JP2005511957A - 圧縮機の吐出部構造 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る圧縮機の吐出部構造は、吸入流路及び吐出流路を有するシリンダ組立体と、該シリンダ組立体内で流体を吸入、圧縮及び吐出させるZ-プレートと、該Z-プレートの上下両面に接触されて往復運動しながら前記各圧縮空間を吸入領域と圧縮領域とに区画するベーンとを包含し、前記シリンダ組立体の吐出流路の外側に、所定容積を有するオイルフィルタリング空間又は緩衝空間が形成されることで、流体が吐出されるときに流体に包含されたオイルを効果的に分離することができ、振動及び騒音の発生も最小化される。

Description

本発明は、回転式圧縮機の一種のZ-プレートを有する圧縮機に係るもので、詳しくは、シリンダ内で圧縮された流体がシリンダの外部に吐出される圧縮機の吐出部構造に関するものである。
一般に、圧縮機は、機械的エネルギーを圧縮性流体の圧縮エネルギーに変換させる装置であって、その中でも、冷凍圧縮機は、圧縮方式によって、大きく、往復動式圧縮機、スクロール式圧縮機、遠心式圧縮機及び回転式圧縮機などに区分される。
本出願人は、それら圧縮機のうち、回転式圧縮機に分類される新しい概念のZ-プレートを有する圧縮機(以下、'Z-圧縮機'という)を開発して、大韓民国特許庁に出願(特許出願番号:10-1999-0042381、出願日:1999年10月1日)し、大韓民国特許庁発行の特許公開公報(特許2001-0035687)に2001年5月7日付開示された。
図1乃至図3は、このような本願出願人の先出願したZ-圧縮機を示した構成図で、図示されたように、本出願人のZ-圧縮機においては、密閉容器10の内部に駆動力を発生させる電動機構部が収納装着され、該電動機構部の駆動によりガスを圧縮する圧縮機構部が該電動機構部の下方側に収納装着されている。
又、前記電動機構部は、前記密閉容器10の内部に収納固定された固定子Sと、該固定子Sの内部に回転可能に嵌合された回転子Rとを包含して構成される。
又、前記圧縮機構部は、内部空間Vを有して該内部空間Vにそれぞれ連通される吸入流路f1及び吐出流路f2が側壁に穿孔形成されて前記密閉容器10に収納装着されたシリンダ組立体Dと、該シリンダ組立体Dの内部空間Vを貫通して密閉容器10の中心線に沿って挿入されて前記電動機構部の回転子Rに嵌合された回転軸20とから構成される。
又、前記シリンダ組立体Dは、その内部に円筒状の空間31を有して前記密閉容器10の内周壁に固定装着される中空円筒状のシリンダ30と、該シリンダ30の上下面にそれぞれ係合されることで該シリンダ30と共に前記内部空間Vを形成し前記回転軸20が貫通される上部ベアリング40及び下部ベアリング50とを包含して構成される。
且つ、前記シリンダ組立体Dの吸入流路f1は、前記シリンダ30の外周壁面に前記空間31と連通されるように穿孔形成された吸入孔により形成され、前記シリンダ組立体Dの吐出流路f2は、前記シリンダ30の一側に所定幅及び深さを有して軸方向に切欠された開口部32と、該シリンダ開口部32の側壁面に前記空間31と連通されるように上下両側にそれぞれ穿孔形成された第1及び第2吐出孔33、34とから構成される。
ここで、それら第1及び第2吐出孔33、34は、軸方向の同一線上の上下両側に所定間隔をおいてそれぞれ穿孔形成される。
又、前記シリンダ組立体Dの内部空間Vには、該内部空間Vを第1及び第2空間V1、V2に区画するための屈曲円板状のZ-プレート60が前記回転軸20と一体に形成されて挿入され、前記Z-プレート60の一方側と、前記上部ベアリング40及び下部ベアリング50とにはベーン70が貫通され、揺動しながら前記第1及び第2空間V1、V2をそれぞれ吸入領域と圧縮領域とに転換させるようになっている。
且つ、前記ベーン70は、前記シリンダ組立体Dを水平面上からみるとき、同一位相、即ち、前記Z-プレート60の上下面にそれぞれ位置するように係合され、前記ベーン70は、前記シリンダ組立体Dの上部ベアリング40及び下部ベアリング50に穿孔形成されるベーンスロット41、51にそれぞれ挿入されている。
又、前記Z-プレート60は、所定厚さを有して屈曲された円板状に形成され、側面上からみるとき、凸面を有する上側凸曲面部r1と、凹面を有する下側凹曲面部r2と、それら凸曲面部r1と凹曲面部r2とを連結する連結曲面部r3とから形成され、前記Z-プレート60は正弦波状の波形曲面を有し、それら凸曲面部r1と凹曲面部r2とは180゜の位相に位置されるように形成される。
又、図2(A)及び(B)に示されたように、前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口部32には、前記吐出流路f2をそれぞれ開閉しながらそれら第1及び第2空間V1、V2の圧縮領域で圧縮されたガスを吐出させる開閉手段80が係合されて、前記シリンダ組立体Dの吸入流路f1に吸入管90が係合されている。
即ち、前記開閉手段80は、前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口部32の前面壁に前記第1吐出孔33を開閉するように締結ボルトBにより締結された第1吐出弁81と、前記シリンダ開口部32の前面壁に前記第2吐出孔34を開閉するように締結ボルトBにより締結された第2吐出弁82とから構成される。
又、前記密閉容器10の底面にオイルが充填され、前記回転軸20の内部にオイル流路21が切削形成され、該オイル流路21の内部にオイルフィーダ(図示せず)が装着される(図1参照)。
且つ、未説明符号100は弾性支持手段、110は消音器、99は吐出管をそれぞれ示したものである。
以下、このように構成された従来のZ-圧縮機の動作に関して説明する。
まず、電源が印加されて電動機構部が駆動されると、該電動機構部の駆動力により前記回転軸20が回転されると共に、該回転軸20のZ-プレート60が前記シリンダ組立体Dの内部空間Vで回転される。
次いで、図4に示されたように、前記Z-プレート60の凸曲面部r1の先方端がそれら第1及び第2空間V1、V2にそれぞれ位置する前記ベーン70の位置a1に位置するようになると、前記第1空間V1で、圧縮されたガスが前記第1吐出弁81の動作により前記第1吐出孔33に吐出される動作が終了すると共に、吸入領域に吸入されるガスの吸入動作が終了された状態になり、前記第2空間V2の吸入領域にガスが吸入されると共に、圧縮領域のガス圧縮が進行される状態になって、前記第2吐出孔34は前記第2吐出弁82により閉塞される状態になる。
次いで、前記Z-プレート60が回転して、図5に示されたように、該Z-プレート60の凹曲面部r2の先方端がそれら第1及び第2空間V1、V2にそれぞれ位置される前記ベーン70の位置a1に位置されると、前記第1空間V1で吸入領域にガスが吸入されると共に、圧縮領域で前記第1吐出孔33が第1吐出弁81により閉塞された状態でガスの圧縮が進行される状態になり、前記第2空間V2で前記第2吐出弁82が開放されて前記第2吐出孔34へのガスの吐出が終了されると共に、前記吸入領域へのガスの吸入が終了された状態になる。
このように、前記Z-プレート60が一回転する毎に、それら第1及び第2空間V1、V2でそれぞれガスが吸入及び圧縮されて吐出され、このような過程が繰り返される。
又、それら第1及び第2吐出孔33、34を通して吐出された高温高圧状態の冷媒ガスは、前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口部32を通して抜け出されて、前記密閉容器10の内部を経て前記吐出管99を通して該密閉容器10の外部に吐出される。
又、前記回転軸20の回転により、該回転軸20に係合された前記オイルフィーダによって前記密閉容器10の底面に充填されたオイルがフィードされ、前記回転軸20のオイル流路21を通して吸い上げられ、スライドが発生する部品に供給され、該部品に供給されたオイルは再び前記密閉容器10に帰還する。
然るに、このような従来のZ-圧縮機においては、前記Z-プレート60の回転により、前記シリンダ組立体Dの内部空間Vの第1及び第2空間V1、V2でそれぞれ圧縮される高温高圧のガスがそれら第1及び第2吐出孔33、34を通して交互に反復的に吐出される過程で、前記シリンダ組立体Dの内部空間Vに供給されるオイルが冷媒ガスに混合されて吐出され、該オイルの混合された高温高圧状態の冷媒ガスが前記吐出管99を通して冷凍サイクルを循環するようになるため、該冷媒ガスと共に吐出されたオイルが冷凍サイクルの内部に累積されて冷凍効率を低下させるだけでなく、前記密閉容器10の内部にオイルが足りなくなって圧縮機の性能を低下させるという不都合な点があった。
又、図6に示されたように、それら第1及び第2吐出孔33、34を通して吐出される高温高圧状態の冷媒ガスがそれら第1及び第2吐出孔33、34と対向される前記密閉容器10の内側面に当たって前記密閉容器10を加振させることにより、大きな振動及び騷音が発生するという不都合な点があった。
又、図2(B)に示したように、それら第1及び第2吐出孔33、34を開閉する開閉手段80が、それら第1及び第2吐出弁81、82と、それら第1及び第2吐出弁81、82をそれぞれ締結する第1及び第2締結ボルトB、Bとから構成されるため、その構成部品数が多くなり、構成部品を組立てる組立工程数も多くなることにより、生産性が低下し、原価も上昇するという不都合な点があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、電動機構部の駆動によりZ-プレートが回転されることによりシリンダ組立体の内部空間の第1及び第2空間でそれぞれ圧縮されて吐出される高温高圧状態の冷媒ガスが吐出管を通して吐出される過程で、前記冷媒ガスにオイルが混合されて吐出管を通して吐出されることを最小化し得る圧縮機の吐出部構造を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、電動機構部の駆動によりZ-プレートが回転されることによりシリンダ組立体の内部の第1及び第2空間でそれぞれ圧縮されたガスが吐出される過程で発生する振動及び騷音を最小化し得る圧縮機の吐出部構造を提供することにある。
又、本発明のさらに他の目的は、吐出弁の構成及びその構成部品を簡単にし得る圧縮機の吐出部構造を提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明に係る圧縮機の吐出部構造においては、密閉容器と、該密閉容器内に装着されて吸入流路及び吐出流路を有するシリンダ組立体と、該シリンダ組立体内の空間を複数の圧縮空間に区画すると共に、電動機構部により回転しながら流体を吸入、圧縮及び吐出させるZ-プレートと、該Z-プレートの上下両面に接触されて往復運動しながら前記各圧縮空間を吸入領域と圧縮領域とに区画するベーンとを包含した圧縮機であって、前記シリンダ組立体の吐出流路の外側には、所定容積を有するオイルフィルタリング空間が形成され、該オイルフィルタリング空間に、該オイルフィルタリング空間を経た流体を前記密閉容器の内部に吐出させるための吐出通孔が切削形成されたことを特徴とする。
又、前記オイルフィルタリング空間は、前記シリンダ組立体の外周壁の一方側に前記吐出流路と連通されるように形成される所定深さを有する開口溝と前記密閉容器の内周側面とにより形成される所定容積を有する空間であることを特徴とする。
又、前記オイルフィルタリング空間は、前記シリンダ組立体の外周壁面に吐出流路と連通されるように形成された溝部にカバー部材が被せられて形成されることを特徴とする。
又、前記吐出流路は、前記各圧縮空間から前記オイルフィルタリング空間に連結される第1及び第2吐出孔により形成され、それら第1及び第2吐出孔を開閉する手段は、前記シリンダ組立体の側部に一つの締結ボルトにより締結される弁体部と、該弁体部からそれぞれ延長形成されてそれら第1及び第2吐出孔を開閉する第1及び第2開閉アーム部とを包含して構成されることを特徴とする。
又、本発明に係る圧縮機の吐出部構造においては、吸入流路及び吐出流路を有するシリンダ組立体と、該シリンダ組立体内で内部空間を複数の圧縮空間に区画すると共に、電動機構部により回転しながら流体を吸入、圧縮及び吐出させるZ-プレートと、該Z-プレートの上下両面に接触されて往復運動しながら前記各圧縮空間を吸入領域と圧縮領域とに区画するベーンとを包含した圧縮機であって、前記シリンダ組立体の外側に前記吐出流路と連通されるように装着溝が形成され、該装着溝には前記吐出流路と連通される緩衝空間を形成するためのカバー部材が係合され、該カバー部材には流体が排出される吐出通孔が形成されたことを特徴とする。
又、本発明に係る圧縮機の吐出部構造においては、吸入流路及び吐出流路を有するシリンダ組立体と、該シリンダ組立体内で内部空間を複数の圧縮空間に区画すると共に、電動機構部により回転しながら流体を吸入、圧縮及び吐出させるZ-プレートとを包含した圧縮機であって、前記吐出流路は、前記各圧縮空間から前記シリンダ組立体の外部に連結される第1及び第2吐出孔により形成され、それら第1及び第2吐出孔を開閉する手段は、前記シリンダ組立体の側部に固定される弁体部と、該弁体部からそれぞれ延長形成されてそれら第1及び第2吐出孔を開閉する第1及び第2開閉アーム部とを包含して構成されることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態に対し、図面に基づいて説明する。
図7乃至図12は、本発明に係るZ-圧縮機の第1実施形態を示した構成図で、従来技術と同様な構成部分に対しては同じ符号を付して説明する。
本発明のZ-圧縮機においては、密閉容器10の内部に駆動力を発生する電動機構部が収納装着され、該電動機構部の駆動によりガスを圧縮する圧縮機構部が該電動機構部の下方側に収納装着されている。
又、前記電動機構部は、前記密閉容器10の内部に収納固定される固定子Sと、該固定子Sの内部に回転自在に嵌合される回転子Rとを包含して構成される。
又、前記圧縮機構部は、内部空間Vを有して該内部空間Vにそれぞれ連通される吸入流路f1及び吐出流路f2が穿孔形成されたシリンダ組立体Dと、該シリンダ組立体Dの内部空間Vに貫通して挿入された回転軸20とから構成され、該回転軸20は駆動力を発生する電動機構部と係合される。
又、前記シリンダ組立体Dは、その内部に円筒状の空間31が形成され前記密閉容器10の内部に収納されて内周壁に装着されるシリンダ30と、該シリンダ30の上下面にそれぞれ係合されて該シリンダ30と共に前記内部空間Vを形成し前記回転軸20が貫通される上部ベアリング40及び下部ベアリング50とを包含して構成される。
且つ、図8に示したように、前記シリンダ組立体Dの吸入流路f1は、前記シリンダ30の外周壁面に前記空間31と連通されるように穿孔形成された吸入孔により形成され、前記シリンダ組立体Dの吐出流路f2は、前記シリンダ30の一方側に前記空間31の内周壁面及び前記シリンダ30の外周壁面にそれぞれ貫通された第1及び第2吐出孔33、34から形成されている。
ここで、それら第1及び第2吐出孔33、34は、前記回転軸20方向の同一線上にそれぞれ所定間隔を有して穿孔形成される。且つ、図10に示したように、前記シリンダ組立体Dのシリンダ30の外周壁面の前記吐出流路f2と隣接して上下縁部を除いた中央部位には、前記吐出流路f2に連通されるように所定面積及び深さを有する開口溝36が密閉空間10の内側に対向して切削形成される。
従って、このような前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口溝36と、シリンダの外周壁面と接触される前記密閉容器10の内周壁面とにより所定容積のオイルフィルタリング空間Qが形成される。
又、図10に示したように、前記シリンダ組立体Dのシリンダ30の一方側の上部ベアリング40及び開口溝36の上方壁に前記オイルフィルタリング空間Qを経たガスが前記密閉容器10の内部に吐出される吐出通孔42が穿孔形成され、前記シリンダ組立体Dのシリンダ30の開口溝36の下方壁に前記オイルフィルタリング空間Qに充填されるオイルが排出されるオイル排出孔37が切削形成される。
又、前記シリンダ組立体Dの内部空間Vを第1及び第2空間V1、V2に区画するZ-プレート60は、前記シリンダ組立体Dの内部空間Vに位置されるように前記回転軸20と一体に形成される。前記Z-プレート60の回転により、それら第1及び第2空間V1、V2をそれぞれ吸入領域及び圧縮領域に転換させるベーン70が、前記上部ベアリング40及び下部ベアリング50にそれぞれ挿入されている。
且つ、前記各ベーン70は、前記シリンダ組立体Dを水平面上からみるとき、同一位相になるように、前記Z-プレート60の上下面にそれぞれ位置するように係合され、前記ベーン70は、前記シリンダ組立体Dの上部ベアリング40及び下部ベアリング50に形成されるベーンスロット41、51に昇降自在にそれぞれ挿入される。
又、前記Z-プレート60は、所定厚さを有する屈曲された円板状に形成され、且つ、側面上からみるとき、凸面を有する上側凸曲面部r1と、凹面を有する下側凹曲面部r2と、それら凸曲面部r1と凹曲面部r2とを連結する連結曲面部r3とから構成される。即ち、前記Z-プレート60は正弦波状の波形曲面を有し、それら凸曲面部r1と凹曲面部r2とは180゜の位相になるように形成される。
又、前記シリンダ組立体Dには、前記吐出流路f2をそれぞれ開閉しながらそれら第1及び第2空間V1、V2の圧縮領域で圧縮されたガスを吐出させる開閉手段80が連結され(図5参照)、前記シリンダ組立体Dの吸入流路f1には吸入管90が連結される。
且つ、前記開閉手段80は、前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口部36の内側壁面に前記第1吐出孔33を開閉するように締結ボルトBにより締結される第1吐出弁81(図9参照)と、前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口部32の内側壁面に前記第2吐出孔34を開閉するように締結ボルトBにより締結された第2吐出弁82とを包含して構成される(図5及び図9参照)。
又、前記密閉容器10の底面にはオイルが充填され、前記回転軸20の内部にはオイル流路21が切削形成され、該回転軸20のオイル流路21の内部にはオイルフィーダ(図示せず)が装着される。
且つ、図中未説明符号100は弾性支持手段、110は消音器、99は吐出管をそれぞれ示したものである。
以下、このように構成された本発明の第1実施形態に係るZ-圧縮機の吐出装置の動作に対して説明する。
まず、電源が印加して電動機構部Mが駆動されると、該電動機構部Mの駆動力により、前記回転軸20が回転されると共に、該回転軸20のZ-プレート60が前記シリンダ組立体Dの内部空間Vで回転される。
次いで、前記Z-プレート60の凸曲面部r1の先方端がそれら第1及び第2空間V1、V2にそれぞれ位置する前記ベーン70の位置a1に位置するようになると、前記第1空間V1で、圧縮されたガスが前記第1吐出弁81の動作により前記第1吐出孔33への吐出が終了されると共に、前記吸入領域へのガスの吸入が終了された状態になり、前記第2空間V2で、吸入領域にガスが吸入されると共に、圧縮領域でガスの圧縮が進行される状態になり、このとき、前記第2吐出孔34は前記第2吐出弁82により閉塞された状態になる。
次いで、前記Z-プレート60が回転して、該Z-プレート60の凹曲面部r2の先方端がそれら第1及び第2空間V1、V2にそれぞれ位置する前記ベーン70の位置a1に位置するようになると、前記第1空間V1で、吸入領域にガスが吸入されると共に、圧縮領域で前記第1吐出孔33が第1吐出弁81により閉塞された状態でガスの圧縮が進行される状態になり、前記第2空間V2で、前記第2吐出弁82が開放されて前記第2吐出孔34へのガスの吐出が終了されると共に、前記吸入領域にガスが吸入された状態になる。
このように、前記Z-プレート60が一回転する毎に、それら第1及び第2空間V1、V2でそれぞれガスが吸入及び圧縮されて吐出される。
又、それら第1及び第2吐出孔33、34を通して吐出された高温高圧状態の冷媒ガスは、図12に示したように、前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口部32及びこれに対向された前記密閉容器10の内周壁面により形成されるオイルフィルタリング空間Qを経て、前記吐出通孔42を通して前記密閉容器10の内部に吐出され、該密閉容器10の内部に吐出されたガスは、前記吐出管99を通して前記密閉容器10の外部に吐出される。
又、前記回転軸20の回転により、該回転軸20に係合されたオイルフィーダによって、前記密閉容器10の底面に充填されたオイルがフィードされて、前記オイル流路21を通して吸い上げられ、スライドが発生する部品に供給され、該部品に供給されたオイルは再び前記密閉容器10に帰還する。
一方、前記シリンダ組立体Dの内部空間Vの第1及び第2空間V1、V2でそれぞれ圧縮される高温高圧状態の冷媒ガスは、前記シリンダ組立体Dの内部空間Vに供給されるオイルと共に吐出され、前記冷媒ガスに混合されて吐出されるオイルは、前記オイルフィルタリング空間Qを経る過程で、該オイルフィルタリング空間Qの内周壁面に当って濾過されながら該オイルフィルタリング空間Qの底面に充填される。次いで、前記オイルフィルタリング空間Qに充填されるオイルは、前記オイル排出孔37を通して前記密閉容器10の底面に帰還する。
従って、前記オイルフィルタリング空間Qを経ながら前記吐出通孔42及び前記密閉容器10の内部を通して前記吐出管99に吐出される冷媒ガスに混合されたオイルは最小化される。
図13(A)乃至図17は、本発明に係る吐出部構造の第2実施形態を示した図で、前述した第1実施形態の構成と同じ部分には同じ符号を付して説明し、これに対する詳細な説明は省略する。
図13(A)に示されたように、シリンダ組立体Dの吸入流路f1は、シリンダ30の外周面に空間31と連通されるように穿孔形成される吸入孔により形成され、前記シリンダ組立体Dの吐出流路f2は、前記シリンダ30に内周面及び外周面に貫通して第1及び第2吐出孔33、34がそれぞれ穿孔形成されている。それら第1及び第2吐出孔33、34は、前記シリンダ30の上下方向に同一線上に位置するように穿孔形成されている。
又、図15に示されたように、前記シリンダ30の一方側壁面に前記吐出流路f2と連通されるように装着溝135が所定幅及び深さを有して切削形成され、該装着溝135に対応して一方側に吐出通孔121が穿孔形成された断面'L'字状のカバー部材120が形成されて該カバー部材120が前記装着溝135に係合され、このとき、該装着溝135の外側壁面及び前記カバー部材120の内側壁面により所定容積を有する緩衝空間Cが形成され、該緩衝空間Cが前記吐出通孔121と連通される。
又、前記シリンダ30の装着溝135は、前記シリンダ30の外周壁面から、上部ベアリング40が係合される面にわたって所定幅及び深さを有するように切削形成され、前記カバー部材120は、前記装着溝135の幅及び高さに相応するように所定厚さを有する断面'L'字状の板状本体部122の上面に前記吐出通孔121が穿孔されて形成される。
且つ、前記カバー部材120は、前記吐出通孔121が穿孔形成された部分が前記上部ベアリング40が被される面に係合され、その他の部分が前記シリンダ30の外周壁面に係合されるようになっている。
又、前記カバー部材120を前記シリンダ30の装着溝135に係合するとき、該装着溝135の一方側に段差部136が形成され、前記カバー部材120の一側に前記シリンダ30の段差部136に係合される段差部123が形成され、前記カバー部材120の段差部123が前記シリンダの段差部136に係合された状態でネジ130により締結される。
このとき、前記シリンダ30の装着溝135及び該装着溝135に係合される前記カバー部材120の変形例として、図16に示されたように、前記シリンダ30の装着溝135を、前記シリンダ30の外周壁面縁部の一部を所定幅及び所定深さに切欠して形成し、前記カバー部材120に、前記装着溝135の幅に相応する幅を有する断面'コ'字状の板状本体部122'の上面において前記吐出通孔121を穿孔形成することもできる。
又、前記カバー部材の高さ(図面上)は、前記シリンダ30の厚さに相応するように形成される。
且つ、前記カバー部材120を前記シリンダ30の装着溝135に係合させるため、該装着溝135の上方側に段差部136が切削形成され、前記カバー部材120の一方側に前記シリンダ30の段差部136に係合される段差部123が切削形成されて、前記カバー部材120の段差部123が前記シリンダの段差部136に係合された状態でネジ130により締結される。
又、前記シリンダ組立体Dの吐出流路f2である第1吐出孔33及び第2吐出孔34をそれぞれ開閉しながら、第1及び第2空間V1、V2の圧縮領域V1b、V2bで圧縮されたガスを吐出させるための開閉手段80が前記シリンダ30の装着溝135に開放され、前記開閉手段80は、前記第1吐出孔33を開閉する第1吐出弁81及び該第1吐出弁81を締結する締結ボルトBと、前記第2吐出孔34を開閉する第2吐出弁82及び該第2吐出弁82を締結する締結ボルトBとを包含して構成される。
このように構成された本発明に係る第2実施形態の吐出部構造を有するZ-圧縮機の動作は、前記Z-プレート60が一回転する毎に、それら第1及び第2空間V1、V2でそれぞれガスが吸入及び圧縮されて吐出され、それら第1及び第2吐出孔33、34を通して吐出された高温高圧状態の冷媒ガスは、図17に示したように、前記装着溝135及び前記カバー部材120により形成された緩衝空間Cを経て、前記カバー部材120の吐出通孔121を通して前記密閉容器10の内部に吐出された後、該密閉容器10の吐出管(図示せず)を通して該密閉容器10の外部に吐出される。
従って、前記シリンダ組立体Dの内部空間の第1及び第2空間V1、V2でそれぞれ圧縮された冷媒ガスが、それら第1及び第2吐出孔33、34を通して吐出され、前記カバー部材120及び前記装着溝135により形成される前記緩衝空間Cを通して前記密閉容器10の内部に抜け出されるため、前記シリンダ組立体Dの第1及び第2吐出孔33、34を通して吐出される高温高圧状態の冷媒ガスが、前記シリンダ組立体Dの装着された前記密閉容器10に当たらなくなることで、高温高圧状態の冷媒ガスが前記密閉容器10に当たって該密閉容器10が加振される現象が防止される。
一方、前記カバー部材120及び前記装着溝135により形成される前記緩衝空間Cは、前述した本発明の第1実施形態におけるオイルフィルタリング空間Qの作用も行う。
図18乃至図20は、本発明に係る吐出部構造の第3実施形態を示した図で、前述した第1及び第2実施形態の構成と同じ部分に対しては同じ符号を付して説明する。
図18乃至図20に示されたように、シリンダ組立体Dの吐出流路f2である第1及び第2吐出孔33、34をそれぞれ開閉しながら、第1及び第2空間V1、V2の圧縮領域V1b、V2bで圧縮されたガスを吐出させる開閉手段200が前記シリンダ組立体Dの開口部32の側壁面に螺合されている。
又、前記開閉手段200は、二つの開閉アーム部222、223が形成された多重開閉型吐出弁220と、該多重開閉型吐出弁220を前記シリンダ組立体Dに締結する一つの締結ボルト230とから構成される。
前記多重開閉型吐出弁220は、所定形状を有する薄板として、その内部にネジ孔224が穿孔された弁体部221と、該弁体部221の一方側に所定面積を有して延長形成された第1開閉アーム部222と、前記弁体部221の他方側に所定面積を有して延長形成された第2開閉アーム部223とから構成される。このとき、第1及び第2開閉アーム部222、223は、相互に平行に形成されることが好ましい。
且つ、前記第1開閉アーム部222は、前記弁体部221に所定幅及び長さを有して延長形成されたアーム222aと、前記第1吐出孔33の内径より大きい外径を有して前記アーム222aに延長形成された円板222bとから構成される。
且つ、前記第2開閉アーム部223は、前記弁体部221に所定幅及び長さを有して延長形成されたアーム223aと、前記第2吐出孔34の内径より大きい外径を有して前記アーム223aに延長形成された円板223bとから構成される。
又、前記シリンダ組立体Dのシリンダ開口部32の側壁面は平面状に形成され、その一方側にネジ山孔236が穿孔形成される。
このとき、前記多重開閉型吐出弁220の弁体部221のネジ孔224は前記ネジ山孔236と一致し、前記第1及び第2開閉アーム部222、223が前記第1及び第2開閉孔33、34を閉塞した状態で、前記弁体部221のネジ孔224を通してネジ山孔236に前記締結ボルト230が締結されるようになっている。
以下、このように構成された本発明に係る第3実施形態の動作に関して説明する。
前記Z-プレート60が前記シリンダ組立体Dの内部空間Vで回転され、前記Z-プレート60の凸曲面部r1の先方端がそれら第1及び第2空間V1、V2にそれぞれ位置するベーン70の位置に位置するようになると、前記第1空間V1で圧縮されたガスが前記多重開閉型吐出弁の第1開閉アーム部222の動作と共に前記第1吐出孔33を通して吐出されることが終了する。且つ、その吸入領域V1aへのガスの吸入が終了した状態になり、前記第2空間V2から吸入領域V2aにガスが吸入されると共に、圧縮領域V2bでガスの圧縮が進行される状態になり、このとき、前記第2吐出孔34は、前記多重開閉型吐出弁の第2開閉アーム部223により閉塞された状態になる。
次いで、前記Z-プレート60が回転して、前記Z-プレート60の凹曲面部r2の先方端が、それら第1及び第2空間V1、V2にそれぞれ位置するベーン70の位置に位置するようになると、前記第1空間V1から吸入領域V1aにガスが吸入されると共に、圧縮領域V1bで前記第1吐出孔33が前記多重開閉型吐出弁の第1開閉アーム部222により閉塞された状態でガスの圧縮が進行される状態になり、前記第2空間V2で前記多重開閉型吐出弁の第2開閉アーム部223が前記第2吐出孔34を開放しながらガスの吐出が終了すると共に、前記吸入領域V2bへのガスの吸入が終了した状態になる。
このように、前記Z-プレート60が一回転する毎に、それら第1及び第2空間V1、V2でそれぞれガスが吸入及び圧縮されて吐出され、このような過程が繰り返されることでガスが圧縮される。
又、前記多重開閉型吐出弁220は、各第1及び第2開閉アーム部222、223が、前記Z-プレート60の回転により前記シリンダ組立体Dの内部空間Vの第1及び第2空間V1、V2でそれぞれ圧縮される圧縮ガスによって交互に曲げ及び伸ばされることを繰り返すことで、それら第1及び第2吐出孔33、34が開放及び閉塞されてガスが吐出される。
従って、前記シリンダ組立体Dの第1及び第2空間V1、V2で圧縮されるガスが吐出される吐出流路である各第1及び第2吐出孔33、34が前記多重開閉型吐出弁220により開閉されると共に、該多重開閉型吐出弁220が一つの締結ボルト230により締結されるため、構成部品が簡単になり、且つ組立工程数が減少される。
以上説明したように、本発明に係る圧縮機の吐出部構造においては、シリンダ組立体の第1及び第2空間から吐出されて密閉容器の内部を経ながら吐出管を通して流出される高温高圧状態の冷媒ガスに、オイルが混合されて前記密閉容器の外部に流出されることが最小化されるため、前記圧縮機を含む冷凍サイクルにオイルが流入されて累積されることで発生するサイクルの効率の低下を防止し、且つ圧縮機の密閉容器の内部にオイルの切れを防止するため、信頼性を向上し得るという効果がある。
又、本発明は、Z-プレートの回転により、シリンダ組立体の内部空間の第1及び第2空間でそれぞれ圧縮されて第1及び第2吐出孔を通して吐出される高温高圧状態の冷媒ガスが密閉容器に当たらずに円滑に流動することで、前記高温高圧の冷媒ガスが吐出されるときに振動及び騷音が発生することを最小化して、圧縮機の信頼性を向上し得るという効果がある。
又、本発明は、圧縮されるガスを吐出させる構成及びその構成部品が簡単で、組立工程数が減少されることで、製作単価を低減させ、且つ組立生産性を向上し得るという効果がある。
従来のZ-圧縮機の構成を示した縦断面図である。 従来のZ-圧縮機の構成を示した横断面図で、(A)は開口部の平面図、(B)は吐出弁の正面図である。 従来のZ-圧縮機の圧縮機構部を示した部分切開斜視図である。 従来のZ-圧縮機の圧縮機構部の動作過程を示した横断面図である。 従来のZ-圧縮機の圧縮機構部の動作過程を示した横断面図である。 図5のZ-Z線断面図である。 本発明に係る吐出部構造を有するZ-圧縮機を示した縦断面図である。 本発明に係る吐出部構造の第1実施形態を示した横断面図である。 図8のY-Y線断面図である。 図8のX-X線断面図である。 本発明に係る圧縮機構部の第1実施形態を示した部分切開斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る吐出部の動作を示した側断面図である。 本発明に係る吐出部構造の第2実施形態を示した横断面図で、(A)は吐出部の断面図、(B)は吐出弁の正面図である。 本発明に係る圧縮機構部の第2実施形態を示した部分切開斜視図である。 本発明に係る吐出部の第2実施形態を示した分解斜視図である。 本発明に係る吐出部の第2実施形態の変形例を示した分解斜視図である。 本発明に係る吐出部の第2実施形態の動作を示した断面図である。 本発明に係る吐出部の第3実施形態を示した横断面図である。 図18の吐出弁を示した正面図である。 本発明に係る圧縮機構部の第3実施形態を示した部分切開斜視図である。

Claims (14)

  1. 密閉容器と、該密閉容器の内部に収納装着されて吸入流路及び吐出流路を有するシリンダ組立体と、該シリンダ組立体内で内部空間を複数の圧縮空間に区画すると共に、電動機構部により回転しながら流体を吸入、圧縮及び吐出させるZ-プレートと、該Z-プレートの上下両面に接触されて往復運動しながら前記各圧縮空間を吸入領域と圧縮領域とに区画するベーンとを包含した圧縮機であって、
    前記シリンダ組立体の吐出流路の外側には、所定容積を有するオイルフィルタリング空間が形成され、該オイルフィルタリング空間を形成する手段に、該オイルフィルタリング空間を経た流体を前記密閉容器の内部に吐出させるための吐出通孔が形成されたことを特徴とする圧縮機の吐出部構造。
  2. 前記オイルフィルタリング空間は、前記シリンダ組立体の外周壁の一方側に前記吐出流路と連通されるように形成される所定深さを有する開口溝と前記密閉容器の内周壁面とにより形成される所定容積を有する空間であることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機の吐出部構造。
  3. 前記吐出通孔は、前記シリンダ組立体の一方側に切削形成されたことを特徴とする請求項2に記載の圧縮機の吐出部構造。
  4. 前記吐出通孔は、前記シリンダ組立体の軸方向に位置するように切削形成されたことを特徴とする請求項2に記載の圧縮機の吐出部構造。
  5. 前記シリンダ組立体の他方側には、前記オイルフィルタリング空間に充填されたオイルが排出されるオイル排出孔が切削形成されたことを特徴とする請求項2に記載の圧縮機の吐出部構造。
  6. 前記オイルフィルタリング空間は、前記シリンダ組立体の外周壁面に吐出流路と連通されるように切削形成された溝部にカバー部材が被せられて形成されたことを特徴とする請求項2に記載の圧縮機の吐出部構造。
  7. 前記カバー部材に吐出通孔が形成されたことを特徴とする請求項6に記載の圧縮機の吐出部構造。
  8. 前記吐出流路は、前記各圧縮空間から前記オイルフィルタリング空間に連結される第1及び第2吐出孔により形成され、
    それら第1及び第2吐出孔を開閉する手段は、前記シリンダ組立体の側部に一つの締結ボルトにより締結される弁体部と、
    該弁体部からそれぞれ延長形成されてそれら第1及び第2吐出孔を開閉する第1及び第2開閉アーム部と、を包含して構成されることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機の吐出部構造。
  9. 吸入流路及び吐出流路を有するシリンダ組立体と、該シリンダ組立体の内部で内部空間を複数の圧縮空間に区画すると共に、電動機構部により回転しながら流体を吸入、圧縮及び吐出させるZ-プレートと、該Z-プレートの上下両面に接触されて往復運動しながら前記各圧縮空間を吸入領域と圧縮領域とに区画するベーンとを包含した圧縮機であって、
    前記シリンダ組立体の外側に前記吐出流路と連通されるように装着溝が切削形成され、該装着溝には前記吐出流路と連通される緩衝空間を形成するためのカバー部材が係合され、該カバー部材には流体が排出される吐出通孔が穿孔形成されたことを特徴とする圧縮機の吐出部構造。
  10. 前記装着溝は、前記シリンダ組立体の外周壁面の上面及び一側面の一部が切欠された構造を有し、前記カバー部材は、断面'L'字状に形成されて前記装着溝に係合されることを特徴とする請求項9に記載の圧縮機の吐出部構造。
  11. 前記装着溝は、前記シリンダ組立体の外周壁面の上下縁部一部が切欠された構造を有し、前記カバー部材は、断面'コ'字状に形成されて前記装着溝に係合されたことを特徴とする請求項9に記載の圧縮機の吐出部構造。
  12. 吸入流路及び吐出流路を有するシリンダ組立体と、該シリンダ組立体内で内部空間を複数の圧縮空間に区画すると共に、電動機構部により回転しながら流体を吸入、圧縮及び吐出させるZ-プレートとを包含した圧縮機であって、
    前記吐出流路は、前記各圧縮空間から前記シリンダ組立体の外部に連結される第1及び第2吐出孔により切削形成され、それら第1及び第2吐出孔を開閉する開閉手段は、前記シリンダ組立体の側部に固定される弁体部と、該弁体部からそれぞれ延長形成されてそれら第1及び第2吐出孔を開閉する第1及び第2開閉アーム部とを包含して構成されることを特徴とする圧縮機の吐出部構造。
  13. 前記弁体部は、前記シリンダ組立体に一つの締結ボルトにより締結されることを特徴とする請求項12に記載の圧縮機の吐出部構造。
  14. それら第1及び第2開閉アーム部は、前記弁体部から延長形成されるアーム部と、該アーム部に円形に形成されて前記吐出孔を開閉する円板部とから構成されることを特徴とする請求項12に記載の圧縮機の吐出部構造。
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