JP2020086272A - 筐体及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図2は、実施形態に係るプリンタの概略構成図である。
同図において、このプリンタは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y、C、M、Kと記す)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット160Y,160C,160M,160Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を形成するためのプロセスユニット160Kを例にすると、潜像担持体たるドラム状の感光体161K、現像装置162K、帯電装置163K、ドラムクリーニング装置164K、除電装置等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスユニット160Kは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
プリンタの筐体の上カバー150は、図3中の矢印Aで示すように、軸部材150aを中心にして回動自在に支持されており、図3中の反時計回り方向に回転することで、プリンタの筐体に対して開いた状態になる。そして、プリンタ100の筐体の上部開口を大きく露出させる。また、光書込ユニット165も軸部材150aを中心にして回動自在に支持されており、光書込ユニット165を図3中の反時計回り方向に回転させることで、四つのプロセスユニット162(K,C,M,Y)の上面を露出させることができる。これにより、各プロセスユニット162(K,C,M,Y)を上方から着脱することができる。
筐体は、上カバー150や外部カバー151などの外装カバーと、本体フレームとで構成され、図に示すように、筐体の本体フレーム1Aは、樹脂からなる右フレーム2と、樹脂からなる左フレーム3と、板金からなる前フレーム4と板金からなる後フレーム5とを有している。
以下の説明では、図7、図8の従来構成と同一の構成については、適宜、説明を省略する。
図1に示すように、本実施形態の本体フレーム1は、左フレーム3の下側が、後フレーム5よりも後側に位置し、本体フレーム1の左後端Eが、上下方向に左フレーム3と後フレーム5とが重なり合うように構成されている。
図4に示すように左フレーム3の電源基板10が取り付けられる部分には、板金からなり、電磁ノイズなどをシールドするためのシールド部材6が取り付けられている。このシールド部材6には、板金からなる後フレーム5にネジ止めされるネジ止め部6aを有している。
図5に示すように、左フレーム3の後フレーム5上下に重なり合う部分の後側端部には、前後方向に垂直な補強壁部3aを有している。補強壁部3aを設けることで、本体フレームの上部に支持されるプロセスカートリッジなどの荷重を補強壁部3aで支えることができ、本体フレーム1の剛性・耐久性を高めることができる。
図6に示すように、本実施形態においては、左フレーム3の下側を、後側に延ばして、本体フレームの左後端が、上下方向に左フレーム3と後フレーム5とが重なり合うように構成したことで、左フレーム3に取り付けられる電源基板10の後側端部T1を、後フレーム5に取り付けられる基板よりも後側に位置させることができる。これにより、上下方向からみたとき、電源基板10が電圧検知基板13に対して交差する。
(態様1)
基板が保持される筐体(本実施形態では、外装カバーと本体フレームとからなる)において、電圧検知基板13などの第一基板を取り付ける後フレーム5などの第一取り付け部材と、鉛直方向において、電源基板10などの第二基板が、第一基板と異なる位置を取り、かつ、鉛直方向から見たとき、第二基板が、第一基板と交差するように、第二基板が取り付けられる左フレーム3などの第二取り付け部材とを備える
態様1によれば、電源基板10などの第二基板が、鉛直方向から見たとき、第一基板に対して交差するように第二取り付け部材に取り付けられることで、交差して第一基板よりも外装カバー側に延在するように見える第二基板の部分を、第一取り付け部材と装置の外装カバーとの間のスペースに位置させることができる。これにより、鉛直方向から見たとき、第二基板が、第一基板に対して交差しないように第二取り付け部材に取り付けられるものに比べて、第二基板の配置スペースを広げることが可能となる。これにより、装置を大型化することなく、第二基板を大型化することができる。
態様1において、電圧検知基板13などの第一基板と電源基板10などの第二基板とは、基板間を電気的に接続するハーネス20などの接続部材により接続されている。
これによれば、第一基板と第二基板とを電気的に接続することができる。
態様1または2において、鉛直方向において、後フレーム5などの第一取り付け部材の一部と左フレームなどの第二取り付け部材の一部とが重なり合うように構成されている。
これによれば、実施形態で説明したように、電圧検知基板13などの第一基板に対して鉛直方向で異なる位置をとり鉛直方向からみたとき、第一基板と交差するように、第二基板を取り付けることができる。
態様3において、後フレーム5などの第一取り付け部材の一部と左フレーム3などの第二取り付け部材の一部とが重なり合う箇所の、第一取り付け部材と、第二取り付け部材との対向部には、隙間を有する。
これによれば、実施形態で説明したように、基板の熱を、上記隙間を介して逃がすことができ、基板の温度上昇を抑制することができる。
態様3または4において、後フレーム5などの第一取り付け部材の左フレーム3などの第二取り付け部材と重なり合う部分、および、第二取り付け部材の第一取り付け部材と重なり合う部分の少なくとも一方に、補強壁を設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、基板保持構造体の剛性を高めることができる。
態様1乃至5いずれかにおいて、後フレーム5などの第一取り付け部材には、電圧検知基板13などの第一基板の他に少なくともひとつの基板(本実施形態では、エンジン基板11とコントローラ基板12)が取り付けられており、第二基板は、各基板に電圧を印加する電源基板10であり、第一基板は、第一取り付け部材に取り付けられた複数の基板のうち、第二基板から印加される電圧が最も高い基板である。
これによれば、実施形態で説明したように、最もノイズの受けやすい印加される電圧が最も高い基板と第二基板とを電気的に接続するハーネスなどの接続部材を短くすることができる。これにより、ノイズを効果的に抑制することができる。
複数の基板を保持する画像形成装置において、複数の基板を保持する筐体として、態様1乃至6いずれかに記載の基板保持構造を用いた。
これによれば、装置を大型化することなく、基板を大型化することができる。
2 :右フレーム
3 :左フレーム
3a :補強壁部
4 :前フレーム
5 :後フレーム
5a :前後方向に垂直な面
5b :穴
6 :シールド部材
6a :ネジ止め部
10 :電源基板
10a :コネクタ
11 :エンジン基板
11a :コネクタ
12 :コントローラ基板
13 :電圧検知基板
20 :ハーネス
100 :プリンタ
S :隙間
T1 :電源基板の後側端部
Claims (7)
- 基板が保持される筐体において、
第一基板を取り付ける第一取り付け部材と、
鉛直方向において、第二基板が、前記第一基板と異なる位置を取り、かつ、前記鉛直方向から見たとき、前記第二基板が、前記第一基板と交差するように、前記第二基板を取り付ける第二取り付け部材とを備えることを特徴とする筐体。 - 請求項1に記載の筐体において、
前記第一基板と前記第二基板とは、基板間を電気的に接続する接続部材により接続されていることを特徴とする筐体。 - 請求項1または2に記載の筐体において、
前記鉛直方向において、前記第一取り付け部材の一部と前記第二取り付け部材の一部とが重なり合うように構成されていることを特徴とする筐体。 - 請求項3に記載の筐体において、
前記第一取り付け部材の一部と前記第二取り付け部材の一部とが重なり合う箇所の、前記第一取り付け部材と、前記第二取り付け部材との対向部には、隙間を有することを特徴とする筐体。 - 請求項3または4に記載の筐体において、
前記第一取り付け部材の前記第二取り付け部材と重なり合う部分、および、前記第二取り付け部材の前記第一取り付け部材と重なり合う部分の少なくとも一方に、補強壁を設けたことを特徴とする筐体。 - 請求項1乃至5いずれか一項に記載の筐体において、
前記第一取り付け部材には、前記第一基板の他に少なくともひとつの基板が取り付けられており、
前記第二基板は、各基板に電圧を印加する電源基板であり、
前記第一基板は、第一取り付け部材に取り付けられた複数の基板のうち、前記第二基板から印加される電圧が最も高い基板であることを特徴とする筐体。 - 複数の基板を保持する画像形成装置において、
前記複数の基板を保持する筐体として、請求項1乃至6いずれか一項に記載の筐体を用いたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018223459A JP2020086272A (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 筐体及び画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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2018
- 2018-11-29 JP JP2018223459A patent/JP2020086272A/ja active Pending
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