JPH06202388A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06202388A
JPH06202388A JP4360934A JP36093492A JPH06202388A JP H06202388 A JPH06202388 A JP H06202388A JP 4360934 A JP4360934 A JP 4360934A JP 36093492 A JP36093492 A JP 36093492A JP H06202388 A JPH06202388 A JP H06202388A
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一穂 灰田
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十輔 島村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、駆動モータや給紙クラッチのみな
らず、プロセス手段と基板間若しくは他の基板間との電
気的接続をも実質的にハーネス無しで行い得るように構
成し、これにより断線事故の削減と共に、組立及び保守
点検の容易化を図る。 【構成】 記録紙搬送路上に位置する、感光体ドラムを
含む少なくとも複数のプロセス手段に回転力を伝達する
伝導系を配設したフレームに隣接させて一のプリント基
板を平行配置すると共に、該プリント基板に直接駆動モ
ータを取り付け、該モータ軸を前記フレームの伝導系側
に延在させ、該伝導系に駆動力を伝達可能に構成し、特
に前記フレームに配設した伝導系をプロセス手段と対面
配置させ、該フレームとその背面側に位置する一のプリ
ント基板間に伝導系が存在しないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等に適用される電子写真プロセスに基づく画
像形成装置に係り、特にプロセス手段と基板及びフレー
ム間の効果的なレイアウトを追及した画像形成装置を提
供する事を目的とする。
【0002】
【従来の技術】近年多用されている電子写真方式の画像
形成装置においては感光体ドラム周囲に露光、現像、転
写等の各種プロセス手段を配置すると共に、転写位置と
接する記録紙搬送方向に沿って、カセットより記録紙を
給紙する給紙ローラ、感光体ドラムに担持されたトナー
像始端に同期させて転写位置に記録紙を送出するレジス
トローラ、記録紙上に未定着トナー像を転写する転写ロ
ーラ、該未定着トナー像を加熱定着させる定着ローラ等
を配置する必要があり、これらのほとんどはいずれも回
転部材で構成されている為に、これらの回転部材に駆動
力を伝達するための駆動モータと歯車列その他の伝導系
を必要とする。
【0003】一方前記現像スリーブや転写ローラには現
像及び転写バイアスを所定時期に印加する必要があり、
又給紙ローラやレジストローラは給紙の状態により回転
制御を行う必要があり、更には前記搬送路中でジャムが
生じた場合には通電遮断とともにその旨表示部側に表示
する必要があり、この為前記装置においてはこれらのプ
ロセス系の各種制御を行う制御ICを組込んだエンジン
基板を必要とする。
【0004】そして従来装置においては前記回転部材そ
の他のプロセス手段を支持する為に、感光体ドラムの軸
方向両端側に一対のフレームを平行に立設し、該フレー
ム間に直接若しくは間接的に前記プロセス手段を架設若
しくは軸支させると共に、前記伝導系との誤接触により
基板側のハーネスが破損しないように、前記伝導系と基
板の配設位置を振分け、一のフレーム側に伝導系を構成
する歯車列や駆動モータ等を配設し、一方エンジン基板
は前記フレームと反対側に位置するフレーム側か、若し
くは装置底部に基板収納域を設け、該収納域にエンジン
基板その他の各種基板を配設するのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の様
に駆動モータや伝導系を構成するクラッチ等をエンジン
基板と離隔した位置に配設させる事は必然的に両者間を
ハーネスで電気接続しなければならず、結果として装置
内をハーネスが引回す事になる。特にこれは転写紙のジ
ャム処理の容易化を図る為に、装置本体に対し転写紙搬
送路の一部を分割開放可能にした画像形成装置において
は一層問題が深刻であり、一般に分割開放側と装置本体
側の両者に電装部品が配置されているために、前記電装
部品を電気的に接続させる電線や電線側は開放体を分割
させた際でも破線しないように余裕長さをもって配設し
ている。
【0006】しかしながらこのような余裕長さをもって
電線を配置すると、転写空間を妨げない余裕空間をさが
して電線が引回される事になる為に、製造及び修理の作
業が煩雑化し、誤接続や破線事故が一層生じやすい。か
かる欠点を解消するために、本出願人は、先に分割開放
されるヒンジ部の近傍に基板を配設し、該基板と上部本
体側の電装部品と接続する場合でもハーネスを極力短縮
するようにした技術を開示している。しかしながら前記
装置は上部本体と下部本体を分割開放させる装置に限定
され、而もヒンジ部の最奥部という分解修理の最も難し
い箇所に基板を配設する事は製造上極めて問題がある。
【0007】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、駆
動モータや給紙クラッチのみならず、プロセス手段と基
板間若しくは他の基板間との電気的接続をも実質的にハ
ーネス無しで行い得るように構成し、これにより断線事
故の削減と共に、組立及び保守点検の容易化と共に、該
ハーネス自体をなくした場合においても組立修理及び保
守点検の容易さを失わないようにした画像形成装置を提
供する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】従来の装置は伝導系を配設
したフレームに該伝導系と一体的に駆動モータを配設す
るのが一般的であるが、本発明は特に該フレームに隣接
させて、例えばエンジン基板を配設すると共に、前記フ
レーム側ではなく該基板側に直接前記駆動モータを取り
付け、該モータ軸を前記フレームの伝導系側に延在さ
せ、該伝導系に駆動力を伝達可能に構成した事を特徴と
するものである。
【0009】
【作用】かかる技術手段によれば、前記駆動モータをフ
レーム側ではなく基板側に取り付けた事はハーネス等を
用いる事なくエンジンその他のプリント基板上のICに
基づいて直接制御が可能である。又伝導系も所定空隙を
介して基板とフレームが対峙しているために、例えば前
記伝導系の一部をなすクラッチその他の電装部品をプリ
ント基板側に突出させて又必要に応じて当接する事によ
り、該クラッチの制御もプリント基板側よりハーネスな
しで行う事が出来る。又プリント基板上に直接モータが
取り付けられ、而もフレームをモータ軸が貫通して延在
する事は結果として前記モータは基板とフレームの二点
支持となり、強度的にも保証される。又フレームとエン
ジン基板が対面している事はフレーム側にジャムその他
のセンサを取り付けた場合でもハーネスを用いる事なく
コネクタ等で基板側と直接信号の収受を行う事が出来、
又例えハーネスを用いた場合でもその距離を極端に短く
出来る。
【0010】この場合前記駆動系とプリント基板が直接
対面すると、駆動系の噛合回転により生じた金属パーテ
ィクルや塵埃等がプリント基板の配線上に付着し好まし
くない場合がある。そこで請求項2記載の発明において
はフレームに配設した伝導系をプロセス手段と対面配置
させ、該フレームとその背面側に位置する一のプリント
基板間に伝導系が存在しないように構成するのがよい。
これにより前記欠点の解消と共に、プリント基板のフレ
ームと対面する側にジャムセンサ等が配置できるのみな
らず、該センサを検知させるためのアクチュエータを前
記フレームに支持させ得るために、特別な支持体が不要
になり、好ましい。
【0011】又エンジン基板とプロセス手段の間にフレ
ームがある事は検知センサのアクチュエータ等を必ずし
も両端支持する事なく、隣接するフレームに片持ち支持
させるだけでよく、結果としてアクチュエータ軸の短縮
等小部品化や軽量化が達成されるが、給紙される記録紙
の搬送基準がセンタ基準の場合に、これに対応させて前
記アクチュエータもセンタに配設しなければならず、結
果として片持ち支持のアクチュエータ軸に負荷トルクが
大きくかかり、精度よい検知が不可能である。そこで本
発明は前記記録紙の搬送基準をプリント基板が配設され
た側の端面基準とし、片持ち支持のアクチュエータ軸に
付勢される負荷トルクを極力小さくした。又端面基準と
する事で、記録紙サイズと無関係に印字開始位置を一定
に制御でき、画像処理上好ましい。
【0012】又前記フレームと対峙しモータを取り付け
たプリント基板をエンジン基板で構成した場合に、他の
基板の好ましい配置は、前記エンジン基板の背面側に画
像処理用のメイン基板を、又前記エンジン基板の両側端
側に、該基板の配設方向と直交させて制御パネル基板と
電源基板を配列するのがよい。即ち、画像処理用のメイ
ン基板はフォント変更等の理由でICカードやオプショ
ン基板を適宜脱着させる必要があり、この様な場合は装
置側壁と対面する側に画像処理用のメイン基板を配列さ
せるのが好ましい。
【0013】又エンジン基板がハーネスを用いる事なく
又用いたとしても極めて短いハーネスで連結させる場合
は、各電装プロセス手段と接続させるプロセス手段の軸
端側より直接信号収受を行う様に構成する必要があり、
その為にはプロセス手段の配設位置とほぼオーバラップ
して、その形状が決定される。この場合、前記エンジン
基板を挟むごとく制御パネル基板と電源基板を略コの字
状に配設する事も可能であり、この場合前記エンジン基
板の側端にコネクタを設け、前記基板をハーネスを介す
る事なく、コネクタを介して直接取り付け可能に構成す
る事も容易であり、これにより組立分解修理等が極めて
容易になる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1
は本発明の実施例にかかる露光ユニットを感光体ドラム
に内挿したプリンタの構成を示す慨略図である。本装置
に使用される筐体1は、上面側に奥部より前方に向け
(図上右方)上昇傾斜させた排紙部2を形成すると共
に、前壁3を下端に設けた支点3aを中心として起伏可
能に構成し、僅かな上方傾斜角度をもって略水平に倒伏
させた時点で係止部4に係止され位置規制可能に構成す
る。そして前記倒伏させた前壁3上面の延長線上に位置
する装置底面側に記録紙載置部5を設け、該載置部5に
軸を支点として上方に向け弾性力が付勢された載置板5
aを配置する。
【0015】そして前記載置部5の奥側先端に給紙ロー
ラ11を軸支し、該給紙ローラ11より上面排紙部2側
に向け略弧状の記録紙搬送路10を形成する。そして該
搬送路10の記録紙搬送方向に沿って順に紙検知センサ
12(より具体的にはアクチュエータ)、転写ローラ1
3と感光体ドラム14、定着ローラユニット15、排紙
ローラ対16を配設すると共に、感光体ドラム14を挟
んで転写ローラ13の反対側に位置する載置部5上方空
間に現像ユニット6を配置する。又載置部5上面側には
給紙ローラ11に隣接してエンコーダからなる紙後端検
知センサ19が配置されている。
【0016】次に前記夫々の部材について詳細に説明す
る。エンコーダ19aからなる紙後端検知センサ19は
図3に示すように名刺サイズの後端が検知可能に給紙ロ
ーラより85mm以内の箇所で且つ端面基準により全て
の記録紙18が検知可能に片側に幅寄せした状態で配置
され、該エンコーダの回転量を受光部側で検知し、該回
転が終了した時点でその信号に基づいて記録紙18の通
過を制御ICからなるコントローラC/U側で判断し、
載置部5の紙有り無し、記録紙18が給紙ローラ11か
ら定着ローラ対15に至る搬送距離より短い場合に、給
紙ローラの停止時期の設定を行う。前記載置部5先端側
には記録紙を揃える為の略垂直壁21を突設し、該垂直
壁21と接する搬送面の始端上面側にフリクションパッ
ド22を設け、そして該フリクションパッド22と記録
紙の載置部5の両者に接する如く給紙ローラ11を配設
する。そして該給紙ローラ11も図3に示すように端面
基準により全ての記録紙が給送可能に名刺幅以内で片側
に幅寄せした状態で配置されている。
【0017】そして前記フリクションパッド22と隣接
する記録紙搬送面に凹部空間23を形成し、該凹部空間
23に先側を突出させて紙検知センサ12を配設する。
又該センサ12に記録紙が確実に所定位置で捕足される
ように、前記搬送面とスリット空隙を介して対面可能に
給紙ガイド24を配設する。そして前記センサ12位置
より斜め上方に延在する記録紙搬送路10上に転写ロー
ラ13と感光体ドラム14を対面配置させる。
【0018】転写ローラ13は転写効率を上げるために
導電性ローラを用い、前記トナーの帯電電位と逆極性の
転写バイアスを印加させるとともに、前記感光体ドラム
14周面に均一に圧接し、該ドラム14と同期して回転
可能に構成する。感光体ドラム14は、公知の様に内面
側より透光性支持体上に透光性導電層、注入阻止層、光
導電体層、及び表面層が積層されて形成されており、直
径を30mmに設定すると共に、軸方向に300mmの
長さを有しA−3サイズが挿通可能に構成されている。
そして該ドラム14内にはLEDユニット7が内挿さ
れ、そしてLEDユニット7が固定配置した状態で感光
体ドラム14のみが時計回りに回転可能に構成してい
る。
【0019】LEDユニット7は、ドラム軸方向に沿っ
て1列状に配列したLEDチップ列等を搭載してなるプ
リント基板上に配設させた集束性レンズアレイ(商品
名:セルフォックレンズ)からなり、これらを一体的に
ヘッドブロックにより保持し前記LEDチップを時分割
駆動しながら1走査ライン分の画素情報のデータ出力を
行いながら感光体ドラム14の光導電層に結像可能に構
成されている。現像ユニット7は、トナー収容部31と
キャリアとトナーが収容された容器本体32からなり、
該容器本体31の感光体ドラム14と対面する側に、固
定磁石集成体33を内包する現像スリーブ30を配設す
るとともに該スリーブ30の直径を感光体ドラム14と
同様に30φmmに設定しつつ該感光体ドラム14と同
方向の反時計回り方向に回転し、好ましくは前記感光体
ドラム14の周速の5〜10程度の回転速度でフォワー
ドフィード可能に構成している。
【0020】トナー収容部31と容器本体32間は仕切
壁34に設けたスリット開口に補給ローラ35を配し、
センサ36よりの信号に基づいて容器本体32内のキャ
リア/トナー配合比(トナー濃度)が低下する毎に前記
補給ローラ35が回転し、常に適正配合比に維持される
よう構成されている。又容器本体32内にはミキサ37
が配設され、容器本体32内のキャリア/トナー配合比
を均一濃度に維持させる。固定磁石集成体33は図1に
示すような磁極配置に設定し、特に前記摺擦域を形成す
るための主磁極Nはドラム14/スリーブ30間の最近
接位置からドラム14回転方向上流側に2°程度変位し
た位置に配設している。定着ローラユニット15Aは前
記感光体ドラム14上方の装置上面に対面する位置に配
設され、ヒートローラ15aとプレスローラ15bから
なる定着ローラ対の周囲を断熱材で囲繞して構成してい
る。排紙ローラ対16は装置上面側を弧状に隆起させた
記録紙搬送路10出口端に設けている。
【0021】次に本実施例はレジストローラを廃止した
ために、給紙ローラ11と給紙センサ12により、レジ
スト機能をもたせている。次に図2の駆動系の配置図に
ついて説明する。先ずメインモ−タMの駆動により中継
歯車G1、G2、G3、G4、G5(以下主歯車列とい
う)及びドラム軸歯車G6を経て感光体ドラムが時計周
りに回転する。又中継歯車G3は中継歯車G11及びG
12を経て現像容器本体32内の軸歯車群G13、G1
4と歯合しており、ミキサ37とともに、現像スリーブ
30を回転させ、ミキシングとともに感光体ドラム14
との間で相対速度をもって回転し、現像剤摺擦域を形成
可能に構成する。
【0022】中継歯車G4は中継歯車G21、G22を
介して転写ローラの13の軸歯車G23に歯合されてい
る。又中継歯車G5は給紙クラッチの軸歯車G31に歯
合されており、給紙クラッチ41を経て給紙ローラ11
が回転可能に構成されている。一方転写ローラ13側の
中継歯車G21は外歯車G21aを介して中継歯車G2
4、G25及び軸歯車G26を経て定着ローラ15b
(ヒートローラ)の軸歯車G27と、更に排紙ローラは
定着ローラ15bの軸歯車G27及び排紙ローラの軸歯
車G28を経て夫々回転可能に構成する。
【0023】又本装置は図上左側壁の下端の支軸を中心
として転写位置から排紙路を通って装置上面側の載置部
に至る部分が図上左方側に開き、記録紙搬送路の開放と
共に、該開放に追従して定着ローラ対間の圧解除がなさ
れるように構成しているが、転写ローラに駆動力を伝達
する中継ローラG22及び軸歯車G23は分割開放され
る開放躯体1B側に軸支されて、揺動歯車として機能す
る。これにより分割開放時点で完全に転写ローラ13の
回転が阻止される事になる。尚図2の太線で示す部分が
分割開放される躯体であり、斜線で示す側壁と軸をハッ
チングした歯車G22、G23、G27、G28が開放
躯体側に位置すると共に、転写ローラと排紙ローラが開
放躯体側に位置する事になる。次に、前記各プロセス手
段を基板に夫々接続する構成について図5乃至図7に基
づいて説明する。
【0024】先ず図5はフレームと各種プリント制御基
板のレイアウトを示す斜視図で感光体ドラム14、定着
ローラ対、現像スリーブ30等の軸端と対面する装置側
壁側に、これらの軸を支持し又前記歯車列(省略)を配
設するフレーム51を立設させて配置する。そしてその
外側に、空隙を介してエンジン基板52が平行に立設さ
れ、該エンジン基板52の図上裏面(フレーム51側)
にはフレーム51を介して搬送路10上に配設されたア
クチュエータ12Aの揺動により紙検知を行なう紙検知
センサ本体12Bと給紙クラッチ41、及び電源基板5
5接続用のコネクタ52aが夫々所定位置に配設されて
いる。一方該基板52の表面にはメインモ−タMが固定
されていると共に、メイン基板53、及びフロントパネ
ル54接続用のコネクタ52b、52cが配設されてい
る。尚、前記給紙クラッチ41は図7より理解される通
り前記メイン基板53と共に、フレーム51にも嵌着さ
れ強固に保持可能に構成しており、メイン基板53に配
置された制御ICC/Uの指示に基づいて後記するよう
にON/OFF制御される。更に前記エンジン基板52
の外側にはメイン基板53が空隙を介して平行に配置さ
れ、該エンジン基板52とコネクタ12b/53aを介
して電気的接続且つ固定可能に構成すると共に、表面側
にLEDチップその他の画像形成用の各種ICチップ及
びプロセス手段駆動制御用の各種ICチップが取付けら
れており、更に接続コネクタ53b〜53cを介してI
Cカード58やオプション基板59が取付け可能に構成
されている。
【0025】エンジン基板51の図上右側端側には該基
板51と直交させて装置前壁と平行に各種操作用のフロ
ントパネル54を配置させ、コネクタ52a/54aに
より電気的接続可能に構成されている。そしてフロント
パネル55には表示用液晶板55と共に、各種操作スイ
ッチ552が配列されている。又エンジン基板52の図
上左側端側には該基板52と直交させて、プロセス手段
を挟んで前記フロントパネル54と対面可能に、電源基
板54を立設させ、前記コネクタ52a/54aにより
電気的接続可能に構成されている。尚、56はパワーユ
ニット等の放熱の為のヒートシンクである。57はジャ
ムセンサで、転写ローラ13〜定着ローラ間に配設さ
れ、前記給紙センサと同様にアクチュエータの揺動によ
りジャム検知を行なう。
【0026】図6は前記基板の配置状態を示す上面図
で、プロセス手段の両軸端間の装置両側に一対のフレー
ム51、50を立設し、該フレーム51、50間に給紙
ローラ(現像ユニットの下側にあり不図示。) 、ドラ
ム受141を介して感光体ドラム14ユニット、転写ロ
ーラ(ドラム14下方にあり不図示)、定着ユニット1
5が配設されており、又現像ユニット6は前記フレーム
51間に架設された不図示の装着板上に係合固定されて
いる。そして前記エンジン基板52に装着されたメイン
モータMはモータ軸M2をフレーム51に設けた軸受M
3を通して、該フレーム51裏面に軸支した歯車列まで
挿通させ、軸歯車M1を介して前記主歯車列の中継歯車
G1に歯合させ、 そして前記メインモータMはコネク
タ52a/54aより電源基板54を介して不図示のパ
ワーユニットより電源供給を受け、前記した所定の駆動
制御を行う。又定着ユニット15内に内挿された定着ロ
ーラ15aも、メイン基板53上に配設された制御IC
C/Uよりの信号に基づいて電源基板54側より電源供
給を受けながら加熱供給を行う。又感光体ドラム14内
に内挿されたLEDユニット7はホスト側より得られた
画像情報をメイン基板53上の画像コントロールICよ
り送出された画像信号に基づいて、前記LEDユニット
7内の駆動ICを駆動制御しLEDチップの点灯制御を
行う。感光体ドラム14はフレーム51,50間に夫々
固設されたドラム受141により回転自在に軸支される
と共に、ドラム14軸端側に環装固定させた軸歯車G6
を介して駆動制御される。
【0027】図7は前記現像ユニット6下方側に位置す
る給紙ローラ11等の配置関係を示し、前記したように
メイン基板53とフレーム51に嵌着された給紙クラッ
チ41は外周に中継歯車G5と歯合する軸歯車G31を
形成すると共に、軸11aを介して給紙ローラ11と連
結させる。紙後端検知センサ19は、前記したエンコー
ダ19aと送/受光素子19bからなり、記録紙の移動
に追従して前記エンコーダ19aが回転し、該回転によ
り生じるパルス信号を制御IC側で受信し、後記する制
御を行う。尚、12Bは前記した給紙センサ、12Aは
アクチュエータで、アクチュエータはアクチュエータ軸
12Cをフレーム51の軸受12dに支持させている。
尚、現像ユニットのトナー収容部31側の補給ローラ3
5等はトナー濃度が低下する毎に回転するものであるた
めに、不図示の専用のモータと駆動系を有しているが、
これらは現像ユニットに装着しても又前記フレーム51
に装着してもよい。
【0028】次に記録紙を印刷する場合の動作を図4に
示すタイムチャート図、図2の駆動系及び図3の制御ブ
ロック図にもとずいて説明する。先ずスイッチONによ
りメインモータMが駆動するとともに、現像バイアスV
が時定数を介して立上がる。そしてメインモ−タMMの
駆動により感光体ドラム14が主歯車列G1〜G5を経
て中継歯車G8、ドラム軸歯車G17を介して回転す
る。とともに中継歯車G1、G2、G3、G11、G1
2、軸歯車G13及びG14を経て現像容器本体32内
のミキサ37とともに、現像スリーブ30を回転させ、
ミキシングとともに感光体ドラム14との間に現像剤摺
擦域を形成する。そして現像剤のミキシングタイムが終
了後、コントロールユニットを構成する制御ICC/U
よりの指令により給紙クラッチ41がONし、中継歯車
G5、軸歯車G31及び給紙クラッチ41を経て給紙ロ
ーラ11が回転する。これによりフリクションパッド2
2により重送規制しながら給紙ローラ11により載置部
5上の記録紙を紙検知センサ12位置まで給送し、該紙
検知センサ12をONさせる。
【0029】この際給紙ローラ11が回転しても後端検
知センサ19が回転しない場合は載置部5に紙なしと判
断してメインモータMの回転を停止する。そして該セン
サ12の検知信号に基づいてビデオデータを画像コント
ローラ側より出力させてLED基板上のLED素子を点
灯制御させてLEDユニット7により感光体ドラム14
側への露光を開始する。尚図3に示すタイムチャート図
中のTaは時定数、Tbは現像ミキシング時間である。
この際センサ12の検知位置より転写位置までの記録紙
搬送路10長を感光体ドラム14の露光位置から転写位
置までの周長より短く設定すると紙検知時期と露光時期
の同期を取るのが不可能になる。そこで本実施例におい
ては、センサ12の検知位置より転写位置までの記録紙
搬送路10長を感光体ドラム14の露光位置から転写位
置までの周長と同一に設定している。これにより露光時
期をセンサ12の検知時期と同期を取る事が容易にな
り、円滑な画像形成が可能となる。
【0030】さて、前記記録紙給送後、給紙ローラ11
のクラッチ41は、記録紙後端検知後所定時間(Tc)
後に、該クラッチ41が切れ、給紙ローラ11が無負荷
回転されるように、Tcが設定している。又名刺サイズ
の様に、記録紙先端が定着ローラ対15に噛み込まれる
前に後端検知センサ19がオフした場合は、所定時間経
過後、言換えれば記録紙の後端が給紙ローラ11を通過
後クラッチ41はOFFされ、次位の紙の給送が阻止さ
れる。
【0031】一方転写ローラ13は前記メインモ−タM
の回転により、中継歯車G4、G21、G22及び軸歯
車G23を経て、又定着ローラ15a(ヒートローラ)
は、中継歯車G21の外歯車G21a、G24、G25
及び軸歯車G26を経て、更に排紙ローラ16は定着ロ
ーラ15aの軸歯車G26、中継歯車G27及び排紙ロ
ーラ16の軸歯車G28を経て夫々回転する。従って前
記いずれのローラ及び感光体ドラム14も夫々メインモ
−タMの回転が継続している限り回転する事になる。
【0032】さて前記転写ローラ13は検知センサ12
の検知後所定時間(Te)経過後、言換えれば記録紙始
端が転写ローラに到達した時点で転写バイアスT/Cが
印加され、所定の転写が行われ、更に定着ローラ対にて
定着され、排紙ローラ16にて装置上面2側に排紙され
る事になる。尚前記転写バイアスT/Cの印加時間は紙
検知センサのON時間に追従し、検知センサの検知後所
定時間(Te)経過した時点でOFFされる。そして前
記ジャムセンサでの検知信号に基づいて前記搬送系でジ
ャムが生じた場合には図5に示すように支軸17を中心
として転写ローラ13とともに定着ローラ15b(プレ
スローラ)の背面側から排紙ローラ16及び装置上面側
の排紙部に至る斜線部が開放されると共に、定着ローラ
対のプレスローラ15bに付勢されている弾性部材の付
勢力が解除され、容易にジャ処理を行う事が出来る。
【0033】
【効果】以上記載した如く本発明によれば、駆動モータ
や給紙クラッチのみならず、プロセス手段と基板間若し
くは他の基板間との電気的接続をも実質的にハーネス無
しで行い得るように構成し、これにより断線事故の削減
と共に、組立及び保守点検の容易化と共に、該ハーネス
自体をなくした場合においても組立修理及び保守点検の
容易さを失わないようにした。等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる全体レイアウト図であ
る。
【図2】記録紙搬送系を中心とした駆動系を示す全体レ
イアウト図である。
【図3】記録紙搬送系を中心とした制御ブロック図であ
る。
【図4】記録紙搬送系を中心としたタイムチャート図で
ある。
【図5】フレームと各種プリント基板のレイアウトを示
す斜視図である。
【図6】図5の上面図で、プロセス手段とフレームとの
配置関係を示す。
【図7】給紙ローラとフレームとの配置関係を示す部分
上面図である。
【符号の説明】
記録紙搬送路 10 感光体ドラム 14 伝導系 G1… フレーム 51 一のプリント基板 52 駆動モータ M コネクタ 51a… 給紙ローラ 11 給紙クラッチ 41 紙検知センサ 12 感光体ドラム 14 転写ローラ 13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙搬送路上に位置する、感光体ドラム
    を含む少なくとも複数のプロセス手段に回転力を伝達す
    る伝導系を配設したフレームに隣接させて一のプリント
    基板を平行配置すると共に、該プリント基板に直接駆動
    モータを取り付け、該モータ軸を前記フレームの伝導系
    側に延在させ、該伝導系に駆動力を伝達可能に構成した
    事を特徴とする画像形成装置
  2. 【請求項2】前記フレームに配設した伝導系をプロセス
    手段と対面配置させ、該フレームとその背面側に位置す
    る一のプリント基板間に伝導系が存在しないように構成
    した請求項1記載の画像形成装置
  3. 【請求項3】記録サイズの異なる複数の記録紙を挿通可
    能に構成した画像形成装置において、給紙される記録紙
    の搬送基準を前記プリント基板が配設された側の端面基
    準とした事を特徴とする請求項1記載の画像形成装置
  4. 【請求項4】前記フレームと対峙しモータを取り付けた
    プリント基板がエンジン基板であり、そして該エンジン
    基板の背面側に画像処理用のメイン基板が、又前記エン
    ジン基板の両側端側に、該基板の配設方向と直交させて
    制御パネル基板と電源基板が配列し、これらの基板がい
    ずれもハーネスを介する事なく、コネクタを介して直接
    取り付け可能に構成した請求項1記載の画像形成装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102885A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2020086272A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社リコー 筐体及び画像形成装置

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JP2020086272A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社リコー 筐体及び画像形成装置

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