JP2009229949A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合であっても、中間トレイを使用する割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行する。
【解決手段】制御部14は、中間トレイ38に用紙が存在する旨を用紙センサ39が検知している状態で、割り込みキー33が操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイ38を使用するものであるとき、当該中間トレイ38に残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、ユーザの手動操作によって取り除く旨を促す案内画面を液晶表示部32に表示させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、エンジン部16の働きによって合紙に印刷出力させる制御を行う。
【選択図】 図4
【解決手段】制御部14は、中間トレイ38に用紙が存在する旨を用紙センサ39が検知している状態で、割り込みキー33が操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイ38を使用するものであるとき、当該中間トレイ38に残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、ユーザの手動操作によって取り除く旨を促す案内画面を液晶表示部32に表示させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、エンジン部16の働きによって合紙に印刷出力させる制御を行う。
【選択図】 図4
Description
本発明は、印刷エンジンから排出されてきた用紙が一時的に待避される中間トレイを備えた画像形成装置に係り、特に、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合であっても、中間トレイを使用する割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行可能な画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置では、印刷エンジンから排出されてきた印刷済み用紙に対し、両面コピー、パンチ、ステイプルなどの処理を施すために、印刷済み用紙が一時的に待避される中間トレイを備えたものが知られている。
ところで、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合に、中間トレイを使用する割り込み処理に係るジョブが発生した際において、先行待機ジョブに係る用紙と、割り込みジョブに係る用紙とを、中間トレイ内で混在を生じさせることなく、いかにして割り込み処理を完遂するかが問題となる。
そうした観点から、特許文献1には、中間トレイに用紙の有無を検知するセンサを設け、このセンサからの出力に基づき、中間トレイ内に用紙がないときには、割り込んで設定される制御モードとして、両面モードと片面モードとのいずれか一方を選択可能とし、用紙があるときには、片面モードのみを選択可能に制御する制御手段を設け、割り込み前の先行待機ジョブに係る用紙と、割り込みジョブに係る用紙と、が中間トレイ内で混在するのを防止するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に係る割り込み処理機能では、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合に、中間トレイを使用する割り込み処理が生じた際には、その処理を完遂することができない。また、例え割り込み処理を完遂することができたとしても、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行することができない限りは、全てのユーザ(割り込みジョブに係るユーザと先行待機ジョブに係るユーザ)に利便性をもたらすといった観点から新たな問題を招来することになりかねない。
特開平6−222642号公報
解決しようとする問題点は、従来技術では、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合に、中間トレイを使用する割り込み処理が生じた際には、その割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行することができなかった点である。
本発明は、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合であっても、中間トレイを使用する割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行可能な画像形成装置を提供することを目的として、画像形成処理に係るジョブを遂行するための印刷エンジンと、割り込み処理に係るジョブを選択する際に操作される割り込みキーと、前記印刷エンジンから排出されてきた用紙が一時的に待避される中間トレイと、を備えて構成される画像形成装置であって、前記中間トレイに収容されている用紙の存在有無を検知する用紙センサと、画像形成処理に係る各種情報を表示する表示手段と、前記中間トレイに用紙が存在する旨を前記用紙センサが検知している状態で、前記割り込みキーが操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイを使用するものであるとき、当該中間トレイに残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、ユーザの手動操作によって取り除く旨を促す案内画面を前記表示手段に表示させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、前記印刷エンジンの働きによって合紙に印刷出力させる制御を行う制御手段と、を備えて構成されることを最も主要な特徴とする。
本発明に係る画像形成装置では、制御手段は、中間トレイに用紙が存在する旨を用紙センサが検知している状態で、割り込みキーが操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイを使用するものであるとき、当該中間トレイに残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、ユーザの手動操作によって取り除く旨を促す案内画面を前記表示手段に表示させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、前記印刷エンジンの働きによって合紙に印刷出力させる制御を行うので、これにより、ユーザは、案内画面に従う手動操作によって、先行待機ジョブに係る用紙を取り除くことになる。この操作の際に、当該先行待機ジョブの復帰手順が記載された合紙が印刷出力されるので、ユーザは、割り込み処理に係るジョブの終了後に、当該合紙に印刷出力された先行待機ジョブの復帰手順に従って、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を難なく遂行することができる。従って、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合であっても、中間トレイを使用する割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行することができる。
先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合であっても、中間トレイを使用する割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行するといった目的を、中間トレイに用紙が存在する旨を前記用紙センサが検知している状態で、前記割り込みキーが操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイを使用するものであるとき、当該中間トレイに残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、ユーザの手動操作によって取り除く旨を促す案内画面を前記表示手段に表示させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、前記印刷エンジンの働きによって合紙に印刷出力させる制御を行う制御手段により実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[画像形成装置の全体構成]
図1は、本発明に係る画像形成装置の全体構成図、図2は、同画像形成装置の機能ブロック図、図3は、同画像形成装置の操作パネル部を示す図である。
図1は、本発明に係る画像形成装置の全体構成図、図2は、同画像形成装置の機能ブロック図、図3は、同画像形成装置の操作パネル部を示す図である。
図1に示すように、本発明に係る画像形成装置1は、プラテンガラス(不図示)上にセットされるか、又は原稿自動送り装置(以下、「ADF」と省略する。)4から送り込まれた原稿の画像データをスキャナ部5で読み取り、読み取った画像データを光電変換して画像形成部6に送る。この画像形成部6は、給紙トレイ7,8又は両面印刷用ユニット10から供給されてきた用紙(コピー用紙、OHPフィルム等)上に、ユーザ操作部3から選択的に設定操作されたデータや外部PC等からネットワーク22経由で受信した画像データを印刷する機能を有している。
次いで、この画像形成装置1は、印刷された用紙を後処理装置2に送り込み、後処理装置2内において用紙に孔明けやステイプル留めを含む後処理を施した後、この後処理済みの用紙を用紙排出部11の排紙トレイ12上に排出する機能を有している。また、この画像形成装置1は、印刷済みの用紙に後処理を施さないで、バイパス搬送路13を介して用紙排出部11の排紙トレイ12上に排出することができる。
次に、本画像形成装置1を構成する機能部材について説明すると、画像形成装置1は、図2に示すように、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される制御部(本発明の「制御手段」に相当する。)14によって制御される。この制御部14にインターフェース15を介して接続され諸機能を担う入出力機器として、画像形成装置1は、スキャナ部5、エンジン部(本発明の「印刷エンジン」に相当する。)16、ハードディスク17、ユーザ操作部3、及びプリンタコントローラ18を備えており、このうちエンジン部16には、インターフェース15を介して後処理部20が接続されている。そして、画像形成装置1は、LAN接続ボード21を介してネットワーク22に接続され、そのネットワーク22を介して他のパソコン23やパソコン23で作動制御されるプリンタ24等との間でデータ又はメールメッセージの送受信を行う機能を有している。
画像形成装置1の構成部分のうち、スキャナ部5は、ADF4とスキャナ(画像読み取り部)5aとを備えており、ADF4によってスキャナ5aに送り込まれた原稿を画像読取CCD25によって読み取り、この画像読取CCD25で読み取った画像データを光電変換して制御部14のメモリコピー部26に送信する。
制御部14は、画像データの記憶・読み出しが可能なメモリコピー部26と、CPU27と、ROM・RAM等の内部メモリ28とを有している。この内部メモリ28は、後述する割り込みキーがユーザによって操作されたとき、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係るジョブ遂行状況を記憶する機能を有している。内部メモリ28は、例えばハードディスクドライブなどの大容量記憶装置であっても良い。また、制御部14は、スキャナ部5や外部のプリンタコントローラ18から送られてきた画像データをメモリコピー部26に取り入れ、その画像データをメモリコピー部26からハードディスク17やエンジン部14のレーザースキャニングユニット(LSU)30に送り出す機能を有している。なお、制御部14は、ハードディスク17に記憶してある画像データをメモリコピー部26に読み出し、そのメモリコピー部26の画像データをエンジン部14に送り出すことができる。
エンジン部14は、用紙に画像を形成するために必要とされる各種機器(例えば、LSU30、図示しない感光体、帯電器、露光器、現像器、転写器、定着器、クリーニング機構、給紙・搬送装置等)を駆動するものであり、LSU30によって感光体に静電潜像を形成し、この感光体上の静電潜像を現像器から供給するトナーで顕像化し、この感光体上のトナー像を転写器によって用紙に転写した後、用紙のトナー像を定着器で定着させる等の機能を有している。
ユーザ操作部3は、図3に示すように、文字、図形、記号を含む各種文字コードを入力するためのキー入力部31と、画像形成処理に係る各種設定画面を、その設定内容とともに表示するための液晶表示部(本発明の「表示手段」に相当する。)32と、割り込み処理に係るジョブを選択する際に操作される割り込みキー33と、などを備えている。そして、このユーザ操作部3がユーザによって操作されることにより、例えばコピージョブにおけるモード設定や複写枚数等の操作入力がなされることになる。
後処理装置2は、用紙導入口34が画像形成装置本体1aの排紙口35に接続されており、印刷済みの用紙に孔明けするためのパンチユニット36と、印刷済みの用紙をステイプル留めする後処理部(ステイプラユニット)20と、を備えている。この後処理装置2は、ステイプル留めする場合、用紙導入口34から導入した用紙がパンチユニット36を通過した後、用紙を搬送方向先端側から分岐路37に案内し、その用紙を後処理部20の中間トレイ38上に位置決めした状態で載置する。この中間トレイ38には、用紙の存在有無を検知する検知センサ39が設けられている。この中間トレイ38上に所定枚数の用紙が収容されると、これら複数の用紙の端部を後処理部20でステイプル留めする。その後、ステイプル処理された用紙を中間トレイ38上から用紙排出口40を介して用紙排出部11の排紙トレイ12上に排出する。なお、用紙排出部11は、複数の排紙トレイ12、12・・・を上下動させる機能を有している。
[画像形成装置の動作]
次に、本発明に係る画像形成装置の動作について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、中間トレイに用紙が存在する旨を用紙センサが検知している状態で、ユーザによって割り込みキーが操作された際における処理の流れを示し、図5は、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブの復帰手順が印刷出力される合紙の記載例を示す。
次に、本発明に係る画像形成装置の動作について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、中間トレイに用紙が存在する旨を用紙センサが検知している状態で、ユーザによって割り込みキーが操作された際における処理の流れを示し、図5は、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブの復帰手順が印刷出力される合紙の記載例を示す。
本動作説明に先立って、前提条件に言及すると、画像形成装置1は、例えば、ステイプル留めに係る後処理待ちのために、中間トレイ38に用紙が残留している状態にあり、この状態下でユーザが、中間トレイ38を使用するジョブとして、両面コピージョブを遂行するためにやってきたものと仮定する。
図4に示すように、緊急を要する両面コピージョブを遂行するためにやってきたユーザが、割り込みキー33の入力操作を行うと(ステップS11)、これを受けて制御部14は、現在遂行中のジョブを即時中断させるとともに、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係るジョブ遂行状況を、内部メモリ28に記憶させる。
次いで、制御部14は、用紙センサ39の検知結果を参照することで、中間トレイ38に用紙が残留しているか否かに係る用紙残留判定を行う(ステップS12)。なお、ステップS12における用紙残留判定に伴って、当該割り込み処理が中間トレイを使用すべきものか否かを、ユーザに問い合わせる構成を採用してもよい。この場合、制御部14は、中間トレイ38に用紙が残留しており、かつ、当該割り込み処理が中間トレイを使用すべきものである旨のユーザ意志の受付をもって、処理の流れをステップS13に進ませることになる。
ステップS12に係る用紙残留判定の結果、中間トレイ38に用紙が残留していない旨の判定が下されたとき、制御部14は、処理の流れをステップS16へとジャンプさせて、通常の割り込み処理を実行させる。
一方、ステップS12に係る用紙残留判定の結果、中間トレイ38に用紙が残留している旨の判定が下されたとき、制御部14は、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブの復帰手順(例えば図5に示すように、「強制排出された用紙は、矢印の方向に沿って、この面を上にして、手差しトレイにセットした後、スタートキーを押して下さい。」などといった復帰手順)を、エンジン部16の働きによって合紙に印刷出力させる制御を行う(ステップS13)と同時に、中間トレイ33に残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、空トレイに強制排出させる制御を行う(ステップS14)。これにより、空トレイに強制排出させられた先行待機ジョブに係る用紙の最上面に、先行待機ジョブの復帰手順が記載された合紙が位置することになる。なお、ステップS14における強制排出処理に代えて、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙(この用紙の最上面には、先行待機ジョブの復帰手順が記載された合紙が位置する。)を、ユーザの手動操作によって取り除く旨を促す案内画面を液晶表示部32に表示させる構成を採用してもよい。この場合、後述するステップS18では、ユーザの手動操作によって、例えば手差しトレイ等の指定された場所に、いったん取り除いた先行待機ジョブに係る用紙がセットされることになる。
次いで、制御部14は、用紙センサ39の検知結果を参照することで、中間トレイ38に用紙が残留しているか否かに係る用紙残留判定を行う(ステップS15)。
ステップS15に係る用紙残留判定の結果、中間トレイ38に用紙が残留している旨の判定が下されたとき、制御部14は、処理の流れをステップS14へと戻して、中間トレイ38から用紙が一掃されるまで、ステップS14〜S15の処理を繰り返し実行させる。
さて、ステップS15に係る用紙残留判定の結果、中間トレイ38に用紙が残留していない(中間トレイ38から用紙が一掃された)旨の判定が下されたとき、制御部14は、当該割り込み処理に係るジョブを実行させる(ステップS16)。ここで、ステップS16に係る割り込みジョブは、中間トレイ38を使用する両面コピーであるが、ステップS14における強制排出処理によって、先行待機ジョブに係る用紙は中間トレイ38から一掃されている。従って、割り込み前の先行待機ジョブに係る用紙と、割り込みジョブに係る用紙と、が中間トレイ38内で混在することはない。
ステップS16に係る割り込みジョブの遂行中に、制御部14は、割り込みジョブの遂行状況を監視している(ステップS17)。この監視の結果、割り込みジョブが終了した旨の判定が下されたとき、制御部14は、液晶表示部32の表示画面上に、「割り込みジョブが終了しました。先行待機ジョブを復帰させるには、スタートキーを押して下さい。」などといったメッセージを表示させることを通じて、割り込み復帰に係る操作をユーザに促す。これを視たユーザが、スタートキーを押下することで割り込み復帰に係る操作を行うと(ステップS18)、これを受けて制御部14は、内部メモリ28から、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係るジョブ遂行状況を読み出すとともに、読み出したジョブ遂行状況に従って、割り込み復帰処理を実行させる(ステップS19)。
なお、ステップS19に係る割り込み復帰処理に際し、合紙はもはやその役割(割り込み復帰手順の案内)を終えているので、割り込み復帰した先行待機ジョブに係る出力物とは別の、適宜の空きトレイなどに排出すればよい。
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明実施例に係る画像形成装置1によれば、制御部14は、中間トレイ38に用紙が存在する旨を用紙センサ39が検知している状態で、割り込みキー33が操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイ38を使用するものであるとき、当該中間トレイ38に残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、空トレイに強制排出させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、エンジン部16の働きによって合紙に印刷出力させる制御を行うので、これにより、先行待機ジョブに係る用紙は、空トレイに強制排出されることになる。また、この強制排出に伴って、当該先行待機ジョブの復帰手順が記載された合紙が印刷出力されるので、ユーザは、割り込み処理に係るジョブの終了後に、当該合紙に印刷出力された先行待機ジョブの復帰手順に従って、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を難なく遂行することができる。従って、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合であっても、中間トレイを使用する割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行することができる。
以上述べたように、本発明実施例に係る画像形成装置1によれば、制御部14は、中間トレイ38に用紙が存在する旨を用紙センサ39が検知している状態で、割り込みキー33が操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイ38を使用するものであるとき、当該中間トレイ38に残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、空トレイに強制排出させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、エンジン部16の働きによって合紙に印刷出力させる制御を行うので、これにより、先行待機ジョブに係る用紙は、空トレイに強制排出されることになる。また、この強制排出に伴って、当該先行待機ジョブの復帰手順が記載された合紙が印刷出力されるので、ユーザは、割り込み処理に係るジョブの終了後に、当該合紙に印刷出力された先行待機ジョブの復帰手順に従って、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を難なく遂行することができる。従って、先行待機ジョブに係る用紙が中間トレイに残留している場合であっても、中間トレイを使用する割り込み処理を完遂すると同時に、割り込み処理からの先行待機ジョブの復帰を円滑に遂行することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、先行待機ジョブの復帰手順として、「先行待機ジョブに係る用紙を手差しトレイにセットした後、スタートキーを押下する」例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えば、「先行待機ジョブに係る用紙を指定された給紙カセットにセットした後、スタートキーを押下する」態様を採用してもよい。
最後に、本発明実施例において、中間トレイ38を使用するジョブとして、両面コピージョブをあげて説明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えば、パンチ処理又はステープル処理などの、中間トレイ38を使用するいかなるジョブをも、その技術的範囲の射程に捉えていることはいうまでもない。
1 画像形成装置
14 制御部(制御手段)
16 エンジン部(印刷エンジン)
32 液晶表示部(表示手段)
33 割り込みキー
38 中間トレイ
39 用紙センサ
14 制御部(制御手段)
16 エンジン部(印刷エンジン)
32 液晶表示部(表示手段)
33 割り込みキー
38 中間トレイ
39 用紙センサ
Claims (2)
- 画像形成処理に係るジョブを遂行するための印刷エンジンと、割り込み処理に係るジョブを選択する際に操作される割り込みキーと、前記印刷エンジンから排出されてきた用紙が一時的に待避される中間トレイと、を備えて構成される画像形成装置であって、
前記中間トレイに収容されている用紙の存在有無を検知する用紙センサと、
画像形成処理に係る各種情報を表示する表示手段と、
前記中間トレイに用紙が存在する旨を前記用紙センサが検知している状態で、前記割り込みキーが操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイを使用するものであるとき、当該中間トレイに残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、ユーザの手動操作によって取り除く旨を促す案内画面を前記表示手段に表示させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、前記印刷エンジンの働きによって合紙に印刷出力させる制御を行う制御手段と、
を備えて構成されることを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成処理に係るジョブを遂行するための印刷エンジンと、割り込み処理に係るジョブを選択する際に操作される割り込みキーと、前記印刷エンジンから排出されてきた用紙が一時的に待避される中間トレイと、を備えて構成される画像形成装置であって、
前記中間トレイに収容されている用紙の存在有無を検知する用紙センサと、
前記中間トレイに用紙が存在する旨を前記用紙センサが検知している状態で、前記割り込みキーが操作され、かつ、当該割り込み処理が中間トレイを使用するものであるとき、当該中間トレイに残留している、当該割り込み処理によって中断させられた先行待機ジョブに係る用紙を、空トレイに強制排出させる制御を行う一方で、当該先行待機ジョブの復帰手順を、前記印刷エンジンの働きによって合紙に印刷出力させる制御を行う制御手段と、
を備えて構成されることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008077035A JP2009229949A (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008077035A JP2009229949A (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=41245393
Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009265184A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2017040815A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
JP2020115193A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラム |
-
2008
- 2008-03-25 JP JP2008077035A patent/JP2009229949A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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