JP2020084906A - 電動ロータリ圧縮機 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載されている電動ロータリ圧縮機(回転型圧縮機)は、密閉容器内に設けられた電動機と、前記密閉容器内に設けられ前記電動機の回転軸によって駆動される圧縮機構とを備える構成となっている。
図1は本発明の実施例1の電動ロータリ圧縮機を示す縦断面図であり、本実施例1の全体構成をこの図1を用いて説明する。
なお、本実施例では、前記偏心部5cに対向する第1ルートにおける凸部19dについても、他の凸部19a〜19cに比べて内径側への突出し量が大きくなるように構成している。
また、図2において、22は、密閉容器1内の圧縮機構部2上方の空間と、圧縮機構部2下方の油溜り部23側の空間とを連通する連通孔であり、図2に示す例では、前記連通孔22は主軸受5の外周側で且つ周方向に5か所設けられている。
なお、本実施例では、偏心部をテーパ形状としたことに伴い、このテーパ形状に合わせるように、凸部19dの形状もテーパ形状となるように吐出マフラ15を形成している。偏心部5cと吐出マフラ15の凸部19dのテーパ形状を上述したように形成することにより、圧縮機の組立時に、吐出マフラ15を主軸受5のボス部5aに、上方から挿入して容易に組み立てることができる。他の構成は、実施例1と同様である。
本実施例2でも主軸受5側に吐出マフラ15を設けた例を説明したが、副軸受6側に吐出マフラを設ける場合にも、本実施例2を同様に適用できる。この場合には、副軸受6のボス部6aに偏心部を設けて、この偏心部をテーパ形状にすれば良い。
他の構成は、実施例1と同様である。
また、本実施例3でも主軸受5側に吐出マフラ15を設けた例を説明したが、副軸受6側に吐出マフラを設ける場合にも、本実施例3を同様に適用できる。この場合には、副軸受6のボス部6aに切欠きを設けるか、前記ボス部6aに偏心部を設けて、この偏心部に切欠きを設けるようにすれば良い。
他の構成は、実施例1と同様である。
更に、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
3:クランク軸、3a:偏心ピン、4:圧縮機構部、5:主軸受(軸受)、
5a:ボス部、5b:外周壁部、
5c:偏心部、5ca:切欠き、5cb:平面部、5d:壁面部、
6:副軸受(軸受)、6a:ボス部、6b:壁面部、
7:シリンダ、7a:ボルト穴、7b:収納部、8:ローラ、
9:ベーン、10:スプリング、11:吐出ポート、12:アキュームレータ、
13:吸入管、14:吐出弁(リード弁)、14a:ばね板部、
15:吐出マフラ、16:冷媒逃し穴、17:吐出管、18:電源端子、
19(19a、19b、19c、19d):凸部(隔壁)、20:凹み部(座押部)、
21:ボルト穴、22:連通孔、23:油溜り部、24:吸入部、25:給油通路、
26(26a、26b、26c、26d):狭小部(隙間)、27:圧縮室、
28:固定ボルト。
Claims (13)
- 密閉容器と、この密閉容器内に設けられた電動機部と、前記密閉容器内に設けられ前記電動機部によりクランク軸を介して駆動される圧縮機構部と、この圧縮機構部に設けられ前記クランク軸を支持するボス部を有する軸受と、前記圧縮機構部に設けられ圧縮された冷媒ガスを吐出する吐出ポートと、この吐出ポートを覆うように前記軸受の外側に固定された吐出マフラとを備える電動ロータリ圧縮機において、
前記吐出マフラの内壁面には、前記軸受のボス部との間に狭小部を形成するように凸部を周方向に少なくとも3個以上設け、
前記吐出ポートは隣接する前記凸部の間の吐出マフラ内空間に開口するように設けられ、
前記吐出ポートが設けられた空間とは異なる前記凸部の間の吐出マフラ内空間に開口する冷媒逃がし穴が設けられ、
前記吐出ポートから前記冷媒逃がし穴に至るルートは、前記凸部を通る回数が少ない第1ルートと、前記凸部を通る回数が前記第1ルートよりも多い第2ルートを備え、前記凸部を通る回数が少ない前記第1ルートにおける前記狭小部の通路面積を、前記凸部を通る回数が多い前記第2ルートにおける前記狭小部の通路面積よりも小さく構成している
ことを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項1に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記軸受は、前記圧縮機構部における前記電動機部側で前記クランク軸を支持する主軸受と、前記圧縮機構部における反電動機部側で前記クランク軸を支持する副軸受を備え、
前記圧縮機構部は、前記クランク軸により偏心した公転運動を行うローラと、この公転運動をするローラを内部に収容するシリンダと、前記シリンダ内に冷媒を吸入するための吸入ポートと、前記シリンダ内を公転運動するローラにより吸入した冷媒を圧縮する圧縮室を備え、
前記主軸受は前記圧縮室の電動機部側の壁面を形成する壁面部を備え、前記副軸受は前記圧縮室の反電動機部側の壁面を形成する壁面部を備え、
前記吐出マフラは前記主軸受に設けられ、前記吐出ポートは前記主軸受の壁面部に設けられていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 冷凍機油が封入されている密閉容器と、この密閉容器内に設けられた電動機部と、前記密閉容器内に設けられ前記電動機部によりクランク軸を介して駆動される圧縮機構部とを備え、
前記圧縮機構部は、前記クランク軸を支持するボス部を有する主軸受及び副軸受と、前記クランク軸に設けられた偏心ピンの偏心回転により公転運動するローラと、この公転運動をするローラを内部に収容するシリンダと、前記シリンダ内に冷媒を吸入するための吸入ポートと、前記シリンダ内を前記ローラが公転運動することにより吸入した冷媒を圧縮する圧縮室と、圧縮された冷媒を吐出する吐出ポートと、この吐出ポートを覆うように、前記主軸受または前記副軸受の少なくとも一方の外側に固定された吐出マフラを備える電動ロータリ圧縮機において、
前記吐出マフラの内壁面には、前記主軸受または前記副軸受のボス部との間に狭小部を形成するように凸部を周方向に少なくとも3個以上設け、
前記吐出ポートは隣接する前記凸部の間の吐出マフラ内空間に開口するように設けられ、
前記吐出ポートが設けられた空間とは異なる前記凸部の間の吐出マフラ内空間に開口する冷媒逃がし穴が設けられ、
前記吐出ポートから前記冷媒逃がし穴に至るルートは、前記凸部を通る回数が少ない第1ルートと、前記凸部を通る回数が前記第1ルートよりも多い第2ルートを備え、前記凸部を通る回数が少ない第1ルートにおける前記狭小部の通路面積を、前記凸部を通る回数が多い第2ルートにおける前記狭小部の通路面積よりも小さく構成している
ことを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項3に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記主軸受は、前記圧縮機構部における前記電動機部側で前記クランク軸を支持する軸受であり、前記副軸受は、前記圧縮機構部における反電動機部側で前記クランク軸を支持する軸受であって、前記吐出マフラは前記主軸受に固定されていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記第1ルートにおける前記狭小部を形成する前記ボス部の部分には、前記凸部側へ偏心した偏心部を設けていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記第1ルートにおける前記狭小部を形成している吐出マフラの凸部は、前記第2ルートにおける前記狭小部を形成している吐出マフラの凸部に比べて、内径側への突出し量が大きくなるように構成されていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項5に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記ボス部の前記偏心部をテーパ形状に構成し、前記偏心部に対向する吐出マフラの凸部の部分も前記テーパ形状に合わせるようにテーパ形状に構成していることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項7に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記ボス部の前記偏心部と前記偏心部に対向する吐出マフラの凸部は当接していることを特徴とする電動圧縮機。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記第1ルートの前記凸部に対向する前記ボス部にテーパ形状の部分を設け、このテーパ形状に合わせるように前記凸部の部分もテーパ形状に構成していることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記第1ルートにおける前記狭小部を形成する前記ボス部には、前記凸部に対向する部分に円弧状に窪んだ切欠きが形成され、この切欠きに対向する前記凸部の対向する面も前記円弧状の切欠きに合せるように円弧状の凸形状に形成されていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項10に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記第1ルートにおける前記狭小部を形成する前記ボス部の部分には、前記凸部側へ偏心した偏心部を設け、この偏心部における前記凸部に対向する部分に前記切欠きが形成されていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記第1ルートにおける前記狭小部を形成する前記ボス部には、前記凸部に対向する部分に平面部が形成され、この切欠きに対向する前記凸部の対向する面も前記平面部の形状に合せるように平面部に形成されていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。 - 請求項12に記載の電動ロータリ圧縮機において、
前記第1ルートにおける前記狭小部を形成する前記ボス部の部分には、前記凸部側へ偏心した偏心部を設け、この偏心部における前記凸部に対向する部分に前記平面部が形成されていることを特徴とする電動ロータリ圧縮機。
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