JP2020138290A - ロボットハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】爪部材の位置精度が向上したロボットハンドを提供することを課題とする。【解決手段】駆動源により駆動されるカムと、前記カムを収容したブラケットと、前記カムに当接するカムフォロアを有し前記カムの駆動に応じて所定の軸周りに揺動する爪部材と、前記爪部材を前記ブラケットに対して前記揺動可能に支持する支軸部と、前記支軸部を回転可能に保持すると共に、前記カム側に移動可能に前記ブラケットに保持された軸保持部材と、前記カムフォロアが前記カムに向けて押圧されるように、前記軸保持部材を前記カム側に押圧する押圧部材と、を備えたロボットハンド。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットハンドに関する。
特許文献1には、爪部材を備えたロボットハンドが記載されている。爪部材には、カムの駆動によって揺動するようにカムフォロアが形成されている。
特許第6342567号公報
カムとカムフォロアとの接触状態によっては、爪部材の位置精度が低下する可能性がある。
そこで本発明は、爪部材の位置精度が向上したロボットハンドを提供することを目的とする。
上記目的は、駆動源により駆動されるカムと、前記カムを収容したブラケットと、前記カムに当接するカムフォロアを有し前記カムの駆動に応じて所定の軸周りに揺動する爪部材と、前記爪部材を前記ブラケットに対して前記揺動可能に支持する支軸部と、前記支軸部を回転可能に保持すると共に、前記カム側に移動可能に前記ブラケットに保持された軸保持部材と、前記カムフォロアが前記カムに向けて押圧されるように、前記軸保持部材を前記カム側に押圧する押圧部材と、を備えたロボットハンドによって達成できる。
爪部材の位置精度が向上したロボットハンドを提供できる。
図1は、ロボットハンドの斜視図である。 図2A〜図2Dは、爪部材の外観図である。 図3は、ブラケットの拡大斜視図である。 図4は、カムの拡大斜視図である。 図5は、ロボットハンドの正面図である。 図6は、図5のA−A断面図である。 図7は、図6の拡大図である。 図8は、第1変形例の説明図である。 図9は、第2変形例の説明図である。
図1は、ロボットハンド1の斜視図である。図1には、互いに直交するX方向、Y方向、及びZ方向を示している。ロボットハンド1は、モータ3、ブラケット10、アタッチメント20、及び爪部材30a〜30cを含む。モータ3は、爪部材30a〜30cを開閉するための駆動源であり、例えばステッピングモータであるがこれに限定されない。図1では、モータ3の図示を簡略化してある。
ブラケット10は、モータ3の先端側に取り付けられている。爪部材30a〜30cは、ブラケット10に揺動可能に保持されている。爪部材30a〜30cは、Z方向に平行な中心軸心A1を中心として等角度間隔に配置されている。爪部材30a〜30cは、同一の部材であるが説明の便宜上異なる符号を付している。ブラケット10の先端側の中心にはアタッチメント20が取り付けられている。アタッチメント20は、中心軸心A1が通過するように開口22が形成されている。開口22には、例えばカメラや、エアー吸引噴出装置等を実装することができる。
図2A〜図2Dは、爪部材30aの外観図である。爪部材30aの基端には、後述するカム40が係合するカムフォロア33が二股状に形成されている。また、爪部材30aの基端には、爪部材30aが揺動する方向を含む平面に垂直な方向に貫通した貫通孔が設けられており、この貫通孔に支軸35が摺動不能に嵌合している。爪部材30aのから突出した支軸35の両端にはそれぞれベアリング38が取り付けられている。このような機構により、爪部材30aは、揺動軸心A2周りに所定範囲を揺動可能にブラケット10に保持される。ベアリング38は、軸保持部材の一例である。
図3は、ブラケット10の拡大斜視図である。ブラケット10からはアタッチメント20は取り外されている。ブラケット10の先端には、中心軸心A1を中心として放射状に延びた3つのスリットからなるスリット開口12が形成されている。アタッチメント20は、スリット開口12を塞ぐようにブラケット10に取り付けられる。
また、詳しくは後述するが、ブラケット10には、爪部材30aのベアリング38をZ方向で所定範囲だけ移動可能に保持する保持空間18aが形成されている。爪部材30b及び30cについても同様に、それぞれ保持空間18b及び18cが形成されている。また、ブラケット10には、爪部材30aを挟むように2つの螺合孔17aがZ方向に延びて形成されている。同様にブラケット10には、爪部材30bを挟むように2つの螺合孔17bが形成され、爪部材30cを挟むように2つの螺合孔17cが形成されている。
図4は、カム40の拡大斜視図である。カム40は、ブラケット10内に収容され、基部41、立体カム部43a〜43cを含む。基部41は、円板状に形成され、中心に開口42が形成されている。立体カム部43a〜43cは、基部41の一方の面から立ち上がるように形成されている。立体カム部43aは、開口42側から基部41の外周側に延びるように略円弧状に延びている。爪部材30aの二股状のカムフォロア33が立体カム部43aを挟むように係合する。ここで、立体カム部43a〜43cは、それぞれ、開口42近傍に位置した一端43a1〜43c1と、基部41の外周縁近傍に位置した他端43a2〜43c2とを有している。カム40の回転に応じて爪部材30aのカムフォロア33は、一端43a1から他端43a2の間を摺動し、これにより爪部材30aは揺動する。爪部材30b及び30cについても同様である。
爪部材30a〜30cのカムフォロア33がそれぞれ立体カム部43a〜43cの一端43a1〜43c1で係合する場合、爪部材30a〜30cは開状態となり、他端43a2〜43c2で係合する場合には閉状態となる。尚、カム40は、モータ3により中心軸心A1を中心として所定範囲を回転駆動され、基部41には符号は付していないがモータ3の出力部材に固定するためのネジ孔が設けられている。
図5は、ロボットハンド1の正面図である。図6は、図5のA−A断面図である。ブラケット10は、略円筒状に形成されており、ブラケット10内の内部空間14にカム40が収容されている。
図7は、図6の拡大図である。図7に示すように、螺合孔17aは、ブラケット10の正面からベアリング38に向けて延びており、イモネジ51が挿入されている。イモネジ51は、螺合孔17aとの螺合量に応じて螺合孔17aが延びた方向に移動できる。イモネジ51は、ベアリング38をカム40側に押圧するように螺合孔17aとの螺合量が調整されている。図7には示されていない他方の螺合孔17aと螺合したイモネジ51についても同様である。このようにイモネジ51によりベアリング38を介して爪部材30aのカムフォロア33がカム40の立体カム部43aに密着される。このため、カム40の回転が直ちに爪部材30aに伝達され、爪部材30aの位置精度が向上する。
螺合孔17b及び17cについてもイモネジ51が螺合しており、爪部材30b及び30cのベアリング38がカム40側に押圧されている。これにより、爪部材30b及び30cの位置精度も向上している。また、イモネジ51の螺合量を爪部材30a〜30cのそれぞれについて個別に調整できる。このため、例えば爪部材30a〜30cの成形精度のばらつきやカム40の立体カム部43a〜43cの成形精度のばらつきなどに応じて、各イモネジ51の螺合量を調整できる。
[第1変形例]
次に、複数の変形例について説明する。複数の変形例については、上述した本実施例と同一の構成については同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。図8は、第1変形例の説明図である。図8は、図7に対応している。第1変形例では、螺合孔17aにイモネジ51が螺合しており、イモネジ51とベアリング38との間で螺合孔17a内にコイルスプリング53が配置されている。コイルスプリング53はイモネジ51とベアリング38との間で圧縮されるようにイモネジ51の螺合量が調整される。
このようにコイルスプリング53によりベアリング38がカム40側に付勢され、爪部材30aのカムフォロア33とカム40の立体カム部43aとが密着され、爪部材30aの位置精度が向上している。コイルスプリング53は、付勢部材の一例である。
第1変形例では、コイルスプリング53の付勢力によりカムフォロア33と立体カム部43aとが密着されるため、カムフォロア33が立体カム部43a側に強く押圧され、カムフォロア33と立体カム部43aとの間の摺動抵抗が大きくなりすぎることが抑制されている。
また、第1変形例では、爪部材30b及び30cについても、イモネジ51とコイルスプリング53によりカム40側に押圧されている。ここで、コイルスプリング53の付勢力は、コイルスプリング53の圧縮長に応じて異なるため、これらのコイルスプリング53の付勢力のばらつきは多少はあるものの、各コイルスプリング53の付勢力は想定される所定範囲内に含まれ、略同じとみなすことができる。このため、略均等な力で爪部材30a〜30cはカム40側に押圧され、爪部材30a〜30cの位置精度の程度を略同じにすることができる。
[第2変形例]
図9は、第2変形例の説明図である。ブラケット10aには上述した螺合孔17a〜17cが形成されておらず、またイモネジ51やコイルスプリング53も採用されていない。第2変形例では、薄い金属製のシム板55がベアリング38とブラケット10aの内側壁との間に挿入されている。これにより、シム板55によりベアリング38はカム40側に押圧される。このように簡易な構成によっても、爪部材30aの位置精度を向上させることができる。尚、シム板55の厚さは、作業者が適宜設定してもよい。
[その他]
図2に示したように、支軸35は、爪部材30aとは別体であるが、これに限定されず、爪部材30aと一体に設けられていてもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、変形・変更が可能である。
1 ロボットハンド
10 ブラケット
17a〜17c 螺合孔
30a〜30c 爪部材
33 カムフォロア
35 支軸
38 ベアリング
40 カム
43a〜43c 立体カム部
51 イモネジ
53 コイルスプリング
55 シム板

Claims (6)

  1. 駆動源により駆動されるカムと、
    前記カムを収容したブラケットと、
    前記カムに当接するカムフォロアを有し前記カムの駆動に応じて所定の軸周りに揺動する爪部材と、
    前記爪部材を前記ブラケットに対して前記揺動可能に支持する支軸部と、
    前記支軸部を回転可能に保持すると共に、前記カム側に移動可能に前記ブラケットに保持された軸保持部材と、
    前記カムフォロアが前記カムに向けて押圧されるように、前記軸保持部材を前記カム側に押圧する押圧部材と、を備えたロボットハンド。
  2. 前記爪部材は、前記カムの駆動に応じて開閉するように複数設けられており、
    前記押圧部材は、複数の前記爪部材のそれぞれに設けられている、請求項1のロボットハンド。
  3. 前記軸保持部材は、ベアリングである、請求項1又は2のロボットハンド。
  4. 前記ブラケットは、前記軸保持部材に向けて延びた螺合孔を有し、
    前記押圧部材は、前記螺合孔との螺合量に応じて前記軸保持部材を前記カム側へ押圧するイモネジを含む、請求項1乃至3の何れかのロボットハンド。
  5. 前記ブラケットは、前記軸保持部材に向けて延びた螺合孔を有し、
    前記押圧部材は、前記螺合孔との螺合量に応じて前記軸保持部材に向けて進退自在であるネジと、前記ネジと前記軸保持部材との間に配置され前記軸保持部材を前記カム側へ付勢する付勢部材と、を含む、請求項1乃至3の何れかのロボットハンド。
  6. 前記押圧部材は、前記軸保持部材と前記ブラケットとの間に挿入されるシム板を含む、請求項1乃至3の何れかのロボットハンド。
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