JP3079488U - インターウォール変形柱 - Google Patents

インターウォール変形柱

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JP3079488U JP2001000517U JP2001000517U JP3079488U JP 3079488 U JP3079488 U JP 3079488U JP 2001000517 U JP2001000517 U JP 2001000517U JP 2001000517 U JP2001000517 U JP 2001000517U JP 3079488 U JP3079488 U JP 3079488U
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Inventor
光雄 笠間
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有限会社サン・アート
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内装壁面骨格の施工に当たって、壁面角部の石
こうボード等仕上げ材の固定用下地部分を必要とする箇
所の施工を簡略化すること。 【解決方法】直角に向かい合う2つの壁面など、石こう
ボード等のパネル材28を取着する際に必要な下地部分
を予め備えた断面形状の変形柱22を使用し、フロア1
4とこのフロアの上方の上部構造躯体16とにわたって
延在する、角部や角部に開口部が接する場合に使用する
軽量鉄骨材であって、あらかじめそれぞれの使用箇所に
応じた下地が形成された中空成型の軽量鉄骨材である変
形柱22と、前記変型柱22の上下に展開する、変形柱
22を固定するピボット2004が必要個数取り付けら
れたメタル2002から成る、インターメタル20で構
成され、これらを組み立て、必要な箇所に独立して取着
することで、角部などの要所の施工を簡略化することを
可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は石こうボードやベニヤ合板等のパネル材を固定するボード下地部分を 有した、内装間仕切の骨格を形成する部材である軽量鉄骨製の変型柱とその取付 金物であるインターメタルに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、隣り合う部屋を仕切る壁面と廊下の壁面が直交する部分では、向かい 合う二つの壁面で構成される角部分ができる。このような角部分を仕上げる場合 、石こうボードやベニヤ合板等のパネル材を下地材に取着する際、前記角部に接 している壁面の端部に下地材が必要となる。 従来はこのような場合、下地材を角部に追加して前記パネル材を取着していた が、1部屋に使用する前記下地材の数は多くなり、またこれを施工する上でも手 間がかかり、施工をより難しいものとしていた。 壁面の角部にドア開口部が設けられる場合も同様で、開口部に取着される開口 枠の外面に直角に接する壁面に石こうボードやベニヤ合板等のパネル材を取着す る場合には、その前記壁面の開口枠に接する部分に下地材を取着し、前記パネル 材の下地とする必要があった。 前記同様に廊下など、一つの延在する壁面と前記壁面と平行に延在する壁面と の間に直交する形で設けられる開口部において、前記開口部に取着される開口枠 が前記両壁面の仕上面に接する場合も、前記両壁面上の開口枠周辺部に下地材が 必要になる。 また、壁面が延在方向に45度分屈折した壁面の角部も同様で、従来の軽量鉄 骨材の組み合わせで施工するためには高度な技術が必要となり、屈折した壁面の 両側面とも仕上が難しく、手間や時間がかかる上技術も必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、開口部分や角部分など柱を固定する必要のある箇所の施工に時間や 手間がかかり、効率良く内装壁面骨格を設置することができない不具合があった 。 本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本考案の目的は、角部や開 口部分など、仕上げ材の取着に下地材が必要な箇所に予め下地部分を持った部材 を用いることで、簡単に施工でき仕上部分の施工を含めた全体の工期を短縮可能 にするための、軽量鉄骨部材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、フロアとこのフロアの上方の上部構造躯体 とにわたって延在し、角部や角部に開口部が接する場合に使用する軽量鉄骨材で あって、あらかじめそれぞれの使用箇所に応じた下地が形成された中空成型の軽 量鉄骨材である変型柱の上下の中空部に、前記変型柱を固定・保持する目的のイ ンターメタルをセットし、墨線が交差する箇所に独立して取着することを特徴と する。
【0005】 本考案によれば、開口部分や壁面交差部分の下地部分など要所要所の必要な箇 所に使用することにより、短時間で簡単に施工することができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施に付いて図面を参照して説明する。 図1(A)は互いに向かい合う2つの壁面が直交する角部に使用するための部 材の斜視図で、(B)一つの延在する壁面と前記壁面に直交する壁面との角部に 使用するための部材の斜視図で、(C)は直角に向かい合う壁面がある角部に開 口部が接する角部に使用する部材の斜視図で、(D)は廊下部分等の向かい合う 壁面に直交して開口部が設置される箇所に使用する部材の斜視図で、(E)は直 線上に延在している壁面が45度屈折している角部に使用する部在の斜視図であ る。
【0007】 インターウォールは、角部や開口部等に使用される軽量鉄骨材の呼称で、前記 角部や開口部において石こうボードやベニヤ合板等のパネル材を取着する際に必 要な地材部分を予め備えた、軽量鉄骨製で中空成型の変型柱22と、前記変型柱 22の延在方向の上下に展開する前記変型柱22の断面形状に対応した薄い鋼板 製のメタル2002と前記メタル2002に取着される同じく薄い鋼板製の門型 に形成された部材であるピボット2004が複数配置されている、インターメタ ル20とで構成され、前記インターメタル20に取り付けられたピボット200 4部分を、変型柱22の延在方向の両端の中空部分に差し込むことでメタル20 と変型柱22が固定され、変型柱22が固定されたインターメタル20のメタル 2002部分をフロア14とフロア14の上方の上部構造躯体16に固定するこ とにより、変型柱22が固定される。前記固定された変型柱22には、石こうボ ードやベニヤ合板等のパネル材28が取着され、前記パネル材28にクロス等の 仕上材30が貼られることで、前記角部の内装壁面が完成する。 また、前記変型柱22は用途に応じて様々な形状が考えられ、それに対応する メタル2002の形状も同様に多くの形状が存在し得るが、その施工方法・使用 方法は前記同様である。
【0008】 前記メタル2002は壁面骨格の厚みに合わせた幅寸法で構成されており、さ らに壁面の芯墨24だけでも施工できるように芯墨確認用の切り欠き2008が 、要所に加工されている。 また、前記メタル2002に取着されるピボット2004は現場でワンタッチ で取り付け可能な構造で、ベース2002には、そのピボットを取り付けるため にピボットの寸法に合わせた切り欠き2006が形成される。
【0009】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように本考案の実施の形態によれば、変型柱を要所要所 に設置するため、角部や要所におけるランナー等の複雑な加工を必要とせず、簡 単に角部等の施工をすることが可能になり、従来の工法に比べ施工期間の短縮や 加工を必要としない分廃材の減少が見込め、ついては施工全体としてコストを低 減する上でも有利となり、内装壁面骨格を多く必要とする建築構造物に好適とな る。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は直角に向かい合う2壁面の角部分を施
工するのに必要な部材構成を示した斜視図。(B)は直
角に向かい合う2壁面が対称形に2つ並ぶ場合の角部分
を施工するのに必要な部材構成を示した斜視図。(C)
は直角に向かい合う2壁面のある角部分に開口部が施工
される場合に必要な部材構成を示した斜視図。(D)は
向かい合う平行な2壁面間に設置される開口部を施工す
るのに必要な部材構成を示した斜視図。(E)は直線上
に延在する壁面が45度屈折した壁面の場合、この角部
分を施工するのに必要な部材構成を示した斜視図。
【図2】(A)はインターメタルと変形柱の関係を示す
斜視図。(B)はインターメタルと変形柱を組み合わせ
た部材を、芯墨に合わせて施工する場合の斜視図
【図3】(A)はインターメタルを施工した際の側面断
面図 (B)は同断面図
【符号の説明】
14 下スラブ 16 上スラブ 20 インターメタル 22 変形柱 24 墨線 28 ボード 30 仕上材

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアとフロア上方の上部構造躯体との間
    に立てられる、内装壁面を構成するための部材で、石こ
    うボードやベニヤ合板等のパネル材を取着する際に必要
    な下地部分を予め備えた軽量鉄骨製の変型柱と、前記変
    型柱を固定・保持する目的で使用される、ピボットと呼
    ばれる薄い門型に形成した鋼板製部材が同じく薄い鋼板
    製のメタルに取着された、インターメタルとで構成さ
    れ、薄い鋼板で形成される中空成型の前記変型柱の両端
    の中空部分に、前記インターメタルに取着されたピボッ
    ト部分を挿入することで変型柱とインターメタルとが固
    定され、前記インターメタルをフロアとフロア上方の上
    部構造躯体に固定することで、変型柱がフロアに固定さ
    れることを特徴とした内装間仕切を構成するための軽量
    鉄骨部材。
  2. 【請求項2】互いに向かい合う2つの壁面が直交してい
    る角部において使用される、石こうボードやベニヤ合板
    等のパネル材を取着するために必要な角部の下地部分を
    予め備えた、L型断面形状の軽量鉄骨製の変型柱と、同
    じくL型に形成されたメタルを持つインターメタルで構
    成されることを特徴とする請求項1記載の軽量鉄骨部材
  3. 【請求項3】一つの延在する壁面と前記壁面に直交する
    壁面との角部において使用される、互いに直角に向かい
    合う2つの壁面と同じく互いに直角に向かい合う2つの
    壁面を、石こうボードやベニヤ合板等のパネル材で仕上
    げる場合に必要な角部の下地部分を予め備えた、T型断
    面形状の軽量鉄骨製の変型柱と、同じくT型に形成され
    たメタルを持つインターメタルで構成されることを特徴
    とする請求項1記載の軽量鉄骨部材
  4. 【請求項4】一つの延在する壁面と前記壁面に対し45
    度分屈折した壁面との角部において使用される、互いに
    向かい合う壁面または前記壁面とその反対側の壁面を、
    石こうボードやベニヤ合板等のパネル材で仕上げる場合
    に必要な角部の下地部分を予め備えた、前記45度分屈
    折した壁面の断面形状を持つ軽量鉄骨製の変型柱と、同
    じく45度分屈折した形状のメタルを持つインターメタ
    ルで構成されることを特徴とする請求項1記載の軽量鉄
    骨部材
  5. 【請求項5】互いに向かい合う2つの壁面が直交してい
    る角部において使用される、一方の壁面の角部に接する
    形で設けられる、開口部に取着された開口枠の外面が、
    直交する壁面の石こうボードやベニヤ合板等のパネル材
    で仕上げられる面に接する場合に必要な下地部分を予め
    備えた、長方形の断面形状を持つ軽量鉄骨製の変型柱
    と、前記変型柱を取着するために必要なピボットが前記
    断面形状に合わせ直線上に配置された、インターメタル
    で構成されることを特徴とする請求項1記載の軽量鉄骨
    部材
  6. 【請求項6】一つの延在する壁面と前記壁面に平行に延
    在する壁面との間に直交して開口部が設けられる場合、
    前記開口部に取着される開口枠の外面が前記両壁面の仕
    上面に接する角部において使用される、石こうボードや
    ベニヤ合板等のパネル材を取着するために必要な開口枠
    周辺の下地部分を予め備えた、長方形の断面形状を持つ
    軽量鉄骨製の変型柱と、前記変型柱を取着するために必
    要なピボットが前記断面形状に合わせ直線上に配置され
    た、インターメタルで構成されることを特徴とする請求
    項1記載の軽量鉄骨部材骨材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000896A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 積水化学工業株式会社 建物ユニット

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