JP2001132159A - 壁パネル、壁パネルの取付構造及び壁パネルの製造方法 - Google Patents

壁パネル、壁パネルの取付構造及び壁パネルの製造方法

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JP2001132159A
JP2001132159A JP31862199A JP31862199A JP2001132159A JP 2001132159 A JP2001132159 A JP 2001132159A JP 31862199 A JP31862199 A JP 31862199A JP 31862199 A JP31862199 A JP 31862199A JP 2001132159 A JP2001132159 A JP 2001132159A
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wall panel
mounting bracket
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JP31862199A
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Yukihiko Inoue
之彦 井上
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付けが容易で強固に固定することがで
き、しかも、厚みの大きな彫りの深い無機質壁面材を使
用しても、厚みがこの無機質壁面材とほぼ同じ厚みにし
かならない壁パネルと、この壁パネルの取付構造及びこ
の壁パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 取付金具4は板上の本体41と、この本
体41から斜め外方向に拡がった状態に突出した脚43
とからなる。そして、この取付金具4を無機質壁面材3
1に、脚43を無機質壁面材31の中に埋設し、本体4
1を無機質壁面材31の裏面に顕した状態にして、取り
付けた壁パネル3である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬質木片セメント
板、コンクリート板、板状の無機質発泡体(軽量気泡コ
ンクリート板、ALC板、発泡ガラス板)等の無機質壁
面材をパネルにした壁パネル、壁パネルの取付構造及び
この壁パネルの製造方法に関する。特に、ユニット建物
に好適な壁パネル、壁パネルの取付構造及び壁パネルの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物構造体に取り付け易くするた
めに、ALC板、軽量コンクリート板等の無機質壁面材
に取付金具等を埋設したり、フレーム等を取り付けた壁
パネルが知られている。例えば、特開昭60−2354
0号公報には、ナットが取り付けられた取付金具を軽量
コンクリート板の中に、ナットを裏面に開口させた状態
に、埋め込んだ壁パネルが記載されている。
【0003】この壁パネルは裏面に開口しているナット
を利用して建物構造体に取り付けるものである。尚、建
物構造体とは、壁パネルを取り付ける建物の構造体のこ
とであって、柱、間柱、床梁、天井梁等をいう。又、取
付金具等を壁面材に埋設しないものとしては、特開昭6
1−106848号公報に、硬質木片セメント板の壁面
材の裏面に金属製角筒体のフレームを固定した壁パネル
が記載されている。
【0004】この壁パネルは、フレームが壁面材を補強
する補強材の作用と、壁面材を建物構造材に取り付ける
際の取付金具の作用とを併せ有するものである。ここ
で、この取付金具としての作用とは、フレームの角筒体
に通孔を設け、柱等の建物構造体に通孔を設け、建物構
造体の通孔からフレームの通孔に通されたリベットで壁
パネルを建物構造体に取り付けることをいう。
【0005】又、特開昭61−5142号公報には、上
記フレームに先端の尖った突起をほぼ直角に立設させ、
この突起を無機質壁面材に突き刺して壁パネルとし、こ
の壁パネルのフレームを利用して壁パネルを建物構造体
に取り付けた壁パネルの取付構造が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開昭6
0−23540号公報に記載された壁パネルでは、取付
金具の位置が少しでも狂うと、この取付金具の位置を修
正することが不可能であり、建物構造体に取り付け難く
なる。従って、壁パネルを製造する際に、高度の精度が
要求されるという問題がある。又、この壁パネルは、取
付金具が一定位置に埋設されているために、最初目的と
した場所にしか使用できない。従って、場所に応じて多
種類の壁パネルを製造する必要があり、壁パネルを製造
する設備が高価になるし、壁パネルに不良品が発生して
も、これを他に転用できず、極めて不便である。
【0007】特開昭61−106848号公報に記載さ
れた壁パネルでは、無機質壁面材の裏面に金属製角筒体
からなるフレームが固定されているが、この鋼製のフレ
ームと無機質壁面材とを強固に固定する適当な手段がな
く、このフレームの取り付ける作業に手間と費用がかか
る。具体的には、接着剤で固定しようとしても、両者を
強固に固定する接着剤がないし、ビスで固定しようとし
ても、ビスが螺入されている無機質壁面材の部分が壊れ
易く強固に取り付け難い。従って、従来はこの両方を併
用して、無機質壁面材をフレームに取り付けているが、
多くの工数と費用がかかる。
【0008】特開昭61−5142号公報に記載された
壁パネルでは、フレームの突起を無機質壁面材に突き刺
しているが、無機質壁面材は脆く突き刺した突起が抜け
易い。従って、この壁パネルは、フレームを無機質壁面
材にビスで取り付けたときより更にフレームが無機質壁
面材から剥がれ易く、フレームを無機質壁面材に強固に
固定できないという問題がある。
【0009】更に、前記特開昭61−106848号公
報や特開昭61−5142号公報に記載された壁パネル
をユニット建物に適用しようとすると、次に示す問題が
ある。即ち、最近では、無機質壁面材を建物の外壁とし
て用いる場合には、その厚みを30mm以上とし、表面
に彫りの深い模様を施した重量感のあるものが好まれて
いる。
【0010】そして、上記のフレームを取り付けた壁パ
ネルをユニット建物に適用した場合には、ユニット建物
を構成する建物ユニットの幅が一定であるために、壁全
体の厚みが壁面材よりフレームの厚みだけ厚くなり、ユ
ニット建物内の居住面積等の有効面積が少なくなるとい
う問題がある。
【0011】即ち、ユニット建物は、運搬可能な一定の
大きさの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物
ユニットと屋根ユニット・屋根パネルを、予め、工場で
製造し、この建物ユニットや屋根ユニット・屋根パネル
の複数個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建
物となすものであって、現場施工期間が短く、且つ、寸
法精度のよい標準化された建物となる特徴があることか
ら、近年、広く採用されている。
【0012】このように、ユニット建物では、ユニット
建物を構成する建物ユニットを工場で製造し、施工現場
まで運搬する必要がある。そのため、建物ユニットの幅
が道路交通法によって制限されている。従って、壁面材
とフレームの合計の厚みが大きくなると、建物ユニット
の有効幅、ひいては、有効面積が小さくなるのである。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記問題点をな
くし、取り付けが容易で強固に固定することができ、し
かも、厚みの大きな深い彫りの無機質壁面材を使用して
も、厚みがこの無機質壁面材とほぼ同じにしかならない
壁パネルと、この壁パネルの取付構造及びこの壁パネル
の製造方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、無機質壁面材に取付金具が取り付けられた壁パネル
であって、前記取付金具は板状の本体と、この本体から
斜め外方向に拡がった状態に突出した2個以上の脚とか
らなり、この取付金具が無機質壁面材に、脚を無機質壁
面材の中に埋設し、本体を無機質壁面材の裏面に顕した
状態にして、取り付けられているものである。
【0015】この請求項1記載の発明では、脚を無機質
壁面材の内部に埋設し、本体を無機質壁面材の裏面に顕
した状態にして、取付金具が無機質壁面材に取り付けら
れているが、このような構造にするには、予め、脚を無
機質壁面材の中に挿入した状態にして無機質材料を板状
に成形して壁パネルにしてもよいし、無機質材質を板状
に成形して無機質壁面材とした後に、脚をこの無機質壁
面材の中に突き刺して埋設してもよい。
【0016】この脚を無機質壁面材の中に突き刺す場合
には、請求項5記載の発明のように、本体と脚との間に
脚連結部と挿入孔とを設けていて、この脚連結部または
脚連結部と脚との境界部分を押すことにより、脚連結部
を挿入孔の中に入れると同時に、脚を無機質壁面材の中
に斜めに刺し込むようにすると簡単に脚を無機質壁面材
の中に斜めに外方向に拡がった状態に埋設することがで
きるので好ましい。
【0017】又、この請求項1記載の発明に使用する無
機質壁面材としては、適宜な無機質壁面材が使用でき
る。例えば、硬質木片セメント板、コンクリート板、板
状の無機質発泡体(軽量コンクリート板、ALC板、発
泡ガラス板)等が使用できる。しかし、請求項2記載の
ようにSiO2 −Al2 3 系反応性無機質粉体100
重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水
35〜1500重量部からなる組成物を成形し硬化させ
た板状体であると、機械的強度が大きく、不燃性であ
り、しかも、簡単に成形でき、製造し易いので好まし
い。
【0018】又、この請求項1記載の発明に使用する取
付金具は建物構造体に無機質壁面材を取り付けるもので
あるから、この取付金具には、建物構造体に取り付け易
い構造を備えていると便利である。この取り付け易い構
造は、建物構造体との間の関係によって異なる。例え
ば、建物構造体と取付金具の一方にフックを設け、他方
にこのフックを引っ掛ける通孔や突起を設けたものであ
ってもよい。しかし、請求項3に記載あるように、取付
金具に取付孔を設け、無機質壁面材にこの取付孔と対峙
する位置に窪みまたは変形可能なスペーサーを設けてい
ると、この取付金具を取り付けた壁パネルを、取付金具
の取付孔を通して無機質壁面材の窪みまたは変形可能な
スペーサーの中にボルトやリベット等の連結具やフック
等の係止具を差し込んで建物構造体に簡単に取り付ける
ことができるので好ましい。
【0019】この際、請求項4記載のように、建物構造
体に通孔を設けていると、この建物構造体の通孔から取
付金具の通孔を経て無機質壁面材の窪みまたは変形可能
なスペーサーの中に挿入したリベットで無機質壁面材を
建物構造体に強固に取り付けることができるので好まし
い。
【0020】以上説明したように、請求項2記載の発明
は、請求項1記載の壁パネルに係り、前記無機質壁面材
がSiO2 −Al2 3 系反応性無機質粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水35
〜1500重量部からなる組成物を成形し硬化させた板
状体である。
【0021】又、請求項3記載の発明は、請求項1また
は2記載の発明に係り、前記取付金具には、本体のほぼ
中央部に取付孔が設けられ、前記無機質壁面材には、こ
の取付孔と対峙する位置に窪みまたは変形可能なスペー
サーが設けられているものである。
【0022】又、請求項4記載の発明は、請求項3記載
の壁パネルが建物構造体に取り付けられた壁パネルの取
付構造であって、前記建物構造体には通孔が設けられ、
この建物構造体の通孔から壁パネルに取り付けられた取
付金具の取付孔を貫通し、無機質壁面材の窪みまたは変
形可能なスペーサーの中に挿入されたリベットで、壁パ
ネルが建物構造体に取り付けられているものである。
【0023】又、請求項5記載の発明は、取付金具が、
板状の本体と、この本体から斜め上方向に拡がった状態
に突出した2個以上の脚連結部と、この2個以上の脚連
結部から斜め下方向に突出し先端の尖った脚と、脚連結
部と脚が挿入可能な挿入孔とからなり、この取付金具を
無機質壁面材の裏面に押し当て、脚連結部または脚連結
部と脚との境界部分を押圧して脚と脚連結部とを挿入孔
に挿入して脚連結部を本体とほぼ同じ平面まで変形させ
ると同時に、尖った先端を無機質壁面材に突き刺して2
個以上の脚を無機質壁面材の中に本体から斜め外方向に
拡がった状態に埋設するものである。
【0024】(作用)請求項1記載の発明では、取付金
具は板状の本体と、この本体から斜め外方向に拡がった
状態に突出した2本以上の脚とからなり、この取付金具
が無機質壁面材に、脚を無機質壁面材の内部に埋設した
状態に、取り付けられているので、この取付金具を無機
質壁面材から取り外そうとしても、無機質壁面材の中に
斜め外方向に拡がった状態に埋設されている脚が、この
埋設されている外側の無機質壁面材や取付金具が破壊さ
れないかぎり抜けない。そのため、取付金具が無機質壁
面材に強固に取り付けられる。
【0025】即ち、一般に、ALC等の無機質壁面材
は、脆く、特開昭61−5142号公報に記載されてい
るフレームに設けられた突起のように、無機質壁面材に
ほぼ直角に埋設されたものであると、簡単に抜けるので
強固に固定することが困難であるが、この請求項1記載
の発明のように、脚が斜め外方向に拡がった状態に突出
していると、取付金具を無機質壁面材に強固に固定して
取り付けることができるのである。
【0026】又、この請求項1記載の発明では、本体を
無機質壁面材の裏面に顕した状態にして取付金具が無機
質壁面材に取り付けられているので、この裏面に現れて
いる本体を利用して、壁パネルを建物構造体にリベッ
ト、ボルト・ナット等の連結具やフック等の係止具で取
り付けることができる。更に、この壁パネルでは、板状
の本体を無機質壁面材の裏面に顕した状態にして、取付
金具が無機質壁面材に取り付けられているだけであるの
で、板状の本体は薄く、そのために、壁パネル全体の厚
みは無機質壁面材とほぼ同じであり、従来のようにフレ
ームを取り付けた壁面材よりフレームのないだけ無機質
壁面材を厚くすることができ、この無機質壁面材の表面
に彫りの深い模様を施すことができる。
【0027】請求項2記載の発明では、無機質壁面材が
SiO2 −Al2 3 系反応性無機質粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水35
〜1500重量部からなる組成物を成形し硬化させた板
状体であるので、この無機質壁面材を取り付けた壁パネ
ルは、耐候性、耐火性がよく、機械的強度が大きく、製
造し易い好ましい壁パネルである。
【0028】請求項3記載の発明では、取付金具には、
本体のほぼ中央部に取付孔が設けられ、無機質壁面材に
は、この取付孔と対峙する位置に窪みまたは変形可能な
スペーサーが設けられているので、この取付金具に設け
られた通孔から無機質壁面材に設けられた窪みまたは変
形可能なスペーサーの中にリベットやボルト等の連結具
やフック等の係止具を挿入して建物構造体に無機質壁面
材を取り付けることができる。
【0029】請求項4記載の発明では、建物構造体の通
孔から壁パネルに取り付けられた取付金具の取付孔を貫
通し、無機質壁面材の窪みまたは変形可能なスペーサー
の中に挿入されたリベットで、壁パネルが建物構造体に
取り付けられているから、リベットの両側の鍔が取付金
具の取付孔周縁部と建物構造体の通孔周縁部を挟んで、
壁パネルを建物構造体に強固に固定し取り付けることが
できる。
【0030】請求項5記載の発明では、取付金具が、板
状の本体と、この本体から斜め上方向に拡がった状態に
突出した2個以上の脚連結部と、この2個以上の脚連結
部から斜め下方向に突出し先端の尖った脚と、脚連結部
と脚が挿入可能な挿入孔とからなり、この取付金具を無
機質壁面材の裏面に押し当て、脚連結部または脚連結部
と脚との境界部分を押圧して脚と脚連結部を挿入孔に挿
入して脚連結部を本体とほぼ同じ平面まで変形させると
同時に、尖った先端を無機質壁面材に突き刺して2個以
上の脚を無機質壁面材の中に本体から斜め外方向に拡が
った状態に埋設するので、取付金具の脚が無機質壁面材
の中に本体から斜め外方向に埋設された状態に取り付け
れる。即ち、請求項1記載の構造とほぼ同じ構造とな
る。
【0031】しかも、取付金具を無機質壁面材の裏面に
押し当て、脚連結部または脚連結部と脚との境界部分を
押圧するだけで、2個以上の脚が無機質壁面材の中に斜
め外方向に拡がった状態に突き刺さるので、この取付金
具を無機質壁面材に容易に取り付けることができる。
【0032】又、無機質壁面材に簡単に取付金具を取り
付けることができるので、予め、無機質壁面材を大量生
産し、必要に応じて、取付金具を取り付けるだけで、壁
パネルが製造できる。従って、壁パネルを安価に製造で
きるし、工場で大量生産するユニット建物に使用する壁
パネルに適している。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例で説明する。図1〜図7は本発明をユニット建物に適
用した一実施例を示すもので、図1はユニット建物を示
す斜視図、図2は建物ユニットの骨格を示す斜視図、図
3(イ)は間柱を示す斜視図、(ロ)は間柱を床梁や天
井梁に取り付けている状態を示す斜視図、図4(イ)は
取付金具の斜視図、(ロ)は(イ)のA−A線における
断面図、図5(イ)は壁パネルを裏面から見た状態を示
す斜視図、(ロ)は(イ)のB−B線における断面図、
図6(イ)は無機質壁面材に取付金具を取り付けている
状態の主要部を示す断面図、(ロ)は取付金具を無機質
壁面材に取り付けた状態の主要部を示す断面図、図7
(イ)は建物ユニットの間柱に無機質壁面材を取り付け
ている状態を示す断面図、(ロ)は(イ)のC−C線に
おける水平断面図、(ハ)は建物ユニットの間柱に無機
質壁面材を取り付けた状態の一部を示す垂直断面図であ
る。
【0034】図1〜図7において、Uはユニット建物で
あり、このユニット建物Uは、図1に示すように、基礎
9の上に9個の建物ユニット1を据え付け、相互に連結
して1階を構成し、この建物ユニット1の上に建物ユニ
ット1を据え付け、相互に連結して2階を構成し、この
2階の建物ユニット1の上に屋根パネル8を取り付けた
ものである。
【0035】建物ユニット1は、図2に示すように、平
面矩形状の四隅に配置した四本の柱11と、この4本の
柱11の上端部を矩形状の辺に沿って連結した天井梁1
3と、4本の柱11の下端部を矩形の辺に沿って連結し
た床梁12とからなる骨格を有し、この骨格の相対する
天井梁13、13に天井野縁17を差し渡し、この天井
野縁17の下面に天井面材を取り付けて天井を構成し、
相対する床梁12、12に床小梁15を差し渡し、この
床小梁15の上に床根太16を取り付け、この床根太1
6の上に床面材を取り付けて床を形成し、壁を設ける場
所には、天井梁13と床梁12との間に間柱2を差し渡
して取り付け、この間柱2に壁パネル3を取り付けて壁
を形成したものである。
【0036】床梁12と天井梁13には、図3(ロ)に
示すように、間柱2を取り付ける通孔121、131が
設けられている。間柱2は、図3(イ)に示すように、
フランジとウエッブ23とからなる断面コ字形の長尺体
であり、上端と下端には、断面コ字形のウエッブ23が
延設され、室内側に折曲された取付片21、22が設け
られている。
【0037】この取付片21、22には、天井梁13と
床梁12の通孔131、121に対峙する位置にそれぞ
れ通孔211、221が設けられている。又、この間柱
2のウエッブ面23には、壁パネル3を取り付ける2個
ずつ対になった通孔231が設けられている。そして、
この間柱2は、図3(ロ)に示すように、天井梁13と
床梁12とに差し渡され、取付片21、22をそれぞれ
天井梁13と床梁12に沿わせ、天井梁13の通孔13
1と取付片21の通孔211に通されたボルト25とナ
ット26で、又、床梁12の通孔121と取付片22の
通孔221に通されたボルト25とナット26で、建物
ユニット1の骨格に取り付けられている。
【0038】壁パネル3は、図5に示すように、SiO
2 −Al2 3 系反応性無機質粉体100重量部、アル
カリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水35〜150
0重量部からなる組成物を成形し硬化させた厚みがほぼ
30mmの無機質壁面材31の両側縁部の裏面に取付金
具4が取り付けられたものである。そして、この無機質
壁面材31には、間柱2の取付孔231と対峙する位置
に窪み35が設けられている。この壁パネル3では無機
質壁面材31がほぼ30mmと厚いので、この無機質壁
面材31の表面に彫りの深く美麗な模様を施すことがで
きる。
【0039】取付金具4は、図4に示すように、平面状
の鋼製の本体41と、この本体41から斜め上方向に突
出した脚連結部42と、この脚連結部42から斜め下方
向に突出し先端が尖った脚43と、脚連結部42と脚4
3が通る挿入孔44と、本体41のほぼ中央に設けられ
た取付孔45とからなる。尚、この脚連結部42と脚4
3とは、中央部分から両側にそれぞれ4本宛、合計8個
設けられている。
【0040】この取付金具4の製造方法は、平面状の鋼
板に2本のほぼ平行な2本のスリットと、このスリット
の先端を先にゆくに従って近づけ連結して、スリットと
で囲まれた切欠片を左右に4個ずつ合計8個設け、次
に、図4(ロ)に示すように、この切欠片の根元421
を折曲して斜め上方向に突出させて脚連結部42を形成
し、この脚連結部42の先端431を折曲して斜め下方
向に突出させて脚43を形成する。すると、この切欠片
を折曲させた残り鋼板が本体41となり、切欠片を折曲
して残った空間が挿入孔44となり、この脚43の先端
は尖ったものとなる。又、この本体41の中央部に取付
孔45を設ける。
【0041】そして、この取付金具4を無機質壁面材3
1の両側縁部に、窪み35と取付孔45を対峙させて、
図6(イ)に示すように載せ、この上からプレスする
と、図6(ロ)に示すように、脚43と脚連結部42が
挿入孔44を通って、脚連結部42が本体とほぼ同一面
上まで移動し、本体41から斜め下方向に突出した8本
の脚43が無機質壁面材31の中に埋設される。このよ
うにして、本体41と脚連結部42が無機質壁面材31
の裏面に顕われた状態になって、取付具4が無機質壁面
材31に取り付けられて、壁パネル3となる。
【0042】このような構造の壁パネル3の厚みは、無
機質壁面材31の厚みに本体41の厚みが加わった厚み
であるが、本体41は薄いので、無機質壁面材31とほ
ぼ同じとなり、前記のように、無機質壁面材31の表面
に彫りの深い模様を施すことができる。この壁パネル3
は、図7(イ)に示すように、2本の間柱2間に差し渡
し、間柱2に設けられている2個ずつ対になっている取
付孔231の内側の取付孔231から、壁パネル3の両
側縁部に取り付けられている取付金具4の取付孔45を
通って、無機質壁面材31の窪み35の中に通されたリ
ベット5で、間柱2に取り付けられている。
【0043】次に、このユニット建物Uの施工方法につ
いて説明する。先ず、図2に示すように、平面矩形状の
四隅に四本の柱11を配置し、この4本の柱11の上端
部を矩形状の辺に沿って天井梁13で連結し、4本の柱
11の下端部を矩形の辺に沿って床梁12で連結して建
物ユニット1の骨格を製造し、この骨格の相対する天井
梁13、13に天井野縁17を差し渡し、この天井野縁
17の下面に天井面材を取り付けて天井を構成し、相対
する床梁12、12に床小梁15を差し渡し、この床小
梁15の上に床根太16を取り付け、この床根太16の
上に床面材を取り付けて床を形成する。
【0044】又、壁を設ける場所には、天井梁13と床
梁12との間に間柱2を差し渡して取り付ける。一方、
図5に示すように、SiO2 −Al2 3 系反応性無機
質粉体100重量部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜45
0重量部、水35〜1500重量部からなる組成物を板
状に成形し、硬化させて無機質壁面材31を製造し、こ
の無機質壁面材31の間柱2の取付孔231に対峙する
位置、即ち、無機質壁面材31の両側縁部に窪み35を
設ける。
【0045】窪み35を設けるには、無機質壁面材31
を成形する際に、窪み35が形成されるように型を設計
してもよいし、型の中に排出可能なスペーサーを設置し
ていて、成形後に、無機質壁面材31の中に埋設してい
るスペーサーを取り出してもよいし、無機質壁面材31
を成形後に切削して窪み35を設けてもよい。又、窪み
35に替えて変形可能なスペーサー(ボリスチレン発泡
体)35−1を設置していて、間柱2の通孔231から
挿入したリベット5の先端をこのスペーサー35−1内
でリベット5の先端を膨らませるようにしてもよい。
【0046】次に、図6に示すように、取付金具4の取
付孔45を無機質壁面材31の窪み35に対峙させて、
取付金具4を無機質壁面材31の裏面に押し当て、上方
からプレスして、8個の脚連結部42と脚43との境界
部分431を同時に押圧する。すると、脚連結部42が
挿入孔44の中に入り、本体41とほぼ同一面上まで曲
げられると同時に、本体41から斜め下方向に突出した
8本の脚43の尖った先端が無機質壁面材31に突き刺
さり、図6(ロ)に示すように、本体41から斜め下方
向に突出した8本の脚43が無機質壁面材31の中に外
方向に拡がった状態に埋設され、且つ、本体41と脚連
結部42が無機質壁面材31の裏面に顕われた状態にな
って、取付金具4が無機質壁面材31に取り付けられて
壁パネル3となる。
【0047】このように、取付金具4を無機質壁面材3
1の裏面に押し当て、脚連結部42または脚連結部42
と脚43との境界部分431をプレスで押圧するだけ
で、取付金具4が無機質壁面材31に取り付けることが
できるので、取付金具4の取付作業が容易である。しか
も、このようにして完成した壁パネル3では、取付金具
4が無機質壁面材31に、脚43を無機質壁面材の内部
に埋設し、本体41を無機質壁面材の裏面に顕した状態
にして、取り付けられる。
【0048】従って、取付金具4の外方向に拡がった状
態に突出した8本以上の脚43によって取付金具4が無
機質壁面材31に強固に固定され取り付けられる。この
ように、無機質壁面材31を、予め、大量生産し、必要
に応じて取付金具4を取り付けて壁パネル3とすること
ができるので、壁パネル3を安価に製造できるし、工場
で大量生産するユニット建物Uに使用する壁パネル3に
適している。
【0049】次に、この壁パネル3を、図7(イ)に示
すように、2本の間柱2間に差し渡し、図7(ロ)に示
すように、間柱2に設けられている2個ずつ対になって
いる通孔231の内側から、壁パネル3の両側縁部に取
り付けられている取付金具4の取付孔45を通って、無
機質壁面材31の窪み35の中にリベット5を通し、図
7に示すように、このリベット5の先端を膨らませて鍔
51を形成させて、壁パネル3を間柱2に取り付ける。
【0050】すると、リベット5が間柱2の通孔231
から壁パネル3に取り付けられた取付金具4の通孔45
を貫通し、無機質壁面材の窪みまたは変形可能なスペー
サの中に挿入されたリベット5の両側の鍔51、52が
取付金具4の取付孔45周縁部と間柱2の通孔231周
縁部を挟んだ状態になって、壁パネル3が間柱2に強固
に取り付けられる。
【0051】次に、この間柱2の対になっている残りの
取付孔231と、隣の間柱2の裏側の取付孔231に別
の壁パネル3を差し渡し、同様にして別の壁パネル3を
取り付ける。このようにして、順次、壁パネル3を建物
ユニット1に取り付ける。このように壁パネル3を取り
付けても、壁パネル3の厚みは無機質壁面材31とほぼ
同じでほぼ30mmであるから、従来のほぼ12mmの
厚みの壁面材にほぼ16mmのフレームを取り付けた壁
パネルの厚みとほぼ同じとなる。従って、居住面積等の
有効面積は変わらないし、無機質壁面材31が厚いの
で、この壁面材31の表面に彫りの深い模様を施すこと
ができる。
【0052】又、建物ユニット1の骨格に天井材や床材
を取り付けたり、その他種々な仕上げを行って建物ユニ
ット1を製造する。その他に、屋根パネル8等を製造す
る。このようにして製造した建物ユニット1や屋根パネ
ル8を施工現場に運搬する。
【0053】施工現場では、予め設けられている基礎9
の上に9個の建物ユニット1を据え付け、相互に連結し
て1階を構成し、この建物ユニットの上に建物ユニット
1を据え付け、相互に連結して2階を構成し、この2階
の建物ユニット1の上に屋根パネル2を取り付け、その
他種々な仕上げを行うと建物ユニットUが完成する。こ
のようにして完成した建物ユニットUの壁パネル3は、
SiO2 −Al2 3 系反応性無機質粉体100重量
部、アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水35
〜1500重量部からなる組成物を成形し硬化させた無
機質壁面材31と取付金具4とからなるから、この壁パ
ネル3を取り付けた建物ユニットUは耐候性、耐火性が
よく、機械的強度の大きく、極めてよい建物である。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、取付金具は板状
の本体と、この本体から斜め外方向に拡がった状態に突
出した2本以上の脚とからなり、この取付金具が無機質
壁面材に、脚を無機質壁面材の内部に埋設し、本体を無
機質壁面材の裏面に顕した状態にして、取り付けられて
いるから、ALC等の脆い無機質壁面材の板状体であっ
ても、この斜め外方向に拡がった状態に埋設されている
脚が抜けることがなく、無機質壁面材から取付金具が外
れない。そのため、取付金具が無機質壁面材に強固に取
り付けられるている。又、無機質壁面材の裏面に顕れて
いる本体を利用してリベット、ボルト・ナット等の連結
具や係止具で壁パネルを建物構造体に強固に取り付ける
ことができる。
【0055】しかも、この壁パネルでは、本体を無機質
壁面材の裏面に顕した状態にして、取付金具が壁面材に
取り付けられているだけであるので、壁パネル全体の厚
みは無機質壁面材とほぼ同じであり、従来のようにフレ
ームを取り付けないだけ無機質壁面材を厚くすることが
でき、無機質壁面材の表面に彫りの深い模様を施すこと
ができ、極めて美麗な外壁パネルにすることができる。
【0056】請求項2記載の発明は、無機質壁面材がS
iO2 −Al2 3 系反応性無機質粉体100重量部、
アルカリ金属珪酸塩0.2〜450重量部、水35〜1
500重量部からなる組成物を成形し硬化させた板状体
であるので、この無機質壁面材を取り付けた壁パネル
は、耐候性、耐火性がよく、機械的強度が大きく製造し
易い。
【0057】請求項3記載の発明は、取付金具には、本
体のほぼ中央部に取付孔が設けられ、無機質壁面材に
は、この取付孔と対峙する位置に窪みまたは変形可能な
スペーサーが設けられているから、この取付金具に設け
られた通孔から無機質壁面材に設けられた窪みまたは変
形可能なスペーサーの中にリベットやボルト等の連結具
やフック等の係止具を挿入して建物構造体に無機質壁面
材を取り付けることができる。
【0058】請求項4記載の発明は、建物構造体の通孔
から壁パネルに取り付けられた取付金具の取付孔を貫通
し、無機質壁面材の窪みまたは変形可能なスペーサーの
中に挿入されたリベットで、壁パネルが建物構造体に取
り付けられているから、リベットの両側の鍔が取付金具
の取付孔周縁部と建物構造体の通孔周縁部を挟んで、壁
パネルを建物構造体に強固に固定し取り付けることがで
きる。
【0059】請求項5記載の発明は、取付金具が、板状
の本体と、この本体から斜め上方向に拡がった状態に突
出した2個以上の脚連結部と、この2個以上の脚連結部
から斜め下方向に突出し先端の尖った脚と、脚連結部と
脚が挿入可能な挿入孔とからなり、この取付金具を無機
質壁面材の裏面に押し当て、脚連結部または脚連結部と
脚との境界部分を押圧して脚と脚連結部とを挿入孔に挿
入して脚連結部を本体とほぼ同じ平面まで変形させると
同時に、尖った先端を無機質壁面材に突き刺して2個以
上の脚を無機質壁面材の中に本体から斜め外方向に拡が
った状態に埋設するから、取付金具の脚が無機質壁面材
の中に本体から斜め外方向に拡がった状態に埋設された
状態になって、取付金具が無機質壁面材に取り付けられ
る。
【0060】しかも、取付金具を無機質壁面材の裏面に
押し当て、脚連結部または脚連結部と脚との境界部分を
押圧するだけで、脚の尖った先端が無機質壁面材に突き
刺ささるので、この無機質壁面材に取付金具を容易に取
り付けることができる。又、無機質壁面材に取付金具を
簡単に取り付けることができるので、無機質壁面材を大
量生産し、必要に応じて取付金具を取り付けて壁パネル
とすることができる。従って、壁パネルを安価に製造で
きるし、工場で大量生産するユニット建物に使用する壁
パネルに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をユニット建物に適用した一実施例を示
すもので、ユニット建物を示す斜視図である。
【図2】建物ユニットの骨格を示す斜視図である。
【図3】(イ)は間柱を示す斜視図、(ロ)は間柱を床
梁や天井梁に取り付けている状態を示す斜視図である。
【図4】(イ)は取付金具の斜視図、(ロ)は(イ)の
A−A線における断面図である。
【図5】(イ)は壁パネルを裏面から見た状態を示す斜
視図、(ロ)は(イ)のB−B線における断面図であ
る。
【図6】(イ)は無機質壁面材に取付金具を取り付けて
いる状態の主要部を示す断面図、(ロ)は取付金具を無
機質壁面材に取り付けた状態の主要部を示す断面図であ
る。
【図7】(イ)は建物ユニットの間柱に無機質壁面材を
取り付けている状態を示す断面図、(ロ)は(イ)のC
−C線における水平断面図、(ハ)は建物ユニットの間
柱に無機質壁面材を取り付けた状態の一部を示す垂直断
面図である。
【符号の説明】
U ユニット建物 1 建物ユニット 2 間柱 231 通孔 3 壁パネル 31 無機質壁面材 35 窪み 35−1 スペーサー 4 取付金具 41 本体 43 脚 44 挿入孔 45 取付孔 5 リベット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質壁面材に取付金具が取り付けられ
    た壁パネルであって、前記取付金具は板状の本体と、こ
    の本体から斜め外方向に拡がった状態に突出した2個以
    上の脚とからなり、この取付金具が無機質壁面材に、脚
    を無機質壁面材の中に埋設し、本体を無機質壁面材の裏
    面に顕した状態にして、取り付けられていることを特徴
    とする壁パネル。
  2. 【請求項2】 前記無機質壁面材がSiO2 −Al2
    3 系反応性無機質粉体100重量部、アルカリ金属珪酸
    塩0.2〜450重量部、水35〜1500重量部から
    なる組成物を成形し硬化させた板状体であることを特徴
    とする請求項1記載の壁パネル。
  3. 【請求項3】 前記取付金具には、本体のほぼ中央部に
    取付孔が設けられ、前記無機質壁面材には、この取付孔
    と対峙する位置に窪みまたは変形可能なスペーサーが設
    けられていることを特徴とする請求項1または2記載の
    壁パネル。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の壁パネルが建物構造体に
    取り付けられた壁パネルの取付構造であって、前記建物
    構造体には取付孔が設けられ、この建物構造体の通孔か
    ら壁パネルに取り付けられた取付金具の通孔を貫通し、
    無機質壁面材の窪みまたは変形可能なスペーサーの中に
    挿入されたリベットで、壁パネルが建物構造体に取り付
    けられていることを特徴とする壁パネルの取付構造。
  5. 【請求項5】 取付金具が、板状の本体と、この本体か
    ら斜め上方向に拡がった状態に突出した2個以上の脚連
    結部と、この2個以上の脚連結部から斜め下方向に突出
    し先端の尖った脚と、脚連結部と脚が挿入可能な挿入孔
    とからなり、この取付金具を無機質壁面材の裏面に押し
    当て、脚連結部または脚連結部と脚との境界部分を押圧
    して脚と脚連結部を挿入孔に挿入して脚連結部を本体と
    ほぼ同じ平面まで変形させると同時に、尖った先端を無
    機質壁面材に突き刺して2個以上の脚を無機質壁面材の
    中に本体から斜め外方向に拡がった状態に埋設すること
    を特徴とする壁パネルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077510A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Sekisui Chem Co Ltd 外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法
JP2017020337A (ja) * 2016-09-27 2017-01-26 積水化学工業株式会社 外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法

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