JP7290023B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
一般的に画像形成装置は、操作表示部でジョブの設定を行い、実行ボタンを押下してジョブを開始する。そして、ジョブを開始した後では、ジョブ設定の変更は受け付けていなかった。そのため、ユーザーがジョブの設定を間違えた状態で実行ボタンを押下した場合、開始されたジョブを破棄し、再度ジョブの設定を行う必要があり、間違えたジョブ設定で出力した印刷物と、再びジョブを設定し、印刷を実行する時間が無駄となっていた。
そこで、ジョブの変更が可能な画像形成装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、画像形成手段で画像を形成した複数の用紙を所定枚数まとめて部数単位のステープル処理手段あるいはパンチ処理手段を備えた画像形成装置においてプリントジョブ途中でステープル処理あるいはパンチ処理を設定又は解除する選択手段を備えた技術が記載されている。
特開2002-108139号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術で行えるジョブの変更は、画像を形成した後の後処理であるステープル処理やパンチ処理だけであった。そのため、片面印刷でジョブを実行した後に両面印刷へ設定を変更することや、ジョブを実行した後にスタンプの付加等の設定変更を行うことはできなかった。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、ジョブの実行中でも設定変更を受け付けることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、画像形成装置は、設定されたジョブの画像データに対して画像処理を行う画像処理部と、画像処理部が画像処理を行った画像データ及び前記ジョブに基づいて、用紙に画像を形成して前記ジョブを実行する画像形成部と、ジョブの実行中に、画像形成部における画像形成時又は画像形成前の処理に必要なジョブの設定に関する変更を受け付ける受付部と、ジョブの内容に基づいて、画像処理部及び画像形成部を制御する制御部と、ユーザーによりキー操作が行われる操作表示パネルと、ユーザーの音声を受け取る音声入力部と、外部装置とWebAPIにより情報の送受信を行う通信部と、を備える。制御部は、画像処理部及び画像形成部の動作を監視し、ジョブの進捗状況を確認する適用判断部を有し、受付部は、操作表示パネルからの入力信号を受け付け、制御部に操作表示パネルからの入力信号を出力する第1受付部と、音声入力部からの入力信号を受け付け、制御部に音声入力部からの入力信号を出力する第2受付部と、通信部が受信した入力信号を受け付け、制御部に前通信部からの入力信号を出力する第3受付部と、を有し、制御部は、受付部の第1受付部記設定の変更を受け付けた場合、ジョブを停止し、受付部の第2受付部又は第3受付部により設定の変更を受け付け、かつ追加の設定入力が必要であると判断した場合、ジョブを一旦停止し、受付部の第2受付部又は第3受付部により設定変更を受け付け、かつ追加の設定入力が必要でないと判断した場合にはジョブを継続し、適用判断部は、ジョブの継続中又は停止中において、ジョブの進捗状況と、受付部が受け付けた設定の変更内容に基づいて、実行中のジョブの設定の変更が可能か否かを判断し、制御部は、適用判断部によって設定の変更が可能であると判断された場合には、ジョブの設定の変更を行うと共に、ジョブが継続中の場合はジョブを継続し、ジョブが停止中である場合には記ジョブを再開する。
上記構成の画像形成装置によれば、ジョブの実行中でも設定変更を受け付けることができる。
本発明の実施の形態例にかかる画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例にかかる画像形成装置におけるジョブ実行中の設定変更制御例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の画像形成装置を実施するための形態について、図1~図3を参照しながら説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
1.実施の形態例
1-1.画像形成装置の構成
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、本例の画像形成装置1の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、設定されたジョブ及び画像データに基づいて、給紙された用紙Sに対して画像を形成する。画像形成装置1は、例えば電子写真方式により用紙Sに画像を形成する装置である。また、画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム方式のカラー画像形成装置である。
画像形成装置1は、原稿搬送部10と、給紙部21と、用紙搬送部22と、画像読取部30と、画像形成部40と、定着部70と、用紙反転部26と、排紙部27と、入力部60とを備えている。また、画像形成装置1は、制御部の一例を示すメインコントローラ100と、画像処理部80とを備えている(図2参照)。
原稿搬送部10は、原稿搬送台11と、不図示の搬送ローラ及び搬送ガイドを有している。原稿搬送部10は、原稿搬送台11にセットされた原稿を複数のローラ及び搬送ガイドによって画像読取部30の読み取り位置に1枚ずつ搬送する。画像読取部30は、原稿搬送部10によって搬送された原稿、又は原稿台に載置された原稿の画像を読み取って、画像信号を生成する。
給紙部21は、装置本体の下部に配置されており、用紙のサイズに応じて複数設けられている。給紙部21には、用紙が収納されている。用紙は、給紙部21により給紙されて搬送部23に送られる。そして、搬送部23に搬送された用紙Sは、搬送部23によって画像形成部40に送られる。
画像形成部40は、例えば、複数色(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック等)の画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kを備えている。そして、画像形成部40は、4つの画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Kによって用紙Sにカラーのトナー画像を形成する。
また、画像形成部40の搬送方向の下流側には、形成されたトナー画像を用紙に定着させる定着部70が配置されている。そして、定着部70により画像が定着された用紙Sは、搬送部23によって用紙反転部26又は排紙部27に搬送される。用紙反転部26は、用紙Sの表裏又は前後を反転させ、再び画像形成部40に搬送する。排紙部27は、搬送された用紙Sを装置本体の外部に排出する。
フェースアップ排紙を行う場合、用紙Sは、定着部70から排紙部27に搬送されて、排紙部27によって排紙される。また、片面画像形成におけるフェースダウン排紙及び両面画像形成を行う場合に、用紙Sは、定着部70から用紙反転部26に搬送される。
フェースダウン排紙を行う場合は、用紙反転部26によって用紙Sの表裏を反転し、排紙部27に搬送する。両面画像形成を行う場合は、用紙反転部26によって用紙Sの表裏を反転し、再び画像形成部40に搬送する。
また、排紙部27の下流側に、用紙Sを折ったり、用紙Sに対してステープル処理等を行ったりする後処理装置を配置してもよい。
1-2.制御系の構成例
次に、画像形成装置1の制御系の構成例について図2を参照して説明する。
図2は、画像形成装置1の制御系の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置1は、制御部の一例を示すメインコントローラ100と、記憶部の一例を示すストレージ105とを備えている。メインコントローラ100は、例えばCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)102と、CPU101の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)103と、フラッシュメモリ104を有する。
ストレージ105としては、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)が適用される。また、ROM102としては、通常電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。
メインコントローラ100は、画像読取部30、画像処理部80、画像形成部40、定着部70、給紙部21及びストレージ105にシステムバスを介して接続され、入力されたジョブに基づいて装置全体を制御する。
ストレージ105は、画像読取部30で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。画像読取部30は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。例えば、カラー原稿を読み取る場合は、一画素当たりRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。
画像読取部30によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例を示すPC(パーソナルコンピュータ)から後述する通信部63を介して送信される画像データは、画像処理部80に送られ、画像処理される。
画像処理部80は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。そして、画像処理部80によって画像処理されたデータは、メインコントローラ100のRAM103に格納される。
画像形成部40は、画像処理部80によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。
また、メインコントローラ100は、適用判断部106を有している。適用判断部106は、画像読取部30、画像処理部80及び画像形成部40に接続されている。適用判断部106は、ジョブの実行中における画像読取部30、画像処理部80及び画像形成部40の動作状況を監視する。適用判断部106は、画像読取部30、画像処理部80及び画像形成部40の動作状況からジョブの進捗状況を確認する。そして、適用判断部106は、ジョブの進捗状況と、変更されるジョブの実施内容に基づいて、ジョブの設定変更が可能か否かを判断する。
入力部60は、操作表示パネル61と、音声入力部62と、通信部63とを有している。操作表示パネル61は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。操作表示パネル61は、第1受付部111を介してメインコントローラ100に接続されている。
操作表示パネル61は、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示パネル61は、複数のキーを備え、ユーザーによってキー操作による入力が行われる。そして、操作表示パネル61は、各種の指示、文字、数字などのデータの入力信号を、第1受付部111に出力する。第1受付部111は、操作表示パネル61から受け付けた入力信号をメインコントローラ100に出力する。
音声入力部62は、第2受付部112を介してメインコントローラ100に接続されている。音声入力部62は、ユーザーの音声を受け止めて、電気信号に変換する。そして、音声入力部62は、変換した入力信号を、第2受付部112に出力する。第2受付部112は、音声入力部62から受け付けた入力信号をメインコントローラ100に出力する。このように、本例の画像形成装置1では、ユーザーの音声によってジョブの設定及び装置の操作を行うことができる。
通信部63は、画像形成装置1に接続された外部装置、例えばパーソナルコンピュータや携帯情報端末と情報の送受信を行う。通信部63は、第3受付部113を介してメインコントローラ100に接続されている。そして、通信部63は、外部装置から入力された情報を第3受付部113に出力する。第3受付部113は、通信部63から受け付けた入力信号をメインコントローラ100に出力する。すなわち、本例の画像形成装置1は、WebAPI(Web Application Programming Interface)によりジョブの設定及び装置の操作を行うことができる。
なお、本例では、外部装置としてパーソナルコンピュータを用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置は、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を用いることができる。
2.ジョブ実行中の設定変更制御例
次に、上述した構成を有する画像形成装置1におけるジョブの実行中の設定変更制御の一例について図3を参照して説明する。
図3は、ジョブ実行中の設定変更制御例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まずメインコントローラ100は、現在ジョブを実行中であるか否かを判断する(ステップS11)。ステップS11の処理において、メインコントローラ100は、ジョブを実行中ではないと判断した場合(ステップS11のNO判定)、設定変更制御を終了させる。
ステップS11の処理において、メインコントローラ100はジョブを実行中であると判断した場合(ステップS11のYES判定)、操作表示パネル61での「設定変更」を操作、音声、又は、WebAPIによる指示入力が行われたか否かを判断する(ステップS12)。ここで、「音声」による指示入力は、ユーザーが音声入力部62を介して音声による設定を変更する指示入力である。また、「WebAPI」による指示入力は、通信部63を介して外部装置による設定を変更する指示入力である。
ステップS12の処理において、指示入力が行われていないとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS12のNO判定)、ステップS11の処理に戻り、ジョブが実行されているか否かを判断する。
また、ステップS12の処理において、指示入力が行われたとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS12のYES判定)、ステップS12の処理で入力された設定変更は操作表示パネル61を用いた操作であるか否かを判断する(ステップS13)。ステップS13の処理では、メインコントローラ100は、設定変更を操作表示パネル61に接続された第1受付部111で受け付けたか否かを判断する。
ステップS13の処理において、設定変更は操作表示パネル61を用いた操作ではないとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS13のNO判定)、設定変更は音声入力、又は、WebAPIであるか否かを判断する(ステップS14)。ステップS14の処理では、メインコントローラ100は、ステップS12の処理での設定変更を、音声入力部62に接続された第2受付部112、又は通信部63に接続された第3受付部113で受け付けたか否かを判断する。
ステップS14の処理において、設定変更は音声入力、又は、WebAPIではないとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS14のNO判定)、ステップS12での入力処理はエラーであると判断し、ステップS11の処理に戻る。
ここで、例えば、ステップS12の処理でスタンプを付加するジョブが入力された場合、スタンプの種類やスタンプ位置を設定する必要がある。そのため、ステップS14の処理において、設定変更は音声入力、又は、WebAPIである、すなわち第2受付部112又は第3受付部113によって受け付けたとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS14のYES判定)、メインコントローラ100は、追加の設定入力が必要であるか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15の処理において、メインコントローラ100は、追加の設定入力が必要ではないと判断した場合(ステップS15のNO判定)、ステップS18の処理を行う。また、ステップS15の処理において、メインコントローラ100は、追加の設定入力が必要であると判断した場合(ステップS15のYES判定)、後述するステップS16の処理を行う。
また、ステップS13の処理において、設定変更は操作表示パネル61を用いた操作、すなわち第1受付部111によって受け付けたとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS13のYES判定)、後述するステップS16の処理を行う。
ステップS16の処理では、メインコントローラ100は、画像形成装置1の各部の動作を停止させて、ジョブの実行を一旦停止させる。次に、メインコントローラ100は、音声、WebAPI、又は、操作表示パネル61からの詳細な設定変更を受け付ける(ステップS17)。すなわち、メインコントローラ100は、第1受付部111、第2受付部112、又は第3受付部113によって詳細な設定変更を受け付ける。
ステップS17の処理において、音声、WebAPI、又は、操作表示パネル61から詳細な設定変更が入力されると、メインコントローラ100は、ステップS18の処理を行う。
ステップS18の処理では、メインコントローラ100の適用判断部106は、現在のジョブの進捗状況から設定変更が可能か否かを判断する(ステップS18)。なお、適用判断部106は、ジョブの実行中、画像読取部30、画像処理部80及び画像形成部40の動作状況を監視して、ジョブの進捗状況を確認している。そして、ステップS18の処理では、適用判断部106は、入力された設定変更の内容と、ジョブの進捗状況から、設定変更可能か否かを判断する。
ステップS18の処理において、設定変更が可能であると適用判断部106が判断した場合(ステップS18のYES判定)、メインコントローラ100は、実行中のジョブの設定を変更(ステップS19)し、後述するステップS23の処理を行う。また、ステップS18の処理において、設定変更ができないと適用判断部106が判断した場合(ステップS18のNO判定)、メインコントローラ100は、画像形成装置1の各部の動作を停止させて、ジョブの実行を一旦停止させる(ステップS20)。
ステップS20の処理においてジョブの実行を一旦停止させると、メインコントローラ100は、ジョブを破棄する実行を受け付ける(ステップS21)。なお、ステップS21における受け付け処理は、音声、WebAPI、又は、操作表示パネル61のいずれでもよい。例えば、メインコントローラ100は、通信部63を介して外部装置の表示部、又は操作表示パネル61にジョブを破棄するか否かをユーザーに促す情報を表示する。または、メインコントローラ100は、音声によってユーザーにジョブを破棄するか否かを促す。
次に、メインコントローラ100は、ジョブを破棄する実行が行われたか否かを判断する(ステップS22)。ステップS22の処理において、ジョブを破棄する実行が行われたとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS22のYES判定)、メインコントローラ100は、ジョブを破棄し、設定変更制御を終了させる。
ステップS22の処理において、ジョブを破棄しないことが入力されたとメインコントローラ100が判断した場合(ステップS22のNO判定)、ステップS23の処理を行う。
ここで、設定変更制御中では、ステップS16やステップS20の処理によってジョブが停止する場合がある。そのため、ステップS23の処理では、メインコントローラ100は、現在、ジョブを停止中であるか否かを判断する。
ステップS23の処理において、メインコントローラ100は、ジョブを停止中であると判断した場合(ステップS23のYES判定)、ジョブを再開させ(ステップS24)、ステップS11の処理に戻る。また、ステップS23の処理において、メインコントローラ100は、ジョブを停止中でないと判断した場合(ステップS23のNO判定)、ジョブの実行を継続させ(ステップS25)、ステップS11の処理に戻る。そして、実行中のジョブが終了すると、設定変更制御も終了する。
なお、ステップS19の処理でジョブの設定変更が行われた場合、ステップS24及びステップS25の処理におけるジョブの実施内容は、ステップS19の処理で設定変更した内容である。
3.設定変更の具体例
3-1.第1の例
次に、上述した設定変更制御における設定変更が可能か否かの判断例について説明する。
まず、コピーによって片面印刷を行うジョブの実行中に、両面印刷に変更する場合について説明する。
画像形成装置1は、ジョブを開始し、原稿搬送台11にセットされた原稿を画像読取部30に搬送する。そして、画像読取部30によって原稿の読み込みを行う。このとき、例えば、ユーザーが音声入力部を介して音声によって片面印刷から両面印刷にジョブの設定変更が行われた場合、メインコントローラ100は、第2受付部112によって設定変更を受け付ける。
なお、片面印刷から両面印刷へのジョブの変更は、追加の設定入力を必要としない。そのため、図3に示すステップS15の処理においてメインコントローラ100は、NO判定を行う。これにより、1回の入力で操作が完了する設定項目の場合は、ジョブを停止させることなく、変更処理を実施する。その結果、作業時間の短縮を図ることができる。
次に、ステップS18の処理において、適用判断部106は、画像読取部30、画像処理部80及び画像形成部40の動作状況を監視し、ジョブの進捗状況を確認する。適用判断部106は、原稿を画像読取部30によって読み込み中で、画像形成部40による画像形成処理まで、ジョブが進行していない場合、設定の変更は適用可能であると判断する。そして、メインコントローラ100は、ジョブの設定を片面印刷から両面印刷に変更し、ジョブを継続させる。
しかしながら、現在のジョブが画像形成部40による画像形成動作まで進行している場合、適用判断部106は、設定の変更は不可と判断する。そして、メインコントローラ100は、実行中のジョブを破棄するか否かをユーザーに伺う。
なお、片面印刷から両面印刷に変更する場合、現在のジョブが画像処理部80による画像処理動作までであれば、適用判断部106は、夫亭の変更は適用可能であると判断する。
3-2.第2の例
次に、コピーで画像を形成するジョブの実行中に、用紙の右上に、例えば、社外秘のスタンプを付加する設定を変更する場合について説明する。
画像形成装置1は、ジョブを開始し、原稿搬送台11にセットされた原稿を画像読取部30に搬送する。そして、画像読取部30によって原稿の読み込みを行う。このとき、ユーザーが操作表示パネル61を操作し、スタンプを付加する変更を指示した場合、メインコントローラ100は、第1受付部111によって設定変更を受け付ける。
スタンプの付加設定には、ステップのON/OFFの設定の他に、スタンプの種類、スタンプの位置を設定する必要がある。そのため、メインコントローラ100は、ステップS16の処理においてジョブを一旦停止させる。そして、ステップS17の処理において、ユーザーから詳細な設定変更を受け付ける。
次に、ステップS18の処理において、適用判断部106は、画像読取部30、画像処理部80及び画像形成部40の動作状況を監視し、ジョブの進捗状況を確認する。適用判断部106は、原稿を画像読取部30によって読み込み中で、画像処理部80による画像処理動作まで、ジョブが進行していない場合、設定の変更は適用可能であると判断する。そして、メインコントローラ100は、実行中のジョブの設定を、「スタンプON、スタンプ種類:社外秘、スタンプ位置:右上」に変更し、実行する。
しかしながら、現在のジョブが画像処理部80による画像処理動作まで進行している場合、適用判断部106は、設定の変更は不可と判断する。そして、メインコントローラ100は、実行中のジョブを破棄するか否かをユーザーに伺う。
このように、本例の画像形成装置1によれば、適用判断部106が画像読取部30、画像処理部80及び画像形成部40の動作を監視し、ジョブの進捗状況を確認しているため、ジョブの実行中に、設定の変更を行うことができる。その結果、間違えたジョブを実行することで無駄となる用紙や、再びジョブを実行するための時間を無くすことができる。
なお、画像形成を行う用紙の枚数及び部数、カラー設定、複数のページを1枚の用紙に集約する集約設定、拡大縮小、両面/片面、画像を形成する用紙のサイズや種類、濃度、原稿のサイズ、すかし(ウォーターマーク)及びスタンプの有無、画像を形成するコピーをやめて画像データを送信するスキャン送信、スキャン送信の宛先変更等の設定項目は、ジョブの進捗状況が画像読取部30による原稿の読み込み動作までであれば、設定の変更が可能である。しかしながら、ジョブが画像処理部80による画像処理動作まで進行していた場合、設定の変更はできない。
また、画像形成を行う用紙の枚数及び部数、カラー設定、両面/片面等の設定項目は、ジョブの進捗状況が画像処理部80による画像処理動作までであれば、設定の変更が可能である。しかしながら、ジョブが画像形成部40による画像形成操作まで進行していた場合、設定の変更はできない。
以上、画像形成装置の実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の画像形成装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、4組の画像形成ユニットを用いてカラー画像を形成する構成としたが、本発明にかかる画像形成装置としては、1つの画像形成ユニットを用いて単色画像を形成する構成としてもよい。
さらに、画像形成装置として電子写真方式の画像形成装置を用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、インクを用紙に向けて吐出することで画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも適用できるものである。
また、上述した実施の形態例では、原稿搬送台11にセットされた原稿を読み取る画像読取部30を設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、画像読取部30を有しない単機能プリンタ、電話回線との通信機能を有するファクシミリ装置等その他各種の画像形成装置にも適用できるものである。
なお、画像読取部30を有しない画像形成装置の場合、適用判断部106は、画像処理部80と画像形成部40の動作状況を監視し、ジョブの進捗状況を確認する。そして、適用判断部106は、画像処理部80と画像形成部40の動作状況と、受付部が受け付けた設定変更の内容に基づいて、設定の変更が適用可能か否かを判断する。
さらに、上述した実施の形態例では、受付部として、第1受付部111、第2受付部112、第3受付部113の3種類の受付部を設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、受付部としては、第1受付部111、第2受付部112又は第3受付部113のいずれかのみでもよく、あるいは、第1受付部111、第2受付部112及び第3受付部113とは異なる方法による入力信号を受け付ける第4受付部をさらに設けてもよい。
1…画像形成装置、 10…原稿搬送部、 11…原稿搬送台、 21…給紙部、 22…用紙搬送部、 23…搬送部、 26…用紙反転部、 27…排紙部、 30…画像読取部、 40…画像形成部、 60…入力部、 61…操作表示パネル、 62…音声入力部、 63…通信部、 70…定着部、 80…画像処理部、 100…メインコントローラ(制御部)、 105…ストレージ(記憶部)、 106…適用判断部、 111…第1受付部、 112…第2受付部、 113…第3受付部

Claims (3)

  1. 設定されたジョブの画像データに対して画像処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理部が画像処理を行った前記画像データ及び前記ジョブに基づいて、用紙に画像を形成して前記ジョブを実行する画像形成部と、
    前記ジョブの実行中に、前記画像形成部における画像形成時又は画像形成前の処理に必要な前記ジョブの設定に関する変更を受け付ける受付部と、
    前記ジョブの内容に基づいて、前記画像処理部及び前記画像形成部を制御する制御部と、
    ユーザーによりキー操作が行われる操作表示パネルと、
    前記ユーザーの音声を受け取る音声入力部と、
    外部装置とWebAPIにより情報の送受信を行う通信部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記画像処理部及び前記画像形成部の動作を監視し、前記ジョブの進捗状況を確認する適用判断部を有し、
    前記受付部は、
    前記操作表示パネルからの入力信号を受け付け、前記制御部に前記操作表示パネルからの入力信号を出力する第1受付部と、
    前記音声入力部からの入力信号を受け付け、前記制御部に前記音声入力部からの入力信号を出力する第2受付部と、
    前記通信部が受信した入力信号を受け付け、前記制御部に前記通信部からの入力信号を出力する第3受付部と、を有し、
    前記制御部は、前記受付部の前記第1受付部で前記設定の変更を受け付けた場合、前記ジョブを停止し、前記受付部の前記第2受付部又は前記第3受付部により前記設定の変更を受け付け、かつ追加の設定入力が必要であると判断した場合、前記ジョブを一旦停止し、前記受付部の前記第2受付部又は前記第3受付部により前記設定の変更を受け付け、かつ追加の設定入力が必要でないと判断した場合には前記ジョブを継続し、
    前記適用判断部は、前記ジョブの継続中又は停止中において、前記ジョブの進捗状況と、前記受付部が受け付けた前記設定の変更内容に基づいて、実行中の前記ジョブの設定の変更が可能か否かを判断し、
    前記制御部は、前記適用判断部によって前記設定の変更が可能であると判断された場合には、前記ジョブの設定の変更を行うと共に、前記ジョブが継続中の場合は前記ジョブを継続し、前記ジョブが停止中である場合には前記ジョブを再開する
    画像形成装置。
  2. 原稿の画像を読み取り、前記画像データを生成し、生成した前記画像データを前記画像処理部に送る画像読取部をさらに備え、
    前記適用判断部は、前記画像読取部、前記画像処理部及び前記画像形成部の動作を監視し、前記ジョブの進捗状況を確認し、
    前記進捗状況が、前記画像読取部における読取動作までである場合には、前記適用判断部は、前記実行中の前記ジョブの設定の変更が可能であると判断する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記設定の変更は、画像形成を行う用紙の枚数及び部数の変更、カラー設定の変更、複数のページを1枚の用紙に集約する集約設定の変更、拡大縮小の変更、両面/片面の変更、画像を形成する用紙のサイズや種類の変更、濃度の変更、原稿のサイズの変更、すかし及びスタンプの有無の変更、画像を形成するコピーから画像データを送信するスキャン送信への変更、又は、スキャン送信の宛先の変更である
    請求項1に記載の画像形成装置。
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