JP2020085465A - ガスセンサ - Google Patents
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Abstract
Description
通電によって発熱する発熱部(411)を有し、前記発熱部の発熱によって前記固体電解質体、前記検出電極及び前記基準電極を加熱するヒータ部(4)と、
前記検出電極における、前記検出対象ガスに含まれる酸素の電気化学的還元反応と前記検出対象ガスに含まれる特定ガス成分の電気化学的酸化反応とが釣り合うときに生じる、前記検出電極と前記基準電極との間の電位差(ΔV)を検出する電位差検出部(51)と、を備え、
前記発熱部の発熱中心(P)は、前記検出電極における前記長手方向の先端側領域(221)の平均温度と、前記検出電極における前記長手方向の基端側領域(222)の平均温度とが異なるよう、前記検出電極における前記長手方向の中心位置(O)から先端側(D1)又は基端側(D2)にずれた位置に対向している、ガスセンサ(1)にある。
<実施形態1>
本形態のガスセンサ1は、図1〜図3及び図5に示すように、検出素子部としてのアンモニア素子部2、ヒータ部4及び電位差検出部51を備える。アンモニア素子部2及びヒータ部4は、センサ素子10の一部を構成する。アンモニア素子部2は、酸素イオン伝導性の第1固体電解質体21と、第1固体電解質体21の第1表面211に設けられて、酸素(O2)及びアンモニア(NH3)が含まれる検出対象ガスGに晒される検出電極(アンモニア電極)22と、第1固体電解質体21における、第1表面211とは反対側の第2表面212に設けられた基準電極23とを有する。アンモニア素子部2は、長手方向Dに長い形状を有する。ヒータ部4は、通電によって発熱する発熱部411を有しており、発熱部411の発熱によって第1固体電解質体21、検出電極22及び基準電極23を加熱するよう構成されている。
(ガスセンサ1)
図1に示すように、本形態のガスセンサ1は、電位差式としての混成電位式のものである。このガスセンサ1においては、酸素及びアンモニアが含まれる状態の検出対象ガスGにおけるアンモニアの濃度を検出する。ガスセンサ1はアンモニアセンサを構成する。本形態の電位差検出部51は、検出電極22における、酸素の電気化学的還元反応(以下、単に還元反応という。)による還元電流とアンモニアの電気化学的酸化反応(以下、単に酸化反応という。)による酸化電流とが等しくなるときに生じる、検出電極22と基準電極23との間の電位差ΔVを検出するよう構成されている。
同図に示すように、排気管71には、NOxを還元するための触媒72と、触媒72へアンモニアを含む還元剤Kを供給する還元剤供給装置73とが配置されている。触媒72は、触媒担体に、NOxの還元剤Kとしてのアンモニアが付着されるものである。触媒72の触媒担体におけるアンモニアの付着量は、NOxの還元反応に伴って減少する。そして、触媒担体におけるアンモニアの付着量が少なくなったときには、還元剤供給装置73から触媒担体へ新たにアンモニアが補充される。還元剤供給装置73は、排気管71における、触媒72よりも排ガスの流れの上流側位置に配置されており、尿素水を噴射して発生するアンモニアガスを排気管71へ供給するものである。アンモニアガスは、尿素水が加水分解されて生成される。還元剤供給装置73には、尿素水のタンク731が接続されている。
図7に示すように、本形態のガスセンサ1は、排気管71における、触媒72よりも下流側位置に配置される。なお、排気管71に配置されるのは、厳密には、電位差検出部51等を含むセンサ制御ユニット(SCU)5を除く、センサ素子10を含むセンサ本体である。便宜上、本形態においては、センサ本体のことをガスセンサ1ということがある。
図示は省略するが、ガスセンサ1のセンサ本体は、ヒータ部4が配置されてアンモニア濃度及びNOx濃度を検出するためのセンサ素子10と、センサ素子10を保持して排気管71に取り付けるためのハウジングと、ハウジングの先端側D1に取り付けられてセンサ素子10を保護する先端側カバーと、ハウジングの基端側D2に取り付けられてセンサ素子10の電気配線部分を保護する基端側カバーとを備える。図1〜図3に示すように、センサ素子10には、ヒータ部4を構成する発熱体41が埋設されている。
図1及び図2に示すように、センサ素子10は、マルチガスセンサを構成するために、アンモニア濃度を検出するためのアンモニア素子部2、並びに酸素濃度及びNOx濃度を検出するための酸素素子部3を有する。センサ素子10は、アンモニア素子部2を形成するための第1固体電解質体21、及び酸素素子部3を形成するための第2固体電解質体31を有する。
図1及び図2に示すように、第1固体電解質体21は、板状に形成されており、所定の温度において酸素イオンを伝導させる性質を有するジルコニア材料を用いて構成されている。ジルコニア材料は、ジルコニアを主成分とする種々の材料によって構成することができる。ジルコニア材料には、イットリア(酸化イットリウム)等の希土類金属元素もしくはアルカリ土類金属元素によってジルコニアの一部を置換させた安定化ジルコニア又は部分安定化ジルコニアを用いることができる。
図1に示すように、本形態の電位差検出部51は、検出電極22に混成電位が生じたときの検出電極22と基準電極23との間の電位差ΔVを検出する。検出電極22においては、検出電極22に接触する検出対象ガスG中にアンモニアと酸素とが存在する場合に、アンモニアの酸化反応と、酸素の還元反応とが同時に進行する。アンモニアの酸化反応は、代表的には、2NH3+3O2-→N2+3H2O+6e-によって表される。酸素の還元反応は、代表的には、O2+4e-→2O2-によって表される。そして、検出電極22における、アンモニアと酸素とによる混成電位は、検出電極22における、アンモニアの酸化反応(速度)と酸素の還元反応(速度)とが等しくなるときの電位として生じる。
図11に示すように、検出電極22(及びアンモニア素子部2)の温度が高くなるときには、アンモニアの酸化反応を示す第1ラインL1の傾きθaが急になるとともに、酸素の還元反応を示す第2ラインL2の傾きθsも急になる。同図においては、検出電極22の温度が450℃から500℃に変化した場合を示す。そして、検出電極22の温度が高くなると、アンモニアの酸化反応による酸化電流と酸素の還元反応による還元電流とが大きくなるとともに、電位差(混成電位)ΔVは小さくなる。なお、検出電極22の温度が低くなると、これとは逆の変化が生じる。
図1及び図6に示すように、本形態のガスセンサ1は、マルチガスセンサを形成するために、アンモニア素子部2、電位差検出部51、アンモニア濃度算出部52、ヒータ部4及び通電制御部58の他に、酸素素子部3、ポンピング部53、ポンプ電流検出部54、酸素濃度算出部55、NOx検出部56及びNOx濃度算出部57を備える。また、酸素素子部3には、酸素素子部3及びアンモニア素子部2を加熱するヒータ部4が積層されている。
図1に示すように、ポンピング部53は、他の基準電極34をプラス側として、ポンプ電極32と他の基準電極34との間に直流電圧を印加して、ガス室35内の検出対象ガスGにおける酸素を汲み出すよう構成されている。ポンプ電極32と他の基準電極34との間に直流電圧が印加されるときには、ポンプ電極32に接触する、ガス室35内の検出対象ガスGにおける酸素が、酸素イオンとなって第2固体電解質体31を他の基準電極34に向けて通過し、基準電極23から基準ガスダクト24へと排出される。これにより、ガス室35内の酸素濃度が、NOxの検出に適した濃度に調整される。
図1に示すように、NOx検出部56は、他の基準電極34をプラス側としてNOx電極33と他の基準電極34との間に直流電圧を印加して、NOx電極33と他の基準電極34との間に流れる直流電流を検出するよう構成されている。NOx濃度算出部57は、NOx検出部56によって検出される直流電流に基づいて、検出対象ガスGにおける補正前NOx濃度を算出し、補正前NOx濃度からアンモニア濃度算出部52によるアンモニア濃度を差し引いて補正後NOx濃度を算出するよう構成されている。NOx検出部56においては、NOxだけでなくアンモニアも検出される。そのため、NOx濃度算出部57においては、アンモニアの検出量を差し引くことにより実際のNOxの検出量が得られる。
図1及び図6に示すように、アンモニア濃度算出部52は、酸素濃度算出部55による酸素濃度と電位差検出部51による電位差ΔVとに基づいて、検出対象ガスGにおけるアンモニア濃度を算出する。
図1及び図2に示すように、第2固体電解質体31の、第1固体電解質体21が積層された側とは反対側には、酸素素子部3及びアンモニア素子部2を加熱するヒータ部4が積層されている。換言すれば、ヒータ部4は、酸素素子部3に対して、アンモニア素子部2が積層された側とは反対側に積層されている。
図6に示すように、ガスセンサ1は、通電制御部58による検出電極22の先端側領域221及び基端側領域222の目標制御温度を設定するための温度設定部501を備える。温度設定部501においては、検出電極22の目標制御温度が、350〜600℃の作動温度範囲内のうちの特定の温度として設定されている。検出電極22の目標制御温度は、350〜600℃の作動温度範囲内において適宜変更することができる。
図1及び図3に示すように、本形態のガスセンサ1のセンサ素子10においては、検出電極22の長手方向Dの中心位置Oよりも、発熱体41の発熱部411の発熱中心Pを長手方向Dの先端側D1に配置している。また、図3に示すように、本形態の発熱部411の発熱中心Pは、検出電極22の先端側領域221よりも長手方向Dの先端側D1の位置にある。なお、発熱部411の発熱中心Pは、図4に示すように、検出電極22の先端側領域221と積層方向Sにおいて対向する位置(重なる位置)にあってもよい。
本形態のガスセンサ1においては、検出電極22とヒータ部4の発熱部411との位置関係に工夫をし、検出電極22の温度が、長手方向Dの先端側領域221と基端側領域222とにおいて互いに異なるようにしている。具体的には、センサ素子10の積層方向Sにおいて、発熱部411の発熱中心Pが、検出電極22における長手方向Dの中心位置Oから先端側D1にずれた位置に対向するようにしている。換言すれば、センサ素子10を各固体電解質体21,31と各絶縁体25,36,42との積層方向Sから見たときに、発熱部411の発熱中心Pが、検出電極22における長手方向Dの中心位置Oから先端側D1にずれた位置に配置されている。そして、検出電極22における長手方向Dの先端側領域221の平均温度が、検出電極22における長手方向Dの基端側領域222の平均温度よりも高くなるようにしている。
本形態は、検出電極22と発熱中心Pとの位置関係が実施形態1の場合と異なるセンサ素子10について示す。
図16に示すように、本形態のガスセンサ1のセンサ素子10においては、発熱体41の発熱部411の発熱中心Pは、検出電極22の長手方向Dの中心位置Oから長手方向Dの基端側D2にずれた位置にある。また、本形態の発熱部411の発熱中心Pは、検出電極22の基端側領域222よりも長手方向Dの基端側D2の位置にある。なお、発熱部411の発熱中心Pは、図17に示すように、積層方向Sにおいて検出電極22の基端側領域222と対向する位置(重なる位置)にあってもよい。本形態の検出電極22においては、長手方向Dの基端側領域222の平均温度が、長手方向Dの先端側領域221の平均温度よりも高い。
本形態は、酸素素子部3を備えないセンサ素子10について示す。
図18及び図19に示すように、センサ素子10がアンモニア濃度のみを検出する場合には、センサ素子10は、検出電極22と基準電極23とが設けられた第1固体電解質体21と、基準ガスダクト24が形成された絶縁体25と、発熱体41が埋設された絶縁体42とが積層されたものとすることができる。本形態の固体電解質体は1つであるが、検出電極22及び基準電極23が設けられた第1固体電解質体21として示す。
本形態も、酸素素子部3及び基準ガスダクト24を備えないセンサ素子10について示す。
図20及び図21に示すように、基準電極23を基準ガスダクト24内に配置しない場合には、検出電極22及び基準電極23を、センサ素子10の外側表面を構成する第1固体電解質体21の第1表面211に配置することができる。この場合には、検出電極22と基準電極23とのアンモニアに対する触媒活性の違いに基づき、検出対象ガスGにおけるアンモニアの濃度を検出することができる。この場合にも、検出電極22の先端側領域221の平均温度と基端側領域222の平均温度とを異ならせることができる。
確認試験1においては、検出電極22の温度と、検出電極22のセンサ出力及び応答時間との関係について確認した。図22には、検出電極22の温度[℃]と、センサ出力[mV]との関係について確認した結果を示す。検出電極22の温度は、検出電極22の中心位置Oの温度として示す。センサ出力は、検出電極22に生じる混成電位(検出電極22と基準電極23との間の電位差ΔV)として示す。検出電極22には試験ガスを接触させ、基準電極23には大気を接触させた。試験ガスは、酸素を10体積%、アンモニアを100ppm含有するとともに、残部が窒素からなるものとした。試験ガスの温度は250℃とし、検出電極22に供給する試験ガスの流量は3L/minとした。
確認試験2においては、検出電極22に先端側領域221及び基端側領域222が形成されたセンサ素子10の試作品を作製し、先端側領域221と基端側領域222との温度の変化について観察した。試作品のセンサ素子10は、アルミナからなる絶縁体と、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)からなる第1固体電解質体21とを積層したものとした。検出電極22と基準電極23とは、第1固体電解質体21を挟んで互いに対向する位置に配置した。検出電極22は、AuとYSZのサーメット電極から構成し、基準電極23は、PtとYSZのサーメット電極から構成した。また、絶縁体には、基準電極23が収容される基準ガスダクト24を形成した。
確認試験3においては、検出電極22における、先端側領域221の平均温度と基端側領域222の平均温度との温度差がどれだけあればよいかを確認した。本確認試験においては、先端側領域221を高温側領域とし、基端側領域222を、高温側領域の平均温度よりも平均温度が低い低温側領域とした。また、温度差が5〜70℃の範囲内で互いに異なる試作品1〜8のセンサ素子10を作製した。
10 センサ素子
21 第1固体電解質体
22 検出電極
221 先端側領域
222 基端側領域
23 基準電極
4 ヒータ部
51 電位差検出部
Claims (6)
- 酸素イオン伝導性の固体電解質体(21)、前記固体電解質体の表面に設けられて、検出対象ガス(G)に晒される検出電極(22)、及び前記固体電解質体の表面に設けられた基準電極(23)を有するとともに、長手方向(D)に長い形状を有する検出素子部(2)と、
通電によって発熱する発熱部(411)を有し、前記発熱部の発熱によって前記固体電解質体、前記検出電極及び前記基準電極を加熱するヒータ部(4)と、
前記検出電極における、前記検出対象ガスに含まれる酸素の電気化学的還元反応と前記検出対象ガスに含まれる特定ガス成分の電気化学的酸化反応とが釣り合うときに生じる、前記検出電極と前記基準電極との間の電位差(ΔV)を検出する電位差検出部(51)と、を備え、
前記発熱部の発熱中心(P)は、前記検出電極における前記長手方向の先端側領域(221)の平均温度と、前記検出電極における前記長手方向の基端側領域(222)の平均温度とが異なるよう、前記検出電極における前記長手方向の中心位置(O)から先端側(D1)又は基端側(D2)にずれた位置に対向している、ガスセンサ(1)。 - 前記先端側領域の全部位の温度は、前記基端側領域の全部位の温度以上又は前記基端側領域の全部位の温度以下である、請求項1に記載のガスセンサ。
- 前記発熱部の発熱中心は、前記先端側領域に対向する位置、又は前記先端側領域よりも前記長手方向の先端側の位置にあり、
前記先端側領域の平均温度は、前記基端側領域の平均温度よりも高い、請求項1又は2に記載のガスセンサ。 - 前記発熱部の発熱中心は、前記基端側領域に対向する位置、又は前記基端側領域よりも前記長手方向の基端側の位置にあり、
前記基端側領域の平均温度は、前記先端側領域の平均温度よりも高い、請求項1又は2に記載のガスセンサ。 - 前記先端側領域の平均温度と前記基端側領域の平均温度との差は、10〜60℃の範囲内にある、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスセンサ。
- 前記固体電解質体は、板状に形成されており、
前記固体電解質体には、板状の絶縁体(25,42)が積層されており、
前記ヒータ部は、前記発熱部が形成されて前記絶縁体内に埋設された発熱体(41)を有しており、
前記絶縁体には、前記基準電極が収容された基準ガスダクト(24)が形成されており、
前記検出電極は、前記検出対象ガスに露出される、前記固体電解質体の外側表面に設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガスセンサ。
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