JP6138030B2 - 防火ドア - Google Patents
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Description
しかしながら、断熱ドア両面が鋼板で覆われていても、断熱ドアに設けた中窓の断熱サッシの樹脂製の連結部材が火災時の熱により溶解することによって、断熱サッシの室外側部材と室内側部材の連結を維持することができずに、室外側部材と室内側部材とが分離して障子等が脱落するなどして、十分な防火性能が得られなかった。
開口部を有し、表裏が鋼板により覆われた防火ドア本体と、防火ドア本体の開口部の縁に設けた開口部枠と、表裏の鋼板を連結する補強材を備え、開口部枠は内形材と外形材とを断熱性を備える連結材により連結して成り、開口部枠の内形材及び外形材が補強材に連結されていることを特徴とする。
本発明の防火採風玄関ドアは、防火ドア本体1に開口部が設けられ、開口部に室内側に滑り出して開口する縦滑り出し式の開閉窓Wが設けられて構成されている。開口部の室外側には網戸付き格子8が設置され、防火ドア本体1の上部には ドアクローザーCLが設けられており、ヒンジにより建物の開口部に揺動自在に固定される。
図2、3に示すように、防火ドア本体1は、断面U字状の樹脂フレーム11を上下左右の四周に組んでなるフレーム枠の表裏面を鋼板12a,12bにより覆ってなるパネルにより構成されている。
各樹脂フレーム11は、U字状の開口を防火ドア本体1の内方に向けてあり、鋼板12a,12bの四周端は樹脂フレーム11の外周に沿うように屈曲され、パネルの各端面において、鋼板12a,12bと各樹脂フレーム11と各樹脂フレーム内方に配置される各スチール補強材13がネジ等により結合固定されている。
図4〜7に示すように、開口部枠2の上枠21、下枠22、左右の縦枠23,24は、アルミニウム合金製の外形材と内形材とを断熱性を有する連結材により連結して構成され、防火ドア本体1の表裏の鋼板12a,12bの間に配置されており、両側面が表裏の鋼板12a,12bにより覆われている。
開口部枠2に開閉自在に支持される障子3の上框31、下框32、戸先框33、吊元框34はアルミニウム合金製の外形材と内形材とを断熱性を有する連結材により連結して構成されている。
そして、開閉窓Wの閉鎖時には、各框31,32,33,34の外形材311,321,331,341の室外側面が開口部枠2の各枠21,22,23,24の外形材211,221,231.241に設けられた戸当り部211d,221d,231d,241dの気密材61に当接して、開口部枠2と障子3との間の気密がなされている。
図4,5に示すように、障子3の上枠21、下枠22の見込み面の内周側に配置された上補助材214,下補助材224と外形材211,221の延設部211c,221cとにより内周方向に開口する空間S1,S2が区画されており、上補助材214及び下補助材224の室外側面と外形材211,221の延設部211c,221cの室内側面には熱膨張耐火材51,52,53,54が配置されている。
さらに、膨張した熱膨張耐火材51,52,53,54は空間S1,S2よりあふれ出て戸当り部211d,221dと障子3の上框31、下框32との間における室内外の連通を防止している。
上枠21、下枠22、左右縦枠23,24の外周側には表裏の鋼板12a、12bを連結するステンレス製補強材91,92,93,94が配置され、その室外側部91a,92a,93a,94aと各枠の外形材211,221,231,241の固定部211a,221a,231a,241aと室外側の鋼板12aとがネジ等により共締めされ、その室内側部91b,92b,93b,94bと各枠の内形材212,222,232,242の固定部212a,222a,232a,242aと室内側の鋼板12bとがネジ等により共締めされて連結固定されている。したがって、火災時に内形材と外形材とを連結する連結材が溶解しても内形材と外形材を連結したまま表裏の鋼板12a,12bに支持することができる。
また、ステンレス製補強材91,92により障子3の開閉機構4を支持する上補助材214及び下補助材224が支持されるので、火災時の熱により連結材、さらにはアルミニウム合金製の内外形材等が溶解しても、障子3の開閉機構4をスチール補強材214a,224a及びステンレス製補強材91,92を介して鋼板12a,12bにより支持することができるので、障子3等が崩落する時間を延ばし、延焼や煙侵入を遅らせることができる。
また、開口部枠2を構成する各枠の外形材及び内形材とステンレス製補強材91,92,93,94との固定は、鋼板12a,12bとの共締め固定に限られるものではなく、各枠の外形材及び内形材がステンレス製補強材91,92,93,94と鋼板12a,12bとの連結位置以外の位置で固定されていてもよい。さらに、ステンレス製補強材の位置は、上枠21、下枠22、左右縦枠23,24の外周側に限るものではない。
12a,12b 鋼板
2 開口部枠
21 上枠
22 下枠
23 戸先側の縦枠
24 吊元側の縦枠
3 障子
31 上框
32 下框
33 戸先框
34 吊元框
4 開閉機構
41 ロックピン
42 ロック片
51,52,53,54,55,56 熱膨張耐火材
61,62,63,64 気密材
8 網戸付き格子
83,84 格子縦枠
91,92,93,94 ステンレス製補強材
S1,S2 空間
S3 空間
W 開閉窓
p 断熱材
Claims (1)
- 開口部を有し、表裏が鋼板により覆われた防火ドア本体と、
防火ドア本体の開口部の縁に設けた開口部枠と、
表裏の鋼板を連結する補強材を備え、
開口部枠は内形材と外形材とを断熱性を備える連結材により連結して成り、
開口部枠の内形材及び外形材が補強材に連結されている
ことを特徴とする防火ドア。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013238929A JP6138030B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 防火ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013238929A JP6138030B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 防火ドア |
Publications (2)
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JP6138030B2 true JP6138030B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=53375507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013238929A Active JP6138030B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 防火ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6138030B2 (ja) |
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- 2013-11-19 JP JP2013238929A patent/JP6138030B2/ja active Active
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