JP2020152034A - インサートカラーおよびそれを備える樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

インサートカラーおよびそれを備える樹脂成形品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インサートカラーの開口端の端面における他部材との接触箇所に樹脂部が形成されるのを防止することが可能な、インサートカラーの提供、および、それを備える樹脂成形品の製造方法の提供。
【解決手段】オイルパンのインサート成形に用いられる、両端が開口した筒状のインサートカラー(9)は、一方の開口端(13a)にフランジ(15)を有する。フランジ(15)には、当該フランジを有する開口端(13a)の開口が臨む側に開放された溝状凹部(17)が全周に亘って設けられている。フランジ(15)のうち溝状凹部(17)よりも内側の部分は、ボルトの着座面を構成している。
【選択図】図9

Description

本開示は、インサートカラーおよびそれを備える樹脂成形品の製造方法に関する。
従来から、金属部材などの相手部材にボルトを用いて取り付けられる樹脂成形品として、金属製の筒状のインサートカラーを備えた樹脂成形品が知られている。インサートカラーは、相手部材への取付け部分に形成された貫通孔に組み込まれている。当該樹脂成形品は、インサートカラーにボルトを挿通し、そのボルトを相手部材の被取付け部に締結することにより、相手部材に取り付けられる。このような樹脂成形品の一例は、特許文献1に開示されている。
特開2004−042561号公報
上述した樹脂成形品にインサートカラーを一体に組み込むインサート成形に際して、インサートカラーの開口端と成形型との寸法誤差により両者の間に隙間があると、その隙間に樹脂が流れ込み、インサートカラーの開口端の端面に樹脂部が乗り上げて形成されることがある。インサートカラーの当該端面に形成された樹脂部がボルトの座面や相手部材との当接面といった他部材との接触箇所にまで及んでいると、ボルトを締め付けたときに生じる応力に起因して樹脂成形品がひび割れを起こしたり、ボルトの緩みを招いたりするといった不都合を生じる。
本開示の技術は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インサートカラーの開口端の端面における他部材との接触箇所に樹脂部が形成されるのを防止することにある。
上記の目的を達成するために、本開示の技術では、樹脂成形品のインサート成形において、インサートカラーの開口端の端面に浸入した樹脂が締結部材の座面にまで至らないように、インサートカラーの構成を工夫した。また、本開示の技術では、インサートカラーの開口端の端面に樹脂部が形成されないように、樹脂成形品の製造方法を工夫した。
本開示の技術に係る第1の態様は、樹脂成形品のインサート成形に用いられる、両端が開口した筒状のインサートカラーを対象とする。この第1の態様のインサートカラーは、少なくとも一方の開口端にフランジを有する。フランジには、当該フランジを有する一方の開口端の開口方向に開放された溝状凹部が全周に亘って設けられている。フランジのうち溝状凹部よりも内周側の部分は、締結部材の着座面を構成している。
本開示の技術に係る第2の態様は、第1の態様のインサートカラーにおいて、溝状凹部が環状に形成されている、インサートカラーである。
本開示の技術に係る第3の態様は、第2の態様のインサートカラーにおいて、フランジの溝状凹部が設けられた部分が、フランジの着座面を構成する部分に比べて撓みやすい可撓部を構成している、インサートカラーである。この第3の態様のインサートカラーでは、フランジの溝状凹部よりも外周側の部分に、当該フランジを有する開口端の開口方向に着座面よりも突出した環状の凸条部が設けられている。
本開示の技術に係る第4の態様は、両端が開口し且つ一方側の開口端にフランジを有する筒状のインサートカラーが一体形成された樹脂成形品を製造する方法を対象とする。この第4の態様の樹脂成形品の製造方法では、インサートカラーの他方側の開口端に、当該インサートカラーの開口を塞ぐキャップ部材を取り付ける。その後、当該樹脂成形品を成形するための第1の成形型および第2の成形型のうち、第1の成形型に対し、インサートカラーをフランジが当該第1の成形型に当接する状態にセットする。さらに、インサートカラーがセットされた第1の成形型と第2の成形型とを、インサートカラーに取り付けたキャップ部材が第2の成形型に当接する状態に型閉めすることにより、第1の成形型と第2の成形型との間にキャビティを形成する。そして、キャビティに溶融状態の樹脂を充填して硬化させることにより、当該樹脂成形品を成形し、第1の成形型と第2の成形型とを型開きして、当該樹脂成形品を取り出した後に、インサートカラーからキャップ部材を取り外す。
本開示の技術に係る第5の態様は、第4の態様の樹脂成形品の製造方法において、第2の成形型として、第1の成形型との型閉め方向に付勢され且つ押し返されたときに後退方向にスライド可能なロッド部材が、インサートカラーに対応する部位に設けられた成形型を用いる、樹脂成形品の製造方法である。この第5の態様の樹脂成形品の製造方法では、第1の成形型と第2の成形型とを型閉じする途中で、インサートカラーに取り付けたキャップ部材にロッド部材を当接させて、そのロッド部材を後退させながら当該型閉じを行う。そして、第1の成形型と第2の成形型とを型閉じした状態で、ロッド部材によりインサートカラーを第1の成形型に押し付けて保持する。
本開示の技術に係る第6の態様は、第5の態様の樹脂成形品の製造方法において、キャップ部材として、インサートカラーの他方側の開口端から径方向における外側に延び出る延出部が設けられたキャップ部材を用いる、樹脂成形品の製造方法である。この第6の態様の樹脂成形品の製造方法では、ロッド部材を後退させる過程で、キャップ部材の延出部の先端を第2の成形型の成形面に当接させて、インサートカラーの外周をフランジ側に押し込ませることにより、樹脂成形品からキャップ部材を取り外したときに、インサートカラーの他方側の開口端を当該インサートカラーの外周に成形された樹脂部から突出した状態で露出させる。
第1の態様のインサートカラーによれば、樹脂成形品のインサート成形時に、インサートカラーのフランジを成形型に当接させることで、当該フランジと成形型との間に浸入しようとする樹脂の圧力がフランジにおける溝状凹部の外周側の側壁により弱められるから、それら両者の間に浸入する樹脂の量を低減することができる。また、インサートカラーのフランジと成形型との間に浸入した樹脂は、溝状凹部に溜まるので、当該フランジの着座面にまでは及ばない。これにより、インサートカラーのフランジにおける締結部材の着座面に樹脂部が形成されるのを防止することができる。
第2の態様のインサートカラーによれば、比較的小さな径のフランジで第1の態様のインサートカラーを実現することができる。
第3の態様のインサートカラーによれば、樹脂成形品のインサート成形に際して成形型を型閉めする過程で、凸条部を成形型と優先的に干渉させてフランジを可撓部で撓み変形させることにより、インサートカラーと成形型との寸法誤差を許容することが可能になる。また、インサートカラーのフランジが可撓部で撓みやすくなっているので、成形型にかかる余分な負荷が小さくて済み、成形回数(ショット数)を重ねても成形型に悪影響が出にくい。
第4の態様の樹脂成形品の製造方法によれば、樹脂成形品のインサート成形時には、インサートカラーの開口端の端面がキャップ部材で覆われるので、そのインサートカラーの開口端の端面における他部材との接触箇所(例えば、当該樹脂成形品を取り付ける相手部材との当接箇所)に樹脂部が形成されるのを防止することができる。
第5の態様の樹脂成形品の製造方法によれば、型開き状態から型閉め状態とするまでのロッド部材のストローク(スライド移動量)がインサートカラーの長さに応じて変えられるので、インサートカラーの長さ方向における寸法誤差を許容することができる。
第6の態様の樹脂成形品の製造方法によれば、樹脂成形品のインサート成形時に、キャップ部材の延出部が第2の成形型の成形面に対してフランジ側へ撓んだ状態で押し付けられるので、キャップ部材の延出部と第2の成形型との間が好適に密閉される。また、キャップ部材の延出部がフランジ側へ撓むことで、インサートカラーの開口端の周囲に形成される樹脂部を削いで、インサートカラーの他方側の開口端の端面を樹脂部から好適に露出させることができる。
図1は、実施形態に係るオイルパンの部分的な斜視図である。 図2は、図1のIIで囲んだオイルパンの一部の平面図である。 図3は、実施形態に係るオイルパンの図2に相当する箇所の裏面図である。 図4は、図2のIV−IV線におけるオイルパンの一部の断面図である。 図5は、実施形態に係るオイルパンの図4に相当する箇所のシリンダブロックとの締結状態を示す断面図である。 図6は、実施形態に係るオイルパンの製造方法においてインサートカラーにキャップ部材を取り付ける様子を示す斜視図である。 図7は、実施形態に係るオイルパンの製造方法において成形型を型閉めする様子を示す断面図である。 図8は、実施形態に係るオイルパンの製造方法において成形型を型閉めする様子を示す断面図である。 図9は、実施形態に係るオイルパンの製造方法において成形型を型閉めしてキャビティに樹脂を充填した状態を示す断面図である。 図10は、実施形態に係るオイルパンの製造方法において成形型を型閉めしてキャビティに樹脂を充填した状態を示す断面図である。 図11は、実施形態に係るオイルパンの製造方法において成形型を型開きし、オイルパンをコア型から脱型する様子を示す断面図である。 図12は、変形例に係るインサートカラーの断面図である。 図13は、変形例に係るオイルパンの製造方法において成形型を型閉めする様子を示す断面図である。 図14は、変形例に係るオイルパンの製造方法において成形型を型閉めした様子を示す断面図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
この実施形態では、本開示の技術に係るインサートカラーおよびそれを備える樹脂成形品について、オイルパンを例に挙げて説明する。
図1は、この実施形態に係るオイルパン1の部分的な斜視図である。図2は、図1のIIで囲んだオイルパン1の一部の平面図である。図3は、オイルパン1の図2に相当する箇所の裏面図である。図4は、図2のIV−IV線におけるオイルパン1の一部の断面図である。図5は、オイルパン1の図3に相当する箇所のシリンダブロック101との締結状態を示す断面図である。
図1に示すオイルパン1は、合成樹脂製の成形品であり、本開示の技術に係る樹脂成形品の一例である。このオイルパン1は、エンジンのシリンダブロック101の下部に取り付けられる蓋体であって、エンジンの内部を循環させる潤滑油を溜めておくものである。当該オイルパン1は、潤滑油を溜めるカップ部3と、カップ部3の上端開口部から外周側に延びた外周取付部5とを備えている。
図2〜図4に示すように、オイルパン1の外周取付部5には、複数の貫通孔7が形成されている。複数の貫通孔7は、外周取付部5の周方向に互いに間隔をあけて配置されている。これら各貫通孔7には、両端が開口した筒状のインサートカラー9(図1で斜線を付す)が設けられている。オイルパン1は、図5に示すように、各貫通孔7内のインサートカラー9に挿通させた締結部材としてのボルト103をシリンダブロック101のねじ孔105に螺合させることにより、シリンダブロック101と締結して固定される。
インサートカラー9は、インサート成形によりオイルパン1に一体に組み込まれている。インサートカラー9は、例えば鉄系金属などの金属材料によって形成されている。インサートカラー9には、両端開口を連通するボルト挿通孔11が設けられている。オイルパン1をシリンダブロック101に締結するボルト103は、ゆるみ防止のスプリングワッシャー104を組み付けてインサートカラー9のボルト挿通孔11に挿通される。
インサートカラー9は、ボルト挿通孔11を有する円筒形の筒状部13と、筒状部13の一方側の第1の開口端13aから外周側に延びた円環状のフランジ15とを備えている。
インサートカラー9のフランジ15には、円環状の溝状凹部17が1つ形成されている。溝状凹部17は、インサートカラー9のフランジ15の外周側に形成されている。インサートカラー9のフランジ15における溝状凹部17の内側の部分は、スプリングワッシャー104を介してボルト103の頭部が着座する着座面19を構成している。当該フランジ15における溝状凹部17よりも外周側の部分は、外周壁21を構成している。
この実施形態において、インサートカラー9の着座面19と外周壁21の端面とは、筒状部13の長さ方向において同じ高さ位置に設定されている。
インサートカラー9は、フランジ15が設けられた第1の開口端13aをオイルパン1の外周取付部5の裏側に臨ませ、且つフランジ15が設けられていない第2の開口端13bをオイルパン1の外周取付部5の表側に臨ませた姿勢でオイルパン1に設けられている。インサートカラー9における両開口端13a,13bの端面の除く外表面、つまり筒状部13の外周面とフランジ15の裏面および外周面とは、オイルパン1の樹脂部25によって覆われている。
オイルパン1の外周取付部5における樹脂部25の表面には、溝状に延びるシール用凹部27が当該外周取付部5の全周に亘って形成されている。シール用凹部27は、各インサートカラー9の第2の開口端13b外周を囲んでいる。シール用凹部27には、ゴム製のシール部材29が嵌め入れられている。シール部材29は、オイルパン1をシリンダブロック101に締結した状態において、圧縮されてオイルパン1とシリンダブロック101との間を密閉する。
以下に、上記構成のオイルパン1を製造する方法を、図6〜図11を参照しながら説明する。
図6は、インサートカラー9にキャップ部材51を取り付ける様子を示す斜視図である。図7および図8は、成形型201を型閉めする様子を示す断面図である。図9および図10は、成形型201を型閉めしてキャビティ225に溶融状態の樹脂Rを充填した状態を示す断面図である。図11は、オイルパン1の製造方法において成形型201を型開きし、オイルパン1をコア型205から脱型する様子を示す断面図である。
オイルパン1を製造するには、まず、複数のインサートカラー9を準備し、図6に示すように、個々のインサートカラー9のフランジ15が設けられていない第2の開口端13bに、当該インサートカラー9の開口を塞ぐキャップ部材51を取り付ける。キャップ部材51は、シリコンゴムなどのゴム材料によって形成されている。このキャップ部材51は、インサートカラー9(筒状部13)に挿入される円柱状の挿入部53と、挿入部53の一端から外周側に延びた円環状のフランジ55とを備えている。
キャップ部材51のフランジ55は、当該キャップ部材51が筒状部13の一方側の開口に挿入部53を挿入してインサートカラー9に取り付けられた状態で、インサートカラー9の第2の開口端13bの端面全体を覆う(図7参照)。そして、このキャップ部材51のフランジ55には、インサートカラー9の開口端13bから径方向における外側に延び出る延出部57が設けられている。この延出部57は、キャップ部材51のフランジ55の外周部分によって構成されている。
次に、図7に示すように、それぞれキャップ部材51が取り付けられた複数のインサートカラー9を、オイルパン1を成形するための成形型201にセットする。成形型201は、互いに対向して配置されたキャビ型203とコア型205とを備え、キャビ型203とコア型205を開閉可能に構成されている。キャビ型203は、第1の成形型の一例である。コア型205は、第2の成形型の一例である。
キャビ型203は、固定型であって、オイルパン1の裏面(主にオイルパン1の外側)を成形するための第1の成形面207を有している。このキャビ型203には、コア型205側に突出した円柱状の位置決め凸部209が複数設けられている。他方、コア型205は、可動型であって、オイルパン1の表面(主にオイルパン1の内側)を成形するための第2の成形面211を有している。このコア型205には、キャビ型203の位置決め凸部209および位置決め凸部209にセットされたインサートカラー9を共に受け入れる受入れ孔213が複数設けられている。
コア型205にはさらに、受入れ孔213内をキャビ型203との型閉め方向に向かう前進方向とキャビ型203との型開き方向に向かう後退方向とにスライド可能なロッド部材215が、キャビ型203にセットされたインサートカラー9に対応する部位に設けられている。ロッド部材215の後端は、コア型205内をロッド部材215と共にスライドするベース板217に取り付けられている。ロッド部材215は、このベース板217を介してスプリング219により前進方向に付勢されており、スプリング219の付勢力に抗して押し返されることで、後退方向にスライドするようになっている。
このコア型205において、スプリング219の周囲には、ロッド部材215が後退方向にスライドしたときに、所定の後退位置でベース板217を受け止めるストッパー221が設けられている。また、コア型205には、スプリング219に挿通されたエジェクタピン223が設けられている。エジェクタピン223は、当該成形型201で成形したオイルパン1を脱型するタイミングで、ベース板217を介してロッド部材215を前進方向に押し出すように動作する。
このような成形型201を構成するキャビ型203およびコア型205のうち、キャビ型203に対し、各インサートカラー9を、ボルト挿通孔11に位置決め凸部209を嵌め込んでセットする。このとき、インサートカラー9のフランジ15の表面、具体的には外周壁21の端面と着座面19とを、キャビ型203に宛がって当接した状態とする。
次に、インサートカラー9がセットされたキャビ型203とコア型205とを型閉めする。これにより、キャビ型203の第1の成形面207とコア型205の第2の成形面211との間にキャビティ225(成形空間)を形成する。このとき、インサートカラー9に取り付けられたキャップ部材51は、コア型205の受入れ孔213内でロッド部材215の前端面と当接した状態とされる。
図8に示すように、成形型201は、キャビ型203とコア型205とを型閉めする途中で、インサートカラー9に取り付けられたキャップ部材51にロッド部材215を当接させて、ロッド部材51をスプリング219の付勢力に抗してコア型205に対し相対的に後退させながら、当該型閉めを行う。このとき、ロッド部材215を後退させる過程で、キャップ部材51の延出部57の先端をコア型205の第2の成形面211、本実施形態ではシール用凹部27の底面を成形する成形面211に当接させて、インサートカラー9の外周をフランジ15側に押し込ませる。そして、キャビ型203とコア型205とを型閉めした状態においては、ロッド部材215によりインサートカラー9をキャビ型203に押し付けて保持する。
次に、図9に示すように、キャビティ225に対して図外のゲートから溶融状態の樹脂Rを注入して充填する。このとき、図10に示すように、キャップ部材51の延出部57がコア型205の第2の成形面211に対してインサートカラー9のフランジ15側へ撓んだ状態で押し付けられることで、キャップ部材51の延出部57とコア型205との間が密閉されている。また、キャップ部材51の撓んだ延出部57により、インサートカラー9の第2の開口端13bの周囲に形成されるキャビティ225が縮小された状態となっている。
キャビティ225全体に樹脂Rを充填し終えると、成形型201を冷却してキャビティ225に充填した樹脂Rを硬化させることにより、オイルパン1を成形する。しかる後、キャビ型203とコア型205とを離間させて成形型201を開き、図11に示すように、エジェクタピン223の作動によりロッド部材215をコア型205より突出させ、コア型205に付いたオイルパン1を押し出して、オイルパン1を成形型201から取り出す。
そして、脱型したオイルパン1の各インサートカラー9からキャップ部材51を取り外す。そのことで、インサートカラー9のキャップ部材51を取り付けていた第2の開口端13bがインサートカラー9の外周に形成された樹脂部25から突出させた状態で露出する。最後に、オイルパン1に付いているゲート残渣物やその他の不要片を切除する。
以上のようにして、複数のインサートカラー9が一体に組み込まれたオイルパン1を製造することができる。
この実施形態のインサートカラー9では、第1の開口端13aに設けられたフランジ15に溝状凹部17が全周に亘って設けられている。この溝状凹部17は、第1の開口端13aの開口方向に開放され、当該フランジ15におけるボルト103の着座面19の外周に配置されている。そうした構成によれば、オイルパン1のインサート成形時に、インサートカラー9のフランジ15をキャビ型203に当接させることで、当該フランジ15とキャビ型203との間に浸入しようとする樹脂Rの圧力がフランジ15の外周壁21により弱められるから、それら両者の間に浸入する樹脂Rの量を低減することができる。また、インサートカラー9のフランジ15とキャビ型203との間に浸入した樹脂Rは、溝状凹部17に溜まるので、当該フランジ15の着座面19にまでは及ばない。これにより、インサートカラー9のフランジ15におけるボルト203の着座面19に樹脂部25が形成されるのを防止することができる。
また、この実施形態のインサートカラー9では、溝状凹部17が環状に形成されている。このような構成によれば、比較的小さな径のフランジ15で上述の効果を奏するインサートカラー9を実現することができる。
また、この実施形態のオイルパン1の製造方法では、インサートカラー9の第2の開口端13bにキャップ部材51を取り付け、キャップ部材51を取り付けていない側のインサートカラー9の第1の開口端13aに設けられたフランジ15をキャビ型203に当接させると共に、キャップ部材51をコア型205に当接させて、これらキャビ型203とコア型205とによりオイルパン1をインサート成形した後に、脱型したオイルパン1からキャップ部材51を取り外す。このような方法によれば、オイルパン1のインサート成形時には、インサートカラー9の第2の開口端13bがキャップ部材51で覆われるので、インサートカラー9の第2の開口端13bの端面におけるシリンダブロック101との当接箇所に樹脂部25が形成されるのを防止することができる。
また、この実施形態のオイルパン1の製造方法では、キャビ型203とコア型205とを型閉めする途中で、インサートカラー9に取り付けたキャップ部材51にロッド部材215を当接させて、ロッド部材215を後退させながら当該型閉めを行い、キャビ型203とコア型205とを型閉めした状態で、ロッド部材215によりインサートカラー9をキャビ型203に押し付けて保持する。このような方法によれば、型開き状態から型閉め状態とするまでのロッド部材215のストローク(スライド移動量)がインサートカラー9の長さに応じて変えられるので、インサートカラー9の長さ方向における寸法誤差を許容することができる。
また、この実施形態のオイルパン1の製造方法では、ロッド部材215を後退させる過程で、キャップ部材51の延出部57の先端をコア型205の第2の成形面211(シール用凹部27の底面を成形する成形面211)に当接させて、インサートカラー9の外周をフランジ15側に押し込ませることにより、成形後のオイルパン1からキャップ部材51を取り外したときに、インサートカラー9の第2の開口端13bを当該インサートカラー9の外周に成形された樹脂部25から突出した状態で露出させる。このような方法によれば、インサートカラー9の第2の開口端13bの端面を樹脂部25から好適に露出させることができる。
− 実施形態の変形例 −
図12は、この変形例に係るオイルパン1のインサートカラー9の断面図である。
上記実施形態のオイルパン1に用いられるインサートカラー9では、フランジ15の外周壁21の端面とボルト103の着座面19とが筒状部13の長さ方向において同じ高さ位置に設定されているとしたが、図12に示すように、この変形例に係るオイルパン1に用いられるインサートカラー9では、フランジ15の外周壁21の端面が、ボルト103の着座面19よりも筒状部13の長さ方向において第1の開口端13aの開口が臨む側に位置している。
インサートカラー9のフランジ15の外周壁21は、第1の開口端13aの開口方向に着座面19よりも突出した環状の凸条部31を構成している。この凸条部31は、溝状凹部17の外周において着座面19を取り囲むように、フランジ15の全周に亘って設けられている。凸条部31の高さHは、例えば0.2mm以上且つ0.5mm以下に設定される。そして、インサートカラー9のフランジ15において、溝状凹部17が形成された部分は、着座面19を構成する部分および外周壁21よりも薄くなっており、着座面19を構成する部分に比べて撓みやすい可撓部23を構成している。
図13は、変形例に係るオイルパン1の製造方法において成形型201を型閉めする様子を示す断面図である。図14は、変形例に係るオイルパン1の製造方法において成形型201を型閉めした様子を示す断面図である。
上記のようなインサートカラー9を用いてオイルパン1を製造する場合、図13に示すように、キャップ部材51が取り付けられたインサートカラー9を、ボルト挿通孔11に位置決め凸部209を嵌め込んでキャビ型203にセットするときには、フランジ15外周の凸条部31の端面をキャビ型203に宛がって当接させる。このとき、インサートカラー9のフランジ15の着座面19は、キャビ型203から隙間をあけて浮いた状態とされる。
そして、インサートカラー9をセットしたキャビ型203とコア型205とを型閉めすると、インサートカラー9がキャップ部材51を介してロッド部材215によりキャビ型203に押圧される。そのことで、図14に示すように、インサートカラー9のフランジ55が可撓部23で撓んで、着座面19がキャビ型203に当接すると共に、凸条部31の端面がキャビ型203に強く押し付けられる。これにより、インサートカラー9のフランジ15とキャビ型203との間が当該フランジ15の弾性により凸条部31で密閉される。その状態で、上記実施形態と同様に、キャビティ225に溶融状態の樹脂Rを充填して、オイルパン1が成形される。
この変形例のインサートカラー9では、フランジ15において、環状の凸条部31が、溝状凹部17よりも外周側で当該フランジ15が設けられた第1の開口端13aの開口が臨む側に向かって着座面19よりも突出している。このような構成によれば、オイルパン1のインサート成形に際して成形型201を型閉めする過程で、凸条部31をキャビ型203と優先的に当接させてフランジ15を可撓部23で撓み変形させることにより、インサートカラー9と成形型201との寸法誤差を許容することが可能になる。また、インサートカラー9のフランジ15が可撓部23で撓みやすくなっているので、成形型201にかかる余分な負荷が小さくて済み、成形回数(ショット数)を重ねても成形型201に悪影響が出にくい。
以上のように、本開示の技術の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、本開示の技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須でない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを以て、直ちにそれらの必須でない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
例えば、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、溝状凹部17が円環状に形成されているとしたが、本開示の技術はこれに限らない。溝状凹部17は、矩形状などの他の外形で環状に形成されていてもよい。また、溝状凹部17としては、互いに径の異なる環状の溝状凹部17が二重や三重に設けられていてもよい。また、溝状凹部17は、フランジ15の周方向に分割して設けられていてもよい。この場合、隣り合う溝状凹部17同士は、フランジ15の径方向において部分的に重なっていてもよい。要は、溝状凹部が1つであっても複数であってもフランジ15の全周に亘って設けられていればよい。
上記実施形態では、本開示の技術に係る樹脂成形品としてオイルパン1を例に挙げて説明したが、本開示の技術の適用範囲はこれに限らない。本開示の技術は、他部材との締結のために筒状のインサートカラーがインサート成形により一体に組み込まれた樹脂成形品であれば、適用することが可能である。
本開示の技術は、インサートカラーおよびそれを備える樹脂成形品の製造方法について有用である。
R 樹脂
1 オイルパン(樹脂成形品)
3 カップ部
5 外周取付部
7 貫通孔
9 インサートカラー
11 ボルト挿通孔
13 筒状部
13a 第1の開口端
13b 第2の開口端
15 フランジ
17 溝状凹部
19 着座面
21 外周壁
23 可撓部
25 樹脂部
27 シール用凹部
29 シール部材
31 凸条部
51 キャップ部材
53 挿入部
55 フランジ
57 延出部
101 シリンダブロック
103 ボルト(締結部材)
105 ねじ孔
201 成形型
203 キャビ型(第1の成形型)
205 コア型(第2の成形型)
207 第1の成形面
209 位置決め凸部
211 第2の成形面
213 受入れ孔
215 ロッド部材
217 ベース板
219 スプリング
221 ストッパー
223 エジェクタピン
225 キャビティ

Claims (6)

  1. 樹脂成形品(1)のインサート成形に用いられる、両端が開口した筒状のインサートカラーであって、
    少なくとも一方の開口端(13a)にフランジ(15)を有し、
    前記フランジ(15)には、前記開口端(13a)の開口方向に開放された溝状凹部(17)が全周に亘って設けられ、
    前記フランジ(15)のうち前記溝状凹部(17)よりも内側の部分は、締結部材(103)の着座面(19)を構成している
    ことを特徴とするインサートカラー。
  2. 請求項1に記載されたインサートカラーにおいて、
    前記溝状凹部(17)は、環状に形成されている
    ことを特徴とするインサートカラー。
  3. 請求項2に記載されたインサートカラーにおいて、
    前記フランジ(15)の前記溝状凹部(17)が設けられた部分は、当該フランジ(15)の前記着座面(19)を構成する部分に比べて撓みやすい可撓部(23)を構成し、
    前記フランジ(15)の前記溝状凹部(17)よりも外周側の部分には、当該フランジ(15)が設けられた前記開口端(13a)の開口方向に前記着座面(19)よりも突出した環状の凸条部(31)が設けられている
    ことを特徴とするインサートカラー。
  4. 両端が開口し且つ一方側の開口端(13a)にフランジ(15)を有する筒状のインサートカラー(9)が一体形成された樹脂成形品(1)を製造する方法であって、
    前記インサートカラー(9)の他方側の開口端(13b)に、当該インサートカラー(9)の開口を塞ぐキャップ部材(51)を取り付け、
    当該樹脂成形品(1)を成形するための第1の成形型(203)および第2の成形型(205)のうち、前記第1の成形型(203)に対し、前記インサートカラー(9)を前記フランジ(15)が当該第1の成形型(203)に当接する状態にセットし、
    前記インサートカラー(9)がセットされた前記第1の成形型(203)と前記第2の成形型(205)とを、前記インサートカラー(9)に取り付けられた前記キャップ部材(51)が前記第2の成形型(205)に当接する状態に型閉めすることにより、前記第1の成形型(203)と前記第2の成形型(205)との間にキャビティ(225)を形成し、
    前記キャビティ(225)に溶融状態の樹脂(R)を充填して硬化させることにより、当該樹脂成形品(1)を成形し、
    前記第1の成形型(203)と前記第2の成形型(205)とを型開きして、当該樹脂成形品(1)を取り出した後に、前記インサートカラー(9)から前記キャップ部材(51)を取り外す
    ことを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
  5. 請求項4に記載された樹脂成形品の製造方法において、
    前記第2の成形型(205)として、前記第1の成形型(203)との型閉め方向に付勢され且つ押し返されたときに後退方向にスライド可能なロッド部材(215)が、前記インサートカラー(9)に対応する部位に設けられた成形型を用い、
    前記第1の成形型(203)と前記第2の成形型(205)とを型閉めする途中で、前記インサートカラー(9)に取り付けられた前記キャップ部材(51)に前記ロッド部材(215)を当接させて、該ロッド部材(215)を後退させながら当該型閉めを行い、
    前記第1の成形型(203)と前記第2の成形型(205)とを型閉めした状態で、前記ロッド部材(215)により前記インサートカラー(9)を前記第1の成形型(203)に押し付けて保持する
    ことを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
  6. 請求項5に記載された樹脂成形品の製造方法において、
    前記キャップ部材(51)として、前記インサートカラー(9)の他方側の開口端(13b)から径方向における外側に延び出る延出部(57)が設けられたキャップ部材(51)を用い、
    前記ロッド部材(215)を後退させる過程で、前記キャップ部材(51)の延出部(57)の先端を前記第2の成形型(205)の成形面(211)に当接させて、前記インサートカラー(9)の外周を前記フランジ(15)側に押し込ませることにより、前記樹脂成形品(1)から前記キャップ部材(51)を取り外したときに、前記インサートカラー(9)の他方側の開口端(13b)を当該インサートカラー(9)の外周に成形された樹脂部(25)から突出した状態で露出させる
    ことを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
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