JP2020121653A - 車両用レジスタ装置およびその組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デザイン性を向上させることができる車両用レジスタ装置を提供する。【解決手段】車両用レジスタ装置は、吹出部アッセンブリ2を備えている。フレーム40の内周には、支持溝を有する支持凸部42,43が、形成されている。フィンアッセンブリ50は、互いに平行をなして第1方向に延びるとともに第1方向と直交する第2方向に離間して並べられる複数のフィンと、連動コネクタと、一対の支持板を有している。中間フィンの回動軸が、支持板に回動可能に支持され、2枚の端フィン51U,51Lの回動軸が、フレーム40の支持溝の奥端部にそれぞれ収容されている。支持板の規制片が支持溝に挿入され、端フィン51U,51Lの回動軸を押さえている。【選択図】図1

Description

本発明は、空調装置からの空気を車室に吹き出すための車両用レジスタ装置と、その組立方法に関する。
特許文献1に開示されている車両用レジスタ装置は、通風路を有する筒形状のケースと、このケースの下流端部に設けられた吹出部アッセンブリと、を備えている。
吹出部アッセンブリは、吹出口となる開口と車室に臨む意匠面を有するフレーム(ベゼルとも言う)と、このフレームの内側に装着されたフィンアッセンブリを有している。
上記フィンアッセンブリは、互いに平行をなして第1方向に延びるとともに第1方向と直交する第2方向に離間して並べられる複数のフィンと、上記複数のフィンを連動させるために上記複数のフィンに回動可能に連結された連動コネクタと、支持枠を有している。上記複数のフィンの両端の回動軸は全て上記支持枠に回動可能に支持されており、この支持枠を介して複数のフィンはフレームに支持されている。
特開2017−124830号公報
上記のようにフィンアッセンブリの全てのフィンの回動軸が支持枠に支持されているため、フレームとフィンアッセンブリの協働によるデザイン性の向上を図る上で制約があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、通風路を有する筒形状のケースと、上記ケースの下流側端部に設けられた吹出部アッセンブリとを備え、上記吹出部アッセンブリが、吹出口を有するとともに車室に臨む意匠面を有して上記ケースに連結されるフレームと、上記フレームの内側に装着されるフィンアッセンブリとを有する車両用レジスタ装置において、
上記フィンアッセンブリは、互いに平行をなして第1方向に延びるとともに上記第1方向と直交する第2方向に離間して並べられる複数のフィンと、上記複数のフィンを連動させるために上記複数のフィンに回動可能に連結された連動コネクタと、互いに上記第1方向に離間対峙する一対の支持板と、を有し、
上記複数のフィンのうち上記第2方向の中間に位置する中間フィンの両端の回動軸が、上記一対の支持板に回動可能に支持され、上記複数のフィンのうち第2方向の両端に位置する2枚の端フィンの両端の回動軸が、上記フレームの裏側に形成された4つの支持溝の奥端部にそれぞれ収容され、上記一対の支持板は、上記第2方向の両端部に規制片を有し、これら規制片が上記支持溝に挿入されて上記端フィンの回動軸を規制することを特徴とする。
上記構成によれば、端フィンがフレームの支持溝に直接支持されるので、フレームと端フィンの協働によるデザイン性の向上を図ることが可能となる。また、端フィンの回動軸は支持溝に挿入された支持板の規制片により安定して支持することができる。
好ましくは、上記フレームの内周には、上記2枚の端フィンの両端に対応した位置に、上記第1方向に突出する4つの支持凸部が形成され、これら4つの支持凸部に上記支持溝が形成されている。
上記構成によれば、フレームの支持凸部と端フィンが連続して見えるために、デザイン性を向上させることができる。
好ましくは、上記フレームの上記支持溝の内面には、上記奥端部の近傍において抜け止め凸部が形成され、この抜け止め凸部により、上記端フィンの回動軸を上記支持溝に仮保持できる。
上記構成によれば、フレームにフィンアッセンブリが仮保持されるので、レジスタ装置の組立の過程において、吹出部アッセンブリがフレームとフィンアッセンブリに分離されず、その取り扱いが楽である。
好ましくは、上記支持溝の内面には、上記抜け止め凸部より上記支持溝の開口側に位置する凸または凹形状の第1係合部が形成され、上記支持板の規制片の側面には上記第1係合部と相補形状をなす第2係合部が形成され、上記第1係合部と上記第2係合部の係合により、上記支持板を上記フレームに仮保持できる。
上記構成によれば、フレームにフィンアッセンブリをより一層確実に仮保持することができる。
本発明の他の態様は、通風路を有する筒形状のケースと、吹出口を有するとともに車室に臨む意匠面を有して上記ケースの下流側端部に連結されるフレームと、上記フレームの内側に装着されるフィンアッセンブリと、を備え、上記フィンアッセンブリが、互いに平行をなして第1方向に延びるとともに上記第1方向と直交する第2方向に離間して並べられる複数のフィンを含む車両用レジスタ装置を組み立てる方法において、
上記複数のフィンに連動リンクを回動可能に連結するとともに、上記複数のフィンのうち上記第2方向の中間に位置する中間フィンの両端の回動軸を、両端部に規制片を有する一対の支持板に回動可能に連結することにより、上記フィンアッセンブリを組み立てるフィンアセンブリ組立工程と、上記フレームの裏側に形成された4つの支持溝に、上記第2方向の両端に位置する2枚の端フィンの両端の回動軸と上記一対の支持板の上記規制片を差し込むことにより、上記フレームと上記フィンアッセンブリを備えた吹出部アッセンブリを組み立てる吹出部アッセンブリ組立工程と、上記ケースに上記フレームを連結することにより、上記ケースに上記吹出部アッセンブリを装着する吹出部アッセンブリ装着工程と、を備えたことを特徴とする。
上記方法によれば、フレームの支持溝に端フィンの回動軸と支持板の規制片を挿入することにより、簡単な作業で端フィンをフレームに支持することができる。
好ましくは、上記フレームの内周には、上記第1方向に突出する4つの支持凸部が形成され、これら4つの支持凸部に上記支持溝が形成されている。
好ましくは、さらに、上記フィンアセンブリ組立工程の後に、上記フィンアッセンブリを設置台に設置し、上記複数のフィンのうち上記端フィンの両端の回動軸を、上記支持板の上記規制片の上方かつ近傍に配置させるフィンアッセンブリ設置工程を備え、上記吹出部アッセンブリ組立工程では、上記フレームを、上記意匠面を上にし上記支持溝を下にした状態で、上記設置台に設置された上記フィンアッセンブリの上方から上記フィンアッセンブリに向けて移動させることにより、上記フレームの上記支持溝に、上記端フィンの回動軸と上記支持板の規制片を差し込み、さらに、上記吹出部アッセンブリ組立工程の後に、上記吹出部アッセンブリを上記設置台から外す吹出部アッセンブリ離脱工程を備えている。
上記方法によれば、吹出部アッセンブリの組立工程において、フレームの意匠面が作業台等に接触せず、塗装が剥がれる等の不都合が生じない。
好ましくは、上記フレームの支持溝の内面には、上記奥端部の近傍に抜け止め凸部が形成されており、上記吹出部アッセンブリ組立工程において、上記端フィンの回動軸が上記フレームの弾性変形を伴って上記抜け止め凸部を乗り越えることにより、上記支持溝の奥端部に抜け止めされた仮保持状態で収容され、上記吹出部アッセンブリ離脱工程では、上記フレームを持ち上げることにより、上記吹出部アッセンブリを上記設置台から外す。
上記方法によれば、フレームにフィンアッセンブリが仮保持されているので、フレームを持ち上げることにより、吹出部アッセンブリ全体を設置台から容易に外すことができる。
好ましくは、上記支持溝の内面には、上記抜け止め凸部より上記支持溝の開口側に位置する凸または凹形状の第1係合部が形成され、上記支持板の上記規制片の側面には上記第1係合部と相補形状をなす第2係合部が形成され、上記吹出部アッセンブリ組立工程において、上記規制片が上記支持溝に挿入される際に、上記フレームの弾性変形を伴って上記第1係合部と上記第2係合部が係合し、これにより、上記規制片も上記支持溝に仮保持される。
上記方法によれば、フレームに対してフィンアッセンブリがより一層確実に仮保持される。
好ましくは、さらに、上記ケースに他のフィンアッセンブリを組み付けることによりケースアッセンブリを組み立てるケースアッセンブリ組立工程と、上記ケースアッセンブリを、その下流側端部が上側になるように他の設置台に設置するケースアッセンブリ設置工程と、上記吹出部アッセンブリ装着工程では、上記吹出部アッセンブリを、上記フレームの上記意匠面を上にした状態で、上記ケースアセンブリの上方から上記ケースアッセンブリに向けて移動させ、上記フレームを上記ケースに連結する。
上記方法によれば、ケースアッセンブリに吹出部アッセンブリを装着する場合に、フレームの意匠面が傷つくのを回避することができる。
本発明によれば、端フィンとフレームとの協働によるデザイン性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用レジスタ装置を車室側から見た正面図である。 図1におけるII―II線に沿う吹出部アセンブリの断面図である。 上記レジスタ装置の下流側フィンアセンブリを構成部品毎に分解して示す斜視図である。 下流側フィンアッセンブリを示す斜視図である。 下流側フィンアッセンブリを設置するための第1設置台を示す斜視図である。 第1設置台にセットされた下流側フィンアッセンブリにフレームを上方から組み付けて吹出部アッセンブリを組み立てる工程を示す斜視図である。 上記吹出部アッセンブリ組立工程を示す断面図であり、(A)は組立直前の状態、(B)は組立後の状態をそれぞれ示す。 フレームの支持溝に下流側フィンアッセンブリの端フィンの回動軸と支持板の規制片を仮保持する構造を示す拡大断面図であり、(A)は上記吹出部アッセンブリ組立直前の状態、(B)は組立後の状態をそれぞれ示す。 上記吹出部アッセンブリを第1設置台から外す工程を示す斜視図である。 ケースアッセンブリを第2設置台にセットし、上記吹出部アッセンブリをケースアセンブリに装着してレジスタ装置を組み立てる工程を示す斜視図である。 レジスタ装置を第2設置台から外す工程を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用レジスタ装置について図面を参照しながら説明する。図1、図11にレジスタ装置の全体構成が示されている。本実施形態のレジスタ装置は、車両のインストルメントパネルに設置されるものであり、図10に示すようにケースアッセンブリ1の下流側端部に吹出部アセンブリ2を組み付けることにより構成されている。
図1、図10に示すように、ケースアッセンブリ1は、車長方向に延びる通風路15を有する筒形状のケース10と、通風路15に装着された上流側フィンアッセンブリ20と、通風路15において上流側フィンアッセンブリ20よりさらに上流側に配置されたシャッタ30と、シャッタ30を開閉操作するための操作ダイヤル35と、操作ダイヤル35とシャッタ30を連結するリンク機構36と、を備えている。
上流側フィンアッセンブリ20は、複数のフィン21を有している。フィン21は、上下方向(第2方向)に延びる細長い板形状をなし、左右方向(第1方向)に互いに離間して配置されている。
各フィン21は、その両端(上下端)の回動軸を介して、上下方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に、ケース10に支持されている。
複数のフィン21は、その一端部に連動軸(図示しない)を有しており、これら連動軸が、左右方向に延びる連動リンク(図示しない)に回動可能に連結されている。中央のフィン21には、係合軸25が設けられている。
図1、図10に示すように、吹出部アッセンブリ2は、フレーム40(ベゼルとも言う)と、フレーム40の内側に装着された下流側フィンアッセンブリ50と、を備えている。
フレーム40は、吹出口となる開口と車室に臨む意匠面40aを有するとともに、操作ダイヤル35の一部を露出させる窓41を有している。
フレーム40は、その内周の左右縁から左右方向に突出する上側の一対の支持凸部42,42と下側の一対の支持凸部43,43とを有している。
図1〜図4に示すように、下流側フィンアッセンブリ50は、複数例えば5枚のフィンと、連動リンク52と、一対の支持板53,54と、操作つまみ55と、を有している。5枚のフィンのうち上端に位置する端フィンには符号51Uを付し、下端に位置する端フィンには符号51Lを付し、中間の3枚の中間フィンには符号51Mを付す。
複数のフィン51U、51L、51Mは左右方向(第1方向)に延びる細長い板形状をなし、上下方向(第2方向)に互いに離間して配置されている。
フィン51U、51L、51Mは左右両端に回動軸51aを有している。中間フィン51Mの回動軸51aは、左右一対の支持板53,54の穴に挿入されて回動可能に支持されており、これら支持板53,54を介してフレーム40に支持されている。
図2に示すように、上側の端フィン51Uの回動軸51aは、フレーム40の上側の一対の支持凸部42に形成されて裏側(意匠面40aとは反対側)に開口する支持溝42aの奥端部に、収容されている。同様にして下側の端フィン51Lの回動軸51aは、フレーム40の下側の一対の支持凸部43に形成された支持溝43aの奥端部に収容されている。
これにより、フィン51U、51L、51Mは左右方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に、フレーム40に支持されている。
左側の支持板53は、その上下端部に規制片53a,53bを有し、右側の支持板54も同様に規制片54a,54bを有している。
図2に示すように、支持板53、54の上側の規制片53a,54aは、上側の一対の支持凸部42の支持溝42aに挿入され、支持溝42aの奥端部に収容されている端フィン51Uの両端の回動軸51aをそれぞれ押さえている。
同様に、支持板53、54の下側の規制片53b,54bは、下側の一対の支持凸部43の支持溝43aに挿入され、支持溝43の奥端部に収容されている端フィン51Lの両端の回動軸51aをそれぞれ押さえている。
図3に示すように、複数のフィン51U、51L、51Mは、それぞれ連動軸51bを有しており、これら連動軸51bは、連動リンク52により回動可能に連結されている。
下流側フィンアッセンブリ50の中央のフィン51Mには、操作つまみ55が左右方向にスライド可能に装着されている。この操作つまみ55は、上流側に向かって突出する係合フォーク部55a(図3にのみ示す)を有しており、この係合フォーク部55aが、上流側フィンアッセンブリ20の係合軸25と係合している。
上記構成をなす車両用レジスタの作用を説明する。ケース10の上流端が空調装置からのダクトに接続され、空調装置からの温度調節された空気が、通風路15を通りフレーム40の吹出口から車室に向かって吹き出す。
操作つまみ55を手でつまんで上下に回動することにより、中央のフィン51Mが上下に回動し、さらに連動リンク52を介して下流側フィンアッセンブリ50の他の全ての51U、51L、51Mが同方向に回動し、これにより吹出し方向を上下に調節することができる。
操作つまみ55を左右にスライドすると、係合フォーク部55aと係合軸25の係合を介して、上流側フィンアッセンブリ20の中央のフィン21が左右に回動し、さらに連動リンクを介して他のフィン21が左右に回動することにより、吹き出し方向を左右に調節することができる。
操作ダイヤル35を回してシャッタ30を回動操作することにより通風路15を開閉することもできる。
下流側フィンアッセンブリ50において、中間フィン51Mの回動軸51aは支持板53,54に回動可能に支持されるが、上下の端フィン51U,51Lの回動軸51aは、フレーム40の支持凸部42,43の支持溝42a,43aに支持されるので、これら端フィン51U,51Lとフレーム40は協働して、支持板53,54の制約を受けずにデザインを向上させることができる。
本実施形態では、フレーム40の内周に左右方向に突出して設けられた支持凸部42,43と、端フィン51U,51Lが連続した直線を描き、デザイン性を向上させることができる。さらに、端フィン51U,51Lの回動軸51aが下流側に配置され、端フィン51U,51Lの下流側の縁部が断面円形をなしていて、その径が支持凸部42,43の厚みと同程度になっているので、より一層連続性を強調したデザインとなっている。
端フィン51U,51Lの回動軸51aは、支持溝42a,43aの奥端部に収容され、支持板53,54の規制片53a、53b、54a、54bに押さえられているので、安定して回動可能に支持されている。
次に、上記レジスタ装置の組立方法について、説明する。
フィンアッセンブリ組立工程
図3に示す構成要素から図4に示す下流側フィンアッセンブリ50を組み立てる。すなわち、操作つまみ55を中央の中間フィン51Mに取り付け、全てのフィン51U、51L、51Mの連動軸51bに連動リンク52を連結し、中間フィン51Mの一端側の回動軸51aを支持板53の穴に挿入し、他端側の回動軸51aを支持板54の穴に挿入する。連動リンク52は支持板53の内側に配置されている。
上側の端フィン51Uの回動軸51aは、支持板53,54の上側の規制片53a,54aに近接しかつ規制片53a,54aに沿って配置されている。同様に下側の端フィン51Lの回動軸51aは、支持板53,54の規制片53b,54bに近接しかつ規制片53b,54bに沿って配置されている。
フィンアッセンブリ設置工程
上記のようにして組み立てられた下流側フィンアッセンブリ50を図5に示す第1設置台60にセットする。第1設置台60は、上方に突出する凸部61を有しており、この凸部61には、互いに平行をなす5つの横溝62と、これら横溝62の一端(図における左端)に連なる1つの縦溝63が形成されている。中央の横溝62には、幅広の収容部62aが形成されている。凸部61において縦溝63の反対側(図における右側)の側面65は、上記支持板54に対応する形状を有している。
上記下流側フィンアッセンブリ50のフィン51U、51M、51Lを第1設置台60の横溝62に挿入し、操作つまみ55を中央の横溝62の収容部62aに収容し、支持板53と連動リンク52を縦溝63に挿入し、支持板54を凸部61の側面65に沿わすことにより、図6に示すように下流側フィンアッセンブリ50は第1設置台60に設置される。
上記下流側フィンアッセンブリ50の第1設置台60への設置状態で、端フィン51U,51Lの回動軸は、支持板53,54の規制片53a,53b,54a,54bに近接してその上方に配置されている。
吹出部アッセンブリ組立工程
次に、図6、図7(A)に示すように、第1設置台60に設置された下流側フィンアッセンブリ50に、フレーム40を意匠面40aを上にし支持溝42a,43aを下にした状態で、上方から組み付けることにより、吹出部アッセンブリ2が組み立てられる。
図7(B)に示すように、フレーム40の下降に伴い、上側の一対の支持溝42aに上側の端フィン51Uの両端の回動軸51aと、支持板53,54の上側の規制片53a,54aが入り込み、下側の一対の支持溝43aに下側の端フィン51Lの両端の回動軸51aと、支持板53,54の下側の規制片53b,54bが入り込むことにより、フレーム40の下流側フィンアッセンブリ50への組み付けが終了する。この組み付け状態で、回動軸51aは支持溝42a,43aの奥端部に位置している。
上記の吹出部アッセンブリ組立工程において、フレーム40の意匠面40aは作業テーブル等に接触しないので、意匠面40aの塗りが剥がれるような不都合を回避することができる。
図7(A)、図8(A)に示すように、上側の端フィン51Uの回動軸51aを支持する支持溝42aの一方の内面には、支持溝42aの奥端部に隣接した位置に抜け止め凸部42x(仮保持構造)が形成されている。さらに、支持溝42aの他方の内面には、抜け止め凸部42xより支持溝42aの開口側に位置して、凸形状の第1係合部42yが形成されている。
同様に、図7(A)に示すように、下側の端フィン51Lの回動軸51aを支持する支持溝43aの一方の内面には、支持溝43aの奥端部に隣接した位置に抜け止め凸部43x(仮保持構造)が形成されている。さらに、支持溝43aの他方の内面には抜け止め凸部43xより支持溝43aの開口側に位置して、凸形状の第1係合部43yが形成されている。
一方、左側の支持板53の上側の規制片53aと下側の規制片53bには、支持溝42a、43aの第1係合部42y,43yと相補形状の凹形状をなす第2係合部53y、53y’がそれぞれ形成されている。
図示しないが、右側の支持板54でも同様に、規制片54a,54bの側面に第2係合部(図示しない)が形成されている。
上記吹出部アッセンブリ組立工程において、図8(B)に示すようにフレーム40の下降に伴い、上側の端フィン51Uの左側の回動軸51aが、支持凸部42の支持溝42aに入り込み、第1係合部42yおよび抜け止め凸部42xを越える度に支持凸部42が弾性変形と復帰を繰り返す。支持溝42aの奥端部に達した回動軸51aは抜け止め凸部42xにより、支持溝42aからの離脱を阻止され、仮保持される。また、左側の支持板53の上側の規制片53aの第2係合部53yが第1係合部42yに係合することにより、規制片53aも回動軸51aに近接した状態で支持溝42aからの離脱を阻止され、仮保持される。
下側の端フィン51Lの左側の回動軸51aも、支持凸部43の支持溝43aに入り込み、第1係合部43yおよび抜け止め凸部43xを越えて支持溝43aの奥端部に達し、抜け止め凸部43xにより仮保持される。また、左側の支持板53の下側の規制片53bの第2係合部53y’が第1係合部43yに係合することにより、規制片53bも支持溝43aに仮保持される。
図示しないが、上側の端フィン51Uの右側の回動軸51aと右側の支持板54の上側の規制片54aも、同様にして上側の支持凸部42の支持溝42aに挿入され仮保持され、下側の端フィン51Lの右側の回動軸51aと右側の支持板54の下側の規制片54bも、同様にして下側の支持凸部43の支持溝43aに挿入され仮保持される。
吹出部アッセンブリ離脱工程
上述したように、フレーム40を下流側フィンアッセンブリ50に組み付けて吹出部アッセンブリ2を組み立てた後、図9に示すようにフレーム40を持ち上げて吹出部アッセンブリ2全体を第1設置台60から外す。下流側フィンアッセンブリ50は、上端フィン51Uおよび下端フィン51Lの回動軸51a、および支持板53,54の規制片53a,53b,54a,54aを介して、合計4箇所でフレーム40に仮保持されているので、フレーム40を持ち上げた時に、下流側フィンアッセンブリ50も一緒に移動して、第1設置台60から外すことができる。
ケースアッセンブリ組立工程
一方、ケース10に下流側フィンアッセンブリ20、シャッタ30、操作ダイヤル35、リンク機構36を組み付けることにより、ケースアッセンブリ1を組み立てる。
ケースアッセンブリ設置工程
組み立てられたケースアッセンブリ1を図10に示すように第2設置台70に設置する。
第2設置台70は、その上面に筒形状の収容部71を有しており、ケースアッセンブリ1は、ケース10の上流側端部を収容部71に嵌め、下流側端部を上に向けた状態で、設置される。
吹出部アッセンブリ装着工程
前述したようにして組み立てられた吹出部アッセンブリ2を、第2設置台70に設置されたケースアセンブリ1に組み付ける。すなわち、図10に示すように、フレーム40の意匠面40aを上にした状態で吹出部アッセンブリ2を上方からケースアッセンブリ1に近づけると、下流側フィンアッセンブリ50の操作つまみ55の係合フォーク部55aが、上流側フィンアッセンブリ20の係合軸25に嵌り、操作ダイヤル35がフレーム40の窓41に入り込み、フレーム40がケース10に連結され、レジスタ装置が完成する。
本実施形態では、フレーム40がケース10に近づくと、フレーム40に形成された複数の突起48(図6にのみ示す)が、ケース10に形成された複数の嵌合凹部18(図10にのみ示す)に嵌り、ケース10に形成された弾性片19の外面の突起がフレーム40に形成された弾性片49の嵌合穴49aに嵌ることにより、フレーム40とケース10が連結される。
最後にレジスタ装置を持ち上げて第2設置台70から外す。
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。
本実施形態では一対の支持板は分離されているが、支持枠の一部により一対の支持板を構成してもよい。
支持溝の第1係合部が凹形状で、規制片の第2係合部が凸形状であってもよい。
本発明は、車両の空調のためのレジスタ装置に適用できる。
1 ケースアッセンブリ
2 吹出部アッセンブリ
10 ケース
20 上流側フィンアッセンブリ
21 フィン
40 フレーム
40a 意匠面
42,43 支持凸部
42a、43a 支持溝
42x 抜け止め凸部(仮保持構造)
42y 第1係合部
50 下流側フィンアッセンブリ
51 フィン
52 連動リンク
53,54 支持板
53a,53b,54a,54b 規制片
53y、53y’ 第2係合部
60 第1設置台
70 第2設置台

Claims (10)

  1. 通風路を有する筒形状のケースと、上記ケースの下流側端部に設けられた吹出部アッセンブリとを備え、
    上記吹出部アッセンブリが、吹出口を有するとともに車室に臨む意匠面を有して上記ケースに連結されるフレームと、上記フレームの内側に装着されるフィンアッセンブリとを有する車両用レジスタ装置において、
    上記フィンアッセンブリは、互いに平行をなして第1方向に延びるとともに上記第1方向と直交する第2方向に離間して並べられる複数のフィンと、上記複数のフィンを連動させるために上記複数のフィンに回動可能に連結された連動コネクタと、互いに上記第1方向に離間対峙する一対の支持板と、を有し、
    上記複数のフィンのうち上記第2方向の中間に位置する中間フィンの両端の回動軸が、上記一対の支持板に回動可能に支持され、上記複数のフィンのうち第2方向の両端に位置する2枚の端フィンの両端の回動軸が、上記フレームの裏側に形成された4つの支持溝の奥端部にそれぞれ収容され、
    上記一対の支持板は、上記第2方向の両端部に規制片を有し、これら規制片が上記支持溝に挿入されて上記端フィンの回動軸を規制することを特徴とする車両用レジスタ装置。
  2. 上記フレームの内周には、上記2枚の端フィンの両端に対応した位置に、上記第1方向に突出する4つの支持凸部が形成され、これら4つの支持凸部に上記支持溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用レジスタ装置。
  3. 上記フレームの上記支持溝の内面には、上記奥端部の近傍において抜け止め凸部が形成され、この抜け止め凸部により、上記端フィンの回動軸を上記支持溝に仮保持できることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用レジスタ装置。
  4. 上記支持溝の内面には、上記抜け止め凸部より上記支持溝の開口側に位置する凸または凹形状の第1係合部が形成され、上記支持板の規制片の側面には上記第1係合部と相補形状をなす第2係合部が形成され、上記第1係合部と上記第2係合部の係合により、上記支持板を上記フレームに仮保持できることを特徴とする請求項3に記載の車両用レジスタ装置。
  5. 通風路を有する筒形状のケースと、吹出口を有するとともに車室に臨む意匠面を有して上記ケースの下流側端部に連結されるフレームと、上記フレームの内側に装着されるフィンアッセンブリと、を備え、上記フィンアッセンブリが、互いに平行をなして第1方向に延びるとともに上記第1方向と直交する第2方向に離間して並べられる複数のフィンを含む車両用レジスタ装置を組み立てる方法において、
    上記複数のフィンに連動リンクを回動可能に連結するとともに、上記複数のフィンのうち上記第2方向の中間に位置する中間フィンの両端の回動軸を、両端部に規制片を有する一対の支持板に回動可能に連結することにより、上記フィンアッセンブリを組み立てるフィンアセンブリ組立工程と、
    上記フレームの裏側に形成された4つの支持溝に、上記第2方向の両端に位置する2枚の端フィンの両端の回動軸と上記一対の支持板の上記規制片を差し込むことにより、上記フレームと上記フィンアッセンブリを備えた吹出部アッセンブリを組み立てる吹出部アッセンブリ組立工程と、
    上記ケースに上記フレームを連結することにより、上記ケースに上記吹出部アッセンブリを装着する吹出部アッセンブリ装着工程と、
    を備えたことを特徴とする車両用レジスタ装置の組立方法。
  6. 上記フレームの内周には、上記第1方向に突出する4つの支持凸部が形成され、これら4つの支持凸部に上記支持溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用レジスタ装置の組立方法。
  7. さらに、上記フィンアセンブリ組立工程の後に、上記フィンアッセンブリを設置台に設置し、上記複数のフィンのうち上記端フィンの両端の回動軸を、上記支持板の上記規制片の上方かつ近傍に配置させるフィンアッセンブリ設置工程を備え、
    上記吹出部アッセンブリ組立工程では、上記フレームを、上記意匠面を上にし上記支持溝を下にした状態で、上記設置台に設置された上記フィンアッセンブリの上方から上記フィンアッセンブリに向けて移動させることにより、上記フレームの上記支持溝に、上記端フィンの回動軸と上記支持板の規制片を差し込み、
    さらに、上記吹出部アッセンブリ組立工程の後に、上記吹出部アッセンブリを上記設置台から外す吹出部アッセンブリ離脱工程を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の車両用レジスタ装置の組立方法。
  8. 上記フレームの支持溝の内面には、上記奥端部の近傍に抜け止め凸部が形成されており、上記吹出部アッセンブリ組立工程において、上記端フィンの回動軸が上記フレームの弾性変形を伴って上記抜け止め凸部を乗り越えることにより、上記支持溝の奥端部に抜け止めされた仮保持状態で収容され、
    上記吹出部アッセンブリ離脱工程では、上記フレームを持ち上げることにより、上記吹出部アッセンブリを上記設置台から外すことを特徴とする請求項7に記載の車両用レジスタ装置の組立方法。
  9. 上記支持溝の内面には、上記抜け止め凸部より上記支持溝の開口側に位置する凸または凹形状の第1係合部が形成され、上記支持板の上記規制片の側面には上記第1係合部と相補形状をなす第2係合部が形成され、
    上記吹出部アッセンブリ組立工程において、上記規制片が上記支持溝に挿入される際に、上記フレームの弾性変形を伴って上記第1係合部と上記第2係合部が係合し、これにより、上記規制片も上記支持溝に仮保持されることを特徴とする請求項8に記載の車両用レジスタ装置の組立方法。
  10. さらに、上記ケースに他のフィンアッセンブリを組み付けることによりケースアッセンブリを組み立てるケースアッセンブリ組立工程と、
    上記ケースアッセンブリを、その下流側端部が上側になるように他の設置台に設置するケースアッセンブリ設置工程と、
    上記吹出部アッセンブリ装着工程では、上記吹出部アッセンブリを、上記フレームの上記意匠面を上にした状態で、上記ケースアセンブリの上方から上記ケースアッセンブリに向けて移動させ、上記フレームを上記ケースに連結することを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載の車両用レジスタ装置の組立方法。
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