JP2020092755A - ネイル用アクセサリー及びその製造方法 - Google Patents

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Mai Morikawa
真愛 森川
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Abstract

【課題】ピアスの感覚で自爪に取り付け・取り外しが可能でリアル性を有し且つ長期間に亘って使用可能なネイル用アクセサリーを提供する。【解決手段】台座3は、人の手の指先の爪の表面に当接可能に湾曲した裏面を有する。第1接着剤4の層は、台座3の表面上に固設されている。人工石等の主宝石1及び主宝石1の周辺に位置する人工石等の複数の副宝石2は、共に、第1接着剤4の層の表面上に固設されている。第2接着剤5の層は、主宝石1と各副宝石2との隙間及び副宝石2間の隙間を完全に埋め尽くしていると共に、第1接着剤4の表面を全面的に被覆している。第2接着剤5は、第1接着剤4の硬化時の強度よりも強い硬化時の強度を有する。両面テープの一方の面は台座1の裏面に接着され、他方の面は爪の表面に接着される。【選択図】図1

Description

本発明は、人の手の指先の爪(以下「自爪」という。)に付けるためのネイル用アクセサリー及びその製造方法に関する。
従来、ネイルサロンに於いて、ネイリストが客の自爪の表面上にジェル状のネイル液を接着剤として塗布して硬化させることで硬化後の当該接着剤の上に複数の宝石(ストーン;人工石)をネイル用アクセサリーとして形成するサービスの提供が行われている。
又、人口爪を用いたネイル用アクセサリー、或いは、リングを指に嵌め込む方式のネイル用アクセサリー等、種々のタイプのネイル用アクセサリーが提案されている(例えば、特許文献1乃至2及び非特許文献1を参照。)。
特開2012−005884号公報 特開2018−61699号公報
おしゃれ! ネイルリング ジュエリー レディース ネイルアート 爪の指輪 チップリング アクセサリー 4本セット katsuma5614(URL:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC-katsuma5614/dp/B00QXHONN4)
その表面上に複数の宝石がジェル状ネイル液による接着剤を介して配設されている自爪は、時間の経過につれて伸びる。そのため、当該自爪の伸び量に応じて、上記のジェル状ネイル液による接着剤も伸びて、当該接着剤の膜厚が薄くなっていくと共に、自爪の伸びた分は爪切り器により切られる。その結果、ネイルサロンに於いて自爪上にネイル用アクセサリーを形成してから1か月程の時間の経過後には、上記接着剤の膜が剥がれてきてネイル用アクセサリーのアート性は著しく損なわれることとなる。場合によっては、自爪の表面上の宝石が剥がれて落ちてしまう場合が生じる。そのため、客は、再度、ネイルサロンを訪問して自爪の表面上のネイル用アクセサリーの付け替えを行うこととなる。即ち、ネイリストにより、自爪の表面に既に付着している上記接着剤の膜が削り取られて剥がされた上で、自爪上に新たなネイル用アクセサリーが同一工程を経て再形成される。その際には、自爪上に付着していた各宝石は捨てられることとなる。その点では、宝石の無駄遣いが行われており、もったいない事態が生じていると言える。逆に言えば、自爪上のネイル用アクセサリーは1か月程度の期間だけ使えれば十分である様に(その点を前提とした上で)、ネイルサロンに於けるネイル用アクセサリー形成サービスは提供されていると、言える。
又、ネイリストが作成したネイル用アクセサリーでは、人が、その日の気分に応じて、ネイル用アクセサリーを日々付け替えて楽しむ事もままならない状態となっている。
(発明の目的)
この発明はその様な問題点に鑑みて成されたものであり、その主目的は、(1)ピアスと同じ様な感覚で自在に自爪に取り付け・取り外しが可能であり、(2)ネイリストにより形成されたものと同じ様な実在性(リアル性)を有すると共に、(3)爪の伸びの有無に係わらず長期に亘って使用可能な、ネイル用アクセサリーを提供する点にある。
本発明の主題に係るネイル用アクセサリーは、人の手の指先の爪の表面に当接可能に湾曲した裏面を有する台座と、前記台座の前記裏面に対向する表面上に固設された裏面を有する第1接着剤と、前記第1接着剤の前記裏面に対向する表面上に固設された主宝石と、前記第1接着剤の前記表面及び前記主宝石の側面に固設されて前記第1接着剤の前記表面を全面的に被覆すると共に、前記第1接着剤の硬化時の強度よりも強い硬化時の強度を有する第2接着剤とを備えることを特徴とする。
本発明の主題に係るネイル用アクセサリーによれば、ピアスと同じ様な感覚で自爪にネイル用アクセサリーを自在に取り付け・取り外しが可能であると共に、爪の伸びの有無に係わらず、1か月を超える長期間に亘ってネイル用アクセサリーを使用して当該ネイル用アクセサリーによるネイルアートを楽しむことが出来る。
以下、本発明の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本発明の実施の形態1に係るネイル用アクセサリーの構成を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係るネイル用アクセサリーの構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係るネイル用アクセサリーの製造工程を示すフローチャートである。
(実施の形態1)
<ネイル用アクセサリーの構成>
図1は、本実施の形態1に係るネイル用アクセサリー100の構成を模式的に示す平面図である。又、図2は、図1に於ける断線IA−IBに関するネイル用アクセサリー100の縦断面構成を模式的に示す縦断面図である。尚、主宝石1とその周辺の2個の任意の副宝石2とを含む任意の断線に関する縦断面構成は、図2に示される縦断面構成と同一である。図1及び図2の参照より理解される通り、ネイル用アクセサリー100をその上方から眺めた際の当該ネイル用アクセサリー100の平面視構成としては、後述する各宝石1,2の突出面(例えば半球状面。)及び第2接着剤5の層乃至は膜の表面が、構成用要素として視認される。
図1及び図2の一例に於いて、平面視に於いて円形を有する台座3は、例えば金属性の材質より成る、比較的に厚みが薄い略円柱状の板を、全体的に湾曲を成す様に、ペンチ等のネイル用道具(図示せず。)で曲げることにより形成される。台座3の材質としては、例えば、メッキ加工を施した真鍮が用いられる。尚、台座3の形状・厚みは共に任意であり、状況に応じて適宜に設定される。この台座3が有する特徴点は、台座3が、自爪の湾曲した表面(図示せず。)に沿って当該湾曲表面に全体的に当接可能となる様に湾曲された裏面3RSを有する点にある。勿論、台座3の裏面3RSに対向する表面3SSもまた、上記台座3の折り曲げ加工を通じて、裏面3RSの湾曲形状に応じた湾曲度を有する。即ち、台座3の裏面3RSは、自爪の湾曲した表面の曲率乃至は曲率半径に応じて設定された曲率乃至は曲率半径Rを有する(図2の点ROは裏面3RSの曲率中心に該当する。)。この場合、自爪の表面の湾曲度ないしは曲率は、厳密には、人によって異なる。そこで、任意に選ばれた複数人の女性の各人の爪の表面の湾曲度に対応する曲率乃至はカーブを有する型を複数個作成した上で、それらの型の中で平均的な湾曲度乃至は曲率を有する型を選択し、その選択された型に基づいて、各台座3の、自爪の表面に当接可能に湾曲して成る裏面3RS・表面3SSが、上記ネイル用道具を用いて形成される。勿論、オーダーメイドの注文を受けたネイル用アクセサリー100の作成の場合に於いては、当該注文者の自爪の表面の湾曲度に基づいて特注の型を作り、その特注型の湾曲面(カーブ)の曲率に基づき、適切な曲率を有する、湾曲した台座3の裏面3RSが、個別に加工されて形成される。
又、台座3の裏面3RSに対向する湾曲した表面3SS上に、第1接着剤4の層(第1接着膜又は第1接着層)が形成されている。即ち、台座3の表面3SSの湾曲度乃至は曲率に応じて湾曲した第1接着剤4の層は、表面3SSの全面に亘って固設された裏面4RSを有する。この第1接着剤4の層は、一般にネイル用として市販されている透明なジェル(Gel)状のネイル液が台座3の表面3SSの全面に亘って塗布された上でUV光照射等の硬化方法によって硬化されることにより形成される。硬化後の第1接着剤4は、台座3の表面3SSの全面に亘って形成された透明なプラスチック状の層乃至は膜を成す。
そして、主宝石1が、第1接着剤4の湾曲した裏面4RSに対向する湾曲した表面4SSの略中央部上に、第1接着剤4により固設されている。この主宝石1としては、例えば「スワロフスキー(登録商標)の人工石」の様な、各種の人工石が、本実施の形態では用いられる。更に、第1接着剤4の表面4SSの内で主宝石1の周辺に位置する表面部分4SSP上に、少なくとも一つの副宝石2が、第1接着剤4により固設されている。本実施の形態では、この副宝石2として、例えば「スワロフスキー(登録商標)の人工石の一つである真珠」の様な、各種の人工石が用いられている。ここで、副宝石2は、主宝石1と同一種類の人工石であっても良いし、又は、異なる種類の人工石であっても良い。又、副宝石2の数は任意であり、且つ、副宝石2の配置位置である表面部分4SSPも、主宝石1の周辺に位置する限り、任意である。本実施の形態では、一例として、主宝石1の全周囲を取り囲む様に等間隔で配設された8個の副宝石2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2Hが、第1接着剤4により、その表面部分4SSP上に接着・固定されている。これらの副宝石2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2Hは、同一種類の人工石であっても良いし、或いは、異なる種類の人工石より成るものであっても良い。
更に、第2接着剤5の層(第2接着膜又は第2接着層)が、この段階で露出している第1接着剤4の層の表面4SSの全面上に且つ主宝石1及び各副宝石2の各々の側面部上に、固設されている。そのため、第2接着剤5の層は、第1接着剤4の層の表面4SSを全面的に被覆している(図1参照。)。しかも、第2接着剤5の層は、主宝石1と各副宝石2との隙間部分及び副宝石2同士の隙間部分をも完全に埋め尽くしている(図1参照。)。斯かる第2接着剤5の層は、一般にアクセサリー用(装飾用)として市販されている透明なレジン液(合成樹脂の液)がその段階で露出している第1接着剤4の表面4SSの全面及び各宝石1,2間の隙間部分に亘って塗布された上で、UV光照射等の硬化方法によって硬化されることにより形成される。硬化後の第2接着剤5は、第1接着剤4の表面4SSの全面上及び各宝石1,2間の各隙間部分の全体に亘って形成された、透明なプラスチック状の層乃至は膜を成す。この第2接着剤5の透明な層を成す透明なレジン液としては、例えば、エポキシレジン又はUVレジンが用いられる。ここで、本実施の形態の特徴点として、第1接着剤4の硬化時の強度よりも十分に強い硬化時の強度を有する透明なレジン液が、第2接着剤5の層を成す合成樹脂液として採用されている。この様に、第1接着剤4よりも十分に強い強度を有する第2接着剤5の層により、第2接着剤5の層形成時に露出している第1接着剤4の表面4SSの全面及び各宝石1,2間の各隙間部分の全体が、被覆・埋め込みされている。そのため、台座3のR状の湾曲面3RS,3SSの形状が経時変形することなく、そのR形状が、ネイル用アクセサリー100の使用期間・保存期間中、維持され続ける。且つ、空気に晒されることに伴う第1接着剤4の層の経時劣化が、第2接着剤5の層による被覆によって、効果的に抑制乃至は防止される。
又、ネイル用アクセサリー100は、その使用時のための構成部品として、図2に例示される両面テープ6を有する。即ち、両面テープ6は、ネイル用アクセサリー100の使用の際に於いて、台座3の裏面3RSに接着される一方の面6SS、及び、人の自爪の表面に接着される他方の面6RSを有する。この両面テープ6の形状及び寸法は任意であるが、一方の面6SSが台座3の裏面3RSに確実に接着される様に、予め、台座3の裏面3RSの形状及び寸法に応じて、両面テープ6の形状及び寸法が適切にカットされて設定されている。斯かる両面テープ6が台座3に付着されることで、両面テープ6の厚みが、自爪の表面と台座3の裏面3RS間に生じ得る数mm程度の隙間を埋め尽くして補う。
<ネイル用アクセサリーの製造方法(製造工程)・使用方法>
図3は、本実施の形態に係るネイル用アクセサリー100の製造工程を示すフローチャートである。以下、図1及び図2を参照しつつ、図3に基づき、ネイル用アクセサリー100の製造方法について記載する。
ステップS1: メッキ加工された真鍮等の金属材より成る台座3を用意する。その上で、既述の通りの方法で以って、台座3の裏面3RSが自爪の表面に当接可能となる様に、加工者は台座3を湾曲させる。当該湾曲工程S1を経て、台座3は、平均的な女性の爪の表面の湾曲度(曲率)に対応した曲率半径Rを有することとなる。
ステップS2: 加工者は、湾曲した台座3の表面3SS上に、透明なジェル状のネイル液(市販品)より成る第1接着剤4を全面に亘って塗布する。
ステップS3: 加工者は、塗布後の第1接着剤4のジェル状の表面4SS上に、主宝石1及び各副宝石2の各々を、最終的に各宝石1,2が第2接着剤5の表面5Sより全体的に半球状に突出する様に、既述の通りに配設した上で、塗布後の第1接着剤4を硬化させる。この硬化により、各宝石1,2の裏面は、硬化して成る第1接着剤4の層によって固設される。
ステップS4: 加工者は、硬化後の第1接着剤4の層の表面4SS上に、既述の透明なレジン液(市販品)より成る第2接着剤5を、全体的に塗布する。斯かる塗布工程を通じて、加工者は、各宝石1,2間の各隙間を完全に第2接着剤5で埋め込むと共に、第1接着剤4の層の表面4SSを全面的に第2接着剤5で被覆する。その状態に於いて、加工者は、塗布後の第2接着剤5を硬化させる。ここで、既述の通り、第2接着剤5の硬化後の強度は、第1接着剤4の硬化後の強度よりも強い。この工程により、第1接着剤4の層の露出していた表面4SSは全面的に第2接着剤5の層で被覆されると共に、各宝石1,2間の各隙間は完全に第2接着剤5の層で以って埋め込まれることとなる。その結果、図1及び図2に例示されたネイル用アクセサリー100が完成される。尚、台座3よりはみ出した第2接着剤5の層のバリは、当該バリを磨く作業によって削り取られ、その後、第2接着剤5の層の表面5Sに対するコーティング工程が行わることにより、合成樹脂層より成る第2接着剤5の層は光沢(つや)を有することとなる。
尚、別途の工程で、既述した両面テープ6が、台座3の裏面3RSの形状・寸法・湾曲度に応じて適切にカットされて製作される。
ステップS5: ネイル用アクセサリー100の使用方法
使用者は、既述の通り、先ず両面テープ6の一方の面6SSを台座3の裏面3RSに貼り付ける。その上で、使用者は、台座3の裏面3RSに貼り付けられた両面テープ6の他方の面6RSの絶縁部を剥がして自爪の表面上に貼り付ける。この作業により、図1及び図2に例示されたネイル用アクセサリー100が、当該使用者の自爪の表面上に貼付される。尚、ネイル用アクセサリー100を自爪の表面から取り外すときには、使用者は、ネイル用アクセサリー100自体を単に上方へ向けて引っ張ることで、両面テープ6の他方の面6RSを自爪の表面から剥がし取れば良いだけである。この様に、使用者は、毎日或いは数日間隔で、簡単にネイル用アクセサリー100の自爪の表面への取り付け・当該自爪の表面からの取り外しを行うことが出来る。従って、使用者は、ネイル用アクセサリー100の付け替えを容易に且つ自在に行うことが出来、その際に、ジェル状のネイル液を自爪の表面へ一々塗布する作業を一切不要とすることが出来る。
<ネイル用アクセサリーの使用時の利点>
既述した構成を有するネイル用アクセサリー100の使用により、以下に列挙する利点が得られる。
ア)既述の通り、第2接着剤5の硬化後の強度は、第1接着剤4の硬化後の強度よりも十分に強い。そのため、台座3の湾曲形状が固まって元の形状に戻ることは無く、台座3の裏面3RSの湾曲形状がネイル用アクセサリー100の使用中及び保管中に於いても保持され続ける。従って、使用者は、ネイル用アクセサリー100を両面テープ6によって確実に且つ容易に自爪の表面に取り付けることが可能である。
イ)各宝石1,2は、各宝石1,2間の隙間部分が第2接着剤5の層によって完全に埋め込まれており、第1接着剤4の層の表面4SSに強固に結合されている。この第2接着剤5の層による結合の補強により、各宝石1,2が使用中等に於いて剥がれ落ちることは無い。このため、ネイル用アクセサリー100を爪の表面に付けたままの状態で手の指を水洗いしても、或いは、一日中ネイル用アクセサリー100を爪の表面に付けていても(原則として入浴時を除く。)、ネイル用アクセサリー100自体に何らの異変も生じなく、ネイル用アクセサリー100の性能は維持されて大丈夫である。又、ネイル用アクセサリー100の各宝石1,2が髪の毛又は突起物に引っかかっても、各宝石1,2が剥がれ落ちることも無い。従って、ネイル用アクセサリー100の使用に際して、ジェル状のネイル液自体を接着剤として自爪の表面に塗る必要性は全く無く、仮に自爪の表面にマニキュアを塗っていても、その上に更にネイル用アクセサリー100を付けることも何ら問題無く可能である。尚、再度記載しておくが、本ネイル用アクセサリー100に於いては、1)台座3の裏面3RSの形状・寸法・曲率に合わせて両面テープ6のシールの形状等が適切にカットされていること、2)各宝石1,2間の隙間部分は全てジェル状ネイルよりも強度の強いレジンの第2接着剤5の層によって完全に埋め込まれていること、及び、3)台座3の裏面3RSは自爪の表面の湾曲形状に合わせて適切に湾曲されている。これらの諸点により、両面テープ6を使用してネイル用アクセサリー100を自爪の表面に付けていても、水分が当該ネイル用アクセサリー100の何れの部分からも侵入し難くなる。そのため、ネイル用アクセサリー100を爪の表面に付けたままの状態で、日中何度も手の指を水洗いし或いは一日中外出していても、ネイル用アクセサリー100が当該手の指の爪から簡単には外れ落ちないのである。
ウ)第1接着剤4の層の表面は、第2接着剤5の層によって完全に被覆されており、そのため、直接に空気に接することは無く、露出による劣化に対して保護されている。しかも、自爪が伸びてきて自爪の先端部を爪切り器で切った場合であっても、何ら問題無く、そのままの状態でネイル用アクセサリー100を自爪の表面上に付けて使用し続けることが出来る。そのため、1か月を超える長期間に亘って、ネイル用アクセサリー100を自爪の表面上に付けて楽しみ続けることが出来る。逆に、ピアスを使用する様な気軽な感覚で、日々、ネイル用アクセサリー100を自爪の表面上に取り付け、翌日に取り外して、ネイル用アクセサリー100を付け替える楽しさを味わうことも出来る。
エ)図1の平面図より明らかに理解される通り、平面視に於けるネイル用アクセサリー100の構成は、ネイルサロンに於いてネイリストが客の爪の表面に付けるネイル用アクセサリーと見劣りがしない程に見栄えが良い。従って、ネイル用アクセサリー100は、恰もネイリストにより形成されたものと同じ様な実在性(リアル性)を有している。そのため、ネイル用アクセサリー100を使用する者は、その実在性(リアル性)を実感しつつ使用し続けることが出来る。
(変形例)
(1) 実施の形態1では、主宝石1及び副宝石2の一例として、人工石(人工宝石)が用いられているが、天然石、人造石(人造宝石)、又は、模造宝石が、主宝石1及び/又は副宝石2の一例として用いられても良い。
その意味で、本発明に於ける「宝石」とは、「人工石、天然石、人造石又は模造宝石の何れかより成る石(ストーン)」であると、概念的に定義付けされる。
(2) 実施の形態1では、主宝石1が台座3の表面の略中央部上に配設されていたが、この点に限定されるものではなく、主宝石1の台座3上の配置位置は上記中央部から外れた位置であっても良く、その配置位置は任意である。
(3) 実施の形態1では、主宝石1及びその周辺に位置する複数の副宝石2が台座3の表面上方に配設されていたが、副宝石2は無くて主宝石1のみが台座3の表面上方に配設されていても良い。この場合には、第2接着剤5の層は、第1接着剤4の層の表面及び主宝石1の側面部分に固設されて、単に第1接着剤4の層の表面を全面的に被覆する。斯かる変形例に於いても、実施の形態1で既述した利点が得られる。
(4) 実施の形態1では、複数の副宝石2は、主宝石1とは分離されて主宝石1の周辺部分に配設されていたが、これに代わって、一部の副宝石2又は全部の副宝石2は、主宝石1と部分的に重なる様に乃至は接触する様に、主宝石1に対して配設されていても良い。この場合に於いても、第2接着剤5の層は、主宝石1と各副宝石2との間の隙間部分を全体的に埋め尽くしている。本発明に於いては、この様な副宝石の配置をも含めて、「少なくとも一つの副宝石は、第1接着剤の表面の内で主宝石の周辺に位置する表面部分上に固設されている」という概念が定義付けされている。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正及び/又は変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
本発明は、例えば、何時でも付け外し自在に、人の自爪に付けるためのネイル用アクセサリーに適用して好適である。
100 ネイル用アクセサリー
1 主宝石(第1ストーン)
2,2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2H 副宝石(第2ストーン)
3 台座
3RS 台座の裏面
3SS 台座の表面
4 第1接着剤(第1接着層又は第1接着膜)
5 第2接着剤(第2接着層又は第2接着膜)
6 両面テープ
6SS 両面テープの一方の面
6RS 両面テープの他方の面

Claims (5)

  1. 人の手の指先の爪の表面に当接可能に湾曲した裏面を有する台座と、
    前記台座の前記裏面に対向する表面上に固設された裏面を有する第1接着剤と、
    前記第1接着剤の前記裏面に対向する表面上に固設された主宝石と、
    前記第1接着剤の前記表面及び前記主宝石の側面に固設されて前記第1接着剤の前記表面を全面的に被覆すると共に、前記第1接着剤の硬化時の強度よりも強い硬化時の強度を有する第2接着剤と
    を備えることを特徴とするネイル用アクセサリー。
  2. 請求項1に記載のネイル用アクセサリーであって、
    前記第1接着剤の前記表面の内で前記主宝石の周辺に位置する表面部分上に固設された少なくとも一つの副宝石を更に備えており、
    前記第2接着剤は、前記副宝石の側面に固設されて前記主宝石と前記副宝石との隙間部分をも埋め尽くしている
    ことを特徴とするネイル用アクセサリー。
  3. 請求項1又は2に記載のネイル用アクセサリーであって、
    前記台座の前記裏面に接着される一方の面及び前記爪の前記表面に接着される他方の面を有する両面テープを
    更に備えることを特徴とするネイル用アクセサリー。
  4. 台座の表面上に塗布されたジェル状のネイル液の硬化により前記台座の前記表面上に固設されて成る複数の宝石と、
    前記複数の宝石同士の各隙間を埋め尽くすと共に、硬化後の前記ジェル状のネイル液の第1接着剤を全面的に被覆する第2接着剤と
    を備えると共に、
    前記第2接着剤の硬化後の強度は前記第1接着剤の硬化後の強度よりも強い
    ことを特徴とするネイル用アクセサリー。
  5. 台座の裏面が人の手の指先の爪の表面に当接可能に前記台座を湾曲させる第1工程と、
    前記台座の表面に第1接着剤を塗布する第2工程と、
    前記第1接着剤上に複数の宝石を配設した上で前記第1接着剤を硬化させる第3工程と、
    硬化後の前記第1接着剤の表面上に第2接着剤を塗布して前記複数の宝石同士の各隙間を埋め込むと共に、前記第1接着剤の前記表面を全面的に被覆した上で、前記第2接着剤を硬化する第4工程と
    を備えており、
    前記第2接着剤の硬化後の強度は前記第1接着剤の硬化後の強度よりも強い
    ことを特徴とするネイル用アクセサリーの製造方法。
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Citations (9)

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