JP2020155176A - ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】組立性の向上したでディスク装置を提供する。【解決手段】ディスク装置は、第1アクチュエータアッセンブリ22Aと、第2アクチュエータアッセンブリ22Bとを備える。第1軸受ユニットは、支持シャフトに同軸的に装着された第1シャフト51aと、第1アクチュエータブロック29に固定され第1シャフトの周囲に同軸的に配置された第1スリーブ52aと、第1シャフトと第1スリーブとの間に配置された少なくとも1つのベアリング54a、54bとを有する。第2軸受ユニットは、支持シャフトに同軸的に装着され第1シャフトと別体の第2シャフト51bと、第2アクチュエータブロック29に固定され第2シャフトの周囲に同軸的に配置された第2スリーブ52bと、第2シャフトと第2スリーブとの間に配置された少なくとも1つのベアリング54a、54bとを有する。第2シャフトの軸方向一端は、第1シャフトの軸方向一端に対向している。【選択図】図5
Description
この発明の実施形態は、ディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)は、筐体内に配設された磁気ディスク、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータ、磁気ヘッドを支持したヘッドアクチュエータ、このヘッドアクチュエータを駆動するボイスコイルモータ、フレキシブルプリント回路基板ユニット等を備えている。
ヘッドアクチュエータは、複数のアームを有するアクチュエータブロックと、アクチュエータブロックの装着孔に装着されたユニットベアリングと、を備えている。各アームには、磁気ヘッドを支持した1本あるいは2本のサスペンションアッセンブリ(ヘッドジンバルアッセンブリ(HGA)と称する場合もある)が取り付けられている。ユニットベアリングは、例えば、中空シャフト、複数のボールベアリング、スペーサ、スリーブ等を組合わせて構成されている。
ヘッドアクチュエータは、複数のアームを有するアクチュエータブロックと、アクチュエータブロックの装着孔に装着されたユニットベアリングと、を備えている。各アームには、磁気ヘッドを支持した1本あるいは2本のサスペンションアッセンブリ(ヘッドジンバルアッセンブリ(HGA)と称する場合もある)が取り付けられている。ユニットベアリングは、例えば、中空シャフト、複数のボールベアリング、スペーサ、スリーブ等を組合わせて構成されている。
近年、HDDの記憶容量の増大に伴い、磁気ディスクの設置枚数も増加しつつある。多数枚の磁気ディスクに対応するため、ヘッドアクチュエータをそれぞれ独立して回動可能な複数、例えば、2つのヘッドアクチュエータに分割し、2つのヘッドアクチュエータを積層配置した、いわゆるスプリットアクチュエータが提案されている。一方のヘッドアクチュエータのアクチュエータブロックは、支持シャフトの回りで回動自在に支持されている。他方のヘッドアクチュエータのアクチュエータブロックは、支持シャフトの回りで回動自在に支持され、一方のアクチュエータブロックに軸方向に重ねて配置されている。
上記のようなスプリットアクチュエータにおいて、2つのアクチュエータアッセンブリに設けられた2つのユニットベアリングは、共通の中空シャフトを有し、実質的に一体に構成されている。この場合、スプリットアクチュエータを組立てる際、上下一体のユニットベアリングに、2つのアクチュエータアッセンブリのアクチュエータブロックがユニットベアリングに順番に組み付けられるが、その際、アクチュエータブロック間の位置を高い精度で位置決めする必要がある。高い寸法精度を出すためには、位置決め機構が複雑化するとともに組立作業が煩雑となる。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、組立性が向上したディスク装置を提供することにある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、組立性が向上したディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、ディスク装置は、それぞれ記録層を有する複数のディスク状の記録媒体と、第1軸受ユニットを介して支持シャフトに回動自在に支持された第1アクチュエータブロックと、前記第1アクチュエータブロックから延出したアームおよびサスペンションアッセンブリと、前記サスペンションアッセンブリに支持された磁気ヘッドと、を有する第1アクチュエータアッセンブリと、第2軸受ユニットを介して前記支持シャフトに回動自在に支持された第2アクチュエータブロックと、前記第2アクチュエータブロックから延出したアームおよびサスペンションアッセンブリと、前記サスペンションアッセンブリに支持された磁気ヘッドと、を有する第2アクチュエータアッセンブリと、を備えている。前記第1軸受ユニットは、前記支持シャフトに同軸的に装着された第1シャフトと、前記第1アクチュエータブロックに固定され前記第1シャフトの周囲に同軸的に配置された第1スリーブと、前記第1シャフトと第1スリーブとの間に配置された少なくとも1つのベアリングと、を有している。前記第2軸受ユニットは、前記支持シャフトに同軸的に装着され前記第1シャフトと別体の第2シャフトと、前記第2アクチュエータブロックに固定され前記第2シャフトの周囲に同軸的に配置された第2スリーブと、前記第2シャフトと第2スリーブとの間に配置された少なくとも1つのベアリングと、を有し、前記第2シャフトの軸方向一端は、前記第1シャフトの軸方向一端に対向している。
以下図面を参照しながら、実施形態に係るディスク装置ついて説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(第1の実施形態)
ディスク装置として、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)について詳細に説明する。
図1は、トップカバーを外して示す第1の実施形態に係るHDDの斜視図である。
HDDは、偏平なほぼ矩形状の筐体10を備えている。筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、トップカバー14と、を有している。ベース12は、トップカバー14と隙間を置いて対向する矩形状の底壁12aと、底壁の周縁に沿って立設された側壁12bとを有し、例えば、アルミニウムにより一体に成形されている。トップカバー14は、例えば、ステンレスにより矩形板状に形成されている。トップカバー14は、複数のねじ13によりベース12の側壁12b上にねじ止めされ、ベース12の上部開口を閉塞する。
ディスク装置として、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)について詳細に説明する。
図1は、トップカバーを外して示す第1の実施形態に係るHDDの斜視図である。
HDDは、偏平なほぼ矩形状の筐体10を備えている。筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、トップカバー14と、を有している。ベース12は、トップカバー14と隙間を置いて対向する矩形状の底壁12aと、底壁の周縁に沿って立設された側壁12bとを有し、例えば、アルミニウムにより一体に成形されている。トップカバー14は、例えば、ステンレスにより矩形板状に形成されている。トップカバー14は、複数のねじ13によりベース12の側壁12b上にねじ止めされ、ベース12の上部開口を閉塞する。
筐体10内に、記録媒体としての複数枚、例えば、7枚の磁気ディスク18、および磁気ディスク18を支持および回転させる駆動部としてのスピンドルモータ19が設けられている。スピンドルモータ19は、底壁12a上に配設されている。各磁気ディスク18は、例えば、直径96mm(約3.5インチ)に形成され、その上面および/または下面に磁気記録層を有している。磁気ディスク18は、スピンドルモータ19の図示しないハブに互いに同軸的に嵌合されているとともに、クランプばね20によりクランプされハブに固定されている。一例では、7枚の磁気ディスク18が所定の間隔を置いて、互いに平行に積層配置されている。また、磁気ディスク18は、ベース12の底壁12aと平行に位置した状態に支持されている。複数枚の磁気ディスク18は、スピンドルモータ19により所定の回転数で回転される。
なお、磁気ディスクは7枚に限定されることなく、増減可能である。
なお、磁気ディスクは7枚に限定されることなく、増減可能である。
筐体10内には、磁気ディスク18に対して情報の記録、再生を行なう複数の磁気ヘッド17、および、これらの磁気ヘッド17を磁気ディスク18に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータアッセンブリが設けられている。本実施形態では、ヘッドアクチュエータアッセンブリは、複数のアクチュエータアッセンブリ、例えば、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2アクチュエータアッセンブリ22Bに分割されたスプリットアクチュエータアッセンブリとして構成されている。第1および第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bは、ベース12の底壁12aに立設された共通の支持シャフト(枢軸)26の回りで回動自在に支持されている。
筐体10内には、第1および第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bを回動および位置決めするボイスコイルモータ(VCM)24、磁気ヘッド17が磁気ディスク18の最外周に移動した際、磁気ヘッド17を磁気ディスク18から離間したアンロード位置に保持するランプロード機構25、および変換コネクタ等の電子部品が実装された配線基板ユニット(FPCユニット)21が設けられている。
筐体10内には、第1および第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bを回動および位置決めするボイスコイルモータ(VCM)24、磁気ヘッド17が磁気ディスク18の最外周に移動した際、磁気ヘッド17を磁気ディスク18から離間したアンロード位置に保持するランプロード機構25、および変換コネクタ等の電子部品が実装された配線基板ユニット(FPCユニット)21が設けられている。
底壁12aの外面には、図示しないプリント回路基板がねじ止めされている。プリント回路基板は制御部を構成し、この制御部は、スピンドルモータ19の動作を制御するとともに、配線基板ユニット21を介してVCM24および磁気ヘッド17の動作を制御する。
図2は、スプリットアクチュエータアッセンブリおよびFPCユニットを有するヘッドアクチュエータアッセンブリを示す斜視図、図3は、整列状態のスプリットアクチュエータアッセンブリの側面図である。
図2および図3に示すように、スプリットアクチュエータアッセンブリは、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2アクチュエータアッセンブリ22Bを有している。第1および第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bは、互いに重ねて配置され、また、ベース12の底壁12aに立設された共通の支持シャフト26の回りで互いに独立して回動可能に設けられている。第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、ほぼ同一の構造に構成されている。一例では、上側に配置されたアクチュエータアッセンブリを第1アクチュエータアッセンブリ22A、下側に配置されたアクチュエータアッセンブリを第2アクチュエータアッセンブリ22Bとしている。
図2および図3に示すように、スプリットアクチュエータアッセンブリは、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2アクチュエータアッセンブリ22Bを有している。第1および第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bは、互いに重ねて配置され、また、ベース12の底壁12aに立設された共通の支持シャフト26の回りで互いに独立して回動可能に設けられている。第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、ほぼ同一の構造に構成されている。一例では、上側に配置されたアクチュエータアッセンブリを第1アクチュエータアッセンブリ22A、下側に配置されたアクチュエータアッセンブリを第2アクチュエータアッセンブリ22Bとしている。
第1アクチュエータアッセンブリ22Aは、アクチュエータブロック(第1アクチュエータブロック)29と、アクチュエータブロック29から延出した4本のアーム30と、各アーム30に取付けられたヘッドサスペンションアッセンブリ(ヘッドジンバルアッセンブリ(HGA)と称する場合もある)32と、ヘッドサスペンションアッセンブリに支持された磁気ヘッド17と、を備えている。アクチュエータブロック29は内孔31を有し、この内孔31に軸受ユニット(ユニット軸受)50が装着されている。アクチュエータブロック29は、軸受ユニット50により、支持シャフト26に回動自在に支持されている。軸受ユニット50の構成については後述する。
本実施形態において、アクチュエータブロック29および4本のアーム30はアルミニウム等により一体に成形され、いわゆるEブロックを構成している。アーム30は、例えば、細長い平板状に形成され、アクチュエータブロック29から支持シャフト26と直交する方向に延出している。4本のアーム30は、互いに隙間を置いて、平行に設けられている。
本実施形態において、アクチュエータブロック29および4本のアーム30はアルミニウム等により一体に成形され、いわゆるEブロックを構成している。アーム30は、例えば、細長い平板状に形成され、アクチュエータブロック29から支持シャフト26と直交する方向に延出している。4本のアーム30は、互いに隙間を置いて、平行に設けられている。
第1アクチュエータアッセンブリ22Aは、アクチュエータブロック29からアーム30と反対の方向へ延出する支持フレーム34を有している。ボイスコイル36が支持フレーム34に支持されている。図1および図2に示すように、ボイスコイル36は、ベース12に設置された一対のヨーク38間に位置し、これらのヨーク38、および何れかのヨーク38に固定された磁石39とともにVCM24を構成している。
図2および図3に示すように、第1アクチュエータアッセンブリ22Aは、7本のヘッドサスペンションアッセンブリ32を備え、これらのヘッドサスペンションアッセンブリ32は各アーム30の延出端にそれぞれ取付けられている。複数のヘッドサスペンションアッセンブリ32は、磁気ヘッド17を上向きに支持するアップヘッドヘッドサスペンションアッセンブリと、磁気ヘッド17を下向きに支持するダウンヘッドヘッドサスペンションアッセンブリと、を含んでいる。これらのアップヘッドおよびダウンヘッドサスペンションアッセンブリは、同一構造のヘッドサスペンションアッセンブリを上下向きを変えて配置することにより構成される。本実施形態では、第1アクチュエータアッセンブリ22Aにおいて、最上部のアーム30にダウンヘッドサスペンションアッセンブリが取付けられ、他の4本のアーム30の各々に、アップヘッドサスペンションアッセンブリおよびダウンヘッドサスペンションアッセンブリの2本のヘッドサスペンションアッセンブリ32が取り付けられている。
7本のヘッドサスペンションアッセンブリ32は、4本のアーム30から延出し、互いにほぼ平行に、かつ、所定の間隔を置いて配置されている。最下部のダウンヘッドサスペンションアッセンブリ32を除いて、他の4組のダウンヘッドサスペンションアッセンブリおよびアップヘッドサスペンションアッセンブリに支持された2つの磁気ヘッド17は、所定の間隔を置いて互いに向かい合って位置している。これらの磁気ヘッド17は、対応する磁気ディスク18の両面に対向して位置する。なお、最下部のダウンヘッドサスペンションアッセンブリ32の磁気ヘッド17は、後述する第2アクチュエータアッセンブリ22Bの最上部のアップヘッドサスペンションアッセンブリ32の磁気ヘッド17との間に配置される磁気ディスク18の上面に対向して位置する。
図4は、ヘッドサスペンションアッセンブリの一例を示す斜視図である。図示のように、サスペンションアッセンブリ32は、ほぼ矩形状のベースプレート70と、細長い板ばね状のロードビーム72と、細長い帯状のフレキシャ(配線部材)74と、を有している。ロードビーム72は、その基端部がベースプレート70の端部に重ねて固定されている。ロードビーム72は、ベースプレート70から延出し、延出端に向かって先細に形成されている。ベースプレート70およびロードビーム72は、例えば、ステンレスにより形成されている。一例では、ベースプレート70の板厚は、150μm程度に、ロードビーム72の板厚は、25〜30μm程度に形成されている。
ベースプレート70は、その基端部に円形の開口33およびこの開口33の周囲に位置する円環状の突起部73を有している。ベースプレート70は、基端部側がアーム30の先端部に重ねて配置される。アーム30に形成されたかしめ孔にベースプレート70の突起部73を嵌合し、この突起部73をかしめることで、ベースプレート70はアーム30の先端部に締結されている。
ロードビーム72の基端部は、ベースプレート70の先端部に重ねて配置され、複数個所を溶接することによりベースプレート70に固定されている。
ロードビーム72の基端部は、ベースプレート70の先端部に重ねて配置され、複数個所を溶接することによりベースプレート70に固定されている。
フレキシャ74は、ステンレス等の金属板(裏打ち層)と、金属板上に形成された絶縁層と、絶縁層上に形成され複数の配線(配線パターン)を構成する導電層と、導電層を覆うカバー層(保護層、絶縁層)と、を有し、細長い帯状の積層板をなしている。フレキシャ74は、先端側部分74aと基端側部分74bとを有している。先端側部分74aは、ロードビーム72およびベースプレート70の表面上に取付けられている。基端側部分74bは、ベースプレート70の側縁から外側に延出し、更に、アーム30に沿ってアーム30の基端部まで延びている。
先端側部分74aの一部は、変位自在なジンバル部(弾性支持部)76を構成している。ジンバル部76は、ロードビーム72上に位置している。磁気ヘッド17はジンバル部76に搭載されている。フレキシャ74の配線は、磁気ヘッド17のリード素子、ライト素子、ヒータ、その他の部材に電気的に接続されている。
先端側部分74aの一部は、変位自在なジンバル部(弾性支持部)76を構成している。ジンバル部76は、ロードビーム72上に位置している。磁気ヘッド17はジンバル部76に搭載されている。フレキシャ74の配線は、磁気ヘッド17のリード素子、ライト素子、ヒータ、その他の部材に電気的に接続されている。
フレキシャ74の基端側部分74bは、ベースプレート70の側縁から外側へ出た後、アーム30の側面に形成されたスリット内を通って、アーム30の基端およびアクチュエータブロック29まで延びている。基端側部分74bの後端にフレキシャ74の接続端部(テール接続端子部)75が形成されている。接続端部75は、細長い矩形状に形成されている。接続端部75は、基端側部分74bに対してほぼ直角に折り曲げられ、アーム30に対してほぼ垂直に位置している。
接続端部75には複数、例えば、9個の接続端子(接続パッド)78が設けられている。これらの接続端子78は、フレキシャ74の配線にそれぞれ接続されている。すなわち、フレキシャ74の配線は、フレキシャ74のほぼ全長に亘って延び、一端は磁気ヘッド17に電気的に接続され、他端は、接続端子78に電気的に接続されている。
接続端部75には複数、例えば、9個の接続端子(接続パッド)78が設けられている。これらの接続端子78は、フレキシャ74の配線にそれぞれ接続されている。すなわち、フレキシャ74の配線は、フレキシャ74のほぼ全長に亘って延び、一端は磁気ヘッド17に電気的に接続され、他端は、接続端子78に電気的に接続されている。
図3に示すように、9つの接続端部75は、アクチュエータブロック29の設置面に設けられたフレキシブルプリント配線基板(FPC)の接合部(配線基板)46に接合されている。各接続端部75の接続端子78は、接合部46に設けられた図示しない接続端子にハンダ接合され、接合部46に電気的かつ機械的に接合されている。9つの接続端部75は、支持シャフト26の軸方向に並んで配置され、互いにほぼ平行に隣接して配置されている。
一方、第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、第1アクチュエータアッセンブリ22Aとほぼ同一の構成を有している。すなわち、図2、図3、図4に示すように、第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、軸受ユニット50を内蔵したアクチュエータブロック(第2アクチュエータブロック)29と、アクチュエータブロック29から延出する4本のアーム30と、それぞれアーム30に取り付けられた7本のヘッドサスペンションアッセンブリ32と、各ヘッドサスペンションアッセンブリに搭載された磁気ヘッド17と、ボイスコイル36を支持した支持フレーム34と、を有している。
アクチュエータブロック29は、軸受ユニット50を介して、支持シャフト26に回転自在に支持されている。アクチュエータブロック(第2アクチュエータブロック)29は、支持シャフト26の基端部(底壁12a側の半分部)に支持され、第1アクチュエータブロック29の下方に同軸的に配置されている。アクチュエータブロック(第2アクチュエータブロック)29は、第1アクチュエータブロック29と僅かな隙間を置いて対向している。
第2アクチュエータアッセンブリ22Bにおいては、最下部のアーム30にアップヘッドサスペンションアッセンブリ32が取付けられ、他の4本のアーム30の各々に、アップヘッドサスペンションアッセンブリ32およびダウンヘッドサスペンションアッセンブリ32の2本のヘッドサスペンションアッセンブリが取り付けられている。第2アクチュエータアッセンブリ22Bのボイスコイル36は、ベース12に設置された一対のヨーク38間に位置し、これらのヨーク38、および何れかのヨークに固定された磁石39とともにVCM24を構成している。
第1アクチュエータアッセンブリ22Aを駆動するVCM24と、第2アクチュエータアッセンブリ22Bを駆動するVCM24とは、互いに独立して設けられている。これにより、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、それぞれ独立して駆動(回動)可能である。
第1アクチュエータアッセンブリ22Aを駆動するVCM24と、第2アクチュエータアッセンブリ22Bを駆動するVCM24とは、互いに独立して設けられている。これにより、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、それぞれ独立して駆動(回動)可能である。
次に、アクチュエータアッセンブリの軸受ユニット50の構成について説明する。図5は、アクチュエータブロックおよび軸受ユニットの断面図である。
以下、第1アクチュエータアッセンブリ22Aの構成要素に「第1」を付加して説明し、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの構成要素に「第2」を付加して説明する。
図5に示すように、第1アクチュエータアッセンブリ22Aの第1軸受ユニット50と第2アクチュエータアッセンブリ22Bの第2軸受ユニット50とは、互いに分離した独立の軸受ユニットとして構成され、それぞれ第1アクチュエータブロック29および第2アクチュエータブロック29に別々に装着されている。
詳細に述べると、ベース12の底壁12aに支持シャフト26が立設されている。一例では、支持シャフト26は、底壁12aと一体に成形され、底壁12aに対してほぼ垂直に立設されている。支持シャフト26は、基端外周に設けられた環状のフランジ(台座)26bを一体に有している。
第1、第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bの第1、第2アクチュエータブロック29の各々は、支持シャフト26と直交して延在する上端面29aおよび下端面29bを有している。内孔31は、アクチュエータブロック29を貫通して形成され、上端面29aおよび下端面29bに開口している。また、内孔31は、支持シャフト26と同軸的に形成されている。
以下、第1アクチュエータアッセンブリ22Aの構成要素に「第1」を付加して説明し、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの構成要素に「第2」を付加して説明する。
図5に示すように、第1アクチュエータアッセンブリ22Aの第1軸受ユニット50と第2アクチュエータアッセンブリ22Bの第2軸受ユニット50とは、互いに分離した独立の軸受ユニットとして構成され、それぞれ第1アクチュエータブロック29および第2アクチュエータブロック29に別々に装着されている。
詳細に述べると、ベース12の底壁12aに支持シャフト26が立設されている。一例では、支持シャフト26は、底壁12aと一体に成形され、底壁12aに対してほぼ垂直に立設されている。支持シャフト26は、基端外周に設けられた環状のフランジ(台座)26bを一体に有している。
第1、第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bの第1、第2アクチュエータブロック29の各々は、支持シャフト26と直交して延在する上端面29aおよび下端面29bを有している。内孔31は、アクチュエータブロック29を貫通して形成され、上端面29aおよび下端面29bに開口している。また、内孔31は、支持シャフト26と同軸的に形成されている。
第1軸受ユニット50は、ほぼ円筒形状の第1中空シャフト51aと、第1中空シャフト51aの周囲に同軸的に配置されたほぼ円筒形状の第1スリーブ52aと、第1中空シャフト51aと第1スリーブ52aとの間に嵌合された複数、例えば、2つのボールベアリング54a、54bと、を有している。
第1中空シャフト51aの内径は、支持シャフト26の外径よりも僅かに大きく形成されている。但し、第1中空シャフト51aの軸方向上端部の内径は、支持シャフト26の外径よりも小さく形成されている。
第1スリーブ52aは、第1アクチュエータブロック29の高さとほぼ等しい、軸方向長さを有している。第1スリーブ52aの外径は、内孔31の径とほぼ等しく形成されている。第1スリーブ52aの内径は、第1中空シャフト51aの外径よりも大きく形成されている。第1スリーブ52aは、その内周面の軸方向中間部から軸中心に向って突出した環状の凸部53を一体に有している。第1スリーブ52aは、第1中空シャフト51aに対して、軸方向の一方、ここでは、上方に僅かにずれて配置されている。これにより、第1中空シャフト51aの上端は、第1スリーブ52aの上端よりも僅かに下方にずれて位置し、第1中空シャフト51aの下端は、第1スリーブ52aの下端から下方に僅かに突出している。
第1中空シャフト51aの内径は、支持シャフト26の外径よりも僅かに大きく形成されている。但し、第1中空シャフト51aの軸方向上端部の内径は、支持シャフト26の外径よりも小さく形成されている。
第1スリーブ52aは、第1アクチュエータブロック29の高さとほぼ等しい、軸方向長さを有している。第1スリーブ52aの外径は、内孔31の径とほぼ等しく形成されている。第1スリーブ52aの内径は、第1中空シャフト51aの外径よりも大きく形成されている。第1スリーブ52aは、その内周面の軸方向中間部から軸中心に向って突出した環状の凸部53を一体に有している。第1スリーブ52aは、第1中空シャフト51aに対して、軸方向の一方、ここでは、上方に僅かにずれて配置されている。これにより、第1中空シャフト51aの上端は、第1スリーブ52aの上端よりも僅かに下方にずれて位置し、第1中空シャフト51aの下端は、第1スリーブ52aの下端から下方に僅かに突出している。
一方のボールベアリング54aは、インナーレースが第1中空シャフト51aの外周面に嵌合し、アウターレースがスリーブ52の内周面に嵌合した状態で、第1スリーブ52aの上端部内に配置されている。他方のボールベアリング54bは、インナーレースが第1中空シャフト51aの外周面に嵌合し、アウターレースが第1スリーブ52aの内周面に嵌合した状態で、第1スリーブ52aの下端部内に配置されている。凸部53は、ボールベアリング54a、54bの間に位置し、スペーサとして機能している。
第1スリーブ52aの上端部内周に環状のキャップ58aが取り付けられている。キャップ58aは、上側のボールベアリング54aと僅かな隙間を置いて対向している。キャップ58aは、ボールベアリング54aからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。
第1スリーブ52aの上端部内周に環状のキャップ58aが取り付けられている。キャップ58aは、上側のボールベアリング54aと僅かな隙間を置いて対向している。キャップ58aは、ボールベアリング54aからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。
上記のように構成された第1軸受ユニット50の第1スリーブ52aは、第1アクチュエータブロック29の内孔31内に嵌合され、接着剤等により第1アクチュエータブロック29に固定されている。第1スリーブ52aは、内孔31と同軸的に位置し、軸方向上端および下端は、第1アクチュエータブロック29の上端面29aおよび下端面29bとほぼ整列している。第1中空シャフト51aの軸方向下端部は、第1アクチュエータブロック29の下端面29bから僅かに下方に突出している。
第1アクチュエータブロック29に装着された第1軸受ユニット50は、第1中空シャフト51aを支持シャフト26の上端部に嵌合することにより、支持シャフト26に取付けられている。
第1アクチュエータブロック29に装着された第1軸受ユニット50は、第1中空シャフト51aを支持シャフト26の上端部に嵌合することにより、支持シャフト26に取付けられている。
一方、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの軸受ユニット(第2軸受ユニット)50は、第1アクチュエータアッセンブリ22Aの軸受ユニット(第1軸受ユニット)50とほぼ同一の構造を有している。第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、軸受ユニット50を介して、支持シャフト26の基端側部分に回動自在に支持されている。
詳細には、第2軸受ユニット50は、ほぼ円筒形状の第2中空シャフト51bと、第2中空シャフト51bの周囲に同軸的に配置されたほぼ円筒形状の第2スリーブ52bと、第2中空シャフト51bと第2スリーブ52bとの間に嵌合された複数、例えば、2つのボールベアリング54a、54bと、を有している。
詳細には、第2軸受ユニット50は、ほぼ円筒形状の第2中空シャフト51bと、第2中空シャフト51bの周囲に同軸的に配置されたほぼ円筒形状の第2スリーブ52bと、第2中空シャフト51bと第2スリーブ52bとの間に嵌合された複数、例えば、2つのボールベアリング54a、54bと、を有している。
第2中空シャフト51bの内径は、支持シャフト26の外径よりも僅かに大きく形成されている。但し、第2中空シャフト51bの軸方向下半分の内径は、支持シャフト26の外径とほぼ等しく形成されている。第2中空シャフト51bは、その軸方向下端の外周に設けられた環状のフランジ51cを一体に有している。
第2スリーブ52bは、第2アクチュエータブロック29の高さとほぼ等しい、軸方向長さを有している。第2スリーブ52bの外径は、内孔31の径とほぼ等しく形成されている。第2スリーブ52bの内径は、第2中空シャフト51bの外径よりも大きく形成されている。第2スリーブ52bは、その内周面の軸方向中間部から軸中心に向って突出した環状の凸部53を一体に有している。第2スリーブ52bの軸方向上端および下端は、それぞれ第2中空シャフト51bの軸方向上端および下端とほぼ整列して位置している。
第2スリーブ52bは、第2アクチュエータブロック29の高さとほぼ等しい、軸方向長さを有している。第2スリーブ52bの外径は、内孔31の径とほぼ等しく形成されている。第2スリーブ52bの内径は、第2中空シャフト51bの外径よりも大きく形成されている。第2スリーブ52bは、その内周面の軸方向中間部から軸中心に向って突出した環状の凸部53を一体に有している。第2スリーブ52bの軸方向上端および下端は、それぞれ第2中空シャフト51bの軸方向上端および下端とほぼ整列して位置している。
一方のボールベアリング54aは、インナーレースが第2中空シャフト51bの外周面に嵌合し、アウターレースが第2スリーブ52bの内周面に嵌合した状態で、第2スリーブ52bの上端部内に配置されている。他方のボールベアリング54bは、インナーレースが第2中空シャフト51bの外周面に嵌合し、アウターレースが第2スリーブ52bの内周面に嵌合した状態で、第2スリーブ52bの下端部内に配置されている。凸部53は、ボールベアリング54a、54bの間に位置し、スペーサとして機能している。
第2スリーブ52bの上端部内周に環状のキャップ58bが取り付けられている。キャップ58bは、上側のボールベアリング54aと僅かな隙間を置いて対向している。キャップ58bは、ボールベアリング54aからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。また、第2中空シャフト51bのフランジ51cは、下側のボールベアリング54bと僅かな隙間を置いて対向している。フランジ51cは、ボールベアリング54bからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。
第2スリーブ52bの上端部内周に環状のキャップ58bが取り付けられている。キャップ58bは、上側のボールベアリング54aと僅かな隙間を置いて対向している。キャップ58bは、ボールベアリング54aからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。また、第2中空シャフト51bのフランジ51cは、下側のボールベアリング54bと僅かな隙間を置いて対向している。フランジ51cは、ボールベアリング54bからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。
上記のように構成された第2軸受ユニット50の第2スリーブ52bは、第2アクチュエータブロック29の内孔31内に嵌合され、接着剤等により第2アクチュエータブロック29に固定されている。第2スリーブ52bは、内孔31と同軸的に位置し、軸方向上端および下端は、第2アクチュエータブロック29の上端面29aおよび下端面29bとほぼ整列している。
第2アクチュエータアッセンブリ22Bは、第2軸受ユニット50を介して、支持シャフト26の基端側部分に回動自在に支持されている。すなわち、第2軸受ユニット50の第2中空シャフト51bに支持シャフト26の基端側部分が挿通されている。第2中空シャフト51bは、支持シャフト26の外周面に嵌合され、フランジ51cは支持シャフト26の台座26bに当接している。第2スリーブ52bおよび第2アクチュエータブロック29は、ボールベアリング54a、54bにより、第2中空シャフト51bおよび支持シャフト26に対して回動自在に支持されている。
前述した第1アクチュエータアッセンブリ22Aは、第1軸受ユニット50を介して、支持シャフト26の先端側部分に回動自在に支持されている。第1軸受ユニット50の第1中空シャフト51aに支持シャフト26の先端側部分が挿通されている。第1中空シャフト51aは、支持シャフト26の外周面に嵌合され、更に、第1中空シャフト51aの軸方向上端部は、支持シャフト26の先端を越えて上方に延出しているとともに、支持シャフト26の先端に当接している。第2スリーブ52bおよび第2アクチュエータブロック29は、ボールベアリング54a、54bにより、第2中空シャフト51bおよび支持シャフト26に対して回動自在に支持されている。
第1中空シャフト51aの軸方向下端は、第2中空シャフト51bの軸方向上端に当接している。第1中空シャフト51aの内孔を通して支持シャフト26の上端部に固定ねじ60がねじ込まれている。固定ねじ60のヘッドは第1中空シャフト51aの軸方向上端に当接し、第1中空シャフト51aおよび第2中空シャフト51bを台座26bに向かって押圧している。これにより、第1軸受ユニット50および第2軸受ユニット50が支持シャフト26に対して所定の位置に取付け固定されている。また、第1中空シャフト51aの下端が第2中空シャフト51bの上端に当接することにより、第2アクチュエータアッセンブリ22Bに対して第1アクチュエータアッセンブリ22Aが所定の位置に位置決めされている。すなわち、第1および第2アクチュエータアッセンブリ22A、22Bは、第1アクチュエータブロック29の下端面29bと第2アクチュエータブロック29の上端面29aとの間に所定の隙間Gが形成されるように位置決めされている。
次に、ヘッドアクチュエータアッセンブリのFPCユニット21について詳細に説明する。図6は、FPCユニットの側面図、図7はFPCユニットの背面側を示す斜視図である。
図2および図6、図7に示すように、FPCユニット21は、第1アクチュエータアッセンブリ22Aに接続される第1FPCユニット21aと、第2アクチュエータアッセンブリ22Bに接続される第2FPCユニット21bとに分割して構成されている。
第1FPCユニット21aは、ほぼ矩形状のベース部42a、ベース部42aの一側縁から延出した帯状の中継部44a、中継部44aの先端に連続して設けられた接合部(第1配線基板)46aと、を一体に有している。ベース部42a、中継部44a、および接合部46aは、フレキシブルプリント配線基板(FPC)により形成されている。フレキシブルプリント配線基板は、ポリイミド等の絶縁層と、この絶縁層上に形成され、配線、接続パッド等を形成する導電層と、導電層を覆う保護層とを有している。
図2および図6、図7に示すように、FPCユニット21は、第1アクチュエータアッセンブリ22Aに接続される第1FPCユニット21aと、第2アクチュエータアッセンブリ22Bに接続される第2FPCユニット21bとに分割して構成されている。
第1FPCユニット21aは、ほぼ矩形状のベース部42a、ベース部42aの一側縁から延出した帯状の中継部44a、中継部44aの先端に連続して設けられた接合部(第1配線基板)46aと、を一体に有している。ベース部42a、中継部44a、および接合部46aは、フレキシブルプリント配線基板(FPC)により形成されている。フレキシブルプリント配線基板は、ポリイミド等の絶縁層と、この絶縁層上に形成され、配線、接続パッド等を形成する導電層と、導電層を覆う保護層とを有している。
ベース部42a上に、変換コネクタ47a、図示しない複数のコンデンサ等の電子部品が実装され、FPCの配線に電気的に接続されている。ベース部42aに、補強板として機能する金属板45aが貼付されている。金属板45aおよびベース部42aは、ほぼL字形状に折曲げられている。ベース部42aは、ベース12の底壁12a上に設置されている。中継部44aは、ベース部42aの側縁から第1アクチュエータアッセンブリ22Aに向かって延びている。中継部44aの延出端に設けられた接合部46aは、裏打ち板43aを介して第1アクチュエータブロック29の一側面(設置面)に貼付され、更に、固定ねじにより設置面にねじ止め固定されている。
接合部46aは、第1アクチュエータブロック29の設置面よりも僅かに小さい大きさの矩形状に形成されている。接合部46aは、フレキシャ74の接続端部75に対応する7個の接続パッド群60を有している。各接続パッド群60は、1列に並んで設けられた例えば9個の接続パッド61を有している。各接続パッド61は、FPCの配線を介してベース部42に電気的に接続されている。接合部46a上にヘッドIC(ヘッドアンプ)48が実装され、このヘッドIC48は配線を介して接続パッド61およびベース部42に接続されている。更に、接合部46aは、ボイスコイル36が接続された接続パッド49を有している。
図2および図3に示すように、各フレキシャ74の接続端部75は、接合部46aの対応する接続パッド群60に重ねて配置され、接続端部75の9個の接続端子78はそれぞれ対応する接続パッド61にハンダで電気的かつ機械的に接合されている。
これにより、第1アクチュエータアッセンブリ22Aの7個の磁気ヘッド17は、それぞれフレキシャ74の配線、接続端部75、第1FPCユニット21aの接合部46a、中継部44aを通して、ベース部42aに電気的に接続される。更に、ベース部42aは、変換コネクタ47aを介して、筐体10の底面側のプリント回路基板に電気的に接続される。
これにより、第1アクチュエータアッセンブリ22Aの7個の磁気ヘッド17は、それぞれフレキシャ74の配線、接続端部75、第1FPCユニット21aの接合部46a、中継部44aを通して、ベース部42aに電気的に接続される。更に、ベース部42aは、変換コネクタ47aを介して、筐体10の底面側のプリント回路基板に電気的に接続される。
図2および図6、図7に示すように、第2FPCユニット21bは、ほぼ矩形状のベース部42b、ベース部42bの一側縁から延出した帯状の中継部44b、中継部44bの先端に連続して設けられた接合部(第2配線基板)46bと、を一体に有している。ベース部42b、中継部44b、および接合部46bは、フレキシブルプリント配線基板(FPC)により形成されている。
ベース部42b上に、変換コネクタ47b、図示しない複数のコンデンサ等の電子部品が実装され、FPCの配線に電気的に接続されている。ベース部42bに、補強板として機能する金属板45bが貼付されている。金属板45bおよびベース部42bは、ほぼL字形状に折曲げられている。ベース部42bは、第1FPCユニット21aのベース部42aと隣接、かつ、整列して配置され、ベース12の底壁12a上に設置されている。中継部44bは、ベース部42bの側縁から第2アクチュエータアッセンブリ22Bに向かって延びている。中継部44bの延出端に設けられた接合部46bは、裏打ち板43bを介して第2アクチュエータブロック29の一側面(設置面)に貼付され、更に、固定ねじにより設置面にねじ止め固定されている。
接合部46bは、第2アクチュエータブロック29の設置面よりも僅かに小さい大きさの矩形状に形成されている。接合部46bは、フレキシャ74の接続端部75に対応する7個の接続パッド群60を有している。各接続パッド群60は、1列に並んで設けられた例えば9個の接続パッド61を有している。各接続パッド61は、FPCの配線を介してベース部42bに電気的に接続されている。接合部46b上にヘッドIC(ヘッドアンプ)48が実装され、このヘッドIC48は配線を介して接続パッド61およびベース部42に接続されている。更に、接合部46bは、ボイスコイル36が接続された接続パッド49を有している。
図2および図3に示すように、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの各フレキシャ74の接続端部75は、接合部46aの対応する接続パッド群60に重ねて配置され、接続端部75の9個の接続端子78はそれぞれ対応する接続パッド61にハンダで電気的かつ機械的に接合されている。
これにより、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの7個の磁気ヘッド17は、それぞれフレキシャ74の配線、接続端部75、第2FPCユニット21bの接合部46b、中継部44bを通して、ベース部42bに電気的に接続される。更に、ベース部42bは、変換コネクタ47bを介して、筐体10の底面側のプリント回路基板に電気的に接続される。
これにより、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの7個の磁気ヘッド17は、それぞれフレキシャ74の配線、接続端部75、第2FPCユニット21bの接合部46b、中継部44bを通して、ベース部42bに電気的に接続される。更に、ベース部42bは、変換コネクタ47bを介して、筐体10の底面側のプリント回路基板に電気的に接続される。
次に、上記のように構成されたHDDおよびヘッドアクチュエータアッセンブリの組立て方法について説明する。
図8Aないし図8Eは、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの組立て工程をそれぞれ示す斜視図である。
図8Aに示すように、初めに、第2軸受ユニットおよびヘッドサスペンションアッセンブリが装着されていない状態の第2アクチュエータブロック29およびアーム30を用意し、フレーム34にボイスコイル36を固定する。
図8Aないし図8Eは、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの組立て工程をそれぞれ示す斜視図である。
図8Aに示すように、初めに、第2軸受ユニットおよびヘッドサスペンションアッセンブリが装着されていない状態の第2アクチュエータブロック29およびアーム30を用意し、フレーム34にボイスコイル36を固定する。
続いて、図8Bに示すように、第2FPCユニット21bを用意し、接合部46bおよび裏打ち板43bを第2アクチュエータブロック29の設置面に貼付およびねじ止め固定する。
次いで、図8Cに示すように、各アーム30の先端にヘッドサスペンションアッセンブリ32を取付け、更に、フレキシャ74の接続端部75を接合部46bのバッド群に接合する。その後、組み立てられたアッセンブリを洗浄する。
次いで、図8Cに示すように、各アーム30の先端にヘッドサスペンションアッセンブリ32を取付け、更に、フレキシャ74の接続端部75を接合部46bのバッド群に接合する。その後、組み立てられたアッセンブリを洗浄する。
洗浄後、図8Dに示すように、第2アクチュエータブロック29の内孔31に第2軸受ユニット50を装着し、第2アクチュエータブロック29に取付ける。
図8Eに示すように、上記のように組み立てられた第2アクチュエータアッセンブリ22Bおよび第2FPCユニット21bをベース12に組み込む。すなわち、第2軸受ユニット50をベース12の支持シャフト26に装着し、第2アクチュエータアッセンブリ22Bを支持シャフト26の回りで回動自在に支持する。また、第2FPCユニット21bのベース部42bをベース12の底壁12aにねじ止め固定する。なお、ベース部42bの固定は、後述す第1アクチュエータアッセンブリ11Aを組み込んだ後、第1FPCユニット21aのベース部42aの固定と一緒に行ってもよい。
図8Eに示すように、上記のように組み立てられた第2アクチュエータアッセンブリ22Bおよび第2FPCユニット21bをベース12に組み込む。すなわち、第2軸受ユニット50をベース12の支持シャフト26に装着し、第2アクチュエータアッセンブリ22Bを支持シャフト26の回りで回動自在に支持する。また、第2FPCユニット21bのベース部42bをベース12の底壁12aにねじ止め固定する。なお、ベース部42bの固定は、後述す第1アクチュエータアッセンブリ11Aを組み込んだ後、第1FPCユニット21aのベース部42aの固定と一緒に行ってもよい。
続いて、あるいは、第2アクチュエータアッセンブリ22Bの組立てと平行して、第1アクチュエータアッセンブリ22Aを組み立てる。
図8Fに示すように、第1軸受ユニットおよびヘッドサスペンションアッセンブリが装着されていない状態の第1アクチュエータブロック29を用意し、フレーム34にボイスコイル36を固定する。次いで、第1FPCユニット21aを用意し、接合部46aおよび裏打ち板43aを第1アクチュエータブロック29の設置面に貼付およびねじ止め固定する。各アーム30の先端にヘッドサスペンションアッセンブリ32を取付けた後、フレキシャ74の接続端部75を接合部46aのバッド群に接合する。その後、組み立てられたアッセンブリを洗浄する。
図8Fに示すように、第1軸受ユニットおよびヘッドサスペンションアッセンブリが装着されていない状態の第1アクチュエータブロック29を用意し、フレーム34にボイスコイル36を固定する。次いで、第1FPCユニット21aを用意し、接合部46aおよび裏打ち板43aを第1アクチュエータブロック29の設置面に貼付およびねじ止め固定する。各アーム30の先端にヘッドサスペンションアッセンブリ32を取付けた後、フレキシャ74の接続端部75を接合部46aのバッド群に接合する。その後、組み立てられたアッセンブリを洗浄する。
洗浄後、図8Gに示すように、第1アクチュエータブロック29の内孔31に第1軸受ユニット50を装着し、第1アクチュエータブロック29に取付ける。
図8Hに示すように、上記のように組み立てられた第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第1FPCユニット21aをベース12に組み込む。すなわち、第1軸受ユニット50をベース12の支持シャフト26に装着し、第1アクチュエータアッセンブリ22Bを支持シャフト26の回りで回動自在に支持する。第1軸受ユニット50を支持シャフト26の上半部に装着した後、固定ねじ60を支持シャフト26にねじ込んで、第1軸受ユニット50および第2軸受ユニット50を支持シャフト26の所定位置に位置決め固定する。
また、第1FPCユニット21aのベース部42aをベース12の底壁12aにねじ止め固定する。なお、ベース部42aの固定は、前述した第2FPCユニット21bのベース部42bの固定と一緒に行ってもよい。
以上により、スプリットアクチュエータアッセンブリの組立て、およびベース12への組み込み作業が終了する。
図8Hに示すように、上記のように組み立てられた第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第1FPCユニット21aをベース12に組み込む。すなわち、第1軸受ユニット50をベース12の支持シャフト26に装着し、第1アクチュエータアッセンブリ22Bを支持シャフト26の回りで回動自在に支持する。第1軸受ユニット50を支持シャフト26の上半部に装着した後、固定ねじ60を支持シャフト26にねじ込んで、第1軸受ユニット50および第2軸受ユニット50を支持シャフト26の所定位置に位置決め固定する。
また、第1FPCユニット21aのベース部42aをベース12の底壁12aにねじ止め固定する。なお、ベース部42aの固定は、前述した第2FPCユニット21bのベース部42bの固定と一緒に行ってもよい。
以上により、スプリットアクチュエータアッセンブリの組立て、およびベース12への組み込み作業が終了する。
以上のように構成された第1の実施形態に係るHDDおよびアクチュエータアッセンブリによれば、アクチュエータアッセンブリの第1軸受ユニットおよび第2軸受ユニットは、独立した第1中空シャフトおよび第2中空シャフトを有し、完全に分離した独立の軸受ユニットとして構成されている。そのため、アクチュエータアッセンブリを組立てる際、第1アクチュエータアッセンブリ22Aと第2アクチュエータアッセンブリ22Bとを別々に組み立てることが可能となり、上下のアクチュエータアッセンブリ間の間隔調整プロセスを除外することができ、組立・分解・管理が容易になる。
また、本実施形態によれば、FPCユニットを第1アクチュエータアッセンブリ22A用の第1FPCユニット21aと、第2アクチュエータアッセンブリ22B用の第2FPCユニット21bとに完全に分割している。そのため、上下のアクチュエータアッセンブリを従来と同様の工程で組み立てることができ、組立・管理が容易となる。更に、FPCユニットをアクチュエータブロックに固定した後、洗浄し、最後に、軸受ユニットを組み立てることが可能となる。これにより、構成部品のクリーンネスを保つことができる。
以上のことから、第1の実施形態によれば、組立性が向上したディスク装置を提供することができる。
また、本実施形態によれば、FPCユニットを第1アクチュエータアッセンブリ22A用の第1FPCユニット21aと、第2アクチュエータアッセンブリ22B用の第2FPCユニット21bとに完全に分割している。そのため、上下のアクチュエータアッセンブリを従来と同様の工程で組み立てることができ、組立・管理が容易となる。更に、FPCユニットをアクチュエータブロックに固定した後、洗浄し、最後に、軸受ユニットを組み立てることが可能となる。これにより、構成部品のクリーンネスを保つことができる。
以上のことから、第1の実施形態によれば、組立性が向上したディスク装置を提供することができる。
次に、軸受ユニットの変形例およびFPCユニットの変形例について説明する。以下に述べる種々の変形例において、上述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略あるいは簡略化し、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
(第1変形例)
図9は、第1変形例に係るアクチュエータアッセンブリの軸受ユニットを示す断面図である。
図示のように、第1変形例によれば、第1軸受ユニット50の第1中空シャフト51aは、軸方向下端部に設けられた環状のフランジ51dを一体に有している。フランジ51dは、第2軸受ユニット50の第2中空シャフト51bの軸方向上端およびキャップ58bに当接し、第2軸受ユニット50に対して第1軸受ユニット50を位置決めしている。また、フランジ51dは、下側のボールベアリング54bと僅かな隙間を置いて対向している。フランジ51dは、ボールベアリング54bからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。更に、フランジ51dは、下側のボールベアリング54bとの間、および第2軸受ユニット50の上端部との間、にラビリンス構造部を形成し、第1軸受ユニット50と第2軸受ユニット50との境界からのグリースの飛散を一層確実に抑制する。
第1変形例において、第1軸受ユニットおよび第2軸受ユニットの他の構成は、前述した第1の実施形態における軸受ユニットと同一である。
(第1変形例)
図9は、第1変形例に係るアクチュエータアッセンブリの軸受ユニットを示す断面図である。
図示のように、第1変形例によれば、第1軸受ユニット50の第1中空シャフト51aは、軸方向下端部に設けられた環状のフランジ51dを一体に有している。フランジ51dは、第2軸受ユニット50の第2中空シャフト51bの軸方向上端およびキャップ58bに当接し、第2軸受ユニット50に対して第1軸受ユニット50を位置決めしている。また、フランジ51dは、下側のボールベアリング54bと僅かな隙間を置いて対向している。フランジ51dは、ボールベアリング54bからのグリースの飛散を防止するカバーとして機能している。更に、フランジ51dは、下側のボールベアリング54bとの間、および第2軸受ユニット50の上端部との間、にラビリンス構造部を形成し、第1軸受ユニット50と第2軸受ユニット50との境界からのグリースの飛散を一層確実に抑制する。
第1変形例において、第1軸受ユニットおよび第2軸受ユニットの他の構成は、前述した第1の実施形態における軸受ユニットと同一である。
(第2変形例)
図10は、第2変形例に係るアクチュエータアッセンブリの軸受ユニットを示す断面図である。
図示のように、第2変形例によれば、第1軸受ユニット50の第1中空シャフト51aは、軸方向下端部に設けられた環状のフランジ51dを一体に有している。第1中空シャフト51aの軸方向上端部は、第1中空シャフト51aの他の部分の内径と等しい内径に形成されている。更に、第1中空シャフト51aの長さを延長することにより、あるいは、第1スリーブ52aの軸方向長さを短くすることにより、第1中空シャフト51aの軸方向上端と第1スリーブ52aの軸方向上端と高さ方向に整列して位置している。
これにより、第1軸受ユニット50と第2軸受ユニット50とは、ほぼ同一構造、同一形状となり、構成部品を共用することが可能となる。同時に、軸受ユニット間の干渉を無くし、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2にアクチュエータアッセンブリ22Bの円滑な動作を実現することができる。
図10は、第2変形例に係るアクチュエータアッセンブリの軸受ユニットを示す断面図である。
図示のように、第2変形例によれば、第1軸受ユニット50の第1中空シャフト51aは、軸方向下端部に設けられた環状のフランジ51dを一体に有している。第1中空シャフト51aの軸方向上端部は、第1中空シャフト51aの他の部分の内径と等しい内径に形成されている。更に、第1中空シャフト51aの長さを延長することにより、あるいは、第1スリーブ52aの軸方向長さを短くすることにより、第1中空シャフト51aの軸方向上端と第1スリーブ52aの軸方向上端と高さ方向に整列して位置している。
これにより、第1軸受ユニット50と第2軸受ユニット50とは、ほぼ同一構造、同一形状となり、構成部品を共用することが可能となる。同時に、軸受ユニット間の干渉を無くし、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2にアクチュエータアッセンブリ22Bの円滑な動作を実現することができる。
(第3変形例)
図11は、第3変形例に係るアクチュエータアッセンブリの軸受ユニットを示す断面図である。
図示のように、第3変形例によれば、第1軸受ユニット50の第1中空シャフト51aは、軸方向下端部に設けられた環状のフランジ51dを一体に有している。第1中空シャフト51aの軸方向上端部は、第1中空シャフト51aの他の部分の内径と等しい内径に形成されている。更に、第1中空シャフト51aの軸方向上端は、第1スリーブ52aの軸方向上端よりも僅かに上方に突出している。逆に、第1スリーブ52aの軸方向下端は、第1中空シャフト51aの軸方向下端と整列している。
第2軸受ユニット50は、第1軸受ユニット50と同一構造、同一形状、同一寸法に形成されている。第2中空シャフト51bの軸方向上端部は、第2スリーブ52bの軸方向上端よりも僅かに上方に突出し、第1中空シャフト51aの軸方向下端に当接している。
図11は、第3変形例に係るアクチュエータアッセンブリの軸受ユニットを示す断面図である。
図示のように、第3変形例によれば、第1軸受ユニット50の第1中空シャフト51aは、軸方向下端部に設けられた環状のフランジ51dを一体に有している。第1中空シャフト51aの軸方向上端部は、第1中空シャフト51aの他の部分の内径と等しい内径に形成されている。更に、第1中空シャフト51aの軸方向上端は、第1スリーブ52aの軸方向上端よりも僅かに上方に突出している。逆に、第1スリーブ52aの軸方向下端は、第1中空シャフト51aの軸方向下端と整列している。
第2軸受ユニット50は、第1軸受ユニット50と同一構造、同一形状、同一寸法に形成されている。第2中空シャフト51bの軸方向上端部は、第2スリーブ52bの軸方向上端よりも僅かに上方に突出し、第1中空シャフト51aの軸方向下端に当接している。
上記のように構成された第3変形例においても、第1軸受ユニット50と第2軸受ユニット50とを、ほぼ同一構造、同一形状、同一寸法とすることにより、構成部品を共用することが可能となる。同時に、軸受ユニット間の干渉を無くし、第1アクチュエータアッセンブリ22Aおよび第2にアクチュエータアッセンブリ22Bの円滑な動作を実現することができる。
(第4変形例)
図12は、第4変形例に係るFPCユニットの側面図、図13は、FPCユニットの背面側を示す斜視図である。
前述した第1の実施形態において、第1FPCユニット21aのベース部42aと第2FPCユニット21bのベース部42bとは、ほぼ同一平面に並んで設けられた構成としている。図12および図13に示すように、第4変形例によれば、第1FPCユニット21aのベース部42aおよび金属板45aと、第2FPCユニット21bのベース部42bおよび金属板45bとは、実質的に同一の形状、同一構造、同一寸法に形成されている。ベース部42aおよび金属板45aは、ほぼ矩形状に形成され、幅方向の中央部で直角に折曲げられている。ベース部42aの水平部分(ベースの底壁12aと対向する部分)に変換コネクタ47aが実装されている。
同様に、第2FPCユニット21bのベース部42bおよび金属板45bは、ほぼ矩形状に形成され、幅方向の中央部で直角に折曲げられている。ベース部42bの水平部分(ベースの底壁12aと対向する部分)に変換コネクタ47bが実装されている。
図12は、第4変形例に係るFPCユニットの側面図、図13は、FPCユニットの背面側を示す斜視図である。
前述した第1の実施形態において、第1FPCユニット21aのベース部42aと第2FPCユニット21bのベース部42bとは、ほぼ同一平面に並んで設けられた構成としている。図12および図13に示すように、第4変形例によれば、第1FPCユニット21aのベース部42aおよび金属板45aと、第2FPCユニット21bのベース部42bおよび金属板45bとは、実質的に同一の形状、同一構造、同一寸法に形成されている。ベース部42aおよび金属板45aは、ほぼ矩形状に形成され、幅方向の中央部で直角に折曲げられている。ベース部42aの水平部分(ベースの底壁12aと対向する部分)に変換コネクタ47aが実装されている。
同様に、第2FPCユニット21bのベース部42bおよび金属板45bは、ほぼ矩形状に形成され、幅方向の中央部で直角に折曲げられている。ベース部42bの水平部分(ベースの底壁12aと対向する部分)に変換コネクタ47bが実装されている。
第1FPCユニット21aのベース部42aおよび金属板45aは、第2FPCユニットのベース部42bおよび金属板45bに高さ方向(底壁12aに垂直な方向)に重ねて配置されている。すなわち、ベース部42aおよび金属板45aの水平部分、並びに、変換コネクタ47aは、ベース部42bおよび金属板45bの水平部分に重ねて配置され、変換コネクタ47aは、第2FPCユニット21bの変換コネクタ47bに上から接続されている。また、ベース部42aおよび金属板45aの垂直部分は、ベース部42bおよび金属板45bの垂直部分と部分的に厚さ方向に重なって配置されている。
このように、第4変形例によれば、互いに独立した第1FPCユニット21aおよび第2FPCユニット21bを設けることにより、上下のアクチュエータアッセンブリを従来と同様の工程で組み立てることができ、組立・管理が容易となる。
このように、第4変形例によれば、互いに独立した第1FPCユニット21aおよび第2FPCユニット21bを設けることにより、上下のアクチュエータアッセンブリを従来と同様の工程で組み立てることができ、組立・管理が容易となる。
(第5変形例)
図14は、第5変形例に係るFPCユニットを有するヘッドアクチュエータアッセンブリの斜視図、図15は、前記ヘッドアクチュエータアッセンブリの側面図である。
第5変形例によれば、上述した第4変形例に対して、第1FPCユニット21aおよび第2FPCユニット21bは、中継コネクタ62a、62bを更に備えている。中継コネクタ62aは、第1FPCユニット21aのベース部42a上に実装され、変換コネクタ47aと対向して、すなわち、変換コネクタ47aの反対側に配置されている。中継コネクタ62aは、図示しない配線を介して、変換コネクタ47aに電気的に接続されている。
中継コネクタ62bは、第2FPCユニット21bのベース部42b上に実装され、変換コネクタ47bと対向して、すなわち、変換コネクタ47bの反対側に配置されている。中継コネクタ62bは、図示しない配線を介して、変換コネクタ47bに電気的に接続されている。
図14は、第5変形例に係るFPCユニットを有するヘッドアクチュエータアッセンブリの斜視図、図15は、前記ヘッドアクチュエータアッセンブリの側面図である。
第5変形例によれば、上述した第4変形例に対して、第1FPCユニット21aおよび第2FPCユニット21bは、中継コネクタ62a、62bを更に備えている。中継コネクタ62aは、第1FPCユニット21aのベース部42a上に実装され、変換コネクタ47aと対向して、すなわち、変換コネクタ47aの反対側に配置されている。中継コネクタ62aは、図示しない配線を介して、変換コネクタ47aに電気的に接続されている。
中継コネクタ62bは、第2FPCユニット21bのベース部42b上に実装され、変換コネクタ47bと対向して、すなわち、変換コネクタ47bの反対側に配置されている。中継コネクタ62bは、図示しない配線を介して、変換コネクタ47bに電気的に接続されている。
第1FPCユニット21aのベース部42aおよび金属板45aの水平部分、並びに、変換コネクタ47aは、第2FPCユニット21bのベース部42bおよび金属板45bの水平部分に高さ方向に重ねて配置されている。変換コネクタ47aは、第2FPCユニット21bの中継コネクタ62bに接続され、この中継コネクタ62bを介して変換コネクタ47bに電気的に接続されている。
中継コネクタ62bにより、ベース部42aとベース部42bとの間の間隔(高さ)が十分に取られているため、ベース部42aおよび金属板45aの垂直部分は、ベース部42bおよび金属板45bの垂直部分と厚さ方向に重なることなく、高さ方向に整列して配置されている。
第5変形例において、FPCユニットの他の構成は第4変形例と同一である。第5変形例においても、前述した第4変形例と同様の作用効果を得ることができる。また、中継コネクタを設けた分だけ、ベース部および金属板を小型化することが可能となる。
中継コネクタ62bにより、ベース部42aとベース部42bとの間の間隔(高さ)が十分に取られているため、ベース部42aおよび金属板45aの垂直部分は、ベース部42bおよび金属板45bの垂直部分と厚さ方向に重なることなく、高さ方向に整列して配置されている。
第5変形例において、FPCユニットの他の構成は第4変形例と同一である。第5変形例においても、前述した第4変形例と同様の作用効果を得ることができる。また、中継コネクタを設けた分だけ、ベース部および金属板を小型化することが可能となる。
本発明は上述した実施形態あるいは変形例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態および変形例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
ヘッドアクチュエータアッセンブリは、第1および第2の2つに限らず、3つ以上のアクチュエータアッセンブリに分割することも可能である。磁気ディスクは7枚に限らず、8枚以上あるいは6枚以下としてもよく、ヘッドサスペンションアッセンブリの数および磁気ヘッドの数も磁気ディスクの設置枚数に応じて増減すればよい。フレキシャの接続端部において、接続端子の数は9個に限らず、必要に応じて増減可能である。ディスク装置を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、上述した実施形態に限定されることなく、必要に応じて種々変更可能である。
ヘッドアクチュエータアッセンブリは、第1および第2の2つに限らず、3つ以上のアクチュエータアッセンブリに分割することも可能である。磁気ディスクは7枚に限らず、8枚以上あるいは6枚以下としてもよく、ヘッドサスペンションアッセンブリの数および磁気ヘッドの数も磁気ディスクの設置枚数に応じて増減すればよい。フレキシャの接続端部において、接続端子の数は9個に限らず、必要に応じて増減可能である。ディスク装置を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、上述した実施形態に限定されることなく、必要に応じて種々変更可能である。
10…筺体、12…ベース、12a…底壁、12b…側壁、14…トップカバー、
17…磁気ヘッド、18…磁気ディスク、19…スピンドルモータ、
21…FPCユニット、21a…第1FPCユニット、21b…第2FPCユニット、
22A…第1アクチュエータアッセンブリ、
22B…第2アクチュエータアッセンブリ、26…支持シャフト(枢軸)、
29…アクチュエータブロック、30…アーム、
32…ヘッドサスペンションアッセンブリ、54…フレキシャ(配線部材)、
42a、42b…ベース部、44a、44b…中継部、46a、46b…接合部、
51a…第1中空シャフト、51b…第2中空シャフト、52a…第1スリーブ、
52b…第2スリーブ、75…接続端部
17…磁気ヘッド、18…磁気ディスク、19…スピンドルモータ、
21…FPCユニット、21a…第1FPCユニット、21b…第2FPCユニット、
22A…第1アクチュエータアッセンブリ、
22B…第2アクチュエータアッセンブリ、26…支持シャフト(枢軸)、
29…アクチュエータブロック、30…アーム、
32…ヘッドサスペンションアッセンブリ、54…フレキシャ(配線部材)、
42a、42b…ベース部、44a、44b…中継部、46a、46b…接合部、
51a…第1中空シャフト、51b…第2中空シャフト、52a…第1スリーブ、
52b…第2スリーブ、75…接続端部
Claims (9)
- それぞれ記録層を有する複数のディスク状の記録媒体と、
第1軸受ユニットを介して支持シャフトに回動自在に支持された第1アクチュエータブロックと、前記第1アクチュエータブロックから延出したアームおよびサスペンションアッセンブリと、前記サスペンションアッセンブリに支持された磁気ヘッドと、を有する第1アクチュエータアッセンブリと、
第2軸受ユニットを介して前記支持シャフトに回動自在に支持された第2アクチュエータブロックと、前記第2アクチュエータブロックから延出したアームおよびサスペンションアッセンブリと、前記サスペンションアッセンブリに支持された磁気ヘッドと、を有する第2アクチュエータアッセンブリと、を備え、
前記第1軸受ユニットは、前記支持シャフトに同軸的に装着された第1シャフトと、前記第1アクチュエータブロックに固定され前記第1シャフトの周囲に同軸的に配置された第1スリーブと、前記第1シャフトと第1スリーブとの間に配置された少なくとも1つのベアリングと、を有し、
前記第2軸受ユニットは、前記支持シャフトに同軸的に装着され前記第1シャフトと別体の第2シャフトと、前記第2アクチュエータブロックに固定され前記第2シャフトの周囲に同軸的に配置された第2スリーブと、前記第2シャフトと第2スリーブとの間に配置された少なくとも1つのベアリングと、を有し、前記第2シャフトの軸方向一端は、前記第1シャフトの軸方向一端に対向している
ディスク装置。 - 前記第1シャフトの軸方向一端は、前記第1スリーブの軸方向一端よりも前記第2軸受ユニット側に突出し、前記第2シャフトの軸方向一端に当接している請求項1に記載のディスク装置。
- 前記第1シャフトは、前記前記軸方向一端に設けられた環状のフランジを一体に有し、
前記フランジは、前記第2軸受ユニットの一端に隙間を置いて対向し、前記隙間によりラビリンスを構成している請求項1に記載のディスク装置。 - 前記第1軸受ユニットの第1シャフトおよび第1スリーブは、前記第2軸受ユニットの第2シャフトおよび第2スリーブとそれぞれ同一の形状および径に形成され、前記第1スリーブは、前記第2スリーブよりも軸方向長さが短く形成され、第2スリーブの軸方向一端に隙間を置いて対向している請求項1に記載のディスク装置。
- 前記第2シャフトの軸方向一端は、前記第2スリーブの軸方向一端よりも前記第1軸受ユニット側に突出し、前記第1シャフトの軸方向一端に当接している請求項1に記載のディスク装置。
- 第1ベース部と、前記第1ベース部から延出した第1中継部と、前記第1中継部の延出端に連続して設けられ前記第1アクチュエータアッセンブリの第1アクチュエータブロックに取付けられた第1接合部と、を有し、フレキシブル配線基板により一体に形成された第1配線基板ユニットと、
前記第1ベース部と分離した第2ベース部と、前記第2ベース部から延出した第2中継部と、前記第2中継部の延出端に連続して設けられ前記第2アクチュエータアッセンブリの第2アクチュエータブロックに取付けられた第2接合部と、を有し、フレキシブル配線基板により一体に形成された第2配線基板ユニットと、
を更に備えている請求項1に記載のディスク装置。 - 前記第1配線基板ユニットは、前記第1ベース部に実装された第1コネクタを有し、
前記第2配線基板ユニットは、前記第2ベース部に実装された第2コネクタを有し、
前記第1ベース部および第1コネクタは、前記第2ベース部および第2コネクタと面方向に並んで配置されている請求項6に記載のディスク装置。 - 前記第1配線基板ユニットは、前記第1ベース部に実装された第1コネクタを有し、
前記第2配線基板ユニットは、前記第2ベース部に実装された第2コネクタを有し、
前記第1ベース部および第1コネクタは、前記第2ベース部および第2コネクタに重ねて配置され、前記第1コネクタは前記第2コネクタに接続されている請求項6に記載のディスク装置。 - 前記第2配線基板ユニットは、前記第1コネクタと第2コネクタとの間に接続された中継コネクタを備えている請求項8に記載のディスク装置。
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