロツク装置18Aへとロツク信号を出力するよう
になつている。また、このとき該スイツチ19は
図示しない回路を介して把持装置7に荷物9を把
持することを指示すると共に、後述の動作指令部
22に地切り作業の開始を指示し、該動作指令部
22は操作レバー11の操作量に応じた信号を各
サーボ弁12,13へと出力し、各油圧シリンダ
5,6を介して各アーム3,4が荷物9を実質的
に引摺ることなく鉛直方向へと持上げ、良好に地
切り作業を行ないうるように各アーム3,4の回
動を制御するようになつている。
20は前記各角度計14,15からの角度信号
θ1,θ2により第2のアーム4先端の移動量dδを求
めると共に、前記荷重センサ16からの荷重信号
Pにより荷重の変化量dFを求め、該荷重の変化
量dFを移動量dδでもつて演算する演算手段で、
該演算手段20は第1演算部20A、記憶部20
Bおよび第2演算部20Cから構成される。ここ
で、第1演算部20Aは第2図に例示する如き、
関係下に各アーム3,4および角度信号θ1,θ2が
あるとき、基準線Rからの第2アーム4先端の位
置δを、例えば、 δ=L+l1sioθ−l2sio(θ1+θ2) なる関数から求め、微小の移動量dδごとに位置
データδ1,δ2…δi-1,δi等をサンプリングすると同
時に、これに対応して微小の移動量dδごとに荷
重信号Pから荷重データF1,F2…Fi-1,Fi等を求
める。また、記憶部20Bはスイツチ19の閉成
によつて第1演算部20Aからの最初の位置デー
タδ1、荷重データF1を取込み、これ以後の各デー
タは後述する動作判定手段21から更新信号が入
力されたときにのみ第1演算部20Aからの位置
データδ2,δ3,…、荷重データF2,F3,…を順次
取込み更新するようになつている。さらに、第2
演算部20Cは第1演算部20Aから最初の位置
データδ1、荷重データF1が入力され、以後微小の
移動量dδごとに順次位置データδ2,δ3,…、荷重
データF2,F3,…が自動的に入力され、記憶部
20Bに記憶されている更新前の位置データδ1,
δ2、…と荷重データF1,F2,…とをdF/dδなる
微分演算を行い、この演算結果を後述の動作判定
手段21に出力する機能を有する。即ち、第2演
算部20Cの位置データδ1、荷重データF1が第1
演算部20Aから入力されている状態で、第2の
アーム4先端が微小の移動量dδだけ移動して、
第1演算部20Aから位置データδ2、荷重データ
F2が入力されたとき、記憶部20Bから位置デ
ータδ1を取込んで、これらの位置データδ1,δ2お
よび荷重データF1,F2から移動量dδ=δ2−δ1およ
び荷重の変化量dF=F2−F1を求め、dF/dδなる
微分演算を行うようになつており、以後同様の演
算を順次行う。
θ1,θ2により第2のアーム4先端の移動量dδを求
めると共に、前記荷重センサ16からの荷重信号
Pにより荷重の変化量dFを求め、該荷重の変化
量dFを移動量dδでもつて演算する演算手段で、
該演算手段20は第1演算部20A、記憶部20
Bおよび第2演算部20Cから構成される。ここ
で、第1演算部20Aは第2図に例示する如き、
関係下に各アーム3,4および角度信号θ1,θ2が
あるとき、基準線Rからの第2アーム4先端の位
置δを、例えば、 δ=L+l1sioθ−l2sio(θ1+θ2) なる関数から求め、微小の移動量dδごとに位置
データδ1,δ2…δi-1,δi等をサンプリングすると同
時に、これに対応して微小の移動量dδごとに荷
重信号Pから荷重データF1,F2…Fi-1,Fi等を求
める。また、記憶部20Bはスイツチ19の閉成
によつて第1演算部20Aからの最初の位置デー
タδ1、荷重データF1を取込み、これ以後の各デー
タは後述する動作判定手段21から更新信号が入
力されたときにのみ第1演算部20Aからの位置
データδ2,δ3,…、荷重データF2,F3,…を順次
取込み更新するようになつている。さらに、第2
演算部20Cは第1演算部20Aから最初の位置
データδ1、荷重データF1が入力され、以後微小の
移動量dδごとに順次位置データδ2,δ3,…、荷重
データF2,F3,…が自動的に入力され、記憶部
20Bに記憶されている更新前の位置データδ1,
δ2、…と荷重データF1,F2,…とをdF/dδなる
微分演算を行い、この演算結果を後述の動作判定
手段21に出力する機能を有する。即ち、第2演
算部20Cの位置データδ1、荷重データF1が第1
演算部20Aから入力されている状態で、第2の
アーム4先端が微小の移動量dδだけ移動して、
第1演算部20Aから位置データδ2、荷重データ
F2が入力されたとき、記憶部20Bから位置デ
ータδ1を取込んで、これらの位置データδ1,δ2お
よび荷重データF1,F2から移動量dδ=δ2−δ1およ
び荷重の変化量dF=F2−F1を求め、dF/dδなる
微分演算を行うようになつており、以後同様の演
算を順次行う。
ここで、第3図は前述のようにして求めた位置
データδと荷重データFとの関係を特性曲線gで
もつて表しており、第4図はこの特性曲線gを拡
大して示すと共に第2演算部20Cにおける
dF/dδなる演算結果を特性曲線g′でもつて表わ
している。また、点Gは荷物9の地切りが完了し
た時点における位置データδi、荷重データFiを示
している。即ち、荷重データFiは荷物9の重量に
対応している。そして、第2演算部20Cにおけ
るdF/dδなる演算結果は荷物9の地切り途中で
はdF/dδ>0となり、地切りが完了するとdδ>
0、dF=0となるからdF/dδ=0となり、後述
の動作判定部21において地切りの完了が判定さ
れるようになつている。一方、地切り作業の途中
で各アーム3,4の回動を停止させた場合には、
dδ=0、dF=0となりdF/dδ=0となつて誤動
作が生じるので、この誤動作を防止すべく位置デ
ータδがdδだけ増加しない間は第1演算部20
Aから第2演算部20Cへと各データδ、Fが出
力されず、第2演算部20Cにおける演算結果は
各アーム3,4の停止前の値に維持されるように
なつている。
データδと荷重データFとの関係を特性曲線gで
もつて表しており、第4図はこの特性曲線gを拡
大して示すと共に第2演算部20Cにおける
dF/dδなる演算結果を特性曲線g′でもつて表わ
している。また、点Gは荷物9の地切りが完了し
た時点における位置データδi、荷重データFiを示
している。即ち、荷重データFiは荷物9の重量に
対応している。そして、第2演算部20Cにおけ
るdF/dδなる演算結果は荷物9の地切り途中で
はdF/dδ>0となり、地切りが完了するとdδ>
0、dF=0となるからdF/dδ=0となり、後述
の動作判定部21において地切りの完了が判定さ
れるようになつている。一方、地切り作業の途中
で各アーム3,4の回動を停止させた場合には、
dδ=0、dF=0となりdF/dδ=0となつて誤動
作が生じるので、この誤動作を防止すべく位置デ
ータδがdδだけ増加しない間は第1演算部20
Aから第2演算部20Cへと各データδ、Fが出
力されず、第2演算部20Cにおける演算結果は
各アーム3,4の停止前の値に維持されるように
なつている。
次に、21は前記第2演算部20Cからの演算
結果dF/dδに基づき荷物9の地切りが完了した
か否かを判定する動作判定手段で、該動作判定手
段21は前記演算結果がdF/dδ=0となつたと
きに地切りの完了を判定し、前記レバーロツク装
置18Aへとロツク解除信号を出力し、旋回レバ
ー18のロツク状態を解除するようになつてい
る。一方、前記演算結果がdF/dδ>0の間は地
切り途中であることを判定し、後述の動作指令部
22へと各アーム3,4の回動動作を継続するよ
うに指示すると共に、前記記憶部20Bに位置デ
ータδ、荷重データFを更新するように指示し、
該記憶部20Bでは例えば位置データδ1、荷重デ
ータF1がリセツトされ、次なる時点の位置デー
タδ2、荷重データF2が記憶され、順次位置データ
δ、荷重データFが更新され、記憶される。
結果dF/dδに基づき荷物9の地切りが完了した
か否かを判定する動作判定手段で、該動作判定手
段21は前記演算結果がdF/dδ=0となつたと
きに地切りの完了を判定し、前記レバーロツク装
置18Aへとロツク解除信号を出力し、旋回レバ
ー18のロツク状態を解除するようになつてい
る。一方、前記演算結果がdF/dδ>0の間は地
切り途中であることを判定し、後述の動作指令部
22へと各アーム3,4の回動動作を継続するよ
うに指示すると共に、前記記憶部20Bに位置デ
ータδ、荷重データFを更新するように指示し、
該記憶部20Bでは例えば位置データδ1、荷重デ
ータF1がリセツトされ、次なる時点の位置デー
タδ2、荷重データF2が記憶され、順次位置データ
δ、荷重データFが更新され、記憶される。
さらに、22は前記スイツチ17がON状態に
設定されると第5図に示すように前記操作レバー
11の操作量に応じた微小特性Dを設定して、微
速信号を各サーボ弁12,13へと出力し、各油
圧シリンダ5,6を介して各アーム3,4に荷物
9の地切り作業を行わせる動作指令部で、該動作
指令部22は前記動作判定手段21からロツク解
除信号が出力されたときには、再び操作レバー1
1の操作量に対応した高特性Eを設定し、通常の
フロント動作信号を出力するようになつている。
設定されると第5図に示すように前記操作レバー
11の操作量に応じた微小特性Dを設定して、微
速信号を各サーボ弁12,13へと出力し、各油
圧シリンダ5,6を介して各アーム3,4に荷物
9の地切り作業を行わせる動作指令部で、該動作
指令部22は前記動作判定手段21からロツク解
除信号が出力されたときには、再び操作レバー1
1の操作量に対応した高特性Eを設定し、通常の
フロント動作信号を出力するようになつている。
次に、以上の通り構成される荷役作業機の作動
について説明する。
について説明する。
まず、操作レバー11を手動操作して各アーム
3,4を回動させ、把持装置7を荷物9の位置に
配置し、スイツチ19をON状態に設定する。こ
れによつて旋回操作レバー18はロツク状態に設
定され、把持装置7は荷物9を把持する一方、動
作指令部22は地切り作業の開始状態に設定され
る。この状態で、操作レバー11を再び操作する
と、該動作指令部22は第5図中の特性Dに基づ
き操作量に応じた微速信号を各サーボ弁12,1
3へと出力し、各油圧シリンダ5,6を介して各
アーム3,4に荷物9の地切り作業を行わせる。
3,4を回動させ、把持装置7を荷物9の位置に
配置し、スイツチ19をON状態に設定する。こ
れによつて旋回操作レバー18はロツク状態に設
定され、把持装置7は荷物9を把持する一方、動
作指令部22は地切り作業の開始状態に設定され
る。この状態で、操作レバー11を再び操作する
と、該動作指令部22は第5図中の特性Dに基づ
き操作量に応じた微速信号を各サーボ弁12,1
3へと出力し、各油圧シリンダ5,6を介して各
アーム3,4に荷物9の地切り作業を行わせる。
このとき、各角度計14,15は各アーム3,
4の回動角を検出して角度信号θ1,θ2を、また、
荷重センサ16は荷重信号Pをそれぞれ第1演算
部20Aへと出力し、該第1演算部20Aでは微
小の移動量dδごとに位置データδと荷重データ
Fとを求め、初期位置データδ1、荷重データF1を
記憶部20B、第2演算部20Cに出力し、アー
ム4先端が微小移動量dδだけ移動すると、次な
る位置データδ2、荷重データF2を第2演算部20
Cへと出力する。そして、該第2演算部20Cで
は前記データδ2,F2と記憶部20Bからのデータ
δ1,F1とからdF/dδなる微分演算を行い、この
演算結果を動作判定手段21へと出力し、該動作
判定手段21は演算結果がdF/dδ>0であると
き、地切り途中であることを判定し、記憶部20
Bの各データδ1,F1をリセツトさせ、次なるデー
タδ2,F2を記憶させると共に動作指令部22に地
切り作業の継続を指示する。そして、第2演算部
20Cはアーム4先端が微小移動するごとに、演
算dF/dδを順次行い、各演算結果が動作判定手
段21において判定され、各データδ,Fが第4
図中の点Gを越えたときには、dF=0となるか
ら演算結果がdF/dδ=0となり、該動作判定手
段21は地切りが完了したことを判定し、レバー
ロツク装置18Aにロツク解除信号を出力し、旋
回操作レバー18のロツク状態を解除する。かく
して、旋回操作レバー18を手動操作することに
より、旋回回路17を介して上部旋回体1Bが旋
回操作可能となる。
4の回動角を検出して角度信号θ1,θ2を、また、
荷重センサ16は荷重信号Pをそれぞれ第1演算
部20Aへと出力し、該第1演算部20Aでは微
小の移動量dδごとに位置データδと荷重データ
Fとを求め、初期位置データδ1、荷重データF1を
記憶部20B、第2演算部20Cに出力し、アー
ム4先端が微小移動量dδだけ移動すると、次な
る位置データδ2、荷重データF2を第2演算部20
Cへと出力する。そして、該第2演算部20Cで
は前記データδ2,F2と記憶部20Bからのデータ
δ1,F1とからdF/dδなる微分演算を行い、この
演算結果を動作判定手段21へと出力し、該動作
判定手段21は演算結果がdF/dδ>0であると
き、地切り途中であることを判定し、記憶部20
Bの各データδ1,F1をリセツトさせ、次なるデー
タδ2,F2を記憶させると共に動作指令部22に地
切り作業の継続を指示する。そして、第2演算部
20Cはアーム4先端が微小移動するごとに、演
算dF/dδを順次行い、各演算結果が動作判定手
段21において判定され、各データδ,Fが第4
図中の点Gを越えたときには、dF=0となるか
ら演算結果がdF/dδ=0となり、該動作判定手
段21は地切りが完了したことを判定し、レバー
ロツク装置18Aにロツク解除信号を出力し、旋
回操作レバー18のロツク状態を解除する。かく
して、旋回操作レバー18を手動操作することに
より、旋回回路17を介して上部旋回体1Bが旋
回操作可能となる。
従つて、本実施例によれば、地切り作業時に自
動的に旋回操作レバー18がロツク状態におか
れ、地切り作業の完了後にこのロツク状態が解除
されるから、視界が遮られた作業場等においても
地切り前に上部旋回体1Bを旋回させ荷物9を引
摺つて各アーム3,4に振動を引き起してしまう
ような事態を確実に防止でき、操作性を向上で
き、作業の安全性を確保できる。また、各アーム
3,4の疲労寿命を確実に向上させることがで
き、各アーム3,4の軽量化や長化を促進するこ
とができる。
動的に旋回操作レバー18がロツク状態におか
れ、地切り作業の完了後にこのロツク状態が解除
されるから、視界が遮られた作業場等においても
地切り前に上部旋回体1Bを旋回させ荷物9を引
摺つて各アーム3,4に振動を引き起してしまう
ような事態を確実に防止でき、操作性を向上で
き、作業の安全性を確保できる。また、各アーム
3,4の疲労寿命を確実に向上させることがで
き、各アーム3,4の軽量化や長化を促進するこ
とができる。
なお、前記実施例では、第2演算部20Cにお
いて微分演算dF/dδを行うものとして述べたが、
これに代えて、他の演算、例えばdF×dδなる演
算を行つてもよい。
いて微分演算dF/dδを行うものとして述べたが、
これに代えて、他の演算、例えばdF×dδなる演
算を行つてもよい。
また、前記実施例では、旋回操作レバー18を
レバーロツク装置18Aによつてロツクすること
により上部旋回体1Bをロツク状態におくものと
して述べたが、これに代えて、旋回モータ等の旋
回回路17自体をロツクするようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、1本の操作レバー11
で各サーボ弁12,13を介して油圧シリンダ
5,6を操作するものとして述べたが、各油圧シ
リンダ5,6を別々の操作レバーで操作するよう
にしてもよいことは勿論である。この場合、動作
判定手段によて作動する動作指令部22も各操作
レバー毎に設けられるものである。さらにまた、
前記実施例では、地切り作業時に各アーム3,4
を回動させるものとして述べたが、いずれかのア
ーム3または4のみを回動させるようにしてもよ
い。
レバーロツク装置18Aによつてロツクすること
により上部旋回体1Bをロツク状態におくものと
して述べたが、これに代えて、旋回モータ等の旋
回回路17自体をロツクするようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、1本の操作レバー11
で各サーボ弁12,13を介して油圧シリンダ
5,6を操作するものとして述べたが、各油圧シ
リンダ5,6を別々の操作レバーで操作するよう
にしてもよいことは勿論である。この場合、動作
判定手段によて作動する動作指令部22も各操作
レバー毎に設けられるものである。さらにまた、
前記実施例では、地切り作業時に各アーム3,4
を回動させるものとして述べたが、いずれかのア
ーム3または4のみを回動させるようにしてもよ
い。
加えて、前記実施例では荷役作業機を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限定されず、油圧
クレーン等の他の柔構造作業機に適用できるもの
で、この場合、アーム2を1個または3個以上の
アームで構成してもよい。また、把持装置7以外
の作業装置、例えば吊り荷用のフツク等を用いて
もよい。
て説明したが、本発明はこれに限定されず、油圧
クレーン等の他の柔構造作業機に適用できるもの
で、この場合、アーム2を1個または3個以上の
アームで構成してもよい。また、把持装置7以外
の作業装置、例えば吊り荷用のフツク等を用いて
もよい。
以上詳述した通り、本発明によれば、作業対象
物の地切り作業に際して上部旋回体をロツク状態
におくロツク指令手段を設け、演算手段におい
て、該作業対象物によつてアームの先端側に付与
される荷重の変化量を該アーム先端の移動量でも
つて演算するようにし、この演算結果に基づいて
動作判定手段で地切り作業が完了したか否かを判
定し、地切りが完了したと判定したときに前記上
部旋回体のロツクを解除するようにしたから、地
切り前に上部旋回体を旋回させ、作業対象物を引
摺り、アームを振動させるような事態を確実に防
止でき、操作性を向上でき、作業の安全性を確保
できる。また、アームの疲労寿命を向上でき、該
アームの軽量化、長大化を促進させることがで
き、柔構造作業機において生じている地切り作業
時の問題を確実に解決できる。
物の地切り作業に際して上部旋回体をロツク状態
におくロツク指令手段を設け、演算手段におい
て、該作業対象物によつてアームの先端側に付与
される荷重の変化量を該アーム先端の移動量でも
つて演算するようにし、この演算結果に基づいて
動作判定手段で地切り作業が完了したか否かを判
定し、地切りが完了したと判定したときに前記上
部旋回体のロツクを解除するようにしたから、地
切り前に上部旋回体を旋回させ、作業対象物を引
摺り、アームを振動させるような事態を確実に防
止でき、操作性を向上でき、作業の安全性を確保
できる。また、アームの疲労寿命を向上でき、該
アームの軽量化、長大化を促進させることがで
き、柔構造作業機において生じている地切り作業
時の問題を確実に解決できる。
第1図ないし第5図は本発明の実施例に係り、
第1図は荷役作業機とその制御回路を示す説明
図、第2図は第1図中に示す荷役作業機のフロン
ト先端位置を求めるための説明図、第3図は移動
量と荷重の変化量との関係を示す線図、第4図は
第3図中の要部を拡大し、微分演算の結果をサン
プリングした線図、第5図は第1図中に示す動作
指令部で出力されるメータリング特性線図、第6
図および第7図は従来技術による荷役作業機を示
し、第6図はその作動状態を示す正面図、第7図
は第6図中の要部を示す平面図である。 1……本体、1A……下部走行体、1B……上
部旋回体、2……アーム、3……第1のアーム、
4……第2のアーム、5,6……油圧シリンダ、
14,15……角度計、16……荷重センサ、1
7……油圧回路、18……旋回操作レバー、19
……スイツチ、20……演算手段、21……動作
判定手段、dδ……移動量、dF……荷重の変化量。
第1図は荷役作業機とその制御回路を示す説明
図、第2図は第1図中に示す荷役作業機のフロン
ト先端位置を求めるための説明図、第3図は移動
量と荷重の変化量との関係を示す線図、第4図は
第3図中の要部を拡大し、微分演算の結果をサン
プリングした線図、第5図は第1図中に示す動作
指令部で出力されるメータリング特性線図、第6
図および第7図は従来技術による荷役作業機を示
し、第6図はその作動状態を示す正面図、第7図
は第6図中の要部を示す平面図である。 1……本体、1A……下部走行体、1B……上
部旋回体、2……アーム、3……第1のアーム、
4……第2のアーム、5,6……油圧シリンダ、
14,15……角度計、16……荷重センサ、1
7……油圧回路、18……旋回操作レバー、19
……スイツチ、20……演算手段、21……動作
判定手段、dδ……移動量、dF……荷重の変化量。
Claims (1)
- 1 下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回
体と、該上部旋回体に回動可能に設けられた少な
くとも1本のアームと、該アームの回動角を検出
する角度検出手段と、作業対象物によつて前記ア
ームの先端側に付与される荷重を検出する荷重検
出手段と、前記作業対象物の地切り作業に際して
前記上部旋回体をロツク状態におくためのロツク
信号を出力するロツク指令手段と、前記角度検出
手段からの角度信号により前記アーム先端の移動
量を求めると共に、前記荷重検出手段からの荷重
信号により荷重の変化量を求め、該荷重の変化量
を前記移動量でもつて演算する演算手段と、該演
算手段からの演算結果に基づき前記作業対象物の
地切りが完了したか否かを判定し、地切りが完了
したと判定したときには前記上部旋回体のロツク
を解除するロツク解除信号を出力する動作判定手
段とから構成してなる柔構造作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100985A JPS624190A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 柔構造作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100985A JPS624190A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 柔構造作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624190A JPS624190A (ja) | 1987-01-10 |
JPH0534279B2 true JPH0534279B2 (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=15282065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14100985A Granted JPS624190A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 柔構造作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624190A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5234375B2 (ja) | 2011-03-23 | 2013-07-10 | カシオ計算機株式会社 | 冷却装置及びプロジェクタ |
JP2022084958A (ja) * | 2019-02-14 | 2022-06-08 | 株式会社タダノ | 地切り判定装置、地切り制御装置、及び移動式クレーン |
JP7452112B2 (ja) * | 2020-03-09 | 2024-03-19 | 株式会社タダノ | 制御装置、端末、及び演算方法 |
JP7359102B2 (ja) * | 2020-08-04 | 2023-10-11 | 株式会社豊田自動織機 | 荷役車両の制御装置 |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP14100985A patent/JPS624190A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS624190A (ja) | 1987-01-10 |
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