JP2020121681A - 作業車両 - Google Patents

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岩田 淳
Atsushi Iwata
淳 岩田
直樹 鎌田
Naoki Kamata
直樹 鎌田
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Abstract

【課題】左右の走行部に各別に制動力を作用させることが左右一対のブレーキペダルと、前記駐車ブレーキ機構とを備えた作業車両において、前記駐車ブレーキ操作具による前記駐車ブレーキ機構の駐車状態への切換えをより低コストな構成でよりスムーズに行うことのできる作業車両を提供することを課題としている。【解決手段】左右一対のブレーキペダルと、左右一対のブレーキペダルを連結する両ブレーキ状態と、該連結を解除する片ブレーキ状態との切換を行う切換機構と、駐車状態に切換えることができる駐車ブレーキ機構とを備え、前記駐車ブレーキ機構は、前記フロアステップの下側で前記ブレーキペダルを操作するブレーキ操作体と、該ブレーキ操作体をフロアステップ側に揺動可能に支持する固定部材と、該ブレーキ操作体を揺動操作する駐車ブレーキ操作具とを有し、前記固定部材に、前記ブレーキ操作体の所定以上の揺動操作を規制する規制部を設けた。【選択図】図4

Description

本発明は、左右一対のブレーキペダルと、駐車ブレーキ機構とを備えた作業車両に関する。
フロアステップの下側に支持されるとともに、左右の走行部への制動力の作用・非作用の切換えをそれぞれ行う左右一対のブレーキペダルと、左右一対のブレーキペダルが一体的に操作されるように連結する両ブレーキ状態と、該連結を解除して左右一対のブレーキペダルが各別に操作可能な状態とする片ブレーキ状態との切換を行う切換機構と、少なくとも一方の前記ブレーキペダルを操作することにより、走行部に制動力を作用させた駐車状態に切換えることができる駐車ブレーキ機構とを備え、前記駐車ブレーキ機構は、前記フロアステップの下側で前記ブレーキペダルを操作するブレーキ操作体と、該ブレーキ操作体をフロアステップ側に揺動可能に支持する固定部材と、該ブレーキ操作体を揺動操作する駐車ブレーキ操作具とを有する特許文献1に記載の作業車両が従来公知である。
上記文献の作業車両によれば、前記駐車ブレーキ機構は、前記駐車ブレーキ操作具と前記ブレーキ操作体を介して、前記ブレーキペダルを制動力が作用する入操作状態に操作することにより、駐車状態に切換えることができるように構成されている。
しかし、前記ブレーキ操作体は、弾性部材によって一方側に付勢されており、前記操作具により前記ブレーキ操作体が弾性部材の付勢力に抗する方向に操作された場合や、該操作具によるブレーキ操作体の操作が解除された場合に、前記ブレーキ操作体が意図しない範囲まで大きく揺動作動し、周辺の他の部品に接触してしまう場合があるという課題があった。
特開2000−185633号公報
本発明は、左右の走行部に各別に制動力を作用させることが左右一対のブレーキペダルと、前記駐車ブレーキ機構とを備えた作業車両において、前記駐車ブレーキ操作具による前記駐車ブレーキ機構の駐車状態への切換えをより低コストな構成でよりスムーズに行うことのできる作業車両を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、フロアステップの下側に支持されるとともに、左右の走行部への制動力の作用・非作用の切換えをそれぞれ行う左右一対のブレーキペダルと、左右一対のブレーキペダルが一体的に操作されるように連結する両ブレーキ状態と、該連結を解除して左右一対のブレーキペダルが各別に操作可能な状態とする片ブレーキ状態との切換を行う切換機構と、少なくとも一方の前記ブレーキペダルを操作することにより、走行部に制動力を作用させた駐車状態に切換えることができる駐車ブレーキ機構とを備え、前記駐車ブレーキ機構は、前記フロアステップの下側で前記ブレーキペダルを操作するブレーキ操作体と、該ブレーキ操作体をフロアステップ側に揺動可能に支持する固定部材と、該ブレーキ操作体を揺動操作する駐車ブレーキ操作具とを有し、前記固定部材には、前記ブレーキ操作体の所定以上の揺動操作を規制する規制部を設けたことを特徴としている。
第2に、前記固定部材に、操作具と連動して操作されるワイヤが係止される切欠きが形成されたことを特徴としている。
第3に、前記規制部は、前記ブレーキ操作体が前記ブレーキペダル側に作用しない方向に付勢する付勢部材が係止されるように構成したことを特徴としている。
前記駐車ブレーキ機構は、前記ブレーキ操作体を揺動可能に支持する固定部材に、該ブレーキ操作体の所定以上の揺動作動を規制する規制部を形成したことにより、部品点数を増やすことなく、前記ブレーキ操作体が他の部品に接触する事態を効率的に防止できるとともに、該ブレーキ操作体の調整・メンテナンス作業もより容易に行うことができる。
また、前記固定部材には、操作具と連動して操作されるワイヤが係止される切欠きが形成されたものによれば、前記固定部材に別途に設けたワイヤを固定する機能を兼用することができるため、より部品点数を削減することができる。
また、前記規制部は、前記ブレーキ操作体が前記ブレーキペダル側に作用しない方向に付勢する付勢部材が係止されるように構成したものによれば、前記付勢部材を前記規制部側に係止したことにより、該付勢部材を係止する部材を別途に設ける必要がなくなるため、部品点数が削減されてコストをより低く抑えることができる。
本発明の作業車両を適用した農業用トラクタの全体側面図である。 操縦部を示した正面斜視図である。 ブレーキ操作ユニットの構成を示した要部斜視図である。 ブレーキ操作ユニットのフロアステップ下面側を示した要部底面斜視図である。 駐車ブレーキ機構を示した要部斜視図である。 駐車ブレーキ機構のフロアステップ下面側を示した要部底面斜視図である。 (A)及び(B)は、フロアステップ側の支持ブラケットを示した要部斜視図である。 別実施例の駐車ブレーキ機構を示した要部側面図である。
図1は、本発明の作業車両を適用した農業用トラクタの全体側面図であり、図2は、操縦部を示した正面斜視図である。図示するトラクタは、左右一対の前輪1,1及び後輪2,2によって機体フレーム3が支持された走行機体4と、該走行機体4の後部に昇降リンク6を介して昇降駆動可能に連結されるロータリ耕運機等の作業機(図示しない)とを備えている。
前記走行機体4には、前側の図示しないエンジンを囲繞するボンネット7の後方にオペレータが乗込む操縦部8が設置されている。該操縦部8は、オペレータが着座する座席9と、該座席9の前方に設けられたステアリングハンドル11と、該ステアリングハンドル11の左右一方側に配置された前後進切換レバー12と、操縦部8の床面となるフロアステップ13とを備え、該フロアステップ13前側には、ステアリングコラム(図示しない)等が内装される正面の前壁部10の左右両側に踏込み操作可能な複数のペダル操作具が設けられている。
前記ペダル操作具としては、フロアステップ13前側の左右一方側(図示する例では右側)に配置されて、左右の駆動輪2,2の制動操作を行うブレーキ操作ユニット14と、フロアステップ13前側の左右他方側(図示する例では左側)に配置されて、エンジン側から伝動する動力の断続操作を行うクラッチペダル16とが設けられている。
前記ブレーキ操作ユニット14は、左側の駆動輪2をブレーキ操作する左ブレーキペダル17Lと、右側の駆動輪2をブレーキ操作する右ブレーキペダル17Rとを有し、後述する切換機構15によって、左右のブレーキペダル17,17が同時に踏込み操作される両ブレーキ状態と、左右のブレーキペダル17,17の連結を解除して各ブレーキペダル17が別途に踏込み操作可能な片ブレーキ状態とに切換え可能に構成されている。
また、該ブレーキ操作ユニット14の左右内側(前記ステアリングハンドル11の下方側)である前記前壁部10側には、後述する駐車ブレーキ機構20によって、ブレーキペダル17を踏込み操作された駐車状態に切換えることのできる駐車ブレーキレバー18が設けられている。駐車ブレーキ機構20の具体的な構成については後述する。
また、前記クラッチペダル16の左右内側には、前記切換機構15を介して、左右一対のブレーキペダル17が各別に踏込操作可能な片ブレーキ状態に切換える連結解除操作具19が設けられている。さらに、該連結解除操作具19の上方側の前記前壁部10側には、該連結解除操作具19による片ブレーキ状態への切換え操作(踏込み操作)のロック・ロック解除を操作するロック操作具21が設けられている。
次に、図3及び図4に基づき、ブレーキ操作ユニットの構成について説明する。図3は、ブレーキ操作ユニットの構成を示した要部斜視図であり、図4は、ブレーキ操作ユニットのフロアステップ下面側を示した要部底面斜視図である。前記ブレーキ操作ユニット14は、左右一対の前記ブレーキペダル17L,17Rと、一対のブレーキペダル17,17の連結・連結解除を操作する前記切換機構15と、前記ブレーキペダル17の踏込み操作に応じて対応する側の駆動輪2が制動作動するように連係させる連係機構(図示しない)と、前記駐車ブレーキ機構20とを備えている。
前記ブレーキペダル17は、左右方向に延設されたブレーキペダル軸23に挿通支持されるボス状の基端部22と、該基端部22から前方に延設されるとともに、中途部から先がフロアステップ13上に配置されるように上方側に屈曲形成されたペダルアーム24と、該ペダルアーム24の先端側に一体的に設置されたペダル本体部26とから構成され、前記ブレーキペダル軸23の右端側に上下揺動可能に支持されている。
各基端部22の上面側には、上方側に突出形成された揺動片27が設けられており、各揺動片27には、後方側へ付勢する圧縮スプリング28の一端側が係止されている。これにより、左右のブレーキペダル17,17は、前記圧縮スプリング28の付勢力によってペダル本体部26が上方揺動された非操作位置で保持されており、該ペダル本体部26が前記圧縮スプリング28の付勢力に抗して踏込み操作されることにより、各駆動輪2の制動作動が実行されるように構成されている。
前記切換機構15は、左ブレーキペダル17Lの基端部22後部側から後方に向かって延設される支持プレート31と、該支持プレート31側に前後揺動可能に支持される連結アーム32と、右ブレーキペダル17Rの基端部22の後部側に設けられて前記連結アーム32が挿通可能に形成された凹部である係止部33と、前記連結アーム32を前記係止部33側に付勢する弾性部材34と、該弾性部材34の付勢力に抗する側に前記連結アーム32を引っ張る操作ワイヤ36とを有し、該操作ワイヤ36は、前記連結解除ペダル19の踏込み操作と連動するように構成されている(図3参照)。
該構成の切換機構15によれば、上記連結アーム32が上記係止部33側に係止されることによって、左右のブレーキペダル17,17が一体的に踏込操作されるように連結された両ブレーキ状態に切換えられる。その一方で、上記連結アーム32が上記弾性部材34の付勢力に抗して引っ張られて上記連結アーム32と上記係止部33との係止が解除されることによって、ブレーキペダル17が各別に踏込操作可能となるように一対のブレーキペダル17,17の連結が解除された片ブレーキ状態に切換えられる。
上記操作ワイヤ36は、アウタワイヤ36Aと、該アウタワイヤ36A内に挿通されて押引き操作されるインナワイヤ36Bとから構成され、該インナワイヤ36Bは、一端側が前記連結アーム32側に連結されるとともに、他端側が前記連結解除操作具19側に連結されている。これにより、前記連結解除操作具19は、初期位置から所定位置まで踏込み操作されることにより、前記操作ワイヤ36を介して、前記連結プレート32を連結解除側に引張操作することができるように構成されている(図3参照)。
該構成によれば、前記ブレーキ操作ユニット14は、前記切換機構15(弾性部材34の付勢力)によって一対のブレーキペダル17,17が連結された両ブレーキ状態で保持されており、圃場面での小回り旋回を行う場合には、作業者が前記連結解除操作具19を踏込み操作することによって、一対のブレーキペダルの連結を解除した片ブレーキ状態に切換えることができる。
ちなみに、該連結解除操作具19は、前記ロック操作具21によって、連結解除操作具19の踏込み操作をロックするロック状態と、該ロックを解除したロック解除状態と切換えることができるように構成されている。
該構成によれば、該連結解除操作具19は、オペレータが自らロック操作具21によるロック解除操作しない限りは踏込み操作できないため、前記ブレーキペダル17の片ブレーキ操作を意図しないタイミングで、片ブレーキ状態に切換えられることを確実に防止することができる。
次に、図3乃至7に基づき、前記駐車ブレーキ機構について説明する。図5は、駐車ブレーキ機構を示した要部斜視図であり、図6は、駐車ブレーキ機構のフロアステップ下面側を示した要部底面斜視図であり、図7(A)及び(B)は、フロアステップ側の支持ブラケットを示した要部斜視図である。
前記駐車ブレーキ機構20は、前記駐車ブレーキレバー18と、一端側が駐車ブレーキレバー18側に連結されてフロアステップ13の下方まで延設された上下方向の連係部材41と、前後揺動可能に支持される揺動アーム(ブレーキ操作体)42と、該揺動アーム42を前記フロアステップ13の下面側に支持する支持ブラケット(固定部材)43と、前記左ブレーキペダル17L側に取付固定された操作片44とを備えている。
前記駐車ブレーキレバー18は、上下揺動操作可能に支持されており、下方揺動操作されることにより、前記駐車ブレーキ機構20は、駆動輪2,2に制動力が作用するように一対の前記ブレーキペダル17が踏込み操作された状態(以下、駐車状態)に切換えることができるように構成されている。具体的には以下説明する。
また、該駐車ブレーキレバー18は、その中途部から左方側に向けて突設される連結部材46と、該連結部材46から前記連結解除操作具19の揺動軸側に連結する上下方向の延設部材47とを介して、前記連結解除操作具19とも連動するように構成されている。これにより、前記駐車ブレーキレバー18によって駐車ブレーキ機構20が駐車状態に切換えられると、前記連結解除操作具19の踏込み操作(片ブレーキ状態への切換え操作)がロックされるように構成されている(図3参照)。
前記連係部材41は、上端側が前記駐車ブレーキレバー18側に連結され、下端側が前記フロアステップ13の下方側まで延設されるように延設された上下方向の棒状部材であって、該連係部材41の下端は、L字状に屈曲形成された連結部材48を介して、前記揺動アーム42側に連結されている。
前記揺動アーム42は、その上端側がフロアステップ13側の前記支持ブラケット43に前後(上下)揺動可能に支持された上下方向の板状部材であって、上下方向の中途部に前記連結部材48が固着されることにより、前記駐車ブレーキレバー18を介して前方揺動操作することができるように構成されている(図3、5、6等参照)。ちなみに、該揺動アーム42は、前記駐車ブレーキレバー18の揺動軸側に設けたトーションバネ35によって前記操作片44から離間する方向(後方)に付勢するように構成されている。
また、該揺動アーム42は、下部前面側に前記操作片44側に段階的に係止可能な複数の連続した段部からなるラチェット部42aが形成されている。
前記操作片44は、前記左ブレーキペダル17Lのペダルアーム24の中途部側から左方側に突出するように取付固定された板状部材であって、前端側が下方に屈曲形成されたアングル状に形成されるとともに、その後端側は、前記揺動アーム42側と係止可能に構成されている。
上述の構成により、前記駐車ブレーキ機構20は、前記駐車ブレーキレバー18を介した前記揺動アーム42が前方揺動操作されることにより、前記ラチェット部42aが前記操作片44側に係止(連結)されて、該操作片44(左ブレーキペダル17L)を前方(下方)に押下げることができる。また、前記揺動アーム42の前方揺動の操作量が大きくなるほど、前記操作片44に前記ラチェット部42aのより下側の段部が係止されるため、前記左ブレーキペダル17Lを段階的に踏込み操作側に押込み操作することができる。
このとき、前記駐車ブレーキレバー18の駐車状態への切換え操作と、前記連結解除操作具19のロック状態への切換えとが連係するように構成されているため、前記駐車ブレーキレバー18によって駐車状態への切換操作が行われると、前記連結解除操作具19の踏込み操作がロックされて、前記ブレーキ操作ユニット14が片ブレーキ状態に切換えられることが確実に防止されるように構成されている。すなわち、前記駐車ブレーキ機構20による駐車ブレーキ状態では、左右一対のブレーキペダル17が必ず一体的に踏込操作された状態となる。
前記支持ブラケット43は、前記フロアステップ13の下面側に溶着等によって固着されたL字状の板状部材であって、前後方向の板状部に固定ボルト40を介して前記揺動アーム42が前後揺動可能に支持されるとともに、該揺動アーム42が所定位置よりも後方に揺動作動することを規制する規制部42aと、前記操作ワイヤ36を係止する切欠部42bとが一体的に形成されている(図7参照)。
上記規制部42aは、前記支持ブラケット43の後部側をL字状に屈曲することにより形成されており、前記揺動アーム42が所定以上に後方揺動作動することを規制することができるように構成されている。
該構成によれば、前記駐車ブレーキレバー18による駐車状態への切換えが解除されたことによって、前方揺動操作された前記揺動アーム42が弾性部材の付勢力等によって初期位置に復帰する際に、該揺動アーム42が必要以上に揺動することを簡易な構成で防止することができる。
また、前記揺動アーム42の復帰位置を前記揺動アーム42の所定以上の後方揺動を規制するための部材を別途に設ける必要がなくなるため、部品点数が削減されてコストを低く抑えることができる。
上記切欠部42bは、前記規制部42aのフロアステップ13側を凹設することにより設けられており、該切欠部42bに前記操作ワイヤ36等を支持するための固定バンド45を巻くようにして支持する固定箇所として機能するように構成されている(図4及び図5等参照)。
該構成によれば、前記ブレーキペダル17近傍に配置される前記支持ブラケット42に前記切欠部42bを形成したことによって、前記連結解除操作具19から前記切換機構15に向けて配置される前記操作ワイヤ36を前記フロアステップ13の下面側で支持するための専用の支持部材を別途に設ける必要がなくなるため、部品点数を削減できるとともに、フロアステップ13への加工工程も簡素化されてコストをより低く抑えることができる。
次に、図8に基づき、前記駐車ブレーキ機構20の他実施例について、上述の例と異なる点について説明する。図8は、別実施例の駐車ブレーキ機構を示した要部側面図である。
前記揺動アーム42を前記操作片44から離間する側(後方)に付勢する弾性部材50を、前記揺動アーム42の上下方向中途部に穿設した係止孔51と、前記支持ブラケット43側に一体的に形成した係止片43cとの間に設けた構成としても良い(図8参照)。
該係止部42cは、前記規制部42aの下端側から下斜め後方に向かって屈曲されることにより形成されている。これにより、前記揺動アーム42との間に弾性部材50を設置するためのスペースが設けられている。
該構成によれば、前記揺動アーム42を付勢する弾性部材を係止する専用の部材をフロアステップ13の下面側に別途設ける必要がなくなるため、部品点数をさらに削減することができる。
2 駆動輪、後輪(走行部)
13 フロアステップ
15 切換機構
17 ブレーキペダル
18 駐車ブレーキレバー(駐車ブレーキ操作具)
19 連結解除操作具(操作具)
20 駐車ブレーキ機構
36 操作ワイヤ(ワイヤ)
42 揺動アーム(ブレーキ操作体)
43 支持ブラケット(固定部材)
43a 規制部

Claims (3)

  1. フロアステップの下側に支持されるとともに、左右の走行部への制動力の作用・非作用の切換えをそれぞれ行う左右一対のブレーキペダルと、
    左右一対のブレーキペダルが一体的に操作されるように連結する両ブレーキ状態と、該連結を解除して左右一対のブレーキペダルが各別に操作可能な状態とする片ブレーキ状態との切換を行う切換機構と、
    少なくとも一方の前記ブレーキペダルを操作することにより、走行部に制動力を作用させた駐車状態に切換えることができる駐車ブレーキ機構とを備え、
    前記駐車ブレーキ機構は、前記フロアステップの下側で前記ブレーキペダルを操作するブレーキ操作体と、該ブレーキ操作体をフロアステップ側に揺動可能に支持する固定部材と、該ブレーキ操作体を揺動操作する駐車ブレーキ操作具とを有し、
    前記固定部材に、前記ブレーキ操作体の所定以上の揺動操作を規制する規制部を設けた
    作業車両。
  2. 前記固定部材に、操作具と連動して操作されるワイヤが係止される切欠きが形成された
    請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記規制部は、前記ブレーキ操作体が前記ブレーキペダル側に作用しない方向に付勢する付勢部材が係止されるように構成した
    請求項1又は2の何れかに記載の作業車両。
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