JP2020147183A - 車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法 - Google Patents

車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歩行者を検知する特別な検知機構を設けることなく歩行者および前方車に与えるグレアを低減し、前方視認性を確保することが可能な車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法を提供する。【解決手段】カットオフラインより下方の下方照射領域(61,71)に対してのみ光を照射するロービーム照射部と、選択照射領域よりも上方の遠方照射領域に対して光を照射する付加的ハイビーム照射部を備え、前方に存在する走行中の車両の位置を示す位置情報および、自車両の車速を示す走行速度情報に基づいて、ロービーム照射部、ADB照射部および付加的ハイビーム照射部の発光を制御する制御部を備え、選択照射領域(72)の上端は水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲である車両用前照灯。【選択図】図3

Description

本発明は、車体前面に設けられた車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法に関し、特に配光可変ハイビーム技術を用いた車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法に関する。
従来から、複数個の半導体発光素子からなる発光素子アレイを備え、左右方向に分割された複数の照射領域に対して水平線よりも上側でそれぞれ照射可能とした配光可変ハイビーム(ADB:Adaptive Driving Beam)技術を用いた車両用前照灯が提案されている(例えば特許文献1を参照)。このようなADB技術を用いた車両用前照灯では、先行車や対向車などの前方車を検知し、その位置に対応する領域を個別に非照射とするように発光素子アレイを制御することで、前方車の運転者にグレアを与えないようにしている。
ADB技術を用いた前照灯では、車両の前方を撮像装置で撮影して前方車のヘッドランプやテールランプを画像認識によって特定し、前方車に該当する領域に対しては発光素子アレイからの光を非照射とする。また、前方車が不在の領域に対しては選択的にハイビームを照射し、車両の運転者が歩行者を視認しやすくしている。このようにADB技術は、前方車の運転者には眩しさを与えずに夜間走行時の前方視認性を向上させている。
図8は、従来のADB技術を用いた光の照射を模式的に示す図である。車両1の前照灯1aからロービームとハイビーム2が前方に照射されている。図8ではロービームの照射範囲は図示を省略している。図中に示した歩行者3a〜3gは、車両1から等間隔に位置しており、例えば約10m間隔の場合を示している。
図8に示したように、従来のADB技術ではハイビーム2を水平よりも4.0〜8.0度程度上方にまで照射しているため、車両1の近傍から遠方に至る高い位置まで光を照射することができる。しかし一方で、車両1の前方にいる歩行者3a〜3gの何れにも顔の高さにハイビーム2を照射してしまう。特に、車両1の前方10〜30mに位置する歩行者3a〜3cは、車両1の近傍に位置しているため、ハイビーム2から上半身と顔の高さに照射される光が強く、車両1の近傍にいる歩行者3a〜3cには強いグレアを与えてしまっていた。
しかしながら、前方車と同様に歩行者3a〜3gへのグレアを防止しようとしても、歩行者3a〜3gは自身が発光しておらず服装や周囲環境によっても視認性が大きく変化するため、前方車と同様の画像認識による検知は困難であった。歩行者3a〜3gを検知するためには、例えば車両1の前方に赤外線を照射して赤外線画像を撮像する方法等が考えられるが、様々な周囲環境から歩行者3a〜3gのみを確実に認識することは困難であった。また、前方車の認識とは別に赤外線照射装置と赤外線カメラを用いる必要があるため、部品点数や車両重量が増加するという問題があった。
特開2013-168434号公報
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、歩行者を検知する特別な検知機構を設けることなく歩行者および前方車に与えるグレアを低減し、前方視認性を確保することが可能な車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用前照灯では、カットオフラインより下方の下方照射領域に対して光を照射するロービーム照射部と、前記カットオフラインよりも上方の選択照射領域に対して選択的に光を照射するADB照射部と、前記選択照射領域よりも上方の遠方照射領域に対して光を照射する付加的ハイビーム照射部を備え、前方に存在する走行中の前方車の位置を示す位置情報および、自車両の車速を示す走行速度情報に基づいて、前記ロービーム照射部、前記ADB照射部および前記付加的ハイビーム照射部の発光を制御する制御部を備え、前記選択照射領域の上端は、水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲であることを特徴とする。
このような本発明の車両用前照灯では、ADB照射部から照射される光の上端が水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲であることから、車両の近傍ではADB照射部からの光は歩行者の頭部に照射されず、歩行者を検知する特別な検知機構を設けることなく歩行者および前方車に与えるグレアを低減し、前方視認性を確保することが可能となる。
また、本発明の一態様では、前記制御部は、前記走行速度情報が第1速度以上で第2速度未満の場合には、前記付加的ハイビーム照射部を消灯し、前記ADB照射部を点灯制御し、前記走行速度情報が前記第2速度以上、かつ前記位置情報に前方車が含まれていない場合には、前記付加的ハイビーム照射部を点灯する。
また、本発明の一態様では、前記制御部は、前記走行速度情報が前記第2速度以上、かつ前記位置情報に前方車が含まれている場合には、前記付加的ハイビーム照射部を消灯する。
また、本発明の一態様では、前記制御部は、前記位置情報における前方車の有無と前記走行速度情報に関わらず、前記ロービーム照射部を点灯する。
また、本発明の一態様では、前記ADB照射部は、車両の中心から左側に光を照射する左側ADB部と、右側に光を照射する右側ADB部とを備え、前記左側ADB部または前記右側ADB部のうち、対向車線に近い側に位置する一方は、他方よりも光の照射範囲が広い。
また上記課題を解決するために、本発明の車両用前照灯の制御方法では、カットオフラインより下方の下方照射領域に対してのみ光を照射するロービーム照射部と、前記カットオフラインよりも上方の選択照射領域に対して選択的に光を照射するADB照射部と、前記選択照射領域よりも上方に対して光を照射する付加的ハイビーム照射部を備える車両用前照灯の制御方法であって、前記選択照射領域の上端は、水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲であり、前方に存在する走行中の前方車の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、車両の走行速度情報を計測する速度計測ステップと、前記位置情報および前記走行速度情報に基づいて、前記ロービーム照射部、前記ADB照射部および前記付加的ハイビーム照射部の発光を判断する判断ステップを備え、前記判断ステップでは、前記走行速度情報が第1速度以上で第2速度未満の場合には、前記付加的ハイビーム照射部を消灯し、前記ADB照射部を点灯制御することを特徴とする。
本発明では、歩行者を検知する特別な検知機構を設けることなく歩行者および前方車に与えるグレアを低減し、前方視認性を確保することが可能な車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法を提供することができる。
第1実施形態における車両用前照灯100の構成を模式的に示すブロック図である。 第1実施形態におけるロービーム照射部41,51、ADB照射部42,52および付加的ハイビーム照射部43,53の点灯制御について模式的に示す図である。 図2中に(a)〜(d)で示した各場合における配光を模式的に示す図である。 ADB照射部42,52から選択照射領域72に対する光照射とグレア防止について説明する模式図である。 第2実施形態におけるADB照射部42,52と付加的ハイビーム照射部43,53の配置例を模式的に示す図である。 第2実施形態における左側用ハイビームユニットLHと右側用ハイビームユニットRHによる配光分布を模式的に示す図である。 第2実施形態におけるADB照射部42,52の各発光ダイオードから照射される光の水平方向角度の一例を示すグラフであり、図7(a)は左側選択照射領域72Lを示し、図7(b)は右側選択照射領域72Rを示している。 従来のADB技術を用いた光の照射を模式的に示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付すものとし、適宜重複した説明は省略する。図1は、本実施形態における車両用前照灯100の構成を模式的に示すブロック図である。車両用前照灯100は、制御部30と、左側前照灯40と、右側前照灯50を備えている。また、制御部30にはカメラ10と、車速計20が接続されており、カメラ10および車速計20との間で信号を通信可能とされている。また、左側前照灯40および右側前照灯50は、それぞれロービーム照射部41,51と、ADB照射部42,52と、付加的ハイビーム照射部43,53を備えている。
カメラ10は、車両の前方に取り付けられて車両前方の前方画像を撮像する装置である。カメラ10の構造は限定されず、通常のCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary MOS)等の公知のものを用いることができる。また、カメラ10が撮像する画像は、カラー画像であってもモノクロ画像であってもよい。また、カメラ10は制御部30と情報通信可能に接続されており、カメラ10が撮像した前方画像を制御部30に対して送信する。カメラ10と制御部30との接続は、有線接続でも無線接続であってもよい。ここでは車両前方の情報を取得する手段としてカメラ10を示したが、レーザーレーダやミリ波レーダ、Lidar(Light Detection and Ranging)等を用いるとしてもよい。
車速計20は、車両の走行速度情報を計測する装置である。車速計20の具体的構成は限定されず、車両に予め備えられている装置と兼用してもよく、専用の装置を別途用いるとしてもよい。車速計20は制御部30と情報通信可能に接続されており、車速計20で計測した走行速度情報を制御部30に対して送信する。車速計20と制御部30との接続は、有線接続でも無線接続であってもよい。
制御部30は、カメラ10および車速計20と情報通信可能に接続され、左側前照灯40および右側前照灯50に電気的に接続された情報処理手段である。制御部30は、カメラ10からの前方画像から画像認識により先行車や対向車などの前方車の位置情報を取得し、前方車の位置情報と走行速度情報に基づいて、左側前照灯40の各部と、右側前照灯50の各部を点灯制御して車両用前照灯の制御方法を実行する。前方画像から前方車の位置情報を認識する方法は限定されず、先行車の尾灯や対向車の前照灯からの光を抽出する方法など公知の技術を用いることができる。制御部30の具体的構成は限定されず、CPU(Central Processing Unit)やIC(Integrated Circuit)、SoC(System on Chip)等を用いることができる。また、外部記憶装置、プログラム等の公知の構成を備えていてもよい。
左側前照灯40は、車両の左前側に配置されて車両の前方に対して光を照射する装置であり、ロービーム照射部41とADB照射部42と付加的ハイビーム照射部43を有している。右側前照灯50は、車両の右前側に配置されて車両の前方に対して光を照射する装置であり、ロービーム照射部51とADB照射部52と付加的ハイビーム照射部53を有している。車両が車道の左側を走行する国においては、車両の右側は対向車が通行する領域であり、左側は歩行者が通行する領域であるため、左側前照灯40は歩行者側の前照灯であり、右側前照灯50は対向車側の前照灯である。車両が車道の右側を走行する国においては、左側前照灯40は対向車側の前照灯であり、右側前照灯50は歩行者側の前照灯である。
ロービーム照射部41,51は、それぞれカットオフラインより下方の下方照射領域に対してのみ光を照射する照明装置である。ロービーム照射部41,51が照射する光の配光分布は、その上端が水平方向から下方に0.57度程度となっており、公知のカットオフラインで光を遮っている。ロービーム照射部41,51の具体的構成は限定されず、他の照明装置と一体の複合ユニットとして構成されていてもよく、独立したロービームユニットで構成されていれもよい。また、光源として公知のものを用いることができ、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)はハロゲンランプ、ディスチャージランプ等であってもよい。
ADB照射部42,52は、カットオフラインよりも上方に対しても光を照射し、左右方向において複数の範囲に分割した選択照射領域に対して選択的に光を照射する照明装置である。ADB照射部42,52の具体的構成は限定されず、例えばアレイ状に複数のLEDを配置して各LEDを選択的に点灯するものなどが挙げられる。また、ADB照射部42,52が照射する光の配光分布は、その上端が水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲となっている。ここで配光分布の上端とは、所定の光度が照射される領域の上端部分を示し、例えば625カンデラを照射する領域の上端である。
付加的ハイビーム照射部43,53は、ADB照射部42,52が光を照射する選択照射領域よりも上方の遠方照射領域に対しても光を照射する照明装置である。付加的ハイビーム照射部43,53の具体的構成は限定されず、例えば光源としてLEDを用い、ADB照射部42,52と一体のハイビームユニットとして構成されてもよい。付加的ハイビーム照射部43,53が照射する光の配光分布はその上端が水平方向から上方に2.5〜8.0度の範囲であり、従来のADB技術やハイビームと同程度以上の範囲に対して光を照射する。
次に、本実施形態における車両用前照灯の制御方法について説明する。はじめに制御部30は、カメラ10が撮像した前方画像を受信する撮像ステップと、車速計20を用いて走行速度情報を計測する速度計測ステップを実行しておく。次に制御部30は、撮像ステップで取得した前方画像から画像認識により前方車の有無と位置を含んだ位置情報を取得する位置情報取得ステップを実行する。次に制御部30は、位置情報取得ステップで得た前方車に関する位置情報と、速度計測ステップで得た走行速度情報に基づいてロービーム照射部41,51、ADB照射部42,52および付加的ハイビーム照射部43,53の発光を判断する判断ステップを実行する。次に制御部30は、判断ステップの結果に基づいて各部の点灯を制御する。
図2は、本実施形態におけるロービーム照射部41,51、ADB照射部42,52および付加的ハイビーム照射部43,53の点灯制御について模式的に示す図である。図3は、図2中に(a)〜(d)で示した各場合における配光を模式的に示す図である。
図2に示すように判断ステップでは、位置情報中での前方車の有無と車両の走行速度情報の速度域に応じて、ロービーム照射部41,51、ADB照射部42,52および付加的ハイビーム照射部43,53の点灯制御を切り替える。図2に示すように、第1速度よりも遅い場合を低速域とし、第1速度以上で第2速度未満の場合を中速域とし、第2速度以上を高速度としている。第1速度は例えば10〜20km/hの範囲であり、第2速度は例えば60〜70km/hの範囲である。
図2中に(a)で示した高速域において前方車なしの場合には、ロービーム照射部41,51、ADB照射部42,52および付加的ハイビーム照射部43,53の全てを点灯する。この場合における左側前照灯40および右側前照灯50から、路面61、歩行者62および前方車63に対する配光は、図3(a)に示すものとなる。図3では、ロービーム照射部41,51が光を照射する範囲を下方照射領域71で示し、ADB照射部42,52が光を照射する範囲を選択照射領域72で示し、付加的ハイビーム照射部43,53が光を照射する範囲を遠方照射領域73で示している。
車両が高速域で走行している場合には、郊外や高速道路等の比較的遠方まで視界が確保できる状態であり、遠方の視認性が重要である。したがって、下方照射領域71、選択照射領域72および遠方照射領域73に対して光を照射することで、車両から30m程度までの近傍にも30m以上離れた遠距離にも広範囲の視認性を確保することができる。また、前方車が存在していないため、選択照射領域72および遠方照射領域73に対して光を照射しても、グレアを与える可能性が無い。選択照射領域72への光照射は、ロービームとハイビームの中間に対する光照射であるため、ミドルビームと称することもある。
図2中に(b)で示した中速域において前方車なしの場合には、ロービーム照射部41,51を点灯し、ADB照射部42,52の全ての選択照射領域を点灯する。このとき付加的ハイビーム照射部43,53は消灯する。この場合における配光は、図3(b)に示すものとなる。
車両が中速域で走行している場合には、市街地等の通行量が多い環境を想定して、近距離の視認性を確保することと、歩行者や前方車に対してグレアを防止することが重要である。したがって、下方照射領域71と選択照射領域72に対して光を照射することで、車両の近傍の視認性を確保することができる。また、後述するようにADB照射部42,52を用いた選択照射領域72への光照射では、近距離の歩行者に対するグレアを防止するとともに、遠距離の歩行者に対しても光を照射できるため、確実に歩行者を視認できる明るさを確保できる。
図2中に(c)で示した高速域または中速域において前方車ありの場合には、ロービーム照射部41,51を点灯し、ADB照射部42,52の選択照射領域において前方車が存在する領域は消灯し、その他の領域は点灯する。このとき付加的ハイビーム照射部43,53は消灯する。この場合における配光は、図3(c)に示すものとなる。
車両の前方に前方車が存在し、車両が中速域または高速域で走行している場合には、前方車に対するグレアを防止することが重要である。したがって、下方照射領域71に光を照射するとともに、選択照射領域72に対しては前方車に対応する領域を消灯する制御を行う。これにより、前方車が存在する方向には下方照射領域71にのみ光を照射してグレアを防止する。また、前方車が存在しない方向には下方照射領域71と選択照射領域72に光を照射して、近距離の歩行者に対するグレアを防止するとともに、遠距離の歩行者に対しても光を照射できるため、確実に歩行者を視認できる明るさを確保できる。
図2中に(d)で示した低速域の場合には、前方車の有無に関わらずロービーム照射部41,51のみを点灯し、ADB照射部42,52および付加的ハイビーム照射部43,53は消灯する。この場合における配光は、図3(d)に示すものとなる。
車両が低速域で走行している場合には、車両の近傍に対しての注意を高める必要があり、近距離の視認性を確保することが重要である。したがって、下方照射領域71に対してのみ光を照射して、選択照射領域72と遠方照射領域73に対しては消灯する。これにより、車両から近距離の路面のみに光を照射して近距離への注意を促すことができる。
上述した(a)(b)では、ADB照射部42,52を全点灯するとしているが、通常のADB制御では前方車が無い場合にはADB照射部42,52全点灯が指示されるため、中速域および高速域においては常にADB制御を実行していることになる。
図4は、ADB照射部42,52から選択照射領域72に対する光照射とグレア防止について説明する模式図である。図4では、車両1の車両用前照灯100から選択照射領域72に対して光を照射した場合に、車両1の前方に位置する歩行者3a〜3gに照射される光の様子を示している。歩行者3a〜3gは、車両1から約10m間隔で等間隔に位置した場合を示している。
上述したように、ADB照射部42,52から照射される光の配光分布は、上端が水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲となっている。したがって図3に示したように、車両1から30m程度までの近距離に位置する歩行者3a〜3cに対しては、上半身の胸元あたりまで光が照射されるが顔の付近には照射されない。これにより、車両1から近距離にいる歩行者3a〜3cに対してグレアを与えることを防止できる。また、歩行者3a〜3cの胸元あたりまでは光が照射されるので、車両1から近距離にいる歩行者3a〜3cの視認性を向上させることができる。
また、車両1から30m以上離れた遠距離に位置する歩行者3d〜3gに対しては、選択照射領域72への光照射で全身を照らすことができる。これにより、車両1から遠距離にいる歩行者3d〜3gの視認性を向上させることができる。このとき、歩行者3d〜3gの顔に対して光が照射されるが、車両1からの距離が大きいため照度は低くなり、グレアの影響は近距離よりも低下する。
上述したように、本実施形態の車両用前照灯100および車両用前照灯100の制御方法では、車両1の近距離から遠距離まで歩行者3a〜3gに対して光を適切に照射し、歩行者3a〜3gの視認性を向上できる。また、車両1の近傍にいる歩行者3a〜3cに対してのグレアを防止できる。したがって、遠距離の歩行者3d〜3gには積極的に光を照射することができ、車両1の前方の視界を確保することができる。
また、本実施形態の選択照射領域72の上端は0.7〜1.5度であり、従来のハイビーム上端である4.0〜8.0度より低いため、選択照射領域72の点灯と消灯の切り替りを運転手が感じにくい。これは、従来のハイビームでは上端位置が高いため、運転手の視界の高い範囲まで照射していたことによる。
従来のハイビーム照射では、ハイビームを消灯すると運転手の視界前方の上方が一気に暗くなり、ハイビームが消えたことによる明るさの変化を敏感に感じることとなる。それに対して、本実施形態の選択照射領域72に対するミドルビーム照射では、消灯したとしても視界高さ方向の明るさが変化する領域が小さい。これにより、運転手は選択照射領域72に照射していたミドルビームが消えたことによる明るさの変化を感じにくい。したがって、選択照射領域72に対するミドルビームの点灯と消灯の切り替りによる違和感を運転手が受けにくく、運転手は違和感なく快適に運転することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図5〜図7を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図5は、本実施形態におけるADB照射部42,52と付加的ハイビーム照射部43,53の配置例を模式的に示す図である。
図5に示すように本実施形態では、左側用ハイビームユニットLHと右側用ハイビームユニットRHを備え、それぞれに発光ダイオードを配列している。左側用ハイビームユニットLHには、ADB照射部42の発光ダイオードA1〜D1が横方向に四つ配列されるとともに、付加的ハイビーム照射部43の発光ダイオードが二つ配列されている。同様に、右側用ハイビームユニットRHには、ADB照射部52の発光ダイオードA2〜D2が横方向に四つ配列されるとともに、付加的ハイビーム照射部53の発光ダイオードが二つ配列されている。
図6は、本実施形態における左側用ハイビームユニットLHと右側用ハイビームユニットRHによる配光分布を模式的に示す図である。図6に示すように、付加的ハイビーム照射部43,53から照射される遠方照射領域73への光は、左右で対称とされている。それに対して選択照射領域72への光は、ADB照射部42により車両1の左側に照射される左側選択照射領域72Lと、ADB照射部52により車両1の右側に照射される右側選択照射領域72Rとに分けられる。また、左側選択照射領域72Lは発光ダイオードA1〜D1に対応した四つの領域A3〜D3に分割され、右側選択照射領域72Rは発光ダイオードA2〜D2に対応した四つの領域A4〜D4に分割されている。したがって、左側用ハイビームユニットLHと右側用ハイビームユニットRHから照射される選択照射領域72は合計で八分割されたものとなる。
図7は、本実施形態におけるADB照射部42,52の各発光ダイオードから照射される光の水平方向角度の一例を示すグラフであり、図7(a)は左側選択照射領域72Lを示し、図7(b)は右側選択照射領域72Rを示している。図中の横軸は、車両1の中心軸を0度とした場合の角度を示しており、マイナスの角度は車両1の中心から左側方向を示し、プラスの角度は車両1の中心から右側方向を示している。図中の縦軸はそれぞれにおける領域A3〜D3と領域A4〜D4を示している。
図7(a)(b)に示すように、発光ダイオードB1〜D1からの光照射角度とB2〜D2からの光照射角度は、左側選択照射領域72Lと右側選択照射領域72Rで略左右対称となっている。それに対して、左側用ハイビームユニットLHの最も内側に配置された発光ダイオードA1と、右側用ハイビームユニットRHの最も内側に配置された発光ダイオードA2の光照射角度は、左側選択照射領域72Lの領域A3と右側選択照射領域72Rの領域A4で左右非対称であり、右側選択照射領域72Rの領域A4のほうが車両1の左側を広く照射している。
ここで、ADB照射部52の発光ダイオードA2は、対向車側の前照灯である右側前照灯50において、最も左側(歩行者側)に位置する発光ダイオードである。また、ADB照射部42の発光ダイオードA1は、歩行者側の前照灯である左側前照灯40において、最も右側(対向車側)に位置する発光ダイオードである。
上述したように本実施形態では、車両1の左右方向を左側選択照射領域72Lと右側選択照射領域72Rでそれぞれ四分割して、選択照射領域72全体を合計八分割して光を照射する。しかし、車両1の左右に配置された左側前照灯40と右側前照灯50の間には車幅と同程度の間隔があり、車両1の前方中央に対しては内側に配置された発光ダイオードA1,A2で光を照射することになる。このとき、車両1が車道の左側を走行する国では、右側前照灯50が対向車側の前照灯であり、内側の発光ダイオードA2からの配光角度を歩行者側に拡大しても、対向車に対してグレアを与える影響が小さい。
したがって本実施形態では、ADB照射部52の発光ダイオードA2の照射角度を、ADB照射部42の発光ダイオードA1の照射角度よりも大きくして非対称とすることで、車両1の近傍での前方中央にも良好に光を照射し、かつ対向車に対するグレアを防止することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1…車両
1a…前照灯
2…ハイビーム
3a〜3g…歩行者
100…車両用前照灯
10…カメラ
20…車速計
30…制御部
40…左側前照灯
50…右側前照灯
41,51…ロービーム照射部
42,52…ADB照射部
43,53…付加的ハイビーム照射部
61…路面
62…歩行者
63…前方車
71…下方照射領域
72…選択照射領域
72L…左側選択照射領域
72R…右側選択照射領域
73…遠方照射領域

Claims (6)

  1. カットオフラインより下方の下方照射領域に対して光を照射するロービーム照射部と、
    前記カットオフラインよりも上方の選択照射領域に対して選択的に光を照射するADB照射部と、
    前記選択照射領域よりも上方の遠方照射領域に対して光を照射する付加的ハイビーム照射部
    を備え、
    前方に存在する走行中の前方車の位置を示す位置情報および、自車両の車速を示す走行速度情報に基づいて、前記ロービーム照射部、前記ADB照射部および前記付加的ハイビーム照射部の発光を制御する制御部を備え、
    前記選択照射領域の上端は、水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲であることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 請求項1に記載の車両用前照灯であって、
    前記制御部は、前記走行速度情報が第1速度以上で第2速度未満の場合には、前記付加的ハイビーム照射部を消灯し、前記ADB照射部を点灯制御し、
    前記走行速度情報が前記第2速度以上、かつ前記位置情報に前方車が含まれていない場合には、前記付加的ハイビーム照射部を点灯することを特徴とする車両用前照灯。
  3. 請求項2に記載の車両用前照灯であって、
    前記制御部は、前記走行速度情報が前記第2速度以上、かつ前記位置情報に前方車が含まれている場合には、前記付加的ハイビーム照射部を消灯することを特徴とする車両用前照灯。
  4. 請求項2または3に記載の車両用前照灯であって、
    前記制御部は、前記位置情報における前方車の有無と前記走行速度情報に関わらず、前記ロービーム照射部を点灯することを特徴とする車両用前照灯。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の車両用前照灯であって、
    前記ADB照射部は、車両の中心から左側に光を照射する左側ADB部と、右側に光を照射する右側ADB部とを備え、
    前記左側ADB部または前記右側ADB部のうち、対向車線に近い側に位置する一方は、他方よりも光の照射範囲が広いことを特徴とする車両用前照灯。
  6. カットオフラインより下方の下方照射領域に対してのみ光を照射するロービーム照射部と、
    前記カットオフラインよりも上方の選択照射領域に対して選択的に光を照射するADB照射部と、
    前記選択照射領域よりも上方に対して光を照射する付加的ハイビーム照射部を備える車両用前照灯の制御方法であって、
    前記選択照射領域の上端は、水平方向から上方に0.7〜1.5度の範囲であり、
    前方に存在する走行中の前方車の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    車両の走行速度情報を計測する速度計測ステップと、
    前記位置情報および前記走行速度情報に基づいて、前記ロービーム照射部、前記ADB照射部および前記付加的ハイビーム照射部の発光を判断する判断ステップを備え、
    前記判断ステップでは、前記走行速度情報が第1速度以上で第2速度未満の場合には、前記付加的ハイビーム照射部を消灯し、前記ADB照射部を点灯制御することを特徴とする車両用前照灯の制御方法。
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