JP2020098619A - 被監視者監視システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

被監視者監視システム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被監視者における所定の状態を適正に判定できる被監視者監視システムを提供する。【解決手段】被監視者監視システムにおいて、管理サーバ装置SVは、事前に設定された設定領域(各居室RM)とセンサ装置SU−1〜DU−4によって検知された被監視者Ob−1〜Ob−4の状態との組み合わせに基づいて被監視者のイベントを判定する。この判定は、設定領域である第一領域に存在する被監視者のイベントを判定する第一判定と、設定領域であって第一領域内とは異なる第二領域に存在する被監視者のイベントを判定する第二判定とを含む。第一判定と第二判定とは、検知された被監視者の状態が同じであっても、被監視者のイベントを互いに異なるイベントと判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、監視すべき監視対象である被監視者を複数の機器を用いて監視する被監視者監視システム、情報処理装置およびプログラムに関する。
我が国(日本)は、戦後の高度経済成長に伴う生活水準の向上、衛生環境の改善および医療水準の向上等によって、高齢化社会、より詳しくは、総人口に対する65歳以上の人口の割合である高齢化率が21%を超える超高齢化社会になっている。また、2005年では、総人口約1億2765万人に対し65歳以上の高齢者人口は、約2556万人であったのに対し、2020年では、総人口約1億2411万人に対し高齢者人口は、約3456万人となる予測もある。このような高齢化社会では、病気や怪我や高齢等による看護や介護を必要とする要看護者や要介護者(要看介護者)は、高齢化社会ではない通常の社会で生じる要看介護者よりもその増加が見込まれる。そして、我が国は、例えば2013年の合計特殊出生率が1.43という少子化社会でもある。そのため、高齢な要看護者等を高齢の家族(配偶者、子、兄弟)が介護する老老介護も起きて来ている。
要看介護者は、病院や、老人福祉施設(日本の法令では老人短期入所施設、養護老人ホームおよび特別養護老人ホーム等)等の施設に入所し、その看護や介護を受ける。このような施設では、要看介護者が、例えばベッドからの転落や歩行中の転倒等によって怪我を負ったり、ベッドから抜け出して徘徊したりするなどの事態が生じ得る。このような事態に対し、可及的速やかに対応する必要がある。また、このような事態を放置しておくとさらに重大な事態に発展してしまう可能性もある。このため、前記施設では、看護師や介護士等は、定期的に巡視することによってその安否や様子を確認している。
しかしながら、要看介護者の増加数に対し看護師等の増加数が追い付かずに、看護業界や介護業界では、慢性的に人手不足になっている。さらに、日勤の時間帯に較べ、準夜勤や夜勤の時間帯では、看護師や介護士等の人数が減るため、一人当たりの業務負荷が増大するので、前記業務負荷の軽減が要請される。また、前記老老介護の事態は、前記施設でも例外ではなく、高齢の要看介護者を高齢の看護師等がケアすることもしばしば見られる。一般に高齢になると体力が衰えるため、健康であっても若い看護師等に比し看護等の負担が重くなり、また、その動きや判断も遅くなる。
このような人手不足や看護師等の負担を軽減するため、看護業務や介護業務を補完する技術が求められている。このため、近年では、要看介護者等の、監視すべき監視対象である被監視者を監視(モニタ)する被監視者監視技術が研究、開発されている。
このような技術の一つとして、例えば特許文献1に開示されたナースコールシステムがある。この特許文献1に開示されたナースコールシステムは、ベッドに設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースステーションに設置されて前記ナースコール子機による呼び出しに応答するためのナースコール親機とを有するナースコールシステムであって、ベッド上の患者をベッド上方から撮像するカメラと、前記カメラの撮像映像から、患者が上半身を起こした状態及び患者がベッド上から離れた状態のうち少なくとも一方の発生を判断して注意状態発生信号を出力する状態判断手段とを有し、前記ナースコール親機は、前記注意状態発生信号を受けて報知動作する報知手段を有する。そして、このナースコールシステムは、前記ナースコール子機からの呼び出しに応答するために看護師が携行する携帯端末と、前記注意状態発生信号を受けて、前記カメラの撮像映像を前記携帯端末に送信する通信制御手段とを有する。
一方、安否確認の点では、一人暮らしの独居者も前記要介護者等と同様であり、被監視対象者となる。
ところで、前記特許文献1では、前記状態判断手段に関し、「状態判断部21は、患者の形状を抽出するアルゴリズムとして、例えば公知のSIFT(Scale Invariant Feature Transform)、あるいはSURF(Speeded−Up Robust Features)による特徴量を使用した識別方法により患者の状態を判断するよう構成されている」と記載されている(前記特許文献1の[0021]段落)。このように前記特許文献1では、予め設定されたアルゴリズムに従って患者の状態を判断し、その判断結果を一律に報知している。
しかしながら、被監視者における所定の状態を判定する場合、被監視者における状態の態様は、例えば前記被監視者の個性等によって多種多様であるため、予め設定されたアルゴリズムで常に正確に判定することは、難しく、誤判定や判定漏れを避けることは、難しい。このため、予め設定されたアルゴリズムに従って判定された判定結果を一律に通報してしまうと、誤判定等の通報も含まれてしまう。この結果、通報を受けた監視者は、不必要な対応をしなければならなくなる。
また、監視者が通報を望む状態(言い換えれば監視者が通報を望まない状態)は、被監視者における例えば病状、介護レベルおよび癖等に応じて異なるという事情もある。
特開2014−90913号公報
本発明の目的は、被監視者における所定の状態を適正に判定できる被監視者監視システム、情報処理装置およびプログラムを提供することである。
本発明にかかる被監視者監視システム、情報処理装置およびプログラムは、事前に設定された設定領域と検知された被監視者の状態との組み合わせに基づいて前記被監視者のイベントを判定する。この判定は、前記設定領域である第一領域に存在する前記被監視者のイベントを判定する第一判定と、前記設定領域であって前記第一領域内とは異なる第二領域に存在する前記被監視者のイベントを判定する第二判定とを含む。前記第一判定と前記第二判定とは、検知された前記被監視者の状態が同じであっても、前記被監視者のイベントを互いに異なるイベントと判定する。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
実施形態における被監視者監視システムの構成を示す図である。 前記被監視者監視システムにおけるセンサ装置の構成を示す図である。 前記被監視者監視システムにおける管理サーバ装置の構成を示す図である。 前記被監視者監視システムにおける管理サーバ装置および携帯端末装置それぞれに記憶される監視情報テーブルの構成を示す図である。 前記管理サーバ装置に記憶される装置情報にかかる各テーブルの構成を示す図である。 前記管理サーバ装置に記憶される通報許否情報テーブルの構成を示す図である。 前記被監視者監視システムにおける携帯端末装置の構成を示す図である。 前記被監視者監視システムにおける第1態様の通報許否設定画面の構成を示す図である。 前記管理サーバ装置の通報に関する動作を示すフローチャートである。 前記携帯端末装置に表示される待受け画面の一例を示す図である。 前記携帯端末装置に表示される、静止画を表示した監視情報画面の一例を示す図である。 前記携帯端末装置に表示される、ナースコール受付画面の一例を示す図である。 前記被監視者監視システムにおける第2態様の通報許否設定画面の構成を示す図である。 前記被監視者監視システムにおける第3態様の通報許否設定画面の構成を示す図である。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
図1は、実施形態における被監視者監視システムの構成を示す図である。図2は、実施形態の被監視者監視システムにおけるセンサ装置の構成を示す図である。図3は、実施形態の被監視者監視システムにおける管理サーバ装置の構成を示す図である。図4は、実施形態の被監視者監視システムにおける管理サーバ装置および携帯端末装置それぞれに記憶される監視情報テーブルの構成を示す図である。図5は、実施形態の被監視者監視システムにおける管理サーバ装置に記憶される装置情報にかかる各テーブルの構成を示す図である。図5Aは、通報先グループ情報テーブルを示し、図5Bは、グループ所属情報テーブルを示し、図5Cは、通信アドレステーブルを示す。図6は、実施形態の被監視者監視システムにおける管理サーバ装置に記憶される通報許否情報テーブルの構成を示す図である。図7は、実施形態の被監視者監視システムにおける携帯端末装置の構成を示す図である。
実施形態における被監視者監視システムは、監視すべき(見守るべき)監視対象(見守り対象)である被監視者(見守り対象者)Obを複数の機器を用いて監視する。この被監視者監視システムは、監視対象である被監視者における所定の状態を検知して通報するセンサ装置と、前記センサ装置と通信可能に接続され、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から受信して外部へ通報する中央処理装置とを備える。前記中央処理装置は、通信を行う通信部と、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を外部へ通報するか否かを表す許否情報と前記所定の状態とを対応付けた通報許否情報を記憶する通報許否情報記憶部と、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から前記通信部で受信した場合に、前記受信した所定の状態を前記通報許否情報記憶部に記憶された通報許否情報に基づいて前記通信部で外部へ通報する通報部とを備える。
このような被監視者監視システムMSは、より具体的には、例えば、図1に示すように、1または複数のセンサ装置SU(SU−1〜SU−4)と、管理サーバ装置SVと、固定端末装置SPと、1または複数の携帯端末装置TA(TA−1、TA−2)とを備え、これらは、有線や無線で、LAN(Local Area Network)、電話網およびデータ通信網等の網(ネットワーク、通信回線)NWを介して通信可能に接続される。ネットワークNWには、通信信号を中継する例えばリピーター、ブリッジ、ルーターおよびクロスコネクト等の中継機が備えられても良い。図1に示す例では、これら複数のセンサ装置SU−1〜SU−4、管理サーバ装置SV、固定端末装置SPおよび複数の携帯端末装置TA−1、TA−2は、アクセスポイントAPを含む無線LAN(例えばIEEE802.11規格に従ったLAN等)NWによって互いに通信可能に接続されている。
なお、後述から明らかなように、センサ装置SUは、前記センサ装置の一例であり、管理サーバ装置SVは、前記中央処理装置の一例である。また、前記固定端末装置SPおよび携帯端末装置TAそれぞれは、管理サーバ装置SVからの通報を受ける端末装置の一例である。
被監視者監視システムMSは、被監視者Obに応じて適宜な場所に配設される。被監視者(見守り対象者)Obは、例えば、病気や怪我等によって看護を必要とする者や、身体能力の低下等によって介護を必要とする者や、一人暮らしの独居者等である。特に、早期発見と早期対処とを可能にする観点から、被監視者Obは、例えば異常状態等の所定の不都合な事象がその者に生じた場合にその発見を必要としている者であることが好ましい。このため、被監視者監視システムMSは、被監視者Obの種類に応じて、病院、老人福祉施設および住戸等の建物に好適に配設される。図1に示す例では、被監視者監視システムMSは、複数の被監視者Obが入居する複数の居室RMや、ナースステーション等の複数の部屋を備える介護施設の建物に配設されている。
センサ装置SUは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、TAと通信する通信機能等を備え、被監視者Obにおける所定の状態を検知してその検知結果を管理サーバ装置SVへ送信し、ナースコールを受け付けてその旨を管理サーバ装置SVへ送信し、端末装置SP、TAとの間で音声通話を行う装置である。このようなセンサ装置SUは、例えば、図2に示すように、センサ部11と、センサ側音入出力部(SU音入出力部)12と、ナースコール受付操作部13と、センサ側制御処理部(SU制御処理部)14と、センサ側通信インターフェース部(SU通信IF部)15と、センサ側記憶部(SU記憶部)16とを備える。
センサ部11は、SU制御処理部14に接続され、被監視者Obにおける予め設定された所定の状態を検知するために、SU制御処理部14の制御に従って被監視者Obをセンシングするための装置である。センサ部11には、前記所定の状態の種類およびその検知方法に応じた適宜な種類の装置が用いられる。例えば、前記所定の状態が起床、離床、転落、転倒、寝具上の位置および微体動異常であり、これら起床、離床、転落、転倒および寝具上の位置を画像から判定し、微体動異常をドップラシフトから判定する場合には、センサ部11は、画像(画像データ)を生成するカメラ111およびドップラセンサ112等を備えて構成される。
カメラ111は、監視対象である被監視者Obが所在を予定している空間(所在空間、図1に示す例では配設場所の居室RM)を監視可能に配置され、前記所在空間を撮像対象としてその上方から撮像し、前記撮像対象を俯瞰した画像(画像データ)を生成し、前記撮像対象の画像をSU制御処理部14へ出力する。好ましくは、被監視者Ob全体を撮像できる蓋然性が高いことから、前記カメラは、被監視者Obが横臥する寝具(例えばベッド等)における、被監視者Obの頭部が位置すると予定されている予め設定された頭部予定位置(通常、枕の配設位置)の直上から撮像対象を撮像できるように配設される。センサ装置SUは、このカメラによって、被監視者Obを、被監視者Obの上方から撮像した画像、好ましくは前記頭部予定位置の直上から撮像した画像を取得する。前記画像には、静止画(静止画データ)および動画(動画データ)が含まれる。
このようなカメラ111は、可視光の画像を生成する装置であって良いが、比較的暗がりでも被監視者Obを監視できるように、本実施形態では、赤外線の画像を生成する赤外線カメラである。この赤外線カメラは、例えば、本実施形態では、撮像対象における赤外の光学像を所定の結像面上に結像する結像光学系、前記結像面に受光面を一致させて配置され、前記撮像対象における赤外の光学像を電気的な信号に変換するイメージセンサ、および、イメージセンサの出力を画像処理することで前記撮像対象における赤外の画像を表すデータである画像データを生成する画像処理部等を備えるデジタル赤外線カメラである。前記カメラの前記結像光学系は、本実施形態では、その配設された居室RM全体を撮像できる画角を持つ広角な光学系(いわゆる広角レンズ(魚眼レンズを含む))であることが好ましい。
ドップラセンサ112は、送信波を送信し、物体で反射した前記送信波の反射波を受信し、前記送信波と前記反射波とに基づいてドップラ周波数成分のドップラ信号を出力する体動センサである。前記物体が動いている場合、いわゆるドップラ効果により前記物体の動いている速度に比例して反射波の周波数がシフトするため、送信波の周波数と反射波の周波数とに差(ドップラ周波数成分)が生じる。ドップラセンサ112は、このドップラ周波数成分の信号をドップラ信号として生成し、SU制御処理部14へ出力する。前記送信波は、超音波やマイクロ波等であって良いが、本実施形態では、マイクロ波である。マイクロ波は、着衣を透過して被監視者Obの体表で反射できるため、被監視者Obが衣服を着ていても体表の動きを検知でき、好ましい。
SU音入出力部12は、SU制御処理部14に接続され、外部の音を取得してセンサ装置SUに入力するための回路であって、SU制御処理部14の制御に従って音を表す電気信号に応じた音を生成して出力するための回路である。SU音入出力部12は、例えば、音の音響振動を電気信号に変換するマイクロホン等と、音の電気信号を音の音響振動に変換するスピーカ等とを備えて構成される。SU音入出力部12は、外部の音を表す電気信号をSU制御処理部14へ出力し、また、SU制御処理部14から入力された電気信号を音の音響振動に変換して出力する。
ナースコール受付操作部13は、SU制御処理部14に接続され、ナースコールを当該センサ装置SUに入力するための例えば押しボタン式スイッチ等のスイッチ回路である。なお、ナースコール受付操作部13は、有線でSU制御処理部14に接続されて良く、また、例えばBluetooth(登録商標)規格等の近距離無線通信でSU制御処理部14に接続されて良い。
SU通信IF部15は、SU制御処理部14に接続され、SU制御処理部14の制御に従って通信を行うための通信回路である。SU通信IF部15は、SU制御処理部14から入力された転送すべきデータを収容した通信信号を、この被監視者監視システムMSのネットワークNWで用いられる通信プロトコルに従って生成し、この生成した通信信号をネットワークNWを介して他の装置SV、SP、TAへ送信する。SU通信IF部15は、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、TAから通信信号を受信し、この受信した通信信号からデータを取り出し、この取り出したデータをSU制御処理部14が処理可能な形式のデータに変換してSU制御処理部14へ出力する。SU通信IF部15は、例えば、IEEE802.11規格等に従った通信インターフェース回路を備えて構成される。
SU記憶部16は、SU制御処理部14に接続され、SU制御処理部14の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、センサ装置SUの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するSU制御プログラムや、被監視者Obに対する監視に関する所定の情報処理を実行する監視処理プログラム等の制御処理プログラムが含まれる。前記監視処理プログラムには、センサ部11のセンシング結果に基づいて被監視者Obにおける所定の状態を検知し、その検知結果を管理サーバ装置SVへ通報する行動検知処理プログラム、ナースコール受付操作部13でナースコールを受け付けた場合にその旨を管理サーバ装置SVへ通報し、SU音入出力部12等を用いることで端末装置SP、TAとの間で音声通話を行うSUナースコール処理プログラム、および、センサ部11のカメラ111で生成した動画を、その動画を要求した端末装置SP、TAへストリーミングで配信するSUストリーミング処理プログラム等が含まれる。前記各種の所定のデータには、自機の、センサ装置SUを特定し識別するための識別子であるセンサ装置識別子(センサID)、および、管理サーバ装置SVの通信アドレス等の各プログラムを実行する上で必要なデータ等が含まれる。SU記憶部16は、例えば不揮発性の記憶素子であるROM(Read Only Memory)や書き換え可能な不揮発性の記憶素子であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等を備える。SU記憶部16は、前記所定のプログラムの実行中に生じるデータ等を記憶するいわゆるSU制御処理部14のワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)等を含む。
SU制御処理部14は、センサ装置SUの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、被監視者Obにおける所定の状態を検知してその検知結果を管理サーバ装置SVへ送信し、ナースコールを受け付けてその旨を管理サーバ装置SVへ送信し、端末装置SP、TAとの間で音声通話を行うための回路である。本実施形態では、センサ部11は、カメラを備えて構成されるので、SU制御処理部14は、動画を含む画像を端末装置SP、TAへ配信するための回路でもある。SU制御処理部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)およびその周辺回路を備えて構成される。SU制御処理部14は、前記制御処理プログラムが実行されることによって、センサ側制御部(SU制御部)141、行動検知処理部142、センサ側ナースコール処理部(SUナースコール処理部)143およびセンサ側ストリーミング処理部(SUストリーミング処理部)144を機能的に備える。
SU制御部141は、センサ装置SUの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、センサ装置SUの全体制御を司るものである。
行動検知処理部142は、センサ部11のセンシング結果に基づいて被監視者Obにおける、予め設定された所定の状態を検知し、その検知結果(検知された所定の状態)をSU通信IF部15を介して管理サーバ装置SVへ送信して通報するものである。本実施形態では、センサ部11は、カメラ111およびドップラセンサ112を備えて構成されるので、行動検知処理部142は、これらで得られた結果に基づいて被監視者Obにおける所定の状態を検知する。
行動検知処理部142は、公知技術によって、カメラ111によって生成された画像に基づいて被監視者Obの起床、離床、転倒、転落および寝具上の位置を検知する。例えば、行動検知処理部142は、まず、前記カメラによって生成された画像から例えば背景差分法やフレーム差分法によって被監視者Obの人体領域として動体領域を抽出する。次に、行動検知処理部142は、この抽出した動体領域の縦横比(アスペクト比)から被監視者Obの姿勢(例えば立位、座位および横臥等)を判定し、この検出した動体領域の位置を検出する。そして、行動検知処理部142は、これら判定、検出した被監視者Obの姿勢および位置に基づいて前記起床、離床、転倒、転落および寝具上の位置の別を判定する。より詳しくは、行動検知処理部142は、例えば、横長なアスペクト比から前記アスペクト比が小さくなるに従って横臥、座位および立位の各姿勢が順次に判定され、寝具上における姿勢が横臥から座位へ変化した場合には起床と判定し、寝具内から立位の姿勢で寝具外へ変化した場合には離床と判定し、寝具の周囲で姿勢が横臥である場合には転落と判定し、そして、前記寝具の周囲の他で姿勢が横臥である場合には転倒と判定する。そして、行動検知処理部142は、寝具を短手方向に沿って右寄り領域、中央領域および左寄り領域の3領域に分割し、前記動体領域の重心位置が前記右寄り領域内に在る場合には寝具上の位置が前記右寄り領域と判定し、前記動体領域の重心位置が前記中央領域内に在る場合には寝具上の位置が前記中央領域と判定し、そして、前記動体領域の重心位置が前記左寄り領域内に在る場合には寝具上の位置が前記左寄り領域と判定する。なお、前記体動領域の重心位置は、前記体動領域全体の重心位置であって良く、また、前記体動領域における例えば体幹部分や頭部等の部分領域の重心位置であって良い。
行動検知処理部142は、ドップラセンサ112のドップラ信号に基づいて被監視者Obの呼吸動作に伴う胸部の体動(胸部の上下動)を求め、その胸部の体動における周期の乱れや予め設定された閾値以下である前記胸部の体動における振幅を検知すると、前記微体動異常であると判定する。
そして、行動検知処理部142は、被監視者Obにおける所定の状態を検知すると、この検知した状態の種類(この例では起床、離床、転倒、転落、寝具上の位置(右寄り領域、中央領域、左寄り領域)および微体動異常のうちの1または複数)を表す検知行動情報、前記所定の行動を検知した時刻であるイベント時刻、自機のセンサIDおよび前記検知の際に用いられた静止画(前記検知が複数の画像によって実施された場合には例えば最後の画像)を収容した通信信号(イベント通報通信信号)をSU通信IF部15を介して管理サーバ装置SVへ送信する。
SUナースコール処理部143は、ナースコール受付操作部13でナースコールを受け付けた場合にその旨を管理サーバ装置SVへ通報し、SU音入出力部12等を用いることで端末装置SP、TAとの間で音声通話を行うものである。より具体的には、SUナースコール処理部143は、ナースコール受付操作部13が入力操作されると、ナースコールを受け付けた旨を表すナースコール受付情報、ナースコールを受け付けた時刻であるイベント時刻および自機のセンサIDを収容した通信信号(イベント通報通信信号)をSU通信IF部15を介して管理サーバ装置SVへ送信する。SUナースコール処理部143は、SU音入出力部12等を用い、端末装置SP、TAとの間で例えばVoIP(Voice over Internet Protocol)によって音声通話を行う。
SUストリーミング処理部144は、センサ部11としてのカメラで生成した動画を、その動画を要求した端末装置SP、TAへストリーミングでSU通信IF部15を介して配信するものである。
図1には、一例として、4個の第1ないし第4センサ装置SU−1〜SU−4が示されており、第1センサ装置SU−1は、被監視者Obの一人であるAさんOb−1の居室RM−1(不図示)に配設され、第2センサ装置SU−2は、被監視者Obの一人であるBさんOb−2の居室RM−2(不図示)に配設され、第3センサ装置SU−3は、被監視者Obの一人であるCさんOb−3の居室RM−3(不図示)に配設され、そして、第4センサ装置SU−4は、被監視者Obの一人であるDさんOb−4の居室RM−4(不図示)に配設されている。
管理サーバ装置SVは、ネットワークNWを介して他の装置SU、SP、TAと通信する通信機能等を備え、センサ装置SUから通報されたイベント通報通信信号を受信して被監視者Obに対する監視に関する情報(監視情報)を管理し、前記受信したイベント通報通信信号を所定の端末装置SP、TAへ通報(再通報、転送、送信)し、クライアント(本実施形態では端末装置SP、TA等)の要求に応じたデータを前記クライアントに提供し、被監視者監視システムMS全体を管理する装置である。このような管理サーバ装置SVは、例えば、図3に示すように、サーバ側通信インターフェース部(SV通信IF部)21と、サーバ側制御処理部(SV制御処理部)22と、サーバ側記憶部(SV記憶部)23とを備える。
SV通信IF部21は、SU通信IF部15と同様に、SV制御処理部22に接続され、SV制御処理部22の制御に従って通信を行うための通信回路である。SV通信IF部21は、例えば、IEEE802.11規格等に従った通信インターフェース回路を備えて構成される。
SV記憶部23は、SV制御処理部22に接続され、SV制御処理部22の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、管理サーバ装置SVの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するSV制御プログラムや、被監視者Obに対する監視に関する所定の情報処理を実行するSV監視処理プログラム等の制御処理プログラムが含まれる。前記SV監視処理プログラムには、センサ装置SUからイベント通報通信信号を受信した場合に、被監視者Obに対する監視に関する監視情報をSV監視情報記憶部231に記憶(記録)する監視情報記録プログラムや、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を外部へ通報(再通報、転送、送信)する再通報プログラム等が含まれる。前記再通報プログラムには、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を前記イベント通報通信信号の受信によって前記センサ装置SUから受信した場合に、前記受信した所定の状態を後述の通報許否情報記憶部233に記憶された通報許否情報に基づいて外部へ通報するプログラム等が含まれる。前記各種の所定のデータには、自機の、管理サーバ装置SVを特定し管理サーバ装置SVを識別するためのサーバ識別子(サーバID)や、被監視者Obに対する監視に関する監視情報や、前記イベント通報通信信号の通報先等の装置に関する装置情報や、センサ装置SUで検知した所定の状態を通報するか否かを表す許否情報と前記所定の状態とを対応付けた通報許否情報等の各プログラムを実行する上で必要なデータ等が含まれる。これら監視情報、装置情報および通報許否情報それぞれを記憶するために、SV記憶部23は、サーバ側監視情報記憶部(SV監視情報記憶部)231、装置情報記憶部232および通報許否情報記憶部233を機能的に備える。
SV監視情報記憶部231は、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を記憶するものである。前記監視情報は、本実施形態では、イベント通報通信信号に収容された前記検知行動情報による状態の種類またはナースコール受付情報によるナースコールの受付(イベント種別、すなわち、本実施形態では起床、離床、転倒、転落、寝具上の位置、微体動異常およびナースコール受付)、イベント時刻、センサIDおよび静止画、ならびに、ライブでの動画の取得先としてのセンサ装置SUの通信アドレス(例えばIPアドレス等)、および、被監視者Obに対する例えば救命、看護、介護および介助等の対応(応対、対処)を実行する意思が携帯端末装置TAに入力されたか否かを示す対応情報等を含み、これらは、互いに対応付けられてSV監視情報記憶部231に記憶される。なお、前記イベント時刻に代え、前記イベント通報通信信号の受信時刻が用いられても良い。
この監視情報は、本実施形態では、テーブル形式でSV監視情報記憶部231に記憶されている。この監視情報を登録する監視情報テーブルMT−SVは、例えば、図4に示すように、前記センサIDを登録するセンサIDフィールド51−SVと、センサIDフィールド51−SVに登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUにかかる前記イベント種別を登録するイベント種別フィールド51−SVと、センサIDフィールド51−SVに登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUにかかる前記イベント時刻を登録するイベント時刻フィールド53−SVと、センサIDフィールド51−SVに登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUにかかる前記静止画を登録する静止画フィールド54−SVと、ライブでの動画の取得先として、センサIDフィールド51−SVに登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUの通信アドレス(例えばIPアドレス等)を登録する動画フィールド55−SVと、センサIDフィールド51−SVに登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUで監視されている被監視者Obに対する前記対応の意思の入否を示す対応情報を登録する対応フィールド56−SVとを備え、イベント通報通信信号の受信ごとにレコードを備える。対応フィールド56−SVには、前記対応の意思の入否を示す対応情報を示すフラグが登録される。例えば、本実施形態では、対応フィールド56−SVには、前記対応の意思が携帯端末装置TAに入力されたことを意味するフラグ「1」、あるいは、前記対応の意思が携帯端末装置TAに入力されていないことを意味するフラグ「0」が登録される。イベント通報通信信号が受信されて新たなレコードが生成された場合、対応フィールド56−SVには、デフォルト値として「0」が登録される。なお、静止画フィールド54−SVには、例えば、静止画の画像データが登録されて良く、また例えば、静止画の画像データのファイル名が登録されて良い。この図4に示す例では、第1番目のレコードにおいて、各フィールド51−SV〜56−SVそれぞれには、「SU−1」、「起床」、「06:32」、「SP1」、「**.**.**.**」(**は整数値)および「0」が登録されている。
なお、後述するように携帯端末装置TAも監視情報を記憶するために同様の監視情報テーブルMT−TAが記憶されるため、図4には、監視情報テーブルMT−TAの符号も表示されている。
装置情報記憶部232は、前記イベント通報通信信号の通報先等の装置に関する前記装置情報を予め記憶するものである。装置情報記憶部232は、前記装置情報として、本実施形態では、イベント通報通信信号の送信元であるセンサ装置SUのセンサIDと前記イベント通報通信信号の通報先である端末装置SP、TAの端末IDとの対応関係を表す情報(通報先情報)、および、各装置SU、SP、TAのID(センサID、端末ID)とその通信アドレスとの対応関係を表す情報(通信アドレス情報)等を記憶する。端末IDは、端末装置SP、TAを特定し端末装置SP、TAを識別するための端末識別子である。この通報先情報は、本実施形態では、1個の送信元のセンサ装置SUに対し1または複数の通報先の端末装置SP、TAを設定可能とするために、イベント通報通信信号の送信元であるセンサ装置SUのセンサIDと1または複数の端末装置SP、TAを纏めたグループのグループIDとの対応関係を表す情報(通報先グループ情報)、および、前記グループのグループIDと前記グループに属する端末装置SP、TAの端末IDとの対応関係を表す情報(グループ所属情報)を備える。グループIDは、端末装置SP、TAのグループを特定しグループを識別するためのグループ識別子である。
これら装置情報(通報先情報(通報先グループ情報、グループ所属情報)、通信アドレス情報)は、本実施形態では、テーブル形式で装置情報記憶部232に記憶されている。この通報先グループ情報を登録する通報先グループ情報テーブルWTは、例えば、図4Aに示すように、イベント通信信号の送信元であるセンサ装置SUの前記センサIDを登録するセンサIDフィールド61と、センサIDフィールド61に登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUから送信されたイベント通信信号に収容された監視情報を最初に通報する第1の通報先であるグループのグループIDを登録する第1通報先フィールド62と、センサIDフィールド61に登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUから送信されたイベント通信信号に収容された監視情報を前記第1の通報先の次に通報する第2の通報先であるグループのグループIDを登録する第2通報先フィールド62とを備え、センサ装置SUごとにレコードを備える。このグループ所属情報を登録するグループ所属情報テーブルGTは、例えば、図4Bに示すように、グループのグループIDを登録するグループIDフィールド64と、グループIDフィールド64に登録されたグループIDに対応するグループに所属する端末装置SP、TAの端末IDを登録する所属端末IDフィールド65とを備え、グループごとにレコードを備える。この通信アドレス情報を登録する通信アドレス情報テーブルATは、例えば、図4Cに示すように、各装置SU、SP、TAの各IDを登録する装置IDフィールド66と、装置IDフィールド66に登録されたID(センサID、端末ID等)に対応する装置の通信アドレスを登録する通信アドレスフィールド67とを備え、各装置SU、SP、TAごとにレコードを備える。
なお、図4に示す例では、監視情報テーブルMTは、動画フィールド55−SVを備えたが、本実施形態では、上述のように、センサIDと、前記センサIDを持つセンサ装置SUの通信アドレスとの対応関係が別途にSV記憶部23に記憶されるので、図4に示す監視情報テーブルMTから、動画フィールド55−SVが省略されても良い。
なお、センサID、サーバIDおよび端末IDそれぞれは、例えば所定の記号列から成るシリアル番号等であって良く、また例えば通信アドレスであって良い(この場合通信アドレス情報は省略できる)。
通報許否情報記憶部233は、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を外部へ通報するか否かを表す許否情報と前記所定の状態とを対応付けた通報許否情報を記憶するものである。本実施形態では、前記所定の状態は、上述したように複数の種類を含むので、通報許否情報記憶部233は、前記所定の状態における前記複数の種類それぞれについて、前記許否情報と前記種類とを対応付けて前記通報許否情報として記憶する。そして、本実施形態では、センサ装置SUは、複数であることから、通報許否情報記憶部233は、前記通報許否情報を各センサ装置SUごとに記憶する。前記通報許否情報は、本実施形態では、テーブル形式で通報許否情報記憶部233に記憶されている。この通報許否情報を登録する通報許否情報テーブルNTは、例えば、図6に示すように、前記所定の状態の種類を登録する状態種類フィールド71と、前記状態種類フィールド72に登録された状態の種類に対応する許否情報を登録する通報許否フィールド72とを備え、前記状態の種類ごとにレコードを備える。これら状態種類フィールド71および通報許否フィールド72を備える通報許否情報テーブルNT(NT−1、NT−2、・・・、NT−n)は、センサ装置SU(SU−1、SU−2、・・・、SU−n)それぞれに対し用意されている。前記許否情報は、センサ装置SUで検知した所定の状態を通報することを意味するフラグ「0」、および、センサ装置SUで検知した所定の状態を通報しないことを意味するフラグ「1」で表され、通報許否フィールド72には、フラグ「0」、あるいは、フラグ「1」が登録される。なお、通報許否フィールド72には、デフォルト値として「0」が登録される。
SV制御処理部22は、管理サーバ装置SVの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、センサ装置SUからイベント通報通信信号を受信して被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を管理し、前記受信したイベント通報通信信号を所定の端末装置SP、TAへ通報し、クライアント(本実施形態では端末装置SP、TA等)の要求に応じたデータを前記クライアントに提供し、被監視者監視システムMS全体を管理するための回路である。SV制御処理部22は、例えば、CPUおよびその周辺回路を備えて構成される。SV制御処理部22は、前記制御処理プログラムが実行されることによって、サーバ側制御部(SV制御部)221およびサーバ側監視処理部(SV監視処理部)222を機能的に備える。
SV制御部221は、管理サーバ装置SVの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、管理サーバ装置SVの全体制御を司るものである。
SV監視処理部222は、センサ装置SUからイベント通報通信信号を受信した場合に、被監視者Obに対する監視に関する監視情報をSV監視情報記憶部231に記憶(記録)し、前記受信したイベント通報通信信号によって受信された、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を、外部へ通報(再通報、転送、送信)するものである。この通報(再通報等)では、より具体的には、SV監視処理部222は、前記受信したイベント通報通信信号を送信したセンサ装置SUに対応する通報先(再通報先、転送先、送信先)を装置情報記憶部232に記憶された前記通報先情報から選定(検索)し、この選定した通報先の端末装置SP、TAへ前記イベント通報通信信号を送信する。この選定(検索処理)は、前記受信したイベント通報通信信号を送信したセンサ装置SUに対応するセンサIDに基づいて実施される。より詳しくは、SV監視処理部222は、まず、前記受信したイベント通報通信信号を送信したセンサ装置SUに対応するセンサIDを通報先グループ情報テーブルWTの送信元フィールド61に登録するレコードを通報先グループ情報テーブルWTから検索する。次に、SV監視処理部222は、この検索したレコードの第1通報先フィールド62に登録されたグループIDを取り出し、この取り出したグループIDをグループ所属情報テーブルGTのグループIDフィールド64に登録するレコードをグループ所属情報テーブルGTから検索する。次に、SV監視処理部222は、この検索したレコードの所属端末IDフィールド65に登録された端末IDを取り出す。そして、SV監視処理部222は、この端末IDを持つ端末装置SP、TAを第1通報先として前記イベント通報通信信号を送信する。そして、このイベント通報通信信号の送信後、所定時間経過後に監視情報テーブルMT−SVを参照して対応フィールド56−SVに登録されているフラグが未対応の「0」である場合には、SV監視処理部222は、上述の第1通報先フィールド62に代え第2通報先フィールド63を用いて上述の処理を実行し、第2通報先の端末装置SP、TAへ前記イベント通報通信信号を送信する。ここで、前記通報(再通報)されるイベント通報通信信号には、動画のダウンロード先として、前記受信したイベント通報通信信号を送信したセンサ装置SUに対応する通信アドレスがさらに収容される。この通信アドレスは、前記受信したイベント通報通信信号を送信したセンサ装置SUに対応するセンサIDに基づいて通信アドレス情報テーブルATから選定(検索)される。そして、このような前記イベント通報通信信号を送信(再通報)する際に、SV監視処理部222は、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を前記イベント通報通信信号の受信によって前記センサ装置SUから受信した場合に、前記受信した所定の状態を通報許否情報記憶部233に記憶された通報許否情報に基づいてSV通信IF部21で外部へ通報する。より具体的には、SV監視処理部222は、まず、前記受信したイベント通報通信信号に収容されたセンサIDに対応する通報許否情報テーブルNTを通報許否情報記憶部233から取り出す。次に、SV監視処理部222は、この取り出した通報許否情報テーブルNTの状態種類フィールド71に、前記受信したイベント通報通信信号に収容された検知行動情報(イベントの種別)を登録するレコードを前記取り出した通報許否情報テーブルNTから検索する。次に、SV監視処理部222は、この検索したレコードの通報許否フィールド72に登録されているフラグ(許否情報)を取得する。そして、SV監視処理部222は、この取得したフラグに従ってイベント通報通信信号を第1通報先の端末装置SP、TAへSV通信IF部21で通報し、必要に応じて(本実施形態では所定時間経過後でも未対応の場合に)第2通報先の端末装置SP、TAへSV通信IF部21で通報する。すなわち、この取得したフラグが「0」である場合には、SV監視処理部222は、前記イベント通報通信信号を第1通報先の端末装置SP、TAへSV通信IF部21で通報(再通報)し、この取得したフラグが「1」である場合には、SV監視処理部222は、前記イベント通報通信信号通報(再通報)しない。そして、本実施形態では、この取得したフラグが「0」である場合であって所定時間経過後でも未対応の場合に、前記イベント通報通信信号を第2通報先の端末装置SP、TAへSV通信IF部21で通報(再通報)する。このようなSV監視処理部222は、前記通報部の一例である。
なお、管理サーバ装置SVは、図3に破線で示すように、必要に応じて、さらに、SV制御処理部22に接続され例えば各種コマンドや各種データ等を入力するサーバ側入力部(SV入力部)24、SV入力部24で入力された各種コマンドや各種データおよび被監視者Obに対する監視に関する監視情報等を出力するサーバ側出力部(SV出力部)25、および、外部機器との間でデータの入出力を行うサーバ側インターフェース部(SVIF部)26等を備えても良い。
このような管理サーバ装置SVは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。
固定端末装置SPは、ネットワークNWを介して他の装置SU、SV、TAと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、および、所定の指示やデータを入力する入力機能等を備え、管理サーバ装置SVや携帯端末装置TAに与える所定の指示やデータを入力したり、センサ装置SUで得られた監視情報を表示したり等することによって、被監視者監視システムMSのユーザインターフェース(UI)として機能する機器である。このような固定端末装置SPは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。なお、前記端末装置の一例としての固定端末装置SPは、携帯端末装置TAと同様に動作するが、本明細書では、前記端末装置の一実施形態は、その一例である携帯端末装置TAについて説明される。
携帯端末装置TAは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、SUと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、所定の指示やデータを入力する入力機能、および、音声通話を行う通話機能等を備え、管理サーバ装置SVやセンサ装置SUに与える所定の指示やデータを入力したり、管理サーバ装置SVからの通報によってセンサ装置SUで得られた監視情報(動画を含む)を表示したり、センサ装置SUとの間で音声通話したり等することによって、被監視者Obに対する前記監視情報を受け付けて表示し、ナースコールの応答や声かけするための機器である。このような携帯端末装置TAは、本実施形態では、例えば、図7に示すように、端末側通信インターフェース部(TA通信IF部)31と、端末側制御処理部(TA制御処理部)32と、端末側記憶部(TA記憶部)33と、端末側音入出力部(TA音入出力部)34と、端末側入力部(TA入力部)35と、端末側表示部(TA表示部)36と、端末側インターフェース部(TAIF部)37とを備える。
TA音入出力部34は、TA制御処理部32に接続され、外部の音を取得して携帯端末装置TAに入力するためのデバイスであって、TA制御処理部32の制御に従って音を表す電気信号に応じた音を生成して出力するためのデバイスである。TA音入出力部34は、SU音入出力部12と同様に、例えば、音響振動を電気信号に変換するマイクロホン等と、音の電気信号を音の音響振動に変換するスピーカ等とを備えて構成される。TA音入出力部34は、外部の音を表す電気信号をTA制御処理部32へ出力し、また、TA制御処理部32から入力された電気信号を音の音響振動に変換して出力する。
TA入力部35は、TA制御処理部32に接続され、例えば、所定の操作を受け付け、携帯端末装置TAに入力するデバイスであり、例えば、所定の機能を割り付けられた複数の入力スイッチ等である。前記所定の操作には、例えば、ログインするためのIDの入力操作や、音声通話の要求操作およびその終了操作や、ライブでの動画の要求操作およびその終了操作や、前記通報された被監視者Obに対する例えば救命、看護、介護および介助等の前記対応を実行する意思がある旨(“対応する”)の入力操作等の、監視する上で必要な各種操作等が含まれる。TA表示部36は、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って、TA入力部35から入力された所定の操作内容、および、被監視者監視システムMSによって監視されている被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報(例えばセンサ装置SUで検知した所定の状態の種類やナースコールの受付や被監視者Obの画像(静止画および動画)等)等を表示するデバイスであり、例えばLCD(液晶ディスプレイ)および有機ELディスプレイ等の表示装置である。本実施形態では、TA入力部35およびTA表示部36からタッチパネルが構成されている。この場合において、TA入力部35は、例えば抵抗膜方式や静電容量方式等の操作位置を検出して入力する位置入力デバイスである。このタッチパネルでは、TA表示部36の表示面上に位置入力デバイスが設けられ、TA表示部36に入力可能な1または複数の入力内容の候補が表示され、例えば看護師や介護士等のユーザ(監視者)が、入力したい入力内容を表示した表示位置を触れると、位置入力デバイスによってその位置が検出され、検出された位置に表示された表示内容がユーザの操作入力内容として携帯端末装置TAに入力される。
TAIF部37は、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って、外部機器との間でデータの入出力を行うデバイスであり、例えば、Bluetooth(登録商標)規格を用いたインターフェース回路、IrDA規格等の赤外線通信を行うインターフェース回路、および、USB規格を用いたインターフェース回路等である。
TA通信IF部31は、SU通信IF部15と同様に、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って通信を行うための通信デバイスである。TA通信IF部31は、例えば、IEEE802.11規格等に従った通信インターフェース回路を備えて構成される。
TA記憶部33は、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、携帯端末装置TAの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するTA制御プログラムや、被監視者Obに対する監視に関する所定の情報処理を実行するTA監視処理プログラムや、センサ装置SUで検知され管理サーバ装置SVへ通報された所定の状態を例えば端末装置SP、TA等の外部へ通報するか否かを前記所定の状態と対応付けてTA入力部35から受け付けてこれらを通報許否情報として管理サーバ装置SVへ送信する通報許否受付処理プログラムや、TA音入出力部12等を用いることでセンサ装置SUとの間で音声通話を行うTAナースコール処理プログラムや、センサ装置SUから動画の配信を受け、前記配信を受けた動画をストリーミング再生でTA表示部36に表示するTAストリーミング処理プログラム等の制御処理プログラムが含まれる。前記各種の所定のデータでは、自機の端末ID、TA表示部36に表示される表示画面情報、および、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報等の各プログラムを実行する上で必要なデータ等が含まれる。TA記憶部33は、例えばROMやEEPROM等を備える。TA記憶部33は、前記所定のプログラムの実行中に生じるデータ等を記憶するいわゆるTA制御処理部32のワーキングメモリとなるRAM等を含む。そして、TA記憶部33は、前記表示画面情報および前記監視情報それぞれを記憶するために、表示画面記憶部331および端末側監視情報記憶部(TA監視情報記憶部)332を機能的に備える。
表示画面記憶部331は、TA制御処理部32のTA監視処理部322の制御に従って、TA表示部36に表示するための表示画面等の画像を記憶するものである。TA監視情報記憶部332は、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を記憶するものであり、SV監視情報記憶部231と同様の前記監視情報を、SV監視情報記憶部231と同様の、図4に示す監視情報テーブルMT−TAによってテーブル形式で記憶する。
TA制御処理部32は、携帯端末装置TAの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、被監視者Obに対する前記監視情報を受け付けて表示し、ナースコールの応答や声かけするための回路である。TA制御処理部32は、SU制御処理部14と同様に、例えば、CPUおよびその周辺回路を備えて構成される。TA制御処理部32は、制御処理プログラムが実行されることによって、端末側制御部(TA制御部)321、端末側監視処理部(TA監視処理部)322、通報許否受付処理部323、端末側ナースコール処理部(TAナースコール処理部)324および端末側ストリーミング処理部325を機能的に備える。
TA制御部321は、携帯端末装置TAの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、携帯端末装置TAの全体制御を司るものである。
TA監視処理部322は、被監視者Obに対する監視に関する所定の処理を実行するものである。より具体的には、TA監視処理部322は、管理サーバ装置SVからイベント通報通信信号を受信した場合に、この受信したイベント通報通信信号に収容された各情報(各データ)に基づき、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報をTA監視情報記憶部332に記憶(記録)し、前記受信したイベント通報通信信号に収容された各情報に応じた画面をTA表示部36に表示する。そして、TA監視処理部322は、所定の入力操作を受け付けると、その入力操作に応じた所定の処理を実行する。
通報許否受付処理部323は、センサ装置SUで検知され管理サーバ装置SVへ通報された所定の状態を例えば端末装置SP、TA等の外部へ通報するか否かを前記所定の状態と対応付けてTA入力部35から受け付けてこれらを通報許否情報として管理サーバ装置SVへ送信するものである。
TAナースコール処理部324は、TA音入出力部34等を用いることでセンサ装置SUとの間で音声通話を行うものである。より具体的には、TAナースコール処理部324は、TA音入出力部34等を用い、イベント通報通信信号を管理サーバ装置SVへ送信した送信元のセンサ装置SUとの間で例えばVoIP(Voice over Internet Protocol)によって音声通話を行う。
TAストリーミング処理部325は、センサ装置SUから動画の配信を受け、前記配信を受けた動画をストリーミング再生でTA表示部36に表示するものである。
このような携帯端末装置TAは、例えば、いわゆるタブレット型コンピュータやスマートフォンや携帯電話機等の、持ち運び可能な通信端末装置によって構成可能である。
次に、本実施形態の動作について説明する。図8は、実施形態の被監視者監視システムにおける第1態様の通報許否設定画面の構成を示す図である。図9は、実施形態の被監視者監視システムにおける管理サーバ装置の通報に関する動作を示すフローチャートである。図10は、実施形態の被監視者監視システムにおける携帯端末装置に表示される待受け画面の一例を示す図である。図11は、実施形態の被監視者監視システムにおける携帯端末装置に表示される、静止画を表示した監視情報画面の一例を示す図である。図12は、実施形態の被監視者監視システムにおける携帯端末装置に表示される、ナースコール受付画面の一例を示す図である。
このような構成の被監視者監視システムMSでは、各装置SU、SV、SP、TAは、電源が投入されると、必要な各部の初期化を実行し、その稼働を始める。センサ装置SUでは、その制御処理プログラムの実行によって、SU制御処理部14には、SU制御部141、行動検知処理部142、SUナースコール処理部143およびSUストリーミング処理部144が機能的に構成される。管理サーバ装置SVでは、その制御処理プログラムの実行によって、SV制御処理部22には、SU制御部221およびSV監視処理部222が機能的に構成される。携帯端末装置TAでは、その制御処理プログラムの実行によって、TA制御処理部32には、TA制御部321、TA監視処理部322、通報許否受付処理部323、TAナースコール処理部324およびSUストリーミング処理部325が機能的に構成される。
まず、通報許否の設定について説明する。この通報許否の設定は、固定端末装置SPや携帯端末装置TAの端末装置SP、TAで、例えば初期設定の際に、また必要に応じて随時に実行され、端末装置SP、TAで受け付けた通報許否情報は、通信信号によって端末装置SP、TAから管理サーバ装置SVへ送信され、管理サーバ装置SVの通報許否情報記憶部233に新規にあるいは更新して記憶される。
より具体的には、まず、端末装置SP、TAは、許否情報を入力して設定するための通報許否設定画面を表示する。以下、ここでは、通報許否の設定は、携帯端末装置TAの動作として説明されるが、固定端末装置SPの動作も同様に説明できる。
通報許否設定画面は、許否情報を設定する対象のセンサ装置SUを特定するために、前記対象のセンサ装置SUに関する情報を表示するための対象センサ装置情報領域と、前記許否情報を前記所定の状態と対応付けて入力するための許否情報入力領域とを備える。より具体的には、通報許否設定画面80は、例えば、図8に示すように、前記対象センサ装置情報領域として、前記対象のセンサ装置SUによって監視されている被監視者Obの居室名を表示するための部屋名領域801およびその被監視者Obの氏名を表示するための氏名領域802と、許否情報領域804と、画面表示を1つ前に戻すための「戻す」ボタン808と、通報許否設定画面に入力された入力内容を端末装置SP、TAに確定入力するための「登録」ボタン809とを備える。許否情報領域804は、前記許否情報を前記所定の状態における種類に対応付けて入力するために、前記所定の状態における種類名と、その通報の許否を入力するためのチェックボックスとを備える。本実施形態では、前記所定の状態における種類は、起床、離床、転倒、転落、ベッド上の位置および微体動異常であって、転倒および転落が1つに纏められているので、前記種類名と前記チェックボックスとの組は、5組となっている。例えば監視者等のユーザによって、TA入力部35を用いて前記チェックボックスにチェック(「レ」)が入れられることで、その状態の通報の許可(要望)が入力され、TA入力部35を用いて前記チェックボックスのチェック(「レ」)が外されることで(前記チェックボックスが空欄とされることで)、その状態の通報の不許可(不要望)が入力される。図8に示す例では、通報許否設定画面80は、さらに、イベント通報通信信号の通報先としてのグループを入力するための通報先設定領域803と、動画表示の許否およびプライバシ保護の要否を入力するための動画表示設定領域805と、端末装置SP、TAを用いた声かけの許否を入力するための声かけ設定領域806と、ナースコールにおける通話許否を入力するためのナースコール通話設定領域807とを備える。前記通報先設定領域803は、イベント通報通信信号の第1通報先のグループを入力するための第1通報先設定領域803−1と、イベント通報通信信号の第2通報先のグループを入力するための第2通報先設定領域803−2とを備える。動画表示設定領域805では、プライバシ保護が要求されると、動画は、人物領域(体動領域)に、いわゆるぼかしやモザイクを施されてTA表示部36に表示される。
「登録」ボタン809が入力操作されると、チェックボックスの内容が確定されて端末装置SP、TAに入力される。通報許否受付処理部323は、通報許否設定画面80を用いて確定入力された許否情報、前記許否情報に対応付けられる前記所定の状態における種類、および、前記通報許否設定画面80に対応するセンサ装置SUのセンサID等を収容した通信信号(通報許否受付通信信号)を管理サーバ装置SVへ送信する。管理サーバ装置SVは、通報許否受付通信信号をSV通信IF部21で受信すると、この受信した通報許否受付通信信号に収容されたセンサIDの通報許否情報テーブルNTに、この受信した通報許否受付通信信号に収容された許否情報および種類を互いに対応付けて登録し、通報許否情報記憶部233に記憶する。これによって前記センサIDを持つセンサ装置SUに関する通報許否情報が通報許否情報記憶部233に記憶される。
ユーザは、通報許否設定画面80における部屋名領域801の居室名を変えることで、より具体的には、通報許否設定画面80における部屋名領域801のプルダウンメニューから居室名を順次に選択することで、許否情報を設定する対象のセンサ装置SUを切り換え、各センサ装置SUそれぞれについて、許否情報を通報許否設定画面80を用いて入力設定し、管理サーバ装置SVに記憶させる。
次に、監視動作について説明する。この監視動作に当たって、携帯端末装置TAでは、電源が投入されて起動され、例えば看護師や介護士等の監視者(ユーザ)によるログイン操作が行われ、TA監視処理部322によって、自機宛の通信信号を待ち受ける待受け画面がTA表示部36に表示される。この待受け画面81は、例えば、図10に示すように、メニューバーを表示するメニューバー領域811と、待ち受け中であることを表すメッセージ(例えば「通知はありません」)およびアイコンを表示する待受けメイン領域812と、現在時刻を表示する時刻領域813と、今日の年月日曜日を表示する年月日曜日領域814と、今、当該携帯端末装置TAにログインしているユーザ名を表示するユーザ名領域815とを備える。
一方、センサ装置SUは、所定のサンプリング周期でセンサ部11の出力(本実施形態ではカメラの画像)をサンプリングし、このサンプリングしたセンサ部11の出力に基づいて被監視者Obの状態(状況)を判定し、この判定の結果、被監視者Obが予め設定された所定の状態(例えば、本実施形態では、起床、離床、転倒、転落、ベッド上の位置および微体動異常)であると判定すると、前記検知行動情報に関するイベント通報通信信号をSU通信IF部15を介して管理サーバ装置SVへ送信する。また、センサ装置SUは、入力操作によってナースコール受付操作部13でナースコールを受け付けると、前記ナースコール受付情報に関するイベント通報通信信号をSU通信IF部15を介して管理サーバ装置SVへ送信する。
管理サーバ装置SVは、センサ装置SUからイベント通報通信信号(前記検知行動情報に関するイベント通報通信信号および前記ナースコール受付情報に関するイベント通報通信信号を含む)を受信すると、SV制御処理部22のSV監視処理部222によって、この受信したイベント通報通信信号に基づき、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報をSV監視情報記憶部231に記憶(記録)する。そして、管理サーバ装置SVは、この受信したイベント通報通信信号によってセンサ装置SUで検知され通報された所定の状態を、通報許否情報記憶部233に記憶された通報許否情報に基づいて外部へ通報(再通報、転送、送信)する。
より具体的には、管理サーバ装置SVは、監視動作に関し、次のように動作している。図9において、管理サーバ装置SVは、SV制御部221によって、SV通信IF部21で自機宛の通信信号を受信したか否かを判断する(S1)。この判断の結果、自機宛の通信信号を受信していない場合(No)には、管理サーバ装置SVは、処理をS1に戻し、前記判断の結果、自機宛の通信信号を受信している場合(Yes)には、管理サーバ装置SVは、次の処理S2を実行する。
この処理S2では、自機宛の通信信号を受信すると、管理サーバ装置SVは、SV監視処理部222によって、この受信した通信信号の種別(種類)を判定する。この判定の結果、前記受信した通信信号がイベント通報通信信号を除く他の通信信号である場合(その他)には、管理サーバ装置SVは、SV制御処理部21によって、前記受信した通信信号に応じた適宜な処理(一例では上述の通報許否受付通信信号に関する処理等)を実行し(S11)、この本動作を終了する。一方、前記判定の結果、前記受信した通信信号がイベント通報通信信号である場合(イベント通報)には、管理サーバ装置SVは、SV監視処理部222によって、前記受信したイベント通報通信信号に収容されているセンサID、イベント種別(前記検知行動情報による行動の種類(本実施形態では起床、離床、転倒、転落、ベッド上の位置および微体動異常)またはナースコール受付情報によるナースコールの受付)、イベント時刻(または受信時刻)、静止画の画像データ(またはそのファイル名)および動画を取得するための通信アドレスを、監視情報テーブルMT−SVに登録することで、これらを互いに対応付けてSV監視情報記憶部321に記憶し(S3)、次の処理S4を実行する。なお、監視情報テーブルMT−SVに前記各情報を登録する際に、SV監視処理部222は、その対応フィールド56−SVにはデフォルトのフラグ「0」を登録する。
処理S4では、管理サーバ装置SVは、SV監視処理部222によって、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を外部へ通報許可されているか否かを判定する。より具体的には、SV監視処理部222は、まず、前記受信したイベント通報通信信号に収容されたセンサIDに対応する通報許否情報テーブルNTを通報許否情報記憶部233から取り出す。次に、SV監視処理部222は、この取り出した通報許否情報テーブルNTの状態種類フィールド71に、前記受信したイベント通報通信信号に収容された検知行動情報(イベントの種別)を登録するレコードを前記取り出した通報許否情報テーブルNTから検索する。そして、SV監視処理部222は、この検索したレコードの通報許否フィールド72に登録されているフラグ(許否情報)を取得し、この取得したフラグに従って外部への通報が許可されているか否かを判定する。すなわち、この取得したフラグが「0」である場合には、SV監視処理部222は、外部への通報が許可されていると判定し(Yes)、SV監視処理部222は、次の処理S5を実行する。一方、この取得したフラグが「1」である場合には、SV監視処理部222は、外部への通報が許可されていないと判定し(No)、SV監視処理部222は、この本動作を終了する。
処理S5では、管理サーバ装置SVは、SV監視処理部222によって。前記受信したイベント通報通信信号を第1通報先の端末装置SP、TAへSV通信IF部21で通報(再通報)する。より具体的には、SV監視処理部222は、まず、前記受信したイベント通報通信信号に収容されたセンサIDを通報先グループ情報テーブルWTの送信元フィールド61に登録するレコードを通報先グループ情報テーブルWTから検索し、この検索したレコードの第1通報先フィールド62に登録されたグループIDを取り出す。次に、SV監視処理部222は、この取り出したグループIDをグループ所属情報テーブルGTのグループIDフィールド64に登録するレコードをグループ所属情報テーブルGTから検索し、この検索したレコードの所属端末IDフィールド65に登録された端末IDを取り出す。次に、SV監視処理部222は、この端末IDを持つ端末装置SP、TAを第1通報先として前記イベント通報通信信号を送信する。これによって被監視者Obの状態(状況)が第1通報先の端末装置SP、TAを介して例えば看護師や介護士等の監視者に報知される。そして、SV監視処理部222は、前記受信したイベント通報通信信号に収容されたセンサIDに対し、前記所定時間の経過を計時するタイマーをSV制御処理部22に機能的に形成して計時を開始し、この本動作を終了する。
一方、前記タイマーが前記所定時間の経過によってタイムアップした場合には、管理サーバ装置SVは、SV監視処理部222によって、このタイムアップしたタイマーに対応付けられているセンサIDをセンサIDフィールド51−SVに登録するレコードを、監視情報テーブルMT−SVから検索し、この検索したレコードにおける対応フィールド56−SVに未対応のフラグ「0」を登録している場合には、前記受信したイベント通報通信信号を第2通報先の端末装置SP、TAへSV通信IF部21で通報(再通報)する。これによって被監視者Obの状態(状況)が第2通報先の端末装置SP、TAを介して例えば看護師や介護士等の監視者に報知される。
管理サーバ装置SVは、被監視者Obの監視に関し、このように動作している。
そして、固定端末装置SPおよび携帯端末装置TAそれぞれは、イベント通報通信信号を管理サーバ装置SVから受信すると、この受信したイベント通報通信信号に基づき、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を記憶(記録)し、この受信したイベント通報通信信号に収容された情報に応じた、例えば監視情報画面およびナースコール受付画面等の画面をTA表示部36に表示する。
前記監視情報画面82aは、一例では、図11に示すように、メニューバー領域811と、センサIDのセンサ装置SUの配設場所および前記センサIDの前記センサ装置SUによって監視される被監視者Obの名前を表示する被監視者名領域821と、イベント時刻(または受信時刻)からの経過時間および前記検知行動情報によって表される検知結果を象徴的に表すアイコンを表示するアイコン領域822と、前記センサIDの前記センサ装置SUによって撮像された画像(ここでは静止画)を表示する画像領域823と、「対応する」ボタン824と、「話す」ボタン825と、「LIVEを見る」ボタン826とを備える。「対応する」ボタン824は、前記センサIDの前記センサ装置SUによって監視される被監視者Obに対する例えば救命、看護、介護および介助等の前記対応を実行する意思が当該携帯端末装置TAのユーザにあることを当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。「話す」ボタン825は、音声通話を要求するためのボタンであって、前記センサIDの前記センサ装置SUと当該携帯端末装置TAとをネットワークNWを介して通話可能に接続する指示を入力するためのボタンである。「LIVEを見る」ボタン826は、ライブでの動画を要求するためのボタンであって、前記センサIDの前記センサ装置SUによって撮像される動画を表示させる指示を入力するためのボタンである。
前記ナースコール受付画面82bは、一例では、図12に示すように、メニューバー領域811と、被監視者名領域821と、ナースコールを受け付けたことを表すメッセージ(例えば「ナースコール」)およびそのアイコンを表示するナースコール受付メイン領域829と、「話す」ボタン825とを備える。このナースコール受付画面82bでは、ナースコール受付メイン領域829は、「対応する」ボタン824と兼用されている。
このような監視情報画面82aやナースコール受付画面82bでは、例えば、「LIVEを見る」ボタン526の入力操作を受け付けると、携帯端末装置TAは、TA制御処理部32のTAストリーミング処理部325によって、現在、TA表示部36に表示している被監視者Obを監視するセンサ装置SUへ、ライブでの動画の配信を要求する旨等の情報を収容した通信信号(動画配信要求通信信号)を送信し、これに応じたセンサ装置SUとネットワークNWを介して動画のダウンロード可能に接続し、前記センサ装置SUからライブでの動画の配信を受け、この配信を受けた動画をストリーミング再生でTA表示部36に表示する。このライブでの動画は、例えば、図11に示す監視情報画面82aにおいて、画像領域823の静止画に代えて表示され、この動画を表示する監視情報画面82aでは、「LIVEを見る」ボタン526に代え「LIVE終了」ボタン(不図示)が表示される。前記「LIVE終了」ボタンは、動画の終了を要求するためのボタンであって、前記センサIDの前記センサ装置SUによって撮像される動画の配信を終了(停止)させ表示を終了(停止)させる指示を入力するためのボタンである。前記「LIVE終了」ボタンの入力操作を受け付けると、携帯端末装置TAは、TA制御処理部32によって、TAストリーミング処理部324によって、現在、TA表示部36に表示している被監視者Obを監視するセンサ装置SUへ、動画配信の終了を要求する旨等の情報を収容した通信信号(動画配信終了通信信号)を送信し、静止画を表示する監視情報画面52aをTA表示部36に表示する。
また例えば、「話す」ボタン825の入力操作を受け付けると、携帯端末装置TAは、TA制御処理部32によって、TAナースコール処理部323によって、TA表示部36に表示している被監視者Obを監視するセンサ装置SUへ、音声通話を要求する旨等の情報を収容した通信信号(通話要求通信信号)を送信し、これに応じたセンサ装置SUとネットワークNWを介して音声通話可能に接続する。これによって携帯端末装置TAとセンサ装置SUとの間で音声通話が可能となる。前記音声通話可能に接続されている場合には、音声通話の終了の指示を入力するためのボタンである図略の「終了」ボタンがTA表示部36に表示される。前記「終了」ボタンの入力操作を受け付けると、携帯端末装置TAは、TA制御処理部32によって、TAナースコール処理部323によって、TA表示部36に表示している被監視者Obを監視するセンサ装置SUへ、音声通話の終了を要求する旨等の情報を収容した通信信号(通話終了通信信号)を送信し、静止画を表示する監視情報画面52aをTA表示部36に表示する。
また例えば、「対応する」ボタン824、829の入力操作を受け付けると、携帯端末装置TAは、TA制御処理部32によって、現在、TA表示部36に表示している被監視者Obの監視情報に対応するセンサIDをセンサIDフィールド51−TAに登録しているレコードにおける、対応フィールド56−TAにフラグ「1」を登録し、当該携帯端末装置TAにログインしている監視者(ユーザ)が、現在、TA表示部36に表示している被監視者Obに対する例えば看護等の前記対応を実行する意思があること通知するための通信信号(対応通知通信信号)を、管理サーバ装置SVへ送信する。この対応通知通信信号には、前記対応を実行する意思が入力されたことを表す情報(対応意思受付情報)、前記対応の対象を表す情報として、TA表示部36に表示している被監視者Obの監視情報に対応するセンサID、および、前記対応を実行する主体を表す情報として、当該携帯端末装置TAの端末ID等が収容される。この対応通知通信信号を受信した管理サーバ装置SVは、SV監視処理部222によって、前記受信した対応通知通信信号に収容されたセンサIDをセンサIDフィールド51−SVに登録しているレコードにおける、対応フィールド56−SVにフラグ「1」を登録する。
このような動作によって、被監視者監視システムMSは、各センサ装置SU、管理サーバ装置SV、固定端末装置SPおよび携帯端末装置TAによって、大略、各被監視者Obを監視している。
以上説明したように、本実施形態における被監視者監視システムMS、前記中央処理装置の一例である管理サーバ装置SVおよびこれに実装された方法は、通報許否情報記憶部233に、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を通報するか否かを記憶でき、この通報許否情報記憶部233の記憶内容に従って、前記通報部の一例であるSV監視処理部222によって、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態を外部へ通報するか否かを選択できる。このため、上記被監視者監視システムMS、管理サーバ装置SVおよびその方法では、例えば監視者等のユーザは、通報許否情報記憶部233に、例えば被監視者Obの個性等によって誤判定や判定漏れし易い状態を外部への通報の対象から除外したり、外部への通報を望む状態を通報の対象に入れたり(言い換えれば外部への通報を望まない状態を通報の対象から除外したり)できる。したがって、上記被監視者監視システムMS、管理サーバ装置SVおよびその方法は、被監視者Obにおける所定の状態を適正に通報できる。
本実施形態における被監視者監視システムMS、管理サーバ装置SVおよびその方法は、前記所定の状態における前記複数の種類ごとに、外部へ通報するか否かを選択でき、前記所定の状態における前記複数の種類ごとに適正に通報できる。
なお、上述の実施形態では、通報許否情報は、端末装置SP、TAで受け付けられ、端末装置SP、TAから管理サーバ装置SVへ送信されて記憶されたが、管理サーバ装置SVが上述したようにSV入力部24およびSV出力部25を備える場合に、SV入力部24で受け付けられ、記憶されても良い。
また、上述の実施形態では、前記所定の状態における種類は、起床、離床、転倒、転落、ベッド上の位置および微体動異常であるが、これに限定されるものではなく、他の態様であっても良い。
例えば、前記所定の状態における種類は、座位を含んでも良く、また例えば、寝具上の座位を含んで良く、また例えば、寝具の縁における座位(腰掛け)であっても良い。この場合、画像上での寝具の領域がSU記憶部16に予め記憶される。また、寝具上において、予め設定された判定時間(例えば3時間、4時間および5時間等)以上継続した横臥の姿勢から座位の姿勢へ変化した場合には、前記座位の姿勢は、前記起床と判定され、前記判定時間未満の横臥の姿勢から座位の姿勢へ変化した場合には、前記座位の姿勢は、前記寝具上の座位と判定される。
また例えば、前記所定の状態における種類は、被監視者Obにおける頭部の大きさが変化(拡大または縮小)した状態(頭部変化)を含んでも良い。この場合、例えば、所定の判定閾値がSU記憶部16に予め記憶され、行動検知処理部142は、前記動体領域から例えば円形のハフ変換や頭部パターンを用いたパターンマッチング等によって頭部領域を抽出し、頭部領域の大きさが予め設定された所定時間(例えば5秒や10秒等)の間変化しない静止状態における前記頭部領域の大きさを基準に、頭部領域の大きさが前記判定閾値以上に変化(拡大または縮小)した場合、前記頭部変化と判定し前記頭部変化を検知する。前記頭部の大きさは、例えば、面積、短軸方向の長さあるいは長軸方向の長さで定義される。
また例えば、前記所定の状態における種類は、被監視者Obが例えばベッド等の寝具の周辺から予め設定された距離(例えば0.5m、1mおよび1.5m等)以内である周辺領域内に存在する状態(寝具周辺領域内存在)を含んでも良い。この場合、例えば、所定の周辺領域がSU記憶部16に予め記憶され、行動検知処理部142は、前記動体領域が前記周辺領域内に存在する場合、前記寝具周辺領域内存在と判定し前記寝具周辺領域内存在を検知する。
また例えば、前記所定の状態における種類は、被監視者Obが居室RM内における予め設定された領域(居室設定領域)内に存在する状態(居室設定領域内存在)を含んでも良い。この場合、例えば、所定の居室設定領域がSU記憶部16に予め記憶され、行動検知処理部142は、前記動体領域が前記居室設定領域内に存在する場合、前記居室設定領域内存在と判定し前記居室設定領域内存在を検知する。
この居室設定領域の設定では、例えば、図13に示す第2態様の通報許否設定画面83が用いられる。図13は、実施形態の被監視者監視システムにおける第2態様の通報許否設定画面の構成を示す図である。この図13に示す第2態様の通報許否設定画面83は、前記部屋名領域801と、前記氏名領域802と、通報先設定領域803と、前記「戻す」ボタン808と、前記「登録」ボタン809と、前記居室設定領域を入力するための領域設定領域831とを備える。領域設定領域831には、前記対象のセンサ装置SUが配設されている居室RMの平面図と、前記居室RMを2次元マトリクス状に区分けした複数の矩形領域それぞれの各境界を示す境界線とが表示される。前記境界線は、図13では、破線で示されている。そして、入力操作によって1または複数の前記矩形領域が指定され(例えばマウスによってカーソルが1または複数の前記矩形領域に合わせられて左クリックされ)、「登録」ボタン809が入力操作されると、この1または複数の前記矩形領域が前記居室設定領域として確定されて通報許可と対応付けて端末装置SP、TAに入力される。通報許否受付処理部323は、通報許否設定画面83を用いて確定入力された居室設定領域および許否情報(通報許可)、ならびに、前記通報許否設定画面83に対応するセンサ装置SUのセンサID等を収容した通信信号(居室設定領域受付通信信号)を管理サーバ装置SVへ送信する。管理サーバ装置SVは、居室設定領域受付通信信号をSV通信IF部21で受信すると、この受信した居室設定領域受付通信信号に収容されたセンサID、居室設定領域および許否情報(通報許可)を互いに対応付けて通報許否情報記憶部233に記憶する。これによって前記センサIDを持つセンサ装置SUに関する居室設定領域および許否情報(通報許可)が通報許否情報記憶部233に記憶される。
また、上述の実施形態において、前記所定の状態は、複数の種類を含み、通報許否情報記憶部233は、前記所定の状態における前記複数の種類のうちの全部または一部の組合せを前記所定の状態における新たな1つの種類として、前記組合せに対する許否情報と前記組合せとを対応付けて前記通報許否情報として記憶し、図3に破線で示すように、センサ装置SUで検知され通報された所定の状態をセンサ装置SUから受信するたびに、通報許否情報記憶部233に記憶された前記組合せに当たるか否かを判定する組合せ判定部223をSV制御処理部22に機能的にさらに備え、前記通報部の一例としてのSV監視処理部222は、さらに、組合せ判定部223で前記組合せに当たると判定された場合に、前記判定された組合せを通報許否情報記憶部233に記憶された通報許否情報に基づいて外部へ通報しても良い。このような被監視システムMS、管理サーバ装置SVおよびその方法は、個々の種類を複数組み合わせた組合せ(セット)で外部へ通報するか否かを選択でき、前記組合せに対して適正に通報できる。そして、この態様において、前記組合せは、前記所定の状態における前記複数の種類の時系列順、前記所定の行動における前記複数の種類それぞれの回数、および、前記所定の状態における前記複数の種類の時系列順を含む場合に前記複数の種類間の遷移時間のうちの1または複数を含み、通報許否情報記憶部233は、前記組合せに含まれる、前記時系列順、前記回数および前記遷移時間のうちの1または複数を前記組合せに対応付けてさらに記憶しても良い。このような被監視システムMS、管理サーバ装置SVおよびその方法は、前記組合せで通報の許否を選択する場合に、さらに、前記時系列順、前記回数および前記遷移時間のうちの1または複数も選択して設定できる。
この組合せの設定では、例えば、図14に示す第3態様の通報許否設定画面84が用いられる。図14は、実施形態の被監視者監視システムにおける第3態様の通報許否設定画面の構成を示す図である。この図14に示す第3態様の通報許否設定画面84は、前記部屋名領域801と、前記氏名領域802と、通報先設定領域803と、前記「戻す」ボタン808と、前記「登録」ボタン809と、組み合わせる状態の種類を入力するための組合せ状態種類設定領域841(841−1〜841−4)と、組み合わされる状態の種類に対するその回数を入力するための回数設定領域842(842−1〜842−4)と、組み合わされる状態の種類間における遷移時間を入力するための遷移時間設定領域843(843−1〜843−3)と、組み合わせる状態の種類を追加するための「追加」ボタン844とを備える。図14に示す例では、通報許否設定画面84は、4個の第1ないし第4組合せ状態種類設定領域841−1〜841−4と、これに対応した4個の第1ないし第4回数設定領域842−1〜842−4と、これに対応した3個の第1ないし第3遷移時間設定領域843−1〜843−3とを備えている。例えば、寝具上の位置の右寄りが1回検知され、その後1分以内に、寝具の縁における座位(腰掛け)が1回検知され、その後1分以内に、寝具周辺領域50cm内の存在が1回検知され、その後15秒以内に、居室設定領域(0,0)内の存在が1回検知される組合せが通報許否設定画面84に入力される場合、第1組合せ状態種類設定領域841−1に「右寄り」が入力され、これに対応する第1回数設定領域842−1に「1」が入力され、第1および第2組合せ状態種類設定領域841−1、841−2に対応する第1遷移時間設定領域843−1に「1分」が入力され、第2組合せ状態種類設定領域841−2に「腰掛け」が入力され、これに対応する第2回数設定領域842−2に「1」が入力され、「追加」ボタン844が入力操作され、この「追加」ボタン844の入力操作に応じて形成された第2および第3組合せ状態種類設定領域841−2、841−3に対応する第2遷移時間設定領域843−2に「1分」が入力され、前記「追加」ボタン844の入力操作に応じて形成された第3組合せ状態種類設定領域841−3に「50cm内」が入力され、前記「追加」ボタン844の入力操作に応じて形成された第3回数設定領域842−3に「1」が入力され、「追加」ボタン844が入力操作され、この「追加」ボタン844の入力操作に応じて形成された第3および第4組合せ状態種類設定領域841−3、841−4に対応する第3遷移時間設定領域843−3に「15秒」が入力され、前記「追加」ボタン844の入力操作に応じて形成された第4組合せ状態種類設定領域841−4に「(0,0)領域」が入力され、前記「追加」ボタン844の入力操作に応じて形成された第4回数設定領域842−4に「1」が入力され、「登録」ボタン809が入力操作される。「登録」ボタン809が入力操作されると、これら組み合わされた状態の種類(上述の例では「寝具上の位置の右寄り」、「寝具の縁における座位(腰掛け)」、「寝具周辺領域50cm内の存在」および「居室設定領域(0,0)内の存在」)、その時系列順(上述の例では「寝具上の位置の右寄り」、「寝具の縁における座位(腰掛け)」、「寝具周辺領域50cm内の存在」および「居室設定領域(0,0)内の存在」の順)、それらの各回数(上述の例では各種類それぞれについて1回)、および、それらの各遷移時間(上述の例では「寝具上の位置の右寄り」から「寝具の縁における座位(腰掛け)」への遷移時間が1分以内、「寝具の縁における座位(腰掛け)」から「寝具周辺領域50cm内の存在」への遷移時間が1分以内、および、「寝具周辺領域50cm内の存在」から「居室設定領域(0,0)内の存在」への遷移時間が15秒以内)が前記組合せとして確定されて通報許可と対応付けて端末装置SP、TAに入力される。通報許否受付処理部323は、通報許否設定画面84を用いて確定入力された前記状態の種類、その時系列順、それらの各回数、それらの各遷移時間および許否情報(通報許可)、ならびに、前記通報許否設定画面84に対応するセンサ装置SUのセンサID等を収容した通信信号(組合せ受付通信信号)を管理サーバ装置SVへ送信する。管理サーバ装置SVは、組合せ受付通信信号をSV通信IF部21で受信すると、この受信した組合せ受付通信信号に収容されたセンサID、前記状態の種類、その時系列順、それらの各回数、それらの各遷移時間および許否情報(通報許可)を互いに対応付けて通報許否情報記憶部233に記憶する。これによって前記センサIDを持つセンサ装置SUに関する組合せおよび許否情報(通報許可)が通報許否情報記憶部233に記憶される。そして、管理サーバ装置SVは、組合せ判定部223によって、イベント通報通信信号を受信するたびに、通報許否情報記憶部233に記憶された前記組合せに当たるか否かを判定し、前記判定の結果、前記組合せに当たると判定すると、この判定した組合せをSV監視処理部222へ通知する。この通知を受けたSV監視処理部222は、前記判定した組合せを表す情報、前記組合せを判定した時刻、前記受信したイベント通報通信信号に収容されたセンサIDおよび静止画、ならびに、動画の取得先としての通信アドレス等を収容した通信信号を新たなイベント通報通信信号として生成し、前記受信したイベント通報通信信号に収容された前記センサIDに対応する通報先の端末装置SP、TAへ通報許否情報記憶部233の許否情報に基づいてSV通信IF部21で送信する。
本明細書は、上記のように様々な態様の技術を開示しているが、そのうち主な技術を以下に纏める。
一態様にかかる中央処理装置は、監視対象である被監視者における所定の状態を検知して通報するセンサ装置と、前記センサ装置と通信可能に接続され、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から受信して外部へ通報する中央処理装置とを備える被監視者監視システムの前記中央処理装置であって、通信を行う通信部と、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を外部へ通報するか否かを表す許否情報と前記所定の状態とを対応付けた通報許否情報を記憶する通報許否情報記憶部と、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から受信した場合に、前記受信した所定の状態を前記通報許否情報記憶部に記憶された通報許否情報に基づいて外部へ通報する通報部とを備える。
このような中央処理装置は、前記通報許否情報記憶部に、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を通報するか否かを記憶でき、この通報許否情報記憶部の記憶内容に従って、前記通報部によって、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を外部へ通報するか否かを選択できる。このため、上記中央処理装置では、例えば監視者等のユーザは、前記通報許否情報記憶部に、例えば前記被監視者の個性等によって誤判定や判定漏れし易い状態を外部への通報の対象から除外したり、外部への通報を望む状態を通報の対象に入れたり(言い換えれば外部への通報を望まない状態を通報の対象から除外したり)できる。したがって、上記中央処理装置は、被監視者における所定の状態を適正に通報できる。
他の一態様では、上述の中央処理装置において、前記所定の状態は、複数の種類を含み、前記通報許否情報記憶部は、前記所定の状態における前記複数の種類それぞれについて、前記許否情報と前記種類とを対応付けて前記通報許否情報として記憶する。
このような中央処理装置は、前記所定の状態における前記複数の種類ごとに、外部へ通報するか否かを選択でき、前記所定の状態における前記複数の種類ごとに適正に通報できる。
他の一態様では、上述の中央処理装置において、前記所定の状態は、複数の種類を含み、前記通報許否情報記憶部は、前記所定の状態における前記複数の種類のうちの全部または一部の組合せを前記所定の状態における新たな1つの種類として、前記組合せに対する許否情報と前記組合せとを対応付けて前記通報許否情報として記憶し、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から受信するたびに、前記通報許否情報記憶部に記憶された前記組合せに当たるか否かを判定する組合せ判定部をさらに備え、前記通報部は、さらに、前記組合せ判定部で前記組合せに当たると判定された場合に、前記判定された組合せを前記通報許否情報記憶部に記憶された通報許否情報に基づいて外部へ通報する。
このような中央処理装置は、個々の種類を複数組み合わせた組合せ(セット)で外部へ通報するか否かを選択でき、前記組合せに対して適正に通報できる。
他の一態様では、上述の中央処理装置において、前記組合せは、前記所定の状態における前記複数の種類の時系列順、前記所定の行動における前記複数の種類それぞれの回数、および、前記所定の状態における前記複数の種類の時系列順を含む場合に前記複数の種類間の遷移時間のうちの1または複数を含み、前記通報許否情報記憶部は、前記組合せに含まれる、前記時系列順、前記回数および前記遷移時間のうちの1または複数を前記組合せに対応付けてさらに記憶する。
このような中央処理装置は、前記組合せで通報の許否を選択する場合に、さらに、前記時系列順、前記回数および前記遷移時間のうちの1または複数も選択して設定できる。
他の一態様にかかる中央処理方法は、監視対象である被監視者における所定の状態を検知して通報するセンサ装置と、前記センサ装置と通信可能に接続され、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から受信して外部へ通報する中央処理装置とを備える被監視者監視システムの中央処理方法であって、通信を行う通信工程と、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を外部へ通報するか否かを表す許否情報と前記所定の状態とを対応付けた通報許否情報を通報許否情報記憶部に記憶する通報許否情報記憶工程と、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から受信した場合に、前記受信した所定の状態を前記通報許否情報記憶部に記憶された通報許否情報に基づいて外部へ通報する通報工程とを備える。
このような中央処理方法は、前記通報許否情報記憶部に、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を通報するか否かを記憶でき、この通報許否情報記憶部の記憶内容に従って、前記通報工程によって、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を外部へ通報するか否かを選択できる。このため、上記中央処理方法では、例えば監視者等のユーザは、前記通報許否情報記憶部に、例えば前記被監視者の個性等によって誤判定や判定漏れし易い状態を外部への通報の対象から除外したり、外部への通報を望む状態を通報の対象に入れたり(言い換えれば外部への通報を望まない状態を通報の対象から除外したり)できる。したがって、上記中央処理方法は、被監視者における所定の状態を適正に通報できる。
そして、他の一態様にかかる被監視者監視システムは、監視対象である被監視者における所定の状態を検知して通報するセンサ装置と、前記センサ装置と通信可能に接続され、前記センサ装置で検知され通報された所定の状態を前記センサ装置から受信して外部へ通報する中央処理装置とを備える被監視者監視システムであって、前記中央処理装置は、これら上述のいずれかの中央処理装置である。
このような被監視者監視システムは、これら上述のいずれかの中央処理装置を用いるので、被監視者における所定の状態を適正に通報できる。
この出願は、2015年11月11日に出願された日本国特許出願特願2015−221448を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、被監視者監視システムの中央処理装置および中央処理方法ならびに前記被監視者監視システムが提供できる。

Claims (7)

  1. コンピュータに、事前に設定された設定領域と検知された被監視者の状態との組み合わせに基づいて前記被監視者のイベントを判定する判定ステップを実行させるプログラムであって、
    前記判定ステップは、
    前記設定領域である第一領域に存在する前記被監視者のイベントを判定する第一判定ステップと、
    前記設定領域であって前記第一領域内とは異なる第二領域に存在する前記被監視者のイベントを判定する第二判定ステップと、を含み、
    前記第一判定ステップと前記第二判定ステップとは、検知された前記被監視者の状態が同じであっても、前記被監視者のイベントを互いに異なるイベントと判定する、
    プログラム。
  2. 前記コンピュータに、前記設定領域として寝具領域以外の領域を設定する設定ステップを前記判定ステップより前に実行させる、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記コンピュータに、前記設定領域として同一居室内の異なる複数領域を設定する複数領域設定ステップを前記判定ステップより前に実行させる、
    請求項1または請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記被監視者のイベントは、前記被監視者の転倒を含む、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記被監視者のイベントは、前記被監視者の呼吸動作を含む、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のプログラムと、
    前記コンピュータと、を含む、
    情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置を含む、
    被監視者監視システム。
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