JP2020149464A - 表示装置及び表示システム - Google Patents

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彰 五十嵐
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Abstract

【課題】複数の情報を同時に表示する場合に、情報を表示するための表示領域全体を活用する。【解決手段】表示装置が、動画データとコンテンツデータを取得する取得手段と、所定の表示領域全体に第1領域を配置し、前記表示領域内の一部の領域に第2領域を配置する制御手段と、前記第1領域に前記動画データを再生して動画を表示すると共に、前記第2領域に前記動画に重ねて前記コンテンツデータを再生してコンテンツを表示する表示手段と、を備え、前記制御手段は、所定の操作を検出した場合に、前記第1領域の配置位置を移動させずに、前記第2領域の配置位置を移動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及び表示システムに関し、特に複数の情報を同時に表示するための表示装置及び表示システムに関する。
インターネット等のネットワークを介して、スマートフォンやタブレット型のパーソナルコンピュータ等の端末に様々なコンテンツを配信することが一般的に行われている。例えば、テキストや画像からなるコンテンツを端末に配信し、配信を受けた端末のユーザが、端末の画面にてコンテンツを閲覧するということが行われている。
この場合、端末の1つの画面上に、複数のコンテンツを同時に表示することがある。このような複数のコンテンツを表示することに関する技術の一例が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示の技術では、端末の画面を、第1コンテンツを表示するエリアと、第2コンテンツを表示するエリアとに分割する。例えば、動画コンテンツを表示する第1エリアと、複数の動画それぞれに関するテキストコンテンツを表示する第2エリアとに分割する。
そして、ユーザから受付けた操作に応じて、第1エリアと第2エリアの表示サイズを変更すると共に、第2エリアにおけるコンテンツの表示態様を変更する(例えば、特許文献1の図1参照。)。
これにより、ユーザは、自身が興味を有するコンテンツをより視認しやすい表示態様で表示させることができる。
特開2015−203888号公報
上述したように特許文献1に開示の技術によれば、ユーザの興味に応じてコンテンツの表示サイズ変更することができる。すなわち、コンテンツを拡大表示したり、縮小表示したりすることが可能となる。
しかしながら、ユーザが表示サイズを任意に変更することを許容してしまうと不都合が生じる場合がある。例えば、表示するコンテンツの1つがテキストや動画等を使用した広告であるような場合である。
このようにコンテンツが広告である場合に、ユーザが広告を任意に縮小することを許容してしまうと、広告が視認しにくくなってしまうので、広告としての効果が小さくなってしまう。また、コンテンツを表示するための表示領域全体を活用するような動画等を提供することができなくなってしまう。
そこで、本発明は、複数の情報を同時に表示する場合に、情報を表示するための表示領域全体を活用することが可能な、表示装置及び表示システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、動画データとコンテンツデータを取得する取得手段と、所定の表示領域全体に第1領域を配置し、前記表示領域内の一部の領域に第2領域を配置する制御手段と、前記第1領域に前記動画データを再生して動画を表示すると共に、前記第2領域に前記動画に重ねて前記コンテンツデータを再生してコンテンツを表示する表示手段と、を備え、前記制御手段は、所定の操作を検出した場合に、前記第1領域の配置位置を移動させずに、前記第2領域の配置位置を移動させることを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の第2の観点によれば、上記本発明の第1の観点により提供される表示装置と、複数又は単一の装置からなる提供装置とを備えた表示システムであって、前記提供装置は、前記動画データ及び前記コンテンツデータに加えて、前記第2領域の配置位置を特定する配置位置特定データを提供し、前記表示装置は、前記提供装置から前記動画データ、前記コンテンツデータ、及び前記表示制御用データを取得し、前記制御手段は、少なくとも前記所定の操作を検出して前記第2領域の配置位置を移動させる前には、前記提供装置から取得した前記表示制御用データに基づいて決定される位置に前記第2領域を配置し、前記表示手段は、前記提供装置から取得した前記動画データ及び前記コンテンツデータを再生して表示する、ことを特徴とする表示システムが提供される。
本発明によれば、複数の情報を同時に表示する場合に、情報を表示するための表示領域全体を活用することが可能となる。
本発明の実施形態全体の基本的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるユーザ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における基本的動作を示すフローチャート(1/2)である。 本発明の実施形態における表示例について示す図である。 本発明の実施形態におけるレイヤ構造について示す図である。 本発明の実施形態における基本的動作を示すフローチャート(2/2)である。 本発明の実施形態における表示例について示す図(1/2)である。 本発明の実施形態における表示例について示す図(2/2)である。 本発明の第2の実施形態における表示例について示す図である。 本発明の第3の実施形態における表示例について示す図である。 本発明の第4の実施形態における表示例について示す図である。 本発明の第5の実施形態における表示例について示す図である。 本発明の第8の実施形態全体の基本的構成を示すブロック図である。 本発明の第10の実施形態全体の基本的構成を示すブロック図である。
まず、本発明の実施形態の概略を説明する。本発明の実施形態では、ユーザ端末の表示画面に、広告用の動画と、ユーザが閲覧を希望するコンテンツとを同時に表示する。
この場合に、広告用の動画は、所定の表示領域全体に表示する。一方で、コンテンツは、広告用の動画の表示されている領域の一部の領域に重ねて表示する。これにより、広告用の動画とコンテンツとを同時に表示できると共に、表示領域全体を活用した広告用の動画を表示することができる。
つまり、本実施形態によれば、[発明が解決しようとする課題]の欄で述べた「複数の情報を同時に表示する場合に、情報を表示するための表示領域全体を活用する」という課題を解決することが可能となる。
以上が本実施形態の概略である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る表示システム100全体の構成を示すブロック図である。
表示システム100は、コンテンツサーバ1a、1b、ユーザ端末2a、2b、及び動画管理サーバ3を備える。これらの各装置は、インターネット等のネットワーク(図示省略)を介して相互に通信可能に接続される。
コンテンツサーバ1a、1bは、ユーザ端末2a、2bに対してコンテンツデータを提供するサーバである。また、コンテンツサーバ1a、1bは、このコンテンツデータと、動画管理サーバ3が提供する動画データとの双方の表示方法を特定するためのデータである「表示制御用データ」もユーザ端末2a、2bに対して提供する。
動画管理サーバ3は、コンテンツサーバ1a、1bが提供するコンテンツとは別途に、インターネット等のネットワークから提供される動画データをユーザに提供する。
そして、ユーザ端末2a、2bは、この動画データとコンテンツデータを、表示制御用データに基づいた表示方法で画面に表示をする。
このようにして、本実施形態では、表示システム100の運営主体の意図する情報をユーザに提供することを可能としている。この場合に、動画管理サーバ3から提供される動画を、事業者が広告を行うための広告用動画にすることにより、コンテンツサーバ1a、1bが提供するコンテンツを閲覧しにきたユーザに対して宣伝広告活動を実行することが可能となる。
次に、表示システム100に含まれるこれら各装置それぞれの詳細について説明をする。なお、コンテンツサーバ1a、1bはそれぞれ同様の構成をしているので、以下の説明において両者を区別することなく説明する場合には、符号の末尾を省略して単に「コンテンツサーバ1」と表記する。同様に、ユーザ端末2a、2bを区別することなく説明する場合には、符号の末尾を省略して単に「ユーザ端末2」と表記する。
ユーザ端末2は、インターネット等のネットワークに接続可能であり、ネットワークを介して取得した情報を表示するための機能を有する表示装置である。ユーザ端末2は、例えばスマートフォンやタブレット型のパーソナルコンピュータ等の通信機能を有する表示装置により実現される。
かかるユーザ端末2の構成について図2を参照して説明をする。図2に示すように、ユーザ端末2は、データ取得部21、制御部22、及び表示部23を備える。
データ取得部21は、コンテンツサーバ1や動画管理サーバ3とインターネット等のネットワークを介して通信を行うための部分である。データ取得部21は、かかる通信により、コンテンツサーバ1が提供するコンテンツデータ及び表示制御用データを取得する。また、動画管理サーバ3が提供する動画データを取得する。
制御部22は、ユーザ端末2全体を制御する部分である。制御部22は、例えば、データ取得部21が取得した各データに基づいて、表示部23に情報を表示するための制御を行う。表示部23に表示する情報は、例えば、データ取得部21が取得した動画データやコンテンツデータを再生することにより得られる動画やコンテンツである。また、この表示は、データ取得部21が取得した表示制御用データに基づいた表示方法で行われる。
表示部23は、制御部22の制御に基づいて情報を表示する部分である。更に、表示部23は、ユーザからの操作を受け付けて、受け付けた操作を制御部22に対して通知する部分でもある。
表示部23は、例えばタッチパネルにより実現することができる。そして、ユーザは、このタッチパネルに手で触れたり、ペンで触れたりすることにより、種々の操作を実行する。なお、種々の操作は、これ以外の、例えば表示部23に触れない方法により実現されてもよい。例えば、カメラやセンサーにより、ユーザのジェスチャーを検知し、この検知したジェスチャーに基づいて操作内容を判断するようにしてもよい。例えば、ユーザによる所定の手の動きを検知した場合や、ユーザのウインクを検知した場合に、所定のアイコンのタップ操作やページ遷移の操作が行われたと判断するようにしてもよい。また、他にもユーザの首の動きに応じて、スワイプ操作やページ遷移の操作が行われたと判断するようにしてもよい。
このような機能ブロックを備えるユーザ端末2は、一般的なスマートフォンやタブレット型のパーソナルコンピュータに本実施形態特有のソフトウェアを組み込むことにより実現できる。
より詳細に説明すると、ユーザ端末2は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置を備える。また、ユーザ端末2は、各種のプログラムを格納したフラッシュメモリ等の補助記憶装置や、演算処理装置がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するためのRAM(Random Access Memory)といった主記憶装置を備える。
そして、ユーザ端末2において、演算処理装置が補助記憶装置から各種のプログラムを読み込み、読み込んだ各種のプログラムを主記憶装置に展開させながら、これら各種のプログラムに基づいた演算処理を行う。
この演算結果に基づいて、ユーザ端末2が備えるハードウェアを制御することにより、上述した各機能ブロックの機能が実現する。つまり、ユーザ端末2は、ハードウェアとソフトウェアが協働することにより実現することができる。
コンテンツサーバ1は、企業、組織、個人等がインターネット上でコンテンツを提供するためのサーバであり、ユーザ端末2からの要求により、このコンテンツのコンテンツデータと、上述した表示制御用データとをユーザ端末2に提供する。
コンテンツサーバ1は、この表示制御用データに含まれる表示制御ファイルにより、ユーザ端末2の表示部23に所望のレイアウトによりコンテンツや動画を表示させる。
表示制御データについてより詳細に説明する。本実施形態における表示制御用データは、動画及びコンテンツを表示するための情報を少なくとも含んでいる。具体的には、動画及びコンテンツを表示部23に配置して表示するためのレイアウト情報や動画管理サーバ3における動画データの格納先のアドレス情報等を記述した例えばHTML(HyperText Markup Language)ファイル等の表示制御ファイルや、表示に供する各画像パーツのファイル等を含んでいる。
ユーザ端末2は、表示制御ファイルに記述されている動画管理サーバ3のアドレスに基づいてさらに動画管理サーバ3に接続し、動画管理サーバ3とのデータ通信により動画データを取得してユーザに提供する。なお、動画とは、これを参照したユーザが動いたように感じられる画像を含む概念であり、例えば、異なる静止画像を連続して再生することにより、複数の静止画像を動く画像とした動画像により実現できる。
また、動画と共に音楽や音声といった音を出力してユーザに提供するのであれば、表示制御用データには、音の出力制御する情報を記述した例えばHTMLファイル等の音出力制御ファイルが含まれる。ユーザ端末2は、音出力制御ファイル記述されている動画管理サーバ3のアドレスに基づいてさらに動画管理サーバ3に接続し、動画管理サーバ3とのデータ通信により音楽データのファイルや音声データのファイルを取得してユーザに提供する。
なお、動画データに音楽や音声のファイルが含まれていてもよい。また、表示制御ファイルと音出力制御ファイルとを1つとして、例えば1つのHTMLファイルにて実現するようにしてもよい。具体的には、表示制御ファイルであるHTMLファイルに音の出力制御をする情報を追加して記述するようにすればよい。
以下では、特に説明を加えなくても、動画や静止画と共に音を出力する場合があり、この場合には動画データに音楽データのファイルや音声データのファイルが含まれていると共に、表示制御ファイルであるHTMLファイルに音の出力制御をする情報が追加して記述されているものとして説明をする。
動画管理サーバ3は、ユーザ端末2に提供する動画データを管理するサーバである。動画管理サーバ3は、表示システム100によりユーザ端末2に対して動画やコンテンツを提供するに先立って、動画データの格納先のアドレスをコンテンツサーバ1に通知する。またその後、必要に応じて、定期的に、又は不定期にこのアドレスをコンテンツサーバ1通知する。
また、動画管理サーバ3は、このアドレスの通知に基づくユーザ端末2からのアクセスにより、対応する動画データをユーザ端末2に通知する。この動画データの通知の際に、例えばユーザ端末2からのアクセスに係る表示制御ファイルの情報を取得することにより、動画管理サーバ3へのアクセスが何れのコンテンツサーバ1に基づくものかを特定し、特定したコンテンツサーバ1に対応する動画データをユーザ端末2に提供する。なお何れのコンテンツサーバ1に基づくものかの判断は、コンテンツサーバ1のURLをユーザ端末2から取得して判断してもよく、またホームページに係る管理ファイルのファイル名により判断しても良く、種々の判断手法を広く適用することができる。
これにより動画管理サーバ3は、例えば特定企業のコンテンツサーバ1からのアクセスに対して、競合企業のコマーシャル動画等を提供しないようにすることができる。またこれとは逆に、例えばコンテンツサーバ1をアクセスするユーザ層に好まれる動画を選択的に提供することができる。より具体的に、動画管理サーバ3は、コンテンツサーバ1の運営主体より許可された動画のみ対応するコンテンツサーバ1に提供するようにし、またこれとは逆に、動画の提供主体から許可されたコンテンツサーバ1に対してのみに対応する動画を提供することができる。このような処理を実現するために動画管理サーバ3は、コンテンツサーバ1の識別情報であるサーバID、動画データの識別情報である動画IDを設定して動画データを管理し、このサーバID、動画IDに基づいてコンテンツサーバ1に対応する動画データを提供する。
また動画管理サーバ3は、このようなユーザ端末2への動画データの提供の履歴を記録して保持し、この記録によりコンテンツサーバ1で提供する動画の利用料に係る処理等を一元管理できるようにする。また定期的に、又は不定期に、ユーザ端末2に提供する動画データを変更する。これらにより動画管理サーバ3は、複数のコンテンツサーバで提供する動画データを一元的に管理する。
なお、これらコンテンツサーバ1及び動画管理サーバ3は、汎用のサーバ装置に、本実施形態特有のソフトウェアを搭載することにより実現できる。つまり、コンテンツサーバ1及び動画管理サーバ3は、ユーザ端末2と同様にハードウェアとソフトウェアが協働することにより実現できる。
以上本実施形態に含まれる各装置の機能について詳細に説明をした。次に、図3のフローチャートを参照して、本実施形態における、動画やコンテンツの表示を行うための動作について説明をする。
まず、ユーザ端末2に対して動画やコンテンツを提供するに先立って、動画管理サーバ3が動画データの格納先のアドレス(URL)をコンテンツサーバ1に対して通知する(ステップS1)。またその後、必要に応じて定期的に、又は不定期に、アドレスの通知を継続する。コンテンツサーバ1は、この動画データの格納先のアドレスを、表示制御用データに含まれる表示制御用ファイル内に記述して記憶しておく。
次に、ユーザ端末2からのコンテンツデータのリクエスト(ステップS2)があった場合に、コンテンツサーバ1は、リクエストされたコンテンツデータと、表示制御用データをユーザ端末2にダウンロードさせる(ステップS3)。
かかる表示制御用データには、上述したように、動画及びコンテンツを表示部23に配置して表示するためのレイアウト情報や動画管理サーバ3における動画データの格納先のアドレス情報等を記述した例えばHTMLファイル等の表示制御ファイルや、表示に供する各画像パーツのファイル等を含んでいる。ユーザ端末2では、このダウンロードしたデータを処理する。
例えば、ユーザ端末2は、Javascript(登録商標)の動作を立ち上げて、表示制御用ファイルに記述された動画データの格納先のアドレスに対応する動画管理サーバ3にアクセスする(ステップS4)。
そして、ユーザ端末2と動画管理サーバ3とでデータ交換を行うことにより、動画管理サーバ3へのアクセスが何れのコンテンツサーバ1に基づくものかを特定する(ステップS5)。更に、この特定結果に基づき、特定したコンテンツサーバ1に対応する動画データを動画管理サーバ3からユーザ端末2にダウンロードさせる(ステップS6)。
このように複数のコンテンツサーバそれぞれにてコンテンツデータと共に提供する動画データを動画管理サーバ3により一元管理することにより、コンテンツサーバの運営主体においては、この動画に係る種々の調整、管理を省略することができる。また、適宜、ユーザ端末2に提供する動画を更新することができる。これらにより動画の管理を簡略化することができる。
次に、ユーザ端末2は、ステップS3にてダウンロードしたコンテンツデータと、ステップS6にてダウンロードした動画データのそれぞれを再生して、ステップS3にてダウンロードした表示制御用データに含まれる表示制御用ファイルに基づいたレイアウトによりコンテンツと動画を表示する(ステップS7)。これにより、動画データを再生した動画を、コンテンツサーバ1の管理主体により提供されているようにユーザ端末2のユーザに認識させることができ、これによりこのように複数のコンテンツサーバに係る動画データを一元管理する場合にあっても、各コンテンツの特徴を損なうことなく、動画を提供することができる。
また動画管理サーバ3による動画データの管理により、定期的に、又は不定期に、ユーザ端末2に提供する動画を変更できることにより、ユーザに飽きられることなく、動画の魅力を継続することができる。
更に、ユーザ端末2への、アドレスの通知は、例えばJavascriptのタグにより実行され、これによりコンテンツサーバ1では動画管理サーバ3からの通知の記述をそのまま表示制御用データの表示制御ファイルに追加するだけの簡易な処理により、ユーザ端末2で動画管理サーバ3をアクセスできるように設定される。
次に、上述の図3のフローチャートを参照して説明した動作により実現される、ユーザ端末2での動画及びコンテンツの表示態様について図4を参照して説明をする。
図4に、動画及びコンテンツを表示した状態でのユーザ端末2の表示部23の外観を示す。本実施形態では、表示部23が表示をする表示領域を複数の領域として扱って動画及びコンテンツを表示する。
具体的には、まず表示部23が表示をする表示領域全域を動画エリアAR1として、この動画エリアAR1に、動画管理サーバ3からダウンロードした動画データを再生した動画を表示する。かかる動画とは、例えば広告用動画である。
次に、表示部23が表示をする表示領域の一部の領域をコンテンツエリアAR2として、このコンテンツエリアAR2にコンテンツサーバ1からダウンロードしたコンテンツデータを再生したコンテンツを表示する。かかるコンテンツとは、例えばテキストコンテンツである。なお、コンテンツエリアAR2の数は特に限定されずn個(nは任意の自然数)であってよい。つまり、図4には、コンテンツエリアAR2を2つ表示する場合の例を示すが、1つのみ表示するようにしてもよく、3つ以上表示するようにしてもよい。
更に、表示部23が表示をする表示領域の一部の領域であって、コンテンツエリアAR2とは異なる領域を操作用エリアAR3として、この操作用エリアAR3にコンテンツサーバ1からダウンロードした表示制御用データに含まれる、動画の表示状態を変更するための情報を表示する。かかる動画の表示状態を変更するための情報とは、いわゆる操作ボタンに対応する画像である。図中では左から、動画の再生を開始するための「Play」、動画の再生を一時中段するための「Pause」、動画の音の再生を中止又は再開するための「Mute」、及び動画を再度再生するための「Repeat」といったボタンを表示する。なお、これらのボタンはあくまで一例であり、他の操作に対応するボタンを表示するようにしてもよい。また、ボタンにはテキストが記載されているが、このようなボタンではなく、画像により表現される操作用のアイコンを表示するようにしてもよい。更に、操作用エリアAR3は、図示するように、表示部23が表示をする表示領域の下部中央の領域に配置されているが、これに限らず、表示部23が表示をする表示領域の他の領域に配置されるようにしてもよい。また、また他にも、例えば、操作用エリアAR3をコンテンツエリアAR2と重なる領域に配置してもよい。この場合、操作用エリアAR3の表示又はコンテンツエリアAR2の表示の一方を透過させることにより、他方の表示を参照できるようにしてもよい。
ここで、上述したように表示部23はタッチパネルであるので、表示部23はこれらボタンが押下等されたことを検出することができる。そして、表示部23は、ボタンの押下等を検出した場合には、押下等されたボタンに対応する画面上の座標を制御部22に対して通知する。この通知を受けた制御部22は、通知された座標に対応するボタンが押下されたこと、すなわち、操作を受け付けたことを検出することができる。
なお、図4に示すような各領域の配置位置や大きさ等は、コンテンツサーバ1からダウンロードした表示制御用データに含まれる表示制御ファイルに記述されたレイアウト情報に基づいて決定される。なお、各領域の配置位置や大きさ等に限定はなく、例えば表示制御ファイルの作成者が任意に定めることができる。
次に、表示部23が表示をする表示領域全域である動画エリアAR1に動画を表示しているにも関わらず、これに重ねてコンテンツエリアAR2や操作用エリアAR3を設けて各種情報を表示する方法について図5を参照して説明をする。
図5の左側に<レイヤ構造>として図示するように、表示部23には、第1レイヤ231と、第2レイヤ232と、第3レイヤ233が設けられる。ここで、第3レイヤ233がユーザの視線方向にもっとも近く、第2レイヤ232がユーザの視線方向に第3レイヤ233に次いで近く、第1レイヤ231は、ユーザの視線からはもっとも遠くなっている。なお、この<レイヤ構造>は、表示部23の断面図である。
そして、図5の右側下部に<第3レイヤでの表示>として図示するように、第3レイヤ233の一部の領域には、作用エリアAR3を配置して操作用のボタンの画像等を表示する。
また、図5の中央下部に<第2レイヤでの表示>として図示するように、第2レイヤ232の一部の領域には、n個(図中では2個)のコンテンツエリアAR2を配置してコンテンツを表示する。そして、コンテンツエリアAR2と操作用エリアAR3を配置した領域以外の領域には何も表示させず透過させる。
一方で、図5の左側下部に<第1レイヤでの表示>として図示するように、第1レイヤ231の全域には、動画エリアAR1を配置して動画を表示する。
このようにすることにより、ユーザの視線から見てみれば、動画エリアAR1が配置された表示部23の全ての表示領域の一部の領域に、コンテンツエリアAR2と操作用エリアAR3が配置されて、コンテンツ等が動画に重ね合わせて図4に示したように表示されて見える。これにより、動画を表示領域全体に表示した上で、コンテンツ等を表示することができ、表示領域全体を活用することが可能となる、という効果を奏する。
次に、図4に示したように表示された画面の遷移について図6のフローチャートと、図7及び図8に示す画面の遷移後の表示部23の外観を参照して説明をする。
まず、スワイプスクロールを指示する操作である、スワイプ操作を表示部23が受け付けたか否かを判定する(ステップS11)。ここで、スワイプ操作は、ユーザが表示部23に指先等を接触させ指先を動かすという操作であり、例えば上から下方向や、下から上方向に動かす操作である。
スワイプ操作を受け付けていないならば(ステップS11にてNo)、ステップS13に進む。一方で、スワイプ操作を受け付けたならば(ステップS11にてYes)、ステップS12に進む。
ステップS12では、ユーザのスワイプ操作に応じてコンテンツエリアAR2を移動させる。なお、この場合に、動画エリアAR1は移動させない。これにより、動画エリアAR1に表示されている動画(すなわち、表示領域全体に表示されている動画)には影響を与えることなく、コンテンツエリアAR2に表示されているコンテンツを移動させることができる。そのため、動画エリアAR1に表示されている動画が移動してしまって視認しにくくなってしまうことを防止できる。なお、操作用エリアAR3については、コンテンツエリアAR2と同様に移動させてもよいが、操作用エリアAR3を画面中央等に移動させる意味合いがないと考えられるならば、操作用エリアAR3については移動させないようにしてもよい。
ステップS12における移動について図7及び図8を参照して説明をする。今回は、ユーザが指を下から上方向に動かすスワイプ操作を受け付けたとする。この場合、図7に示すようにユーザ端末2は、コンテンツエリアAR2を上方向に移動させる。なお、各図におけるコンテンツエリアAR2の中央上部に記載の矢印は、移動の様子を説明するための概念的なものであり、実際には表示部23に表示されるものではない。
この移動の際に、上述したように動画エリアAR1を移動させず、今回は操作用エリアAR3も移動させないものとする。これにより、コンテンツエリアAR2が重ねて表示されており、今まで視認できなかった部分における動画が視認可能となる。
この場合に、ユーザが更に操作を継続すると、図8に示すようにコンテンツエリアAR2のそれぞれは、更に上方向に移動する。そして、図中の第aコンテンツエリアAR2aのように表示部23の上端にまで移動したコンテンツエリアAR2は、徐々に表示部23の表示領域外に移動することになる。従って、ユーザが視認できない状態となる。また、図7の時点で表示部23の表示領域外に存在していたコンテンツエリアAR2が、新たに表示部23の表示領域内に移動してきて、ユーザに視認可能となる。例えば、図中の第nコンテンツエリアAR2nのように新たなコンテンツエリアAR2がユーザに視認可能となる。
なお、第nコンテンツエリアAR2nの移動の過程において操作用エリアAR3を通過することになるが、この場合に、第nコンテンツエリアAR2nにおけるコンテンツの表示と、操作用エリアAR3における操作用のボタンの画像等の表示の何れを行うようにしてもよい。つまり、通過中にはコンテンツを表示するのではなく操作用のボタンの画像等を表示してもよいし、その逆に、操作用のボタンの画像等を表示するのではなくコンテンツを表示してもよい。
次に、図6に戻りステップS13以後の処理について説明をする。ステップS13では、操作用エリアAR3に表示されているボタンがタップされるという操作を表示部23が受け付けたか否かを判定する(ステップS13)。ここで、タップ操作は、ユーザが表示部23を一瞬押下するという操作である。
タップ操作を受け付けていないならば(ステップS13にてNo)、ステップS15に進む。一方で、タップ操作を受け付けたならば(ステップS13にてYes)、ステップS14に進む。
ステップS14では、タップ操作を受け付けたボタンの種類に対応する処理を行う。例えば「Pause」ボタンにてタップ操作を受け付けたならば、動画エリアAR1に表示している動画を一時停止する。また他にも、例えば「Mute」ボタンにてタップ操作を受け付けたならば、動画エリアAR1に表示している動画の音の再生を中止又は再開する。つまり音を出力するか否かを切り替える。
次に、ステップS15では、動画エリアAR1にて再生中の動画の再生時間が終了し、再生が終了したか否かを判定する(ステップS15)。
再生が終了していないならば(ステップS15にてNo)、ステップS11に戻り処理を繰り返す。一方で、再生が終了したならば(ステップS15にてYes)、ステップS16に進む。
ステップS16では、動作を終了するか否かを判定する。例えば、再生した動画が最後の動画であり、これ以上再生する動画がない場合に動作を終了すると判定される。ここで、ここで、再生される動画が何れの動画であるのかということと、動画の再生順序とは、動画管理サーバ3を利用する事業者により決定される。この事業者とは、例えば、動画エリアAR1にて表示する動画により宣伝広告活動を行う事業者や、宣伝広告活動の依頼を受けた代理店等の事業者である。これにより、宣伝広告活動を行う事業者の意図に応じた動画が、意図に応じた順序で再生されることとなる。
例えば、これ以上再生する動画がなく、動作を終了するならば(ステップS16にてYes)、本動作は終了する。一方で、次に再生する動画があり、動作を終了しないならば(ステップS16にてNo)、ステップS17に進む。
ステップS17では、次の動画の再生を開始する。そして、ステップS11に戻り、動作を継続する。
ただし、ユーザ端末2のユーザに動画の選択権を与えるようにようにして、ユーザの満足度を向上させるようにしてもよい。例えば、ユーザが、現在の動画の再生を取りやめて他の動画の再生を開始するための操作を行えるようにしてもよい。
また、ユーザが、次に再生される動画を、動画管理サーバ3が管理している動画の中から選択するための操作を行えるようにしてもよい。この場合に、例えば、特開2013−58051号公報に記載されているようにして、ラインダンス表示させた動画の中から、次に再生する動画を選択可能とするようにしてもよい。
これらの操作を実現するためには、操作用エリアAR3にこれらの操作を行うためのボタンを更に表示するようにすればよい。
以上説明した本実施形態によれば、複数の情報を表示する場合であっても、ユーザ端末2における表示部23の表示領域全体を活用することが可能となる、という効果を奏する。また、動画管理サーバ3を利用することにより、表示部23の表示領域全体を活用して、事業者の意図に応じた宣伝広告活動を行うことが可能となる、という効果を奏する。更に、ユーザに選択権を与えることを可能として、ユーザの満足度を向上させるようなことが可能となる、という効果も奏する。
次に、上述した第1の実施形態を変形した他の実施形態について説明をする。これら他の実施形態の説明では、上述した第1の実施形態との共通点については重複する説明を省略し、第1の実施形態と相違する点について詳細に説明を行う。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、コンテンツエリアAR2の左右端を、表示部23の表示領域の左右端まで配置していた。これにより、コンテンツエリアAR2の左右において動画エリアAR1にて再生される動画が視認できない状態となっていた。この点、一部分とはいえ左右端が途切れてしまうと、そこで動画を参照するユーザの視点が途切れ、動画の内容が把握できないような場合も考えられる。また、動画が分断されることになり、1つの動画として把握しにくくなってしまう。
そこで、図9に示すようにコンテンツエリアAR2の左右端を表示部23の表示領域の左右端までは配置しないようにする。つまり、表示部23が表示をする表示領域全域の一部であって周囲を動画エリアAR1に囲まれた領域にコンテンツエリアAR2を配置する。これにより、少なくとも表示領域の内周部分において動画が途切れることなく表示される。そのため、上述したような、ユーザの視点が途切れ、動画の内容が把握できないということや、動画が分断されることになり、1つの動画として把握しにくくなってしまうということを防止することが可能となる、という効果を奏する。
<第3の実施形態>
上述した第1の実施形態では、複数のコンテンツエリアAR2の大きさを同じ大きさとしていた。本実施形態ではこれを変形して、図10に示すように複数のコンテンツエリアAR2の大きさを異ならせる。これにより、より多様なコンテンツに対応することが可能となる、という効果を奏する。また、宣伝広告活動を行う事業者の意図に加えて、コンテンツサーバ1にてコンテンツを提供する事業者の意図を反映することも容易となる、という効果も奏する。
<第4の実施形態>
上述した第1の実施形態では、コンテンツエリアAR2においてテキストに背景を表示していた。また、操作用エリアAR3においてボタンの画像に背景を表示していた。本実施形態では、図11に示すように、この背景部分を透過させることとする。これにより、動画エリアAR1に表示されている動画がより視認しやすくなる。そのため、宣伝広告活動の効果を高めることが可能となる、という効果を奏する。
<第5の実施形態>
上述した第1の実施形態を含めた各実施形態では、ユーザが、ユーザ端末2の表示部23の長手方向を縦とし、短手方向を横として表示部23を参照することを想定していた。しかしながら、本実施形態では、ユーザ端末2の表示部23の短手方向を縦とし、長手方向を横として表示部23を参照することを想定する。そのため、例えば図12に示すように、ユーザ端末2の表示部23の短手方向を上下方向としてコンテンツエリアAR2のテキストや操作用エリアAR3のボタンを表示する。また、動画エリアAR1に表示する動画も、ユーザ端末2の表示部23の短手方向を上下方向とする動画にする。
このようにすれば、より多様な動画に対応することが可能となる、という効果を奏する。
<第6の実施形態>
本実施形態では、ダウンロード等により事前にユーザ端末2にアプリケーションプログラムを実装するようにして、このアプリケーションプログラムの実行によりコンテンツサーバ1へアクセスする。そして、コンテンツサーバ1が提供するコンテンツの表示をアプリケーションプログラムに従って実行し、図4に示すようにしてコンテンツエリアAR2にコンテンツを表示する。また、このアプリケーションプログラムに基づいて操作用エリアAR3に操作用のボタンを表示する。さらに、このアプリケーションプログラムに基づいて、動画管理サーバ3へアクセスして動画データを取得し、この動画データによる動画を動画エリアAR1に表示する。
本実施形態のように、アプリケーションプログラムに基づいて動画管理サーバ3から動画データを取得してユーザに提供するようにしても、上述した各実施形態と同様の効果を奏する事が可能となる。
<第7の実施形態>
本実施形態では、動画管理サーバ3において、さらにユーザ端末2からユーザ端末の識別情報を取得し、この識別情報に基づいてユーザ端末2のユーザを識別し、この識別結果に基づいてユーザ端末2に提供する動画をさらに選択する。
ここでこのユーザの識別は、ユーザ端末2の過去の表示履歴、ユーザ端末2の契約時に取得したユーザの属性情報(例えば生年月日、性別、住所等である)、ソーシャネットワーク等を巡回して取得されるユーザ端末2に係る情報(例えば趣味、嗜好等である)に基づいて実行される。これにより本実施形態では、一段と適切な動画を一段と適切な表示態様でユーザに提供する。
なおこれにより動画管理サーバは、このユーザの識別により対応する動画を選択可能に、属性情報により動画データを管理できるように、属性情報の記録と関連付けて動画データを記録して保持する。またこの属性情報により対応する動画データを選択してユーザ端末2に提供する。
<第8の実施形態>
上述した第1実施形態等では、図1に示すようにコンテンツサーバ1と動画管理サーバ3とが別々のサーバにより実現されていたが、本実施形態では、これら2つのサーバの機能を1つのサーバに実装する。
かかる本実施形態の構成について図13を参照して説明をする。図13に示すように、本実施形態である表示システム110では、第1の実施形態等では別途のサーバ装置により実現されていたコンテンツサーバ1と動画管理サーバ3とが、1つのサーバである総合管理サーバ50として実現される。具体的には、総合管理サーバ50は、コンテンツサーバ1と同様の機能を有するコンテンツサーバ機能部10と、動画管理サーバ3と同様の機能を有する動画管理サーバ機能部30の、双方の機能を機能ブロックとして有することによりコンテンツや表示制御用データ提供及び動画管理や動画の提供の双方を行う。この場合、上述したコンテンツサーバ1と動画管理サーバ3との間の通信は、総合管理サーバ50の機能ブロック間での通信により実現する。このようにすれば、複数のサーバを設けなくとも、上述の各実施形態を実現することが可能となる。
<第9の実施形態>
上述した第1実施形態等では、図1に示すように3つの層からなるレイヤ構造となっていた。これに限定されず、例えば、2つの層からなるレイヤ構造としてもよい。この場合、例えば、第3レイヤ233を省略する。そして、第2レイヤ232の一部の領域には、n個(図中では2個)のコンテンツエリアAR2と操作用エリアAR3を配置してコンテンツと、操作用のボタンの画像等を表示する。そして、コンテンツエリアAR2と操作用エリアAR3を配置した領域以外の領域には何も表示させず透過させる。
このようにしても、ユーザの視線から見てみれば、動画エリアAR1が配置された表示部23の全ての表示領域の一部の領域に、コンテンツエリアAR2と操作用エリアAR3が配置されて、コンテンツ等が動画に重ね合わせて図4に示したように表示されて見える。
<第10の実施形態>
上述した第1実施形態等では、操作用エリアAR3に、動画の表示状態を変更するための情報として、いわゆる操作ボタンに対応する画像を表示していた。これに限定されず、操作用エリアAR3に、他の情報を表示するようにしてもよい。例えば、図14にリンクボタンAR3aとして示すように、画面表示を遷移させるための「Link」といったボタンを表示するようにしてもよい。
そして、ユーザがこのボタンを操作した場合に、リンク先のアドレスから動画データや画像データや音のデータといったデータを取得し、これら取得したデータを再生することにより画面表示を遷移させるようにしてもよい。この場合、リンク先のアドレスは、例えば、動画管理サーバ3を利用する事業者により決定される。これにより、宣伝広告活動を行う事業者の意図に応じたリンク先の情報が再生されることとなる。
なお、上述した各実施形態における、ユーザ端末、動画管理サーバ及びコンテンツサーバのそれぞれは、それぞれ、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記のユーザ端末、動画管理サーバ及びコンテンツサーバの協働により行なわれる表示方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した各実施形態の一部又は全部の構成を組み合わせることが可能である。また、上述した各実施形態を、宣伝広告活動以外の用途に適用するようにしてもよい。
100、110 表示システム
1 コンテンツサーバ
2 ユーザ端末
21 データ取得部
22 制御部
23 表示部
231 第1レイヤ
232 第2レイヤ
3 動画管理サーバ
10 コンテンツサーバ機能部
30 動画管理サーバ機能部
50 総合管理サーバ
AR1 動画エリア
AR2 コンテンツエリア
AR3 操作用エリア

Claims (5)

  1. 動画データとコンテンツデータを取得する取得手段と、
    所定の表示領域全体に第1領域を配置し、前記表示領域内の一部の領域に第2領域を配置する制御手段と、
    前記第1領域に前記動画データを再生して動画を表示すると共に、前記第2領域に前記動画に重ねて前記コンテンツデータを再生してコンテンツを表示する表示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、所定の操作を検出した場合に、前記第1領域の配置位置を移動させずに、前記第2領域の配置位置を移動させることを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記所定の操作を検出する前には、前記第2領域を、周囲を前記第1領域に囲まれた領域に配置することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2領域を複数配置し、
    前記表示手段は、前記複数配置された第2領域毎に内容の異なるコンテンツを、前記複数配置された第2領域それぞれにて前記動画に重ねて表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1領域及び前記第2領域に加えて、前記表示領域内の一部の領域に第3領域を更に配置し、
    前記表示手段は、前記第3領域に前記動画に重ねて前記動画の表示状態を変更するための情報を表示する請求項1又は2に記載の表示装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示装置と、複数又は単一の装置からなる提供装置とを備えた表示システムであって、
    前記提供装置は、前記動画データ及び前記コンテンツデータに加えて、前記第2領域の配置位置を特定する配置位置特定データを提供し、
    前記表示装置は、前記提供装置から前記動画データ、前記コンテンツデータ、及び前記表示制御用データを取得し、
    前記制御手段は、前記所定の操作を検出する前には、前記提供装置から取得した前記表示制御用データに基づいて決定される位置に前記第2領域を配置し、
    前記表示手段は、前記提供装置から取得した前記動画データ及び前記コンテンツデータを再生して表示する、
    ことを特徴とする表示システム。
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