JP5890662B2 - 屋根材の葺設構造 - Google Patents

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本発明は、平板状の屋根材を用いて形成される屋根材の葺設構造に関するものである。
従来、屋根材の葺設構造を形成する方法としては、屋根材を千鳥に配置して施工する方法が一般的である。例えば、特許文献1に記載の屋根の施工方法は、隣接する屋根板の棟寄係合部に固定金具の差込部を差込むと共に固定金具を貫通孔を介して固定金具により屋根下地材に固定し、次いで別の屋根板の軒寄の端部を該固定金具のフック押え部に係合するようにしたものである。
また、近年、小屋裏の環境を改善するために野地板を二重にしてその間を通気空間とするような施工が行われている。この場合、野地板を二重にするので屋根の重量が増加することになる。そのため、縦桟等の桟木のみで通気空間を形成することも行われている。
特開平5−10006号公報
しかし、従来の特許文献1に記載の屋根の施工方法では、強風下において屋根板の浮き上がりを抑制することはできても、屋根板を屋根下地材に固定するにあたって、釘以外に固定金具を必要とするため、屋根板の固定に手間がかかるものであった。
また、桟木のみで通気空間を形成する場合、屋根板を固定する釘の位置に応じて桟木を配置する必要があるため、使用する桟木の本数は結果的に多くなり、思ったほど屋根の重量を減少させることができない。しかも桟木の本数の増加等によりこの場合も施工に手間がかかるものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、強風下や施工時において屋根材が浮き上がったりめくれたりすることを手間をかけずに抑制することができる屋根材の葺設構造を提供することを目的とするものである。
本発明に係る屋根材の葺設構造は、屋根下地の上に、左右方向に隣り合う屋根材、その側端部同士を突き合わされて配置されると共に、軒棟方向に隣り合う屋根材、軒側の屋根材の棟側端部よりも棟側の屋根材の軒側端部が軒側に位置するように、軒側の屋根材の上に棟側の屋根材重ねて配置されて、軒棟方向に複数段の屋根材葺設されて形成された屋根材の葺設構造であって、前記屋根材に第一固定具挿入孔設けられていると共に、前記屋根材の少なくとも左右いずれかの側端部に第二固定具挿入孔設けられており第一軸部の一端に第一頭部設けられて形成された固定具の前記第一軸部前記第一固定具挿入孔に挿入され、且つ、前記第一頭部で前記屋根材押さえ付けられていると共に、左右の屋根材の側端部同士突き合わされた状態で一本の第二軸部の一端に第二頭部を設けられて形成された他の固定具の前記第二軸部前記第二固定具挿入孔に挿入され、且つ、前記第二頭部で前記第二固定具挿入孔の周縁部及び前記左右の屋根材の側端部押さえ付けられた状態で、前記屋根材が前記屋根下地に固定されていることを特徴とするものである。
前記屋根材の葺設構造において、前記屋根材の側端部において前記第二固定具挿入孔よりも軒側に切欠凹部が設けられていることが好ましい。
前記屋根材の葺設構造において、前記左右の屋根材の側端部の同じ箇所において前記第二固定具挿入孔が切欠状に形成されていることが好ましい。
前記屋根材の葺設構造において、前記屋根下地が複数の縦桟又は垂木を軒棟方向に設置して形成され、前記第一固定具挿入孔に挿入された前記固定具及び前記第二固定具挿入孔に挿入された前記他の固定具が前記縦桟又は前記垂木に挿着されていることが好ましい。
本発明によれば、第一固定具挿入孔に挿入された固定具で各屋根材を個別に押さえ付けるだけでなく、第二固定具挿入孔に挿入された固定具で左右の屋根材を一度に押さえ付けることによって、強風下や施工時において屋根材が浮き上がったりめくれたりすることを手間をかけずに抑制することができるものである。
屋根の葺設構造の一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 屋根の葺設構造の他の一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 屋根材の一例を示すものであり、(a)(b)は平面図である。 第二固定具挿入孔及び切欠凹部の一例を示すものであり、(a)は図3のC部分を拡大した平面図、(b)は図3のD部分を拡大した平面図、(c)は図1及び図2のB部分を拡大した平面図である。 第二固定具挿入孔及び切欠凹部の他の一例を示すものであり、(a)は図3のC部分を拡大した平面図、(b)は図3のD部分を拡大した平面図、(c)は図1及び図2のB部分を拡大した平面図である。 第二固定具挿入孔及び切欠凹部の他の一例を示すものであり、(a)は図3のC部分を拡大した平面図、(b)は図3のD部分を拡大した平面図、(c)は図1及び図2のB部分を拡大した平面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず屋根材2について説明する。屋根材2は、住宅屋根用化粧スレート(JIS A5423)に代表される窯業系の平板屋根材であり、例えば、水硬性材料を平板状に成形して形成されている。このような屋根材2は、図3(a)のように矩形状(例えば横長の長方形)に形成したり、図3(b)のように棟側の両方の角部を斜めに切欠して面取り部14を設けて形成したりすることができる。
また、屋根材2の内部の領域には第一固定具挿入孔6が1つ又は複数設けられている。第一固定具挿入孔6には、後述のように屋根材2を屋根下地1の上に葺設する場合に、固定具10が挿入される。固定具10としては、例えばビス、ネジ、釘等のように、軸部8の一端に頭部9を設けて形成されたものが用いられる。そして、このような固定具10の軸部8が第一固定具挿入孔6に挿入され、この挿入方向に固定具10の頭部9が第一固定具挿入孔6の周縁部を押さえ付ける。このとき、図示省略しているが、座金(ワッシャー)に固定具10の軸部8を挿通し、座金を介在させて頭部9で第一固定具挿入孔6の周縁部を押さえ付けるようにしてもよい。また、図3のように第一固定具挿入孔6を複数設ける場合には、これらの第一固定具挿入孔6は、左右方向(軒と平行な方向)に沿って、後述の縦桟12又は垂木13と同じ間隔又はその複数倍の間隔で並んでいることが好ましい。さらに第一固定具挿入孔6は、屋根材2の軒棟方向の中央よりもやや棟側寄りの箇所に設けられていることが好ましい。
また、屋根材2の少なくとも左右いずれかの側端部3には第二固定具挿入孔7が1つ又は複数設けられている。第二固定具挿入孔7にも、後述のように屋根材2を屋根下地1の上に葺設する場合に固定具10が挿入される。また第二固定具挿入孔7も、屋根材2の軒棟方向の中央よりもやや棟側寄りの箇所に設けられていることが好ましい。
図4は第二固定具挿入孔7の一例を示すものである。この場合の第二固定具挿入孔7は、屋根材2の左右の側端部3に1つずつ設けられている。図4(a)は屋根材2の左の側端部3に設けられた第二固定具挿入孔7を示し、図4(b)は屋根材2の右の側端部3に設けられた第二固定具挿入孔7を示す。各第二固定具挿入孔7は、屋根材2の各側端部3において軒側から同じ距離の箇所において半円の切欠状に形成されている。図4(c)は、後述のように複数の屋根材2を左右方向に隣り合わせて配置する場合において、左右の屋根材2の側端部3同士を突き合わせるときに、左側の屋根材2の右の側端部3に設けられた第二固定具挿入孔7と、右側の屋根材2の左の側端部3に設けられた第二固定具挿入孔7とを合致させた状態を示す。このように、半円の切欠状に形成された左右の第二固定具挿入孔7同士が合致すると、全体として円形の第二固定具挿入孔7が形成されることになる。この第二固定具挿入孔7に固定具10の軸部8が挿入されるが、固定具10の頭部9はこの円形の第二固定具挿入孔7を覆い隠す程度に大きい。図示省略しているが、座金(ワッシャー)に固定具10の軸部8を挿通し、座金を介在させて頭部9で第二固定具挿入孔7の周縁部を押さえ付けるようにしてもよい。この場合には固定具10の頭部9及び座金が第二固定具挿入孔7を覆い隠す程度に大きければよい。また、切欠状に形成された第二固定具挿入孔7は屋根材2の左右いずれかの側端部3のみに設けるようにしてもよい。この場合、第二固定具挿入孔7は、図示省略しているが、固定具10の軸部8が屋根材2の側端部3の端面から飛び出ない程度に大きく形成されている。さらに固定具10の頭部9(座金を用いる場合は座金も含む)は、この第二固定具挿入孔7を覆い隠し、さらに隣接する屋根材2の側端部3に引っ掛かる程度に大きい。
また図4に示すように、屋根材2の側端部3において第二固定具挿入孔7よりも軒側には切欠凹部11が設けられていることが好ましい。図4では切欠凹部11は台形状に形成されているが、後述の毛細管現象による水登りを抑制することができれば、切欠凹部11の形状は特に限定されるものではない。図4では切欠凹部11は屋根材2の左右の側端部3に設けられ、図4(c)のように左右の屋根材2の第二固定具挿入孔7を合致させたときに切欠凹部11も合致するように設けられているが、水登りを抑制することができれば、切欠凹部11は屋根材2の左右いずれかの側端部のみに設けるようにしてもよい。
図5は第二固定具挿入孔7の他の一例を示すものであるが、第二固定具挿入孔7が三角形の切欠状に形成されている以外は、図4に示すものと同様である。この場合、三角形の切欠状に形成された左右の第二固定具挿入孔7が合致すると、図5(c)のように全体として四角形又は菱形の第二固定具挿入孔7が形成される。この第二固定具挿入孔7に固定具10の軸部8が挿入されるが、固定具10の頭部9はこの四角形又は菱形の第二固定具挿入孔7を覆い隠す程度に大きい。図示省略しているが、座金を用いる場合には固定具10の頭部9及び座金が第二固定具挿入孔7を覆い隠す程度に大きければよい。
上記のように第二固定具挿入孔7を切欠状に形成する場合、その形状は、固定具10の頭部9(座金を用いる場合は座金も含む)で覆い隠すことができる程度の大きさであれば、図4に示す半円及び図5に示す三角形に限定されるものではない。
図6も第二固定具挿入孔7の他の一例を示すものであるが、この第二固定具挿入孔7は切欠状に形成されているのではなく、屋根材2の側端部3の近傍において円形に形成されている。この場合の第二固定具挿入孔7は、屋根材2の左右いずれかの側端部3に設けられている。図6では第二固定具挿入孔7は、屋根材2の左の側端部3に設けられているが、もちろん屋根材2の左の側端部3ではなく屋根材2の右の側端部3に設けられていてもよい。図6(c)は、後述のように複数の屋根材2を左右方向に隣り合わせて配置する場合において、左右の屋根材2の側端部3同士を突き合わせるときに、左右の切欠凹部11を合致させた状態を示す。この状態で第二固定具挿入孔7に固定具10の軸部8が挿入されるが、固定具10の頭部9は、この第二固定具挿入孔7を覆い隠し、さらに隣接する屋根材2の側端部3に引っ掛かる程度に大きい。この場合も第二固定具挿入孔7は円形に限定されるものではない。
次に、上記の屋根材2を用いて形成される屋根材2の葺設構造について説明する。
図1は屋根材2の葺設構造の一例を示すものであり、これは次のように施工して形成されている。まず、図1(b)のように複数の垂木13を軒棟方向に一定の間隔で設置した後、これらの垂木13の上に合板等の野地板15を張設する。次に、野地板15の上にアスファルトルーフィング等の下葺き材16を貼設した後、複数の縦桟12を軒棟方向に一定の間隔で設置して屋根下地1を形成する。図1(b)では左右方向に隣り合う縦桟12同士の間隔は垂木13同士の間隔の半分であるが、これに限定されるものではない。
次に、屋根下地1である縦桟12の上に、軒側の左側又は右側から、1段目の屋根材2の側端部3同士を突き合わせて、複数の屋根材2を左右方向に隣り合わせて配置する。このとき、左右の屋根材2の側端部3の同じ箇所において第二固定具挿入孔7が切欠状に形成されていると、左右の屋根材2の第二固定具挿入孔7同士を合致させるようにすれば、左右の屋根材2の軒側端部5同士及び棟側端部4同士の位置が自然に揃い、位置合わせを容易に行うことができるものである。なお、軒側の屋根材2の棟側端部4は棟側の屋根材2の軒側部分で覆い隠されるので、最も棟側に配置される屋根材2以外の屋根材2については、少なくとも軒側端部5同士が揃っていればよい。そして、固定具10の軸部8を各屋根材2の第一固定具挿入孔6に挿入し、固定具10の頭部9で屋根材2を押さえ付ける。さらに左右の屋根材2の側端部3同士を突き合わせた状態で他の固定具10の軸部8を第二固定具挿入孔7に挿入し、固定具10の頭部9で左右の屋根材2の側端部3を押さえ付ける(図4(c)、図5(c)、図6(c)参照)。このようにして1段目の屋根材2を屋根下地1の上に配置して葺設した後に、この1段目の屋根材2よりも棟側に2段目の屋根材2を千鳥に配置して葺設する。2段目の屋根材2も1段目の屋根材2と同様に左右方向に隣り合わせて配置する。そして、軒側の屋根材2の上に棟側の屋根材2を重ね、軒側の1段目の屋根材2の棟側端部4よりも棟側の2段目の屋根材2の軒側端部5が軒側に位置するように、軒棟方向に隣り合う1段目及び2段目の屋根材2を配置する。このとき、軒側の屋根材2の第一固定具挿入孔6及び第二固定具挿入孔7の箇所が露出していると、これらが目立つことにより意匠性が低下するおそれがあり、また、雨水が屋根材2に当たってそのまま第一固定具挿入孔6及び第二固定具挿入孔7から屋内に浸入するおそれがある。そのため、軒側の屋根材2の第一固定具挿入孔6及び第二固定具挿入孔7の箇所を棟側の屋根材2の軒側部分で覆い隠すことが好ましい。また、軒側の屋根材2に切欠凹部11が設けられている場合には、同様の理由でこの切欠凹部11を棟側の屋根材2の軒側部分で覆い隠すことが好ましい。このように覆い隠されても切欠凹部11は、雨水等の水が毛細管現象により屋根材2の側端部3を突き合わせた箇所において軒側から棟側へ登ること(いわゆる水登り)を軽減し、切欠凹部11よりも棟側に位置する第二固定具挿入孔7から水が屋内に浸入することを抑制することができるものである。
3段目以降の屋根材2も1段目及び2段目の屋根材2と同様に千鳥に配置して葺設する。そして、第一固定具挿入孔6及び第二固定具挿入孔7に挿入された固定具10が、屋根下地1である縦桟12に挿着されることによって、全ての屋根材2が屋根下地1に固定されている。このように、左右方向に複数の屋根材2を配置して葺設すると共に、軒棟方向に複数段の屋根材2を配置して葺設することによって、図1(a)のような屋根材2の葺設構造を形成することができる。
このようにして形成された屋根材2の葺設構造においては、第一固定具挿入孔6に挿入された固定具10で各屋根材2を個別に押さえ付けるだけでなく、第二固定具挿入孔7に挿入された固定具10で左右の屋根材2を一度に押さえ付けることによって、強風下や施工時において屋根材2が浮き上がったりめくれたりすることを手間をかけずに抑制することができるものである。また、図1では屋根材2を縦桟12に固定するようにしているので、屋根材2の直下に縦桟12の厚み分だけ通気層17を形成することができるものである。
図2は屋根材2の葺設構造の他の一例を示すものであり、これは次のように施工して形成されている。まず、図2(b)のように複数の垂木13を軒棟方向に一定の間隔で設置して屋根下地1を形成した後、これらの垂木13の上にアスファルトルーフィング等の下葺き材16を貼設する。
次に、下葺き材16を介して屋根下地1である垂木13の上に、図1の場合と同様に軒側の左側又は右側から、1段目の屋根材2の側端部3同士を突き合わせて、複数の屋根材2を左右方向に隣り合わせて配置する。2段目以降の屋根材2も図1の場合と同様に千鳥に配置して葺設する。そして、第一固定具挿入孔6及び第二固定具挿入孔7に挿入された固定具10が、屋根下地1である垂木13に挿着されることによって、全ての屋根材2が屋根下地1に固定されている。このように、左右方向に複数の屋根材2を配置して葺設すると共に、軒棟方向に複数段の屋根材2を配置して葺設することによって、図2(a)のような屋根材2の葺設構造を形成することができる。
このようにして形成された屋根材2の葺設構造においても、第一固定具挿入孔6に挿入された固定具10で各屋根材2を個別に押さえ付けるだけでなく、第二固定具挿入孔7に挿入された固定具10で左右の屋根材2を一度に押さえ付けることによって、強風下や施工時において屋根材2が浮き上がったりめくれたりすることを手間をかけずに抑制することができるものである。また、図2では屋根材2を垂木13に固定するようにしているので、野地板15を垂木13に張設する必要がなくなり、さらに手間を省くことができるものである。
1 屋根下地
2 屋根材
3 側端部
4 棟側端部
5 軒側端部
6 第一固定具挿入孔
7 第二固定具挿入孔
8 軸部
9 頭部
10 固定具
11 切欠凹部
12 縦桟
13 垂木

Claims (4)

  1. 屋根下地の上に、左右方向に隣り合う屋根材、その側端部同士を突き合わされて配置されると共に、軒棟方向に隣り合う屋根材、軒側の屋根材の棟側端部よりも棟側の屋根材の軒側端部が軒側に位置するように、軒側の屋根材の上に棟側の屋根材重ねて配置されて、軒棟方向に複数段の屋根材葺設されて形成された屋根材の葺設構造であって、
    前記屋根材に第一固定具挿入孔設けられていると共に、前記屋根材の少なくとも左右いずれかの側端部に第二固定具挿入孔設けられており
    第一軸部の一端に第一頭部設けられて形成された固定具の前記第一軸部前記第一固定具挿入孔に挿入され、且つ、前記第一頭部で前記屋根材押さえ付けられていると共に、左右の屋根材の側端部同士突き合わされた状態で一本の第二軸部の一端に第二頭部を設けられて形成された他の固定具の前記第二軸部前記第二固定具挿入孔に挿入され、且つ、前記第二頭部で前記第二固定具挿入孔の周縁部及び前記左右の屋根材の側端部押さえ付けられた状態で、前記屋根材が前記屋根下地に固定されていることを特徴とする屋根材の葺設構造。
  2. 前記屋根材の側端部において前記第二固定具挿入孔よりも軒側に切欠凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の屋根材の葺設構造。
  3. 前記左右の屋根材の側端部の同じ箇所において前記第二固定具挿入孔が切欠状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根材の葺設構造。
  4. 前記屋根下地が複数の縦桟又は垂木を軒棟方向に設置して形成され、前記第一固定具挿入孔に挿入された前記固定具及び前記第二固定具挿入孔に挿入された前記他の固定具が前記縦桟又は前記垂木に挿着されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の屋根材の葺設構造。
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