JPH1150549A - 建物構造補助材、天井構造および床構造 - Google Patents
建物構造補助材、天井構造および床構造Info
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- JPH1150549A JPH1150549A JP20919197A JP20919197A JPH1150549A JP H1150549 A JPH1150549 A JP H1150549A JP 20919197 A JP20919197 A JP 20919197A JP 20919197 A JP20919197 A JP 20919197A JP H1150549 A JPH1150549 A JP H1150549A
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- ceiling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に天井材や床材を取り付けることがで
き、しかも、撓み難い天井野縁や床根太等の建物構造補
助材と、この建物構造補助材を使用した天井構造と床構
造を提供すること。 【解決手段】 上下面がほぼ平行な金属長尺体の一面に
針状突出片61(71)を設けた床根太6(天井野縁
7)等の建物構造補助材。
き、しかも、撓み難い天井野縁や床根太等の建物構造補
助材と、この建物構造補助材を使用した天井構造と床構
造を提供すること。 【解決手段】 上下面がほぼ平行な金属長尺体の一面に
針状突出片61(71)を設けた床根太6(天井野縁
7)等の建物構造補助材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天井野縁や床根太等
の建物構造補助材とこの建物構造補助材を使用した天井
構造と床構造に関する。特に、ユニット建物に好適な建
物構造補助材とこの建物構造補助材を使用した天井構造
と床構造に関する。
の建物構造補助材とこの建物構造補助材を使用した天井
構造と床構造に関する。特に、ユニット建物に好適な建
物構造補助材とこの建物構造補助材を使用した天井構造
と床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建物の天井構造は、木製の天井梁
等の建物構造材に木製の天井野縁等の建物構造補助材を
架け渡して取り付け、この建物構造補助材の下面に天井
材を取り付けている。又、床構造は、木製の床梁等の建
物構造材に木製の床根太等の建物構造補助材を架け渡し
て取り付け、この建物構造補助材の上に床材を取り付け
ている。
等の建物構造材に木製の天井野縁等の建物構造補助材を
架け渡して取り付け、この建物構造補助材の下面に天井
材を取り付けている。又、床構造は、木製の床梁等の建
物構造材に木製の床根太等の建物構造補助材を架け渡し
て取り付け、この建物構造補助材の上に床材を取り付け
ている。
【0003】一方、ユニット建物は、特公昭62−62
224号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大き
さの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニ
ットを、予め、工場で製造し、この建物ユニットを複数
個施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建物となす
もので、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度の良い標
準化された建物となる特徴があることから広く採用され
ている。
224号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大き
さの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニ
ットを、予め、工場で製造し、この建物ユニットを複数
個施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建物となす
もので、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度の良い標
準化された建物となる特徴があることから広く採用され
ている。
【0004】このユニット建物に使用する建物ユニット
は、方形の四隅に配置された4本の金属製の柱と、4本
の柱の下端部を連結する4本の金属製の床梁と、4本の
柱の上端部を連結する4本の金属製の天井梁とからなる
建築構造材で骨格が構成されている。そして、この建物
ユニットの床構造は、相対する床梁に金属製の床小梁を
差し渡し、この床小梁の上に木製の床根太を取り付け、
この床根太の上に床材を取り付けたものである。又、こ
の建物ユニットの天井構造は、相対する天井梁に木製の
天井野縁を架け渡して取り付け、この天井野縁の下面に
天井材を取り付けたものである。
は、方形の四隅に配置された4本の金属製の柱と、4本
の柱の下端部を連結する4本の金属製の床梁と、4本の
柱の上端部を連結する4本の金属製の天井梁とからなる
建築構造材で骨格が構成されている。そして、この建物
ユニットの床構造は、相対する床梁に金属製の床小梁を
差し渡し、この床小梁の上に木製の床根太を取り付け、
この床根太の上に床材を取り付けたものである。又、こ
の建物ユニットの天井構造は、相対する天井梁に木製の
天井野縁を架け渡して取り付け、この天井野縁の下面に
天井材を取り付けたものである。
【0005】別のユニット建物に使用する建物ユニット
としては、特開平7−76879号公報に記載あるよう
に、壁パネル、床パネル、天井パネルを組み立てたもの
が知られている。このとき使用する天井パネルは、天井
梁に相当する相対する平行な木材(建物構造材)に天井
野縁に相当する木材(建築構造補助材)を複数本差し渡
して枠に組み立てて、この下面に天井材を取り付けたも
のである。
としては、特開平7−76879号公報に記載あるよう
に、壁パネル、床パネル、天井パネルを組み立てたもの
が知られている。このとき使用する天井パネルは、天井
梁に相当する相対する平行な木材(建物構造材)に天井
野縁に相当する木材(建築構造補助材)を複数本差し渡
して枠に組み立てて、この下面に天井材を取り付けたも
のである。
【0006】又、床パネルは、床梁に相当する平行な木
材(建物構造材)に床根太に相当する木材(建築構造補
助材)を差し渡して枠に組み立てて、この上面に床材を
取り付けたものである。又、特開平8−199729号
公報には厚み3.2mmの鋼板を三角形の頂角を連結し
た断面を有する特殊形状の長尺体からなる梁部材が記載
されている。
材(建物構造材)に床根太に相当する木材(建築構造補
助材)を差し渡して枠に組み立てて、この上面に床材を
取り付けたものである。又、特開平8−199729号
公報には厚み3.2mmの鋼板を三角形の頂角を連結し
た断面を有する特殊形状の長尺体からなる梁部材が記載
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の建物の
天井構造や建物ユニットの天井構造では、建物構造補助
材である天井野縁に使用する木材のヤング率が小さいの
で、天井野縁が撓み易い。従って、天井材が垂れないよ
うにするために天井野縁間の距離を短くして多数の天井
野縁を取り付けている。又、従来の床構造や建物ユニッ
トの床構造では、天井構造と同様に、床材が下方に垂れ
ないようにするために床根太間の距離を短くして多数の
床根太を取り付けている。
天井構造や建物ユニットの天井構造では、建物構造補助
材である天井野縁に使用する木材のヤング率が小さいの
で、天井野縁が撓み易い。従って、天井材が垂れないよ
うにするために天井野縁間の距離を短くして多数の天井
野縁を取り付けている。又、従来の床構造や建物ユニッ
トの床構造では、天井構造と同様に、床材が下方に垂れ
ないようにするために床根太間の距離を短くして多数の
床根太を取り付けている。
【0008】このように多数の天井野縁や床根太を取り
付けると、材料費が高くなるだけでなく、取付工数も多
くなり、高価になるという問題がある。一方、前記公報
記載のように断面三角形の鋼製の長尺体からなる梁部材
はヤング率が大きく撓み難く好ましい。
付けると、材料費が高くなるだけでなく、取付工数も多
くなり、高価になるという問題がある。一方、前記公報
記載のように断面三角形の鋼製の長尺体からなる梁部材
はヤング率が大きく撓み難く好ましい。
【0009】そこで、従来床梁等に使用されている鋼製
長尺体を天井野縁や床根太に応用して天井野縁や床根太
を数を減らそうと試みたが、この天井野縁の下面に天井
材を取り付けたり、床根太の上面に床材を取り付ける際
に、通常の釘を打つことができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、簡単に天井材や床材を取り付
けることができ、しかも、撓み難い天井野縁や床根太等
の建物構造補助材と、この建物構造補助材を使用した天
井構造と床構造を提供することである。
長尺体を天井野縁や床根太に応用して天井野縁や床根太
を数を減らそうと試みたが、この天井野縁の下面に天井
材を取り付けたり、床根太の上面に床材を取り付ける際
に、通常の釘を打つことができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、簡単に天井材や床材を取り付
けることができ、しかも、撓み難い天井野縁や床根太等
の建物構造補助材と、この建物構造補助材を使用した天
井構造と床構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、上下面がほぼ平行な金属長尺体の一面に針状突出片
が設けられているものである。
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、上下面がほぼ平行な金属長尺体の一面に針状突出片
が設けられているものである。
【0011】請求項2記載の発明は、相対する天井梁に
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が天井材に差し込ま
れて、天井材が建物構造補助材に取り付けられているも
のである。
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が天井材に差し込ま
れて、天井材が建物構造補助材に取り付けられているも
のである。
【0012】請求項3記載の発明は、相対する天井梁に
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に
差し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り
付けられ、この木質系の取付片に天井材が取り付けられ
ているものである。
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に
差し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り
付けられ、この木質系の取付片に天井材が取り付けられ
ているものである。
【0013】請求項4記載の発明は、相対する床梁に請
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が床材に差し込まれ
て、床材が建物構造補助材に取り付けられているもので
ある。
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が床材に差し込まれ
て、床材が建物構造補助材に取り付けられているもので
ある。
【0014】請求項5記載の発明は、相対する床梁に請
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に差
し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り付
けられ、この木質系の取付片に床材が取り付けられてい
るものである。
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に差
し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り付
けられ、この木質系の取付片に床材が取り付けられてい
るものである。
【0015】本発明における床構造補助材とは、一定距
離を隔てて取り付けられた天井梁や床梁等の建物構造材
の間に差し渡され取り付けられ、天井材や床材を取り付
けるものであり、通常、天井野縁とか床根太等といわれ
ているものや、この天井野縁や床根太に相当するものを
いう。請求項1記載の発明における上下面がほぼ平行な
金属長尺体とは、例えば、断面コ字形の金属長尺体や、
断面Σ字形の金属長尺体や、断面エ字形の金属長尺体等
のような上下面がほぼ平行な金属長尺体をいう。
離を隔てて取り付けられた天井梁や床梁等の建物構造材
の間に差し渡され取り付けられ、天井材や床材を取り付
けるものであり、通常、天井野縁とか床根太等といわれ
ているものや、この天井野縁や床根太に相当するものを
いう。請求項1記載の発明における上下面がほぼ平行な
金属長尺体とは、例えば、断面コ字形の金属長尺体や、
断面Σ字形の金属長尺体や、断面エ字形の金属長尺体等
のような上下面がほぼ平行な金属長尺体をいう。
【0016】本発明においては、この上下面がほぼ平行
な金属長尺体の一面に針状突出物を設けているが、この
針状突出物を設ける手段としては、金属長尺体の一面に
別の針状突出物を取り付けてもよいし、金属長尺体の一
面を先端が尖った楔状に切欠し、これをほぼ直角に折曲
して、この折曲された尖った楔状のものを針状突出物に
してもよい。
な金属長尺体の一面に針状突出物を設けているが、この
針状突出物を設ける手段としては、金属長尺体の一面に
別の針状突出物を取り付けてもよいし、金属長尺体の一
面を先端が尖った楔状に切欠し、これをほぼ直角に折曲
して、この折曲された尖った楔状のものを針状突出物に
してもよい。
【0017】請求項2〜5記載の発明におけるように、
針状突出物に天井材、床材、木製取付片を差し込んで取
り付ける方法としては、針状突出物に天井材、床材、木
製取付片を置き、この上から金槌等で叩いて取り付けて
もよいし、プレスで押し付けて取り付けてもよい。特
に、建物ユニットの天井パネルや床パネル等を製造する
場合には、設備の整った工場で製造できるので、プレス
で押し付けて取り付ける方法を採用すると、一度に天井
パネルや床パネルが製造できるので大量生産に適してい
る。
針状突出物に天井材、床材、木製取付片を差し込んで取
り付ける方法としては、針状突出物に天井材、床材、木
製取付片を置き、この上から金槌等で叩いて取り付けて
もよいし、プレスで押し付けて取り付けてもよい。特
に、建物ユニットの天井パネルや床パネル等を製造する
場合には、設備の整った工場で製造できるので、プレス
で押し付けて取り付ける方法を採用すると、一度に天井
パネルや床パネルが製造できるので大量生産に適してい
る。
【0018】請求項3記載の発明や請求項5記載の発明
に使用する木質系の取付片とは、木材や木材を加工した
合板やパーチクルボード等の加工品を天井材や床材に取
り付け易い形状に加工したものをいう。
に使用する木質系の取付片とは、木材や木材を加工した
合板やパーチクルボード等の加工品を天井材や床材に取
り付け易い形状に加工したものをいう。
【0019】(作用)請求項1記載の発明では、上下面
がほぼ平行な金属長尺体の一面に針状突出片が設けられ
ている建物構造補助材であるから、この建物構造補助材
の一面に天井材、床材、木質系の取付片をプレスで押し
付けたり、金槌等で打ち付けるだけで針状突出片が差し
込まれて、天井材、床材、木質系の取付片が取り付けら
れる。このように、建物構造補助材が金属長尺体であっ
ても、この金属長尺体に釘等を打ち付ける必要がなく、
極めて簡単に天井材、床材、取付片を取り付けることが
できる。しかも、この建物構造補助材は撓み難く、機械
的強度が大きい。
がほぼ平行な金属長尺体の一面に針状突出片が設けられ
ている建物構造補助材であるから、この建物構造補助材
の一面に天井材、床材、木質系の取付片をプレスで押し
付けたり、金槌等で打ち付けるだけで針状突出片が差し
込まれて、天井材、床材、木質系の取付片が取り付けら
れる。このように、建物構造補助材が金属長尺体であっ
ても、この金属長尺体に釘等を打ち付ける必要がなく、
極めて簡単に天井材、床材、取付片を取り付けることが
できる。しかも、この建物構造補助材は撓み難く、機械
的強度が大きい。
【0020】請求項2記載の発明は、相対する天井梁に
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が天井材に差し込ま
れて、天井材が建物構造補助材に取り付けられている天
井構造であるから、この天井構造では、撓み難く、機械
的強度の大きい建物構造補助材の間隔を大きくし、木製
の建物構造補助材のときより取付本数を減らしても天井
材が垂れることがない。
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が天井材に差し込ま
れて、天井材が建物構造補助材に取り付けられている天
井構造であるから、この天井構造では、撓み難く、機械
的強度の大きい建物構造補助材の間隔を大きくし、木製
の建物構造補助材のときより取付本数を減らしても天井
材が垂れることがない。
【0021】請求項3記載の発明は、相対する天井梁に
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に
差し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り
付けられ、この木質系の取付片に天井材が取り付けられ
ている天井構造であるから、金属長尺体である建物構造
補助材に木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取
り付けることができるし、又、この木質系の取付片に天
井材を釘等で簡単に取り付けることができる。又、この
ようにして製造した天井では、建物構造補助材が撓み難
く、機械的強度の大きい上下面がほぼ平行な金属長尺体
であるから、建物構造補助材の間隔を大きくし、木製の
建物構造補助材のときより取付本数をへらしても天井材
が垂れることがない。
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に
差し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り
付けられ、この木質系の取付片に天井材が取り付けられ
ている天井構造であるから、金属長尺体である建物構造
補助材に木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取
り付けることができるし、又、この木質系の取付片に天
井材を釘等で簡単に取り付けることができる。又、この
ようにして製造した天井では、建物構造補助材が撓み難
く、機械的強度の大きい上下面がほぼ平行な金属長尺体
であるから、建物構造補助材の間隔を大きくし、木製の
建物構造補助材のときより取付本数をへらしても天井材
が垂れることがない。
【0022】請求項4記載の発明は、相対する床梁に請
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が床材に差し込まれ
て、床材が建物構造補助材に取り付けられている床構造
であるから、撓み難く、機械的強度が大きい建物構造補
助材の間隔を大きくし、木製の建物構造補助材のときよ
り取付本数を減らしても、床材が垂れることがない。
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が床材に差し込まれ
て、床材が建物構造補助材に取り付けられている床構造
であるから、撓み難く、機械的強度が大きい建物構造補
助材の間隔を大きくし、木製の建物構造補助材のときよ
り取付本数を減らしても、床材が垂れることがない。
【0023】請求項5記載の発明は、相対する床梁に請
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に差
し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り付
けられ、この木質系の取付片に床材が取り付けられてい
る床構造であるから、金属長尺体である建物構造補助材
に木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取り付け
ることができるし、又、この木質系の取付片に床材を釘
等で簡単に取り付けることができる。又、このようにし
て製造した床では、建物構造補助材が撓み難く、機械的
強度の大きい上下面がほぼ平行な金属長尺体であるか
ら、建物構造補助材の間隔を大きくし、木製の建物構造
補助材のときより取付本数を減らしても床材が垂れるこ
とがない。
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に差
し込まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り付
けられ、この木質系の取付片に床材が取り付けられてい
る床構造であるから、金属長尺体である建物構造補助材
に木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取り付け
ることができるし、又、この木質系の取付片に床材を釘
等で簡単に取り付けることができる。又、このようにし
て製造した床では、建物構造補助材が撓み難く、機械的
強度の大きい上下面がほぼ平行な金属長尺体であるか
ら、建物構造補助材の間隔を大きくし、木製の建物構造
補助材のときより取付本数を減らしても床材が垂れるこ
とがない。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)図1〜図3は本発明をユニット建物に適用
した一実施例を示すもので、図1(イ)は床根太の説明
図、(ロ)は天井野縁の説明図、(ハ)は木質系の取付
片の説明図、図2(イ)は建物ユニットの骨格を示す説
明図、(ロ)は天井材を取り付けている状態を(イ)の
A−A線における断面で示す説明図、(ハ)は床材を取
り付けている状態を(イ)のB−B線における断面で示
す説明図、図3は建物ユニットを組み立ててユニット建
物にしている状態を示す説明図である。
る。 (実施例1)図1〜図3は本発明をユニット建物に適用
した一実施例を示すもので、図1(イ)は床根太の説明
図、(ロ)は天井野縁の説明図、(ハ)は木質系の取付
片の説明図、図2(イ)は建物ユニットの骨格を示す説
明図、(ロ)は天井材を取り付けている状態を(イ)の
A−A線における断面で示す説明図、(ハ)は床材を取
り付けている状態を(イ)のB−B線における断面で示
す説明図、図3は建物ユニットを組み立ててユニット建
物にしている状態を示す説明図である。
【0025】図1〜図3において、1は建物ユニット
(短辺の長さ2464mm、長辺の長さ4740mm、
高さ2830mm)であり、この建物ユニット1の骨格
は、図1(イ)に示すように、短辺と長辺とからなる矩
形の四隅に配置された4本の断面四角筒状の鋼製の柱1
1、11、11、11と、この4本の柱11の上端部を
短辺と長辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製の
天井梁13、13、13、13と、4本の柱11の下端
部を短辺と長辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼
製の床梁12、12、12、12とからなる。
(短辺の長さ2464mm、長辺の長さ4740mm、
高さ2830mm)であり、この建物ユニット1の骨格
は、図1(イ)に示すように、短辺と長辺とからなる矩
形の四隅に配置された4本の断面四角筒状の鋼製の柱1
1、11、11、11と、この4本の柱11の上端部を
短辺と長辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製の
天井梁13、13、13、13と、4本の柱11の下端
部を短辺と長辺に沿って連結する4本の断面コ字形の鋼
製の床梁12、12、12、12とからなる。
【0026】そして、この建物ユニット1の床部分に
は、相対する長辺の床梁12、12に鋼製の四角筒状の
床小梁15が差し渡され、この床小梁15の上に鋼製の
断面コ形の床根太6が長辺に沿った方向に取り付けら
れ、この床根太6の上に床材が取り付けられて床が形成
されている。又、天井部分には、相対する天井梁13、
13に鋼製の断面コ形の天井野縁7が差し渡され、この
天井野縁7の下面に天井材が取り付けられて天井が形成
されている。
は、相対する長辺の床梁12、12に鋼製の四角筒状の
床小梁15が差し渡され、この床小梁15の上に鋼製の
断面コ形の床根太6が長辺に沿った方向に取り付けら
れ、この床根太6の上に床材が取り付けられて床が形成
されている。又、天井部分には、相対する天井梁13、
13に鋼製の断面コ形の天井野縁7が差し渡され、この
天井野縁7の下面に天井材が取り付けられて天井が形成
されている。
【0027】又、外壁を設ける場所には、床梁12と天
井梁13との間に間柱19が取り付けられ、この間柱1
9の屋外側と屋内側にそれぞれ外壁材と内壁材が取り付
けられ、この外壁材と内壁材との間にグラスウールから
なる断熱材が取り付けられて外壁が形成されている。
井梁13との間に間柱19が取り付けられ、この間柱1
9の屋外側と屋内側にそれぞれ外壁材と内壁材が取り付
けられ、この外壁材と内壁材との間にグラスウールから
なる断熱材が取り付けられて外壁が形成されている。
【0028】この床構造を詳細に説明すると、長片の床
梁12は幅75mm、高さ150mm、厚み4.5mm
の断面コ字形の型鋼材であり、短辺の床梁12は幅10
0mm、高さ150mm、厚み3.2mmの断面コ字形
の型鋼材であり、図2(イ)に示すように、柱11の下
端部に取り付けられている。そして、幅75mm、高さ
125mm、厚み2.3mmの四角筒状の鋼製の床小梁
15が相対する長辺の床材12、12に差し渡されて5
本取り付けられている。
梁12は幅75mm、高さ150mm、厚み4.5mm
の断面コ字形の型鋼材であり、短辺の床梁12は幅10
0mm、高さ150mm、厚み3.2mmの断面コ字形
の型鋼材であり、図2(イ)に示すように、柱11の下
端部に取り付けられている。そして、幅75mm、高さ
125mm、厚み2.3mmの四角筒状の鋼製の床小梁
15が相対する長辺の床材12、12に差し渡されて5
本取り付けられている。
【0029】床根太6は、図1(イ)に示すように、縦
46mm、幅38mmの断面コ字形の鋼製の長尺体であ
り、上面を先端が尖った楔状に切欠しこれをほぼ直角に
折曲して、上面に針状突出片61が設けられている。そ
して、図2(ハ)に示すように、床小梁15の上に、針
状突出物61を上に向けて、床根太6が5本載せられ、
下面が溶接で床小梁15に取り付けられている。更に、
この床根太6の上に厚み18mmのパーチクルボードか
らなる床材65が載せられ、床材65の中に針状突出片
61が差し込まれて床材65が床根太6に取り付けられ
ている。
46mm、幅38mmの断面コ字形の鋼製の長尺体であ
り、上面を先端が尖った楔状に切欠しこれをほぼ直角に
折曲して、上面に針状突出片61が設けられている。そ
して、図2(ハ)に示すように、床小梁15の上に、針
状突出物61を上に向けて、床根太6が5本載せられ、
下面が溶接で床小梁15に取り付けられている。更に、
この床根太6の上に厚み18mmのパーチクルボードか
らなる床材65が載せられ、床材65の中に針状突出片
61が差し込まれて床材65が床根太6に取り付けられ
ている。
【0030】天井構造を詳細に説明すると、天井梁13
は幅100mm、高さ200mm、厚み4.5mmの断
面コ字形の型鋼材であり、図2(イ)に示すように、柱
11の上端部に取り付けられている。天井野縁7は、図
1(ロ)に示すように、縦78mm、幅38mmの断面
コ字形の長尺体であり、下面を先端が尖った楔状に切欠
し、これをほぼ直角に折曲して、下面に針状突出片71
を設けたものである。
は幅100mm、高さ200mm、厚み4.5mmの断
面コ字形の型鋼材であり、図2(イ)に示すように、柱
11の上端部に取り付けられている。天井野縁7は、図
1(ロ)に示すように、縦78mm、幅38mmの断面
コ字形の長尺体であり、下面を先端が尖った楔状に切欠
し、これをほぼ直角に折曲して、下面に針状突出片71
を設けたものである。
【0031】74は取付片であり、この取付片74は、
図1(ハ)に示すように、厚み18mm、幅38mmの
木製の板からなる長尺体である。そして、図2(ロ)に
示すように、天井野縁7は、針状突出片71を下方に向
けて相対する天井梁13に差し渡されて取り付けられて
いる。この天井野縁7の針状突出片71が取付片74に
差し込まれて、取付片74が天井野縁7に取り付けられ
ている。そして、この取付片74の下面に厚み12mm
の石膏ボードからなる天井材75が当接され、天井材7
5の下から取付片74に打ち込まれた釘で天井材75が
天井野縁7に取り付けられている。
図1(ハ)に示すように、厚み18mm、幅38mmの
木製の板からなる長尺体である。そして、図2(ロ)に
示すように、天井野縁7は、針状突出片71を下方に向
けて相対する天井梁13に差し渡されて取り付けられて
いる。この天井野縁7の針状突出片71が取付片74に
差し込まれて、取付片74が天井野縁7に取り付けられ
ている。そして、この取付片74の下面に厚み12mm
の石膏ボードからなる天井材75が当接され、天井材7
5の下から取付片74に打ち込まれた釘で天井材75が
天井野縁7に取り付けられている。
【0032】3はユニット建物であり、このユニット建
物3は、図3に示すように、建物ユニット1を1階に9
個、2階に4個を組み立てたものである。4は基礎であ
る。2は折版形状の金属製の屋根材であり、21は屋根
材取付金具である。
物3は、図3に示すように、建物ユニット1を1階に9
個、2階に4個を組み立てたものである。4は基礎であ
る。2は折版形状の金属製の屋根材であり、21は屋根
材取付金具である。
【0033】次に、このユニット建物の施工方法および
作用について説明する。工場で、図2(イ)に示すよう
に、短辺と長辺とからなる矩形の四隅に4本の断面四角
形筒状の鋼製の柱11、11、11、11を配置し、こ
の4本の柱11の上端部を短辺と長辺に沿った4本の断
面コ字形の鋼製の天井梁13、13、13、13で連結
し、4本の柱11の下端部を短辺と長辺に沿った4本の
断面コ字形の鋼製の床梁12、12、12、12で連結
して建物ユニット1の骨格を製造する。
作用について説明する。工場で、図2(イ)に示すよう
に、短辺と長辺とからなる矩形の四隅に4本の断面四角
形筒状の鋼製の柱11、11、11、11を配置し、こ
の4本の柱11の上端部を短辺と長辺に沿った4本の断
面コ字形の鋼製の天井梁13、13、13、13で連結
し、4本の柱11の下端部を短辺と長辺に沿った4本の
断面コ字形の鋼製の床梁12、12、12、12で連結
して建物ユニット1の骨格を製造する。
【0034】そして、床部分には、建物ユニット1の骨
格の床梁12、12に、図2(イ)に示すように、床小
梁15を床梁12に取り付ける。次に、この床小梁15
の上に床根太6を溶接して取り付ける。次に、図2
(ハ)に示すように、この床根太6の上に床材65を載
せ、金槌で打ち付けて針状突出片61を床材6の中に差
し込んで床を形成する。この際、床根太6は上下面がほ
ぼ平行であるから、上面がほぼ水平になり、この上面に
床材を載せ易い。そして、上面には針状突出片61が設
けられているから、この上に載せられた床材65を金槌
で打ち付けるだけで床材65を床根太6に簡単に取り付
けることができる。
格の床梁12、12に、図2(イ)に示すように、床小
梁15を床梁12に取り付ける。次に、この床小梁15
の上に床根太6を溶接して取り付ける。次に、図2
(ハ)に示すように、この床根太6の上に床材65を載
せ、金槌で打ち付けて針状突出片61を床材6の中に差
し込んで床を形成する。この際、床根太6は上下面がほ
ぼ平行であるから、上面がほぼ水平になり、この上面に
床材を載せ易い。そして、上面には針状突出片61が設
けられているから、この上に載せられた床材65を金槌
で打ち付けるだけで床材65を床根太6に簡単に取り付
けることができる。
【0035】一方、天井野縁7と取付片74とをプレス
で押し付けて、天井野縁7の下面に取付片74を取り付
ける。このように、天井野縁7の下面には針状突出片7
1があるから、天井野縁7と取付片74とをプレスする
だけで簡単に天井野縁7の下面に取付片を取り付けるこ
とができる。
で押し付けて、天井野縁7の下面に取付片74を取り付
ける。このように、天井野縁7の下面には針状突出片7
1があるから、天井野縁7と取付片74とをプレスする
だけで簡単に天井野縁7の下面に取付片を取り付けるこ
とができる。
【0036】次に、図2(ロ)に示すように、天井梁1
3、13に天井野縁7を差し渡し、この天井野縁7を天
井梁13に溶接して取り付け、天井材75の下から取付
片74に釘を打ち込んで、天井野縁7の下面に天井材7
5を取り付ける。この際、取付片74は木製の板である
から簡単に釘で天井材75を取り付けることができる。
3、13に天井野縁7を差し渡し、この天井野縁7を天
井梁13に溶接して取り付け、天井材75の下から取付
片74に釘を打ち込んで、天井野縁7の下面に天井材7
5を取り付ける。この際、取付片74は木製の板である
から簡単に釘で天井材75を取り付けることができる。
【0037】又、外壁を設ける場所には、床梁12と天
井梁13との間に間柱19を取り付け、この間柱19の
屋外側と屋内側にそれぞれ外壁材と内壁材を、中にガラ
スウールからなる断熱材を入れながら、取り付けて外壁
を形成する。このようにして製造した建物ユニット1を
13個施工現場に運搬し、施工現場で、図3(イ)に示
すように、予め設けられている基礎4の上に1階の建物
ユニット1を9個据付け、図3(ロ)に示すように、こ
の上に2階の建物ユニット1を4個据付け、屋上に屋根
材取付金具21を取り付け、図3(ハ)に示すように、
この屋根材取付金具21の上に屋根材2を嵌め込んで取
り付ける。
井梁13との間に間柱19を取り付け、この間柱19の
屋外側と屋内側にそれぞれ外壁材と内壁材を、中にガラ
スウールからなる断熱材を入れながら、取り付けて外壁
を形成する。このようにして製造した建物ユニット1を
13個施工現場に運搬し、施工現場で、図3(イ)に示
すように、予め設けられている基礎4の上に1階の建物
ユニット1を9個据付け、図3(ロ)に示すように、こ
の上に2階の建物ユニット1を4個据付け、屋上に屋根
材取付金具21を取り付け、図3(ハ)に示すように、
この屋根材取付金具21の上に屋根材2を嵌め込んで取
り付ける。
【0038】次に、建物ユニット1間を仕上げたり上下
水道を取り付けたりして仕上げると、図3(ニ)に示す
ように、ユニット建物3が完成する。このようにして完
成したユニット建物3では、天井野縁7が撓み難く、機
械的強度の大きい上下面がほぼ平行な金属長尺体である
から、従来、12本あった天井野縁7を8本に減らして
も天井材75が垂れることがない。従って、天井野縁7
が安価になると同時に天井材75を取り付ける施工工数
が少なくなり、天井が安価になった。
水道を取り付けたりして仕上げると、図3(ニ)に示す
ように、ユニット建物3が完成する。このようにして完
成したユニット建物3では、天井野縁7が撓み難く、機
械的強度の大きい上下面がほぼ平行な金属長尺体である
から、従来、12本あった天井野縁7を8本に減らして
も天井材75が垂れることがない。従って、天井野縁7
が安価になると同時に天井材75を取り付ける施工工数
が少なくなり、天井が安価になった。
【0039】又、床根太6が撓み難いし、機械的強度が
大きい建物構造補助材の間隔を大きい上下面がほぼ平行
な金属長尺体であるから、従来、8本あった床根太6を
5本に減らしても床材65が垂れることがない。従っ
て、床根太6が安価になると同時に床材65を取り付け
る施工工数が少なくなり、床が安価になった。
大きい建物構造補助材の間隔を大きい上下面がほぼ平行
な金属長尺体であるから、従来、8本あった床根太6を
5本に減らしても床材65が垂れることがない。従っ
て、床根太6が安価になると同時に床材65を取り付け
る施工工数が少なくなり、床が安価になった。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、上下面がほぼ
平行な金属長尺体の一面に針状突出片が設けられている
建物構造補助材であるから、建物構造補助材が金属長尺
体であっても、この金属長尺体に釘等を使用せずに、極
めて簡単に取り付けることができる。しかも、この建物
構造補助材は撓み難く、機械的強度が大きいので建物構
造補助材を本数を減らすことができ極めて便利である。
平行な金属長尺体の一面に針状突出片が設けられている
建物構造補助材であるから、建物構造補助材が金属長尺
体であっても、この金属長尺体に釘等を使用せずに、極
めて簡単に取り付けることができる。しかも、この建物
構造補助材は撓み難く、機械的強度が大きいので建物構
造補助材を本数を減らすことができ極めて便利である。
【0041】請求項2記載の発明は、相対する天井梁に
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が天井材に差し込ま
れて、天井材が建物構造補助材に取り付けられている天
井構造であるから、建物構造補助材の間隔を大きくし取
付本数を減らしても天井材が垂れることがなく、建物構
造補助材の費用が安価になるだけでなく施工工数も少な
くなり安価な天井とすることができる。
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が天井材に差し込ま
れて、天井材が建物構造補助材に取り付けられている天
井構造であるから、建物構造補助材の間隔を大きくし取
付本数を減らしても天井材が垂れることがなく、建物構
造補助材の費用が安価になるだけでなく施工工数も少な
くなり安価な天井とすることができる。
【0042】請求項3記載の発明は、相対する天井梁に
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に
差し込まれて、木質製の取付片が建物構造補助材に取り
付けられ、この木質系の取付片に天井材が取り付けられ
ている天井構造であるから、金属長尺体である建物構造
補助材に木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取
り付けることができるし、又、この木質系の取付片に天
井材を釘等で簡単に取り付けることができ便利である。
請求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を下方に
向けて差し渡され、この針状突出片が木質系の取付片に
差し込まれて、木質製の取付片が建物構造補助材に取り
付けられ、この木質系の取付片に天井材が取り付けられ
ている天井構造であるから、金属長尺体である建物構造
補助材に木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取
り付けることができるし、又、この木質系の取付片に天
井材を釘等で簡単に取り付けることができ便利である。
【0043】又、このようにして製造した天井は、建物
構造補助材が撓み難く、機械的強度の大きい上下面がほ
ぼ平行な金属長尺体であるから、建物構造補助材の間隔
を大きくしても天井材が垂れることがなく、建物構造補
助材の費用が安価になるだけでなく施工工数も少なくな
り安価な天井とすることができる。
構造補助材が撓み難く、機械的強度の大きい上下面がほ
ぼ平行な金属長尺体であるから、建物構造補助材の間隔
を大きくしても天井材が垂れることがなく、建物構造補
助材の費用が安価になるだけでなく施工工数も少なくな
り安価な天井とすることができる。
【0044】請求項4記載の発明は、相対する床梁に請
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が床材に差し込まれ
て、床材が建物構造補助材に取り付けられている床構造
であるから、撓み難いし、機械的強度が大きい建物構造
補助材の間隔を大きくし取付本数を減らしても、床材が
垂れることがなく、建物構造補助材の費用が安価になる
だけでなく施工工数も少なくなり安価な床とすることが
できる。
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、この針状突出片が床材に差し込まれ
て、床材が建物構造補助材に取り付けられている床構造
であるから、撓み難いし、機械的強度が大きい建物構造
補助材の間隔を大きくし取付本数を減らしても、床材が
垂れることがなく、建物構造補助材の費用が安価になる
だけでなく施工工数も少なくなり安価な床とすることが
できる。
【0045】請求項5記載の発明は、相対する床梁に請
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、針状突出片が木質系の取付片に差し込
まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り付けら
れ、この木質系の取付片に床材が取り付けられている床
構造であるから、金属長尺体からなる建物構造補助材に
木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取り付ける
ことができるし、又、この木質系の取付片に床材を釘等
で簡単に取り付けることができる。
求項1記載の建物構造補助材が、針状突出片を上方に向
けて差し渡され、針状突出片が木質系の取付片に差し込
まれて、木質系の取付片が建物構造補助材に取り付けら
れ、この木質系の取付片に床材が取り付けられている床
構造であるから、金属長尺体からなる建物構造補助材に
木質系の取付片を釘等を使用しないで簡単に取り付ける
ことができるし、又、この木質系の取付片に床材を釘等
で簡単に取り付けることができる。
【0046】又、このようにして製造した床は、建物構
造補助材が撓み難く、機械的強度の大きい上下面がほぼ
平行な金属長尺体であるから、建物構造補助材の間隔を
大きくしても床材が垂れることがなく、建物構造補助材
の費用が安価になるだけでなく施工工数も少なくなり安
価な床とすることができる。
造補助材が撓み難く、機械的強度の大きい上下面がほぼ
平行な金属長尺体であるから、建物構造補助材の間隔を
大きくしても床材が垂れることがなく、建物構造補助材
の費用が安価になるだけでなく施工工数も少なくなり安
価な床とすることができる。
【図1】本発明をユニット建物に適用した一実施例を示
すもので、図1(イ)は床根太の説明図、(ロ)は天井
野縁の説明図、(ハ)は木質系の取付片の説明図であ
る。
すもので、図1(イ)は床根太の説明図、(ロ)は天井
野縁の説明図、(ハ)は木質系の取付片の説明図であ
る。
【図2】(イ)は建物ユニットの骨格を示す説明図、
(ロ)は天井材を取り付けている状態を(イ)のA−A
線における断面で閉め鵜説明図、(ハ)は床材を取り付
けている状態を(イ)のB−B線における断面で示す説
明図である。
(ロ)は天井材を取り付けている状態を(イ)のA−A
線における断面で閉め鵜説明図、(ハ)は床材を取り付
けている状態を(イ)のB−B線における断面で示す説
明図である。
【図3】建物ユニットを組み立ててユニット建物にして
いる状態を示す説明図である。
いる状態を示す説明図である。
1 建物ユニット 11 柱 12 床梁 13 天井梁 15 床小梁 3 ユニット建物 6 床根太 61 針状突出片 65 床材 7 天井野縁 71 針状突出片 74 取付片 75 天井材
Claims (5)
- 【請求項1】 上下面がほぼ平行な金属長尺体の一面に
針状突出片が設けられていることを特徴とする建物構造
補助材。 - 【請求項2】 相対する天井梁に請求項1記載の建物構
造補助材が、針状突出片を下方に向けて差し渡され、こ
の針状突出片が天井材に差し込まれて、天井材が建物構
造補助材に取り付けられていることを特徴とする天井構
造。 - 【請求項3】 相対する天井梁に請求項1記載の建物構
造補助材が、針状突出片を下方に向けて差し渡され、こ
の針状突出片が木質系の取付片に差し込まれて、木質系
の取付片が建物構造補助材に取り付けられ、この木質系
の取付片に天井材が取り付けられていることを特徴とす
る天井構造。 - 【請求項4】 相対する床梁に請求項1記載の建物構造
補助材が、針状突出片を上方に向けて差し渡され、この
針状突出片が床材に差し込まれて、床材が建物構造補助
材に取り付けられていることを特徴とする床構造。 - 【請求項5】 相対する床梁に請求項1記載の建物構造
補助材が、針状突出片を上方に向けて差し渡され、この
針状突出片が木質系の取付片に差し込まれて、木質系の
取付片が建物構造補助材に取り付けられ、この木質系の
取付片に床材が取り付けられていることを特徴とする床
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20919197A JPH1150549A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 建物構造補助材、天井構造および床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20919197A JPH1150549A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 建物構造補助材、天井構造および床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1150549A true JPH1150549A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16568868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20919197A Pending JPH1150549A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 建物構造補助材、天井構造および床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1150549A (ja) |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP20919197A patent/JPH1150549A/ja active Pending
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