JP2020112026A - シャッター建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災時にシャッター建具のガイドレールが火炎にさらされた場合に、ガイドレールの溶融を抑制してガイドレールが崩落することを防止する。【解決手段】アルミ形材からなる枠材を組んでなり内周に案内溝951を有するガイドレール95と、ガイドレール95の案内溝951に案内されて開閉するシャッターカーテンを備え、ガイドレール95の案内溝951内には、ガイドレール95の略全長に亘ってアルミ製の補強部材75が固定されている。【選択図】図10

Description

本発明は、建物開口部に設けられ、アルミ材の押出形材により形成される建具に関する。
従来、アルミ製の枠材を四周に組んでなる窓枠に対して、アルミ製の框材を四周に組んでなる障子を開閉自在に配置してなる建具は周知であり、さらに、框材に鋼製の補強芯材を設けて固定してなる建具が知られている(特許文献1)。
特開2014−109091号
建具の分野においては、以前より、耐食性に優れ、軽量で施工性にも優れたアルミニウム合金による建具が開発され、現在では主流となっているが、アルミニウムは強度面においては鉄に及ぶものではなく、大型の窓等の長尺の枠材や框材等においてはアルミニウムよりも強度の高い鋼製の補強部材により補強することが行われていた。
また、近年、建具においても高い防火性能が求められるようになり、融点が鉄よりも低いアルミニウム合金よりなる建具に対しては、防火上有害な変形が生じないように鋼製の補強部材を設けることなどが求められ(例えば、社団法人カーテンウォール・防火開口部協会が2002年に発行した「アルミニウム合金製防火戸標準仕様書の解説」等)、また、先行技術文献に示すようにアルミ製の框材に鋼製の補強部材を配置することにより、火災時に框材が融解して障子が崩れ落ちる等の変形を防止する建具が開発されている。
このように、従来の建具においては、アルミニウムという材料の特性を生かして軽量で施工性、操作性に優れた建具を形成しながら、アルミニウム製であることの弱点を鋼製の補強部材によって補うことで、強度の高い、防火性にも優れ、全体としてバランスのとれた建具を形成していた。
しかし、アルミニウム合金よりなる建具を鋼製の補強部材により補強することは、火災の初期段階においては、むしろ鉄製の補強部材の存在が火炎や煙、有毒ガス等の進入に対して悪影響を及ぼす可能性があった。
すなわち、先行技術文献に示すような補強は、アルミ製の框材に対して鋼製の補強部材が、所定間隔毎に設定された固定位置においてネジ等により固定されることによりなされるのが普通であるが、鉄に対してアルミニウムの熱膨張率が略1.9倍と非常に大きいため、火災時初期において熱によって框材が伸びたときにその伸びが鋼製の補強部材により固定位置間で制限され、伸びが制限された分框材が撓むという事象が生じる可能性があった。そして、框材が撓むことにより、框材に設けた気密材が枠材から離れて窓枠と障子との間の気密材による気密が火災初期の段階で損なわれ、その隙間から火炎や煙、ガスが侵入する危険性があった。
また、大型の建具については、障子の框材を鋼製の補強部材により補強することで、障子が重くなることは避けられなかった。
本発明は、上記の課題等を解決することができるものであり、アルミ製の障子の框材等を補強するに際して、従来、鋼製であることが当然の構成であった補強部材についてあらためて研究し、框材等と同じアルミニウム合金による補強が可能であることを見いだし、框材等と補強部材の材料の相違による弊害を抑制することができる建具を提供することができるものである。
本発明の一実施例に係る建具は、アルミ形材からなる枠材を組んでなり内周に案内溝を有するガイドレールと、ガイドレールの案内溝に案内されて開閉するシャッターカーテンを備え、ガイドレールの案内溝内には、ガイドレールの略全長に亘ってアルミ製の補強部材が固定されているシャッター建具である。
本発明によれば、火災時において、窓材や框材が溶融することによる建具の崩落を防止することができるとともに、建具を軽量にすることができる。
本発明の実施形態に係る建具の横断面である。 本発明の実施形態に係る建具の召合せ部の横断面図である。 本発明の実施形態に係る建具の戸先框の横断面図である。 本発明の実施形態に係る建具の框の横断面図であって、(a)は框材に肉厚部を設けて補強した図、(b)は框材に鋼製の補強部材を固定して補強した図、(c)は框材にアルミ製の補強部材を固定して補強した図である。 本発明の実施形態に係る建具の框材の横断面図及び一部縦断面図であって、(a)は框材に鋼製の補強部材を固定して補強した図、(b)は框材にアルミ製の補強部材を固定して補強した図である。 本発明の建具の効果を確認するために行ったシミュレーションにおいて解析した框材の断面図であり、(a)はアルミ製の補強部材を用いた框材、(b)は鋼製の補強部材を用いた框材、(c)は厚肉の框材の断面図である。 本発明の実施形態に係る建具の防火試験後の加熱側の框材の表面の写真。 本発明の効果を確認するために使用した標準加熱曲線(ISO834)のグラフ。 本発明の他の実施形態に係る建具であるシャッター装置の横断面図である。 本発明の他の実施形態に係る建具であるシャッター装置のガイドレールの横断面図である。
(全体の構成)
本発明を、引き違い窓の実施形態を用いて説明する。
本発明の実施形態に係る建具は、上下枠及び左右の縦枠を四周に組んで成り、建物の開口部に固定される窓枠に対して、上下框及び左右の縦框を四周に組んでその内周にガラス等のパネルを配置してなる内外2枚の障子を引き違い自在に配置してなる通常周知の引き違い窓をその基本構成とするものである。
図1の建具の横断面図に示すように、引き違い窓は、建物の開口部に固定された左右の縦枠13,14間に、下枠に形成された室内側レール12a及び室外側レール12bに沿って内障子2及び外障子3が引き違い自在に配置されている。
縦枠13,14はアルミ形材からなり、縦枠本体部131,141の外周に取付片132,142が突出して形成されており、取付片132,142が図示しないネジ等の固定手段により躯体に固定されることにより、建物開口部に固定されている。
縦枠本体部131,141の室内側内周部位には、樹脂材料からなるカバー部材53,54が配置され、縦枠本体部131,141とともに長ネジ等の固定手段により躯体内周に固定されている。カバー部材53,54の室内側には額部53a,54aが延設されており、額部53a,54aがネジ等により直接躯体に固定されているので、アルミ形材からなる左右の縦枠13,14は直接室内側に露出することがなく、建具の断熱性能を向上させている。
内、外障子2,3は、上、下框及び左右の縦框23,24,33,34を四周組にしてなる障子枠の内周に二重ガラス等のパネル材25,35を配置して形成されている。そして、図1に示すように、それぞれ左右の縦框23,24,33,34の中空部内には、断面がU字状のアルミ製の補強部材71,72,73,74が挿入されて配置されており、その一辺が縦框23,24,33,34のガラス間口の底壁に対して、ビス等の固定手段により固定されている。
(召合せ部の構成)
図2に示すように、内障子2の召合框(左縦框)23は、アルミ形材からなる金属縦框231と、金属縦框231の外周面及び室内側面を覆うように、外周面及び室内側面との間に間隔を隔てて配置される樹脂縦框232とからなり、樹脂縦框232により金属縦框231が室内に露出するのを防止するとともに、金属縦框231の外周面及び室内側面に断熱空間を形成することで建具の召合せ部における断熱性能を向上させている。
金属縦框231は、中空部を備える縦框本体部231aと、縦框本体部231aの室外側内周面から内周方向に延設される室外側内周壁231bと、縦框本体部231aの室内側内周面から内周方向に延設される室内側内周壁231cと、縦框本体部231aの室外側に形成されて煙返しを構成する突片231dとから構成されている。
樹脂縦框232は、金属縦框231の外周面を覆う外周面部232aと、金属縦框231の室内側面を覆う室内面部232bとから構成されており、外周面部232aの室外側端が金属縦框231の縦框本体部231aに係止されるとともに、室内面部232bの内周端部が金属縦框231の室内側内周壁231cに係止されることで、金属縦框231に固定されている。
そして、金属縦框231の室内側内周壁231c及び室内側内周壁231cに係止された室内面部232bと、金属縦框231の室外側内周壁231bとによって、召合框23の内周に開口するガラス間口が形成されている。
ガラス間口には、火災時に室内側内周壁231cや室外側内周壁231bが融解した際にガラス等のパネル材25が落下することを防止するスチールやステンレス等鋼製の薄板からなる補強部材61が配置されており、その内周にはグレチャン81を介してパネル材25が装着されている。パネル材25は、2枚のガラス251,252がスペーサ253を介して一体化されておりスペーサ253の外周にはシール剤254が充填されている。
ガラス間口に配置されたグレチャン81の外周部や補強部材61周辺の適宜位置に熱膨張部材fが配置されている。
金属縦框231の縦框本体部231aの中空部内には、アルミ製の補強部材71が縦框の長手方向に沿って挿入されている。補強部材71は、中空部内の室内側に配置される見付面71a及び見付面71aの左右端から室外側に向けて連続する左右の見込面71b,71cからなる断面略U字形状の長尺部材からなり、見付面71aの右端に連続する見込面71cがガラス間口に配置される鋼製の補強部材61とともに縦框本体部231aのガラス間口の底部にネジ等の固定手段によって連結固定されている。そして、補強部材71は、上下框との接合に影響を及ぼすなど特段の事情がなければ、できるだけ金属縦框231の長手方向の広範囲に亘って配置することが好ましく、少なくともガラス間口の全長に亘って配置できる長さを有することが好ましい。もっとも、補強部材71に上下框との接合に必要なネジ孔を設けるなどの処理を施すことにより金属縦框231の略全長に亘って設けることも可能であり、また、建具の使用形態等に応じて、特に補強が必要となる金属縦框231の長手方向の一部区間に設けることも可能である。
なお、補強部材71の見付面71aには、熱膨張部材fが配置されている。
外障子3の召合框(右縦框)34は、アルミ形材からなる縦框本体部34aと、縦框本体部34aの室外側の内周より内周方向に延設される室外側壁部34bと、縦框本体部34aの室内側の内周より内周方向に延設される室内側壁部34cと、縦框本体部34aの室内側に形成されて煙返しを構成する突片34dとから構成されている。
そして、室外側壁部34b及び室内側壁部34cによって、召合框34の内周に開口するガラス間口が形成されており、ガラス間口には、火災時に室外側壁部34b若しくは室内側壁部34cが溶融した際にガラス等のパネル材35が落下することを防止するスチールやステンレス等鋼製の薄板からなる補強部材62が配置されており、その内周にはグレチャン82を介してパネル材35が装着されている。
ガラス間口のグレチャン82の外周部や補強部材62周辺の適宜位置には熱膨張部材fが配置されている。
召合框(右縦框)34の縦框本体部34aの中空部内には、アルミ製の補強部材74が縦框の長手方向に沿って挿入されている。補強部材74は、中空部内の室外側に配置される見付面74a及び見付面74aの左右端から室内側に向けて連続する左右の見込面74b,74cからなる断面略U字形状の長尺部材からなり、見付面74aの左端に連続する見込面74cがガラス間口に配置される鋼製の補強部材62とともに、召合框34のガラス間口の底部にネジ等の固定手段によって連結固定されている。そして、補強部材74は、上下框との接合に影響を及ぼすなど特段の事情がなければ、できるだけ召合框(右縦框)34の長手方向の広範囲に亘って配置することが好ましく、少なくともガラス間口の全長に亘って配置できる長さを有することが好ましい。もっとも、補強部材74に上下框との接合に必要なネジ孔を設けるなどの処理を施すことにより召合框(右縦框)34の略全長に亘って設けることも可能であり、また、建具の使用形態等に応じて、特に補強が必要となる召合框(右縦框)34の長手方向の一部区間に設けることも可能である。
なお、補強部材74の見付面74aには、熱膨張部材fが配置されている。
(戸先部の構成)
図3に示すように、内障子2の戸先框(右縦框)24は、アルミ形材からなる金属縦框241と、金属縦框241の室内側面と間隔を隔てて配置される樹脂縦框242とからなり、樹脂縦框242により金属縦框241が室内に露出するのを防止するとともに、金属縦框241の外周面に断熱空間を形成することで断熱性能を向上させている。
金属縦框241は、中空部を備える縦框本体部241aと、縦框本体部241aの室外端内周より内周方向に延設される室外側壁部241bと、縦框本体部241aの室外側及び室内側外周より外周方向に延設される室外側戸先壁部241c及び室内側戸先壁部241dとにより構成されており、室外側戸先壁部241cの室内側には、縦枠14との間を気密する気密材s1が配置されている。
樹脂縦框242は、金属縦框241の室内側を覆う樹脂縦框本体部242aと、樹脂縦框本体部242aの内周に連続するガラス間口壁部242bとにより構成され、樹脂縦框本体部242aが縦框本体部241aの室内側に係止されることで金属縦框241と樹脂縦框242とが一体化され、金属縦框241の室外側壁部241bとガラス間口壁部242bとによってガラス間口が形成されている。
ガラス間口には、火災時に金属縦框241の室外側壁部241b若しくはガラス間口壁部242bが溶融した際にガラス等パネルが落下することを防止するスチールやステンレス等鋼製の薄板からなる補強部材63が配置されており、その内周にはグレチャン83を介してパネル材25が装着されている。ガラス間口に配置されたグレチャン83の外周部や補強部材63周辺の適宜位置に熱膨張部材fが配置されている。
金属縦框241の縦框本体部241aの中空部内には、アルミ製の補強部材73が縦框の長手方向に亘って挿入されている。補強部材73は、縦框本体部241aの中空部の内周側見込み面に沿う見込面73aと、見込面73aの室内側端及び室外側端から外周方向に向かって連続する室内側の見付面73b及び室外側の見付面73cとからなる断面略U字形状の長尺部材からなり、見込面73aがガラス間口に配置される鋼製の補強部材63とともにネジ等の固定手段によって縦框本体部241aに連結固定されている。そして、補強部材73は、上下框との接合に影響を及ぼすなど特段の事情がなければ、できるだけ金属縦框241の長手方向の広範囲に亘って配置することが好ましく、少なくともガラス間口の全長に亘って配置できる長さを有することが好ましい。もっとも、補強部材73に上下框との接合に必要なネジ孔を設けるなどの処理を施すことにより金属縦框241の略全長に亘って設けることも可能であり、また、建具の使用形態等に応じて、特に補強が必要となる金属縦框241の長手方向の一部区間に設けることも可能である。
(本発明の実施形態の建具の特徴)
以上の本発明の実施形態の建具は、アルミ形材からなる縦框本体部の中空部内に配置される補強部材が、アルミ製である点に特徴がある。
アルミ形材からなる枠材や框材(例えば召合框34)を補強部材を用いて補強するに際しては、図4(b)に示すように、アルミニウムの弱点を補うことのできる強度や耐熱性の高いスチール等鋼材からなる補強部材sを用いることが普通であった。あえて鋼製の補強部材sを用いないとしても、少なくともアルミニウムと同等以上の強度や耐熱性を有する材料で補強部材を形成し、枠材や框材に固定することが常識であった。
枠材や框材を同じ材料であるアルミニウムにより補強することを考えれば、図4(a)に示すように、枠材や框材に補強部材の肉厚と同等の肉厚を追加して肉厚部分を形成することが製造面やコスト面からも有利であり、あえてアルミ製の補強部材を別体に形成して枠材や框材を補強することは全く考えられていなかった。
本発明の実施形態の建具は、アルミ形材からなる枠材や框材を補強するに際し、通常は採用しないアルミ製の補強部材をあえて用いて補強することにより、補強部材としてスチール等鋼材を用いることにより生じる問題を解決することができ、かつ、火災時において十分な遮炎性能を確保することができることを見いだし、発明に到ったものである。
−温度シミュレーション−
アルミ製の補強部材による補強の鋼製の補強部材による補強に対する優位性を推測するために、アルミ製の補強部材により補強された框材に、火災時にどのような温度変化が生じるかについて、シミュレーションによる解析を行った。
シミュレーションは、汎用CFD(数値流体力学)ソフトを用いて行った。計算は2次元で行い非定常輻射熱伝導解析とした。空気は本来流体であるが計算においては固体として計算を行っている。境界条件として解析対象から100mm離れた位置での温度を標準加熱曲線(ISO834)に準じた温度曲線による温度として設定してその部分からの輻射熱が框材の加熱面に与えられると設定した。放熱面は外部との熱の授受を仮定した温度(20℃)及び熱伝達係数(5W/(m・K))にて行うモデルとして設定し、30分まで加熱した際の框材及び補強部材の温度を求めた。使用した標準加熱曲線(ISO834)を図8に示す。
シミュレーションは、本願発明の実施例として、厚さ2mmのアルミ製の補強部材aを用いて補強した框材(case1)、比較対象として、厚さ1.6mmの鋼製の補強部材sを用いて補強した従来の防火サッシの障子の框材(case2)、及び 、アルミ製の補強部材相当の肉厚t(2mm)が追加された厚肉の框材ktからなる補強部材一体型の框材(case3)について行った。
上記case1ないしcase3に使用する框材k、厚肉框材kt及び補強部材a,sの構成を図6(a)ないし(c)に示す。
シミュレーションに用いる框材kは、基本部分については外障子の召合框をモデル化して31.4(見込み寸法)mm×20.0(見付け寸法)の断面矩形の中空構造の框材を想定し、見付け面の一方面を加熱面とし、他方面を放熱面とした。加熱面側の見付け面の肉厚を2.3mmとし、補強部材を固定しない側の見込み面と放熱面の肉厚を1.1mmとし、補強部材を固定する側の見込み面の肉厚を1.0mmとした。框材の中空部の内径は、見込み寸法が28.0mm、見付け寸法が17.9mmである。
case1に使用する補強部材aは、厚さ2.0mmのアルミ製の略U字状板材とし、見込み寸法を27.0mm、見付け寸法を16.9mmとした。U字状板材の一側壁a2には、框材に固定するための固定部a4を有している。
case2に使用する補強部材sは、厚さ1.6mmの鋼製のU字状板材とし、case1のアルミ製の補強部材aと同様に、見込み寸法を27.0mm、見付け寸法を16.9mmとした。U字状板材の一側壁s2には、框材に固定するための固定部s4を有している。
case1及びcase2の補強部材a,sは、略U字状の底部a1,s1を框材kの加熱面側の見付け面に対向させて挿入され、略U字状の一側壁a2,s2の固定部a4,s4を框材の一方側の見込み面に密着させて固定し、固定部分以外の部分については表面の凹凸等による非接触を想定して0.5mmの間隔d2を設定している。
また、補強部材a,sの底部a1,s1と框材kの加熱面側の見付け面との間、及び、補強部材a,sの他側壁a3,s3と框材kの他方側の見込み面との間については、1.0mmの間隔d1を設定している。1.0mmの間隔d1をあけることで、框材kの熱が直接補強部材a,sに伝わり難くなり、補強部材a,sの温度上昇を抑制することができる。
なお、この約1.0mmの間隔d1は、框材kに対して補強部材a,sを挿入する際に必要となる遊びとして想定することもできる。
補強部材a,sの放熱面側の両端部は、框材kの放熱面側の見付け面に密着させた。
case3に使用する框材ktは、加熱面側の見付け面の肉厚を補強部材aの厚さ寸法分厚くした4.3(=2.3+2.0)mmとし、同様に、補強部材を固定しない側の見込み面と放熱面の肉厚を3.1(=1.1+2.0)mmとし、補強部材を固定する側の見込み面の肉厚を3.0(=1.0+2.0)mmとした。
比較対象であるcase2の補強部材sの肉厚として1.6mmを選択した理由は、規格の鋼材の中から框内に配置する補強部材としての加工性(曲げ加工のしやすさ)及び施工性(框内にネジによって確実に固定するに十分な厚さ)により決定しており、従来の防火サッシに用いられている補強部材と同じものである。
また、本願発明の実施例であるcase1の補強部材aの肉厚として2.0mmを選択した理由は、case2に対する重量的な優位性が十分に発揮できるか否かに基づいて選択した。
具体的には、実際に補強部材(長さ=1261mm)として形成した際に、case2の肉厚1.6mmの鋼材からなる補強部材(質量:約1.054kg)に対して、その半分以下の質量の補強部材として、肉厚2.0mmのアルミ製の補強部材(質量:約0.445kg)を用いた。
case毎に、図6(a)ないし(c)に示す、框材の加熱面表面温度A1ないしA3、補強部材温度B1ないしB3及び放熱面温度C1ないしC3を加熱開始から5分毎に求め、表1にまとめた。
上記表1から、以下の点が分かる。
(1)鋼製の補強部材sによる補強を行ったcase2 については、加熱開始10分の時点で框材kの加熱面表面温度A2が391.9℃であるのに対して補強部材温度B2が370.1℃であり、アルミ製の框材kの熱伸びと鋼製の補強部材sの熱伸びとの間に差が生じていると考えられる。
具体的には、框材kの長さを2000mmと仮定すると、アルミニウムの熱膨張係数(23.0(10−6/℃))とスチールの熱膨張係数(12.1(10−6/℃))とから、框材部分の熱伸びが17.1mm(=23.0×10−6×2000×(391.9−20))であるのに対して、鋼製の補強部材sの熱伸びは8.5mm(=12.1×10−6×2000×(370.1−20))であり、10mm程度の熱伸びの差が生じることとなる。
これに対し、本願発明であるcase1 は、補強部材aが框材kと同じ材料であるため、補強部材aの熱伸びと框材kの熱伸びとの差は、ほとんどないと考えられる。具体的には、框材kの熱伸びが15.6mm(=23.0×2000×(359.0−20))であるのに対して、アルミ製の補強部材aの熱伸びは14.7(=23.0×2000×(340.2−20))であり、熱伸びの差は1mm以下にとどまっている。
(2)加熱開始30分経過後には、本願発明の実施例であるcase1は、加熱面表面温度A1が、642.2℃であり、補強部材温度B1が、611.9℃であるのに対し、鋼製の補強部材sによる補強を行ったcase2は、加熱面表面温度A2が、671.0℃であり、補強部材温度B2が650.1℃であって、case1に比べてともに高い温度に達している。これは、鋼製の補強部材sの体積、材料の比熱、熱伝導率等の差によって生じるものであると考えられる。
スチールの融点は、1539℃であることから、補強部材sは溶融することはないが、框材kの加熱面表面温度A2がアルミニウムの融点(660℃)を超えているため、case2においては、加熱開始30分経過後には、アルミ製の框材kは溶融し始める。
(3)框材ktをアルミの一体物として形成したcase3においては、補強部材温度C3は、加熱面表面温度A3とほぼ同じであるのに対して、本願発明の実施例である case1 においては、加熱面表面温度A1についてはcase3に比べて高いものの、補強部材温度B1については、加熱開始から30分経過後に至るまで、case3の補強部材温度B3に比べて約10℃ほど低く抑えられている。
框材kと補強部材aとの間の接触熱抵抗や間隙によって、補強部材aに対する熱の伝達が妨げられて補強部材aの温度上昇を抑制していると考えられる。
補強部材aの温度上昇が抑制されることにより、補強部材aが溶融温度に達するのを遅らせることとなる。
以上、シミュレーションによる推測であり、上記事象が実際の框材において必ずしも現れるものではないが、実際の框材においても同様の傾向になると考えられる。
以上のシミュレーションによる検証からも推認できることであるが、図4(b)に示すように、火災時の框材の強度を向上させるために框材kの中空部内に鋼製の補強部材sを固定すると、火災時には、框材(召合框)kの室外側壁が直接火炎に晒されて溶融しても框材kの中空部内に固定された補強部材sが残存して障子の形状を所定時間維持することができる。しかし、たとえ補強部材sが維持されるとしても、框材kが早期に溶融することは、室内外の連通につながり好ましくない。
また、アルミニウムの熱膨張係数がスチールの熱膨張係数よりも非常に大きいため、火災発生後、熱によって框材kが伸びたときにその伸びが鋼製の補強部材sとのビス等による固定位置間(例えば400mm)で制限され、伸びが制限された分框材kが撓むことで、例えば、框材が戸先框である場合などには、図2に示す金属縦框241の室外側戸先壁部241cに配置された気密材s1が右縦枠14から離間してしまい、その離間箇所から火炎や煙が侵入する危険性があった。
また、例えば図5(a)に示すように、框材kの伸びLkと補強部材sの伸びLsとの伸び量の差(Lk−Ls)により両者を固定しているネジ等の固定手段に大きな力が加わり、その結果、補強部材sを固定するために框材kのガラス間口の底部に設けられたネジ孔hが広がって長孔部分Hが形成されてしまい、形成された長孔部分Hからガラス等パネル体をシールするシール剤等が燃焼することより発生する有毒なガスが漏れ出す危険性があった。
また、通常使用時においても、アルミニウムと鋼との電位の差により、建具の長期に亘る使用によりアルミ形材である框材kに電位腐食が生じる可能性があった。
一方、図4(a)に示すように、框材kの強度を向上させるために単に補強部材aに相当する肉厚分だけ寸法を増加して肉厚t部分を形成すると、通常時における強度は向上するものの、火災時には、框材ktの室外側壁部が直接火炎に晒されることで室外側壁部の肉厚t部分全体が直接加熱されて溶融して障子の形状を保つことができない。
これに対して、図4(c)に示すように、火災時の框材(例えば召合框)kの強度を向上させるために框材(例えば召合框)kの中空部内に別部材であるアルミ製の補強部材aを固定すると、火災時には、框材(例えば召合框)kの室外壁が直接火炎に晒されて加熱されるが、補強部材aは框材(例えば召合框)kと別部材であるので直接框材(例えば召合框)kの熱が伝達されない。そして、アルミ材とアルミ材との接触部における接触熱抵抗は、アルミ材と鋼材との接触部における接触熱抵抗よりも大きく、框材(例えば召合框)kと補強部材aとの接触部において比較的熱が伝わり難く、さらに、框材kの中空部内に配置される補強部材aを、框材kの中空部内壁に対して約1.0mmの間隔をあけて配置することにより、框材kとは別体物として形成され、中空部内に挿入されたアルミ製の補強部材aには、框材kの熱の伝達が抑制される。
従って、火災時に火炎等により直接加熱される框材kは、経過時間に伴って加熱面表面温度A1が上昇するものの、框材kからの熱の伝達が抑制されたアルミ製の補強部材aは、補強部材部分を一体的にして厚肉に形成した框材ktの補強部材温度B3に比べて温度上昇が抑えられ、融点に達することが抑制され、障子の形状を維持することができ、十分な遮炎性能を確保することができる。
また、火災初期時においてアルミ製の補強部材aに火災時の熱が伝達して温度が上昇しても、補強部材aが框材kと同様にアルミ製であることから、框材kと補強部材aとの間に生じる伸び量の差は極小さく抑えることができる。それにより、火災初期時においては框材kと補強部材aとがともに同程度伸びることで框材kの撓みが抑えられて火災初期段階において框材kと枠間及び框材k同士間における気密の破壊を遅らせることができるとともに、補強部材aを固定するためのネジ孔等に過度の力が加わることがなく、ネジ孔に長孔部分Hが形成されるのを抑制することができる。
以上、補強部材をアルミ製にした場合における優位性について説明したが、補強部材をアルミ製にした建具の性能を確認するために、実物を用いた防火試験を行った。
防火試験は、建築基準法第2条第9号の二のロ(防火戸その他の政令で定める防火設備)に準じて行い、標準加熱曲線(ISO834)(図8)を用いて加熱した。
なお、防火試験では、図1における、外障子3の召合框34内に配置される補強部材74として、アルミ製の厚さ2mmの補強部材を使用し、外障子3の戸先框33内に配置される補強部材73及び内障子2の戸先框24、召合框23内に配置される補強部材71,72として、アルミ製の厚さ1.5mmの補強部材を使用した。
1.5mmのアルミ製の補強部材を使用することにより、補強部材の質量は、鋼製の補強部材の約3分の1にまで減少させることができる。
試験開始後、20分を経過しても、障子は崩落することなく、障子と框との隙間からの火炎の大きな漏れ等は確認できず、アルミ製の補強部材による補強が十分実用に耐えられることが分かった。
防火試験終了後に、障子の框材kの加熱面表面を確認すると、図7に示すように、加熱された框材kは溶融が進んでおり、見込み面については、一部(A)は框材kが溶け残っていたが、見付け面に近い部分(C)の框材は溶け落ちて中空部に配置された補強部材が露出していた。框材kの見付け面の部分(B)はほぼ溶け落ちてアルマイト層のみが表面に残っていた。
框材kから露出していたアルミ製の補強部材は、比較的原形に近い形で框材の中空部内に留まっていることが確認できた。
以上のように、アルミ形材からなる框材を別部材からなるアルミ製の補強部材により補強してなる本発明は、火災時における遮炎性能を確保することができる。そして、鋼製の補強部材を用いるよりも全体を軽量に仕上げることができる。
一例をあげれば、腰窓サイズ(W1650,H1300)のサッシでは、縦框内に配置する補強部材を鋼製の補強部材(厚さ1.6mm)からアルミ製の補強部材(外障子召合框用:厚さ2.0mm、外障子戸先框及び内障子召合框、戸先框用:厚さ1.5mm)に変更することにより、質量を約2.3kg減少させることができ、框体の総重量としては、12.2kgから9.9kgに軽量化することできる。
また、テラスサイズ(W1650,H2200)のサッシでは、縦框内に配置する補強部材を鋼製の補強部材(厚さ1.6mm)からアルミ製の補強部材(外障子召合框用:厚さ2.0mm、外障子戸先框及び内障子召合框、戸先框用:厚さ1.5mm)に変更することにより、質量を約4.0kg減少させることができ、框体の総重量としては、18.2kgから14.2kgに軽量化することできる。
また、補強部材をアルミ製とすることにより、框材と同様にアルミの押出形成により製造することができるので、形材を製造する設備を用いて補強部材を製造することができて製造コストを抑えることができる。また、アルミの押出形成により複雑な断面形状に対応することができ、種々の建具の補強部材に対応させることができる。
さらに、スチールとアルミとの熱膨張率の相違により生じる弊害を防止し、スチールとアルミとの電位差による生じる腐食のリスクを低減することができるものであって、格別の効果を奏するものである。
なお、本発明の補強部材による補強技術は、枠材や框材の中空部内に配置される補強部材のみならず、枠材や框材のガラス間口(パネル間口)内に配置される補強部材等の中空部以外の部位に配置されている補強部材にも採用することができる。
例えば、上記実施形態において、スチールやステンレス等の鋼製の補強部材61,62,63をアルミ製の補強部材により構成することができる。
(他の実施形態)
本発明のアルミ製の補強部材による補強技術は、引違い窓だけでなく、開き窓やすべり出し窓等の様々な窓種に適用できるものであるが、該補強技術の適用は窓に限るものではなく、アルミ形材により形成される種々の建材に用いることができ、例えば、防火シャッター装置に適用することができる。
シャッター装置9は、図9に示すように、引き違い窓等の内、外障子2,3の室外側に配置されており、開閉窓の縦枠13,14を兼用する側壁93,94の室外側に配置されたガイドレール95,96によって、シャッターカーテン97を構成するスラットの端部972が案内して開閉することができる。
ガイドレール95は、図10に示すように、内周方向に開口する案内溝951を有しており、ガイドレール95の案内溝951内には、室外壁部75a及び外周壁部75bを備える断面略L字形のアルミ製の補強部材75がガイドレール95の長手方向の略全長に亘って配置されている。そして、補強部材75は、外周壁部75bが案内溝951の底壁951aにビス等の固定手段bによって固定されることでガイドレール95を補強して、火災時の火炎等によってシャッター装置9のガイドレール95が熔解しても、見込み方向に連通する孔があくことを防いでいる。
なお、案内溝951内の補強部材75の室外壁部75aの室内側には、スラット971の端部972を案内する内周方向に開口する溝状のガイドレール補助部材952が配置されている。
そして、ガイドレール補助部材952の室内側壁952aは、内周方向に延設されており、補強部材75の室外壁部75aの内周端部及びガイドレール補助部材952の室内側壁952aの内周端部には、加熱により膨張する加熱膨張材fが対向するように配置されている。
以上の本発明のアルミ製の補強部材の厚さは、特に限定されるものではないが、ネジ等の固定手段によって補強部材を框材に強固に固定するに必要な厚みが約1.5mm(ねじ山二つ分)であり、厚みが1.5mmの補強部材については、実験によって効果の確認ができていることから考えると、補強部材の厚みは、1.5mm以上であることが望ましい。
また、本実施形態においては、アルミ製の補強部材は、その断面形状が略U字状をなしているが、その断面形状はU字状に限定されるものではなく、ガラス間口の底部に取付けるための見込面と室内外方向の貫通を抑制するための見付面とを備えるものであれば、L字状や中空形状等その断面形状は限定されない。
さらに、框材とアルミ製の補強部材との間隔は、1.0mmに限定されるものではなく、例えば1.0mm以上の間隔をあけることができれば、より効果を期待できる。
また、本実施形態においては、障子の縦框に対してアルミ材からなる補強部材を配置、固定しており、比較的長尺となる縦框の変形を押さえることで障子全体の遮炎性能を向上させているが、補強部材を配置、固定する部位は、障子の縦框に限定されるものではなく、障子の上下框等の横框、窓枠の上下枠や無目等横枠、並びに左右縦枠や方立等縦枠のいずれの部位に配置、固定されるものでもよい。さらにいえば、窓枠や障子を構成するいずれの枠材や框材に配置しても、建具の遮炎性能を向上させることができる。
75 :補強部材
75a :室外壁部
75b :外周壁部
9 :シャッター装置
93 :側壁
94 :側壁
95 :ガイドレール
951 :案内溝
951a :底壁
952 :ガイドレール補助部材
952a :室内側壁
96 :ガイドレール
97 :シャッターカーテン
971 :スラット
972 :端部

一実施形態のシャッター建具は、内周に案内溝を有するガイドレールと、ガイドレールの案内溝に案内されて開閉するシャッターカーテンを備え、ガイドレールの案内溝内には、ガイドレールの略全長に亘って案内溝の室外側壁及び底壁に沿って配置される断面略L字状の補強部材が配置されており、補強部材は、ガイドレールの底壁に固定されているシャッター建具である。
一実施形態のシャッター建具は、内周に案内溝を有するガイドレールと、ガイドレールの案内溝に案内されて開閉するシャッターカーテンを備え、ガイドレールの案内溝内には、ガイドレールの略全長に亘って案内溝の室外側壁及び底壁に沿って配置される断面略L字状の補強部材が配置されてガイドレールの底壁に固定されているとともに、シャッターカーテンのスラットの端部を案内する溝状の補強部材が配置されてガイドレールの室内側壁に固定されているシャッター建具である。

Claims (1)

  1. アルミ形材からなる枠材を組んでなり内周に案内溝を有するガイドレールと、ガイドレールの案内溝に案内されて開閉するシャッターカーテンを備え、
    ガイドレールの案内溝内には、ガイドレールの略全長に亘ってアルミ製の補強部材が固定されている
    ことを特徴とするシャッター建具。
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