JP2017116682A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロレンズアレイの出射側に拡散板を配置することにより、投影画面上の照度の分布や格子模様を拡散して均一にすることができる投影装置を提供する。
【解決手段】レーザ発光素子による光源141と、光源141からの出射光が入射される第1の拡散板301と、第1の拡散板301を透過した光が入射されるマイクロレンズアレイ151と、マイクロレンズアレイ151を透過した光を拡散させる第2の拡散板302と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、更にメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から射出された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)や液晶板などの表示素子に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示する。
このデータプロジェクタでは、例えばレーザ光源から射出されたレーザ光は、コリメータレンズを透過し拡散板で広がりマイクロレンズアレイに入射される。レーザ光は、拡散板によりマイクロレンズアレイに広く当たるように入射される。その後、レーザ光は集光レンズにより集光され、プリズムを介して表示素子へ照射される。表示素子で形成された画像光は、投影光学系よりスクリーンに投影される。
特許文献1には、レーザ光を拡散板により拡散させた後、集光レンズにより集光させて表示素子に照射するプロジェクタが開示されている。また、特許文献1には、拡散板を透過した光をインテグレータ光学系とする複数のレンズを有するレンズアレイを透過させて集光レンズにより集光することも開示されている。この構成によれば、光源装置から射出されたコヒーレント光は拡散板により拡散され、インテグレータ光学系としたレンズアレイにより均一な照度分布の光束とされて表示素子に照射することができる。
また、特許文献2には、光源ユニットが、所定波長帯域光を射出する励起光源と、表面を反射面とし、励起光源からの射出光を励起光として所定波長帯域光を射出する蛍光体層が敷設された蛍光発光部、及び、励起光源からの射出光を拡散反射させる拡散部、を有した発光板と、を備えるプロジェクタが開示されている。発光板と励起光源との間には、TIRプリズム(Total Internal Reflection Prism)が配置され、発光板からの光は、TIRプリズムを通りマイクロレンズアレイ、集光レンズ及びRTIRプリズム(Reverse Total Internal Reflection Prism)を介して表示素子に照射され、表示素子からのオン光は、再度RTIRプリズムに入射されて投影光学系を介してスクリーンに投影される。
特開2015−145972号公報 特開2012−73489号公報
しかし、従来技術や特許文献1,2に開示された技術は、レーザ光がマイクロレンズアレイに楕円形の断面形状で入射し、入射範囲が少ない場合、投影画面は左右で輝度バランスが悪くなり、中央は明るいけれど隅が暗くなり、またマイクロレンズアレイによる回折の影響で格子状の模様が現れてしまうという問題があった。
本発明の目的は、マイクロレンズアレイの出射側に拡散板を配置することにより、投影画面上の照度の分布や格子模様を拡散して均一にすることができる光源装置と、この光源装置を備える投影装置を提供する。
本発明に係る投影装置は、レーザ発光素子による光源と、前記光源からの出射光が入射される第1の拡散板と、前記第1の拡散板を透過した光が入射されるマイクロレンズアレイと、前記マイクロレンズアレイを透過した光を拡散させる第2の拡散板と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、マイクロレンズアレイの出射側に拡散板を配置することにより、投影画面上の照度の分布や格子模様を拡散して均一にすることができる。
本発明の実施形態に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の光学系を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る表示素子の有効範囲に対する照射範囲を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
そして、投影装置10の筐体は、図1に示すように、略直方体形状であって、正面板12、背面板13、左側板14及び右側板15からなる側面板と、上面板11と下面板16とにより形成されている。投影装置10は、正面板12の左側方に投影部を有する。さらに、正面板12には、複数の吸排気孔17が設けられている。そして、投影装置10は、図示しないが、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、上面板11にはキー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、背面板13には、図示しないUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子が設けられている。また、背面板13には、複数の吸気孔が形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御手段とする投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものであり、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものである。そして、この投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像(画像光)を形成し、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、筐体の上面板11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御しており、この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる個別の制御を行う。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、この投影装置10の内部構造について述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、図3に示すように、中央部分に光源装置60としての光源ユニットを備え、光源ユニットの左側方に投影光学系が内装されたレンズ鏡筒225を備えている。また、投影装置10は、レンズ鏡筒225と背面板13との間に、左側板14と平行に配置されたDMD等の表示素子51を備えている。さらに、投影装置10は、光源ユニットと正面板12との間に主制御回路基板241を備え、レンズ鏡筒225と左側板14との間に電源制御回路基板242を備えている。
また、投影装置10は、光源ユニットに集光レンズ172を備え、光源ユニットの出射光を集光レンズ172により集光してRTIRプリズム175を介して表示素子51に照射し、かつ、表示素子51で反射されたオン光の光軸を、RTIRプリズム175により投影光学系の光軸に一致させて投影光学系に向かって出射する。
集光レンズ172とRTIRプリズム175との間には、第2の拡散板302が設置され、第2の拡散板302は集光レンズ172を透過した光を拡散して表示素子51に照射できる。第2の拡散板302の拡散角度は、第1の拡散板301の拡散角度よりも小さくなっている。
また、光源ユニットと右側板15との間には、背面板13側から順に、電源コネクタ57、後述する青色光源141用のヒートシンク190、後述する赤色光源121及び蛍光板101で発生する熱をヒートシンク190へ導くヒートパイプ130、冷却ファン261を備えている。
光源ユニットは、マイクロレンズアレイ151の右側であって投影装置10の中央近傍に配置された励起光照射装置70及び冷却ファン261の近傍であって投影装置10の中央近傍に配置された蛍光発光装置100による緑色光源装置と、蛍光発光装置100の隣に配置された赤色光源装置120と、電源コネクタ57の近傍であって背面板13の近傍に配置された青色光源装置140と、を備えている。
励起光照射装置70は、背面板13の中央近傍に設置され、光軸が左側板14と平行とされて正面板12の方向に光を出射する励起光源71と、励起光源71の光軸上に配置されたコリメータレンズ73と、を備える。この励起光源71は、青色レーザ発光器であり、励起光照射装置70の前方に配置される第1のダイクロイックミラー155を介して蛍光発光装置100に向けて青色波長帯域のレーザ光を出射する。
尚、コリメータレンズ73は、励起光源71からの出射光を略平行な光線束として僅かに拡散させるように照射する。また、励起光源71は、励起光源71と背面板13との間に設置されたヒートシンク80と接触しており、このヒートシンク80によって冷却される。
そして、蛍光発光装置100は、蛍光板101と蛍光板101の後方に配置される集光レンズ110を備える。蛍光板101は、表面が鏡面加工された方形状の平板であって、正面板12と平行に配置され、この鏡面上に方形状の緑色蛍光体層が敷設されている。この緑色蛍光体層は、耐熱性及び透光性の高いシリコン樹脂等のバインダと、このバインダに均一に散りばめられた緑色蛍光体と、から形成されている。
この鏡面加工された平板の上に蛍光体層が敷設された蛍光板101は、励起光源71から出射されたレーザ光線を励起光とし、蛍光体層の蛍光体から緑色波長帯域の蛍光光を励起光の入射面と同一の面から出射する。また、この蛍光板101の緑色蛍光体層は、表示素子51と相似形状とされており、緑色蛍光体層から出射される光線束の断面形状は、表示素子51の形状に近似したものとなる。
赤色光源装置120は、光軸が右側板15と平行とされた赤色光源121と赤色光源121の光軸上に配置された集光レンズ125を備える。この赤色光源121は、赤色発光ダイオードであり、赤色光源121から出射される光は集光レンズ125により所定の拡散範囲に制限された光束とされて赤色光源装置120から出射されるものであり、赤色光源121はヒートシンク190によって冷却される。
青色光源装置140は、光軸が背面板13と平行とされた青色光源141と青色光源141の光軸上に配置されたコリメータレンズ145を備える。この青色光源141は、青色レーザダイオードであり、青色光源141から出射される光はコリメータレンズ145により所定の拡散範囲に制限された光束とされて青色光源141から出射されるものであり、青色光源141はヒートシンク190によって冷却される。
コリメータレンズ145と第1のダイクロイックミラー155との間には、第1の拡散板301が設置され、第1の拡散板301は光を拡散してマイクロレンズアレイ151に出射する。
光源ユニットの光源光学系は、第1の拡散板301と第1のダイクロイックミラー155と第2のダイクロイックミラー161とマイクロレンズアレイ151と集光レンズ172と第2の拡散板302とを有している。第2の拡散板302は、マイクロレンズアレイ151と表示素子51との間に設けられており、第2の拡散板302は、マイクロレンズアレイ151よりも表示素子51側に位置するように配置されている。
第1の拡散板301は青色光源装置140から出射される光線束の光軸上に配置され、青色光源装置140から出射される青色波長帯域光を拡散させて、第1のダイクロイックミラー155と第2のダイクロイックミラー161を介してマイクロレンズアレイ151に青色波長帯域光を照射する。
第1のダイクロイックミラー155は、青色光源装置140から出射される光線束の光軸と赤色光源装置120から出射される光線束の光軸とが交わる位置に設置され、赤色光源装置120からの出射光を背面板13と平行として左側板14の方向に反射する。第2のダイクロイックミラー161は、青色光源装置140から出射される光線束の光軸と蛍光発光装置100から出射される光線束の光軸とが交わる位置に設置され、蛍光発光装置100からの出射光を背面板13と平行として左側板14の方向に向けて反射する。マイクロレンズアレイ151は、蛍光発光装置100、赤色光源装置120、青色光源装置140からの出射光を透過させる。
この第1のダイクロイックミラー155は、赤色波長帯域光を反射し、青色波長帯域光を透過させる。また、第2のダイクロイックミラー161は、緑色波長帯域光を反射し、赤色波長帯域光や青色波長帯域光を透過させる。
そして、青色光源装置140から出射されるレーザ光の青色波長帯域光は、第1の拡散板301、第1のダイクロイックミラー155、第2のダイクロイックミラー161及びマイクロレンズアレイ151を透過して集光レンズ172に入射される。
また、赤色光源装置120から出射される非コヒーレントな光である赤色波長帯域光は、第1のダイクロイックミラー155により反射され、第2のダイクロイックミラー161及びマイクロレンズアレイ151を透過して集光レンズ172に入射される。
また、蛍光発光装置100から出射される非コヒーレントな光である緑色波長帯域光は、第2のダイクロイックミラー161で反射されて青色波長帯域光及び赤色波長帯域光の光軸と同一の光軸とされ、マイクロレンズアレイ151を透過して集光レンズ172に入射される。
このように、マイクロレンズアレイ151を透過した各原色光は、集光レンズ172に入射され、集光レンズ172によりマイクロレンズアレイ151の各マイクロ凸レンズの像を重ねるように表示素子51の画像形成面に照射され、光密度の均一な光線束とされて第2の拡散板302を介して表示素子51に入射されることになる。
図4は、本発明の実施形態に係る投影装置の光学系を示す概略図である。青色光源装置140の青色光源141からのレーザ光はコリメータレンズ145を透過し、出射される。コリメータレンズ145のレーザ光進行方向に第1の拡散板301が設置され、レーザ光は第1の拡散板301で広がり、第1のダイクロイックミラー155と第2のダイクロイックミラー161とを透過し、マイクロレンズアレイ151に入射する。
第1の拡散板301は、表面に出射する光の拡散角度を小さくするための微小な凹凸が形成されている。第1の拡散板301から出射する光の出射角を小さくすることにより、出射光が余り広がらないように抑制できる。第1の拡散板301の表面にはサイズの微小な凹凸が、完全にランダムな状態で形成されている。この微小な凹凸が設計通りの拡散角で透過光を屈折させる。第1の拡散板301は表面の凹凸が小さい場合、拡散角度が小さくなり、表面の凹凸が大きい場合、拡散角度が大きくなると共に、第1の拡散板301を透過することによりコヒーレント光は、そのコヒーレント性が低下され、または非コヒーレント化される。
また、赤色光源装置120の赤色光源121から出射された非コヒーレント光の赤色波長帯域光は、第1のダイクロイックミラー155で反射され、マイクロレンズアレイ151に入射される。
励起光照射装置70の励起光源71から出射された励起光は、第2のダイクロイックミラー161と集光レンズ110とを透過し、蛍光板101に照射される。蛍光板101で発光された非コヒーレント光の緑色波長帯域光は、第2のダイクロイックミラー161で反射され、マイクロレンズアレイ151に入射される。
マイクロレンズアレイ151を透過した光は、集光レンズ172を透過後、RTIRプリズム175の入射前に画質改善用の第2の拡散板302を透過する。
これにより、光の照度分布は均一に、または格子模様は拡散されてから表示素子51へ照射される。表示素子51に入射した光は、表示素子51の有効範囲とほぼ同一の範囲を照射している。表示素子51に入射した光は、表示素子51で反射され、矢印に示す方向にRTIRプリズム175で反射して投影レンズ側へ導かれる。
図5は、本発明の実施形態に係る表示素子51の有効範囲311に対する照射範囲312を示す図である。表示素子51の有効範囲311は長方形の範囲であり、照射範囲312は有効範囲311より少し大きい長方形の範囲である。有効範囲311の外側の照射範囲312はロスになるが、その面積が小さいので、投影画面での影響が小さい。
また、図4に示したマイクロレンズアレイ151と集光レンズ172との距離を変更するように集光レンズ172を移動させて調整することにより、集光レンズ172による透過光の焦点位置を変更することができるので、光が第2の拡散板302を透過しても有効範囲に近い範囲のみに照射させることができる。
そして、集光レンズ172の位置と第2の拡散板302との位置を逆にしてもよい。もっとも、集光レンズ172で集光した光を第2の拡散板302に入射するように集光レンズ172をマイクロレンズアレイ151側に配置すれば、マイクロレンズアレイ151を透過した光線束の広がりを少なくして光源装置60の光学系を容易に小型化することができる。
また、本実施の形態では、レーザ光を第1の拡散板301と第2の拡散板302とで拡散して表示素子51の全体に光源光を照射するため、第2の拡散板302を用いない場合に比較して第1の拡散板301の拡散率を小さくすることができる。
また、例えば、赤色光源装置120として赤色レーザダイオードを用いることもある。この場合、第1の拡散板301を第1のダイクロイックミラー155と第2のダイクロイックミラー161との間に配置し、赤色光源装置120からのレーザ光も第1の拡散板301を透過させ、マイクロレンズアレイ151に入射させる。
更に、励起光光源と蛍光発光装置100とを緑色レーザダイオードに変えることもある。この場合は、第2のダイクロイックミラー161とマイクロレンズアレイ151との間に第1の拡散板301を配置し、青色波長帯域光と共に緑色波長帯域光も第1の拡散板301を透過させ、マイクロレンズアレイ151に入射させる。
以上のように、マイクロレンズアレイ151と表示素子51との間に、光を拡散する第2の拡散板302が設置されたことにより、投影画面上の照度の分布や格子模様を拡散して均一にすることができる光源装置60と、この光源装置60を備える投影装置10を提供することができる。
また、マイクロレンズアレイ151の入射側に、光軸合成器としての第1のダイクロイックミラー155と第2のダイクロイックミラー161とを有することにより、青色のレーザ光と異なる色の光をマイクロレンズアレイ151に入射し、異なる色の光を出射する光源装置を有する投影装置とすることができる。
また、第1のダイクロイックミラー155と第2のダイクロイックミラー161との2枚が配置されることにより、青色のレーザ光の他に赤色と緑色の光を入射し、三原色を出射する光源装置を有する投影装置とすることができる。
また、第1の拡散板301及び第2の拡散板302は、表面に微小な凹凸を有することにより、レーザ光を第1の拡散板301と第2の拡散板302とで拡散して表示素子51の全体に均一な光源光を照射することができる。また、第2の拡散板302を用いない場合に比較して第1の拡散板301の拡散率を小さくすることができる。ただし、第1の拡散板301の表面に形成される凹凸は、第2の拡散板302の表面に形成される凹凸より大きくなっており、第1の拡散板301から出射する光の出射角は第2の拡散板302から出射する光の出射角よりも大きくなっている。
また、集光レンズ172は、マイクロレンズアレイ151と第2の拡散板302との間に設置し、集光レンズ172で集光した光を第2の拡散板302に入射させるように集光レンズ172をマイクロレンズアレイ151側に配置すれば、マイクロレンズアレイ151を透過した光線束の広がりを少なくして第2の拡散板302に入射させ、投影装置における光源装置60の光学系を容易に小型化し、小型の投影装置とすることが容易にできる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]レーザ発光素子による光源と、
前記光源からの出射光が入射される第1の拡散板と、
前記第1の拡散板を透過した光が入射されるマイクロレンズアレイと、
前記マイクロレンズアレイを透過した光を拡散させる第2の拡散板と、
を有することを特徴とする投影装置。
[2]更に画像光を生成する表示素子を有し、
前記第2の拡散板は、前記マイクロレンズアレイと前記表示素子との間に設けられており、
前記第2の拡散板は、前記マイクロレンズアレイよりも前記表示素子側に位置することを特徴とする前記[1]に記載の投影装置。
[3]前記第1の拡散板の拡散角度は、前記第2の拡散板の拡散角度よりも大きいことを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の投影装置。
[4]前記マイクロレンズアレイの入射側に、光軸合成器としてのダイクロイックミラーを更に有することを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の光源装置。
[5]前記ダイクロイックミラーは、2枚が配置されることを特徴とする前記[4]に記載の投影装置。
[6]前記第1の拡散板及び前記第2の拡散板は、表面に微小な凹凸を有することを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の投影装置。
[7]前記集光レンズは、前記マイクロレンズアレイと前記第2の拡散板との間に設置されることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れかに記載の投影装置。
[8]前記表示素子から出射された画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御手段と、
を有することを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れかに記載の投影装置。
10 投影装置 11 上面板
12 正面板 13 背面板
14 右側板 15 左側板
16 下面板 17 吸排気孔
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
60 光源装置 70 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
80 ヒートシンク 100 蛍光発光装置
101 蛍光板 110 集光レンズ
120 赤色光源装置 121 赤色光源
125 集光レンズ 130 ヒートパイプ
140 青色光源装置 141 青色光源
145 コリメータレンズ 151 マイクロレンズアレイ
155 第1のダイクロイックミラー 161 第2のダイクロイックミラー
172 集光レンズ 175 RTIRプリズム
190 ヒートシンク 225 固定レンズ群
241 制御回路基板 261 冷却ファン
301 第1の拡散板 302 第2の拡散板
311 有効範囲 312 照射範囲

Claims (8)

  1. レーザ発光素子による光源と、
    前記光源からの出射光が入射される第1の拡散板と、
    前記第1の拡散板を透過した光が入射されるマイクロレンズアレイと、
    前記マイクロレンズアレイを透過した光を拡散させる第2の拡散板と、
    を有することを特徴とする投影装置。
  2. 更に画像光を生成する表示素子を有し、
    前記第2の拡散板は、前記マイクロレンズアレイと前記表示素子との間に設けられており、
    前記第2の拡散板は、前記マイクロレンズアレイよりも前記表示素子側に位置することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記第1の拡散板の拡散角度は、前記第2の拡散板の拡散角度よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記マイクロレンズアレイを透過した光は、集光レンズを透過し、
    前記マイクロレンズアレイの入射側に、光軸合成器としてのダイクロイックミラーを更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の投影装置。
  5. 前記ダイクロイックミラーは、2枚が配置されることを特徴とする請求項4に記載の投影装置。
  6. 前記第1の拡散板及び前記第2の拡散板は、表面に微小な凹凸を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の投影装置。
  7. 前記集光レンズは、前記マイクロレンズアレイと前記第2の拡散板との間に設置されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の投影装置。
  8. 前記表示素子から出射された画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
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