JP2020159036A - 屋根構造及びケラバ水切役物 - Google Patents
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Abstract
【課題】部材の設置順序に自由度を持たせることができる屋根構造及びケラバ水切役物を提供する。【解決手段】本発明による屋根構造は、野地板1と、野地板1の妻側の上面に固定された角柱状ののぼり木3と、のぼり木3を覆うためのケラバ水切役物6とを備え、ケラバ水切役物6は、野地板1に重ねられるとともにのぼり木3の反妻側の側面3aを覆うための水切部材61と、のぼり木3の妻側の側面3b及び上面3cを覆うためのケラバ部材62とを有し、水切部材61は、野地板1上に載置されるための載置片611と、のぼり木3の反妻側の側面3aに沿うように載置片611の妻側端部から起立された起立片612と、起立片612の上端部から反妻側に延出された上片613と、上片613の反妻側端部から下垂された下垂片614とを有し、ケラバ部材62は、のぼり木3の上面3c及び水切部材61の上片613を覆うための天板612と、天板612の反妻側端部から下垂されて水切部材61の下垂片614を覆うための被覆片622とを有している。【選択図】図1
Description
本発明は、野地板の妻側の上面に固定された角柱状ののぼり木を役物により覆い隠す屋根構造及びケラバ水切役物に関する。
従来用いられていたこの種の屋根構造としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来構成では、野地板の妻側の上面に角柱状ののぼり木が固定されており、ケラバ水切役物によりのぼり木を覆っている。ケラバ水切役物は、水切部材とケラバ部材とを有している。水切部材は、のぼり木の上面及び野地板に重ねられている。ケラバ部材は、のぼり木の妻側を覆うとともに、水切部材の上からのぼり木の上面を覆っている。
ビス等の緊結部材を水切部材に打ち込むと水漏れが生じる虞がある。上記のような従来構成では、のぼり木の上面に水切部材が重ねられ、その水切部材の上からのぼり木の上面をケラバ部材が覆っているので、野地板にのぼり木を固定した後にしか水切部材を設置することができない。すなわち、従来構成では、部材の設置順序に制約が生じている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部材の設置順序に自由度を持たせることができる屋根構造及びケラバ水切役物を提供することである。
本発明に係る屋根構造は、野地板と、野地板の妻側の上面に固定された角柱状ののぼり木と、のぼり木を覆うためのケラバ水切役物とを備え、ケラバ水切役物は、野地板に重ねられるとともにのぼり木の反妻側の側面を覆うための水切部材と、のぼり木の妻側の側面及び上面を覆うためのケラバ部材とを有し、水切部材は、野地板上に載置されるための載置片と、のぼり木の反妻側の側面に沿うように載置片の妻側端部から起立された起立片と、起立片の上端部から反妻側に延出された上片と、上片の反妻側端部から下垂された下垂片とを有し、ケラバ部材は、のぼり木の上面及び水切部材の上片を覆うための天板と、天板の反妻側端部から下垂されて水切部材の下垂片を覆うための被覆片とを有している。
本発明に係るケラバ水切役物は、野地板の妻側の上面に固定された角柱状ののぼり木を覆うためのケラバ水切役物であって、野地板に重ねられるとともにのぼり木の反妻側の側面を覆うための水切部材と、のぼり木の妻側の側面及び上面を覆うためのケラバ部材と有し、水切部材は、野地板上に載置されるための載置片と、のぼり木の反妻側の側面に沿うように載置片の妻側端部から起立された起立片と、起立片の上端部から反妻側に延出された上片と、上片の反妻側端部から下垂された下垂片とを有し、ケラバ部材は、のぼり木の上面及び水切部材の上片を覆うための天板と、天板の反妻側端部から下垂されて水切部材の下垂片を覆うための被覆片とを有している。
本発明の屋根構造及びケラバ水切役物によれば、水切部材は、載置片の妻側端部から起立された起立片と、起立片の上端部から反妻側に延出された上片と、上片の反妻側端部から下垂された下垂片とを有し、ケラバ部材は、のぼり木の上面及び水切部材の上片を覆うための天板と、天板の反妻側端部から下垂されて水切部材の下垂片を覆うための被覆片とを有しているので、水切部材がのぼり木の上面を覆わない。このため、野地板にのぼり木を固定する前であっても水切部材を設置でき、部材の設置順序に自由度を持たせることができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。本発明は各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による屋根構造を示す正面図である。図1に示すように、本実施の形態の屋根構造には、野地板1、屋根材2、のぼり木3、垂木4、緊結部材5、ケラバ水切役物6および破風板7が含まれている。
図1は、本発明の実施の形態1による屋根構造を示す正面図である。図1に示すように、本実施の形態の屋根構造には、野地板1、屋根材2、のぼり木3、垂木4、緊結部材5、ケラバ水切役物6および破風板7が含まれている。
野地板1は、建物の上部に配置された板体である。野地板1の上にルーフィング1aが敷かれるとともに、そのルーフィング1aの上に複数の屋根材2が配置される。屋根材2には、瓦若しくはスレート等の窯業系屋根材及び金属屋根材が含まれる。
のぼり木3は、野地板1の妻側の上面に固定された角柱状の部材である。妻側とは、屋根の軒方向にかかる屋根の端部側を意味する。のぼり木3は、屋根の軒端と棟端との間で軒棟方向に延在されている。
垂木4は、野地板1の下部に配置された角柱状の部材である。破風板7は、野地板1の妻側の下部に配置された板状の部材である。垂木4及び破風板7は、のぼり木3と同様に屋根の軒端と棟端との間で軒棟方向に延在されている。
緊結部材5は、例えばビス又は釘等により構成されるものであり、のぼり木3を野地板1に固定している。本実施の形態の緊結部材5は、上方からのぼり木3に打ち込まれており、野地板1を貫通して垂木4まで到達している。換言すると、本実施の形態の緊結部材5は、のぼり木3を野地板1及び垂木4に固定している。
ケラバ水切役物6は、のぼり木3を覆うための部材である。本実施の形態のケラバ水切役物6は、野地板1の妻側端部も覆っている。ケラバ水切役物6は、のぼり木3及び垂木4と同様に、屋根の軒端と棟端との間で軒棟方向に延在されている。
本実施の形態のケラバ水切役物6は、2つの部材に分割されている。すなわち、本実施の形態のケラバ水切役物6には、水切部材61及びケラバ部材62が設けられている。
水切部材61は、野地板1に重ねられるとともにのぼり木3の反妻側の側面3aを覆うための部材である。水切部材61は、平板状の載置片611と、載置片611の妻側端部から起立された起立片612と、起立片612の上端部から反妻側に延出された上片613と、上片613の反妻側端部から下垂された下垂片614と、下垂片614の下端から上方に折り返された折返片615とを有している。水切部材61は、野地板1上に載置片611が載置されるとともに、のぼり木3の反妻側の側面3aに起立片612が沿うように配置される。本実施の形態の水切部材61の起立片612、上片613及び下垂片614は、のぼり木3の上方にかからずにのぼり木3の側部から反妻側に折り返された部分として捉えることもできる。
ケラバ部材62は、のぼり木3の妻側の側面3b及び上面3cを覆うための部材である。ケラバ部材62は、平板状の天板621と、天板621の反妻側端部から下垂された被覆片622と、被覆片622の下端から妻側に延出された下片623と、下片623の妻側端部から起立された起立片624と、起立片624の上端から妻側に折り返された第1折返片625と、天板621の妻側端部から下垂された側片626と、側片626の下端から上方に折り返された第2折返片627とを有している。ケラバ部材62は、側片626がのぼり木3の妻側の側面3bを覆い、天板621がのぼり木3の上面3c及び水切部材61の上片613を覆うように配置される。また、ケラバ部材62は、被覆片622が水切部材61の下垂片614を覆い、下片623が反妻側に向けて水切部材61の下垂片614の下方を通り、起立片624及び第1折返片625が水切部材61の起立片612、上片613及び下垂片614で囲まれる空間内に収まるように配置される。水切部材61の載置片611とケラバ部材62の下片623との間の空間に屋根材2が挿入されている。
このような屋根構造及びケラバ水切役物6では、水切部材61は、載置片611の妻側端部から起立された起立片612と、起立片612の上端部から反妻側に延出された上片613と、上片613の反妻側端部から下垂された下垂片614とを有し、ケラバ部材62は、のぼり木3の上面及び水切部材61の上片613を覆うための天板621と、天板621の反妻側端部から下垂されて水切部材61の下垂片614を覆うための被覆片622とを有しているので、水切部材61がのぼり木3の上面3cを覆わない。このため、野地板1にのぼり木3を固定する前であっても水切部材61を設置でき、部材の設置順序に自由度を持たせることができる。
1 野地板
2 屋根材
3 のぼり木
6 水切役物
61 水切部材
611 載置片
612 起立片
612 天板
613 上片
614 下垂片
62 ケラバ部材
621 天板
622 被覆片
2 屋根材
3 のぼり木
6 水切役物
61 水切部材
611 載置片
612 起立片
612 天板
613 上片
614 下垂片
62 ケラバ部材
621 天板
622 被覆片
Claims (2)
- 野地板と、
前記野地板の妻側の上面に固定された角柱状ののぼり木と、
前記のぼり木を覆うためのケラバ水切役物と
を備え、
前記ケラバ水切役物は、
前記野地板に重ねられるとともに前記のぼり木の反妻側の側面を覆うための水切部材と、
前記のぼり木の妻側の側面及び上面を覆うためのケラバ部材と
を有し、
前記水切部材は、前記野地板上に載置されるための載置片と、前記のぼり木の反妻側の側面に沿うように前記載置片の妻側端部から起立された起立片と、前記起立片の上端部から反妻側に延出された上片と、前記上片の反妻側端部から下垂された下垂片とを有し、
前記ケラバ部材は、前記のぼり木の上面及び前記水切部材の前記上片を覆うための天板と、前記天板の反妻側端部から下垂されて前記水切部材の前記下垂片を覆うための被覆片とを有している、
屋根構造。 - 野地板の妻側の上面に固定された角柱状ののぼり木を覆うためのケラバ水切役物であって、
前記野地板に重ねられるとともに前記のぼり木の反妻側の側面を覆うための水切部材と、
前記のぼり木の妻側の側面及び上面を覆うためのケラバ部材と
を有し、
前記水切部材は、前記野地板上に載置されるための載置片と、前記のぼり木の反妻側の側面に沿うように前記載置片の妻側端部から起立された起立片と、前記起立片の上端部から反妻側に延出された上片と、前記上片の反妻側端部から下垂された下垂片とを有し、
前記ケラバ部材は、前記のぼり木の上面及び前記水切部材の前記上片を覆うための天板と、前記天板の反妻側端部から下垂されて前記水切部材の前記下垂片を覆うための被覆片とを有している、
ケラバ水切役物。
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JP2015068093A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | パナソニック株式会社 | けらば部材の接続構造 |
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2019
- 2019-03-26 JP JP2019058953A patent/JP2020159036A/ja active Pending
-
2020
- 2020-03-09 TW TW109107570A patent/TW202039975A/zh unknown
- 2020-03-10 WO PCT/JP2020/010377 patent/WO2020195803A1/ja active Application Filing
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