JP2020158969A - 建設機械のキャブ - Google Patents

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Abstract

【課題】建設機械のキャブにおいてリアガラスを遮光する巻取式サンシェードを設置した場合に、運転席からの良好な後方視界を確保することが可能な技術の提供。【解決手段】キャブ1は、キャブ後部左右両側において上下方向に延びる左右のリアピラーと、左右のリアピラーの間に設けられるリアガラス3と、キャブ天井内装5よりも上側において左右のリアピラーの間に配設され、下側に開口を有する中空状のクロスメンバー4とを備える。クロスメンバー4の内部空間には、巻取式サンシェード6の巻取部60が配置される。巻取式サンシェード6のサンシェード面61は、クロスメンバー4の開口を介して引き出し可能に構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、巻取式サンシェードを備える建設機械のキャブに関する。
従来、油圧ショベル等の建設機械のキャブ(運転室)にサンシェードを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−190086号公報
ところで、キャブのリアガラスにサンシェードを設置しようとした場合、例えば、サンシェード本体(巻取部)をリアガラスの上部(天井側)に配置し、サンシェード面を下側に引き出す態様等が想定される。
しかし、サンシェード本体(巻取部)がリアガラスの上部に配置されると、サンシェード本体によってリアガラス上部の視界が遮られ、運転席からの後方視界が悪化するという問題が生じる。
そこで、本発明は、建設機械のキャブにおいてリアガラスを遮光する巻取式サンシェードを設置した場合に、運転席からの良好な後方視界を確保することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、巻取式サンシェードを備える建設機械のキャブであって、キャブ後部左右両側において上下方向に延びる左右のリアピラーと、前記左右のリアピラーの間に設けられるリアガラスと、キャブ天井内装よりも上側において前記左右のリアピラーの間に配設され、下側に開口を有する中空状のクロスメンバーと、を備え、前記クロスメンバーの内部空間には、前記巻取式サンシェードの巻取部が配置され、前記巻取式サンシェードのサンシェード面は、前記クロスメンバーの前記開口を介して引き出し可能に構成されていることを特徴とする建設機械のキャブを提供している。
ここで、前記巻取式サンシェードは、前記巻取部から引き出された前記サンシェード面が機械前後方向において前記巻取り式サンシェードの回動軸よりも前記リアガラス側に配置されるように構成されているのが好ましい。
また、前記クロスメンバーは、前記キャブ天井内装を取り付けるための被取付部を有し、前記キャブ天井内装は、前記巻取り式サンシェードの引き出し操作を阻害しない位置において前記被取付部を介して前記クロスメンバーに取り付けられているのが好ましい。
更に、前記巻取り式サンシェードには、前記サンシェード面を出し入れするための取手部が設けられ、前記取手部の少なくとも一部は、前記クロスメンバーの下端部及び前記キャブ天井内装よりも下側に配置されるのが好ましい。
本発明によれば、クロスメンバーがキャブ天井内装よりも上側において左右のリアピラーの間に配設され、巻取式サンシェードの巻取部が当該クロスメンバーの内部空間に配置される。すなわち、巻取式サンシェードの巻取部はキャブ天井内装よりも上側に設置される。そのため、巻取式サンシェードの巻取部によりリアガラス上部の視界が阻害されず、運転席からの良好な後方視界を確保することが可能である。
本発明の実施形態に係る建設機械のキャブを示す斜視図。 キャブ後部骨格の一部を示す斜視図。 図1のIII−III位置で切った断面図。 クロスメンバーを示す断面図。 巻取式サンシェードの一部を示す斜視図。 巻取部に巻き取られた状態の巻取式サンシェードを示す図。 変形例に係るクロスメンバーを示す図。
<1.実施形態>
本発明の実施形態による建設機械のキャブについて図1から図6に基づき説明する。以下、本発明に係る建設機械のキャブ一例として、図1に示される油圧ショベルのキャブ1を例示する。
図1に示されるように、キャブ1の後面には、運転席からの後方視界を確保すべく、リアガラス3が設けられている。
図2に示されるように、キャブ1は、転倒強度を確保すべく、鋼管等によって構成される骨格部を有している。具体的には、キャブ1の後部は、左右のリアピラー2L,2R(図2参照)と、左右のリアピラー2L,2Rを繋ぐように左右のリアピラー2L,2Rの間に配設されるクロスメンバー4とを備えて構成される。なお、図1に示されるリアガラス3は、左右のリアピラー2L,2Rの間に設けられている。
図2に示されるように、左右のリアピラー2L,2Rは、キャブ後部左右両側において上下方向に延びる左右一対のCピラーである。
図3に示されるように、クロスメンバー4は、キャブ天井内装5よりも上側において左右のリアピラー2L,2Rの間に配設される中空状の部材である。
詳細には、図4に示されるように、クロスメンバー4は、4つの面41,42,43,44から構成され、下側に開口4Hを有する断面コの字状の部材である。
面41は、リアガラス3に近接する面である。面42は、面41の上端から前方に屈曲して延在する面である。面43は、面42の前端から下方に屈曲して延在すると共に面41に対向する面である。面44は、面43の下端から後方に向けて屈曲して延在する面である。なお、面44は、開口4Hを確保すべく短尺に構成されている。
図3に示されるように、キャブ天井内装5は、クロスメンバー4の面44(本発明に係る被取付部の一例)に対してボルトで装着されている。キャブ天井内装5の後端は、クロスメンバー4の開口4Hを閉塞しない位置にある。そのため、キャブ天井内装5は、巻取式サンシェード6(後述)の引き出し操作を阻害しない。つまり、キャブ天井内装5は、巻取式サンシェード6(後述)の引き出し操作を阻害しない位置おいて面44を介してクロスメンバー4に取り付けられている。
クロスメンバー4の内部空間には、リアガラス3からの太陽光を遮光する巻取式サンシェード6の巻取部60(サンシェード本体とも称する)が設置されている。
図5に示されるように、巻取式サンシェード6は、巻取部60から引き出されるサンシェード面61と、下端6Bの左右両端に設けられる被保持部65と、下端6Bの略中央に位置する取手部63とを備えて構成される。
サンシェード面61は、リアガラス3を介してキャブ1内に入る太陽光を遮光する面である。サンシェード面61は、クロスメンバー4の開口4H(図4参照)を介して引き出し可能に構成されている。巻取部60から引き出されたサンシェード面61は、機械前後方向において巻取式サンシェード6の回動軸AXよりもリアガラス3側(後方)に配置される。
被保持部65は、円筒状の部材として構成され、キャブ側壁内側(不図示)に設けられるコの字状の保持部21に嵌合可能に構成されている。被保持部65が保持部21に嵌合すると、巻取部60から引き出されたサンシェード面61はリアガラス3を覆った状態で維持される。
取手部63は、サンシェード面61を出し入れ操作する際に作業者が把持する部分である。図6に示されるように、取手部63の一部は、サンシェード面61が巻取部60に巻き取られた状態においてクロスメンバー4の下端部及びキャブ天井内装5よりも下側に配置されている。
上述した実施形態によれば、クロスメンバー4がキャブ天井内装5よりも上側において左右のリアピラー2L,2Rの間に配設され、クロスメンバー4の内部空間に巻取式サンシェード6の巻取部60(サンシェード本体)が配置される。すなわち、巻取式サンシェード6の巻取部60はキャブ天井内装5よりも上側に設置される。そのため、巻取式サンシェード6の巻取部60によってリアガラス3上部の視界が阻害されず、運転席からの良好な後方視界を確保することが可能である。また、緊急時においてリアガラス3側から脱出する際に、脱出時の間口を広く確保することが可能である。
また、上述した実施形態によれば、巻取部60から引き出されたサンシェード面61が機械前後方向において巻取式サンシェード6の回動軸AXよりもリアガラス3側(後方)に配置される。そのため、巻取式サンシェード6使用時における室内空間を広く確保することが可能である。また、巻取式サンシェード6をクロスメンバー4に組み付ける際の組付け性も向上する。
また、上述した実施形態によれば、クロスメンバー4の面44を介してキャブ天井内装5が取り付けられるため、追加部品を最小限に抑えることが可能であると共に、キャブ天井内装5で覆う範囲を広く確保することが可能である。また、面43の下端から後方に屈曲する面44の存在によってクロスメンバー4自体の強度が向上している。
また、上述した実施形態によれば、取手部63は、サンシェード面61が巻取部60に巻き取られた状態においてクロスメンバー4の下端部及びキャブ天井内装5よりも下側に配置されている。そのため、取手部63へのアクセス性が高い。
<2.変形例>
本発明による建設機械のキャブは上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施形態では、クロスメンバー4が4つの面41,42,43,44で構成される場合(図4参照)を例示したが、これに限定されず、図7に示されるように、クロスメンバー4が3つの面41,42,43で構成されるようにしてもよい。この場合、キャブ天井内装5が面43に対して取り付けられるようにすればよい。
また、上記実施形態では、取手部63の一部がクロスメンバー4の下端部及びキャブ天井内装5よりも下側に配置される場合を例示したが、これに限定されず、取手部63の全部がクロスメンバー4の下端部及びキャブ天井内装5よりも下側に配置されるようにしてもよい。
以上のように本発明にかかる建設機械のキャブは、油圧ショベル等においてリアガラスを遮光するのに適している。
1 キャブ、2L,2R リアピラー、3 リアガラス、4 クロスメンバー、
4H 開口、5 キャブ天井内装、6 巻取式サンシェード、6B 下端、
21 保持部、41,42,43,44 面、60 巻取部、61 サンシェード面、
63 取手部、65 被保持部、AX 回動軸

Claims (4)

  1. 巻取式サンシェードを備える建設機械のキャブであって、
    キャブ後部左右両側において上下方向に延びる左右のリアピラーと、
    前記左右のリアピラーの間に設けられるリアガラスと、
    キャブ天井内装よりも上側において前記左右のリアピラーの間に配設され、下側に開口を有する中空状のクロスメンバーと、
    を備え、
    前記クロスメンバーの内部空間には、前記巻取式サンシェードの巻取部が配置され、
    前記巻取式サンシェードのサンシェード面は、前記クロスメンバーの前記開口を介して引き出し可能に構成されていることを特徴とする建設機械のキャブ。
  2. 前記巻取式サンシェードは、前記巻取部から引き出された前記サンシェード面が機械前後方向において前記巻取り式サンシェードの回動軸よりも前記リアガラス側に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のキャブ。
  3. 前記クロスメンバーは、前記キャブ天井内装を取り付けるための被取付部を有し、
    前記キャブ天井内装は、前記巻取り式サンシェードの引き出し操作を阻害しない位置において前記被取付部を介して前記クロスメンバーに取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械のキャブ。
  4. 前記巻取り式サンシェードには、前記サンシェード面を出し入れするための取手部が設けられ、
    前記取手部の少なくとも一部は、前記クロスメンバーの下端部及び前記キャブ天井内装よりも下側に配置されることを特徴とする請求項3に記載の建設機械のキャブ。
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