JP2020118133A - 車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造 - Google Patents

車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】電動発電機に対するオートテンショナの取付剛性を向上させることができる車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造を提供すること。【解決手段】オートテンショナの第1取付片64および第2取付片65は、電動発電機50のハウジング部51の周方向へ延び、第1取付部54および第2取付部55の第1プーリ50A側に向いた側面に固定されている。また、第1取付片64および第2取付片65の第1プーリ50A側とは反対側の側面に、ハウジング部51に対向する縁部に沿って延びる内側補強リブ64A、65Aと、ハウジング部51とは反対側の縁部に沿って延びる外側補強リブ64B、65Bと、が設けられている。そして、内側補強リブ64A、65Aは、第1取付部54および第2取付部55の側方へ延び、外側補強リブ64B、65Bは、第1取付部54および第2取付部55の外方へ延びている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造に関する。
従来、車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のものは、エンジン本体に固定される補機取付ブラケットが、オートテンショナが取り付けられる取付面から延びるオイルフィルタの円筒状ケースを一体に備え、この円筒状ケースに一体に設けた取付ボスに、補機を駆動する無端ベルトを案内するアイドラプーリを支持している。これにより、特許文献1に記載のものは、エンジンの補機を駆動する無端ベルトを案内するアイドラプーリの取付剛性を向上させることができる。
特開2003−148161号公報
ところで、補機が電動発電機である場合、オートテンショナを電動発電機に取り付けてベルトの弛みを防止することが考えられる。
この際、電動発電機に対するオートテンショナの取付剛性が低いと、オートテンショナの振動が増加してしまうという問題がある。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、電動発電機に対するオートテンショナの取付剛性を向上させることができる車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するため、エンジン本体に設けられたクランクプーリと、第1プーリを有する電動発電機と、第2プーリを有する補機と、前記クランクプーリと前記第1プーリと前記第2プーリとに巻き掛けられるベルトと、前記ベルトの張力を調整するオートテンショナと、を備え、前記オートテンショナが、前記電動発電機に固定される基部と、前記基部に揺動自在に支持されるアーム部と、前記アーム部の揺動先端に設けられ、前記第1プーリの近傍で前記ベルトに接触するテンショナプーリと、を有する車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造であって、前記基部は、外方に突出する複数の取付片を有し、前記電動発電機は、前記第1プーリの回転軸の軸線方向に延びる筒状のハウジング部と、前記ハウジング部の外周部から半径方向外側に突出する少なくとも1つの取付部と、を有し、前記取付片は、前記ハウジング部の周方向へ延び、前記取付部の前記第1プーリ側に向いた側面に固定されており、前記取付片の該取付片の前記第1プーリ側とは反対側の側面に、前記ハウジング部に対向する縁部に沿って延びる内側補強リブと、前記ハウジング部とは反対側の縁部に沿って延びる外側補強リブと、が設けられ、前記内側補強リブは、前記取付部の側方へ延び、前記外側補強リブは、前記取付部の外方へ延びていることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、電動発電機に対するオートテンショナの取付剛性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関の右側面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関の斜視図である。 図3は、本発明の一実施例に係る電動発電機とオートテンショナの斜視図である。 図4は、本発明の一実施例に係る電動発電機とオートテンショナの右側面図である。 図5は、本発明の一実施例に係る電動発電機とオートテンショナの正面図である。 図6は、本発明の一実施例に係る電動発電機とオートテンショナの左背面図である。 図7は、本発明の一実施例に係るテンショナの斜視図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造は、エンジン本体に設けられたクランクプーリと、第1プーリを有する電動発電機と、第2プーリを有する補機と、クランクプーリと第1プーリと第2プーリとに巻き掛けられるベルトと、ベルトの張力を調整するオートテンショナと、を備え、オートテンショナが、電動発電機に固定される基部と、基部に揺動自在に支持されるアーム部と、アーム部の揺動先端に設けられ、第1プーリの近傍でベルトに接触するテンショナプーリと、を有する車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造であって、基部は、外方に突出する複数の取付片を有し、電動発電機は、第1プーリの回転軸の軸線方向に延びる筒状のハウジング部と、ハウジング部の外周部から半径方向外側に突出する少なくとも1つの取付部と、を有し、取付片は、ハウジング部の周方向へ延び、取付部の第1プーリ側に向いた側面に固定されており、取付片の該取付片の第1プーリ側とは反対側の側面に、ハウジング部に対向する縁部に沿って延びる内側補強リブと、ハウジング部とは反対側の縁部に沿って延びる外側補強リブと、が設けられ、内側補強リブは、取付部の側方へ延び、外側補強リブは、取付部の外方へ延びていることを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造は、電動発電機に対するオートテンショナの取付剛性を向上させることができる。
以下、本発明に係る車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造の実施例について、図面を用いて説明する。
図1から図7は、本発明に係る一実施例の車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造を示す図である。図1から図7において、上下前後左右方向は、車両の進行する方向を前、後退する方向を後とした場合に、車両の幅方向が左右方向、車両の高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。
図1、図2において、車両用内燃機関としてのエンジン7は、図示しない変速機に連結されている。エンジン7および変速機は、図示しない車両の車幅方向(左右方向)に並んで配置されている。エンジン7は、熱エネルギーを機械的エネルギーに変換し、変速機は、エンジン7の回転速度を変速して出力する。
エンジン7は、エンジン本体9を備えており、エンジン本体9は、シリンダブロック11、シリンダヘッド12、シリンダヘッドカバー13およびオイルパン14を有する。
シリンダブロック11には複数の図示しない気筒が設けられている。気筒は、車幅方向に一列に配列されている。気筒には図示しないピストンが収納されており、ピストンは、気筒に対して上下方向に往復運動する。
ピストンは、図示しないコネクティングロッドを介してクランクシャフト15に連結されており、ピストンの往復運動は、コネクティングロッドを介してクランクシャフト15の回転運動に変換される。
クランクシャフト15は、気筒の配列方向と同方向に延びている。このように、エンジン7は、横置きエンジンから構成されている。
シリンダヘッド12とシリンダヘッドカバー13との間には図示しない動弁室が形成されており、動弁室には図示しない排気カムシャフトおよび吸気カムシャフトが収容されている。タイミングチェーンは、クランクシャフト15と吸気カムシャフトおよび排気カムシャフトとを連結しており、クランクシャフト15の動力は、タイミングチェーンを介して吸気カムシャフトおよび排気カムシャフトに伝達される。
シリンダヘッド12の前側部12aには、排気口11eが開口している。シリンダヘッド12の内部には、排気口11eに向かって集合するように各気筒の排気ポートが形成されている。言い換えれば、排気マニホールドの構造がシリンダヘッド12の内部に設けられている。
オイルパン14にはクランクシャフト15やピストン等を潤滑するためのオイルが貯留されている。
シリンダブロック11の前側部11aおよびシリンダヘッド12の前側部12aには電動発電機50が設置されている。電動発電機50は、電動機と発電機との両方の機能を有する回転電機であり、モータジェネレータともいわれる。
電動発電機50は、ボルト18Aによってシリンダヘッド12に締結され、ボルト18Bによってシリンダブロック11に締結されている。
電動発電機50の下方においてシリンダブロック11の前側部11aには補機20が設置されている。補機20は、例えばエアコンのコンプレッサからなる。補機20は、図示しないボルトによってシリンダブロック11に締結されている。
シリンダブロック11およびシリンダヘッド12の右側部にはチェーンカバー21が取付けられている。チェーンカバー21は、シリンダブロック11およびシリンダヘッド12の端部に設けられた図示しないタイミングチェーンを覆っている。チェーンカバー21は、前側部11a、12a側の右側部にボルト18Fによって締結されている。
チェーンカバー21よりも右方(図2の紙面方向の左手側)において、クランクシャフト15の端部にはクランクプーリ15aが設けられている。電動発電機50には第1プーリ50Aが設けられており、第1プーリ50Aは、電動発電機50の回転軸50Cに連結されている。
補機20には第2プーリ20aが設けられており、第2プーリ20aは、補機20の回転軸20bに連結されている。
クランクプーリ15a、第1プーリ50Aおよび第2プーリ20aには、無端状のベルト41Aが巻き掛けられている。クランクシャフト15の動力は、クランクプーリ15aからベルト41Aを介して第1プーリ50Aおよび第2プーリ20aに伝達される。これにより、電動発電機50が発電され、補機20が駆動される。
なお、クランクプーリ15aには図示しない他のベルトがさらに巻き掛けられている。クランクシャフト15の動力は、クランクプーリ15aから図示しないベルトを介して図示しない他の補機(例えば、ウォータポンプ)に伝達される。これにより、他の補機が駆動される。
クランクプーリ15aは、クランクシャフト15の軸線方向(車幅方向)に対して前後方向に分割されており、ベルト41Aと図示しないベルトとは、それぞれ分割されたクランクプーリ15aに巻き掛けられている。すなわち、ベルト41Aと図示しないベルトとは、クランクシャフト15の軸線方向にずれて設置されている。
このように本実施形態のエンジン7は、エンジン本体9からベルト41Aを介して電動発電機50および補機20に動力が伝達される。
チェーンカバー21には、ベルト41Aの張力を調整する第1オートテンショナ43が設けられている。第1オートテンショナ43は、ブラケット44と、アーム部材45および第1テンショナプーリ46を有する。
ブラケット44は、ボルト18J、18Kによってチェーンカバー21に締結されている。ブラケット44はL字状に屈曲して形成されており、アーム部材45の一端部45aは、ブラケット44の屈曲部に回転自在に連結されている。これにより、アーム部材45は、屈曲部を中心に揺動可能となっている。
アーム部材45の他端部45bには第1テンショナプーリ46が回転自在に連結されており、第1テンショナプーリ46は、ベルト41Aに接触している。
ブラケット44の屈曲部とアーム部材45の揺動中心部は、図示しない捩じりばねによって連結されている。捩じりばねは、第1テンショナプーリ46がベルト41Aを押圧するようにアーム部材45を一方向に付勢している。これにより、ベルト41Aは、第1オートテンショナ43によって張力が付与される。
第1オートテンショナ43において、ベルト41Aから反力が加わると、捩じりばねの付勢力に抗してアーム部材45が他方向に揺動し、エンジン7のトルク変動によって変動するベルト41Aの張力の変動を吸収する。
このように第1オートテンショナ43は、捩じりばねのばね力によってアーム部材45を一方向と他方向に揺動させることにより、第1テンショナプーリ46がベルト41Aを押圧し、あるいは、ベルト41Aの反力を受けることにより、ベルト41Aの張力を調整する。
ブラケット44は、取付部44B、44Cを備えている。取付部44Bは、上下方向、すなわち、エンジン7の高さ方向において、シリンダヘッド12の下部近傍かつ、チェーンカバー21の側方に設置されており、ボルト18Jによってチェーンカバー21に締結されている。
取付部44Cは、取付部44Bよりも上方で、かつ、取付部44Bに対してエンジン本体9の前方側に設置されており、ボルト18Kによってチェーンカバー21に締結されている。
電動発電機50には、ベルト41Aの張力を調整する第2オートテンショナ60が設けられている。第2オートテンショナ60は本発明におけるオートテンショナを構成する。第2オートテンショナ60は、電動発電機50に固定される基部61と、基部61に揺動自在に支持されるアーム部62と、アーム部62の揺動先端に設けられ、第1プーリ50Aの近傍でベルト41Aに接触する第2テンショナプーリ63と、を有している。
本実施例では、図3、図4、図5、図6に示すように、第2オートテンショナ60の基部61は、外方に突出する複数の取付片として第1取付片64および第2取付片65を有している。
電動発電機50は、第1プーリ50Aの回転軸50Cの軸線方向に延びる筒状のハウジング部51と、ハウジング部51の外周部から半径方向外側に突出する第1取付部54および第2取付部55と、を有している。
第1取付片64および第2取付片65は、ハウジング部51の周方向へ延び、第1取付部54および第2取付部55の第1プーリ50A側に向いた側面に固定されている。
また、第1取付片64および第2取付片65の第1プーリ50A側とは反対側の側面に、ハウジング部51に対向する縁部に沿って延びる内側補強リブ64A、65Aと、ハウジング部51とは反対側の縁部に沿って延びる外側補強リブ64B、65Bと、が設けられている。
また、内側補強リブ64A、65Aは、第1取付部54および第2取付部55の側方へ延び、外側補強リブ64B、65Bは、第1取付部54および第2取付部55の外方へ延びている。
また、図7に示すように、本実施例では、外側補強リブ64B、65Bの稜線64BL、65BLおよび内側補強リブ64A、65Aの稜線64AL、65ALは、それぞれ基部61から第1取付片64および第2取付片65の先端側に向かうにつれて第1取付片64および第2取付片65に近づくように傾斜している。また、外側補強リブ64B、65Bの稜線は、内側補強リブ64A、65Aの稜線と比較して緩やかに傾斜している。
なお、電動発電機50は、ハウジング部51の外周部から半径方向外側の上方に突出する上側アーム部52と半径方向外側の下方に突出する下側アーム部53とを有している。上側アーム部52は、エンジン本体9のシリンダヘッド12の前側部12aに設けられた上側ブラケット71に固定されている。
下側アーム部53は、エンジン本体9のシリンダブロック11の前側部11aに設けられた下側ブラケット72に固定されている。
第2オートテンショナ60のアーム部62は、基部61の揺動中心軸62Cを中心として揺動自在に支持されている。
電動発電機50は、ハウジング部51からベルト41Aの内周側かつクランクプーリ15aに近づく方向に延びる下側アーム部53を有している。
ハウジング部51の軸線方向の第1プーリ50A側の端部には、ハウジング部51の半径方向の中心部から半径方向外方に延びる複数の第1補強リブ51Aが設けられ、第1補強リブ51Aの1つが第1取付部54に連なる下側アーム部53および第2取付部55に連結されている。
ハウジング部51の軸線方向の第1プーリ50A側の端部には、互いに略平行に延びる4対の第1補強リブ51Aが設けられており、1対の第1補強リブ51Aは、周方向に隣り合う他の1対の第1補強リブ51Aに対して90度の角度だけ離れている。言い換えれば、1対の第1補強リブ51Aは、周方向に隣り合う他の1対の第1補強リブ51Aに対して直交している。
第1取付部54および第2取付部55の外縁部には、第1補強リブ51Aよりもハウジング部51の半径方向外側へ延び、かつハウジング部51の周方向で第1取付片64および第2取付片65と対向する第2補強リブ53C、55Aがそれぞれ設けられている。
また、第2テンショナプーリ63は、基部61より上側に配置されている。第1取付片64の長さは、第2取付片65の長さよりも短く形成されている。さらに、第2取付片65は、第2テンショナプーリ63の回転軸63Cの軸心よりも上方でハウジング部51に固定されている。
第1プーリ50Aの回転軸50Cの軸心と下側アーム部53をシリンダブロック11に締結する締結部材としてのボルト18Bの軸心とを結ぶ仮想線53Lを下側アーム部53に投影した場合、下側アーム部53は、仮想線53Lに対して第1取付片64の側に位置する第1部分53Aの幅が、仮想線53Lに対して第1部分53Aと反対側に位置する第2部分53Bの幅よりも広く形成されている。
次に、作用を説明する。図1に示すように、クランクプーリ15aは時計回りに回転し、ベルト41Aを介して電動発電機50と補機20を駆動する。ベルト41Aは、第1プーリ50Aから第2プーリ20aに向かって下方に延びており、第2テンショナプーリ63は、第1プーリ50Aと第2プーリ20aの間において、ベルト41Aの延びる方向の第1プーリ50Aの近傍でベルト41Aに外側から接触し、ベルト41Aに張力を付与している。これにより、ベルト41Aは内側に屈曲され、ベルト41Aから第2オートテンショナ60の第2テンショナプーリ63には、ベルト41Aの外側に向かって荷重(反力)が作用する。
本実施例では、第2オートテンショナ60の基部61は、外方に突出する複数の取付片として第1取付片64および第2取付片65を有している。
また、電動発電機50は、第1プーリ50Aの回転軸50Cの軸線方向に延びる筒状のハウジング部51と、ハウジング部51の外周部から半径方向外側に突出する少なくとも1つの取付部として、第1取付部54および第2取付部55と、を有している。
また、第1取付片64および第2取付片65は、ハウジング部51の周方向へ延び、第1取付部54および第2取付部55の第1プーリ50A側に向いた側面にボルト18Hで固定されている。
また、第1取付片64および第2取付片65の、これら第1取付片64および第2取付片65の第1プーリ50A側とは反対側の側面に、ハウジング部51に対向する縁部に沿って延びる内側補強リブ64A、65Aと、ハウジング部51とは反対側の縁部に沿って延びる外側補強リブ64B、65Bと、が設けられている。
そして、内側補強リブ64A、65Aは、第1取付部54および第2取付部55の側方へ延び、外側補強リブ64B、65Bは、第1取付部54および第2取付部55の外方へ延びている。
したがって、第1取付部54および第2取付部55の外縁部に配置される第2補強リブ53C、55Aに対し、第1取付片64および第2取付片65に配置される内側補強リブ64A、65Aと、外側補強リブ64B、65Bと、が格子状に配置されることになる。
言い換えれば、第1取付部54の第2補強リブ53Cに対して、内側補強リブ64Aと、外側補強リブ64Bと、がそれぞれ約90度の角度で交差している。また、第2取付部55の第2補強リブ55Aに対して、内側補強リブ65Aと、外側補強リブ65Bと、が約90度の角度で交差している。
このため、第1取付部54および第2取付部55に対する第1取付片64および第2取付片65の取付剛性をそれぞれ向上させることができる。
よって、電動発電機50に対する第2オートテンショナ60の取付剛性を向上させることができ、第2オートテンショナ60の振動を抑制することができる。
本実施例では、外側補強リブ64B、65Bの稜線64BL、65BLおよび内側補強リブ64A、65Aの稜線64AL、65ALは、それぞれ基部61から第1取付片64および第2取付片65の先端側に向かうにつれて第1取付片64および第2取付片65にそれぞれ近づくように傾斜している。そして、外側補強リブ64B、65Bの稜線は、内側補強リブ64A、65Aの稜線と比較して緩やかにそれぞれ傾斜している。
このように、外側補強リブ64B、65Bの稜線は、内側補強リブ64A、65Aの稜線と比較して緩やかにそれぞれ傾斜しているので、外側補強リブ64B、65Bの剛性を高めることができ、第1取付部54および第2取付部55に対する第1取付片64および第2取付片65の取付剛性をそれぞれ向上させることができる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
7…エンジン(車両用内燃機関)、9…エンジン本体、15a…クランクプーリ、20…補機、20a…第2プーリ、20b…回転軸、41A…ベルト、50…電動発電機、50A…第1プーリ、50C…回転軸、51…ハウジング部、54…第1取付部(取付部)、55…第2取付部(取付部)、60…第2オートテンショナ、61…基部、62…アーム部、63…第2テンショナプーリ(テンショナプーリ)、63C…回転軸、64…第1取付片(取付片)、64A…内側補強リブ、64AL…稜線、64B…外側補強リブ、64BL…稜線、65…第2取付片(取付片)、65A…内側補強リブ、65AL…稜線、65B…外側補強リブ、65BL…稜線

Claims (2)

  1. エンジン本体に設けられたクランクプーリと、
    第1プーリを有する電動発電機と、
    第2プーリを有する補機と、
    前記クランクプーリと前記第1プーリと前記第2プーリとに巻き掛けられるベルトと、
    前記ベルトの張力を調整するオートテンショナと、を備え、
    前記オートテンショナが、前記電動発電機に固定される基部と、前記基部に揺動自在に支持されるアーム部と、前記アーム部の揺動先端に設けられ、前記第1プーリの近傍で前記ベルトに接触するテンショナプーリと、を有する車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造であって、
    前記基部は、外方に突出する複数の取付片を有し、
    前記電動発電機は、前記第1プーリの回転軸の軸線方向に延びる筒状のハウジング部と、前記ハウジング部の外周部から半径方向外側に突出する少なくとも1つの取付部と、を有し、
    前記取付片は、前記ハウジング部の周方向へ延び、前記取付部の前記第1プーリ側に向いた側面に固定されており、
    前記取付片の該取付片の前記第1プーリ側とは反対側の側面に、前記ハウジング部に対向する縁部に沿って延びる内側補強リブと、前記ハウジング部とは反対側の縁部に沿って延びる外側補強リブと、が設けられ、
    前記内側補強リブは、前記取付部の側方へ延び、
    前記外側補強リブは、前記取付部の外方へ延びていることを特徴とする車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造。
  2. 前記外側補強リブの稜線および前記内側補強リブの稜線は、それぞれ前記基部から前記取付片の先端側に向かうにつれて前記取付片に近づくように傾斜しており、
    前記外側補強リブの稜線は、前記内側補強リブの稜線と比較して緩やかに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造。
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JP2018066301A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 スズキ株式会社 エンジンの補機支持構造

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