JP2020133480A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却液流路内の冷却液の流れ方向に関わらず冷却液への受熱量を増大することができる冷却装置を提供する。
【解決手段】冷却対象部品の内部に形成され冷却液が通流される冷却液流路1を備える冷却装置を、冷却液流路を構成する壁面の少なくとも一部に、壁面から冷却液流路の内部へ突出し、第1の方向D1に延在して形成された複数の第1リブ70と、第1の方向に対して交差する第2の方向D2に延在して形成された複数の第2リブ80とを、少なくとも一つの方向から見たときに第1リブと第2リブとが交互に設けられるよう配列した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却対象部品の内部に形成された冷却液流路に冷却液を通流させる冷却装置に関する。
例えば水冷式のエンジンにおいては、シリンダヘッド内において高温の燃焼ガスに曝される燃焼室や排気ポートの周囲に、空洞状の冷却水流路(ウォータジャケット)を形成し、エンジンの運転中にポンプにより冷却水を循環させて冷却を行っている。
このような水冷式のエンジンにおいて、シリンダヘッドから冷却水への受熱量を増大させることが要望されている。
冷却水の受熱量を増大し、冷却能力を増大することにより、燃焼室の温度を抑制してノッキング等の異常燃焼を防止し、点火時期を進角させてエンジンの熱効率を向上することが可能となる。
また、排気ポートの冷却を強化することにより、排ガス温度が下がり、触媒温度が下がることから、空燃比の燃料リーン化が可能となって燃費の改善にも寄与する。
さらに、近年では、冷却水は車両のコールドソーク(冷間放置)後に、エンジンや変速機の潤滑油を昇温させるための暖機促進用熱源としても利用されており、冷却水への受熱量を増大させることによって、エンジンや変速機の暖機を促進し、フリクションを早期に低下させて車両の燃費を改善することができる。
水冷エンジンの冷却構造に関する従来技術として、例えば特許文献1には、冷却水通路と燃焼室とを隔てる壁のうち、冷却水通路側の壁面に、表面を粗にするディンプルを設け、ディンプルの密度を下流側に向かうにしたがって高くすることが記載されている。
特許文献2には、エンジンのウォータジャケットにおいて、冷却要求の高いシリンダヘッドの下層デッキに面した表面に、半球状の凸部が所定間隔毎に設けられた凹凸面を形成することが記載されている。
特許文献3には、燃焼室の一部を形成するバルブシート収納部のウォータジャケットに対向する部位の肉厚を、ウォータジャケット側が凹凸形状となるように局部的に薄肉化し、バルブシートから冷却水への放熱性能を向上させることが記載されている。
実開昭62−158138号公報 特開2002−221080号公報 実開昭64− 49652号公報
上述した従来技術のように、ウォータジャケットの表面に半球状の凸部や凹部等を形成した場合、伝熱に寄与する表面積を拡大するとともに、周辺の冷却水の流れに乱れを発生し、冷却水への受熱量をある程度増大することが可能である。
しかし、例えば半球状の凹凸を周期的に配列した場合、その配列方向に対して冷却水の主流方向がなす角度が変化すると、乱流を生成する効果が変化し、主流の方向によっては乱流の生成効果が著しく減殺されてしまう。このため、例えばエンジンのシリンダヘッド内のウォータジャケットのように、形状が複雑であり、冷却水が不規則的に様々な方向に流れる場合には、十分に冷却性能を向上できないことが懸念される。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、冷却液流路内の冷却液の流れ方向に関わらず冷却液への受熱量を増大することができる冷却装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、冷却対象部品の内部に形成され冷却液が通流される冷却液流路を備える冷却装置であって、前記冷却液流路を構成する壁面の少なくとも一部に、前記壁面から前記冷却液流路の内部へ突出し、第1の方向に延在して形成された複数の第1リブと、前記壁面から前記冷却液流路の内部へ突出し、前記第1の方向に対して交差する第2の方向に延在して形成された複数の第2リブとを、少なくとも一つの方向から見たときに前記第1リブと前記第2リブとが交互に設けられるよう配列したことを特徴とする冷却装置である。
これによれば、冷却液流路の壁面に、複数の方向に延在するリブを交互に配列することにより、冷却液の主流がどの方向に流れる場合であっても、少なくとも一方のリブの側面と衝突して冷却液流の乱れが生じるため、確実に乱流を発生させて壁面の表面における流速を上昇させ、冷却対象部品から冷却液への熱伝達係数を向上させて冷却液の受熱量を増大させることができる。
請求項2に係る発明は、前記第1リブの端部が、前記第2リブの中間部と前記第1リブの長手方向に沿って対向して配置され、前記第2リブの端部が、前記第1リブの中間部と前記第2リブの長手方向に沿って対向して配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置である。
これによれば、第1リブ及び第2リブを高い密度で配列し、冷却に寄与する表面積を増大するとともに、乱流発生効果を促進することができる。
請求項3に係る発明は、前記第1リブの長手方向から見たときに、手前側の前記第2リブと奥側の前記第2リブとが部分的に重なって配置され、前記第2リブの長手方向から見たときに、手前側の前記第1リブと奥側の前記第1リブとが部分的に重なって配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却装置である。
これによれば、冷却液流路の壁面に沿って流れる冷却液が第1リブと第2リブとの間隔を通過する際に、流れ方向を確実に屈曲させることになる(直進可能な領域が存在しない)ため、乱流の発生をより促進することができる。
請求項4に係る発明は、前記第1リブの長手方向と前記第2リブの長手方向とが直交して配置されることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の冷却装置である。
これによれば、壁面に対して冷却液の主流が流れる方向に関わらず、良好な乱流生成効果を得ることができる。
請求項5に係る発明は、前記冷却液流路は、第1の壁面と、前記第1の壁面に対向して配置された第2の壁面とを有し、前記第1の壁面及び前記第2の壁面のそれぞれに、複数の前記第1リブ及び複数の前記第2リブを配列したことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の冷却装置である。
これによれば、冷却液流路を挟んだ両方の壁面に、第1リブ、第2リブをそれぞれ形成することにより、乱流の生成をさらに促進することができる。
請求項6に係る発明は、前記第1の壁面に設けられた前記第1リブと前記第2リブとの少なくとも一方に、前記第2の壁面に設けられた前記第1リブ又は前記第2リブとの干渉を避けるための凹部が形成されることを特徴とする請求項5に記載の冷却装置である。
これによれば、冷却液を堰き止めることなく、各壁面からそれぞれ突出したリブを突出高さ方向にラップするよう密に配置することが可能となり、乱流の生成をよりいっそう促進することができる。
請求項7に係る発明は、前記第1の壁面の法線方向から見たときに、前記第1の壁面の前記第1リブの端部と、前記第2の壁面の前記第2リブの端部とが重なって配置され、前記第1の壁面の前記第2リブの端部と、前記第2の壁面の前記第1リブの端部とが重なって配置されることを特徴とする請求項6に記載の冷却装置である。
これによれば、対向する壁面からそれぞれ突出した第1リブ、第2リブが干渉する領域を小さくし、干渉を避けるための凹部を小さくして第1リブ、第2リブの表面積を確保することにより、冷却液への受熱量を増大させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、冷却液流路内の冷却液の流れ方向に関わらず冷却液への受熱量を増大することができる冷却装置を提供することができる。
本発明を適用した冷却装置の第1実施形態を適用したシリンダヘッド内のウォータジャケットの形状を示す図である。 第1実施形態のウォータジャケットに形成される第1リブ及び第2リブの配置を示す図である。 図2のIII部拡大図である。 本発明の比較例1の冷却装置のウォータジャケットに形成される突起の配置を示す図である。 本発明の比較例2の冷却装置のウォータジャケットに形成されるリブの配置を示す図である。 第1実施形態のウォータジャケットの表面における冷却水の流速分布を示す図である。 本発明を適用した冷却装置の第2実施形態におけるウォータジャケット内の第1リブ及び第2リブの配置を示す図である。 図7のVIII−VIII部矢視断面図である。 本発明を適用した冷却装置の第3実施形態におけるウォータジャケット内の第1リブ及び第2リブの配置を示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を適用した冷却装置の第1実施形態について説明する。
第1実施形態の冷却装置は、例えば乗用車等の自動車に走行用動力源として搭載されるエンジンのシリンダヘッドを、冷却水を循環させることにより冷却するものである。
冷却水は、例えば、水を主成分とし、凍結防止や防錆用の添加物を付加したロングライフクーラントである。
図1は、第1実施形態の冷却装置を有するエンジンのシリンダヘッド内のウォータジャケットの形状を示す図である。
図1は、図示しないシリンダの軸線方向から見た状態を示している。
第1実施形態において、エンジンは、一例として直噴(筒内噴射)式の水平対向4気筒ガソリンエンジンであって、一つのシリンダヘッドには2気筒の燃焼室が設けられる。
また、第1実施形態においては、吸気ポート及び排気ポートが気筒あたり各2つ設けられた4バルブの構成となっており、燃焼室はペントルーフ形状を有する。
シリンダヘッドは、例えば、アルミニウム系合金の鋳造により概形を形成した後、必要な箇所に機械加工を施して形成されている。
シリンダヘッド内において冷却水が通流される冷却液流路であるウォータジャケット1は、例えば、鋳造時に中子を用いることにより、空洞状に形成される。
エンジンは、出力軸であるクランクシャフトの回転と連動して駆動され、冷却水を送出するウォータポンプを有する。
ウォータポンプが送出した冷却水は、図示しないシリンダブロックに形成された水路を介して、シリンダヘッドのウォータジャケット1の下部に設けられたインレットポート10からウォータジャケット1内に導入される。
冷却水は、ウォータジャケット1内の各部を流れて受熱し、シリンダヘッドを冷却した後、ウォータジャケット1の上部に設けられたアウトレットポート20から排出される。
シリンダヘッドから排出された冷却水は、図示しないラジエータコアに通流され、例えば走行風との熱交換によって冷却された後、ウォータポンプに環流する。
ウォータジャケット1には、その一部を塞いで形成された吸気ポート通過部30、排気ポート通過部40、点火栓通過部50、インジェクタ通過部60等が形成されている。
吸気ポート通過部30は、シリンダ内に燃焼用空気(新気)を導入する吸気ポートの周囲の領域に設けられている。
吸気ポート通過部30は、各気筒に2つ設けられ、図示しないクランクシャフトの軸線方向(図1における左右方向)に並べて配置されている。
排気ポート通過部40は、シリンダ内から既燃ガス(排気)を排出する排気ポートの周囲の領域に設けられている。
排気ポート通過部40は、各気筒に2つ設けられ、吸気ポート通過部30の下側に配置されている。
点火栓通過部50は、電気的に火花(スパーク)を発生し、燃焼室内の混合気に点火する図示しない点火栓の周囲に設けられている。
点火栓通過部50は、ウォータジャケット1をシリンダ軸線方向から見たときに、燃焼室の中央部に設けられている。
点火栓通過部50は、吸気ポート通過部30と排気ポート通過部40との間の領域に配置されている。
インジェクタ通過部60は、シリンダ内に燃料(ガソリン)を噴霧する図示しないインジェクタ(噴射弁)の周囲の領域に設けられている。
インジェクタ通過部60は、ウォータジャケット1をシリンダ軸線方向から見たときに、点火栓通過部50の上部に設けられている。
点火栓通過部50の上部と、インジェクタ通過部60の下部とは、連続して形成されている。
ウォータジャケット1における吸気ポート通過部40よりも排気側(図1における下側)の領域における壁面部には、複数の第1リブ70、第2リブ80が配列されている。
第1リブ70、第2リブ80は、ウォータジャケット1の壁面から、ウォータジャケット1の内部側へ突出して形成されている。
第1リブ70、第2リブ80は、例えば、シリンダヘッドの鋳造時にウォータジャケット1を形成する中子に、溝状の形状を形成することにより、シリンダヘッドと一体に形成される。
図2は、第1実施形態のウォータジャケットに形成される第1リブ及び第2リブの配置を示す図である。
図3は、図2のIII部拡大図である。
図2、図3は、それぞれ壁面の法線方向から見た状態を示している。(後述する図4、図5、図6、図7、図9において同じ。)
第1リブ70、第2リブ80は、それぞれ所定の長手方向に沿って伸びた平板状の突出壁部として形成されている。
なお、本明細書、特許請求の範囲において、各リブの長手方向とは、各リブをその基部となる壁面の法線方向から見たときに、寸法が最大となる方向を指すものとする。
第1リブ70、第2リブ80の長手方向における端部71,81は、壁面の法線方向から見た形状が円弧状となるよう丸めて形成されている。
第1リブ70は、その長手方向に沿って直線状に等間隔で配列されるとともに、このような複数の第1リブ70からなる列が平行かつ等間隔に多数設けられている。
複数の第1リブ70からなる列は、隣接する他の列に対して、第1リブ70の配列ピッチが1/2ピッチずれるように配置されている。
第2リブ80は、第1リブ70の長手方向と直交して配置された長手方向に沿って直線状に等間隔で配列されるとともに、このような複数の第2リブ80からなる列が平行かつ等間隔に多数設けられている。
複数の第2リブ80からなる列は、隣接する他の列に対して、第2リブ80の配列ピッチが1/2ピッチずれるように配置されている。
図3に示すように、第1リブ70を第2リブ80の長手方向D2から見た場合、手前側の列の第1リブ70の端部と、奥の側の列の第1リブ70の端部とは、所定のラップ量W1だけ重なるように配置されている。
また、第2リブ80を第1リブ70の長手方向D1から見た場合、手前側の列の第2リブ80の端部と、奥の側の列の第2リブ80の端部とは、所定のラップ量W2だけ重なるように配置されている。
第1リブ70の端部71は、隣接する第2リブ80の中間部82と、第1リブ70の長手方向D1に沿って対向して配置されている。
第2リブ80の端部81は、隣接する第1リブ70の中間部72と、第2リブ80の長手方向D2に沿って対向して配置されている。
以上説明した配置により、第1リブ70と第2リブ80とは、第1リブ70の長手方向D1、第2リブ80の長手方向D2から見たときに、交互に現れるように配列されている。
以下、第1実施形態の効果を、以下説明する本発明の比較例1,2と比較して説明する。
以下説明する比較例1,2、及び、後述する第2,第3実施形態において、従前の実施形態と共通する箇所には同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図4は、比較例1の冷却装置のウォータジャケットに形成される突起の配置を示す図である。
比較例1の冷却装置は、第1実施形態における第1リブ70、第2リブ80に代えて、半球状の突起91を配列したものである。
突起91は、図4に示す直交2軸(X−Y)方向に沿って、それぞれ等間隔に配列されている。
比較例1においては、X方向に沿った主流方向を有する流れF11に対しては、乱流を発生する効果をほとんど得ることができない。
また、X方向、Y方向に対して45°傾斜した主流方向を有する流れF12、F13に対しては、ある程度乱流を形成することは可能であるが、乱れの強さは比較的小さいものとなる。
図5は、比較例2の冷却装置のウォータジャケットに形成されるリブの配置を示す図である。
比較例2の冷却装置は、第1実施形態の第1リブ70、第2リブ80に代えて、直線に沿って同一方向に伸びたリブ92を配列したものである。
リブ92は、その長手方向、及び、長手方向と直交する方向に沿って、それぞれ等間隔に配列されている。
比較例2においては、リブ92の長手方向に対して傾斜した主流方向を有する流れF21に対しては、乱流を発生して表面流速を高めることが可能である。
しかし、リブ92の長手方向に沿った主流方向を有する流れF22に対しては、乱れを発生する効果はほとんど得られない。
また、リブ92の長手方向に対して直交する主流方向を有する流れF23に対しては、乱れを発生する効果はほとんど得られず、また、圧損も大きくなり、ウォータジャケット内を冷却水が通過する際の抵抗が大きくなってしまう。
これに対し、図2に示すように、第1実施形態によれば、第1リブ70の長手方向に沿った主流方向を有する流れF01、第1リブ70の長手方向に対して45°傾斜した主流方向を有する流れF02,F03のいずれに対しても、過度に圧損を大きくすることなく乱流を発生することが可能である。
図6は、第1実施形態のウォータジャケットの表面における冷却水の流速分布を示す図である。
図6においては、第1リブ70、第2リブ80の長手方向に対してそれぞれ45°傾斜した主流方向(矢印で図示する)を有する流れが流入した状態を示し、濃色ほど表面流速が高いことを示している。
図6に示すように、第1実施形態においては、流れが第1リブ70、第2リブ80を順次通過する際に乱流が発生し、その下流側において表面流速が高くなっていることがわかる。
これによって、シリンダヘッドから冷却水への熱伝達係数を向上し、冷却水への受熱量を増大することができる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ウォータジャケット1の壁面に、複数の方向に延在する第1リブ70、第2リブ80を交互に配列することにより、冷却水の主流がどの方向に流れる場合であっても、少なくとも一方のリブの側面と衝突して冷却水流の乱れが生じる。
このため、確実に乱流を発生させて壁面の表面における流速を上昇させ、シリンダヘッドから冷却水への熱伝達係数を向上させて冷却水の受熱量を増大させることができる。
冷却水の受熱量が増大することにより、燃焼室の冷却状態を改善してノッキング等の異常燃焼を抑制し、点火時期を進角させてエンジンの熱効率を改善することができる。
また、排気ポートの冷却を改善して排気温度及び触媒温度を低下させ、空燃比を燃料リーン側に設定して燃費を改善することができる。
また、冷間始動後の冷却水温を早期に上昇させ、エンジンや変速機のオイル等の加熱に利用することにより、暖機の迅速化を図り、フリクションの低減により車両の燃費を改善することができる。
(2)第1リブ70の端部71が、第2リブ80の中間部82と、第1リブ70の長手方向D1に沿って対向して配置され、第2リブ80の端部81が、第1リブ70の中間部71と、第2リブの長手方向D2に沿って対向して配置されることにより、第1リブ70及び第2リブ80を高い密度で密集させて配列し、冷却に寄与する表面積を増大するとともに、乱流発生効果を促進することができる。
(3)第1リブ70の長手方向D1から見たときに、手前側の第2リブ80と奥側の第2リブ80とが部分的に重なって配置され、第2リブ80の長手方向D2から見たときに、手前側の第1リブ70と奥側の第1リブ70とが部分的に重なって配置されることにより、ウォータジャケット1の壁面に沿って流れる冷却水が第1リブ70と第2リブ80との間隔を通過する際に、流れ方向を確実に屈曲させることになる(直進可能な領域が存在しない)ため、乱流の発生をより促進することができる。
(4)第1リブ70の長手方向D1と第2リブ80の長手方向D2とを直交させて配置したことにより、壁面に対して冷却水の主流が流れる方向に関わらず、良好な乱流生成効果を得ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明を適用した冷却装置の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の冷却装置は、ウォータジャケット1の冷却水流路を挟んで対向する一対の壁面に、それぞれ第1リブ70、第2リブ80を設けるとともに、各壁面の第1リブ70、第2リブ80の位置関係を、以下説明するように設定したものである。
図7は、第2実施形態の冷却装置におけるウォータジャケット内の第1リブ及び第2リブの配置を示す図である。
図7は、対向する壁面のうち一方の法線方向から見た配置を示している。
一方の壁面に設けられた第1リブ70、第2リブ80は、符号に添字Aを付して実線で図示し、他方の壁面に設けられた第1リブ70、第2リブ80は、符号に添字Bを付して破線で図示する。(後述する図9において同じ。)
なお、各壁面に設けられた第1リブ70A,70Bは共通する長手方向を有し、各壁面に設けられた第2リブ80A,80Bは共通する長手方向を有する。
一方の壁面に設けられた第1リブ70Aと、他方の壁面に設けられた第2リブ80Bとは、一方の壁面の法線方向から見たときに、第1リブ70Aの中央部と、第2リブ80Bの中央部とが重畳するように配置されている。
一方の壁面に設けられた第2リブ80Aと、他方の壁面に設けられた第1リブ70Bとは、一方の壁面の法線方向から見たときに、第2リブ80Aの中央部と、第1リブ70Bの中央部とが重畳するように配置されている。
図7において、一方の壁面のリブが他方の壁面のリブと重畳している箇所を、黒色塗潰しで図示する。(後述する図9において同じ。)
図8は、図7のVIII−VIII部矢視断面図である。
図8に示すように、一方の壁面W1からの第2リブ80Aの突出高さh1と、他方の壁面W2からの第1リブ70Bの突出高さh2との和は、ウォータジャケット1内部の高さ(壁面W1、W2の間隔)Hよりも大きく設定されている。
このため、壁面W1側の第2リブ80Aの突端部には、壁面W2側の第1リブ70Bとの干渉を避けるための凹部83が形成されている。
凹部83は、第2リブ80Aの突端部(稜線部)における一部の領域を、部分的に壁面W1からの突出高さが小さくなるように、他の部位に対して凹ませて形成されている。
なお、図示しない壁面W1側の第1リブ70Aにも、同様の図示しない凹部が形成される。
以上説明した第2実施形態によれば、上述した第1実施形態の効果と同様の効果に加えて、さらに以下の効果を得ることができる。
(1)ウォータジャケット1を挟んだ両方の壁面W1,W2に、第1リブ70A,70B、第2リブ80A,80Bをそれぞれ形成することにより、乱流の生成をさらに促進することができる。
(2)壁面W1側の第1リブ70A、第2リブ80Aに、他方の壁面W2から突出する第2リブ80B、第1リブ70Bとの干渉を避けるための凹部83等を形成することにより、冷却液を堰き止めることなく、各壁面W1,W2からそれぞれ突出したリブを突出高さ方向にラップするよう密集して配置することが可能となり、乱流の生成をよりいっそう促進することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明を適用した冷却装置の第3実施形態について説明する。
図9は、第3実施形態の冷却装置におけるウォータジャケット内の第1リブ及び第2リブの配置を示す図である。
一方の壁面に設けられた第1リブ70Aと、他方の壁面に設けられた第2リブ80Bとは、一方の壁面の法線方向から見たときに、第1リブ70Aの端部と、第2リブ80Bの端部とが重畳するように配置されている。
一方の壁面に設けられた第2リブ80Aと、他方の壁面に設けられた第1リブ70Bとは、一方の壁面の法線方向から見たときに、第2リブ80Aの端部と、第1リブ70Bの端部とが重畳するように配置されている。
第3実施形態においては、このような配置により、各壁面からそれぞれ突出した第1リブ70,第2リブ80が干渉する領域(図7,9において黒く塗りつぶされた領域)が、第2実施形態に対して小さくなっていることがわかる。
例えば、第2実施形態のリブ配列により、平板(第1リブ70,第2リブ80を設けない状態)に対して表面積を33.6%拡大可能である場合に、第3実施形態のリブ配列とすれば、同様の突出高さ及び長さを有する第1リブ70、第2リブ80とした場合、平板に対して表面積を39.6%拡大することが可能である。
以上説明した第3実施形態によれば、上述した第1、第2実施形態の効果と同様の効果に加え、第2実施形態に対して、対向する壁面からそれぞれ突出した第1リブ70と第2リブ80とが干渉する領域を小さくし、干渉を避けるために設けられる凹部を小さくして、第1リブ70、第2リブ80の表面積を確保することにより冷却液への受熱量を増大させることができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)各実施形態において、冷却装置は、一例としてエンジンのシリンダヘッドを冷却するものであるが、本発明の冷却装置は、被加熱部位又は発熱部位を有し冷却を要する他の冷却対象部品の冷却にも適用することができる。
例えば、エンジンのシリンダブロックや、モータ、インバータ、バッテリ等の各種電装品、その他の各種部品の冷却に適用することができる。
(2)冷却装置の構成は、上述した各実施形態に限定されず、適宜変更することが可能である。
例えば、各実施形態においては、第1リブ、第2リブを、鋳造により冷却対象部品であるシリンダヘッドと一体に形成しているが、第1リブ、第2リブの製法はこれに限らず、例えば別部品からなるフィンを鋳込んだり、冷却対象部品の成型後に別途取り付ける構成としてもよい。
(3)各実施形態の冷却装置においては、冷却液として水を主成分とするものを用いているが、これに限らず、他の液体を冷却液として利用することも可能である。
1 ウォータジャケット 10 インレットポート
20 アウトレットポート 30 吸気ポート通過部
40 排気ポート通過部 50 点火栓通過部
60 インジェクタ通過部
70 第1リブ 71 端部
72 中間部 80 第2リブ
81 端部 82 中間部
91 突起 92 リブ
W1 一方の壁面 W2 他方の壁面
D1 第1リブ長手方向 D2 第2リブ長手方向

Claims (7)

  1. 冷却対象部品の内部に形成され冷却液が通流される冷却液流路を備える冷却装置であって、
    前記冷却液流路を構成する壁面の少なくとも一部に、
    前記壁面から前記冷却液流路の内部へ突出し、第1の方向に延在して形成された複数の第1リブと、
    前記壁面から前記冷却液流路の内部へ突出し、前記第1の方向に対して交差する第2の方向に延在して形成された複数の第2リブとを、
    少なくとも一つの方向から見たときに前記第1リブと前記第2リブとが交互に設けられるよう配列したこと
    を特徴とする冷却装置。
  2. 前記第1リブの端部が、前記第2リブの中間部と前記第1リブの長手方向に沿って対向して配置され、
    前記第2リブの端部が、前記第1リブの中間部と前記第2リブの長手方向に沿って対向して配置されること
    を特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記第1リブの長手方向から見たときに、手前側の前記第2リブと奥側の前記第2リブとが部分的に重なって配置され、
    前記第2リブの長手方向から見たときに、手前側の前記第1リブと奥側の前記第1リブとが部分的に重なって配置されること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記第1リブの長手方向と前記第2リブの長手方向とが直交して配置されること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の冷却装置。
  5. 前記冷却液流路は、第1の壁面と、前記第1の壁面に対向して配置された第2の壁面とを有し、
    前記第1の壁面及び前記第2の壁面のそれぞれに、複数の前記第1リブ及び複数の前記第2リブを配列したこと
    を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の冷却装置。
  6. 前記第1の壁面に設けられた前記第1リブと前記第2リブとの少なくとも一方に、前記第2の壁面に設けられた前記第1リブ又は前記第2リブとの干渉を避けるための凹部が形成されること
    を特徴とする請求項5に記載の冷却装置。
  7. 前記第1の壁面の法線方向から見たときに、前記第1の壁面の前記第1リブの端部と、前記第2の壁面の前記第2リブの端部とが重なって配置され、前記第1の壁面の前記第2リブの端部と、前記第2の壁面の前記第1リブの端部とが重なって配置されること
    を特徴とする請求項6に記載の冷却装置。
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