JP2020096537A - 農業シート - Google Patents

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Abstract

【課題】伸度のバラつきが小さく、さらに耐候性が良好な農業シートを提供する。【解決手段】ポリエチレン系樹脂およびオレフィン系共重合体ゴムを含有する混合組成物と、光安定剤と、無機充填剤とを含有するポリエチレンシート1を有し、上記無機充填剤が、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方を含み、上記ポリエチレンシート1における上記無機充填剤の含有量が、上記混合組成物に対して、50質量%以上80質量%以下であり、上記光安定剤が、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤であり、上記ポリエチレンシート1における上記NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量が、上記混合組成物に対して、0.05質量%以上9.0質量%以下であり、可視光(波長380nm以上780nm以下)の平均反射率が90%以上である、農業シート10。【選択図】図1

Description

本開示は、農業シートに関する。
農業シートは、例えば、土壌や農作物を被覆する部材、および、農業ハウスの部材等に用いられる。可視光反射性が高い農業シートは、例えば、ハウス内の光線不足の解消、収穫物の着色促進、地温の抑制、雑草の対策等に用いることができる。
特許文献1には、シート基材と、そのシート基材の一方の面に設けられた光反射層とを備えた農業シートであって、さらに、そのシート基材が、平均径が1μm〜50μmの範囲にある空隙を有し、空隙率が35%〜60%の範囲にあり、かつ、厚さが30μm〜90μmの範囲にある多孔性熱可塑性樹脂シートであり、さらに、その光反射層の厚みが0.5μm〜4μmの範囲にある、農業シートが開示されている。
特開2014−233206号公報
農業シートに可視光反射性を付与する方法として、白色系の無機充填剤を添加する方法がある。白色系の無機充填剤を多く添加すると、可視光反射性が向上するものの、例えば農業シートを土壌に配置(マルチング)する際に、安定して伸ばすことができない場合がある。すなわち、同一の農業シートの中でも、伸度のバラつきが大きい。特に、農業シートのフィルムのTD方向(シート幅方向)に安定して伸びず、無理に伸ばすとシート端部に亀裂が入りやすい。そのため、伸度のバラつきが小さい農業シートが望まれている。
一方、農業シートに、ヒンダードアミン系光安定剤を添加することで耐候性が向上する。しかしながら、農業シートは、例えば、酸性雨、農薬散布、硫黄燻蒸等の酸性環境に曝される場合がある。この際、ヒンダードアミン系光安定剤が不活性化し、耐候性が低下する場合がある。そのため、良好な耐候性を有する農業シートが望まれている。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、伸度のバラつきが小さく、さらに耐候性が良好な農業シートを提供することを主目的とする。
本開示においては、ポリエチレン系樹脂およびオレフィン系共重合体ゴムを含有する混合組成物と、光安定剤と、無機充填剤とを含有するポリエチレンシートを有し、上記無機充填剤が、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方を含み、上記ポリエチレンシートにおける上記無機充填剤の含有量が、上記混合組成物に対して、50質量%以上80質量%以下であり、上記光安定剤が、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤であり、上記ポリエチレンシートにおける上記NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量が、上記混合組成物に対して、0.05質量%以上9.0質量%以下であり、可視光(波長380nm以上780nm以下)の平均反射率が90%以上である、農業シートを提供する。
本開示における農業シートは、伸度のバラつきが小さく、さらに耐候性が良好であるという効果を奏する。
本開示における農業シートを例示する概略断面図である。 打ち抜き試験を説明する概略断面図である。 打ち抜き試験を説明する概略平面図である。
以下、本開示における農業シートについて、詳細に説明する。
図1は、本開示における農業シートの一例を示す概略断面図である。図1における農業シート10は、ポリエチレンシート1を有する。また、ポリエチレンシート1は、ポリエチレン系樹脂およびオレフィン系共重合体ゴムを含有する混合組成物と、光安定剤と、無機充填剤とを含有する。無機充填剤は、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方を含み、ポリエチレンシート1に所定量含有される。また、光安定剤はNOR型ヒンダードアミン系光安定剤であり、ポリエチレンシート1に所定量含有される。さらに、図1における農業シート10は、可視光(波長380nm以上780nm以下)の平均反射率が高い。
本開示によれば、オレフィン系共重合体ゴムを用いることで、伸度のバラつきが小さい農業シートとすることができる。ここで、本開示におけるポリエチレンシートは、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方を含む無機充填剤の含有量が多い。そのため、可視光反射性が高い農業シートを安価に得ることができる。一方、無機充填剤の含有量が多いポリエチレンシートは、脆くなりやすい。そのため、例えば農業シートを土壌に配置(マルチング)する際に、安定して伸ばすことができない場合がある。これに対して、オレフィン系共重合体ゴムを用いることで、伸度のバラつきが小さい農業シートとすることができる。特に、フィルム方向のTD(シート幅方向)に安定して伸びる農業シートとすることができる。さらに、本開示における農業シートは、伸度のバラつきが小さいため、耐寒性が良好である。そのため、例えば寒冷地で農業シートを使用した場合であっても、シート端部に亀裂が入ることを抑制できる。
さらに、本開示によれば、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤を所定量含有することで、耐候性が良好な農業シートとすることができる。上述したように、農業シートは、例えば、酸性雨、農薬散布、硫黄燻蒸等の酸性環境に曝される場合がある。この際、従来のヒンダードアミン系光安定剤は、不活性化し、耐候性が低下する場合がある。これに対して、耐酸性が良好なNOR型ヒンダードアミン系光安定剤を用いることで、耐候性が良好な農業シートとすることができる。
以下、本開示における農業シートについて、構成ごとに説明する。
1.ポリエチレンシート
ポリエチレンシートは、ポリエチレン系樹脂およびオレフィン系共重合体ゴムを含有する混合組成物と、光安定剤と、無機充填剤とを含有する。また、ポリエチレンシートは、無延伸シートであることが好ましい。また、ポリエチレンシートは、多孔質シートではないこと、すなわち、内部に空隙を有しないシートであることが好ましい。
(1)混合組成物
混合組成物は、ポリエチレン系樹脂およびオレフィン系共重合体ゴムを含有する。ポリエチレン系樹脂は、通常、ポリエチレンシートの樹脂成分の主成分である。一方、オレフィン系共重合体ゴムは、通常、ポリエチレンシートのゴム成分の主成分であり、ポリエチレンシートの伸度を安定化し、かつ、向上するものである。
(i)オレフィン系共重合体ゴム
オレフィン系共重合体ゴムは、少なくともオレフィン成分を含有する共重合体ゴムである。オレフィン系共重合体ゴムの一例としては、2種または3種以上のモノオレフィンの共重合体ゴムであるモノオレフィン共重合体ゴムが挙げられる。モノオレフィンとしては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンが挙げられる。モノオレフィン共重合体ゴムの典型例としては、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・ブテンゴム、プロピレン・ブテンゴムが挙げられる。また、エチレン・プロピレンゴムとしては、例えば、エチレンおよびプロピレンの共重合体であるEPM;さらに少量の第3成分(例えばエチリデンノルボルネン)を含む三元重合体のEPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)が挙げられる。モノオレフィン共重合体ゴムが、エチレン成分またはプロピレン成分を含有する場合、これらの成分の含有量は、それぞれ、例えば35質量%以上、85質量%以下であることが好ましい。
また、オレフィン系共重合体ゴムの他の例としては、2種または3種以上のモノオレフィンと、ジオレフィンとの共重合体ゴムが挙げられる。上記モノオレフィンとしては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンが挙げられるが、中でも、エチレンおよびプロピレンの組み合わせが好ましい。一方、ジオレフィンとしては、例えば、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、シクロオクタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネン等の非共役ジオレフィン;ブタジエン、イソプレン等の共役ジオレフィンが挙げられる。
また、オレフィン系共重合体ゴムの他の例としては、プロピレンおよびαーオレフィンの共重合体と、他の共重合体とを含有する組成物が挙げられる。他の共重合体としては、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、エチレン・ブテンゴム、エチレン・プロピレンゴムが挙げられる。なお、他の共重合体を、オレフィン系共重合体ゴムとして用いてもよい。
オレフィン系共重合体ゴムのムーニー粘度ML1+8(127℃)は、例えば5以上であり、10以上であってもよい。一方、ムーニー粘度ML1+8(127℃)は、例えば300以下であり、250以下であってもよい。なお、ムーニー粘度ML1+8(127℃)は、JIS K−6300−1:2001に準拠し、試験温度127℃で、L形の形状を有するロータを余熱時間1分間とし、ロータの回転時間を8分間として測定される粘度である。
また、ポリエチレンシートは、通常、オレフィン系共重合体ゴムをゴム成分の主成分として含有する。ゴム成分の合計量に対するオレフィン系共重合体ゴムの割合は、例えば50質量%以上であり、70質量%以上であってもよく、90質量%以上であってもよく、100質量%であってもよい。
(ii)ポリエチレン系樹脂
ポリエチレン系樹脂としては、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。
これらのなかでは、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンが好ましく、高密度ポリエチレンがより好ましい。高密度ポリエチレンは、耐候性および引張強度に優れ、さらに高密度ポリエチレンを含有するシートは、長尺の巻物にしても弛みがなく折り曲げ加工時に白化による外観不良が発生しにくいからである。
特に、樹脂成分がポリエチレン系樹脂のみである場合は、高密度ポリエチレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンの少なくとも一方を用いることが好ましい。また、高密度ポリエチレンは、加工時の耐熱性および加工性に優れるため、カレンダー加工によるシート成形に特に適している。
ポリエチレン系樹脂は、JIS K 7210に準拠して測定されたメルトフローレート(温度190℃、荷重2.16kg)が、0.1g/10min以上、4.0g/10min以下であることが好ましく、0.4g/10min以上、2.0g/10min以下であることがより好ましい。メルトフローレート(MFR)が上記範囲にあると、カレンダー加工によるシート成形に特に適している。
また、ポリエチレンシートは、通常、ポリエチレン系樹脂を樹脂成分の主成分として含有する。樹脂成分の合計量に対するポリエチレン系樹脂の割合は、例えば50質量%以上であり、70質量%以上であってもよく、90質量%以上であってもよく、100質量%であってもよい。
また、ポリエチレンシートにおいて、ポリエチレン系樹脂およびオレフィン系共重合体ゴムの合計に対するポリエチレン系樹脂の割合は、例えば80質量%以上であり、85質量%以上であってもよい。一方、ポリエチレン系樹脂の上記割合は、例えば99質量%以下であり、95質量%以下であってもよい。
(2)NOR型ヒンダードアミン系光安定剤
ポリエチレンシートは、光安定剤として、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤を含有する。NOR型ヒンダードアミン系光安定剤は、耐酸性に優れた光安定剤である。NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の一例としては、一般式(1)で表される基を含む化合物が挙げられる。
Figure 2020096537
一般式(1)において、Rは置換または非置換の炭化水素基またはアシル基である。Rとしては、例えば、アルキル基、アルケニル基、アルキレン基、シクロアルキル基、ビシクロアルキル基、フェニル基、ナフチル基、フェニルアルキル基、アルキル基置換フェニル基、水酸基置換アルキル基、アシル基、アルコキシ置換アルキル基、チオアルコキシ基置換アルキル基等が挙げられる。なお、一般式(1)における*および**は、他の元素と結合可能な状態を示している。
NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の他の例としては、一般式(2)または一般式(3)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2020096537
一般式(2)において、RおよびRは、それぞれ独立に、上述した一般式(1)におけるRと同様に、置換または非置換の炭化水素基またはアシル基である。中でも、RおよびRは、それぞれ独立に、炭素数4以上20以下のアルキル基であることが好ましい。
一般式(3)において、RおよびRは、それぞれ独立に、上述した一般式(1)におけるRと同様に、置換または非置換の炭化水素基またはアシル基である。中でも、RおよびRは、それぞれ独立に、炭素数4以上20以下のアルキル基であることが好ましい。また、Rは、炭素数1以上8以下のアルキレン基である。
NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の具体例としては、例えば、アデカ社製アデカスタブLA−81、BASF社製チヌビン123(デカン二酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−1−(オクチルオキシ)−4−ピペリジニル)エステル)等が挙げられる。
ポリエチレンシートにおけるNOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量は、混合組成物に対して、例えば0.05質量%以上であり、0.1質量%以上であってもよく、0.15質量%以上であってもよい。NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量が少なすぎると、ポリエチレンシートの耐候性が向上しない可能性がある。なお、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量は、混合組成物に対して、例えば5質量%よりも多くてもよい。一方、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量は、混合組成物に対して、例えば9.0質量%以下であり、8.0質量%以下であってもよい。NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量が多すぎると、ポリエチレンシートに割れ等の外観異常が発生する可能性がある。
(3)無機充填剤
ポリエチレンシートは、無機充填剤として、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方を含有する。無機充填剤の添加により、白色度および可視光反射性を高めることができる。
ポリエチレンシートにおける無機充填剤の含有量は、混合組成物に対して、通常、50質量%以上であり、55質量%以上であってもよく、60質量%以上であってもよい。無機充填剤の含有量が少なすぎると、ポリエチレンシートの白色度および可視光反射性が低くなる可能性がある。一方、無機充填剤の含有量は、混合組成物に対して、通常、80質量%以下であり、75質量%以下であってもよく、70質量%以下であってもよい。無機充填剤の含有量が多すぎると、ポリエチレンシートの可とう性が低くなる可能性がある。また、ポリエチレンシートは、無機充填剤として、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方を主成分として有することが好ましく、さらに必要に応じて、タルク、酸化チタン、酸化チタン・酸化アンチモン・酸化ニッケル固溶体等を含有していてもよい。また、ポリエチレンシートは、無機充填剤として、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方のみを有していてもよい。
(4)ポリエチレンシート
ポリエチレンシートは、さらに、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、熱安定剤、顔料、改質剤、難燃剤、帯電防止剤、補強剤、充填剤、防カビ剤等の公知の添加剤を適量含有していてもよい。
酸化防止剤としては、例えば、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤が挙げられる。フェノール系酸化防止剤としては、ペンタエリスリトールテトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピネート〕、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジ−t−ブチル)フェノール、4,4’−ブチリデン−ビス(6−t−ブチル−3−メチル)フェノール、2,2−メチレン−ビス(6−t−ブチル−3−メチル)フェノール、2,2−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチル)フェノール、4,4’−チオビス(2−メチル−6−t−ブチル)フェノール、4,4’−チオビス(3−メチル−2−t−ブチル)フェノール、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−α−ヒドロキシベンゼン、n−オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、サリチレート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤等が挙げられる。
ポリエチレンシートは、アルカリ金属、MgおよびAlから選ばれる少なくとも2種以上の金属を含有する複合無機化合物を含有しないことが好ましい。また、ポリエチレンシートは、ベンゾエート化合物を含有しないことが好ましい。また、ポリエチレンシートは、ハイドロタルサイト化合物を含有しないことが好ましい。
ポリエチレンシートの厚さは、特に限定されないが、例えば10μm以上であり、30μm以上であってもよい。一方、ポリエチレンシートの厚さは、例えば200μm以下であり、100μm以下であってもよい。
ポリエチレンシートは可視光反射性を有する。ポリエチレンシートの可視光反射率が高いことが好ましい。可視光(波長380nm以上780nm以下)の平均反射率は、通常、90%以上であり、92%以上であってもよく、94%以上であってもよい。なお、可視光の平均反射率の測定条件については、実施例において詳述する。
ポリエチレンシートの平滑性は高いことが好ましい。具体的に、ポリエチレンシート表面の算術平均高さSaは、例えば、1μm以下であり、0.7μm以下であることが好ましく、0.5μm以下であることがより好ましい。また、ポリエチレンシートの防汚性は高いことが好ましい。具体的に、ポリエチレンシート表面の汚染等級(JIS−L−1919)は、3以上であることが好ましく、3.5以上であることがより好ましい。
(5)ポリエチレンシートの製造方法
ポリエチレンシートの製造方法は、目的とするポリエチレンシートが得られる方法であれば特に限定されないが、例えば、ポリエチレン系樹脂、オレフィン系共重合体ゴム、光安定剤および無機充填剤を含有する樹脂組成物を作製する工程と、上記樹脂組成物をシート化(フィルム化)し、ポリエチレンシートを作製する工程とを有する製造方法が挙げられる。なお、本開示においては、上記各工程を有する農業シート用ポリエチレンシートの製造方法を提供することができる。
樹脂組成物の作製方法は、特に限定されないが、所定量の各原料を溶融混練して樹脂組成物を作製する方法が好ましい。溶融混練に用いられる装置としては、例えば、連続混練機、バンバリーミキサー、ニーダー、押出機等が挙げられる。溶融混練する際の加熱温度は、例えば、150℃以上200℃以下である。
樹脂組成物をシート化する方法としては、カレンダー加工、押出成形等の公知の成形方法が挙げられ、特に、カレンダー加工が好ましい。例えばシートの厚さが薄い場合、厚さの均一なシートを製造するに適しているからである。また、カレンダー成形は、成形機の構造上、サイズ、樹脂の種類に対応し易く、小ロットにも対応し易い点でも好適である。さらに、本開示においては、無機充填剤の含有量が高い樹脂組成物を用いる点でも、カレンダー加工により成形することが好ましい。無機充填剤を多量に含有させる場合、例えば、押出成形によって成形すると、得られるシートの表面が荒れ、シートが裂け易くなるが、カレンダー加工による成形ではこのような不都合が発生せず、表面の平滑なシートを製造することができる。さらに、無機充填剤の含有量が高い樹脂組成物を用いる場合のカレンダー加工の優位性は、ポリエチレンシートの厚さが、例えば30μm以上70μm以下程度と薄い場合に特に顕著に認められる。
カレンダー加工では、例えば、溶融混練して得られた樹脂組成物を、加熱したカレンダーロールに供給し、圧延することにより、ポリエチレンシートを得ることができる。カレンダーロールの加熱温度は、例えば、150℃以上220℃以下であり、160℃以上190℃以下であることが好ましい。カレンダー装置としては、3本型、4本L型、4本逆L型、4本Z型、6本型等、適宜のものを使用すればよい。
樹脂組成物をシート化した後に、必要に応じて、各種表面処理を施してもよい。表面処理としては、例えば、例えば、コロナ処理(コロナ放電処理)、プラズマ処理、紫外線処理、電子線処理(電子線放射処理)等が挙げられる。
2.農業シート
本開示における農業シートは、上述したポリエチレンシートのみを有していてもよく、さらに別のシートを有していてもよい。別のシートとしては、例えば、補強シートが挙げられる。農業シートは、補強シートを有していてもよく、有していなくてもよい。
エルメンドルフ引裂法による農業シートの引裂強度は、例えば、1.4N以上であり、2.5N以上であることが好ましい。一方、農業シートの引裂強度は、例えば15N以下であり、10N以下であってもよい。
農業シートは、可視光反射率が高い。可視光(波長380nm以上780nm以下)の平均反射率は、通常、90%以上であり、92%以上であってもよく、94%以上であってもよい。なお、可視光の平均反射率の測定条件については、実施例において詳述する。
農業シートは、光反射層を有していてもよく、有していなくてもよい。光反射層を設ける場合、可視光反射率をより高くでき、果実の着色を促進したり、地温の上昇を抑制したりすることができる。光反射層は、例えば、白色粉末および樹脂成分を含有する。白色粉末としては、例えば、アナターゼ型またはルチル型の酸化チタン、これらの表面をAl、Si等の金属酸化物で処理した酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等が挙げられる。樹脂成分としては、例えば、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられる。また、ポリウレタン系樹脂としては、例えば、ポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタン、ポリエーテルポリエステルポリウレタン、ポリカーボネートポリウレタン、ポリカプロラクタムポリウレタン等が挙げられる。光反射層の場所は、特に限定されず、農業シートの最表面であってもよく、内部であってもよい。光反射層の厚みは、例えば、0.5μm以上4μm以下である。
本開示における農業シートは、所定の耐候性試験に対して、劣化が少ないシートであることが好ましい。本開示における「耐候性試験」とは、サンプルを濃度5質量%の亜硫酸水溶液に72時間浸漬させること、および、酸浸漬処理後のサンプルに、放射照度90mW/cm以上100mW/cm以下の条件でメタルハライドランプ式耐候性試験(装置規格:JTMG-01:2000、日本試験機工業会)を行うことをいう。なお、放射照度は、装置によっては多少変動するため、幅をもって90mW/cm以上100mW/cm以下に設定している。また、メタルハライドランプの照射時間は、評価対象によって異なるが、例えば、最大300時間である。
例えば、可視光反射率を測定する場合、亜硫酸水溶液に浸漬させる前(酸浸漬前)の農業シートと、耐候性試験(照射時間300時間)後の農業シートとを用意し、これらの可視光反射率を測定することで、農業シートの劣化の程度を評価できる。
なお、亜硫酸水溶液の代わりに、他の酸水溶液を用いて耐候性試験を行ってもよい。他の酸水溶液に用いられる酸としては、例えば、硫酸、塩酸、リン酸、酢酸、亜硝酸が挙げられる。これらの酸は、農業シートの使用が想定される環境(例えば農業シートに付着する農薬の種類)に応じて適宜設定される。酸水溶液のpHは1以上2以下であることが好ましい。
耐候試験後の可視光(波長380nm以上780nm以下)の平均反射率は、例えば85%以上であり、90%以上であってもよく、93%以上であってもよい。
農業シートの厚みは、特に限定されないが、例えば10μm以上200μm以下であり、20μm以上70μm以下であることが好ましい。農業シートは、一方の表面から他方の表面を貫通する貫通孔を複数有していてもよい。貫通孔の割合は、例えば、5,000個/m以上100万個/m以下であり、1万個/m以上10万個/m以下であることが好ましい。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本開示における特許請求の範囲に記載された技術的思想と、実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本開示における技術的範囲に包含される。
[実施例1]
ポリエチレン系樹脂として高密度ポリエチレン(HDPE、融点130℃、MFR(190℃、2160g):0.5g/10min)95質量部、オレフィン系共重合体ゴムとしてエチレン・ブテンゴム5質量部、紫外線吸収剤として2(2’−ヒドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール0.1質量部、光安定剤としてNOR型ヒンダードアミン系光安定剤(アデカ社製、アデカスタブLA−81)(ビス(1−ウンデカンオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)カーボネート)0.4質量部、フェノール系酸化防止剤としてペンタエリスリトールテトラキス〔3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピネート〕0.1質量部、無機充填剤1として炭酸カルシウム20質量部(重質炭酸カルシウム(充填率60%のPEマスターバッチ:PEの含有量8質量部)、無機充填剤2としてチタン顔料40質量部(充填率80%のPEマスターバッチ:PEの含有量8質量部)を混合し、バンバリーミキサーを用いて、180℃で溶融混練した。
なお、得られた混練物中に含まれるポリエチレン系樹脂の合計量は111質量部であり、オレフィン系共重合体ゴムの量は5質量部である。そのため、混合組成物の合計量は116質量部である。混合組成物に対する、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量は0.34質量%である。また、混合組成物に対する、無機充填剤1、2の含有量は51.7質量%である。
次に、得られた混錬物を、直径12インチ×30Lコモンヘッド型ミキシングロール(回転速度:18rpm)に供給し、ロール温度165℃以上190℃以下で圧延し、厚さ30μmのポリエチレンシートを製造した。これにより、農業シートを得た。
[実施例2]
HDPEの配合量を90質量部に変更し、エチレン・ブテンゴムの配合量を10質量部に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[実施例3]
HDPEの配合量を85質量部に変更し、エチレン・ブテンゴムの配合量を15質量部に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[実施例4]
HDPEの配合量を80質量部に変更し、エチレン・ブテンゴムの配合量を20質量部に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[実施例5]
ヒンダードアミン系光安定剤の配合量を5.8質量部(混合組成物に対して5質量%)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[実施例6]
ポリエチレン系樹脂を、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE、融点125℃、MFR(190℃、2160g):2.0g/10min)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[実施例7]
HDPEの配合量を75質量部に変更し、エチレン・ブテンゴムの配合量を25質量部に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[実施例8]
エチレン・ブテンゴムを、エチレン・プロピレンゴムに変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[比較例1]
ヒンダードアミン系光安定剤の配合量を0.05質量部(混合組成物に対して0.04質量%)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを製造した。
[比較例2]
ヒンダードアミン系光安定剤の配合量を10.5質量部(混合組成物に対して9.05質量%)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを製造した。
[比較例3]
ヒンダードアミン系光安定剤を、NOR型ではないヒンダードアミン系光安定剤(アデカスタブLA−68、アデカ社製)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを製造した。
[比較例4]
HDPEの配合量を100質量部に変更し、エチレン・ブテンゴムを使用しなかったこと以外は、実施例1と同様にして農業シートを得た。
[評価]
(伸度測定)
実施例1〜8および比較例1〜4で得られた農業シートに対して、伸度測定を行った。伸度は、農業シートのMD方向(流れ方向)とTD方向(幅方向)に対し、精密万能試験機(オートグラフ)を用いて試料幅15mm、標点間距離15mm、引張速度200mm/minに設定した引張試験によって測定した。なお、引張強度の測定は、農業シートを製造してから2日後に行った。また、各方向で10箇所測定し、最大値、最小値、平均値を求めた。その結果を表1および表2に示す。
(耐候性試験)
実施例1〜8および比較例1〜4で得られた農業シートに対して、耐候性試験を行った。耐候性試験では、得られた農業シートを亜硫酸水(亜硫酸5%)に72時間浸漬し、メタルハライドランプ式耐候性試験(装置規格:JTMG-01:2000、日本試験機工業会)による耐候性試験を行った。なお、農業シートは、それぞれ5cm×5cmに切断し、試験片とした。その結果を表1および表2に示す。変色、割れ等の外観異常がない場合を○と評価し、外観異常がある場合を×と評価した。
(可視光平均反射率測定)
実施例1〜8および比較例1〜4で得られた農業シートに対して、可視光の平均反射率測定を行った。可視光の平均反射率測定では、紫外・可視・近赤外分光光度計(島津製作所UV−3600)および積分球付属装置(ISR−3100)を用いて、入射角8°で可視領域380nm以上780nm以下での反射率(全反射率)を測定し、その平均反射率を求めた。なお、標準板として、米国ラブスフェア社製スペクトラロン(テフロン(登録商標)製)を用いた。また、耐候性試験後に、上記と同様にして、可視光の平均反射率測定を行った。その結果を表1および表2に示す。











Figure 2020096537
Figure 2020096537
表1および表2に示すように、オレフィン系共重合体ゴムを添加した実施例1〜8および比較例1〜3では、伸度のバラつきが小さかった。これに対して、オレフィン系共重合体ゴムを添加していない比較例4では、伸度のバラつきが大きく、特にTD方向での伸度のバラつきが大きかった。
また、実施例1〜8は、耐候性試験の結果(50時間、100時間、200時間、300時間)がいずれも良好であった。これに対して、比較例1は、50時間を過ぎると外観異常が生じた。これは、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量が少なすぎたためであると考えられる。一方、比較例2では、耐候性試験の結果は良好であったものの、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量が多するため、分散不良が見られ、製造段階で外観異常が生じた。なお、製造段階での外観異常に関して、実施例7は、実施例1〜6、8に比べて、僅かな外観異常(実用上問題がない程度の外観異常)が観察された。そのため、オレフィン系共重合体ゴムの含有量が多すぎると、外観異常を引き起こす可能性があることが示唆された。比較例3では、NOR型ではないヒンダードアミン系光安定剤を用いたため、50時間を過ぎると外観異常が生じた。
実施例1〜8および比較例1〜4で得られた農業シートの耐候性試験後でも可視光平均反射率は、いずれも85%以上と高かった。
(マルチカッター打ち抜き試験)
実施例1および比較例4で得られた農業シートに対して、打ち抜き試験を行い、2条蒔きに適用できるかを評価した。具体的には、図2に示すように、土壌20を覆う農業シート10に対して、筒状の打ち抜き部31を備えるマルチカッター30を押し付けることで、円形の開口部11を形成した。この際、図3に示すように、隣り合う開口部11の幅Wは40cmとし、開口部11の直径は10cmとした。その結果、実施例1で得られた農業シートは、開口部の端部に裂け目が生じなかったが、比較例4で得られた農業シートは、開口部の端部に1cm程度の小さな裂け目が生じた。実施例1で裂け目が生じなかった理由は、実施例1で得られた農業シートは、オレフィン系共重合体ゴムを含有し、柔軟性が高いためであると考えられる。このように、本開示における農業シートは、2条蒔き(2列栽培)用のマルチに適していることが確認された。
1…ポリエチレンシート
10…農業シート
20…土壌
30…マルチカッター

Claims (3)

  1. ポリエチレン系樹脂およびオレフィン系共重合体ゴムを含有する混合組成物と、光安定剤と、無機充填剤とを含有するポリエチレンシートを有し、
    前記無機充填剤が、炭酸カルシウムおよび酸化チタンの少なくとも一方を含み、
    前記ポリエチレンシートにおける前記無機充填剤の含有量が、前記混合組成物に対して、50質量%以上80質量%以下であり、
    前記光安定剤が、NOR型ヒンダードアミン系光安定剤であり、
    前記ポリエチレンシートにおける前記NOR型ヒンダードアミン系光安定剤の含有量が、前記混合組成物に対して、0.05質量%以上9.0質量%以下であり、
    可視光(波長380nm以上780nm以下)の平均反射率が90%以上である、農業シート。
  2. 前記ポリエチレン系樹脂および前記オレフィン系共重合体ゴムの合計に対する前記ポリエチレン系樹脂の割合が、80質量%以上、95質量%以下である、請求項1に記載の農業シート。
  3. 前記ポリエチレン系樹脂が、高密度ポリエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレンである、請求項1または請求項2に記載の農業シート。
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