JP2020090038A - 通帳取扱い装置および通帳取扱い装置の制御方法 - Google Patents
通帳取扱い装置および通帳取扱い装置の制御方法 Download PDFInfo
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しかし、特許文献1においては、ページ捲りが正常に行われたかどうかの判断は、通帳をページ捲り部から光学読取部へ搬送し、通帳に印刷されたページ情報であるページバーコードを読取って判断している。その結果、もし、多重枚の捲りをしているという判断となれば、通帳を再びページ替え部に戻す搬送を行い、ページ替え部において捲り戻す制御を行っている。また、ページ捲りができなかったと判断された場合も、同様に通帳を再びページ替え部に戻す搬送を行い、ページ捲りを再度実行するよう制御している。
このため、特許文献1の場合、ページ捲りを行った後、毎回、光学読取部へ通帳を搬送し、通帳に印刷されたページバーコードを確認して正常なページ捲りが行われたかどうかを判断し、正常でない場合にはページ替え部に戻す搬送を行い、ページ替え部で再び捲り直しを行なうので、処理時間がかかってしまう。
まず、図1において、通帳1が挿入口2から投入されると、搬送装置が通帳1を搬送する。搬送装置については、ここでは、搬送ローラを備えた搬送部3しか記載していないが、通帳を搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトを駆動する駆動機構で構成されている。駆動部9は、この搬送装置を駆動するものである。読取記録部4は、通帳の記載(記録)がいっぱいになり、新通帳を発行する際に、新規通帳の磁気ストライプに情報を書込むためなどに用いる。新規通帳は、通帳繰出部10から繰り出される。光学読取部5は、搬送路上面に配置されており、通帳1の開かれた紙面上に記録された情報を光学的に検知する。印字部6は、搬送路上面に配置されており、通帳に必要な情報(取引情報等)を印刷する(記帳する)。ページ替え部7は、搬送されてきた通帳1のページ捲りを行うものであり、具体的な構成は後述する。制御部8は、通帳取扱い装置機構部全体を制御する機能を有する。
次に、図1の通帳取扱い装置の動作を、図3及び図4の動作フロー図を用いて説明する。図3は通帳取扱い動作全体を示しており。図4は図3の動作における「ページ捲り処理」の詳細な動作を示している。
ページ替え部7の構成を、図5〜図10に示す。ページ替え部7では、通帳繰出部10から繰出された新規通帳の表紙を捲る機能とユーザ(利用者)が挿入した通帳の中紙を捲る機能を有しており、これらを同じ機構でページ捲りを行っている。
さて、次に、再び図3と図4に戻り、動作説明を行う。図3のステップS08の詳細な動作を、図4により詳細に説明する。
この図4のステップS86においてNOの判定になると、正常なページ捲りが実施されたものと判断し、図3のステップS09に進む。
ステップS11では、通帳への未記帳データの印字処理を行う。そして、ステップS12にて磁気ストライプの記録処理後、通帳返却のために通帳を挿入口2に搬送する。
以上説明したように、この実施例では、ページ替え部7に設置した厚みセンサー14によるページ捲り前後の厚みを検知し、ページ捲り前後の厚み差(B−A)により、ページ捲りが正常に行われたか否かを判断できるので、ページ捲りの都度光学読取部へ5に搬送する動作が不要となる。また、ページ捲りが正常に行われなかった場合にページ捲り部に通帳を搬送する必要もなくなる。したがって、ページ捲りに要する時間を大幅に短縮することができる。
Claims (6)
- 通帳を所定方向に搬送する搬送装置と、前記通帳に記載されたデータを読取る光学読取部と、前記通帳のページ捲りを行うページ替え部とを配置した通帳取扱い装置であって、
前記ページ替え部に搬送される前記通帳の厚みを検知する厚み検知センサーと、
前記厚み検知センサーから前記ページ捲り前の厚みと前記ページ捲り後の厚みとを入力して厚み差を求め、前記厚み差に基づいて前記ページ捲りが正常に実施されたか否かを判断し、前記ページ捲りが正常に実施されていない場合には前記ページ替え部により前記通帳の前記ページ捲りを再度実施する制御部と、
を設けた通帳取扱い装置。 - 請求項1記載の通帳取扱い装置において、
前記制御部は、前記通帳を構成する用紙1枚分の厚さを判断するために選定された第1閾値と、前記通帳を構成する用紙2枚分の厚さを判断するために選定された第2閾値とを用意し、前記厚み差が前記第1閾値より小さい場合に前記ページ捲りが行われていないものと判断し、前記厚み差が前記第2閾値より大きい場合に多重捲りが行われたものと判断すること、を特徴とする通帳取扱い装置。 - 請求項1記載の通帳取扱い装置において、
前記制御部は、前記ページ捲りを前記再度実施した後に、前記通帳を前記光学読取部の設置された位置に搬送し、前記光学読取部が前記通帳のページ情報を読取り、前記ページ捲りが正常に行われたことを確認すること、を特徴とする通帳取扱い装置。 - 通帳を所定方向に搬送する搬送装置と、前記通帳に記載されたデータを読取る光学読取部と、前記通帳のページ捲りを行うページ替え部とを配置した通帳取扱い装置を制御する通帳取扱い装置の制御方法であって、
前記ページ替え部に搬送される前記通帳の厚みを検知する厚み検知センサーを設けておき、
前記厚み検知センサーから前記ページ捲り前の厚みと前記ページ捲り後の厚みとを入力して厚み差を求め、
前記厚み差に基づいて前記ページ捲りが正常に行われたか否かを判断し、
前記ページ捲りが正常に行われていない場合には前記ページ替え部により前記通帳の前記ページ捲りを再度実施するようにした通帳取扱い装置の制御方法。 - 請求項4記載の通帳取扱い装置の制御方法において、
前記通帳を構成する用紙1枚分の厚さを判断するために選定された第1閾値と、前記通帳を構成する用紙2枚分の厚さを判断するために選定された第2閾値とを用意しておき、前記厚み差が前記第1閾値より小さい場合に前記ページ捲りが行われていないものと判断し、前記厚み差が前記第2閾値より大きい場合に多重捲りが行われたものと判断すること、を特徴とする通帳取扱い装置の制御方法。 - 請求項4記載の通帳取扱い装置の制御方法において、
前記ページ捲りを前記再度実施した後に、前記通帳を前記光学読取部の設置された位置に搬送し、前記光学読取部が前記通帳のページ情報を読取り、前記ページ捲りが正常に行われたことを確認すること、を特徴とする通帳取扱い装置の制御方法。
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JP2018228665A JP7171401B2 (ja) | 2018-12-06 | 2018-12-06 | 通帳取扱い装置および通帳取扱い装置の制御方法 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6154992A (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-19 | 株式会社日立製作所 | 冊子の自動ペ−ジ替え装置 |
JP2002127643A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-08 | Hitachi Ltd | ページ替え装置 |
JP2003099902A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-04 | Hitachi Ltd | 通帳及び通帳処理装置 |
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Patent Citations (3)
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