JP2015210631A - コンテンツ管理システム、管理装置、端末装置、コンテンツの処理方法、および管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】容易なユーザ操作で他のユーザとコンテンツまたはコンテンツに関する情報を共有することが可能なコンテンツ管理システムを提供する。【解決手段】コンテンツ管理システムでは、端末装置のディスプレイに第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において、ポインティングデバイスを用いた指示入力を含むユーザ操作がなされると、当該ユーザ操作が、第1の表示画面に表示されている、マーク1003で表わされるコンテンツの特定の位置、および第2のユーザ(Carol)を指定する軌跡を描くことを含む場合に、ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、第2のユーザ(Carol)に特定の位置を通知する通知コマンドと特定される。そして、通知コマンドに従って、第2のユーザ(Carol)に対して表示される第2の表示画面で上記特定の位置が通知される。【選択図】図9
Description
この発明はコンテンツ管理システム、管理装置、端末装置、コンテンツの処理方法、および管理プログラムに関し、特に、ポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付け可能な端末装置でのコンテンツの処理を管理するコンテンツ管理システム、管理装置、端末装置、コンテンツの処理方法、および管理プログラムに関する。
タッチパネルに対する指や専用ペンなどによるタッチ入力やマウスを用いた位置入力などを受け付け可能であって、指定された位置の軌跡に基づくユーザ操作を受け付け可能な端末装置が多く普及している。こういった操作は、たとえば手書きモードなどとも呼ばれ、手書きのように直感的かつ簡易であるためにコンテンツの処理に関する入力操作にも広く採用されている。たとえば、コンテンツを再生したり編集したりする処理の場合、手書きモードでコンテンツ上の位置を指定したり、挿入する画像(文字)を入力したりすることが可能となっている。
コンテンツの処理の一つとして、コンテンツの内容の確認を他のユーザに求めるための処理が挙げられる。他のユーザにコンテンツの内容の確認を求める操作には、確認箇所を特定する操作および他のユーザを指定する操作が含まれる。そのため、それ以前のコンテンツの処理では手書きモードであったにも関わらず、コンテンツの内容の確認を求めるための操作を行なうときには、メニュー画面の表示に切り替えて当該画面から選択する操作を行なう、など、モードの切替が必要となる。たとえば特開2005−301760号公報(特許文献1)や特開2009−211723号公報(特許文献2)にも、コンテンツに関する情報の宛先をリストから選ぶなどの操作が開示されている。このようなモードの切替はユーザの利便性を損なう場合がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、容易なユーザ操作で他のユーザとコンテンツまたはコンテンツに関する情報を共有することが可能なコンテンツ管理システム、管理装置、端末装置、コンテンツの処理方法、および管理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、コンテンツ管理システムは、端末装置に表示画面を表示する処理を行なうための表示手段と、表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けるための入力手段と、ポインティングデバイスで表示画面に軌跡を描く操作を含むユーザ操作に基づいて、ユーザ指示の内容を特定するための特定手段と、ユーザ指示に従って、表示画面に表示されているコンテンツに関する処理を実行するための処理手段とを備える。特定手段は、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において、コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含む第1の操作を受け付けると、第1の操作に表わされたユーザ指示を、第2のユーザに特定の位置を通知する通知コマンドと特定し、処理手段は、通知コマンドに従って、第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で特定の位置を通知する。
好ましくは、第1の操作は、特定の位置を起点とし、第2のユーザに対応する領域を終点とする軌跡を描くことを含む。
好ましくは、特定手段は、第2の表示画面において、特定の位置に対する所定の操作である第2の操作を受け付けると、第2の操作に表わされたユーザ指示を、特定の位置を確認した旨を第1の表示画面で応答することを指示する応答コマンドと特定し、処理手段は、応答コマンドに従って第1の表示画面で第2のユーザによって確認がなされたことを応答する。
より好ましくは、第2の操作は、特定の位置を通る、予め規定された形状の軌跡を描くことを含む。
好ましくは、処理手段は、応答コマンドに従って、少なくとも第2の表示画面に表示されたコンテンツ上の特定の位置に、確認がなされたことを示す画像を表示する。
好ましくは、特定手段は、第1の操作において描かれた軌跡が、第2のユーザとして、コンテンツに関連付けられた複数のユーザを指定するものである場合に、複数の第2のユーザそれぞれに対して第2の表示画面で特定の位置を指定された順に通知する通知コマンドと特定し、処理手段は、複数の第2のユーザのうちの先の第2のユーザから第2の操作を受け付けると、通知コマンドに従って、先の第2のユーザの次の順の第2のユーザに対して特定の位置を通知する。
より好ましくは、処理手段は、複数の第2のユーザのうちの指定された順の最後よりも以前の第2のユーザから第2の操作を受け付けた場合には、通知コマンドに従って、第2の操作を行なった第2のユーザの次の順の第2のユーザに対して特定の位置を通知し、指定された順の最後の第2のユーザから第2の操作を受け付けた場合には、応答コマンドに従って、第1のユーザに対して第1の表示画面で応答する。
好ましくは、特定手段は、第1の表示画面において、コンテンツの表示上の所定の位置を指定する軌跡を描くことを含む第3の操作を受け付けると、第3の操作に表わされたユーザ指示を、コンテンツに対して所定の位置を特定の位置として指定する指定コマンドと特定し、処理手段は、指定コマンドに従って、少なくとも第1の表示画面または第2の表示画面に表示されたコンテンツ上の所定の位置を特定の位置として、指定コマンドと特定する前とは異なる態様で表示する。
より好ましくは、第3の操作は、第1の表示画面に表示されたコンテンツの所定の位置に対して予め規定された形状の軌跡を描くことを含む。
本発明の他の局面に従うと、管理装置は表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付け可能な端末装置でのコンテンツ処理を管理するための管理装置であって、端末装置から、表示画面上のポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、端末装置に対するユーザ操作を表わす情報の入力を受け付けるための入力手段と、ユーザ操作に基づいてユーザ指示の内容を特定するための特定手段と、ユーザ指示に従って、端末装置の表示画面に表示されているコンテンツに関する処理を実行するための処理手段とを備える。特定手段は、ユーザ操作を表わす情報が、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面においてコンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を表わす場合に、ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、第2のユーザに特定の位置を通知する通知コマンドと特定し、処理手段は、通知コマンドに従って、第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で特定の位置を通知する。
本発明のさらに他の局面に従うと、端末装置は、表示画面を表示する処理を行なうための表示手段と、表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けるための入力手段と、表示画面上のポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、ユーザ操作を表わす情報を管理装置に対して送信するための送信手段と、管理装置から、表示画面の画面情報を受信するための受信手段とを備える。受信手段において、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において受け付けた、コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含むユーザ操作を表わす情報を受け付けることによって管理装置が送信した画面情報を受信すると、表示手段は、特定の位置を通知するための、第2のユーザに対して表示される第2の表示画面を表示する。
本発明のさらに他の局面に従うと、コンテンツの処理方法は、端末装置のディスプレイに第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において、ポインティングデバイスを用いた指示入力を含むユーザ操作を受け付けるステップと、ユーザ操作が、第1の表示画面に表示されているコンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含む場合に、ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、第2のユーザに特定の位置を通知する通知コマンドと特定するステップと、通知コマンドに従って、第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で特定の位置を通知するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理プログラムは、コンピュータに、表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付け可能な端末装置でのコンテンツ処理を管理する処理を実行させるプログラムであって、端末装置から、表示画面上のポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、端末装置に対するユーザ操作を表わす情報の入力を受け付けるステップと、ユーザ操作を表わす情報が、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面においてコンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を表わす場合に、ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、第2のユーザに特定の位置を通知する通知コマンドと特定するステップと、通知コマンドに従って、第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で特定の位置を通知するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理プログラムは端末装置に搭載されるコンピュータに処理を実行させるためのプログラムであって、管理装置から、表示画面の画面情報を受信するステップと、画面情報に基づいて表示画面を表示するステップと、表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けると、表示画面上のポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、ユーザ操作を表わす情報を管理装置に対して送信するステップとをコンピュータに実行させ、受信するステップで、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において受け付けた、コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含むユーザ操作を表わす情報を受け付けることによって管理装置が送信した画面情報を受信すると、表示するステップで、特定の位置を通知するための、第2のユーザに対して表示される第2の表示画面を表示する。
この発明によると、容易なユーザ操作で他のユーザとコンテンツまたはコンテンツに関する情報を共有することができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムの具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムは、管理装置の一例としてのサーバ100と、インターネット等の通信ネットワークを介してサーバ100と通信可能な端末装置300A,300B,300Cを含む。端末装置300A,300B,300Cを代表させて端末装置300とも称する。
図1は、本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムの具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムは、管理装置の一例としてのサーバ100と、インターネット等の通信ネットワークを介してサーバ100と通信可能な端末装置300A,300B,300Cを含む。端末装置300A,300B,300Cを代表させて端末装置300とも称する。
端末装置300は、コンテンツを出力可能な装置であればどのような装置であってもよい。ここでのコンテンツは、映像(静止画または動画)、音声、およびその組み合わせ、などを含むものを指す。従って、端末装置300は、映像および/または音声を出力するための機能(ディスプレイ、スピーカ)を含む装置であればよい。また、好ましくは端末装置300は、コンテンツに対するユーザ指示を受け付けるための、マウスなどの指示機能を含む装置であればよい。端末装置300は、図示されたように、ディスプレイを有するPC(パーソナルコンピュータ)やいわゆるタブレットなどと呼ばれる携帯端末であってもよい。
以降の説明では、コンテンツが表示を伴うものであり、端末装置300に表示されたコンテンツに対してユーザ操作が行なわれる場合が例として挙げられている。しかしながら、コンテンツ管理システムにて管理する対象のコンテンツは必ずしも表示を必須とするものではなく、音声のみであってもよい。ただし、後述するマークや画像を表示するため、コンテンツの出力に伴って画面表示は必要であり、当該画面において、少なくともコンテンツの出力位置を表わす情報は表示されるものとする。たとえば、コンテンツが音声出力のみのものである場合、端末装置300にはたとえば出力位置(出力開始からの経過時間やデータ量等)が表示される。
<装置構成>
図2は、サーバ100の装置構成の具体例を示すブロック図である。サーバ100は、一般的なPCで構成されてよい。そのため、図2は、一般的なPCで構成された場合のサーバ100の装置構成を表わしている。
図2は、サーバ100の装置構成の具体例を示すブロック図である。サーバ100は、一般的なPCで構成されてよい。そのため、図2は、一般的なPCで構成された場合のサーバ100の装置構成を表わしている。
図2を参照して、サーバ100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムを記憶するためのメモリであるROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域となったり計算値を記憶したりするためのメモリであるRAM(Random Access Memory)12と、大容量の記憶装置の一例としてのHDD(Hard Disk Drive)13と、通信ネットワークを介した端末装置300との通信を制御するためのネットワークコントローラ14とを含む。
図3は、端末装置300の装置構成の具体例を示すブロック図である。上記のように、端末装置300もまた一般的なPCなどで構成されてよい。そのため、図3は、一般的なPCで構成された場合の端末装置300の装置構成を表わしている。
図3を参照して、端末装置300は、装置全体を制御するためのCPU30と、CPU30で実行されるプログラムを記憶するためのメモリであるROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域となったり算値を記憶したりするためのメモリであるRAM32と、大容量の記憶装置の一例としてのHDD33と、ディスプレイ34と、マウスなどのポインティングデバイス35と、ネットワークコントローラ36とを含む。
[第1の実施の形態]
<動作概要>
本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでは、管理装置であるサーバ100が端末装置300でのコンテンツの再生(出力)を管理する。管理とは、サーバ100自身のメモリに記憶されているコンテンツ、または、サーバ100外の他の記憶装置に記憶されているコンテンツを、端末装置300からの要求に応じて端末装置300での再生を許可したり、ユーザごとの再生履歴を記憶したりすることを指す。サーバ100は、少なくとも、後述するコンテンツごとの管理情報をメモリに記憶している。
<動作概要>
本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでは、管理装置であるサーバ100が端末装置300でのコンテンツの再生(出力)を管理する。管理とは、サーバ100自身のメモリに記憶されているコンテンツ、または、サーバ100外の他の記憶装置に記憶されているコンテンツを、端末装置300からの要求に応じて端末装置300での再生を許可したり、ユーザごとの再生履歴を記憶したりすることを指す。サーバ100は、少なくとも、後述するコンテンツごとの管理情報をメモリに記憶している。
コンテンツの再生は、サーバ100自身で行なって出力情報(画面、音声の情報)がサーバ100から端末装置300に渡されてもよいし、コンテンツがサーバ100から端末装置300に渡されて端末装置300で再生されてもよい。本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでのコンテンツの再生は、上記のいずれかの方法には限定されず、様々な形態を含む。
図4および図5は、本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでの動作概要を表わした図である。また、図6〜図17は、端末装置300での画面例を表わした図である。
図4を参照して、端末装置300Aにユーザがログインすると、端末装置300Aは、当該ユーザのログイン情報をサーバ100に対して送信することで、当該ユーザについてのコンテンツに関する情報をサーバ100に要求する(ステップS1)。コンテンツに関する情報は、当該ユーザのコンテンツの視聴履歴や、当該ユーザに対して視聴が要求されているコンテンツに関する情報や、当該ユーザが出力(視聴)権限を有するコンテンツに関する情報などを含む。
サーバ100は当該ユーザについてのコンテンツに関する情報を端末装置300Aに転送する(ステップS2)。端末装置300Aはサーバ100からの情報に基づいて、ディスプレイ34にメニュー画面を表示する(ステップS3)。
図6は、メニュー画面の具体例を表わした図であって、一例としてユーザAliceが端末装置300にログインした場合に端末装置300のディスプレイ34に表示されるメニュー画面の具体例を表わしている。図6を参照して、一例としてメニュー画面は、当該ユーザ(Alice)に対して視聴が要求されているコンテンツに関する情報(My Task)と、視聴履歴(My History)とを含む。
端末装置300AにログインしているユーザAliceが図6のメニュー画面の中からいずれかのコンテンツを選択すると、端末装置300Aはサーバ100から選択されたコンテンツを再生するための情報を取得し(ステップS4)、ディスプレイ34にコンテンツに表示する(ステップS5)。
ユーザは、端末装置300で出力されているコンテンツに対して、ポインティングデバイス35を用いて様々な操作を行なうことができる。一例として、ユーザは、出力されているコンテンツに対して入力する画像を指示することができる。入力する画像は、いわゆるスタンプなどの予め規定された画像であって、ポインティングデバイス35によって当該画像を入力する位置が指定されるものであってもよい。また、入力する画像は、いわゆる手描き画像などの任意の画像であって、ポインティングデバイス35によって当該画像自体および入力する位置が指定されるものであってもよい。このようなコンテンツに対して入力される画像を、「書き込み画像」とも称する。
端末装置300Aは、ポインティングデバイス35を用いた操作を受け付けると、コンテンツの表示画面におけるポインティングデバイス35で指示された位置(タッチ位置)を表わす情報をサーバ100に対して送信する(ステップS6)。サーバ100は、端末装置300Aからの情報に基づいて書き込み画像および当該画像を入力するコンテンツの位置を特定し、端末装置300Aのログインユーザ(Alice)に関連付けてメモリに記憶する(ステップS7)。そして、サーバ100は指定された画像の情報を端末装置300Aに送信することで(ステップS8)、端末装置300Aに書き込み画像が表示されることになる(ステップS9)。
端末装置300Aおよびサーバ100は、ログインユーザから書き込み画像を入力する操作を受け付けるたびに上記ステップS6〜S9を繰り返す。なお、書き込み画像は、当該操作を行なった端末装置300Aのみならず、当該コンテンツを出力する他の端末装置300でも表示されてもよい。
ポインティングデバイス35を用いたコンテンツに対する他の操作として、他のユーザに確認してほしい位置を指定する操作が挙げられる。当該操作は、ポインティングデバイス35の指定する位置(タッチ位置)の軌跡が、ディスプレイ34に表示されたコンテンツ上の確認してほしい位置に対して、たとえば「星型」など、予め規定された形状を描くことを含む。他のユーザに確認してほしい位置を指定する操作の他の例として、ポインティングデバイス35の指定する位置(タッチ位置)が、ディスプレイ34に表示されたコンテンツ上の確認してほしい位置を指定する軌跡を描きつつ、図示しない所定のボタンをタッチしたり、図示しないマイクから所定の音声を入力したりするなどの操作を含む。すなわち、他のユーザに確認してほしい位置を指定する操作は、コンテンツの表示上の、他のユーザに確認してほしい位置を指定する軌跡を描くことを含む。
端末装置300Aは、ポインティングデバイス35を用いた操作を受け付けると、コンテンツの表示画面におけるポインティングデバイス35で指示された位置(タッチ位置)を表わす情報をサーバ100に対して送信する(ステップS10)。サーバ100は、端末装置300Aからの情報に基づいて、タッチ位置で軌跡を描くことを含むユーザ操作に表わされたユーザ指示を、他のユーザに確認してほしい位置を指定するコマンド(以下、指定コマンドとも称する)と特定し、当該指定コマンドを発行したユーザに関連付けてメモリに記憶する(ステップS11)。
サーバ100は、指定コマンドに従って、端末装置300Aの画面において、上記タッチ位置をユーザ指示による確認してほしい位置として、指定コマンドと特定する前とは異なる態様で表示する。異なる表示の態様の一例として、サーバ100は規定された画像の情報を端末装置300Aに送信することで(ステップS12)、端末装置300Aに指定された位置を表わす画像(以下、確認位置マークとも称する)が表示されることになる(ステップS13)。異なる表示の態様の他の例として、サーバ100は、上記のタッチ位置で描かれた軌跡に基づいた図形の色を指定コマンドと特定されるよりも以前の色と替えたり、ストローク部分の色を周期的に変化させたり、点滅させたり、回転させたりしてもよい。すなわち、異なる表示の態様は新たな画像を表示するのみに限定されるものではない。
なお、サーバ100は、必ずしも端末装置300Aの画面において指定された位置を示さなくてもよい。他の例として、サーバ100は、後述する、通知先のユーザの端末装置300Bの画面においてのみ指定された位置を示してもよいし、端末装置300Aの画面と端末装置300Bの画面との両方で指定された位置を示してもよい。すなわち、サーバ100は、少なくとも一方の画面において指定された位置を示すようにすればよい。
図7および図8は、ポインティングデバイス35を用いた操作を受け付けたコンテンツの表示画面の具体例を表わしている。図7を参照して、端末装置300Aがポインティングデバイス35によるタッチ位置の軌跡として図形1001の指定を受け付けた場合、これら軌跡は予め規定された形状でないため、サーバ100は当該ユーザ指示を書き込み画像を指定する書き込みコマンドであると特定する。この場合、端末装置300Aの表示画面には、コンテンツの表示に重ねて、ポインティングデバイス35によるタッチ位置の軌跡によって指示された図形1001が書き込み画像として表示される。
一方、ポインティングデバイス35によるタッチ位置の軌跡として、予め規定された図形(星型)である図形1002の指定を受け付けた場合、サーバ100は当該ユーザ指示を指定コマンドであると特定する。この場合、端末装置300Aの表示画面では、図8に示されたように、書き込まれた図形1002が確認位置マーク1003に置き換えられ、指定された位置が示される。または、図形1002の色が周期的に変化したり、ストローク部分の色が周期的に変化したり、点滅したりしてもよい。
端末装置300Aおよびサーバ100は、ログインユーザから他のユーザに確認してほしい位置を指定する操作を受け付けるたびに上記ステップS10〜S13を繰り返す。
ポインティングデバイス35を用いたコンテンツに対する他の操作として、上記のように指定された確認してほしい位置の通知先であるユーザを指定する操作が挙げられる。当該操作は、ポインティングデバイス35の指定する位置(タッチ位置)が、ディスプレイ34に表示された確認してほしい位置と通知先のユーザを指定する軌跡を描くことを含む。図9は、通知するユーザを指定する操作の一例を表わした図である。図9に示されたように、一例として、上記操作は、いわゆるドラッグアンドドロップと呼ばれる、確認位置マーク1003を始点とし、当該コンテンツと共に表示されている当該コンテンツに関連付けられたユーザ(Carol)を表わす領域を終点とする軌跡を描くことを含む。通知先であるユーザを指定する操作の他の例として、確認位置マーク1003から所定範囲内に当該ユーザを特定する画像(ユーザ名を表わすテキスト(Carol)や当該ユーザに関連付けられている画像、等)の軌跡を描くことであってもよい。
なお、好ましくは、図7〜図9に表わされたように、端末装置300はコンテンツを表示する際に、当該コンテンツに関連付けられているユーザを表わす領域も併せて表示する。そして、これら領域に対するドラッグアンドドロップ操作で通知先を指定することができる。他の例として、端末装置300は、ポインティングデバイス35の指定位置が確認位置マーク1003から所定範囲内に所定時間、とどまっている場合に、通知先を指定する操作を行なうものと判断して、当該コンテンツに関連付けられているユーザを表わす領域を表示するようにしてもよい。このようにすることで、コンテンツの表示画面を大きく設定することができる。
図5を参照して、端末装置300Aは、ポインティングデバイス35を用いた操作を受け付けると、コンテンツの表示画面におけるポインティングデバイス35で指示された位置(タッチ位置)を表わす情報をサーバ100に対して送信する(ステップS10)。サーバ100は、端末装置300Aからの情報に基づいて、タッチ位置で軌跡を描くことを含むユーザ操作に表わされたユーザ指示を、確認位置マーク1003で表わされたコンテンツの位置を指定されたユーザに通知して確認を促すコマンド(以下、通知コマンドとも称する)と特定し、当該通知コマンドを発行したユーザに関連付けてメモリに記憶する(ステップS22)。
さらに、サーバ100は、通知コマンドを受け付けると、通知先と指定されたユーザのログインしている端末装置300Bに対して通知情報を送信することで(ステップS23)、コンテンツの確認してほしい位置を通知する。通知情報は、少なくとも、確認位置マーク1003が指定されたコンテンツの特定情報(コンテンツ名等)と、確認位置マーク1003が指定されたコンテンツ上の位置(確認位置)と、通知コマンドを発行したユーザを特定する情報(ユーザ名等)とを含む。
上記通知情報がサーバ100から送信されることで、端末装置300Bから通知先であるユーザに対する通知が出力される。図10は、通知の一例を表わした図である。図10を参照して、一例として、通知先であるユーザ(Carol)がログインしている端末装置300Bの表示画面において、通知コマンドの発行元のユーザ(Alice)からコンテンツの確認が要求されていることがポップアップで表示される。なお、通知する装置は端末装置300Bに限定されず、予め、サーバ100が当該通知先であるユーザ(Carol)に関連付けて記憶している装置であってもよい。たとえば、当該ユーザ(Carol)の携帯電話機やタブレット端末などであってもよい。
図11は、上記通知がなされた後の、当該通知先であるユーザCarolがログインしている端末装置300Bでのメニュー画面の具体例を表わした図である。図11を参照して、上記通知がなされると、メニュー画面の当該ユーザ(Carol)に対して視聴が要求されているコンテンツに関する情報(My Task)に、当該ユーザ(Carol)に通知されたコンテンツが含まれて表示される。
ユーザCarolが図11のメニュー画面で通知されたコンテンツを選択すると、端末装置300Bはサーバ100から選択されたコンテンツを再生するための情報を取得し(ステップS24)、ディスプレイ34にコンテンツに表示する(ステップS25)。図12は、ユーザCarolのログインした端末装置300Bでの、通知されたコンテンツの表示画面の具体例を表わしている。図12に表わされたように、当該コンテンツの表示画面において、通知コマンドの発行元であるユーザ(Alice)によって当該コンテンツに付加された確認位置マークが表示され、指定された位置が示される。
ユーザCarolは、ポインティングデバイス35を用いたコンテンツに対する操作として、上記の操作のほか、さらに、通知された位置を確認したことを応答する操作が挙げられる。当該操作は、図12に示されたように、ポインティングデバイス35の指定する位置(タッチ位置)の軌跡が、ディスプレイ34に表示されたコンテンツ上の確認してほしい位置を通過する、たとえばチェックマークなど、予め規定された形状を描くことを含む。他の例として、ポインティングデバイス35を用いて確認位置マークにタッチするなどの、所定の操作であってもよい。
端末装置300Bは、ポインティングデバイス35を用いた操作を受け付けると、コンテンツの表示画面におけるポインティングデバイス35で指示された位置(タッチ位置)を表わす情報をサーバ100に対して送信する(ステップS26)。サーバ100は、端末装置300Bからの情報に基づいて、タッチ位置で軌跡を描くことを含むユーザ操作に表わされたユーザ指示を、通知された位置を確認した旨を応答するコマンド(以下、応答コマンドとも称する)と特定し、当該応答コマンドを発行したユーザに関連付けてメモリに記憶する(ステップS27)。そして、サーバ100は規定された画像の情報を端末装置300Bに送信することで(ステップS28)、端末装置300Bに確認を行なった旨を表わす画像(以下、確認済マークとも称する)が表示されることになる(ステップS29)。
図12および図13は、応答コマンドに関する操作を受け付けたコンテンツの表示画面の具体例を表わしている。図12を参照して、端末装置300Bがログインしている通知先のユーザCarolによるタッチ位置の軌跡として、予め規定された図形(チェック)である図形1004の指定を受け付けた場合、サーバ100は当該ユーザ指示を応答コマンドであると特定する。この場合、端末装置300Bの表示画面では、図13に示されたように、書き込まれた図形1004が確認済マーク1005に置き換えられて表示される。
さらに、サーバ100は、応答コマンドを受け付けると、応答先である通知コマンドの発行元のユーザ(Alice)のログインしている端末装置300Aに対して応答情報を送信することで(ステップS30)、通知先であるユーザ(Carol)によって指定された位置の確認が行なわれた旨を応答する。応答情報は、少なくとも当該応答コマンドを発行したユーザを特定する情報(ユーザ名等)を含む。
上記応答情報がサーバ100から送信されることで、端末装置300Aから応答先である通知コマンドの発行元のユーザ(Alice)に対する応答が出力される。図14は、応答の一例を表わした図である。図14を参照して、一例として、通知コマンドの発行元のユーザ(Alice)がログインしている端末装置300Aの表示画面において、確認を要求したユーザ(Carol)からコンテンツの確認を行なった旨の応答がなされたことがポップアップで表示される。なお、応答を通知する装置は端末装置300Aに限定されず、予め、サーバ100が当該応答先であるユーザ(Alice)に関連付けて記憶している装置であってもよい。たとえば、当該ユーザ(Alice)の携帯電話機やタブレット端末などであってもよい。
端末装置300A,300Bおよびサーバ100は、ログインユーザから通知された位置を確認したことを応答する操作を受け付けるたびに上記ステップS26〜S30を繰り返す。すなわち、サーバ100は、同一の確認位置マーク1003に関して複数の異なるユーザに対して通知コマンドを受け付けた場合、複数の通知先のそれぞれから確認したことを応答する操作を受け付けるたびに、通知コマンドの発行元に対して応答する応答コマンドを実行する。
図15は、上記応答がなされた後の、当該応答先であるユーザAliceがログインしている端末装置300Aでのメニュー画面の具体例を表わした図である。図15を参照して、上記応答がなされると、メニュー画面の当該ユーザ(Alice)に対して視聴が要求されているコンテンツに関する情報(My Task)に、当該ユーザ(Alicel)に対して応答されたコンテンツが含まれて表示される。
ユーザAliceが図15のメニュー画面で通知されたコンテンツを選択すると、端末装置300Aはサーバ100から選択されたコンテンツを再生するための情報と、当該コンテンツにユーザCarolの指示によって付加された確認済マークを表示するための情報とを取得し(ステップS31)、ディスプレイ34にコンテンツに表示する(ステップS32)。図16は、ユーザAliceのログインした端末装置300Aでの、応答が通知されたコンテンツの表示画面の具体例を表わしている。図16に表わされたように、当該コンテンツの表示画面において、確認したユーザ(Carol)によって付加された確認済マーク1005が表示され、ユーザAliceによって指定されたコンテンツ上の位置が確認された旨が示される。
コンテンツに付加された確認位置マークは、少なくとも、確認を要求する位置を指定する操作を行なった端末装置300Aおよび通知先と指定されたユーザのログインしている端末装置300Bにおいて、コンテンツと共に表示される。
好ましくは、図17(A)に表わされたように、表示された確認位置マークに対して、たとえばタッチされるなどの処理の操作が行なわれると、端末装置300には、当該確認位置マークの通知先として指定されたユーザや当該確認位置マークを付加したユーザなど、当該確認位置マークに関連するユーザ(Carol)が他のユーザとは異なる表示態様となって提示されてもよい。または、確認位置マークを指定したユーザ(Alice)と当該位置が通知されたユーザ(Carol)とが共に異なる表示態様となって提示されてもよいし、さらには、当該位置が通知されたユーザ(Carol)によってすでに確認がなされたか否か、つまり、応答コマンドがすでに発行されているか否か、も併せて提示されてもよい。このように提示されることで、確認位置マークごとに、どのユーザに関連したものであるか、現在のステータスがどのようなものか、を容易に確認することができる。
または、図17(B)に表わされたように、コンテンツと共に表示されている当該コンテンツに関連付けられたユーザを表わす情報のうちからいずれかのユーザ(Dave)が指定されると、端末装置300には当該ユーザ(Dave)に関連付けられた(たとえば当該ユーザが通知先として指定されている)確認位置マークが他の確認位置マークとは異なる表示態様となって提示されてもよい。このように提示されることで、指定したユーザについて関連付けられている確認位置マークを容易に確認することができる。
また、他の例として、所定の操作を行なうことで、端末装置300には、ログインユーザに関連付けられた確認位置マークが他の確認位置マークとは異なる表示態様となって提示されてもよい。このように表示されることで、ユーザは自身が確認すべき位置を素早く把握することができる。
<機能構成>
図18は、上記動作を行なうための端末装置300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図18の各機能は、端末装置300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行することで、主に、CPU30によって実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図3に示された他のハードウェア構成、または図示されていない電気回路などのハードウェア構成によって実現されてもよい。
図18は、上記動作を行なうための端末装置300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図18の各機能は、端末装置300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行することで、主に、CPU30によって実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図3に示された他のハードウェア構成、または図示されていない電気回路などのハードウェア構成によって実現されてもよい。
図18を参照して、CPU30は、表示画面に対するポインティングデバイス35を用いた指示入力を受け付けるための指示入力部301と、ポインティングデバイス35によって指示された表示画面上の位置を特定するための位置特定部302と、表示画面上のポインティングデバイス35によって指示された位置を表わす情報を含む、ユーザ操作を表わす情報をサーバ100に対して送信するための位置送信部303と、サーバ100から表示画面の表示情報の入力を受け付けるための表示情報入力部304と、ディスプレイ34に画面を表示する処理を行なうための表示処理部305とを含む。
表示情報入力部304が、サーバ100が通知コマンドを実行することで送信された上記の通知情報を受け付けると、表示処理部305は通知情報に基づいて、ディスプレイ34に図10のような通知を表示する。
図19は、上記動作を行なうためのサーバ100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図19の各機能は、サーバ100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主に、CPU10によって実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図2に示された他のハードウェア構成、または図示されていない電気回路などのハードウェア構成によって実現されてもよい。
図19を参照して、上記動作を行なうために、メモリの一例としてHDD13は、コンテンツ本体を記憶するための記憶領域であるコンテンツ記憶部131と、コンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を記憶するための記憶領域であるコンテンツ情報記憶部132と、ユーザごとのコンテンツに関する情報であるユーザ情報を記憶するための記憶領域であるユーザ情報記憶部134と、コンテンツに付加されたマークに関する情報であるマーク情報を記憶するための記憶領域であるマーク情報記憶部135とを含む。
図20は、コンテンツ情報記憶部132に記憶される、コンテンツ情報の具体例を表わした図である。コンテンツ情報は、コンテンツごとに、当該コンテンツの識別情報(コンテンツ名)、当該コンテンツに付加されたマークの識別情報、および当該コンテンツの出力権限を有するユーザ(閲覧可能ユーザ)を表わした情報を含む。
図21は、ユーザ情報記憶部134に記憶される、ユーザ情報の具体例を表わした図である。ユーザ情報は、ユーザごとに、当該ユーザの識別情報(ユーザ名)および当該ユーザに対して割り当てられたマークの識別情報を含む。ユーザに対して割り当てられたマークとは、当該ユーザに対して付加されたことが通知されるマークを指す。たとえば、当該ユーザに対して確認することが要求された旨が通知されるべき確認位置マークや、当該ユーザに対して要求されたコンテンツの位置を確認した旨が応答されるべき確認済マークを指す。また、ユーザに対して割り当てられたマークは、当該ユーザが付加したマークを含んでもよい。
図22は、マーク情報記憶部135に記憶される、マーク情報の具体例を表わした図である。マーク情報は、マークごとに、当該マークの識別情報、当該マークが付加されたコンテンツの識別情報、当該マークを付加したユーザ(From)、当該マークが付加されたことの通知先として指定されたユーザ(To)、上記指定されたユーザが当該マークに関連する位置を確認したか否かを特定する情報(確認済)、および当該マークが付加されたコンテンツ上の位置(付加位置)を表わす情報を含む。
なお、サーバ100がメモリにコンテンツ記憶部131と、コンテンツ情報記憶部132と、ユーザ情報記憶部134と、マーク情報記憶部135とを有して、コンテンツ本体および図20〜図22に表わされた情報を記憶しておくことは、上記動作を実現するための構成の一例に過ぎない。たとえば、これら情報のうちの少なくとも1つは、他の装置に含まれるメモリに格納されており、サーバ100が当該装置のメモリにアクセスして読み出すようにしてもよい。また、これら情報も具体例に過ぎず、必ずしも図20〜図22に表わされた情報に限定されるものではない。たとえば、コンテンツ情報に付加されたマークを表わす情報が含まれていることから、さらにコンテンツ情報にマークごとの付加された位置などの情報が含まれる場合には、マーク情報は生成、記憶されていなくてもよい。またたとえば、マーク情報に割り当てられたユーザを表わす情報が含まれていることから、割り当てられたマーク情報を規定するユーザ情報は生成、記憶されていなくてもよい。
さらに図19を参照して、サーバ100のCPU10は、端末装置300から、表示画面上のポインティングデバイス35で指定された位置を表わす情報を含む、端末装置300に対するユーザ操作を表わす情報の入力を受け付けるための位置情報入力部101と、ユーザ操作に基づいてユーザ指示の内容を特定するための指示特定部102と、ユーザ指示に従って、端末装置300で出力されているコンテンツに関する処理を実行するための処理部103とを含む。
指示特定部102は、ユーザ操作を表わす情報が、第1のユーザのログインした端末装置300Aで表示された表示画面において、コンテンツの特定の位置および当該コンテンツに関連付けられた第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含む操作である場合に、ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、上記第2のユーザに当該コンテンツの特定の位置を通知する通知コマンドと特定する。処理部103は、通知コマンドに従って、上記第2のユーザのログインした端末装置300Bの表示画面で、指定された特定の位置を通知するための通知部104を含む。
指示特定部102は、ユーザ操作を表わす情報が、上記第2のユーザのログインした端末装置300Bの表示画面において、上記特定の位置を指定する軌跡を描くことを含む操作である場合に、当該ユーザ指示を、上記特定の位置を確認した旨を上記の第1のユーザに応答することを指示する応答コマンドと特定する。処理部103は、応答コマンドに従って、上記の第1のユーザのログインした端末装置300Aの表示画面で、第2のユーザによって確認がなされたことを応答するための応答部105を含む。
さらに、処理部103は、端末装置300に対してコンテンツ情報を送信することで端末装置300にコンテンツを表示させる処理を行なうためのコンテンツ表示部106と、書き込み画像や確認位置マークなどの画像を端末装置300に対して送信することで端末装置300にコンテンツに併せて画像を表示させるための画像表示部107とを含む。
<動作フロー>
図23は、端末装置300での動作の流れを表わしたフローチャートである。図23のフローチャートに表わされた動作は、端末装置300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行し、図18の各機能を発揮することによって実現される。
図23は、端末装置300での動作の流れを表わしたフローチャートである。図23のフローチャートに表わされた動作は、端末装置300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行し、図18の各機能を発揮することによって実現される。
図23を参照して、当該端末装置300に対して、CPU30での、またはサーバ100でのユーザのログインが成功すると(ステップS101でYES)、CPU30は、サーバ100に他しいて当該ユーザのコンテンツに関する情報を要求する(ステップS103)。サーバ100から当該ユーザのコンテンツに関する情報を受信すると(ステップS105でYES)、CPU30は、ディスプレイ34に図6のメニュー画面を表示する(ステップS107)。
ユーザからコンテンツを選択する操作を受け付けると(ステップS109でYES)、CPU30は、選択されたコンテンツをサーバ100に対して要求する(ステップS111)。要求したコンテンツをサーバ100から受信すると(ステップS113でYES)、CPU30は、当該コンテンツをディスプレイ34に表示する(ステップS115)。表示画面に対してポインティングデバイス35によるタッチ操作を受け付けると(ステップS117でYES)、CPU30はタッチ位置を特定し、その位置を示す情報をサーバ100に対して送信する(ステップS119)。書き込み画像を表わす情報やマークを表わす情報などの表示情報をサーバ100から受信すると(ステップS121でYES)、CPU10は、図7のように、コンテンツの表示画面に重ねて表示する(ステップS123)。また、表示情報が通知のための情報である場合には、CPU10は、図10のように、通知のための表示を行なう。
CPU30は、ログアウト操作を受け付けるまで、ポインティングデバイス35によるタッチ操作を受け付けるたびに上記ステップS119〜S123を繰り返す。そして、ログアウト操作を受け付けると(ステップS125でYES)、CPU30は一連の動作を終了する。
図24は、サーバ100での動作の流れを表わしたフローチャートである。図24のフローチャートに表わされた動作は、サーバ100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図19の各機能を発揮することによって実現される。
図24を参照して、端末装置300からログインユーザのコンテンツに関する情報が要求されると(ステップS201でYES)、CPU10は、ログインユーザのコンテンツに関する情報として、閲覧履歴や当該ユーザに割り当てられたマークを示す情報などをメモリから読み出して端末装置300に対して送信する(ステップS203)。この情報を受信した端末装置300では、図6のようなメニュー画面が表示される。
端末装置300からコンテンツの選択を受け付けると(ステップS201でNO、かつステップS205でYES)、CPU10は、選択されたコンテンツをメモリから読み出して端末装置300に対して送信する(ステップS211)。このとき、CPU10は、メモリにあるコンテンツ情報を確認して当該コンテンツに付加された確認位置マークがあると判断した場合には(ステップS207でYES)、確認位置マークの画像情報と表示位置を示す情報とを併せて端末装置300に対して送信する(ステップS209)。この情報を受信した端末装置300では、図8のように確認位置マーク1003が表示される。
端末装置300から、ポインティングデバイス35で表示画面に軌跡を描く操作を含むユーザ操作の入力を受け付けると(ステップS201,S205でNO、かつステップS213でYES)、CPU10は、ポインティングデバイス35でのタッチ位置の軌跡に基づいてユーザ指示の内容を特定し(ステップS215)、当該指示に従って処理を実行する(ステップS217)。
上記ステップS217での処理については、さらに図25を参照して、ユーザ操作として受け付けたポインティングデバイス35でのタッチ位置の軌跡が、予め規定された、他のユーザに確認を要求する位置を指定するための特定の形状(たとえば「星型」)である場合(ステップS301でYES)、CPU10は、当該ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、タッチ位置によって指定された位置を確認を要求する位置と指定する指定コマンドと特定する(ステップS303)。そして、CPU10は、指定コマンドをメモリに記憶するとともに実行する(ステップS305)。すなわち、CPU10は、指定された位置を当該ユーザに関連付けてメモリに記憶するとともに、コンテンツ上の指定された位置に確認位置マークを表示するための画像情報を、当該操作を行なったユーザのログインしている端末装置300に対して送信する。これにより、端末装置300には、図8のように、確認位置マーク1003が表示される。
ユーザ操作として受け付けたポインティングデバイス35でのタッチ位置の軌跡が、確認位置マークの表示位置を起点とし、当該コンテンツに関連付けられているユーザに対応した領域を終点とするものである場合(ステップS301でNO、かつステップS307でYES)、CPU10は、当該ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、確認位置マークに表わされたコンテンツ上の位置の確認を指定されたユーザに通知(要求)する通知コマンドと特定する(ステップS309)。そして、CPU10は、通知コマンドをメモリに記憶するとともに、実行する(ステップS311)。すなわち、CPU10は、上記指示を行なったユーザと通知先として指定されたユーザとを確認位置マークに関連付けてメモリに記憶するとともに、通知先として指定されたユーザのログインしている端末装置300に対して確認の要求を通知する情報を送信する。これにより、通知先として指定されたユーザのログインしている端末装置300には、図10のように、コンテンツの確認が要求されていることを通知する表示がなされる。
ユーザ操作として受け付けたポインティングデバイス35でのタッチ位置の軌跡が、確認位置マークの表示位置を通過する、予め規定された、要求された位置を確認した旨を応答するための特定の形状(たとえばチェック)である場合(ステップS301,S307でNO、かつステップS313でYES)、CPU10は、当該ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、確認位置マークに表わされたコンテンツ上の位置の確認を行なったことを、確認を要求したユーザに応答する応答コマンドと特定する(ステップS315)。そして、CPU10は、応答コマンドをメモリに記憶するとともに、実行する(ステップS317)。すなわち、CPU10は、通知先として指定されたユーザが確認済の状態であることを確認位置マークに関連付けてメモリに記憶するとともに、上記タッチ位置の軌跡によって指定された位置に確認済マークを表示するための画像情報を、上記操作を行なったユーザのログインしている端末装置300に対して送信する。これにより、端末装置300には、図13のように、確認済マーク1005が表示される。また、CPU10は、確認を要求したユーザのログインしている端末装置に対して確認を行なったことを応答するための情報を送信する。これにより、通知を要求したユーザのログインしている端末装置300には、図14のように、コンテンツの確認を行なったことを応答する表示がなされる。
ユーザ操作として受け付けたポインティングデバイス35でのタッチ位置の軌跡が上記のいずれでもない場合(ステップS301,S307,S313でNO)、CPU10は、当該ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、コンテンツの任意の位置に対して任意の図形を書き込む書き込みコマンドと特定する(ステップS319)。そして、CPU10は、書き込みコマンドをメモリに記憶するとともに、実行する(ステップS321)。すなわち、CPU10は、タッチ位置の軌跡で表わされた図形をタッチ位置に表示させる書き込み画像として、対象とするコンテンツおよび書き込んだユーザに関連付けてメモリに記憶するとともに、当該画像を表示させるために端末装置300に対いて送信する。これにより、少なくとも上記ユーザ指示を行なったユーザのログインしている端末装置300には、図7のように、コンテンツの表示に重ねてポインティングデバイス35によるタッチ位置の軌跡によって指示された図形1001が書き込み画像として表示される。
<第1の実施の形態の効果>
本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでは、コンテンツ視聴中のユーザは、コンテンツを出力中の端末装置300において、図9に表わされたような、当該コンテンツに任意の図形を書き込む場合の操作と同様の操作で、指定した位置の確認を他のユーザに通知するコマンドを発行することができる。すなわち、ユーザは、指定した位置を他のユーザに確認することを要求する際に、コンテンツ視聴中や当該コンテンツに任意の情報を書き込む場合のモードを変更することなく、そのままのモードで容易に通知先や通知の実行を指示することができる。従って、本システムによると、ユーザは、利便性を損なわれずに、容易に、かつ、直観的な操作で、当該コンテンツまたは当該コンテンツに関する情報を他のユーザと共有することが可能となる。
本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでは、コンテンツ視聴中のユーザは、コンテンツを出力中の端末装置300において、図9に表わされたような、当該コンテンツに任意の図形を書き込む場合の操作と同様の操作で、指定した位置の確認を他のユーザに通知するコマンドを発行することができる。すなわち、ユーザは、指定した位置を他のユーザに確認することを要求する際に、コンテンツ視聴中や当該コンテンツに任意の情報を書き込む場合のモードを変更することなく、そのままのモードで容易に通知先や通知の実行を指示することができる。従って、本システムによると、ユーザは、利便性を損なわれずに、容易に、かつ、直観的な操作で、当該コンテンツまたは当該コンテンツに関する情報を他のユーザと共有することが可能となる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムは、端末装置300A,300Bおよびサーバ100は、図9に表わされたような、通知先のユーザを指定する操作をログインユーザから受け付けるたびに、図5の上記ステップS21〜S25を繰り返す。すなわち、第2の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでサーバ100は、同一の確認位置マーク1003から異なるユーザそれぞれに対するドラッグアンドドロップ操作を端末装置300Aから受け付けることで、指定されたそれぞれのユーザを通知先のユーザと特定して、各ユーザ指示を通知コマンドを特定してもよい。
第2の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムは、端末装置300A,300Bおよびサーバ100は、図9に表わされたような、通知先のユーザを指定する操作をログインユーザから受け付けるたびに、図5の上記ステップS21〜S25を繰り返す。すなわち、第2の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでサーバ100は、同一の確認位置マーク1003から異なるユーザそれぞれに対するドラッグアンドドロップ操作を端末装置300Aから受け付けることで、指定されたそれぞれのユーザを通知先のユーザと特定して、各ユーザ指示を通知コマンドを特定してもよい。
図26は、第2の実施の形態にかかるサーバ100のメモリに記憶される、マーク情報の具体例を表わした図である。第2の実施の形態において上記のように同一の確認位置マーク1003に対して複数回の、通知先のユーザを指定するユーザ指示を受け付けた場合、サーバ100は、同一の確認位置マーク1003に対して、指定された複数のユーザを通知先として登録する。図26の例では、マークID111で表わされた確認位置マークが、ユーザCarolによってユーザAliceとユーザBobとの両方に対して通知されるものであることが登録されている。
この場合、CPU10は、通知先として指定された複数のユーザのそれぞれから応答コマンドが発行されるたびに、通知コマンドを発行元であるユーザに応答してもよいし、通知先として指定されたすべてのユーザから応答コマンドが発行された段階で、通知コマンドを発行元であるユーザに応答してもよい。すなわち、図26のマークID111で表わされた確認位置マークの場合、CPU10は、ユーザAliceとユーザBobとが応答コマンドを発行したそれぞれのタイミングでユーザCarolに確認を通知してもよいし、ユーザAliceとユーザBobとのうちの後のユーザが応答コマンドを発行したタイミングでユーザCarolに両ユーザによる確認を通知してもよい。
第2の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムによると、ユーザは、利便性を損なわれずに、容易に、かつ、直観的な操作で、当該コンテンツまたは当該コンテンツに関する情報を、複数のユーザと共有することが可能となる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムは、指定された複数のユーザに対して、指定された順にコンテンツの確認を通知する。
第3の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムは、指定された複数のユーザに対して、指定された順にコンテンツの確認を通知する。
図27は、第3の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでの、通知するユーザを指定する操作の一例を表わした図である。図27を参照して、第3の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでは、一例として、通知するユーザを指定する操作は、確認位置マーク1003を始点とし、当該コンテンツと共に表示されている当該コンテンツに関連付けられたユーザを表わす領域を通知順に通過し、最終に通過するユーザを表わす領域を終点とする軌跡を描くことを含む。
図27の例では、ポインティングデバイス35のタッチ位置は、確認位置マーク1003を始点とし、ユーザCarolを経由してユーザDaveを終点とした軌跡を描いている。図27に表わされたユーザ操作を受け付けたサーバ100は、当該操作で表わされるユーザ指示を、確認位置マーク1003で表わされたコンテンツ上の位置の確認を、ユーザCarolおよびユーザDaveに対してこの順で通知する通知コマンドと特定する。
図27に表わされたユーザ操作を受け付けたサーバ100は、図28(A)のマーク情報を生成してメモリに登録する。すなわち、図28(A)を参照して、サーバ100は、マークID333で表わされる当該確認位置マークに関して、通知の順を、ユーザCarol,Dave,Aliceと登録する。
図29は、図27の操作によって通知するユーザが指定された場合の、サーバ100による処理の流れを表わした図である。図29には、サーバ100の動作全体のうちの通知に関する部分が示されている。また、図30および図31は、マーク情報およびユーザ情報の遷移を説明するための図である。
図29を参照して、CPU10は、ユーザAliceのログインしている端末装置から図27の操作を受け付けると、第1番目の通知先として指定されたユーザCarolのログインしている端末装置に対して通知情報を送信して、図10のように通知する(ステップS401)。
その後、CPU10は、ユーザCarolのログインしている端末装置からの、コンテンツの指定された位置を確認したことを表わすユーザ操作を待機する。また、CPU10は、図28(A)のマーク情報を図28(B)のように更新する。すなわち、CPU10は、当該確認位置マークがユーザCarolに通知されたため、現在ユーザとしてユーザCarolを登録する。
さらに、CPU10はユーザ情報を図28(C)のように更新する。すなわち、図28(C)を参照して、サーバ100は、マークID333で表わされる当該確認位置マークの現在のユーザがユーザCarolであるため、ユーザCarolのユーザ情報に、現在割り当てられているマークとしてマークID333を登録する。
ユーザCarolのログインしている端末装置から受け付けたユーザ指示が応答コマンドであった場合(ステップS403でYES)、CPU10は、第2番目の通知先として指定されたユーザDaveのログインしている端末装置に対して通知情報を送信して、図10のように通知する(ステップS405)。
その後、CPU10は、ユーザDaveのログインしている端末装置からの、コンテンツの指定された位置を確認したことを表わすユーザ操作を待機する。また、CPU10は、図28(B),(C)のマーク情報およびユーザ情報を、図30(A),(B)のように更新する。すなわち、図30(A)を参照して、サーバ100は、図28(B)のマーク情報において、現在、確認中のユーザとして登録されていたユーザCarolをユーザDaveに書き換える。また、図30(B)を参照して、サーバ100は、図28(C)のユーザ情報においてユーザCarolに割り当てられていると登録されていた、当該確認位置マークに相当するマークID333をユーザCarolの割り当てから削除し、ユーザDaveに割り当てるよう、ユーザ情報を書き換える。
ユーザDaveのログインしている端末装置から受け付けたユーザ指示が応答コマンドであった場合(ステップS407でYES)、CPU10は、通知コマンドの発行元であるユーザAliceのログインしている端末装置に対して応答情報を送信して、図14のように応答があった旨を通知する(ステップS409)。なお、この場合には、好ましくはCPU10は、指定されたすべてのユーザから応答があった旨を通知する。好ましくは、この場合、CPU10は、図30(A),(B)のマーク情報およびユーザ情報を、図31(A),(B)のように更新する。すなわち、図31(A)を参照して、サーバ100は、図30(A)のマーク情報において、現在、確認中のユーザとして登録されていたユーザDaveをユーザAliceに書き換える。また、図31(B)を参照して、サーバ100は、図30(B)のユーザ情報においてユーザDaveに割り当てられていると登録されていた、当該確認位置マークに相当するマークID333をユーザDaveの割り当てから削除し、ユーザAliceに割り当てるよう、ユーザ情報を書き換える。なお、通知元であるユーザAliceに対する応答の通知によってマークID333である当該確認位置マークの機能が終了するための、CPU10は、応答が通知された際には、図30(A)の当該確認位置マークについてのマーク情報をメモリから削除し、さらに、図30(B)のユーザ情報から当該確認位置マークを表わすマークID(333)を削除してもよい。
第3の実施の形態にかかるコンテンツ管理システムによると、ユーザは、複数のユーザの間で規定された順でコンテンツまたはコンテンツに関する情報の処理を順に行なう、いわゆるワークフローと呼ばれるコマンドを、利便性を損なわれずに、容易に、かつ、直観的な操作で、指定することができる。
[第4の実施の形態]
なお、図29に表わされたように、通知先として指定された複数のユーザのすべてが確認したのちに通知コマンドの発行元であるユーザ(Alice)に応答が通知されるとすると、現在確認中のユーザがわかりにくい場合もある。
なお、図29に表わされたように、通知先として指定された複数のユーザのすべてが確認したのちに通知コマンドの発行元であるユーザ(Alice)に応答が通知されるとすると、現在確認中のユーザがわかりにくい場合もある。
そこで、第4の実施の形態において、サーバ100は、図32に表わされたように、端末装置300に、たとえばコンテンツに重ねて表示される確認位置マークに対するタップ操作などの所定操作がなされた場合に、当該確認位置マークに対して設定された通知先のユーザおよびその順を表示するようにしてもよい。図32の例では、当該コンテンツに関連するユーザを表わす領域のうち、通知先のユーザとして指定されたユーザの領域を通知順に結ぶ矢印が表示されている。好ましくは、図32に表わされたように、現在確認中のユーザを表示するようにしてもよい。
このようにすることで、ユーザは、端末装置300に表示されている確認位置マークについて設定された、通知先に指定されたユーザやその順、現在のステータスなどを容易に確認することができる。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態において、サーバ100は、図32の表示に対するポインティングデバイス35での操作に従って、通知先として設定されたユーザやその順を変更したり追加したりしてもよい。たとえば、ポインティングデバイス35でのタッチ位置の軌跡が図32の矢印の先(Alice)からさらに他のユーザ(たとえばユーザBob)を表わす領域までを描くものであった場合、サーバ100は、さらに当該他のユーザを次に通知するユーザと特定してマーク情報やユーザ情報を更新してもよい。この例の場合、サーバ100は、現在、Alice→Carol→Dave→Aliceの順に設定されていた通知先とするユーザおよび通知順を、Alice→Carol→Dave→Bob→Aliceと変更する。
第5の実施の形態において、サーバ100は、図32の表示に対するポインティングデバイス35での操作に従って、通知先として設定されたユーザやその順を変更したり追加したりしてもよい。たとえば、ポインティングデバイス35でのタッチ位置の軌跡が図32の矢印の先(Alice)からさらに他のユーザ(たとえばユーザBob)を表わす領域までを描くものであった場合、サーバ100は、さらに当該他のユーザを次に通知するユーザと特定してマーク情報やユーザ情報を更新してもよい。この例の場合、サーバ100は、現在、Alice→Carol→Dave→Aliceの順に設定されていた通知先とするユーザおよび通知順を、Alice→Carol→Dave→Bob→Aliceと変更する。
このようにすることで、ユーザは、より容易な、かつ、より直観的な操作でコンテンツまたはコンテンツに関する情報を複数のユーザと共有することができる。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態において、ポインティングデバイス35が指や特殊なタッチペンを利用したものであって、端末装置300が同時に2点以上の位置入力(マルチタッチ)が可能な装置である場合、サーバ100は、端末装置300からの同時に複数の点に対するタッチ操作を含むユーザ操作に従ってコマンドを特定してもよい。一例として、端末装置300では、図9に表わされた通知先とするユーザを指定する操作において、ポインティングデバイス35のタッチ位置が確認位置マーク1003を始点とし、2以上に分岐して複数のユーザそれぞれを表わす領域を終点とする軌跡を描く場合には、当該ユーザ指示を、上記複数のユーザをそれぞれ通知先とした複数の通知コマンドと特定してもよい。
第6の実施の形態において、ポインティングデバイス35が指や特殊なタッチペンを利用したものであって、端末装置300が同時に2点以上の位置入力(マルチタッチ)が可能な装置である場合、サーバ100は、端末装置300からの同時に複数の点に対するタッチ操作を含むユーザ操作に従ってコマンドを特定してもよい。一例として、端末装置300では、図9に表わされた通知先とするユーザを指定する操作において、ポインティングデバイス35のタッチ位置が確認位置マーク1003を始点とし、2以上に分岐して複数のユーザそれぞれを表わす領域を終点とする軌跡を描く場合には、当該ユーザ指示を、上記複数のユーザをそれぞれ通知先とした複数の通知コマンドと特定してもよい。
また、マルチタッチを利用したユーザ操作として、図32の矢印に対してタッチ位置が2以上に分岐する軌跡を描くユーザ操作が考えられる。サーバ100はこのようなユーザ操作を受け付けると、当該分岐に従って分岐が開始したユーザから並行して複数のユーザに通知する通知順を特定してもよい。
このようにすることで、ユーザは、より容易な、かつ、より直観的な操作でコンテンツまたはコンテンツに関する情報を複数のユーザと共有することができる。
[第7の実施の形態]
第7の実施の形態において、サーバ100は、端末装置300でのユーザ操作に従って書き込み画像の端末装置300での表示を制御するようにしてもよい。一例として、端末装置300において、表示されているコンテンツに関連付けられたユーザを表わす領域がタップされるなどのユーザ操作が行なわれた場合、サーバ100は、当該ユーザが指定されたと特定し、当該ユーザに関連付けられた(当該ユーザの書き込んだ)書き込み画像をハイライト表示するなど、他のユーザに関連付けられた書き込み画像とは異なる表示態様としてもよい。また、ユーザの指定する操作はコンテンツとともに表示される、関連付けられたユーザを表わす領域をタップする操作に限定されない。たとえば、図32の表示で、通知順を表わす矢印に対してタップ操作等の特定の操作を受け付けることで、サーバ100は、当該矢印が表わす時点、つまり、通知するタイミングよりも以前に当該コンテンツに対して書き込まれていた書き込み画像を、それ以降に書き込まれた書き込み画像と異なる表示態様としてもよい。
第7の実施の形態において、サーバ100は、端末装置300でのユーザ操作に従って書き込み画像の端末装置300での表示を制御するようにしてもよい。一例として、端末装置300において、表示されているコンテンツに関連付けられたユーザを表わす領域がタップされるなどのユーザ操作が行なわれた場合、サーバ100は、当該ユーザが指定されたと特定し、当該ユーザに関連付けられた(当該ユーザの書き込んだ)書き込み画像をハイライト表示するなど、他のユーザに関連付けられた書き込み画像とは異なる表示態様としてもよい。また、ユーザの指定する操作はコンテンツとともに表示される、関連付けられたユーザを表わす領域をタップする操作に限定されない。たとえば、図32の表示で、通知順を表わす矢印に対してタップ操作等の特定の操作を受け付けることで、サーバ100は、当該矢印が表わす時点、つまり、通知するタイミングよりも以前に当該コンテンツに対して書き込まれていた書き込み画像を、それ以降に書き込まれた書き込み画像と異なる表示態様としてもよい。
[第8の実施の形態]
なお、以上の実施の形態では、予めコンテンツごとにユーザが関連付けられており、いずれかの端末装置300にコンテンツが表示されると、当該コンテンツに関連付けられているユーザも端末装置300に併せて表示されるものとしている。すなわち、図20に表わされたように、コンテンツ情報としてコンテンツごとの閲覧可能ユーザが登録されており、当該コンテンツの表示に併せて閲覧可能ユーザも表示される。そのため、以上の実施の形態では、予めコンテンツに関連付けられているユーザの間で、確認の通知(依頼)およびその応答が行なわれることになる。
なお、以上の実施の形態では、予めコンテンツごとにユーザが関連付けられており、いずれかの端末装置300にコンテンツが表示されると、当該コンテンツに関連付けられているユーザも端末装置300に併せて表示されるものとしている。すなわち、図20に表わされたように、コンテンツ情報としてコンテンツごとの閲覧可能ユーザが登録されており、当該コンテンツの表示に併せて閲覧可能ユーザも表示される。そのため、以上の実施の形態では、予めコンテンツに関連付けられているユーザの間で、確認の通知(依頼)およびその応答が行なわれることになる。
しかしながら、確認の通知を行なう相手は、コンテンツに関連付けられたユーザに限定されない。他の例として、予めユーザの属するグループが登録されており、コンテンツを表示した端末装置300Aのログインユーザの属するグループの他のユーザが当該コンテンツと共に表示されてもよい。さらには、当該グループに属する他のユーザのうち、端末装置300にログイン中のユーザや、当該コンテンツ閲覧履歴のあるユーザ、あるいは閲覧履歴のないユーザなどであってもよい。
この場合、サーバ100のメモリ、またはサーバ100がアクセス可能な他の装置のメモリには、さらに、ユーザグループごとに当該グループに属するユーザを規定したグループ情報が記憶される。そして、サーバ100のCPU10は、端末装置300Aにコンテンツを表示させる際に、端末装置300Aのログインユーザの属するグループの他のユーザをグループ情報から読み出して、表示画面に提示させる。
本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでは、コンテンツに関連付けられたユーザに限定されず、予め規定されたユーザのうちから指定されたユーザに対して、指定された位置の確認を通知するコマンドを発行することができる。すなわち、本実施の形態にかかるコンテンツ管理システムでは、表示されているコンテンツにとらわれず、より柔軟に確認を通知するユーザを指定することができる。
[第9の実施の形態]
さらに、第8の実施の形態として、サーバ100のCPU10や端末装置300のCPU30に上記の動作を行なわせるためのプログラムを提供することもできる。上記のように、サーバ100や端末装置300は一般的なPCや携帯端末であってもよい。そのため、このようなプログラムを提供することで、汎用の装置をサーバ100や端末装置300として機能させることができる。それにより、容易にコンテンツ管理システムを構築することができる。
さらに、第8の実施の形態として、サーバ100のCPU10や端末装置300のCPU30に上記の動作を行なわせるためのプログラムを提供することもできる。上記のように、サーバ100や端末装置300は一般的なPCや携帯端末であってもよい。そのため、このようなプログラムを提供することで、汎用の装置をサーバ100や端末装置300として機能させることができる。それにより、容易にコンテンツ管理システムを構築することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
<まとめ>
本発明の局面は、次のように表わすことができる。
本発明の局面は、次のように表わすことができる。
(1)コンテンツ管理システムであって、端末装置(端末装置300)に表示画面を表示する処理を行なうための表示手段(処理部103、表示処理部305)と、前記表示画面に対するポインティングデバイス(ポインティングデバイス35)を用いた指示入力を受け付けるための入力手段(位置情報入力部101、位置送信部303)と、前記ポインティングデバイスで前記表示画面に軌跡を描く操作を含むユーザ操作に基づいて、ユーザ指示の内容を特定するための特定手段(指示特定部102)と、前記ユーザ指示に従って、前記表示画面に表示されているコンテンツに関する処理を実行するための処理手段(処理部103)とを備え、前記特定手段は、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において、前記コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含む第1の操作を受け付けると、前記第1の操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定し、前記処理手段は、前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知する(通知部104)、コンテンツ管理システム。
(2)前記第1の操作は、前記特定の位置を起点とし、前記第2のユーザに対応する領域を終点とする軌跡を描くことを含む、(1)に記載のコンテンツ管理システム。
(3)前記特定手段は、前記第2の表示画面において、前記特定の位置に対する所定の操作である第2の操作を受け付けると、前記第2の操作に表わされたユーザ指示を、前記特定の位置を確認した旨を前記第1の表示画面で応答することを指示する応答コマンドと特定し、前記処理手段は、前記応答コマンドに従って前記第1の表示画面で前記第2のユーザによって確認がなされたことを応答する(応答部105)、(1)または(2)に記載のコンテンツ管理システム。
(4)前記第2の操作は、前記特定の位置を通る、予め規定された形状(チェック)の軌跡を描くことを含む、(3)に記載のコンテンツ管理システム。
(5)前記処理手段は、前記応答コマンドに従って、少なくとも前記第2の表示画面に表示された前記コンテンツ上の前記特定の位置に、確認がなされたことを示す画像を表示する(画像表示部107)、(3)または(4)記載のコンテンツ管理システム。
(6)前記特定手段は、前記第1の操作において描かれた前記軌跡が、前記第2のユーザとして、前記コンテンツに関連付けられた複数のユーザを指定するものである場合に、複数の前記第2のユーザそれぞれに対して前記第2の表示画面で前記特定の位置を指定された順に通知する通知コマンドと特定し、前記処理手段は、前記複数の第2のユーザのうちの先の第2のユーザから前記第2の操作を受け付けると、前記通知コマンドに従って、前記先の第2のユーザの次の順の第2のユーザに対して前記特定の位置を通知する、(3)〜(5)のいずれかに記載のコンテンツ管理システム。
(7)前記処理手段は、前記複数の第2のユーザのうちの前記指定された順の最後よりも以前の第2のユーザから前記第2の操作を受け付けた場合には、前記通知コマンドに従って、前記第2の操作を行なった第2のユーザの次の順の第2のユーザに対して前記特定の位置を通知し、前記指定された順の最後の第2のユーザから前記第2の操作を受け付けた場合には、前記応答コマンドに従って、前記第1のユーザに対して前記第1の表示画面で応答する、(6)に記載のコンテンツ管理システム。
(8)前記特定手段は、前記第1の表示画面において、前記コンテンツの表示上の所定の位置を指定する軌跡を描くことを含む第3の操作を受け付けると、前記第3の操作に表わされたユーザ指示を、前記コンテンツに対して前記所定の位置を前記特定の位置として指定する指定コマンドと特定し、前記処理手段は、前記指定コマンドに従って、少なくとも前記第1の表示画面または前記第2の表示画面に表示された前記コンテンツ上の前記所定の位置を前記特定の位置として、前記指定コマンドと特定する前とは異なる態様で表示する(画像表示部107)、(1)〜(7)のいずれかに記載のコンテンツ管理システム。
(9)前記第3の操作は、前記第1の表示画面に表示された前記コンテンツの前記所定の位置に対して予め規定された形状(星型)の軌跡を描くことを含む、(8)に記載のコンテンツ管理システム。
(10)表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付け可能な端末装置(端末装置300)でのコンテンツ処理を管理するための管理装置(サーバ100)であって、前記端末装置から、表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、前記端末装置に対するユーザ操作を表わす情報の入力を受け付けるための入力手段(位置情報入力部101)と、前記ユーザ操作に基づいてユーザ指示の内容を特定するための特定手段(指示特定部102)と、前記ユーザ指示に従って、前記端末装置の前記表示画面に表示されているコンテンツに関する処理を実行するための処理手段(処理部103)とを備え、前記特定手段は、前記ユーザ操作を表わす情報が、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において前記コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を表わす場合に、前記ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定し、前記処理手段は、前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知する(通知部104)、管理装置。
(11)表示画面を表示する処理を行なうための表示手段(表示処理部305)と、前記表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けるための入力手段(指示入力部301)と、前記表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、ユーザ操作を表わす情報を管理装置に対して送信するための送信手段(位置送信部303)と、前記管理装置から、前記表示画面の画面情報を受信するための受信手段(表示情報入力部304)とを備え、前記受信手段において、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において受け付けた、コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含むユーザ操作を表わす情報を受け付けることによって前記管理装置が送信した画面情報を受信すると、前記表示手段は、前記特定の位置を通知するための、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面を表示する、端末装置。
(12)コンテンツの処理方法であって、端末装置(端末装置300A)のディスプレイに第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において、ポインティングデバイスを用いた指示入力を含むユーザ操作を受け付けるステップ(S213)と、前記ユーザ操作が、前記第1の表示画面に表示されているコンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含む場合に、前記ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定するステップ(S309)と、前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知するステップ(S311)とを備える、コンテンツの処理方法。
(13)コンピュータに、表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付け可能な端末装置でのコンテンツ処理を管理する処理を実行させるプログラムであって、前記端末装置から、表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、前記端末装置に対するユーザ操作を表わす情報の入力を受け付けるステップ(S213)と、前記ユーザ操作を表わす情報が、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面においてコンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を表わす場合に、前記ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定するステップ(S309)と、前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知するステップ(S311)とを前記コンピュータに実行させる、管理プログラム。
(14)端末装置に搭載されるコンピュータに処理を実行させるためのプログラムであって、管理装置から、表示画面の画面情報を受信するステップ(S113)と、前記画面情報に基づいて表示画面を表示するステップ(S115)と、前記表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けると(S117)、前記表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、ユーザ操作を表わす情報を前記管理装置に対して送信するステップ(S119)とを前記コンピュータに実行させ、前記受信するステップで、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において受け付けた、コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含むユーザ操作を表わす情報を受け付けることによって前記管理装置が送信した画面情報を受信すると、前記表示するステップで、前記特定の位置を通知するための、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面を表示する、管理プログラム。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、11,31 ROM、12,32 RAM、13,33 HDD、14,36 ネットワークコントローラ、34 ディスプレイ、35 ポインティングデバイス、100 サーバ、101 位置情報入力部、102 指示特定部、103 処理部、104 通知部、105 応答部、106 コンテンツ表示部、107 画像表示部、131 コンテンツ記憶部、132 コンテンツ情報記憶部、134 ユーザ情報記憶部、135 マーク情報記憶部、300,300A,300B,300C 端末装置、301 指示入力部、302 位置特定部、303 位置送信部、304 表示情報入力部、305 表示処理部、1001,1002,1004 図形、1003 確認位置マーク、1005 確認済マーク。
Claims (14)
- コンテンツ管理システムであって、
端末装置に表示画面を表示する処理を行なうための表示手段と、
前記表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けるための入力手段と、
前記ポインティングデバイスで前記表示画面に軌跡を描く操作を含むユーザ操作に基づいて、ユーザ指示の内容を特定するための特定手段と、
前記ユーザ指示に従って、前記表示画面に表示されているコンテンツに関する処理を実行するための処理手段とを備え、
前記特定手段は、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において、前記コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含む第1の操作を受け付けると、前記第1の操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定し、
前記処理手段は、前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知する、コンテンツ管理システム。 - 前記第1の操作は、前記特定の位置を起点とし、前記第2のユーザに対応する領域を終点とする軌跡を描くことを含む、請求項1に記載のコンテンツ管理システム。
- 前記特定手段は、前記第2の表示画面において、前記特定の位置に対する所定の操作である第2の操作を受け付けると、前記第2の操作に表わされたユーザ指示を、前記特定の位置を確認した旨を前記第1の表示画面で応答することを指示する応答コマンドと特定し、
前記処理手段は、前記応答コマンドに従って前記第1の表示画面で前記第2のユーザによって確認がなされたことを応答する、請求項1または2に記載のコンテンツ管理システム。 - 前記第2の操作は、前記特定の位置を通る、予め規定された形状の軌跡を描くことを含む、請求項3に記載のコンテンツ管理システム。
- 前記処理手段は、前記応答コマンドに従って、少なくとも前記第2の表示画面に表示された前記コンテンツ上の前記特定の位置に、確認がなされたことを示す画像を表示する、請求項3または4に記載のコンテンツ管理システム。
- 前記特定手段は、前記第1の操作において描かれた前記軌跡が、前記第2のユーザとして、前記コンテンツに関連付けられた複数のユーザを指定するものである場合に、複数の前記第2のユーザそれぞれに対して前記第2の表示画面で前記特定の位置を指定された順に通知する通知コマンドと特定し、
前記処理手段は、前記複数の第2のユーザのうちの先の第2のユーザから前記第2の操作を受け付けると、前記通知コマンドに従って、前記先の第2のユーザの次の順の第2のユーザに対して前記特定の位置を通知する、請求項3〜5のいずれかに記載のコンテンツ管理システム。 - 前記処理手段は、前記複数の第2のユーザのうちの前記指定された順の最後よりも以前の第2のユーザから前記第2の操作を受け付けた場合には、前記通知コマンドに従って、前記第2の操作を行なった第2のユーザの次の順の第2のユーザに対して前記特定の位置を通知し、前記指定された順の最後の第2のユーザから前記第2の操作を受け付けた場合には、前記応答コマンドに従って、前記第1のユーザに対して前記第1の表示画面で応答する、請求項6に記載のコンテンツ管理システム。
- 前記特定手段は、前記第1の表示画面において、前記コンテンツの表示上の所定の位置を指定する軌跡を描くことを含む第3の操作を受け付けると、前記第3の操作に表わされたユーザ指示を、前記コンテンツに対して前記所定の位置を前記特定の位置として指定する指定コマンドと特定し、
前記処理手段は、前記指定コマンドに従って、少なくとも前記第1の表示画面または前記第2の表示画面に表示された前記コンテンツ上の前記所定の位置を前記特定の位置として、前記指定コマンドと特定する前とは異なる態様で表示する、請求項1〜7のいずれかに記載のコンテンツ管理システム。 - 前記第3の操作は、前記第1の表示画面に表示された前記コンテンツの前記所定の位置に対して予め規定された形状の軌跡を描くことを含む、請求項8に記載のコンテンツ管理システム。
- 表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付け可能な端末装置でのコンテンツ処理を管理するための管理装置であって、
前記端末装置から、表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、前記端末装置に対するユーザ操作を表わす情報の入力を受け付けるための入力手段と、
前記ユーザ操作に基づいてユーザ指示の内容を特定するための特定手段と、
前記ユーザ指示に従って、前記端末装置の前記表示画面に表示されているコンテンツに関する処理を実行するための処理手段とを備え、
前記特定手段は、前記ユーザ操作を表わす情報が、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において前記コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を表わす場合に、前記ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定し、
前記処理手段は、前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知する、管理装置。 - 表示画面を表示する処理を行なうための表示手段と、
前記表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けるための入力手段と、
前記表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、ユーザ操作を表わす情報を管理装置に対して送信するための送信手段と、
前記管理装置から、前記表示画面の画面情報を受信するための受信手段とを備え、
前記受信手段において、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において受け付けた、コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含むユーザ操作を表わす情報を受け付けることによって前記管理装置が送信した画面情報を受信すると、前記表示手段は、前記特定の位置を通知するための、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面を表示する、端末装置。 - コンテンツの処理方法であって、
端末装置のディスプレイに第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において、ポインティングデバイスを用いた指示入力を含むユーザ操作を受け付けるステップと、
前記ユーザ操作が、前記第1の表示画面に表示されているコンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含む場合に、前記ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定するステップと、
前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知するステップとを備える、コンテンツの処理方法。 - コンピュータに、表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付け可能な端末装置でのコンテンツ処理を管理する処理を実行させるプログラムであって、
前記端末装置から、表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、前記端末装置に対するユーザ操作を表わす情報の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ操作を表わす情報が、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面においてコンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を表わす場合に、前記ユーザ操作に表わされたユーザ指示を、前記第2のユーザに前記特定の位置を通知する通知コマンドと特定するステップと、
前記通知コマンドに従って、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面で前記特定の位置を通知するステップとを前記コンピュータに実行させる、管理プログラム。 - 端末装置に搭載されるコンピュータに処理を実行させるためのプログラムであって、
管理装置から、表示画面の画面情報を受信するステップと、
前記画面情報に基づいて表示画面を表示するステップと、
前記表示画面に対するポインティングデバイスを用いた指示入力を受け付けると、前記表示画面上の前記ポインティングデバイスで指定された位置を表わす情報を含む、ユーザ操作を表わす情報を前記管理装置に対して送信するステップとを前記コンピュータに実行させ、
前記受信するステップで、第1のユーザに対して表示された第1の表示画面において受け付けた、コンテンツの特定の位置および第2のユーザを指定する軌跡を描くことを含むユーザ操作を表わす情報を受け付けることによって前記管理装置が送信した画面情報を受信すると、前記表示するステップで、前記特定の位置を通知するための、前記第2のユーザに対して表示される第2の表示画面を表示する、管理プログラム。
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Cited By (2)
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-
2014
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