JP2020154949A - 順番管理システム、順番管理方法、およびプログラム - Google Patents

順番管理システム、順番管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】順番が到来して利用者を案内する際に、受付登録をした本人であるかどうかの確認を行えるようにする順番管理システム、順番管理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】施設における順番待ちを管理する順番管理システム1は、利用者による順番待ちの登録を受け付ける受付端末と、施設における順番待ちの登録の情報を管理する順番管理サーバ100と、を備える。受付端末は、利用者による順番待ちの登録の操作中に、利用者を特定する認証情報を取得する認証情報取得部を備える。順番管理サーバは、登録された順番待ちの情報と紐づけて、登録した利用者の認証情報を登録する記憶部と、利用者の順番が到来して案内する際、登録されている認証情報を利用して、当該利用者が順番待ちの登録を行った本人であるか否かの確認を行う認証部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、順番管理システム、順番管理装置、およびプログラムに関する。
従来、レストランや店舗、病院、銀行、役所等においては、そのサービスを待つ顧客の順番待ちを管理するために、種々の順番管理システムが採用されている。
例えば、特許文献1には、順番待ちのできる複数の施設に対して同時に予約管理サービスを提供する予約管理システムが記載されており、ユーザは、Webや、電話や、店頭端末から、施設の混雑状況の確認や、順番待ち予約の申し込みをできることが記載されている。また、案内の順番が近づいたら電話やメールで通知することが記載されている。
特開2005−50002号公報
従来のシステムでは、順番が到来した利用者を案内する際、受付登録を行った本人であるかどうかの確認をする仕組みがなかった。このため、受付登録を受けて発行した順番券が別の者に利用される可能性があった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、順番が到来して利用者を案内する際に、受付登録をした本人であるかどうかの確認を行えるようにすることを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る順番管理システムは、施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、利用者による順番待ちの登録を受け付ける受付端末と、前記施設における順番待ちの登録の情報を管理する順番管理サーバと、を備え、前記受付端末は、前記利用者による順番待ちの登録の操作中に、前記利用者を特定する認証情報を取得する認証情報取得部を備え、前記順番管理サーバは、登録された順番待ちの情報と紐づけて、登録した利用者の認証情報を登録する記憶部と、前記利用者の順番が到来して案内する際、登録されている認証情報を利用して、当該利用者が順番待ちの登録を行った本人であるか否かの確認を行う認証部と、を備える。
また、前記認証情報取得部は、前記受付端末への入力操作のために、前記利用者の指が画面に触れることによって得られた前記利用者の指紋情報を取得し、前記認証部は、前記利用者の順番が到来して案内する際、当該利用者の指紋と、登録されている指紋の照合を行い、当該利用者が順番待ちの登録を行った本人であるか否かの確認を行うようにしてもよい。
また、前記認証情報取得部は、前記利用者の指紋情報を、複数回の前記画面への指の接触において取得し、前記認証部は、当該利用者の指紋と、登録されている複数の指紋の照合を行い、所定数以上の登録されている指紋と一致した場合には、当該利用者が順番待ちの登録を行った本人であると判断するようにしてもよい。
また、前記受付端末は、前記認証情報を取得して、本人確認に利用することを通知する通知部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、順番が到来して利用者を案内する際に、受付登録をした本人であるかどうかの確認を行うことができる。
本発明の実施形態に係る順番管理システム1の概略構成を示す図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における順番待ちの受付登録処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における受付画面を例示する図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における順番が到来した利用者を案内する際の処理のフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、アミューズメント施設Aにおける順番待ち管理の例について説明するが、その他、レストラン、ショッピングモール、イベント会場、病院、銀行、役所など、施設利用者の順番待ちの管理を行うあらゆる施設に適用できる。
図1は、本実施形態に係る順番管理システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、順番管理システム1は、管理センター等に設置された順番管理サーバ100と、施設の入口付近などに設置された順番管理端末200と、ユーザ端末(受付端末)300を含んでいる。順番管理サーバ100は、順番管理端末200およびユーザ端末300と通信ネットワークNを介して接続されている。
施設(ここではアミューズメント施設A)の利用者は、順番管理端末200またはユーザ端末300を操作して、施設への順番待ちを登録したり、待ち時間を確認したり、順番が来た際に呼出を受けたりすることができる。また、施設の従業者等は、順番管理端末200を操作して、利用者に代わって順番待ちを登録したり、順番待ちリストに登録されている順番待ち組のステータスを更新したりする。
順番管理サーバ100は、順番管理端末200またはユーザ端末300を介して登録される順番待ちを施設毎に管理する。図1の例では、1つの施設の順番管理端末200のみが図示されているが、順番管理サーバ100は、実際には複数の施設に設置されている順番管理端末200と通信ネットワークNで接続され、各施設の順番待ちを管理している。順番管理サーバ100は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現する。順番管理サーバ100を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
順番管理サーバ100は、施設ごとに順番管理端末200を管理するための管理データベース(記憶部)110と、プロセッサ(認証部)120と、を備えている。管理データベース110は、クライアント管理テーブルTA1と、ステータス管理テーブルTA2を備えている。
クライアント管理テーブルTA1には、施設毎に、順番管理端末200に対して付与されている固有のIDとパスコード(アカウント)が登録されている。クライアント管理テーブルTA1の1レコードには、例えば「アミューズメント施設A」のレコードとして、「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」等が設定されている。これらの情報は、例えば、システム導入の際に各施設で順番待ちの管理を行う管理者(例えば、施設のオーナーなど)によって設定される。なお、1施設で複数の順番管理端末200を利用する場合には、同一のIDとパスコードを利用してもよいが、例えば所定の条件に従い、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしてもよい。
ステータス管理テーブルTA2には、各施設での順番待ちリストが登録されている。この順番待ちリストは、順番待ちをしている者(順番待ち組)の一覧と、各々の順番待ち組の待ち状況をあらわす情報(ステータス情報)が含まれる。順番待ちリストの1レコードには、受付番号「1」、受付時刻「13:03」、受付項目「アトラクションX」、ステータス「呼出中」等の情報が含まれている。その他、利用人数、氏名、連絡先のメールアドレス、電話番号などの情報も含むことができる。また、受付登録時に取得した、利用者の指紋情報(認証情報)が、受付番号に紐づけて登録されている。
ステータスには、順番到来前の状態である「待ち中」、順番が来たことを知らせた状態である「呼出中」、順番が来た者を実際に会場内に案内した状態である「案内済」、さらに順番待ちをキャンセルした状態である「取消済」等が含まれる。ステータスとしてどのような項目を設定するかは各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。受付項目は、順番待ちを行うアトラクションの種類である。
指紋情報は、例えば、ユーザ端末300または順番管理端末200のディスプレイに内蔵されたセンサーによって読み取った情報である。具体的には、利用者がユーザ端末300(または順番管理端末200)のタッチパネル等を操作した際に、センサーによって指紋情報を取得する。また、指紋情報の取得はディスプレイに内蔵されたセンサー等に限らず、例えば端末に備えられた指紋読み取り装置によって取得してもよい。
なお、順番待ちリストに含める情報は、各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。順番待ちリストの内容は、順番管理端末200やユーザ端末300から送信される順番待ちリストへの新規登録情報、またはステータスの更新情報(詳細は後述)に基づいて更新される。
プロセッサ120は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理サーバ100の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ120は、順番管理端末200と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)も実行する。
通信ネットワークNは、順番管理サーバ100と順番管理端末200との間などで、相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
順番管理端末200は、タブレット端末や、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。なお、順番管理端末200は、1施設で複数台利用することもできる。
図1に示すように、順番管理端末200は、プロセッサ210と、入力装置220と、表示装置(認証情報取得部、通知部)230と、通信インタフェース240と、記憶資源250を備える。順番管理端末200は、施設に来たゲストや、施設の従業者がタッチパネルなどの入力装置220を操作することで、ステータス管理リストへの登録や更新等の入力を受け付ける。
プロセッサ210は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶資源250に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理端末200の各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
入力装置220は、ステータス管理リストへの受付やステータス管理リストからの消込み等の入力を受け付けるための各種操作ボタンやタッチパネルを備えている。
表示装置230は、ステータス管理リストや、受付画面やステータス管理画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイにより構成される。また、表示装置230は、指紋センサー(光学式、超音波式等)を内蔵している。
通信インタフェース240は、通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNを介して他の装置と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース240は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源250は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶資源250は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。
記憶資源250には、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース240を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶資源250には、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ210が実行することにより、順番管理サーバ100と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(アプリケーション)が記憶されている。
ユーザ端末300は、施設の利用者が所有する、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ウェアラブルデバイスなどの端末である。ユーザ端末300は、プロセッサ310、各種操作ボタンやタッチパネルなどの入力装置320、液晶ディスプレイなどの表示装置330、通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース340、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)などの記憶資源350を備えている。記憶資源350には、これら各種プログラムや各種データのほか、各施設が会員等に各種サービスを提供するコンピュータプログラム(専用アプリ)が記憶されている。利用者は、ユーザ端末300にインストールされている専用アプリやウェブブラウザを介して、各施設への順番待ちを登録することができる。
(順番待ちの受付登録)
次に、順番管理システム1による順番待ちの受付登録処理について図2のフローチャートを用いて説明する。受付登録を行う利用者は、実際に施設に行って、順番管理端末200を操作してもよいし、自身の所持するユーザ端末300を介して受付登録を行うこともできる。ユーザ端末300を用いる場合、利用者は自宅や外出先などからでも受付登録を行うことができる。具体的には、専用アプリやウェブサイト上で利用したい施設の受付画面を表示して、受付登録を行うことができる。ここでは、ユーザ端末300を用いる場合を例に説明する。
まず、利用者がユーザ端末300を操作して、順番管理システム1のウェブサイトにアクセスし、利用したい施設(ここでは、アミューズメント施設A)を選択する操作を行う(ステップS101)。
利用したい施設が選択されると、ユーザ端末300は、表示装置330にメールアドレス入力画面を表示し、メールアドレスの入力を受け付ける(ステップS102)。
ユーザ端末300は、メールアドレスの入力が完了すると、順番管理サーバ100に選択された施設の識別情報(施設名または施設のID等)と、入力されたメールアドレスを送信する(ステップS103)。
順番管理サーバ100は、受信したメールアドレス宛に、受信した施設の受付画面を表示するURLを送信する(ステップS104)。
利用者は、ユーザ端末300を操作して、受信したURLにアクセスし、アミューズメント施設Aの受付画面を表示させる(ステップS105)。図3は、受付画面を例示する図である。図3に示すように、受付画面には、アミューズメント施設Aの各アトラクションの現在の待ち時間などの情報が表示される。また、受付画面には、受付操作の間に指紋情報を取得して、後で本人確認に利用することを知らせるメッセージが表示される。
利用者が、受付画面において受付ボタンBにタッチすることにより、ユーザ端末300には、受付情報入力画面が表示される(ステップS106)。なお、利用者が受付ボタンBにタッチした際に、指紋情報を取得するようにしてもよい。
受付情報入力画面には、受付登録に必要な情報の入力を促すメッセージと、入力欄(選択ボタンや入力ボックス等)が表示されている。利用者は、ユーザ端末300を操作して、順番待ちの受付に必要な情報の入力(受付項目の選択、利用人数、呼出通知(電話又はメール)の希望の有無、呼出時の連絡先等)を行い、入力完了ボタン等を操作して入力を完了させる(ステップS107)。受付情報入力画面においても、所定の操作(例えば、受付項目の選択操作や、入力完了ボタンへのタッチ)を行った際に、指紋情報を取得するようにしてもよい。
受付情報入力画面における入力が完了すると、入力された情報(新規登録情報)が、ユーザ端末300から順番管理サーバ100に送信される(ステップS108)。また、画面において取得した指紋情報も順番管理サーバ100に送信される。
順番管理サーバ100は、受信した新規登録情報に基づいて、その施設(イベント会場A)の順番待ちリストに順番待ちを1組新たに追加する処理を行う(ステップS109)。また、順番管理サーバ100は、受信した指紋情報を、新たに追加した順番待ちに紐づけて登録する。指紋情報を複数回取得した場合には、全ての指紋情報を登録する。
ユーザ端末300の表示装置330には、受付完了画面が表示され、受付番号や、現時点での予想待ち時間等が表示される(ステップS110)。
なお、利用者が順番管理端末200から受付登録を行う場合には、ステップS101〜S104のメールによる疎通確認は省略され、利用者は、順番管理端末200に表示された受付画面に対して、上記と同様の操作を行うことにより受付登録を行うことができる。
また、上記の例では、利用者がディスプレイにタッチした際に、ディスプレイに実装されたセンサー等によって指紋情報を取得しているが、ディスプレイ内蔵以外の指紋読み取り装置によって取得するようにしてもよい。この場合には、例えば受付情報入力画面において、指紋読み取り装置から指紋情報登録するように促すメッセージを表示するようにしてもよい。
(順番待ちリストの更新)
各施設の順番待ちリストの各レコードの内容は、施設の従業者が順番管理端末200を操作してステータスの更新処理を行った際などに更新される。ステータスの更新処理には、「取消」、「変更」、「呼出」、「案内」が含まれる。「取消」は、順番待ちをキャンセルすることを意味し、「変更」は、いったん入力された順番待ちの内容を変更することを意味する。また、「呼出」は、順番が来た組を口頭で呼出したり、電話や呼出メールなどで知らせた状態であることを意味し、「案内」は、順番が来た組に対して実際に対応を開始した状態であることを意味する。
従業者が順番管理端末200を操作してステータスの更新処理を行う場合、順番管理端末200に表示された順番待ちリストの中から、更新対象の順番待ち組を選択し、選択した順番待ち組に対していずれかの更新処理を行う。更新対象の順番待ち組を特定する情報(例えば受付番号「1」)と更新処理の情報(例えば「案内」)は、順番管理端末200から通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100にアップロードされる。順番管理サーバ100は、受信した情報に基づき、当該施設の順番待ちリストを更新する。例えば、受付番号「1」に対して「案内」操作を行った場合には、受付番号「1」の順番待ち組のステータスが「案内済」に更新される。
(順番到来時の案内)
次に、順番管理システム1による順番が到来した利用者を案内する際の処理について図4のフローチャートを用いて説明する。順番待ちを登録している利用者の順番が到来すると、当該利用者に対して呼出が行われ、ステータスが「呼出中」に更新される(ステップS201)。
呼出を受けた利用者が所定の案内場所(アトラクションの受付等)に来ると、施設の従業者等が、本人確認のための指紋認証を行う(ステップS202)。具体的には、例えば、利用者に順番管理端末200の所定の位置を指でタッチしてもらうことにより、指紋情報を取得する。取得した指紋情報を、順番待ちリストのレコードに紐づけて登録した指紋情報と照合する。照合結果が一致したら(ステップS203:YES)、当該利用者を案内してステータスを「案内済」に更新する(ステップS204)。
また、指紋情報が複数登録されている場合には、各々の登録されている指紋情報との照合を行うようにしてもよい。照合の結果、所定数以上(例えば、2つ以上)の登録されている指紋情報と一致した場合には、本人であると判断するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、利用者がユーザ端末300や順番管理端末200を操作して順番待ちの登録を行う際に、端末に実装された指紋読み取り機能を利用して指紋情報を取得し、受付登録のデータと紐づけて管理する。案内時には、登録されている指紋情報を利用して、本人確認を行うようにしたので、順番が到来した利用者を案内する際に、受付登録をした本人であるかどうかの確認を行うことができる。
また、指紋情報の取得は、端末のディスプレイに内蔵された指紋センサーを利用して、利用者が画面に触れた際に取得するようにしたので、利用者が順番待ちの登録のための操作を行うために画面にタッチした際に、指紋情報の取得を併せて行うことができる。
また、受付登録の際に指紋情報を複数回取得し、本人確認を行う際、所定数以上の指紋情報と一致した場合に本人であると判断するようにしたので、照合の精度を上げることができる。
また、指紋情報を取得して本人確認に利用することは、予め受付登録の際に利用者に知らせるようにしたので、個人情報の取扱いにも配慮することができる。
本発明は、順番待ちを登録した者と、順番到来時に実際に案内される者が同一人物であることを確認できるので、1人1回限りの制限がある順番券(アトラクションの整理券など)の転売などの防止に特に効果がある。
なお、本実施形態では、認証情報として指紋情報を利用しているが、例えば、受付時にカメラで顔画像や網膜画像を取得して、顔認証や網膜認証を行うようにしてもよい。または、マイクで声を取得して、音声認証を行うようにしてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1…順番管理システム
100…順番管理サーバ
110…管理データベース
120…プロセッサ
200…順番管理端末
210…プロセッサ
220…入力装置
230…表示装置
240…通信インタフェース
250…記憶資源
300…ユーザ端末
310…プロセッサ
320…入力装置
330…表示装置
340…通信インタフェース
350…記憶資源
TA1…クライアント管理テーブル
TA2…ステータス管理テーブル
N…通信ネットワーク

Claims (4)

  1. 施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、
    利用者による順番待ちの登録を受け付ける受付端末と、
    前記施設における順番待ちの登録の情報を管理する順番管理サーバと、を備え、
    前記受付端末は、
    前記利用者による順番待ちの登録の操作中に、前記利用者を特定する認証情報を取得する認証情報取得部を備え、
    前記順番管理サーバは、
    登録された順番待ちの情報と紐づけて、登録した利用者の認証情報を登録する記憶部と、
    前記利用者の順番が到来して案内する際、登録されている認証情報を利用して、当該利用者が順番待ちの登録を行った本人であるか否かの確認を行う認証部と、を備えた順番管理システム。
  2. 前記認証情報取得部は、
    前記受付端末への入力操作のために、前記利用者の指が画面に触れることによって得られた前記利用者の指紋情報を取得し、
    前記認証部は、
    前記利用者の順番が到来して案内する際、当該利用者の指紋と、登録されている指紋の照合を行い、当該利用者が順番待ちの登録を行った本人であるか否かの確認を行う、請求項1に記載の順番管理システム。
  3. 前記認証情報取得部は、
    前記利用者の指紋情報を、複数回の前記画面への指の接触において取得し、
    前記認証部は、
    当該利用者の指紋と、登録されている複数の指紋の照合を行い、所定数以上の登録されている指紋と一致した場合には、当該利用者が順番待ちの登録を行った本人であると判断する、請求項1または2に記載の順番管理システム。
  4. 前記受付端末は、
    前記認証情報を取得して、本人確認に利用することを通知する通知部を備えた、請求項1から3のいずれか1項に記載の順番管理システム。
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