JP2020084649A - 壁材の取付構造及び壁材の取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付構造30は、第1仕上材32と、第2仕上材34と、下地金具36とを有する。第1仕上材32は、Y方向に延在され、X方向において鉄骨柱22と間隔をあけて配置され且つ第1角スタッド24に取付けられている。第2仕上材34は、X方向に延在され、Y方向において鉄骨柱22と間隔をあけて配置され、第1仕上材32のY方向の端面33が突当てられ且つ第2角スタッド26に取付けられている。下地金具36は、第1角スタッド24からY方向に離れて第1仕上材32に留付けられた第1被留付部37と、第2角スタッド26からX方向に離れて第2仕上材34に留付けられた第2被留付部38と、を備える。
【選択図】図2
Description
図1には、建物10の一部を構成する壁体12の内部が示されている。建物10は、一例として、図示されない基礎上に柱部及び梁部を組み上げた鉄骨軸組構造の躯体と、該梁部に立設された壁体12と、床壁14と、天井壁16とを含んで構成されている。梁部は、図示されない床梁及び天井梁を含んで構成されている。壁体12の一部は、出隅部20を形成している。なお、出隅部20は、一例として、建物10の屋内に形成されている。
鉄骨柱22は、X方向及びY方向に所定の間隔をあけて並び、Z方向に立設されている。なお、出隅部20の角部分を構成する鉄骨柱22は、一例として、1本のみとなっている。このため、1本の鉄骨柱22を図示して、残りの鉄骨柱22の図示を省略する。また、鉄骨柱22は、金属製であり、一例として、角形鋼で構成されている。鉄骨柱22のZ方向上端部及び下端部には、図示されない連結部材が設けられている。この連結部材は、図示されない床梁又は天井梁に固定されている。
第1角スタッド24は、一例として、軽鉄下地として構成されており、留付部材の一例としてのタッピングネジ29を締結可能な材質で構成されている。第1角スタッド24をZ方向から見た場合の断面形状は、一例として、X方向に長くY方向に短い矩形状である。そして、第1角スタッド24は、Z方向を軸方向とする四角筒状に形成されている。また、第1角スタッド24は、Y方向に並ぶ2本の鉄骨柱22の間において、一例として、Y方向に間隔をあけて複数箇所(図示は2箇所)に設けられている。
第2角スタッド26は、一例として、軽鉄下地として構成されており、タッピングネジ29を締結可能な材質で構成されている。第2角スタッド26をZ方向から見た場合の断面形状は、一例として、Y方向に長くX方向に短い矩形状である。そして、第2角スタッド26は、Z方向を軸方向とする四角筒状に形成されている。また、第2角スタッド26は、X方向に並ぶ2本の鉄骨柱22の間において、一例として、X方向に間隔をあけて複数箇所(図示は2箇所)に設けられている。
図1に示される下ランナー28は、図示されない上ランナーとZ方向に間隔をあけて配置され、X方向及びY方向にそれぞれ延在されている。また、下ランナー28は、延在方向から見た場合の断面形状が、Z方向の上側に向けて開口する略U字状に形成されている。さらに、下ランナー28は、図示されない床梁にブラケットを介して取付けられている。上ランナーは、図示されない天井梁にブラケットを介して取付けられている。なお、上ランナーの構成は、一例として、鉄骨柱22のZ方向の中央位置に対して、下ランナー28とほぼ対称な構成とされている。このため、上ランナーの具体的な説明は省略する。
図2に示される複数の内側仕上材27は、一例として、石膏ボードで構成されている。一方の内側仕上材27は、X方向を厚さ方向として、第1角スタッド24に対してX方向の内側から接触され、タッピングネジ29により第1角スタッド24に取付けられている。他方の内側仕上材27は、Y方向を厚さ方向として、第2角スタッド26に対してY方向の内側から接触され、タッピングネジ29により第2角スタッド26に取付けられている。ここで、2つの内側仕上材27によって、内隅部21が形成されている。
次に、取付構造30について説明する。
第1仕上材32は、一例として、石膏ボードで構成されている。また、第1仕上材32は、X方向において鉄骨柱22と間隔をあけて且つX方向を厚さ方向として(Y−Z面に沿って)配置されており、Y方向及びZ方向に延在されている。Z方向から見た場合に、第1仕上材32のY方向の長さは、隣り合う2本の第1角スタッド24のY方向の間隔に相当する長さよりも長い。なお、鉄骨柱22とX方向に間隔をあけて対向する部位は、第1仕上材32のY方向の端部である。
第2仕上材34は、一例として、石膏ボードで構成されている。また、第2仕上材34は、Y方向において鉄骨柱22と間隔をあけて且つY方向を厚さ方向として(X−Z面に沿って)配置されており、X方向及びZ方向に延在されている。Z方向から見た場合に、第2仕上材34のX方向の長さは、隣り合う2本の第2角スタッド26のX方向の間隔に相当する長さよりも長い。なお、鉄骨柱22とY方向に間隔をあけて対向する部位は、第2仕上材34のX方向の端部である。
図3に示される下地金具36は、タッピングネジ29(図2参照)をねじ込み可能な金属製(一例として鉄製)で且つZ方向に長い部材である。下地金具36のZ方向の長さは、第1仕上材32、第2仕上材34のそれぞれのZ方向の長さとほぼ同じ長さとされている。また、下地金具36は、一例として、1枚の板金をプレス加工により1箇所でほぼ直角に屈曲させることで形成されている。つまり、下地金具36のX−Y面に沿った断面形状は、L字状とされている。
図2に示されるように、第1被留付部37は、X方向を厚さ方向として配置されY−Z面に沿った板状部である。第1被留付部37のX方向の厚さに相当する長さは、既述の長さL2よりも短い。また、第1被留付部37は、第1角スタッド24からY方向の外側に離れて鉄骨柱22と第1仕上材32との間に配置されている。第1被留付部37のX方向外側の側面37Aは、第1仕上材32の側面32Bと接触されている。換言すると、第1被留付部37は、第1仕上材32にX方向の内側から接触されている。
第2被留付部38は、Y方向を厚さ方向として配置されX−Z面に沿った板状部である。第2被留付部38のY方向の厚さに相当する長さは、既述の長さL1よりも短い。また、第2被留付部38は、第2角スタッド26からX方向の外側に離れて鉄骨柱22と第2仕上材34との間に配置されている。第2被留付部38のY方向外側の側面38Aは、第2仕上材34の側面34Bと接触されている。換言すると、第2被留付部38は、第2仕上材34にY方向の内側から接触されている。
図3に示される両面テープ42は、厚さ方向となるX方向の一方側の面及び他方側の面に、図示しない接着層が形成された部材である。また、両面テープ42は、一例として、第1仕上材32と第1被留付部37との間に設けられている。そして、両面テープ42は、第1仕上材32と第1被留付部37とをX方向に接着させている。両面テープ42の大きさ及び形状は、一例として、第1被留付部37の大きさ及び形状と同じとされている。これにより、第1被留付部37の側面37Aのほぼ全体が、第1仕上材32に接着されている。
次に、本実施形態の取付構造30の作用及び壁材31の取付方法の作用について説明する。
20 出隅部
22 鉄骨柱(柱の一例)
24 第1角スタッド(第1下地材の一例)
26 第2角スタッド(第2下地材の一例)
30 取付構造(壁材の取付構造の一例)
31 壁材
32 第1仕上材(第1壁材の一例)
33 端面(先端の一例)
34 第2仕上材(第2壁材の一例)
36 下地金具(被留付部材の一例)
37 第1被留付部
38 第2被留付部
42 両面テープ(接着部の一例)
Claims (4)
- 柱と、該柱と一方向に対向する第1下地材と、該一方向と交差する交差方向に該柱と対向する第2下地材と、を有する出隅部における壁材の取付構造であって、
前記一方向に延在され、前記交差方向において前記柱と間隔をあけて配置され且つ前記第1下地材に取付けられた前記壁材としての第1壁材と、
前記交差方向に延在され、前記一方向において前記柱と間隔をあけて配置され、前記第1壁材の前記一方向の先端が突当てられ且つ前記第2下地材に取付けられた前記壁材としての第2壁材と、
前記第1下地材から前記一方向に離れて前記柱と前記第1壁材との間に配置され且つ前記第1壁材に留付けられた第1被留付部と、前記第2下地材から前記交差方向に離れて前記柱と前記第2壁材との間に配置され且つ前記第2壁材に留付けられた第2被留付部と、を備えた被留付部材と、
を有する前記壁材の取付構造。 - 前記第1壁材と前記第1被留付部との間には、前記第1壁材と前記第1被留付部とを接着させる接着部が設けられている請求項1に記載の壁材の取付構造。
- 柱と、該柱と一方向に対向する第1下地材と、該一方向と交差する交差方向に該柱と対向する第2下地材と、を有する出隅部における壁材の取付方法であって、
前記一方向に延在された第1被留付部及び前記交差方向に延在された第2被留付部を備えた被留付部材の該第1被留付部を、前記壁材としての第1壁材に留付ける工程と、
前記第1壁材を前記被留付部材から離れた前記第1下地材に取付ける工程と、
前記壁材としての第2壁材を、前記一方向に前記柱と間隔をあけて且つ前記第1壁材と接触させた状態で、前記被留付部材から離れた前記第2下地材に取付ける工程と、
前記第2被留付部を前記第2壁材に留付ける工程と、
を有する前記壁材の取付方法。 - 前記第1被留付部を前記第1壁材に留付ける工程は、
前記第2壁材が前記第2下地材に取付けられる前に前記第1被留付部を前記第1壁材に接着することで仮止めする工程と、
前記第2被留付部が前記第2壁材に留付けられた後で、前記第1被留付部を前記第1壁材に本留めする工程と、
を有する請求項3に記載の壁材の取付方法。
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JP2000008584A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-01-11 | National House Ind Co Ltd | 壁コーナー部材 |
JP2009001979A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Misawa Homes Co Ltd | 大型壁パネルの設置構造 |
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2018
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