JP5294660B2 - 印刷システム及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

印刷システム及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷システム及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
近年の印刷システムは、例えば、用紙ジャム等の印刷中断要因が発生することによって印刷が中断すると、その用紙ジャムを取り除くといった中断要因の解除が行われ次第、自動的に印刷が再開できるように構成されている(特許文献1参照)。
米国特許第7126719号公報
このようなシステムでは、印刷中断時に(印刷が中断する直前のタイミングで)タブ付きインデックス紙(以下、タブ紙と記す)などの順序性をもったシートを利用していたら、その後のシステムで誤った動作が行われてしまう問題がある。
例えば、中断要因が解除された後、中断した印刷ジョブを再開する、或いは、別の印刷ジョブを開始させてみたら、順番がずれているタブ紙が給紙部から給送されてしまうという問題がある。このように、印刷が中断した後にユーザが意図しない動作が行われてしまう問題がある。また、順番がずれているタブ紙が給紙部に残存しているのにオペレータが気づかずにオペレータが誤った操作を行ってしまうという問題もある。
このような状況に鑑み、本発明の目的は、中断したジョブが順序性を有する複数枚のシートを利用するジョブであっても、その後、ユーザの意図しないシートがシート保持部から供給されないようにする仕組みを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の印刷システムは、順序性を有する複数枚のシートに含まれるシートシート保持部から給紙して排出するジョブを実行するジョブ実行手段と、前記順序性を有する複数枚のシートのうち排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で排出部に排出することができるか否かを判定する判定手段と、前順序性を有する複数枚のシートのうち排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記排出部に排出することができると前記判定手段によって判定された場合に、前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記シート保持部から給紙して記排出部に排出し、前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で記排出部に排出することができないと前記判定手段によって判定された場合に、前記排出が完了していないシートを前記中断要因が解消した後に前記シート保持部から給紙して記排出部に排出するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、中断したジョブが順序性を有する複数枚のシートを利用するジョブであっても、その後、ユーザの意図しないシートがシート保持部から供給されないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<PODシステムの構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムを含むPODシステムの構成を示す模式図である。
このPODシステムは、印刷システム1000、スキャナ102、サーバコンピュータ(PC)103、及びクライアントコンピュータ(PC)104を有し、それらはネットワーク101を介して接続されている。また、このPODシステムは更に、紙折り機107、くるみ製本機108、断裁機109、及び中綴じ製本機110等を有している。
サーバPC103は、ネットワーク101に接続された各種装置とのデータの送受信を管理する。クライアントPC104は、ネットワーク101を介して画像データを印刷システム1000の印刷装置100やサーバPC103に送信する。紙折り機107は、印刷装置100で印刷されたシートの折り処理を行う。くるみ製本機108は、印刷装置100で印刷されたシートに対するくるみ製本処理を行う。断裁機109は、複数枚のシートからなるシート束毎に、印刷装置100で印刷されたシートの断裁処理を行う。中綴じ製本機110は、印刷装置100で印刷されたシートに対する中綴じ製本処理を行う。
本実施の形態では、印刷装置100が製本処理装置として機能しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、サーバPC103やクライアントPC104が、或いは後処理装置の何れかがこの機能を実行しても良い。
紙折り機107、くるみ製本機108、断裁機109、及び中綴じ製本機110を利用する場合、ユーザは印刷装置100で印刷されたシートを印刷システム1000から取り出して利用する装置にセットし、その装置によって処理を実行させる。また、PODシステムが有する複数の装置のうち、中綴じ製本機110以外の装置は、ネットワーク101に接続されており、互いに他の装置とデータ通信が可能となっている。
なお、紙折り機107、くるみ製本機108、断裁機109、及び中綴じ製本機110は、印刷装置100以外の他の印刷装置で印刷されたシートが供給された場合にも同様に、それらシートに対して後処理を実行する。
<印刷システムの構成>
(A)ブロック構成
図2は、本実施の形態に係る印刷システム1000の構成を説明するブロック図である。
この印刷システム1000は、印刷装置100とシート処理装置200とを有する。なお、本実施の形態では、印刷装置100として、コピー機能及びプリンタ機能等の複数の機能を有する多機能処理装置(MFP:Multi Function Peripheral)を例に説明する。しかしながらこの印刷装置100は、コピー機能のみ、或いは、プリンタ機能のみを有する単一機能型の印刷装置(プリンタ)であっても良い。なお、ここで印刷システム1000に含まれる各ユニットのうち、シート処理装置200以外のユニットは印刷装置100に含まれる。また印刷装置100には、任意の台数のシート処理装置200を接続することができる。
印刷システム1000は、印刷装置100で印刷されたシートに対するシート処理を、印刷装置100に接続されたシート処理装置200により実行できるように構成されている。但し、シート処理装置200を接続せずに印刷装置100のみで印刷システム1000を構成することも可能である。
シート処理装置200は、印刷装置100と通信可能に構成され、印刷装置100からの指示を受け、後述するようなシート処理を実行することができる。スキャナ部201は、原稿上の画像を読み取り、これを画像データに変換し、他のユニットに転送する。外部I/F202は、ネットワーク101に接続された他の装置との間でデータの送受信を行う。プリンタ203は、入力された画像データに基づく画像をシート上に印刷する。操作部204は、後述するハードキー入力部(キー入力部)402(図4)や、タッチパネル部401(図4)を有し、それらを介してユーザからの指示を受け付ける。また操作部204は、操作部204が有するタッチパネルに各種表示を行う。
制御部205は、CPU205aを有し、印刷システム1000が有する各種ユニットの処理や動作等を統括的に制御する。即ち、印刷装置100及び印刷装置100に接続されたシート処理装置200の動作も制御する。ROM207は、CPU205aによって実行される各種コンピュータプログラムを記憶する。例えばROM207は、後述するフローチャートの各種処理を制御部205に実行させるためのプログラムや、後述する各種設定画面を表示するために必要な表示制御プログラムを記憶する。またROM207は、サーバPC103やクライアントPC104等から受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを制御部205が解釈し、ラスタイメージデータに展開する動作を実行するためのプログラムを記憶する。他にもROM207は、ブートシーケンスやフォント情報等を記憶する。RAM208はスキャナ部201や外部I/F202から送られてきた画像データや、ROM207からロードされた各種プログラムや設定情報を記憶する。またRAM208は、シート処理装置200に関する情報(印刷装置100に接続されたシート処理装置200の台数と、各シート処理装置200の機能に関する情報、また各シート処理装置200の接続順序等)を記憶する。なお、このRAM208へのデータの書き込みや、RAM208からのデータの読み出しはCPU205aの制御の下に実行される。
HDD(ハードディスクドライブ)209は、ハードディスクとハードディスクへのデータの読み書きを行う駆動部等で構成される。HDD209は、スキャナ部201や外部I/F202から入力され、圧縮伸張部210によって圧縮された画像データを記憶する大容量の記憶装置である。またこのHDD209は、後述する各項目のメモリ設定値(推奨設定値)も記憶している。制御部205は、ユーザからの指示に基づいて、HDD209に格納された画像データをプリンタ203に出力して印刷することができる。また制御部205は、ユーザからの指示に基づいて、HDD209に格納された画像データを、外部I/F202を介してサーバPC103等の外部装置へ送信することもできる。圧縮伸張部210は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によってRAM208,HDD209に記憶されている画像データ等の圧縮・伸張動作を行う。
(B)断面構成
(i)印刷装置の断面構成
図3は、本実施の形態に係る印刷装置100と、この印刷装置100に接続されたシート処理装置200の断面図である。
自動原稿搬送装置(ADF)301は、原稿トレイの積載面にセットされた原稿束を1頁目の原稿から、ページ順に、順番に分離して、スキャナ部201よって原稿を走査して読み取るために原稿台ガラス上へ搬送する。スキャナ部201は、その原稿台ガラス上に搬送された原稿の画像を読み取り、CCDによって画像データに変換する。回転多面鏡(ポリゴンミラー等)303は、画像データに応じて変調されたレーザ光を入射し、反射ミラーを介して反射走査光として感光ドラム304を照射する。こうして感光ドラム304上に形成された潜像はトナーによって現像され、転写ドラム305に貼り付けられたシートにトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することによりフルカラー画像がシートに転写される。
このようにしてフルカラーの画像が転写された転写ドラム305上のシートは、分離爪306によって転写ドラム305から分離され、定着前搬送器307によって定着器308へ搬送される。定着器308は、ローラやベルトの組み合せによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、トナー像が転写されたシート上のトナーを熱と圧力によって溶解、定着させる。排紙フラッパ309は、揺動軸を中心に揺動可能に構成され、シートの搬送方向を規定する。排紙フラッパ309が図中時計回りの方向に回動しているときには、シートは真直ぐに搬送され、排紙ローラ310によって機外へ排出される。制御部205は、以上のような一連のシーケンスによって、片面印刷を実行するように印刷装置100を制御する。
一方、シートの両面に画像を形成する場合には、排紙フラッパ309が図中反時計回りの方向に回動し、シートは下方向に進路を変更され両面搬送部へと送り込まれる。両面搬送部は、反転フラッパ311、反転ローラ312、反転ガイド313及び両面トレイ314を備える。反転フラッパ311は、回動軸を中心に回動してシートの搬送方向を規定する。
制御部205は、両面印刷ジョブを処理する場合、プリンタ203でシートの第1面にプリントし、そのシートを反転ローラ312を介して、反転ガイド313へと送り込むよう制御する。そしてシートの後端が反転ローラ312に狭持された状態で反転ローラ312の回転を一旦停止させ、引き続き反転フラッパ311を図中時計回りの方向に回動させて、反転ローラ312を逆方向に回転させる。これにより、シートをスイッチバックして搬送させ、シートの後端と先端が入れ替わった状態で、このシートを両面トレイ314へ導くよう制御する。両面トレイ314ではシートを一旦積載し、その後、再給紙ローラ315によってシートは再びレジストローラ316へと送り込まれる。このときシートは、1面目の転写工程とは反対の面が感光ドラム304と対向する側になって搬送されている。そして、前述したプロセスと同様にして、そのシートの第2面に対して2面目の画像を転写する。そして、シートの両面に画像が形成され、定着工程を経て排紙ローラ310を介して印刷装置100本体内部から機外へとシートを排出させる。制御部205は、以上のような一連のシーケンスによって、両面印刷を実行するように印刷装置100を制御する。
また、印刷装置100は、印刷処理に要するシートを収納する給紙部を有する。給紙部には、給紙カセット317,318(例えば、それぞれ500枚のシートを収容可能)、給紙デッキ319(例えば、5000枚のシートを収納可能)、手差しトレイ320等がある。給紙カセット317,318、及び給紙デッキ319は、本実施の形態で使用するタブ紙を含む、サイズや材質の異なる各種シートを給紙部毎に区別してセットできる。
また手差しトレイ320には、OHPシート等の特殊なシートを含む各種シートをセットすることができる。給紙カセット317,318、給紙デッキ319、手差しトレイ320には、それぞれに給紙ローラが設けられており、この給紙ローラの回転によって、シートは1枚単位で連続的に給送される。
(ii)シート処理装置の断面構成
次に、図3に示すシート処理装置200について説明する。
本実施の形態に係る印刷システム1000におけるシート処理装置200は、上流の装置から下流の装置にシート搬送路を介してシートを搬送できるのであれば、任意の種類の装置を任意の台数だけ連結することができる。例えば図3に示すように、印刷装置100に近い順に、大容量スタッカ200−3a、糊付け製本機200−3b、中綴じ製本機200−3cの順序で連結し、これらを印刷システム1000でそれぞれ選択的に利用することができる。また、シート処理装置200のそれぞれがシート排出部を備え、ユーザはシート処理がなされたシートを、それぞれのシート処理装置のシート排出部から取り出すことができる。
制御部205は、印刷装置100に接続されたシート処理装置200で実行可能な種類のシート処理の候補から、ユーザが所望する種類のシート処理の実行要求を、操作部204を介して印刷実行要求と共に受け付ける。そして操作部204を介して処理対象となるジョブの印刷実行要求をユーザから受け付けたことに応じて、制御部205は、そのジョブにて要する印刷処理をプリンタ203で実行させる。そして制御部205は、この印刷処理がなされたジョブのシートを、ユーザが所望するシート処理を実行可能なシート処理装置までシート搬送路を介して搬送させ、そのシート処理装置でシート処理を実行させる。
例えば、印刷システム1000が図3に示すシステム構成である場合、ユーザから印刷
実行要求を受け付けた処理対象のジョブが、大容量スタッカ200−3aによる大量積載処理を行うように指示されたジョブであるとする。このジョブを「スタッカジョブ」と呼ぶ。このスタッカジョブを、図3の印刷システム1000で処理する場合、制御部205は、印刷装置100で印刷されたこのジョブのシートを、図3のA点を経由して大容量スタッカ200−3aの内部へ搬送させる。その後、制御部205は、このジョブの積載処理を大容量スタッカ200−3aで実行させる。そして制御部205は、大容量スタッカ200−3aで積載処理がなされたジョブの印刷物を、他の装置(例えば後段の装置)へ搬送せずに、大容量スタッカ200−3a内部の排紙先Xに保持させる。
この図3の排紙先Xに保持された印刷物は、排紙先Xからユーザが直接取り出すことができる。これにより図3のシート搬送方向、最下流の排紙先(Z−1、Z−2、Z−3の何れか)までシートを搬送して、その排紙先(Z−1、Z−2、Z−3の何れか)から印刷物を取り出すといった作業が不要となる。
また図3において、ユーザから印刷実行要求を受け付けた処理対象のジョブが、糊付け製本機200−3bによるシート処理(例えば、くるみ製本処理、或いは天糊製本処理の何れかの糊付け製本処理)を行うように指示されたジョブであるとする。このジョブを「糊付け製本ジョブ」と呼ぶ。この糊付け製本ジョブを、図3の印刷システム1000で処理する場合、制御部205は、印刷装置100で印刷されたシートを、図3のA点及びB点を経由して糊付け製本機200−3bの内部へ搬送させる。その後、制御部205は、このジョブの糊付け製本処理を、糊付け製本機200−3bで実行させる。そして制御部205は、糊付け製本機200−3bで糊付け製本処理がなされた印刷物を、他の装置(例えば、後段の装置)へ搬送させずに、そのまま糊付け製本機200−3bの内部の排紙先Yに保持させる。なお、くるみ製本処理を行うにあたり、予め印刷した表紙を利用することもできる。この場合、この表紙となるシートをトレイYoにセットする。
また、図3のシステム構成で、ユーザから印刷実行要求を受け付けた処理対象のジョブが、中綴じ製本機200−3cによるシート処理を行うように指示されたジョブであるとする。この中綴じ製本機200−3cによるシート処理には、例えば、中綴じ製本処理、パンチ処理、断裁処理、シフト排紙処理、折り処理等がある。ここでは、このジョブを「中綴じ製本ジョブ」と呼ぶ。
この中綴じ製本ジョブを、図3の印刷システム1000で処理する場合、制御部205は、印刷装置100で印刷されたシートを、A点及びB点及びC点を経由して中綴じ製本機200−3cに搬送させる。その後、制御部205は、このジョブのシート処理を中綴じ製本機200−3cで実行させる。そして制御部205は、この中綴じ製本機200−3cによるシート処理がなされた中綴じ製本ジョブの印刷物を、中綴じ製本機200−3cの排紙先に保持させる。なお、この中綴じ製品機200−3Cは、予め印刷されたシートを供給するためのインサータトレイZoを持つ。例えば、予め印刷が施されたカバーシートなどがこのインサータトレイZoにセットされる。このインサータトレイZoから供給されるシートは、印刷装置100からのシートとマージされる。そして、これらのシートを1束とする後処理がこの中綴じ製本機200−3cにより行われる。
この中綴じ製本機200−3cには、複数の排紙先(Z−1、Z−2、Z−3)がある。これらは、中綴じ製本機200−3cにより実行可能な複数種類のシート処理毎に排紙先を区別するのに利用される。例えば、Z−3は、この装置で中綴じ製本処理が行われた印刷物の排紙先(ブックレットホールド部)である。Z−2は、この装置でステイプル処理、パンチ処理、折り処理の何れかが行われた印刷物の排紙先(スタックトレイ)である。Z−1は、このようなシート処理を行わずにそのまま印刷物を排出する際に利用される排紙先(サンプルトレイ)である。
なお、大容量スタッカ200−3aは、外部の排出先としてエスケープトレイXoを持つ。このエスケープトレイXoは、最終成果物としては採用しないシートが上流の装置から搬送されてきた場合に、そのシートを排出するのに利用される。例えば、搬送中のシートが詰まる(以下、用紙ジャムと記す)等の印刷中断要因が発生した時点で既に給紙が始ってしまっているシート(機内に存在する滞留シート)や、重送したシートを、このエスケープトレイXoに排出することができる。これにより、このようなシートを下流の装置へ流すことなく、機外へと排出できる。
以上説明したように、本実施の形態に係る印刷システム1000は、印刷装置100に対して、複数台のシート処理装置を接続することができる。そして、これら複数台のシート処理装置は、任意の組み合せで、印刷装置100に接続できる。また、これら複数台のシート処理装置の接続順序も、装置同士のシート搬送路がつながる範囲内において自由に変更することができる。また印刷装置100に接続可能なシート処理装置の候補も複数種類存在する。
<操作部の外観>
図4は、本実施の形態に係る印刷装置100の操作部204の外観図である。
この操作部204は、タッチパネル部401と、キー入力部402とを備える。タッチパネル部401は、液晶表示部とその上に貼られた透明電極とを具備し、ユーザから指示を受け付けるための各種設定画面を表示する。このタッチパネル部401は、各種画面を表示する機能と、ユーザからの指示を受け付ける指示入力機能を兼ね備える。キー入力部402は、電源キー501、スタートキー503、ストップキー502、ガイドキー504や、ユーザモードキー505、テンキー506を備える。スタートキー503は、コピージョブや、送信ジョブの実行を印刷装置100に開始させる場合に用いられる。テンキー506は、印刷部数等の数値入力の設定を行う場合に用いられる。
制御部205は、このタッチパネル部401に表示される各種画面を介して受け付けたユーザ指示やキー入力部402を介して受け付けたユーザ指示に基づいた各種処理を行うように印刷システム1000を制御する。
タッチパネル部401は、コピー、送信、ボックス、拡張などの各種動作をモード設定するモードボタンや、印刷倍率設定、シート設定などを行うための各種指示ボタンを表示している。これら各種指示ボタンは周知であるため、それらの説明を省略し、シート処理設定ボタン609が指示(タッチ)された場合について説明する。
<設定画面>
次に、印刷装置100の操作部204のタッチパネル部401に表示される設定画面例について説明する。
図5は、図4に示すシート処理設定ボタン609が指示された時にタッチパネル部401に表示される画面例を示す表示画面図である。
ユーザはこの画面を使用して、この印刷システム1000に含まれるシート処理装置200を用いて実行可能なシート処理の種類を選択できる。
511はステイプル処理を指示するボタン、512はパンチを行うように指示するボタン、51は裁断処理を指示するボタンである。514はシフト排紙、515は中綴じ製本、516は折りを指示するボタンである。517は糊付け製本(くるみ製本)を指示す
るボタン、518は糊付け製本(天糊製本)を指示するボタンである。キャンセルボタン520は、これら設定を全てキャンセルするためのボタン、OKボタン521は、これら設定を有効にするボタンである。
図6は、給紙部に収納されるシートのマテリアルを設定するための画面を示す表示画面図である。
ユーザは、給紙部にシートを収納した後に、該画面で該シートのマテリアルを設定することができる。給紙部に収納されるシートのマテリアルを設定する画面1700では、図6に示すように、ユーザが設定可能なマテリアルの種類を表示する。そして、タブ紙が選択された場合には「インデックスの数」ボタン1701が表示され、タブ紙以外のマテリアルが選択された場合には「インデックスの数」ボタン1701が非表示になるように制御する。
「インデックスの数」ボタン1701が押下された時の画面については、図7を用いて後述する。また、該画面1700は、キャンセルボタン1702、戻るボタン1703、及び、OKボタン1704から構成される。キャンセルボタン1702が押下されると、給紙部に収納されるシートの登録を中止するよう制御する。戻るボタン1703が押下されると、給紙部に収納されるシートのマテリアル設定を中止し、給紙部に収納されるシートの登録における前のステップに戻るよう制御する。例えば、給紙部に収納されるシートのサイズを設定する画面に戻る。OKボタン1704が押下されると、設定された内容を登録する。
図7は、給紙部に収納されるタブ紙の分割数を設定するための画面を示す表示画面図である。
ユーザは、該画面でタブ紙の分割数を設定することができる。給紙部に収納されるタブ紙の分割数を設定する画面1800は、図7に示すように、「−/+」ボタン1801と「閉じる」ボタン1802から構成される。「−/+」ボタン1801の「−」が押下されると画面内に表示される分割数を減少し、「+」が押下されると画面内に表示される分割数を増加する。「閉じる」ボタン1802が押下されると、画面内に表示されている分割数を登録する。
図8は、「残存シートの除去動作」機能を設定するための選択画面を示す表示図面図である。
この選択画面は、印刷を開始するに先立って残存シートの除去動作を行うか否かの設定をユーザにより行うことができるように構成されている。「残存シートの除去動作」機能とは、次のようなものである。即ち、例えば印刷が中断した場合にタブ紙が給紙部に残存しているとタブ紙の順番がずれることになる。これを回避するために給紙部から自動的にシートを除去するシート除去動作を実行する機能である。給紙部は、予め決められた枚数に対応する複数のタブ紙で構成される1セットのシートを1枚ずつ転写ドラム305側へ給紙可能(供給可能)である。残存シートは、前記1セットのシートに含まれるシートであって前記転写ドラム305側へ未供給のシートとして給紙部に残存する強制排出対象のタブ紙である。
「残存シートの除去動作」機能を設定する画面1900は、図8に示すように、ONボタン1901、OFFボタン1902、キャンセルボタン1903、及び、OKボタン1904から構成される。ONボタン1901が押下されると「残存シートの除去動作」機能を有効にし、逆にOFFボタン1902が押下されると「残存シートの除去動作」機能を無効にする。キャンセルボタン1903が押下されると、該画面1900のONボタン1901又はOFFボタン1902で設定された内容の登録を中止し、OKボタン1904が押下されると、ONボタン1901又はOFFボタン1902で設定された内容を登録する。
図9は、タブ紙を利用する印刷ジョブ(以下、タブ紙ジョブと記す)の再開画面を示す表示画面図である。該画面は、タブ紙ジョブにおいてジャムが発生した後、ジャムを解除した後に表示される画面の一例を示している。
タブ紙ジョブの再開画面2000は、図9に示すように、「他のファンクションへ」ボタン2001、中止ボタン2002、及びプリント再開ボタン2003から構成される。「他のファンクションへ」ボタン2001が押下されると、実行中の該タブ紙ジョブの制御はそのままにした状態で、送信機能又はボックス機能等の別の動作モードの制御画面へ遷移する。中止ボタン2002が押下されると、実行中の該タブ紙ジョブの制御を中止する。
プリント再開ボタン2003が押下されると、実行中の該タブ紙ジョブの印刷制御又は残存シートの除去動作を再開させる。ジャムが解除された後、自動的に該タブ紙ジョブの印刷制御又は残存シートの除去動作を再開してしまうと、給紙部に収納されているタブ紙の先頭のタブが適切にセットされていないケースがある。そのため、プリント再開ボタン2003が押下された後に該タブ紙ジョブの印刷制御又は残存シートの除去動作を再開することで、不適切な出力物が生成されないようにしている。
<残存シートの除去動作の機能>
次に、残存シートの除去動作の機能について詳細に説明する。
図10は、残存シートの除去動作の機能の概要を示す模式図である。
図10において、タブ紙601は、タブ紙ジョブが用いるタブ紙の一例を示している。このように、通常、タブ紙は、タブが任意の分割数に分割されているシートの複数枚を1組となっている。タブ紙601は、5分割のタブ紙が3組セットされている様子を示している。原稿602は、タブ紙ジョブで用いる原稿束の一例を示している。
また、原稿602の画像を印字するシートは、前述のタブ紙601がセットされた給紙部以外の収納場所にセットされているものとする。例えば、図3のシステム構成において、タブ紙601は給紙カセット317にセットされ、原稿602の画像を印字するシートは給紙デッキ319にセットされている。
出力物603、605、及びタブ紙601a、601bは、原稿602の1ページ目及び3ページ目にタブ紙601を挿入し、これらをソート2部出力した結果を示している。出力物603は1部目の出力結果を示しており、この出力物の排出先の一例として、制御部205は前述の中綴じ製本機200−3cのスタックトレイZ−2に排出するように制御する。タブ紙601aは、出力物603の後に出力される不要なタブ紙を示しており、この出力物の排出先の一例として、制御部205は大容量スタッカ200−3aのエスケープトレイXoに自動排出するよう制御する。同様に、出力物605は2部目の出力結果を示している。タブ紙601bは出力物605の後に出力される不要なタブ紙を示している。
図10で示すタブ紙ジョブは、出力物603及び605が示すように、1部あたり2枚のタブ紙を使う。給紙カセット317に収納されるタブ紙601は5分割であり、2部目の出力物を1タブ目のインデックス紙を使うためには、3〜5分割目のタブ紙が不必要となる。そこで、制御部205は各部の出力が完了する度に、不必要となる3〜5分割目のタブ紙601a及び601bを自動的に排出するように排出動作を制御する。
前述した残存シートの除去動作の機能を実現することで、ユーザは購入したタブ紙から不必要となるシートを予め取り除く作業を省略することができるという効果を得る。また、例えば、本来ユーザが必要とする出力物603及び605の排出先と、ユーザにとって不必要となるタブ紙601a及び601bの排出先とを分けることで、出力物の取り出しを簡略化することができる。
次に、図11のフローチャートを用いて残存シートの除去動作の制御の流れを説明する。
図11は、印刷装置100における残存シートの除去動作の制御の流れを示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムはROM207に記憶されており、制御部205のCPU205aの制御の下に実行される。
CPU205aは、ユーザからタブ紙ジョブの印刷実行要求を受け付けた後、該タブ紙ジョブ1部あたりの印刷制御を行う(S701)。その後、「残存シートの除去動作」の機能が有効になっているかを判断し(S702)、有効になっている場合、引き続き残存シートの除去動作制御を行う。
残存シートの除去動作制御では、CPU205aは、まず強制排出すべき残存シートの枚数計算が完了しているかを判断する(S703)。該枚数計算が完了していない場合、該タブ紙ジョブ1部あたりで利用するタブ紙の枚数を計算する。ここでは、タブ紙ジョブ1部あたりで利用するタブ紙の枚数をi(iは自然数)とする。
次に、残存シートを強制排出する枚数を計算する(S705)。ここで、給紙部に収納されているタブ紙の分割数をI(Iは自然数)とし、Iをiで除算した余りをmod(i/I)とすると、残存シートを強制排出する枚数Mは次の数式で計算できる。
M=mod((I−mod(i/I))/I)
この計算式によって該枚数計算が完了した場合、又は、S703において該枚数計算が完了していると判断する場合には、CPU205aは、該枚数計算で求めた強制排出する残存シートの枚数が1枚以上であるか判断する(S706)。強制排出する残存シートの枚数が1枚以上でない場合は、残存シートを強制排出する必要がないと判断し、次の部の印刷制御を引き続き行う。強制排出する残存シートの枚数が1枚以上である場合は、計算した枚数分だけ残存シートを自動的に排出する(S707)。
その後、全部数分の印刷制御が完了しているか判断し(S708)、全部数分の印刷制御が完了するまで前述の制御を繰り返し行う。
<本実施の形態に係る処理の概要>
次に、本実施の形態に係る印刷中断制御の概要について説明する。
(A)印刷中断ケース1
図12は、図3で示すシステム構成においてタブ紙ジョブの処理中に用紙ジャムが発生して処理が中断する印刷中断ケースの一例を示す模式図である。
この図12の例において、711は、排出先が中綴じ製本機200−3cのスタックトレイZ−2に指定されたタブ紙ジョブのシート出力束であり、712は排出先が大容量スタッカのエスケープトレイに指定された強制排出対象のタブ紙(残存シート)である。また、713は、排出先が中綴じ製本機のスタックトレイに指定されたタブ紙ジョブの2部目のシートである。
このような一連のシート出力束を排紙するためのタブ紙ジョブの先頭の3シートは、指定された排紙先に正しく排紙完了となり(T11)、続く4シート目は中綴じ製本機200−3cでジャムが発生している(T12)。この時、同時期に搬送されている5シート目及び6シート目は、先行する4シート目でジャム発生したことにより、中綴じ製本機200−3c又は糊付け製本機200−3b内で滞留ジャムを引き起こしている(T13)。しかし、後続の強制排出対象のタブ紙(残存シート)は、指定の大容量スタッカ200−3aのエスケープトレイXoに排紙することができる(T14)。また、2部目のタブ紙ジョブのシートは、指定されている排紙先(中綴じ製本機200−3cのスタックトレイZ−2)に排紙することができないため、印刷装置内で滞留ジャムを起こすことになる(T15)。このようにして、該タブ紙ジョブを中断する。
図13は、図12で示した印刷中断後のジョブ再開制御を示す模式図である。
この図13の例では、図12で示した印刷中断状況からジャムが解除された後、1部目の正常に排紙完了していないシート出力束の再印刷制御を行い(T16)、続いて、正常に排紙された強制排出対象の残存シートの再排出制御を行う(T17)。次に2部目の排紙完了となっていないシート出力束に対して再度印刷制御を行う(T18)。
このように、強制排出の対象でない先行のシート出力束にタブ紙が含まれる場合、強制排出対象のタブ紙は、排紙完了となっても再度排出制御を行う。このような制御を行うことで、タブ紙の順序が狂うことなく、正しい出力物をユーザに提供することができる。即ち、図12で示した印刷中断状況からジャムが解除された後、正常に排紙完了していないシートに対してのみ再印刷制御を行うようにした場合、図12の例では、次のようになる。即ち、強制排出対象の残存シートは既に正常に排紙されているため、ジャム解除後に再度排出制御が行われないことになる。その結果、2部目のタブ紙ジョブで順序不正確なタブ紙を出力してしまう。つまり、排紙完了となった強制排出対象のタブ紙を再排出しないと、次の部で用いるタブ紙の順序が正確でなくなる。
(B)印刷中断ケース2
図14は、図3で示すシステム構成においてタブ紙ジョブ以外の印刷ジョブの処理中に用紙ジャムが発生して処理が中断する印刷中断ケース2の一例を示す模式図である。
図14の例で示すジョブは、先頭の4ページのシート出力束721の排紙先が中綴じ製本機200−3cのスタッカトレイZ−2に指定される。そして、次の2ページのシート出力束722の排紙先が大容量スタッカ200−3aのエスケープトレイXoに指定されているものとする。さらに、該ジョブは前述のシート出力束を複数部出力するものとする。
図14の例では、排紙先が中綴じ製本機200−3cのスタッカトレイZ−2に指定された先頭1シート目から3シート目は正常に排紙完了となり(T21)、続く4シート目は中綴じ製本機200−3cでジャムが発生している(T22)。この時、同時期に搬送されている5シート目及び6シート目は、指定された大容量スタッカ200−3aに正常に排紙することができる(T23)。また、2部目のシート723は、指定されている排紙先(中綴じ製本機200−3cのスタックトレイZ−2)に排紙することができないため、印刷装置100内で滞留ジャムを起こすことになる(T24)。このようにして、該ジョブを中断する。
図15は、図14で示した印刷中断後のジョブ再開制御を示す模式図である。
図1で示した印刷中断ケースでは、排紙完了となっていないシートに対してのみ再度印刷制御を行うだけで良い。これに対して、排紙完了となったシートに対しても再印刷制御を行うと出力物が重複するだけでなく、余計な制御を行うことによって高い生産性を維持することができなくなる。
換言すると、制御部205はジャムが発生した場合に、正常に排紙できたシートが強制排出対象の残存シートであれば、ジャム解除後に再印刷又は再排出を行うように制御する。さらに、ジャムが発生した場合に、正常に排紙できたシートが強制排出対象の残存シートでなければ、ジャム解除後に再印刷又は再排出を行わないよう制御する。この制御を実施することによって、不適切な出力結果を抑制するとともに、高い生産性を維持することが可能となる。
(B)印刷中断ケース3
図16は、図3で示すシステム構成においてタブ紙ジョブの印刷制御又は残存シートの除去動作を行う際に用紙ジャムが発生して処理が中断する印刷中断ケース3の一例を示す模式図である。
この図16の例において、731は、排出先が中綴じ製本機200−3cのスタックトレイZ−2に指定されたタブ紙ジョブのシート出力束であり、732は排出先が大容量スタッカ200−3aのエスケープトレイに指定された強制排出対象のタブ紙(残存シート)である。また、733は、排出先が中綴じ製本機2000−3cのスタックトレイXoに指定されたタブ紙ジョブの2部目のシートである。
図16の例では、タブ紙ジョブの先頭4シートは指定された排紙先に正しく排紙完了となり(T31)、続く5シート目は中綴じ製本機200−3cでジャムが発生している(T32)。この時、同時期に搬送されている6シート目は、先行する5シート目でジャム発生したことにより、中綴じ製本機200−3c又は糊付け製本機200−3b内で滞留ジャムを引き起こしている(T33)。しかし、後続の強制排出対象のタブ紙(残存シート)は、指定の大容量スタッカ200−3aのエスケープトレイXoに排紙することができる(T34)。また、2部目のタブ紙ジョブのシート出力束は、指定されている排紙先(中綴じ製本機200−3cのスタックトレイZ−2)に排紙することができないため、印刷装置100内で滞留ジャムを起こすことになる(T35)。このようにして、該タブ紙ジョブを中断する。
このような図16の例を図12と比較すると、強制排出対象の残存シートよりも先行シートのうち、排紙完了できなかったシートが全てタブ紙ではない点が、本印刷中断ケース3の特徴である。
図17は、図16で示した印刷中断後のジョブ再開制御を示す模式図である。
図17の例では、図16で示した印刷中断状況からジャムが解除された後、正常に排紙完了していないシート出力束の再印刷制御のみを行う例を示している(T36、T37)。前述では、ジャムが発生した場合に、正常に排紙できたシートが強制排出対象の残存シートであれば、ジャム解除後に再印刷又は再排出を行うよう制御していた。しかしながら、排紙完了になっている先行のシート出力束にタブ紙が含まれていなければ、正常に排紙できた強制排出対象の残存シートのシート出力束をジャム解除後に再印刷又は再排出しないように制御することも、本実施形態に含まれる。このように制御を行うことで、さらに高い生産性を維持することが可能となる。
また、例えば、タブ紙ジョブでジャムが発生した場合、ジャム解除にタブ紙の順序が合うように、不必要なタブ紙をジャム解除直後に強制排出するよう制御することも、本実施形態に含まれる。このように制御を行うことで、余計なユーザ操作を介在することなく、適切な出力結果を常にユーザに提供することが可能になる。
<本実施の形態に係る処理のフロー>
次に、本実施の形態に係る印刷装置100の処理フローについて、図18及び図19を参照して説明する。
(A)印刷中断時の処理
図18は、本実施の形態に係る印刷装置100における印刷中断時の処理を示すフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムはROM207に記憶されており、制御部205のCPU205aの制御の下に実行される。
CPU205aは、用紙ジャム等の印刷中断要因が発生したか否かを監視し(S11)、用紙ジャムが発生した場合には、印刷処理を中断する(S12)。そして、CPU205aは、印刷が中断したジョブが、順序性をもったシート、つまりタブ紙を利用するジョブ(タブ紙ジョブ)かを判断する(S13)。印刷が中断したジョブが、タブ紙ジョブである場合には、CPU205aは、例えばシート搬送路に設けられたフォトセンサ等の検出部材の検出信号を受けて用紙ジャムの発生個所を特定する(S14)。
CPU205aは、中断の要因としての用紙ジャムが予め決められた排出先よりもシート搬送方向下流側のシート搬送路にて発生した場合には、残存シートの除去動作(シートの除去動作)が可能と判断する。また、上流側のシート搬送路にて発生した場合には(S15)、残存シートの除去動作が不可能と判断する。
そして、残存シートの除去動作が不可能であれば、印刷再開時に残存シートの除去動作が必要なジョブとして情報をRAM208に保持する。一方、残存シートの除去動作が可能であれば、残存シートの除去動作制御を実行し、排出すべき残存シートを図3の給紙カセット317から全て除去する(S17)。そして、印刷再開時に、残存シートの除去動作が不要なジョブであるとする識別情報を印刷が中断したジョブに関連付けてRAM208に保持する(S19)。また、前記S13の判断において、印刷が中断したジョブがタブ紙ジョブでない場合にも、印刷再開時に残存シートの除去動作が不要なジョブであるとする識別情報を印刷が中断したジョブに関連付けてRAM208に保持する(S19)。
このように、CPU205aは、印刷の中断要因が解除された印刷再開時で前記識別情報を参照することができるように前記識別情報をRAM208に保持しておくのである。
(B)印刷再開時の処理
図19は、本実施の形態に係る印刷装置100における印刷再開時の処理を示すフローチャートである。
中断ジョブの印刷の再開については、印刷が中断した後にユーザインタフェース(図9のプリント再開ボタン2003)を介してユーザから実行指示を受け付けたことを条件に実行するように制御される。
CPU205aは、ユーザからプリント再開ボタン2003の押下によって印刷再開の実行指示を受け付けると、印刷が中断したジョブについて用紙ジャム等の印刷中断要因が解除したか否かを監視する(S21)。そして、用紙ジャムが解除した場合には、印刷中断時にRAM208に保持した前記識別情報を参照する(S22)。そして、CPU205aは、この識別情報から、当該中断ジョブが残存シートの除去動作を必要とするジョブであるか否かを判断する(S23)。
そして、当該中断ジョブが残存シートの除去動作を必要とするジョブであれば、CPU205aは、除去すべき残存シートを図3の給紙カセット317から全て排出するまで除去動作を実行する(S24、S25)。この制御は、印刷が中断した後にユーザインタフェースを介してユーザから実行指示を受け付けなくても実行されるものである。
そして、給紙カセット317から残存シートを全て除去し終えたら、印刷を再開する(S26)。即ち、印刷が中断した時点で、残存シートの除去動作が済んでいない場合に、印刷を再開する時点で残存シートの除去動作を実行するよう制御する。つまり、S16で済ませていないならばS18へ進み、S23でYESとなりS24へ進む。
一方、前記識別情報から、当該中断ジョブが残存シートの除去動作を不要とするジョブであることが判明すれば、CPU205aは、前記S24とS25の処理をスキップして、S26へ進んで印刷を再開する。
即ち、CPU205aは、印刷が中断したジョブが、順序性をもたないシートを利用し且つ順序性をもったシート(タブ紙)を利用しないジョブである場合には、次のようにする。即ち、印刷を再開する時点で、当該ジョブで利用していた給紙カセットから順序性を持たないシートを除去しないように、残存シートの除去動作を行うこと無しに当該中断ジョブの印刷を再開するように制御する。つまり、S13→S19→S23から直接S26へ進む。また、印刷が中断したジョブがタブ紙を利用するジョブであっても、印刷が中断した時点で残存シートの除去動作が済んでいる場合には、印刷を再開する時点で残存シートの除去動作を行うこと無しに当該中断ジョブの印刷を再開するよう制御する。つまり、S17からS19へ進んでS23でNOとなるので、S24には進まずに直接S26へ進む。
なお、前記順序性をもったシートとは、タブ部を有するシートか、予め頁番号か付与されているシートの少なくとも何れかである。
<本実施の形態に係る利点>
本実施の形態によれば、次のような利点を有する。
(1)印刷が中断したジョブがタブ紙(順序性をもったシート)を利用するジョブである場合には、給紙カセットに残存するタブ紙の除去動作を行うようにした。これにより、印刷が中断したジョブがタブ紙を利用するジョブであっても、その後、ユーザの意図しない順序性が失われたタブ紙が給紙カセットから供給されないようにする仕組みを提供することができる。
(2)タブ紙を利用するジョブの印刷が中断した場合に、当該ジョブで利用していた給紙カセットから残存するタブ紙を除去するようにタブ紙の除去動作を行うようにする。そして、印刷が中断した時点で、この除去動作が済んでいない場合には、当該ジョブの印刷を再開する時点で、タブ紙の除去動作を行う。一方、印刷が中断した時点でタブ紙の除去動作が済んでいる場合には、該ジョブの印刷を再開する時点でタブ紙の除去動作を実行すること無しに当該ジョブの印刷を再開するように制御する。これにより、無駄のない動作でもって、速やかに印刷を再開することができる。
(3)本実施の形態の印刷システム100は、印刷で順序性をもったシート(タブ紙など)を少なくとも利用する第1のジョブと、印刷で順序性をもたないシートを利用し且つ前記順序性をもったシートを利用しない第2のジョブとを受け付ける。印刷が中断したジョブが前記第1のジョブである場合に、当該第1のジョブで利用していた給紙カセットから前記順序性をもったシートを除去するようにシートの除去動作を実行した後に当該第1のジョブの印刷を再開するよう制御する。また、印刷が中断した印刷ジョブが前記第2のジョブである場合に、当該第2のジョブで利用していた給紙カセットから前記順序性をもたないシートを除去しないように、前記シートの除去動作を実行すること無しに当該第2のジョブの印刷を再開するよう制御する。これにより、印刷が中断したジョブが順序性をもったシートを利用するジョブであるケースと、順序性をもたないシートを利用するジョブであるケースとで、それぞれに見合った無駄のない速やかな印刷再開を実現することができる。
<本実施の形態に係る処理の変形例>
本発明の処理は、図18及び図19で説明した上記実施の形態に係る処理に限定されず、種々の変形が可能である。その変形例としては例えば次のようなものがある。
図20及び図21は、上記実施の形態の印刷装置100における処理の変形例を示すフローチャートである。この処理を実行するプログラムはROM207に記憶されており、制御部205のCPU205aの制御の下に実行される。
図20は、各シートの給排紙制御の手順を示すフローチャートである。
ユーザから印刷実行要求を受け付けた後、前述したペーパハンドリング制御に従ってシート1枚毎に給紙制御を行う(S31)。給紙した該シートを指定の排出先に搬送している間、ジャムが発生せず正常に搬送できる場合、そのまま指定の排紙先に該制御対象のシートを排紙して(S34)、該シートの給排紙制御を終了する。
一方、給紙した該シートを指定の排紙先に搬送している間、先行する別シートでジャムが発生した場合(S32)、該シートが指定の排出先に排紙できるかを判断する(S33)。排紙できる場合は、そのまま指定の排紙先に該シートを排紙する(S34)。例えば、図3のシステム構成において、排紙先が大容量スタッカ200−3aのエスケープトレイXoに指定されているシートの制御を行っている場合には次のようにする。即ち、先行するシートが大容量スタッカ200−3aのエスケープトレイXoまでの搬送パスに滞留していなければ、ジャムが発生したとしても該シートは指定の排紙先への排紙制御を継続するよう制御する。
次に該シートが強制排出対象の残存シートであるかどうかを判断する(S35)。残存シートでなければ、そのまま該シートの給排紙制御を終了する。S35で残存シートと判断できれば、該シートをジョブ再開時に再給排紙制御するシートして登録する(S36)。また、S33で指定の排紙先に排紙できないと判断した場合も、該シートをジョブ再開時に再給排紙制御するシートして登録し(S36)、該シートの給排紙制御を終了する。
図21は、ジャム解除後の各シートの給排紙制御の手順を示すフローチャートである。
各シートの給排紙制御を行っている途中でジャムが発生した場合、ジャム解除後は図21のフローチャートが示す手順で制御を行う。
ジャムが解除されると、ペーパハンドリング制御に従って再びシート1枚毎に給紙制御を行う。ジャムが解除されて、ユーザからジョブの再開指示を受け付けると(S41)、制御対象の該シートが、前述のS36で再給排制御するシートとして登録されているか判断する(S42)。登録されている場合は、該シートの給排紙制御を再度行い(S43)、登録されていない場合は該シートの制御を終了する。
なお、本実施形態として、印刷装置100に具備される制御部205にかわって、情報処理装置として適用されるクライアントPC104やサーバPC103といった外部の装置の制御部(CPU)が、前述した実施形態の各種の判断、制御を行う構成でも良い。また、このような複数の制御部が協働して上述の各種の実施形態の各種の判断、制御を行う構成でも良い。このように、上述の各種の判断や制御を、1つのCPUで行う構成でも、複数のCPUが協働して実現する構成でも良い。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読取る処理である。
この場合、記憶媒体から読取られたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしても良い。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う場合である。
このように本発明は本形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
以上、本発明の様々な例と実施形態について説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのものではないことは明らかである。
実施の形態に係る印刷システムを含むPODシステムの構成を示す模式図である。 実施の形態に係る印刷システムの構成を説明するブロック図である。 実施の形態に係る印刷装置と、この印刷装置に接続されたシート処理装置の断面図である。 実施の形態に係る印刷装置の操作部の外観図である。 タッチパネル部に表示される画面例を示す表示画面図である。 シートのマテリアルを設定するための画面を示す表示画面図である。 タブ紙の分割数を設定するための画面を示す表示画面図である。 残存シートの除去動作機能を設定するための画面を示す表示図面図である。 タブ紙ジョブの再開画面を示す表示画面図である。 残存シートの除去動作の機能の概要を示す模式図である。 印刷装置における残存シートの除去動作の制御の流れを示すフローチャートである。 印刷中断ケースの一例を示す模式図である。 図12で示した印刷中断後のジョブ再開制御を示す模式図である。 印刷中断ケース2の一例を示す模式図である。 図14で示した印刷中断後のジョブ再開制御を示す模式図である。 印刷中断ケース3の一例を示す模式図である。 図16で示した印刷中断後のジョブ再開制御を示す模式図である。 実施の形態に係る印刷装置における印刷中断時の処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る印刷装置における印刷再開時の処理を示すフローチャートである。 実施の形態の変形例に係る処理を示すフローチャートである。 実施の形態の変形例に係る処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 印刷装置
200 シート処理装置
204 操作部
205 制御部
205a CPU
207 ROM
208 RAM
209 HDD
317,318 給紙カセット
1000 印刷システム

Claims (10)

  1. 順序性を有する複数枚のシートに含まれるシートシート保持部から給紙して排出するジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記順序性を有する複数枚のシートのうち排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で排出部に排出することができるか否かを判定する判定手段と、
    順序性を有する複数枚のシートのうち排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記排出部に排出することができると前記判定手段によって判定された場合に、前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記シート保持部から給紙して記排出部に排出し、
    前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で記排出部に排出することができないと前記判定手段によって判定された場合に、前記排出が完了していないシートを中断要因が解消した後に前記シート保持部から給紙して記排出部に排出するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブが中断した状態で記排出部に排出するか否かを前記ジョブを実行する前に設定する設定手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記設定手段によって前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブが中断した状態で記排出部に排出するよう設定されており前記順序性を有する複数枚のシートのうち排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記排出部に排出することができると前記判定手段によって判定された場合に、前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記シート保持部から給紙して記排出部に排出し、
    前記設定手段によって前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で記排出部に排出しないよう設定されている場合に、前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記シート保持部から給紙して記排出部に排出しないよう制御することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 前記ジョブ実行手段は、前記排出が完了していないシートが前記排出部に排出された後、ユーザの指示に従って前記中断されたジョブの印刷処理を再開することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記ジョブ実行手段によって実行されるジョブが中断された場合に、シート保持部に保持された前記順序性を有する複数枚のシートをユーザに確認させるためのメッセージを表示部に表示させる表示制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の印刷システム。
  5. 排出が完了したシートの情報を記憶する記憶手段と、
    前記ジョブ実行手段は、前記記憶手段に記憶されたシートの情報に従って前記排出が完了していないシートを特定し、前記中断されたジョブの実行を、前記排出が完了していないシートから再開することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の印刷システム。
  6. 前記ジョブ実行手段によって実行されるジョブは、順序性を有する複数枚のシートに含まれるシートと、当該順序性を有する複数枚のシート以外のシートを使用するジョブであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の印刷システム。
  7. 前記順序性を有する複数枚のシートは、タブ紙であることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の印刷システム。
  8. 前記制御手段は、前記ジョブ実行手段によって実行されるジョブがシートのジャムによって中断した場合に、当該ジョブで使用される前記順序性を有する複数枚のシートのうち、少なくとも排出が完了していないシートを前記排出部に排出するよう制御することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の印刷システム。
  9. 順序性を有する複数枚のシートに含まれるシートシート保持部から給紙して排出するジョブを実行するジョブ実行工程と、
    前記順序性を有する複数枚のシートのうち排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で排出部に排出することができるか否かを判定する判定工程と、
    順序性を有する複数枚のシートのうち排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記排出部に排出することができると前記判定工程によって判定された場合に、前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で前記シート保持部から給紙して記排出部に排出し、中断要因の発生によって前記ジョブが中断された場合に、前記順序性を有する複数枚のシートのうち前記排出が完了していないシートを前記ジョブを中断した状態で記排出部に排出することができないと前記判定手段によって判定された場合に、前記中断要因が解した後に前記排出が完了していないシートを前記中断要因が解消した後に前記シート保持部から給紙して記排出部に排出するよう制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする印刷システムの制御方法。
  10. 請求項9に記載された制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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