JP2020130124A - 乗用田植機 - Google Patents

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和彦 石井
Kazuhiko Ishii
和彦 石井
和之 藤本
Kazuyuki Fujimoto
和之 藤本
秀平 飛田
Shuhei Hida
秀平 飛田
山口 信
Makoto Yamaguchi
信 山口
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【課題】本発明は、乗用田植機を安全に畔越えさせることが出来るようにすることを課題とする。【解決手段】走行車両1上に操縦席20とステアリングハンドル16と変速操作レバー17を設け作業者が搭乗して苗の移植作業を行う乗用田植機において、機体前側にフロントアーム88を起立姿勢から前に張り出す前倒姿勢に切り換え可能に設け、前倒姿勢にすると変速操作レバー17の変速を低速前進に切り換える速度規制機構60を設けた乗用田植機とする。【選択図】図3

Description

本発明は、田圃に苗を移植する乗用田植機に関する。
乗用田植機として、走行車体に作業者が搭乗して座る座席を設け、機体の後部に苗移植装置を昇降可能に装着した乗用田植機がある。
特許文献1に記載の乗用田植機は、畔で囲まれた田圃に乗り入れて苗の移植作業を行うが、畔を越える際に機体後部の苗移植装置で機体が不安定になるのを防ぐために機体の前部に重量物を載せたり作業者が搭乗したりするバンパープレートを設け、このバンパープレートに障害物や作業者が当たると前進走行を停止するようにして安全を図っている。
特開2013−198449号公報
前記の乗用田植機は、畔越えの際には作業者が機体の前側を歩きながら前進走行させて機体上に設けるステアリングハンドルや変速レバーを操作して操縦するが、手を伸ばした無理な姿勢で操縦することになり走行速度が不安定で危険な状態になる場合ある。
本発明は、乗用田植機を安全に畔越えさせることが出来るようにすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、走行車両1上に操縦席20とステアリングハンドル16と変速操作レバー17を設け作業者が搭乗して苗の移植作業を行う乗用田植機において、機体前側にフロントアーム88を起立姿勢から前に張り出す前倒姿勢に切り換え可能に設け、前倒姿勢にすると変速操作レバー17の変速を低速前進に切り換える速度規制機構60を設けたことを特徴とする乗用田植機とする。
請求項2の発明は、フロントアーム88を前倒姿勢にすると変速操作レバー17の変速に伴って回動する変速カム50の端面にストップローラ53が垂直係合して高速側への回動を規制する速度規制機構60としたことを特徴とする請求項1に記載の乗用田植機とする。
請求項3の発明は、変速操作レバー17の前進走行でフロントアーム88を使用することを特徴とする請求項1に記載の乗用田植機とする。
請求項4の発明は、変速操作レバー17の変速カム50とフロントアーム88の速度規制機構60をステアリングポスト14内に設け、フロントアーム88をステアリングポスト14の前に設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用田植機とする。
請求項1の発明で、乗用田植機を前進走行で田圃から畔越えして出す場合に、機体の前側に立った作業者がフロントアーム88を押し下げて機体前側の浮き上がりを防ぎながら走行させるが、フロントアーム88を前倒姿勢にすることで速度規制機構60が作用して低速前進になるために安全に畔越えを行える。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、フロントアーム88を前倒姿勢にすると、変速操作レバー17の変速に伴って回動する変速カム50の端面にストップローラ53が垂直係合して高速側への回動を規制するので、変速操作レバー17に誤って触ることがあっても高速前進を確実に防いで、安全である。
請求項3の発明で、請求項1の効果に加えて、乗用田植機を畔越えして田圃外へ出す場合は、機体を前進走行で安定した状態で行うことになるので、安全である。
請求項4の発明で、請求項1の効果に加えて、変速操作レバー17の変速カム50とフロントアーム88の速度規制機構60がステアリングポスト14内に設けられることで、速度規制機構60が田圃の泥土で作動不良になることがなく、フロントアーム88を確実に畔越え操作できる。
乗用田植機の右側面図である。 乗用田植機の平面図である。 乗用田植機全部の簡略拡大右側面図である。 リアサイドステップの取付を示す一部の正面図である。
この発明の一実施例である4条植え乗用型田植機について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1の側面図と図2の平面図に示すように、作業車両の一例としての乗用型田植機は、走行車体の一例としての走行車両1に昇降用リンク装置2で作業装置の一種である苗植付装置3を装着すると共に施肥装置4を設け、全体で乗用施肥田植機として機能するように構成されている。走行車両1は、駆動輪である左右各一対の前輪6,6及び後輪7,7を有する四輪駆動車両である。
なお、本明細書では田植機の前進方向に向かって左右をそれぞれ左側と右側といい、前進方向を前側、後進方向を後側という。
図1に示すように、メインフレーム10a,10bにミッションケース11とエンジン12が配設されており、該ミッションケース11の後部側面に油圧ポンプ13がケース11と一体に組み付けられ、ミッションケース11の前部上方にステアリングハンドル16をフロントフレーム47に取り付ける取付部を覆うステアリングポスト14が立設されている。
そして、ステアリングポスト14の上端部にステアリングハンドル16が設けられている。機体の上部には乗用フロアとなるステップフロア19が取り付けられ、エンジン12の上方部に操縦席20が設置されている。ステアリングハンドル16の左側には変速操作レバー(HSTレバー)17が設けられ、右側には、副変速レバー26が設けられている。
操縦席20の前方には、ステアリングポスト14上に操作パネル(図示省略)が設けられている。
操縦席20の右側には畦クラッチレバー18が設けられている。前輪6,6はミッションケース11の側方に向きを変更可能に設けた前輪支持ケース22,22に軸支されている。また、後輪7,7は、左右フレーム37の左右両端部に取り付けた後輪伝動ケース24,24に後輪支持体30を介して軸支されている。
図1と図2に後輪7への動力伝動機構の一部を示すように、エンジン12の回転動力は、プーリ27、ベルト28及びプーリ29を順次経由して油圧式無段変速装置(HST)31の入力軸32aに伝えられ、HST31の出力軸32bからミッションケース11内に伝えられる。
リヤ出力軸11a,11bの後端部はミッションケース11の後方に突出し、この突出端部に前記後輪伝動ケース24,24に伝動する左右後輪伝動軸35,35が接続されている。そして、この左右後輪伝動軸35,35により各々左右後輪7,7が駆動回転される構成となっている。
後輪伝動ケース24は左右フレーム37の左右両端部に取り付けて、後輪支持体30に軸支されている。
後輪伝動ケース24の回動により後輪7の車軸23は後輪伝動ケース24と一体で上下動する。なお後輪伝動ケース24にはミッションケース11から左右後輪伝動軸35を介して動力が伝達される。
苗植付装置3は、走行車両1に昇降用リンク装置2で昇降自在に装着されている。
走行車両1に基部が回動自在に設けられた一般的なリフトシリンダ36(図1)のピストン上端部を昇降用リンク装置2に連結し、走行車両1に設けた油圧ポンプ13にて昇降バルブ(図示せず)を介してリフトシリンダ36に圧油を供給・排出して、リフトシリンダ36のピストンを伸進・縮退させて昇降用リンク装置2に連結した苗植付装置3が上下動されるように構成されている。
苗植付装置3は、左右フレーム37を介して昇降用リンク装置2の後部にローリング自在に装着されたフレームを兼ねる植付伝動ケース38と、該植付伝動ケース38に設けられた支持部材に支持されて機体の左右方向に往復動する苗載台(苗タンク)39と、植付伝動ケース38の後端部に装着され、苗載台39の下端より1株ずつ苗を圃場に植え付ける苗植付具41と、植付伝動ケース38の下部にその後部が枢支されてその前部が上下揺動自在に装着された整地体であるセンターフロート(センサーフロート)42とサイドフロート43等にて構成されている。センターフロート42とサイドフロート43は、圃場を整地すると共に苗植付具41にて苗が植え付けられる圃場の前方を整地すべく設けられている。
PTO伝動軸45(図1)は両端にユニバーサルジョイントを有し、ミッションケース11からの動力を苗植付装置3の植付伝動ケース38に伝達すべく設けている。
苗植付装置3は4条植の構成で、フレームを兼ねる植付伝動ケース38、苗を載せて左右往復動し苗を一株ずつ各条の苗取出口39a(図2)に供給する苗載台39、苗取出口39aに供給された苗を圃場に植え付ける苗植付具41等を備えている。
図1に示すように、センターフロート42の前方には、整地部材の一例としてのロータ70aが配置され、該ロータ70aはサイドフロート43の前方にある、整地部材の一例としてのロータ70bより前方に配置されている。ロータ70aは後輪7の伝動ケース24内のギアから伝動軸25を介して動力が伝達され、ロータ70bは両方のロータ70a,70aの駆動軸(図示せず)からそれぞれ動力が伝達される左右一対のチェーンケース71,71内の一対のチェーン(図示せず)から動力伝達される。
施肥装置4は、貯留部の一例としての肥料タンク67内の肥料を肥料繰出部によって一定量ずつ下方に繰り出し、その繰り出された肥料をブロア69により施肥ホース62を通して施肥ガイド80まで移送し、該施肥ガイド80の前側に設けた作溝体82によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥溝内に落とし込むようになっている。
また、ペダル86(図2)はメインクラッチと左右後輪ブレーキ装置(図示せず)を共に操作することができ、ステアリングハンドル16の右下側に配置されており、このペダル86を踏み込むとメインクラッチが切れ、続いて左右後輪ブレーキがかかり、機体は停止する。
また、機体の前方にはフロントアーム(畦越ハンドル)88が枢支されている。フロントアーム88は、作業者がフロントアーム88を掴んで押し下げて前倒姿勢に操作することで、走行車体1が畦等の段差を越える際に、走行車体1の前端部が浮き上がりすぎないようにしたり、逆に、畦越えの初期に前端が上方に向くように補助したりすることが可能である。
また、図3に示す如く、フロントアーム88の下端が枢支軸56で走行車両1に枢支され、このフロントアーム88とフロントフレーム47に取り付ける支軸52に枢支したL字状ストップアーム51の下部アーム51aがロッド54とスプリング55で連結され、フロントアーム88の前方への回動でストップアーム51が上方に回動する。
変速操作レバー17の下端はフロントフレーム47に軸支した変速軸48に固着し、この変速軸48に固着した変速カム50が変速操作レバー17の前後回動で前後に回動し、前記ストップアーム51の上部アーム51b先端に枢支したストップローラ53が変速カム50の前端縁に垂直に当たって回動を規制されて変速操作レバー17が高速側に操作されないようになる。
変速軸48に固着のアーム49の先端は変速ロッド57で油圧式無段変速装置31の変速部に連結され、変速操作レバー17の前後回動で前後進に増速されるようにしている。
従って、畔越え時に、フロントアーム88を前に倒して押し下げながら機体前部の浮き上がりを防ぐと、変速操作レバー17が前進高速になっていても低速前進に変速され、変速操作レバー17を前進高速へ変速できなくなるようにして速度規制機構60を構成している。
フロントアーム88の機体側でセンターマスコット89を走行車両1に取り付けてランプ89aを設けている。また、ステップフロア19の前方両サイドにはサイドマーカ44が設けられている。
ステアリングポスト14の上面の前部には、エンジン運転・停止スイッチ90が設置されている。実施例のエンジン運転・停止スイッチ90は、作業者が押す度に「運転」と「停止」が切り替わるスイッチで構成されている。なお、エンジン運転・停止スイッチ90を「運転」にして、走行車両1のリコイルノブ(図示せず)を引っ張ることでエンジン12が始動し、エンジン運転・停止スイッチ90を「停止」にすることでエンジン12が停止(緊急停止)される。
走行車両1が、圃場の畦を越える場合は、走行車両1が前上がりになるため、作業者が機体前方に回り込んでフロントアーム88を使用する。フロントアーム88の使用中に、走行車両1を停止させようとする場合、エンジン運転・停止スイッチ90がステアリングポスト14の上面に配置されており、作業者が機体前方からエンジン運転・停止スイッチ90を操作可能であり、走行車両1を停止させることが可能である。
図4は、施肥装置4の側部に設けるリアサイドステップ73の取付を示す一部の正面図で、使用時にメインフレームの横パイプ75にリアサイドステップ支軸74を差し込み、ヘッダーピン77とヘアピン78で取り付け、不使用時には縦パイプ76に差し込んで起立させておく。
図1に示す119は、作業手摺で、リアサイドステップ73に載って苗を補給する際に使用し、この作業手摺の上部に横バーを設け、苗取板を挟んで吊り下げて置けるようにすると良い。
図2に示す114は補助ステップで、303は補助苗枠である。
なお、機体の前下方に向けて超音波センサで地面との距離を計測するようにし、地面との距離が所定範囲より遠くなると乗用田植機をトラックに積み込んでいると判断して走行速度を極低速にすると共にステアリングハンドル16を切ると警報を鳴らすようにすると良い。
1 走行車両
14 ステアリングポスト
16 ステアリングハンドル
17 変速操作レバー
20 操縦席
50 変速カム
53 ストップローラ
60 速度規制機構
88 フロントアーム

Claims (4)

  1. 走行車両(1)上に操縦席(20)とステアリングハンドル(16)と変速操作レバー(17)を設け作業者が搭乗して苗の移植作業を行う乗用田植機において、機体前側にフロントアーム(88)を起立姿勢から前に張り出す前倒姿勢に切り換え可能に設け、前倒姿勢にすると前記変速操作レバー(17)の変速を低速前進に切り換える速度規制機構(60)を設けたことを特徴とする乗用田植機。
  2. 前記フロントアーム(88)を前倒姿勢にすると前記変速操作レバー(17)の変速に伴って回動する変速カム(50)の端面にストップローラ(53)が垂直係合して高速側への回動を規制する速度規制機構(60)としたことを特徴とする請求項1に記載の乗用田植機。
  3. 前記変速操作レバー(17)の前進走行で前記フロントアーム(88)を使用することを特徴とする請求項1に記載の乗用田植機。
  4. 前記変速操作レバー(17)の変速カム(50)と前記フロントアーム(88)の速度規制機構(60)をステアリングポスト(14)内に設け、前記フロントアーム(88)を前記ステアリングポスト(14)の前に設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用田植機。
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