JP2020107847A - 電子モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】公差又は誤差が発生した場合であっても、バスバーと伝熱シートとの接触を確保できる電子モジュールを提供する。【解決手段】リレー10を収容する収容筐体を備える電子モジュール100において、前記収容筐体の一壁部521の内側面に載置される伝熱シート12と、リレー10に接続され、一部が伝熱シート12に接触されるバスバー11と、バスバー11を伝熱シート12に押し付ける押圧部13とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、電子部品を収容する電子モジュールに関する。
従来から、車両には、リレーのような電子部品が収容された電子モジュールが搭載されている。
特許文献1には、開閉可能な接点と、該接点の開閉を切り替える励磁コイルとを有するリレーを備え、該リレーの接点をバスバーと電気的に接続し、該バスバーに放熱機構を備えることで、バスバーを電流経路と放熱経路に兼用でき、リレーの放熱性を向上できる電源装置が開示されている。
特開2014−79093号公報
特許文献1の電源装置では、電子部品(リレー)に接続されたバスバーの一部が伝熱シートを介してシャーシに接触しており、電子部品で発生する熱がバスバー及び伝熱シートを介してシャーシに伝わり放熱される。
しかし、電子部品又はバスバーの寸法に設計上の公差又は誤差が発生した場合は、バスバーと伝熱シートとの接触が解除されるという問題がある。特許文献1の電源装置はこのような問題を解決できない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子部品又はバスバーの寸法に設計上の公差又は製造上の誤差が発生した場合であっても、バスバーと伝熱シートとの接触を確保できる電子モジュールを提供することにある。
本開示の一態様に係る(独立請求項)は、電子部品を収容する収容筐体を備える電子モジュールにおいて、前記収容筐体の一壁部の内側面に載置される伝熱シートと、前記電子部品に接続され、一部が前記伝熱シートに接触されるバスバーと、前記バスバーを前記伝熱シートに押し付ける押圧部とを備える。
本開示の一態様によれば、電子部品又はバスバーの寸法に設計上の公差又は製造上の誤差が発生した場合であっても、バスバーと伝熱シートとの接触を確保できる。
本実施形態に係る電子モジュールを示す斜視図である。 本実施形態に係る電子モジュールにおいて、アッパーケースを省いた状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る電子モジュールにおいて、ロウアーケースを省いた状態を示す図である。 本実施形態に係る電子モジュールにおいて、ロウアーケース及び伝熱シートを省いた状態を示す図である。 本実施形態に係る電子モジュールにおいて、ロウアーケース、伝熱シート及びバスバーを省いた状態を示す図である。 図4のVI−VI線による断面図である。 図1のVII−VII線による断面図である。 図7の破線円の部分を拡大して示す拡大図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本開示の一態様に係る電子モジュールは、電子部品を収容する収容筐体を備える電子モジュールにおいて、前記収容筐体の一壁部の内側面に載置される伝熱シートと、前記電子部品に接続され、一部が前記伝熱シートに接触されるバスバーと、前記バスバーを前記伝熱シートに押し付ける押圧部とを備える。
本態様にあっては、前記押圧部が前記バスバーを前記伝熱シートに押し付けて強制的接触させる。従って、設計上の公差又は製造上の誤差が発生した場合であっても、前記バスバーと前記伝熱シートとの接触を確保でき、前記電子部品で発生する熱が安定的に放熱される。
(2)本開示の一態様に係る電子モジュールは、前記押圧部は前記収容筐体と一体形成されている。
本態様にあっては、前記押圧部は前記収容筐体と一体形成されているので、前記押圧部を設けるために別の工程を設ける必要がない。従って、前記電子モジュールの製造工程を短縮化できる。
(3)本開示の一態様に係る電子モジュールは、前記押圧部は前記バスバーの複数箇所を押す。
本態様にあっては、前記押圧部は前記バスバーの複数箇所を押す。即ち、前記押圧部は所定の範囲にて前記バスバーを前記伝熱シートに押し付ける。従って、前記バスバーと前記伝熱シートとの接触を確実に維持できる。
(4)本開示の一態様に係る電子モジュールは、前記押圧部は、前記バスバーと接する接触面に複数の開口を有する中空体を含む。
本態様にあっては、前記押圧部が前記バスバーと接する接触面に複数の開口を有する中空体を含む。従って、前記押圧部が所定の範囲にて前記バスバーを前記伝熱シートに押し付けることができると共に、前記電子モジュールの軽量化を図ることができる。
(5)本開示の一態様に係る電子モジュールは、前記電子部品は前記一壁部と対向する一面に前記バスバーが接続される端子を有し、抜け止め頭部を有し、前記バスバーに形成された貫通孔に挿通され、前記バスバーを前記端子に接触させる接触ピン部材を備え、前記伝熱シートの一部は前記抜け止め頭部と前記一壁部との間に介在されている。
本態様にあっては、前記バスバーの一部及び前記抜け止め頭部と、前記一壁部との間に、前記伝熱シートが介在されている。従って、前記電子部品に熱が発生した場合、斯かる熱は、前記接触ピン部材及び前記伝熱シートを介して前記収容筐体の一壁部に伝導されて放熱される。また、斯かる熱は、前記バスバー及び前記伝熱シートを介して前記収容筐体の一壁部に伝導されて放熱される。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明をその実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。本開示の実施形態に係る電子モジュールを、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下においては、電子部品として、例えばリレーを収容する電子モジュールを例として本実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る電子モジュール100を示す斜視図である。電子モジュール100は、電子部品を収容する収容筐体50を備える。収容筐体50は、リレー10が載置されるロウアーケース52と、ロウアーケース52を覆うアッパーケース51とからなる。
図2は、本実施形態に係る電子モジュール100において、アッパーケース51を省いた状態を示す斜視図である。収容筐体50は電子部品として、例えばリレー10を収容する。
リレー10は、例えば、車両を走行させる状態でON状態に切り換えられ、車両を走行させない状態ではOFF状態に切り換えられる。
電子モジュール100は、例えば、EV(Electric Vehicle)の電池パックの外側に取り付けられる(図6参照)。即ち、本実施形態に係る電子モジュール100はロウアーケース52の底板521(一壁部)が電池パックと対向するように取り付けられる。より詳しくは、ロウアーケース52の底板521が伝熱シートTを介して電池パックと接している。
ロウアーケース52の底板521の内側面には後述する伝熱シート12が載置され、伝熱シート12の一面が底板521の内側面と接触している。また、リレー10に接続された、後述するバスバー11が部分的に伝熱シート12の他面と接触するように配置されている。
図3は、本実施形態に係る電子モジュール100において、ロウアーケース52を省いた状態を示す図であり、図4は、本実施形態に係る電子モジュール100において、ロウアーケース52及び伝熱シート12を省いた状態を示す図であり、図5は、本実施形態に係る電子モジュール100において、ロウアーケース52、伝熱シート12及びバスバー11を省いた状態を示す図である。
即ち、図3はリレー10とバスバー11と伝熱シート12との位置関係を示しており、図4はリレー10とバスバー11との位置関係を示している。
また、図6は、図4のVI−VI線による断面図である。図6においては、説明の便宜上、電子モジュール100が電池パックEにおける冷却部Cの外側に取り付けられた場合を示す。換言すれば、電子モジュール100において、ロウアーケース52の底板521に外部からの冷却が施されている。
リレー10は、直方体形状であり、ロウアーケース52の底板521と対向する一面102に、バスバー11と接続する2つの端子101が形成されている。各端子101は円筒形状をなしており、リレー10の内部に埋設され、一端部のみが一面102から露出している。各端子101の内側面にはネジ山が形成されており、端子101は後述するボルト105と螺合する。
また、2つの端子101の間には、一面102と交差する方向に、仕切板103が立設されている。仕切板103は略矩形であり、2つの端子101は仕切板103によって仕切られている。仕切板103は、その先端がロウアーケース52の底板521から所定間隔離れるように設けられている。よって、振動時に仕切板103が底板521と衝突して騒音、故障等が発生することを未然に防止できる。
リレー10は、一面102と反対側の他面104における対向する2つの縁に延設片106が夫々延設されている。2つの延設片106は、互いに対角線方向に設けられ、他面104の斯かる縁から延設されている。延設片106には貫通孔が形成されており、斯かる貫通孔及び後述する固定機構30によって、リレー10がアッパーケース51に固定されている。リレー10の固定方法についての詳細は後述する。
バスバー11は、例えば導電性の良い金属板からなり、リレー10の各端子101に夫々バスバー11が接続されている。各バスバー11は断面視クランク形状をなすクランク部111を有する。クランク部111は、2つの扁平板部が屈曲部によって連結されている。クランク部111においては、前記2つの扁平板部のうち一方の部分112が端子101と接続しており、他方の部分113は伝熱シート12の他面と接触している。
クランク部111の一方の部分112には、一方の部分112を厚み方向に貫通する貫通孔114が形成されている。貫通孔114を介してボルト105(接触ピン部材)を端子101と螺合させることによってバスバー11(一方の部分112)が端子101に固定される。即ち、ボルト105はバスバー11側の一端に抜け止め頭部105Hを有しており、一方の部分112の貫通孔114にボルト105の他端を挿通させてリレー10の端子101と螺合させることによって、バスバー11が端子101に固定される。
本実施形態に係る電子モジュール100はこのような構成を有することから、バスバー11が端子101に丈夫に取り付けられる。即ち、電子モジュール100が車両という常に振動にさらされる環境に使用された場合でも、リレー10(端子101)とバスバー11との接続を確実に維持することができる。
各クランク部111の他方の部分113と、ロウアーケース52の底板521との間には、上述したように、伝熱シート12が夫々介在している。伝熱シート12は板状であり、ロウアーケース52の底板521において、少なくとも、クランク部111の他方の部分113と、ボルト105の抜け止め頭部105Hとに対応する範囲に敷設されている。即ち、少なくとも、クランク部111の他方の部分113及びボルト105の抜け止め頭部105Hと、ロウアーケース52の底板521との間には伝熱シート12が介在している。
このような構成を有することから、本実施形態に係る電子モジュール100においては、リレー10にて発生する熱はボルト105を介して素早く伝熱シート12に伝導され、又はバスバー11に伝導される。更に、斯かる熱は伝熱シート12からロウアーケース52の底板521に伝導され、底板521にて冷却される。また、リレー10からバスバー11に伝導された熱、及び、バスバー11にて発生する熱も伝熱シート12を介して底板521に伝導され、底板521にて冷却される。
また、本実施形態に係る電子モジュール100においては、ロウアーケース52の底板521の外側に伝熱シートTが設けられている(図6参照)。ロウアーケース52の底板521の外側には、アッパーケース51の天井板513及びロウアーケース52の底板521の対向方向において伝熱シート12と対向する位置に、凹部522が形成されている。凹部522は伝熱シートTに倣う形状を有しており、伝熱シートTは凹部522の内側に配置される。
即ち、ロウアーケース52の底板521において熱が集中する位置には伝熱シートTが設けられ、底板521と電池パックEにおける冷却部Cとの間における熱移動を容易にしており、前記冷却効果を高めることができる。
更に、伝熱シートTが凹部522の内側に配置されるので、他部分におけるロウアーケース52の底板521と電池パックE(冷却部C)の外側との接触が、伝熱シートTによって妨害されない。
且つ、リレー10において端子101が設けられている一面102は、ロウアーケース52の底板521と面しており、底板521に最も近い面である。従って、リレー10で発する熱を伝熱シート12まで伝導する伝導経路が最も短い。よって、リレー10で発する熱を、速やかに且つ効率的に放熱することができる。
アッパーケース51において、リレー10が固定されている天井板513にはバスバー11を伝熱シート12に押し付ける押圧部13が突設されている。押圧部13は、天井板513と交差する方向、即ち前記対向方向に延びる枠体であり、バスバー11におけるクランク部111の他方の部分113を伝熱シート12側に押し付ける。例えば、押圧部13は、アッパーケース51と一体形成される。
押圧部13の延び方向における寸法は、アッパーケース51の天井板513とロウアーケース52の底板521との間隔から、伝熱シート12の厚み及びバスバー11(他方の部分113)の厚みの和を引いた値(以下、結果値)より少し大きい。例えば、押圧部13の延び方向における寸法は、前記結果値に、リレー10の公差値を加えたものである。即ち、押圧部13は、クランク部111の他方の部分113を強制的に伝熱シート12と接続させる。
押圧部13は、筒状(中空体)の押圧部13Aと、板形状の押圧部13Bとを含む。押圧部13Aは略矩形の断面を有しており、複数の押圧部13Aが並設されている。各押圧部13Aはクランク部111の他方の部分113と接する接触面132に開口131を有しており、前記複数の押圧部13Aは複数の開口131が格子形状をなしている。
押圧部13Bは一部の押圧部13Aの側壁の長辺側縁から延設されており、複数の屈曲部を有する。各屈曲部は、前記対向方向を軸として屈曲されている。押圧部13Bは、前記対向方向における寸法が押圧部13Aと同じである。
図4及び図5から分かるように、押圧部13A及び押圧部13Bが所定範囲に設けられており、押圧部13Aの接触面132及び押圧部13Bの接触面132は、クランク部111の他方の部分113と複数箇所にて接する。即ち、押圧部13Aの接触面132及び押圧部13Bの接触面132は、クランク部111の他方の部分113を複数箇所にて同時的に伝熱シート12へ押し付ける。
このような構成を有することから、本実施形態に係る電子モジュール100は、クランク部111の他方の部分113と伝熱シート12との接触を確実に維持することができる。
即ち、製造上の公差又は製造上の誤差によって、前記対向方向におけるリレー10の寸法が短くなった場合が想定される。一方、リレー10はアッパーケース51に固定されているので、リレー10の前記対向方向における寸法が短くなった場合、バスバー11の位置もアッパーケース51側にシフトする。この場合、バスバー11(クランク部111の他方の部分113)と伝熱シート12との接触が解除されるおそれがある。
これに対して、本実施形態に係る電子モジュール100においては、上述したように、押圧部13が、クランク部111の他方の部分113を伝熱シート12に押し付けて強制的に伝熱シート12と接続させる。従って、公差又は製造上の誤差による影響を受けず、クランク部111の他方の部分113と伝熱シート12との接触を確実に維持することができる。
また、本実施形態に係る電子モジュール100においては、上述したように、押圧部13A及び押圧部13Bが、クランク部111の他方の部分113を複数箇所にて同時的に押し付ける。従って、一層確実に、クランク部111の他方の部分113と伝熱シート12との接触を維持できる。
更に、本実施形態に係る電子モジュール100においては、上述したように、押圧部13Aが筒体であるので、電子モジュール100の軽量化を更に図ることができる。
図7は、図1のVII−VII線による断面図であり、図8は、図7の破線円の部分を拡大して示す拡大図である。以下、図7及び図8を用いて、リレー10の固定機構30について説明する。
アッパーケース51の天井板513は矩形であり(図1参照)、天井板513の外側面には、対角線方向に2つの窪み512が凹設されている。各窪み512の底板511は円形であり、底板511の中央部には、底板511を内外に連通させる貫通孔514が形成されている。貫通孔514には円筒状の螺合部材107が挿通されている。
螺合部材107は、貫通孔514と等しい外径を有する小外径部107Sと、底板511と等しい外径を有する大外径部107Lとを含む。一方、小外径部107S及び大外径部107Lの内径は同じであり、小外径部107S及び大外径部107Lの内側にはネジ山(図示せず)が形成されている。リレー10が天井板513に固定される場合、小外径部107Sは窪み512の貫通孔514に内嵌され、大外径部107Lは窪み512の内側に内嵌される。
このように、螺合部材107が小外径部107S及び大外径部107Lを有するので、径方向において大外径部107Lは小外径部107Sより突出している。従って、窪み512の底板511における貫通孔514の縁部が、大外径部107Lの斯かる突出部に引っ掛かる。即ち、大外径部107Lは抜け止めの役割をなす。
また、上述したように、リレー10の他面104には、対向する2つの縁に延設片106が夫々延設されている。延設片106には、延設片106を厚み方向に貫通する貫通孔109が形成されている。貫通孔109の内径は螺合部材107の内径と等しい。
貫通孔109を介してボルト108を螺合部材107と螺合させることによって、リレー10が天井板513に固定される。ボルト108は一端に抜け止め頭部108Hを有している。即ち、リレー10の固定機構30は、ボルト108と、延設片106の貫通孔109と、螺合部材107と、窪み512の貫通孔514とからなる。
延設片106の貫通孔109にボルト108の他端を挿通させて螺合部材107と螺合させることによって、リレー10は天井板513に固定される。この際、延設片106は、螺合部材107(小外径部107S)及びボルト108の抜け止め頭部108Hの間に嵌められる。
一方、ボルト108の長手方向、又は延設片106の厚み方向において、小外径部107Sの寸法L1は、窪み512の底板511の厚みL2より大きい。小外径部107Sの寸法L1は、例えば、リレー10の公差値に基づいて定められる。
このように、小外径部107Sの寸法L1が底板511の厚みL2より大きいので、ボルト108が螺合部材107と螺合し、延設片106が小外径部107S及びボルト108の抜け止め頭部108Hの間に嵌められた状態でも、所定範囲内で螺合部材107及び延設片106は延設片106の厚み方向にシフトすることが可能である。
即ち、本実施形態に係る電子モジュール100においては、リレー10が、固定機構30によって天井板513に固定された状態にて、「L1−L2」だけ前記対向方向にシフトすることができるように構成されている。
このような構成を有することから、前記対向方向における、リレー10の製造上の公差又は製造上の誤差に対応することができる。
即ち、製造上の公差又は製造上の誤差によって、前記対向方向におけるリレー10の寸法にばらつきが生じる場合があり得る。
これに対して、本実施形態に係る電子モジュール100においては、リレー10が、「L1−L2」だけ前記対向方向にシフトすることができるので、公差又は誤差による寸法のばらつきを吸収できる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 リレー(電子部品)
11 バスバー
12 伝熱シート
13 押圧部
13B 押圧部
30 固定機構
50 収容筐体
100 電子モジュール
101 端子
102 一面
105 ボルト(接触ピン部材)
105H 抜け止め頭部
111 クランク部
114 貫通孔
131 開口
132 接触面
521 底板(一壁部)
E 電池パック

Claims (5)

  1. 電子部品を収容する収容筐体を備える電子モジュールにおいて、
    前記収容筐体の一壁部の内側面に載置される伝熱シートと、
    前記電子部品に接続され、一部が前記伝熱シートに接触されるバスバーと、
    前記バスバーを前記伝熱シートに押し付ける押圧部と
    を備える電子モジュール。
  2. 前記押圧部は前記収容筐体と一体形成されている請求項1に記載の電子モジュール。
  3. 前記押圧部は前記バスバーの複数箇所を押す請求項1又は2に記載の電子モジュール。
  4. 前記押圧部は、前記バスバーと接する接触面に複数の開口を有する中空体を含む請求項1から3の何れか一つに記載の電子モジュール。
  5. 前記電子部品は前記一壁部と対向する一面に前記バスバーが接続される端子を有し、
    抜け止め頭部を有し、前記バスバーに形成された貫通孔に挿通され、前記バスバーを前記端子に接触させる接触ピン部材を備え、
    前記伝熱シートの一部は前記抜け止め頭部と前記一壁部との間に介在されている請求項1から4の何れか一つに記載の電子モジュール。
JP2018248151A 2018-12-28 2018-12-28 電子モジュール Pending JP2020107847A (ja)

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