JP2020115193A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラム Download PDF

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Junichi Isamigawa
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Abstract

【課題】既に画像や文字が形成された用紙に対しても用紙の設定処理を行うことができる画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】画像形成システム1は、画像形成装置20と、用紙積載装置50と、制御部200とを備えている。用紙積載装置50は、第1トレイ560と、第2トレイ570とを備えている。制御部200には、メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、サブジョブの実施中に、用紙を第1トレイ560から第2トレイ570への受け渡し処理を実施するか否かを判断する判断部202が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置、画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラムに関する。
画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置により画像が形成された用紙を積載する用紙積載装置とを備えている。また、近年では、用紙積載装置のトレイの積載容量を超えるジョブが行われる。このような、大量の用紙を印刷するジョブのために、用紙積載装置では、第1トレイと第2トレイを設け、ジョブを中断させて、第1トレイに積載された用紙を第2トレイに受け渡し、外部に排紙する技術が提案されている。
従来の、この種の画像形成システムとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、画像形成装置がジョブの処理を開始する前に、用紙の取り出し処理を実行させる取出指示をジョブに設定する技術が記載されている。
特開2014−106553号公報
しかしながら、第1トレイに積載された用紙を外部に排紙時には、実行中のジョブを中断させる必要があった。さらに、大量印刷時には1つのメインジョブ中に、画像安定化のための調整ジョブや割込みジョブ等のサブジョブが実施される。そして、これらのサブジョブを実施中もメインジョブを中断させる必要があった。その結果、従来の画像形成システムでは、用紙を外部に排紙する処理に加え、サブジョブ中もメインジョブが中断されるため、生産性が低下する、という問題を有していた。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、生産性の向上を図ることができる画像形成装置、画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、第1トレイと、第2トレイと、判断部と、を備えている。第1トレイは、メインジョブに基づいて画像形成部により画像が形成された用紙が積載される。第2トレイは、第1トレイに積載された用紙を受け取り、外部に排出する第2トレイ。判断部は、メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、サブジョブの実施中に、用紙を第1トレイから第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する。
本発明の画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、画像形成装置により画像が形成された用紙が排紙される用紙積載装置と、用紙積載装置及び画像形成装置を制御する制御部と、を備えている。用紙積載装置は、メインジョブに基づいて画像形成部により画像が形成された用紙が積載される第1トレイと、第1トレイに積載された用紙を受け取り、外部に排出する第2トレイと、備えている。また、制御部には、メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、サブジョブの実施中に、用紙を第1トレイから第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する判断部が設けられる。
また、本発明の画像形成システムを制御する方法は、以下(1)から(4)に示す工程を含む。
(1)画像形成部により用紙に画像を形成する工程。
(2)メインジョブに基づいて画像形成部により画像が形成された用紙を第1トレイに積載させる工程。
(3)第1トレイに積載された用紙を第2トレイが受け取り、外部に排出させる工程。
(4)メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、サブジョブの実施中に、判断部が、用紙を第1トレイから第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する工程。
さらに、本発明のプログラムは、次の手順をコンピューターに実行させる。
画像形成部により用紙に画像を形成する手順。
メインジョブに基づいて画像形成部により画像が形成された用紙を第1トレイに積載させる手順。
第1トレイに積載された用紙を第2トレイが受け取り、外部に排出させる手順。
メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、サブジョブの実施中に、用紙を第1トレイから第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断部によって判断させる手順。
上記構成の画像形成装置、画像形成システム、画像形成システムを制御する方法及びプログラムによれば、生産性の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムの全体構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムのハードウエア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムの用紙積載装置における用紙の受け渡し動作を示す説明図である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける割込みジョブ発生時の出力時間(中断時間)を示す表である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける第1トレイに積載された用紙の外部排紙動作にかかる中断時間を示す表である。 従来の定期の出力濃度調整とトレイの排紙実施タイミングを示す表である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける定期の出力濃度調整とトレイの排紙実施タイミングを示す表である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける定期の出力濃度調整とトレイの排紙実施タイミングを示す表である。 従来の割込みジョブとトレイ排紙の出力シーケンスを示す表である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける割込みジョブとトレイ排紙の出力シーケンスを示す表である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける操作表示パネルに表示される表示例である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける他の動作例を示す説明図である。
以下に、本発明の、画像形成装置、画像形成システム、方法及びプログラムを実施するための形態について、図1〜図14を参照しながら説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
1.実施の形態例
1−1.画像形成システムの構成
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる画像形成システムの全体構成について説明する。図1は、本例の画像形成システム1の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置20と、用紙積載装置50と、を有している。画像形成装置20及び用紙積載装置50は、LAN等のネットワークに接続され、ネットワークを介して相互に接続されている。
画像形成装置20は、出力されたジョブ情報及び画像データに基づいて、給紙された用紙Sに対して画像を形成する。また、画像形成装置20は、例えば電子写真方式により用紙Sに画像を形成する装置である。画像形成装置20は、用紙Sが収容された給紙部220と、用紙搬送部230と、操作表示パネル240と、画像形成部270と、定着部280と、反転搬送部290とを備えている。
報知部を示す操作表示パネル240は、画像形成装置20の筐体の上部に設置されている。操作表示パネル240は、表示パネルとタッチパネル(操作部)が重ねられた構成をしており、ユーザーによる操作及び情報の表示が可能となっている。
用紙搬送部230は、給紙部220から給紙された用紙Sを、画像形成部270、定着部280、反転搬送部290や後述する用紙積載装置50に搬送する。
画像形成部270は、例えば、複数色(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック等)の画像形成ユニットを備え、用紙にカラーのトナー画像を形成することができる。画像形成部270の用紙搬送方向の下流側には、トナー画像が形成された用紙が搬送される定着部280が配置されている。
定着部280は、搬送された用紙Sを加圧及び加熱することにより、用紙Sに転写されたトナー画像を用紙Sに定着する。定着部280により定着処理が行われた用紙Sは、用紙搬送部230により、反転搬送部290又は用紙積載装置50に搬送される。
反転搬送部290は、用紙Sを反転させる反転部が設けられている。反転部により表裏又は前後が反転された用紙Sは、反転搬送部290を通って画像形成部270の上流側又は定着部280の下流側に搬送される。
用紙積載装置50は、用紙Sを搬送する用紙搬送部530と、用紙Sが積載される第1トレイ560と、第2トレイ570(図2及び図3参照)と、サブトレイ580と、トレイ移動部54(図2及び図3参照)を備えている。用紙搬送部530は、画像形成装置20から搬送された用紙Sを第1トレイ560や、サブトレイ580、又は用紙積載装置50における搬送方向の下流側に配置される後処置装置等の装置に搬送する。なお、用紙積載装置50の詳細な構成については、後述する。
1−2.各装置のハードウエア構成
次に、図2を参照して各装置のハードウエア構成について説明する。
図2は、画像形成システムの各装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
次に、画像形成装置20のハードウエア構成について説明する。
画像形成装置20は、制御部200と、通信部210と、給紙部220、用紙搬送部230、操作表示パネル240、メモリ250、画像処理部260、画像形成部270、定着部280、反転搬送部290を備えている。また、画像形成装置20は、算出部201及び判断部202を備えている。
判断部を示す制御部200は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有している。制御部200は、算出部201、判断部202、通信部210、給紙部220、用紙搬送部230、操作表示パネル240、メモリ250、画像処理部260、画像形成部270、定着部280、反転搬送部290にシステムバスを介して接続され、画像形成装置20全体を制御する。また、制御部200は、通信部210を介して、用紙積載装置50を制御する。すなわち、本例では、制御部200が画像形成システム1全体を制御する。
記憶部を示すメモリ250は、RAM等の揮発性メモリ又は大容量の不揮性メモリである。メモリ250には、制御部200が実行するプログラム等が格納されており、また制御部200の作業領域として使用される。
通信部210は、用紙積載装置50の通信部510とデータの送信及び受信を行う。なお、通信部210は、画像形成システム1の外部装置ともデータの送信及び受信を行う。
画像処理部260は、外部から入力されたジョブ情報から画像データを取得し、画像処理を行う。画像処理部260は、制御部200の制御のもと、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。そして、画像処理部260によって処理された画像データは、画像形成部270に送信される。画像形成部270は、画像処理部260によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙Sの上に画像を形成する。
操作表示パネル240は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示パネル240は、出力部及び入力部の一例であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示パネル240は、複数のキーを備え、ユーザーのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号を制御部200に出力する。
算出部201は、割込みジョブが発生時の中断時間を算出する。そして、算出部201は、算出した中断時間に関する情報を制御部200に出力する。判断部202は、算出部201が算出した中断時間や、メモリ250に予め格納されている中断時間に基づいて、第1トレイ560に積載された用紙の排紙タイミングを判断する。そして、判断部202は、判断結果を制御部200に出力する。制御部200は、判断部202から受信した情報を、通信部210を介して用紙積載装置50に出力する。
次に、用紙積載装置50のハードウエア構成について説明する。
用紙積載装置50は、制御部500と、通信部510と、用紙搬送部530と、第1トレイ560、第2トレイ570と、メモリ550を備えている。また、用紙積載装置50は、第1トレイ560及び第2トレイ570を移動可能に支持するトレイ移動部54と、トレイ移動部54を駆動させる駆動部590と、シャッター52とを備えている。
制御部500は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有している。制御部500は、通信部510、用紙搬送部530、メモリ550、駆動部590、トレイ移動部54にシステムバスを介して接続され、用紙積載装置50全体を制御する。
メモリ550は、RAM等の揮発性メモリ又は大容量の不揮性メモリである。メモリ550には、制御部500が実行するプログラム等が格納されており、また制御部500の作業領域として使用される。
通信部510は、画像形成装置20の通信部210とデータの送信及び受信を行う。そして、通信部510は、用紙積載装置50よりも搬送方向の下流側に接続される装置、例えば、後処理装置等とデータの送信及び受信を行う。
駆動部590は、制御部500により制御されて、トレイ移動部54やシャッター52を駆動させる。これにより、第1トレイ560に積載された用紙Sが第2トレイ570に受け渡されて、第2トレイ570から用紙積載装置50の筐体51(図3参照)の外部に排出される。
1−3.用紙積載装置の詳細な構成及び排紙動作
次に、用紙積載装置50の詳細な構成及び第1トレイ560に積載された用紙Sの排紙動作について図3を参照して説明する。
図3Aから図3Gは、用紙積載装置50の動作を示す説明図である。
図3Aに示すように、用紙積載装置50の筐体51には、第1トレイ560と、第2トレイ570と、トレイ移動部54が収容されている。第1トレイ560は、トレイ移動部54により上下方向に移動可能に支持されている。第2トレイ570は、筐体51の下部に配置されている。また、筐体51の下部には、用紙排紙口51a(図3D参照)を開閉可能にシャッター52が設けられている。
図3Bに示すように、第1トレイ560は、用紙Sが積載されると、トレイ移動部54によって上下方向の下方に下がる。そして、図3Cに示すように、第1トレイ560が下限位置まで下がると、第1トレイ560に積載された用紙Sは、第2トレイ570に受け渡される。
また、図3Dに示すように、シャッター52が移動することで、用紙排紙口51aが開放される。そして、図3Eに示すように、第2トレイ570がトレイ移動部54によって用紙排紙口51aから筐体51の外部に移動する。図3Fに示すように、第2トレイ570が筐体51の外部まで移動すると、シャッター52が移動し、用紙排紙口51aが閉じられる。図3Gに示すように、用紙排紙口51aがシャッター52によって閉じられると、第1トレイ560は、再び上下方向の上方に向けて移動する。これにより、使用者は、第2トレイ570に受け渡された用紙Sを安全に取り出すことができる。
図3Cから図3Gに示す第1トレイ560から第2トレイ570への用紙Sの受け渡しの動作の際、画像形成システム1は、第1トレイ560への用紙Sの出力動作が停止される。
2.動作例
次に、上述した構成を有する画像形成システム1における第1トレイ560への用紙Sの出力動作の一例について図4〜図7を参照して説明する。
図4及び図5は、画像形成システム1の動作例を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず画像形成装置20の制御部200は、通信部210を介して外部から用紙積載装置50の第1トレイ560への用紙Sの出力動作、すなわちメインジョブを示すJOBAの実行指令を受信する。そして、画像形成装置20の制御部200は、JOBAに基づいて画像形成部270によって用紙Sに画像を形成し、画像が形成された用紙Sを第1トレイ560に出力させる動作を開始する(ステップS11)。
次に、制御部200は、通信部210を介して用紙積載装置50から第1トレイ560に積載された用紙Sの枚数に関する情報を受信する。または、制御部200は、JOBAを実行する際に、第1トレイ560に積載された用紙Sの枚数をカウントする。そして、制御部200は、第1トレイ560に積載された用紙Sが満杯であるか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12の処理において、制御部200は、第1トレイ560が満杯であると判断した場合(ステップS12のYES判定)、第1トレイ560に積載された用紙Sを第2トレイ570に受け渡し、外部への排紙処理を実施する(ステップS13)。外部への排紙処理は、上述した図3Bから図3Gに示す動作であるため、その説明は省略する。なお、ステップS13における外部への用紙Sの排紙処理動作の際、画像形成システム1におけるJOBAの動作は停止される。そして、ステップS13の処理が終了すると、後述するステップS14の処理を行う。
また、ステップS12の処理において、制御部200は、第1トレイ560が満杯ではないと判断した場合(ステップS12のNO判定)、制御部200は、サブジョブを示すJOBBの投入が有るか否かを判断する(ステップS14)。すなわち、制御部200は、通信部210や操作表示パネル240による入力動作や、予め設定された情報によりJOBBの要求があるか否かを判断する。サブジョブを示すJOBBは、メインジョブであるJOBAとは異なるトレイに用紙Sを排紙、又はJOBAを一時停止させるジョブである。
ステップS14の処理において、制御部200は、JOBBの投入がないと判断した場合(ステップS14のNO判定)、第1トレイ560へのJOBAの出力が完了したか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15の処理において、制御部200は、JOBAの出力が完了していないと判断した場合(ステップS15のNO判定)、ステップS12の処理に戻り、上述した動作を行う。これに対して、ステップS15の処理において、制御部200は、JOBAの出力が完了したと判断した場合(ステップS15のYES判定)、画像形成システム1は、JOBAの出力動作を完了させる。
また、ステップS14の処理において、制御部200は、JOBBが投入されたと判断した場合(ステップS14のYES判定)、図5に示すように、判断部202は、JOBBの種類を判断する(ステップS21)。
ステップS21の処理において、JOBBの種類が割込みJOBであると判断部202が判断した場合、算出部201は、割込みJOBによる中断時間、すなわち割込みJOBの出力時間Xを算出する(ステップS22)。
図6は、割込みJOBが投入された際の、JOBAの中断時間、すなわち割込JOBBの出力時間Xを示す表である。
割込みJOBBの出力時間Xは、画像形成装置20の1分当たり画像形成枚数(PPM)と、JOBBの枚数から算出される。図6に示すように、例えば、PPMが90、JOBBの枚数を105枚とした場合、割込みJOBBの出力時間Xは、70秒となる。
また、制御部200は、JOBAの出力動作を継続させる(ステップS23)。これにより、第1トレイ560には用紙Sが積載され、第1トレイ560に積載された用紙Sを外部に排紙する時間が変化する。
次に、算出部201は、現在、第1トレイ560に積載された用紙Sの枚数に基づいて、第1トレイ560に積載された用紙Sを外部に排紙処理を行う際の中断時間Yを算出する(ステップS24)。
図7は、第1トレイの排紙動作にかかる中断時間Yを示す表である。なお、以下に示す例では、第1トレイ560における用紙Sの最大積載量(満タン)が3000枚に設定されている。
図7に示すように、第1トレイに積載された用紙Sの外部排紙動作にかかる中断時間Yは、第1トレイ560が第2トレイ570まで下降する時間(トレイ下降時間)、第2トレイ570が筐体51から外部に排紙される時間(トレイ排紙時間)、第1トレイ560が第2トレイ570から初期位置まで上昇する時間(トレイ情報時間)の合計時間により算出することができる。
また、トレイ排紙時間及びトレイ上昇時間は、第1トレイ560に積載された用紙Sの枚数に関係なく、いずれも30秒である。なお、上述したように、第1トレイ560は、用紙Sが積載される毎に下方に下がる。そのため、トレイ下降時間は、第1トレイ560に積載された用紙Sの枚数に応じて変動する。例えば、第1トレイ560に用紙Sが積載されていない状態で、トレイ下降に30秒要する場合、第1トレイ560の積載量(3000枚)から、トレイ下降時間は、(3000−第1トレイ560の積載枚数)/100により算出される。
例えば、第1トレイ560に積載された用紙Sの枚数が500枚のときは、トレイ下降時間は25秒であり、第1トレイ560の満タン時のトレイ下降時間は、0秒となる。すなわち、中断時間Yは、第1トレイ560に積載された用紙Sの枚数に応じて変動する。
次に、判断部202は、ステップS24で算出部201が算出した中断時間Yが、割込みJOBBの出力時間X以下(X≧Y)に達したか否かを判断する(ステップS25)。ステップS25の処理において、中断時間Yが割込みJOBBの出力時間X以下に達していないと判断部202が判断した場合(ステップS25のNO判定)、制御部200は、ステップS23の処理に戻り、JOBAの出力動作を継続させる。
これに対して、ステップS25の処理において、中断時間が割込みJOBBの出力時間X以下に達したと判断部202が判断した場合(ステップS25のYES判定)、制御部200は、後述するステップS31の処理を行う。なお、中断時間YがX≧Yとなるタイミングが、割込みJOBが投入された場合、外部排紙処理の中断時間を最大限に有効活用できるタイミングである。
また、ステップS21の処理において、判断部202は、投入されたJOBBが定期的に行われる濃度調整処理等の画像形成部による画像形成処理の安定化を行うための調整JOBであると判断した場合、制御部200は、ステップS26の処理を行う。ステップS26の処理では、制御部200は、JOBAの出力動作を継続させる。
次に、判断部202は、投入された調整JOBが、第1トレイ560が満タンになる前の最後の定期調整であるか否かを判断する(ステップS27)。ステップS27の処理において、第1トレイ560が満タンになる前の最後の定期調整ではないと判断した場合(ステップS27のNO判定)、ステップS26の処理に戻り、制御部200は、JOBAの出力動作を継続させる。
また、ステップS27の処理において、第1トレイ560が満タンになる前の最後の定期調整であると判断した場合(ステップS27のYES判定)、制御部200は、ステップS31の処理を行う。なお、第1トレイ560が満タンになる前の最後の調整タイミングが、外部排紙処理の回数を最小回数とし、かつ中断時間を最小時間にできるタイミングである。
ステップS31の処理では、制御部200は、JOBAの出力を中断する。また、制御部200は、通信部210を介して用紙積載装置50に第1トレイ560に積載された用紙Sを外部に排紙させる処理指令を出力する。そして、用紙積載装置50の制御部500は、駆動部590やトレイ移動部54を駆動させて、外部への排紙処理を開始する。
用紙積載装置50における用紙Sの外部への排紙処理が開始されると、制御部200は、JOBBの出力を実施する(ステップS32)。JOBBの種類が割込みJOBである場合、用紙積載装置50の制御部500は、用紙搬送部530を制御し、画像形成装置20により出力された割込みJOBに相当する用紙をサブトレイ580又は用紙積載装置50よりも下流側の装置に向けて搬送する。また、JOBBの種類が調整JOBである場合、制御部200は、濃度調整等の調整処理を実施する。すなわち、JOBBの実施中に、外部排紙処理が行われる。これにより、JOBAが中断される時間を短縮することができ、作業効率の向上を図ることができる。
次に、第1トレイ560に積載された用紙Sの外部排紙処理が完了すると、制御部200は、JOBAの出力を再開する(ステップS33)。なお、用紙Sの外部排紙処理が完了する前に、JOBBの出力処理は完了している。
そして、ステップS33のJOBAの再開処理が行われると、制御部200は、図4に示すステップS15の処理を行う。上述した工程を行うことで、画像形成システム1におけるJOBAの出力動作が完了する。
3.従来の処理動作との比較
次に、本例の画像形成システム1におけるJOBAの出力動作時の中断時間と、従来のJOBAの出力動作時の中断時間との比較を図6〜図12を参照して説明する。
図8は、従来の定期/トレイ排紙実施タイミングを示す表、図9及び図10は、本例の定期/トレイ排紙実施タイミングを示す表である。
まず、図8〜図10を参照して、JOBAを中断させる処理であるJOBBの種類として調整JOBである定期的に濃度の調整を行う例について説明する。なお、図8〜図10に示す例では、JOBAの出力枚数が5000枚であり、定期の出力濃度調整間隔を1000枚に設定し、JOBAの出力時の最初の出力濃度調整は500枚のときに行われる例を示している。また、定期の出力濃度調整での中断時間が50秒に設定されている。
図8に示すように、従来の動作タイミングでは、定期の出力濃度調整の回数は、5回行われるため、中断時間は、5×50=250秒となる。そして、第1トレイ560が3000枚のときに満タンとなるため、JOBAの出力枚数が3000枚のときに、用紙Sの外部排紙処理が行われる。このときの中断時間は、図7に示すように、60秒である。そのため、従来の動作タイミングの中断時間の合計時間は、定期の出力濃度調整時の中断時間250秒に、外部排紙処理時の中断時間60秒を加えた310秒となる。
これに対して、図9に示す動作タイミングでは、外部排紙処理を、JOBAの出力枚数が500枚と、3500枚(トレイ枚数は、満タンの3000枚)のときの2回行っている。この図9に示す動作タイミングでは、外部排紙処理を2回行っているが、外部排紙処理と同時に定期の出力濃度調整も行っているため、中断時間の合計時間は、295秒となる。その結果、図9に示す動作タイミングによれば、図8に示す従来の動作タイミングよりも中断時間を15秒短縮することができる。
図10に示す動作タイミングでは、図5に示すフローチャートに合わせたタイミングである。図10に示すように、第1トレイ560が満タンになる前の最後の定期出力時、すなわちJOBAの出力枚数が2500枚の時に外部排紙処理を行っている。これにより、定期の出力濃度調整の回数は、図8及び図9に示す動作タイミングと同じ5回であるが、外部排紙処理の回数は、図9に示す動作タイミングよりも少ない1回である。
そして、図10に示す本例の動作タイミングの中断時間の合計時間は、265秒となり、図8に示す従来の動作タイミングよりも中断時間を45秒短縮することができる。さらに、外部排紙処理を行うタイミングを所定のタイミングで行うことで、図10に示す動作タイミングでは、中断時間を図9に示す動作タイミングよりも30秒短縮することができる。
なお、定期の出力濃度調整と外部排紙処理を同時に実施することによるJOBAの中断タイミングの最小回数は、JOBAの出力枚数を第1トレイ560の積載量で割った数の整数部の値から算出することができる。例えば、第1トレイ560の積載量が3000枚で、JOBAの出力枚数が5000枚のときは、5000/3000=1.66であるため、外部排紙処理の回数は、1回となる。また、第1トレイ560の積載量が3000枚で、JOBAの出力枚数が7000枚のときは、7000/3000=2.33であるため、外部排紙処理の回数は、2回となる。
また、図5に示すように、第1トレイ560が満タンになる前の最後の定期の出力濃度調整時に外部排紙処理を行うことで、中断時間を最小時間にすることができる。例えば、第1トレイ560の積載量が3000枚で、定期の出力濃度調整が第1トレイ560への積載枚数が500枚、1500枚、2500枚で実施される場合、図7に示すように、外部排紙処理による中断時間は、500枚の場合は85秒、1500枚の場合は75秒、2500枚の場合は65秒である。そのため、第1トレイ560が満タンになる前の最後の定期の出力濃度調整は、外部排紙処理による中断時間が最も短い2500枚のときとなる。このように、中断時間を最も短くすることができる。
次に、図11及び図12を参照してJOBBの種類として割込みJOBを行う例について説明する。図11及び図12に示す例では、JOBAの出力枚数が5000枚であり、図6に示す割込みジョブを行う例について説明する。
図11は、従来の割込みJOBとトレイ排紙の出力シーケンスを示し、図12は、本例の割込みJOBとトレイ排紙の出力シーケンスを示している。
図11に示すように、従来の出力シーケンスでは、5000枚のJOBAの出力が完了した後に、割込みJOBを行っている。そのため、第1トレイ560が満タンとなる3000枚のときに、一度、外部排紙処理(中断時間は60秒)が行われる。その結果、従来の出力シーケンスでの中断時間の合計時間は、外部排紙処理の中断時間である60秒に、割込みJOBの出力時間である70秒を加えた130秒となる。
これに対して、図12に示す本例の出力シーケンスでは、外部排紙処理の中断時間が割込みJOBの出力時間(70秒)以下となる2000枚のときに外部排紙処理を行っている。また、外部排紙処理と同時に、割込みJOBを行っている。これにより、図12に示すように、JOBAの中断時間の合計は、図11に示す例よりも、60秒短縮された70秒となり、図11に示す例よりも中断回数は、1回削減される。これにより、生産性の高い画像形成システム1を提供することができる。
4.表示例
次に、本例の画像形成システム1における操作表示パネル240に表示される表示例について図13を参照して説明する。
図13は、操作表示パネルに表示される表示例を示す説明図である。
図13に示すように、操作表示パネル240の表示画面241には、中断時外部排紙処理設定部21と、外部排紙タイミング設定部25が表示される。中断時外部排紙処理設定部21では、第1トレイ560への出力を中断する際に、外部排紙処理を実施するか否かを入力する入力部21a、21bが設けられている。入力部21a、21bのうち実施を示す「する」が入力されると、画像形成システム1は、図4及び図5に示すように、第1トレイ560への出力を中断する際に、第1トレイ560に積載された用紙Sの外部排紙処理を実施する。
また、中断時外部排紙処理設定部21には、中断項目表示エリア22、23を有している。中断項目表示エリア22、23としては、JOBBの種類を示す「定期の出力濃度調整」と、「割込みJOB」が表示される。中断項目表示エリア22、23には、それぞれ外部排紙処理を実施するか否かを入力する入力部22a、22b、23a、23bが設けられている。これにより、中断する種類の内容に応じて、外部排紙処理を実施するか否かを使用者が個別に設定することができる。
外部排紙タイミング設定部25は、外部排紙処理を実施するタイミングに応じて複数の設定部25a、25b、25cが設けられている。設定部25a、25b、25cとしては、例えば「中断時間最小」、「中断回数最小」、「中断発生時即」等が挙げられる。
「中断時間最小」が設定された場合では、算出部201が算出した外部排紙処理を実施時の中断時間が最も短くなるタイミングで外部排紙処理が実施される。「中断回数最小」が設定された場合では、算出部201が算出した外部排紙処理の回数が最も少なくなるタイミングで外部排紙処理が実施される。そして、「中断発生時即」が設定された場合では、第1トレイ560への出力の中断が発生したときに、外部排紙処理が実施される。
このように、操作表示パネル240の表示画面241に各種設定項目を表示させることで、使用者の要望に応じて各種項目を設定することができる。また、JOBAの出力枚数、中断処理が実施されるJOBBの種類により、外部排紙処理の実施タイミングを適切な状態に設定することができる。その結果、第1トレイ560への出力中の中断時間を効率良く活用することができ、生産性の高い画像形成システム1を提供することができる。
5.他の動作例
次に、図14を参照して画像形成システム1の他の動作例について説明する。
図14A及び図14Bは、画像形成システムの他の動作例にかかる用紙積載装置50を示す説明図である。
画像形成装置20の制御部200は、用紙積載装置50から通信部210を介して第2トレイ570の状態を受信する。そして、第2トレイ570に用紙Sが積載されていない場合では、図14Aに示すように、第1トレイ560から第2トレイ570に用紙Sを受け渡し、用紙Sの外部排紙を実施する。しかしながら、図14Bに示すように、既に第2トレイ570に用紙Sが積載されている状態で、第1トレイ560への用紙Sの積載が満タンとなった場合は、制御部200は、図4及び図5に示すような、JOBB投入時のJOBAの中断処理を実施しない。そして、第2トレイ570から用紙Sが取り除かれ、受け渡しが可能な状態となった時に、制御部200は、JOBAの中断処理を実施する。
以上、実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、上述の実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、4組の画像形成ユニットを用いてカラー画像を形成する構成としたが、本発明にかかる画像形成装置としては、1つの画像形成ユニットを用いて単色画像を形成する構成としてもよい。
なお、上述した動作例では、算出部201が外部排紙処理にかかる中断時間Yの算出をJOBBが投入されたときに行う例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、JOBAが制御部200に出力された際に、第1トレイ560に積載される枚数毎に外部排紙処理にかかる中断時間Yを予め算出してもよい。
または、図7に示す第1トレイ560に積載された枚数毎の中断時間情報を予めメモリ250に格納する。JOBBが投入された際に、判断部202は、メモリ250に格納された中断時間情報を呼び出して、外部排紙処理を実施するタイミングを判断してもよい。
さらに、判断部及び算出部として、画像形成装置20に設けられた算出部201及び判断部202を適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、判断部としては、ジョブ情報を画像形成装置20に出力する外部装置(クライアント端末、管理装置サーバ等や、モバイル端末)の制御部を判断部及び算出部に適用してもよい。
また、図13に示すように、外部排紙処理設定を行う操作部として、画像形成装置20の操作表示パネル240を適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。表示部としては、ジョブ情報を画像形成装置20に出力する外部装置(クライアント端末、管理装置サーバ等や、モバイル端末)の表示部を適用してもよい。
さらに、JOBAの中断時における外部排紙処理の設定方法は、操作表示パネル240を用いた例に限定されるものではない。例えば、使用者の音声を受け止めて、電気信号に変換する音声入力部を設け、この音声入力部が使用者の音声を受け取り、JOBAの中断時における外部排紙処理を設定してもよい。
また、上記の各構成要素、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路の設計などによりハードウエアで実現してもよい。また、上記の各構成要素、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又はICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
1…画像形成システム、 20…画像形成装置、 50…用紙積載装置、 51…筐体、 51a…用紙排紙口、 52…シャッター、 54…トレイ移動部、 200…制御部、 201…算出部、 202…判断部、 210…通信部、 220…給紙部、 230…用紙搬送部、 240…操作表示パネル、 241…表示画面、 250…メモリ、 260…画像処理部、 270…画像形成部、 280…定着部、 290…反転搬送部、 500…制御部、 510…通信部、 530…用紙搬送部、 550…メモリ、 560…第1トレイ、 570…第2トレイ、 580…サブトレイ、 590…駆動部

Claims (13)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    メインジョブに基づいて前記画像形成部により画像が形成された前記用紙が積載される第1トレイと、
    前記第1トレイに積載された前記用紙を受け取り、外部に排出する第2トレイと、
    前記メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する判断部と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 用紙に画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、
    前記画像形成装置により画像が形成された前記用紙が排紙される用紙積載装置と、
    前記用紙積載装置及び前記画像形成装置を制御する制御部と、を備え、
    前記用紙積載装置は、
    メインジョブに基づいて前記画像形成部により画像が形成された前記用紙が積載される第1トレイと、
    前記第1トレイに積載された前記用紙を受け取り、外部に排出する第2トレイと、備え、
    前記制御部には、前記メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する判断部が設けられる
    画像形成システム。
  3. 前記第1トレイに積載された前記用紙の枚数に基づいて、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理を実施した際の前記メインジョブの中断時間を算出する算出部を備えた
    請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記算出部は、前記メインジョブを受信した際に、前記第1トレイに積載される前記用紙の枚数毎に、前記中断時間を算出する
    請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記算出部は、前記サブジョブの要求発生時における前記第1トレイに積載された前記用紙の枚数に基づいて、前記中断時間を算出する
    請求項3に記載の画像形成システム。
  6. 前記算出部は、前記サブジョブを実施する際にかかる出力時間を算出する
    請求項3〜5に記載の画像形成システム。
  7. 前記判断部は、前記算出部が算出した前記中断時間と前記出力時間に基づいて、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する
    請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記判断部は、前記中断時間が前記出力時間以下に達した際に、前記メインジョブを中断し、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理の実施するタイミングを判断する
    請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記判断部は、前記出力時間が最小となるタイミングで、前記メインジョブを中断し、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理の実施するタイミングを判断する
    請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記判断部は、前記第1トレイへの前記用紙の最大積載量と、前記メインジョブの出力枚数に基づいて、前記メインジョブを中断し、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理の実施するタイミングを判断する
    請求項2に記載の画像形成システム。
  11. 前記判断部は、前記サブジョブの種類を判断し、前記サブジョブの種類に基づいて、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する
    請求項2に記載の画像形成システム。
  12. 画像形成部により用紙に画像を形成する工程と、
    メインジョブに基づいて前記画像形成部により画像が形成された前記用紙を第1トレイに積載させる工程と、
    前記第1トレイに積載された前記用紙を第2トレイが受け取り、外部に排出させる工程と、
    前記メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、前記サブジョブの実施中に、判断部が、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断する工程と、
    を含む画像形成システムの制御方法。
  13. 画像形成部により用紙に画像を形成する手順と、
    メインジョブに基づいて前記画像形成部により画像が形成された前記用紙を第1トレイに積載させる手順と、
    前記第1トレイに積載された前記用紙を第2トレイが受け取り、外部に排出させる手順と、
    前記メインジョブを中断させるサブジョブの要求があった場合に、前記サブジョブの実施中に、前記用紙を前記第1トレイから前記第2トレイへの受け渡し処理を実施するか否かを判断部によって判断させる手順と、を
    コンピューターに実行させるためのプログラム。
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