JP2016000896A - 建物ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】所望する剛性に調整しやすいうえに容易に製作することが可能な建物ユニットを提供する。
【解決手段】梁材と柱材とによって骨組みが形成される建物ユニットであり、隅角部に配置される柱材は、複数の単位柱111,・・・を溶接部112,・・・によって一体化させた群柱11であり、群柱は、ジョイントピース14を介して床梁12(12A)に接続され、単位柱は角形鋼管によって形成されるとともに、隣接する単位柱の外側に露出される外側面111a,111a間が溶接によって接合される。
【選択図】図1

Description

本発明は、梁材と柱材とによって骨組みが形成される建物ユニットに関するものである。
特許文献1に開示されているように、工場で製作された複数の建物ユニットを、横方向及び縦方向に連結して構築するユニット建物が知られている。この建物ユニットは、四隅にそれぞれ1本ずつ配置された角形鋼管製の柱どうしを、溝形鋼によって形成される梁によって接続することで、ボックス形の骨組構造体に形成される。
一方、特許文献2には、補剛管の中に平鋼を収容させることによって形成される鋼構造物のブレース材が開示されている。この補剛管の中には、平鋼に直交する向きに板状の座屈止めが設けられており、補剛管の内空が十字に区切られたような断面が形成される。
また、特許文献3,4には、2つの壁を直交させる際のコーナー部に、断面L字形の柱材を配置する構造が開示されている。さらに特許文献4の図3には、壁の角部分に3本の別体のスタッドがそれぞれ配置された構造が示されている。
特開2013−167131号公報 特開平9−221830号公報 実用新案登録第3079488号公報 実用新案登録第3126706号公報
ここで、1本の柱材の剛性(強度)を上げるためには、柱材の肉厚を厚くしたり、断面を大きくしたりする必要がある。しかしながら、この場合は柱材の重量も大きくなるため、建物ユニット製作時の作業性が悪くなる。
また、特許文献3,4に開示されているような特殊形状(平面視L字状)の部材を使用する場合は、製作コストが嵩むうえに汎用性が低下することになる。さらに特許文献4に記載されているように、別々の3本のスタッドをコーナー部にそれぞれ配置するのでは、作業に手間と時間がかかる。
そこで、本発明は、所望する剛性に調整しやすいうえに容易に製作することが可能な建物ユニットを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物ユニットは、梁材と柱材とによって骨組みが形成される建物ユニットであって、少なくとも1箇所の隅角部に配置される柱材は、複数の単位柱を溶接によって一体化させた群柱であるとともに、前記群柱は、接合枠材を介して前記梁材に接続されることを特徴とする。
ここで、前記単位柱は角形鋼管によって形成されるとともに、隣接する前記単位柱の外側に露出される外側面間が溶接によって接合される構成とすることができる。
また、直交する前記梁材の端部をそれぞれ接続させる前記群柱の2つの側面が、3本の前記角形鋼管によって形成される構成であってもよい。さらに、前記群柱の上端及び下端は、蓋部によって塞がれている構成とすることができる。
そして、前記接合枠材は、接続させる梁材の長手方向に延びる断面視略コ字形の鋼材であって、前記接合枠材の端面を前記群柱の側面に接触させて双方を溶接接合させるとともに、前記梁材の外面を前記接合枠材の内面に接触させて双方を溶接接合させる構成とすることができる。
このように構成された本発明の建物ユニットは、複数の単位柱を溶接によって一体化させた群柱が隅角部に配置されている。そして、群柱は、接合枠材を介して梁材に接続される。
このため、単位柱の断面や数を変更することによって、所望する剛性に容易に調整することができる。また、単位柱自体の重量が大きくなりすぎないように調整できるので、建物ユニット製作時の良好な作業性を確保することができる。
さらに、群柱を1つの接合枠材を介して梁材に接続させるので、建物ユニットを製作する際の手間と時間を低減することができる。
また、単位柱を角形鋼管によって形成するのであれば、隅角部の形状に合わせやすいうえに、単位柱どうしの接合も容易に行うことができる。
さらに、3本の角形鋼管によって隅角部の柱材が形成されていれば、建物ユニットの隅角部にできた空隙を利用して、上下方向の配管や配線を行うことができる。
また、群柱の上端及び下端を蓋部によって塞ぐことで、群柱の剛性を高めることができる。
そして、断面視略コ字形の接合枠材を介して群柱と梁材とを溶接によって強固に接合させるのであれば、ボックス形のラーメン構造体を容易に製作することができる。
本発明の実施の形態の建物ユニットの隅角部周辺の構成を説明する斜視図である。 建物ユニットの構成を説明する斜視図である。 群柱の構成を説明する断面図である。 建物ユニットの隅角部周辺の構成を説明する平面図である。 実施例1の建物ユニットの隅角部周辺の構成を説明する平面図である。 実施例2の建物ユニットの隅角部周辺の構成を説明する平面図である。 実施例3で説明する様々な形態の蓋部の構成を示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の建物ユニット1の隅角部周辺の構成を説明する図で、図2はその隅角部が設けられる建物ユニット1の全体構成を説明する斜視図である。
まず、図2を参照しながら建物としてのユニット建物を構成する建物ユニット1について説明する。ユニット建物は、工場で製作される複数の建物ユニット1,・・・を、現地で横方向及び縦方向に連結することによって構築される。
建物ユニット1は、四隅に配置される柱材としての群柱11,・・・と、その群柱11,・・・の下端間に差し渡される梁材としての床梁12,12A,・・・と、群柱11,・・・の上端間に架け渡される梁材としての天井梁13,13A,・・・とによってボックス形(直方体状)のラーメン構造体(骨組構造体)に形成される。
本実施の形態で説明する建物ユニット1は、すべての柱材と梁材とが、接合枠材としてのジョイントピース14を介して溶接によって剛接合される鉄骨ラーメン構造である。
また、天井梁13,13間には、平行に天井根太16,・・・が架け渡され、天井根太16,・・・の下面には天井板18が張り付けられる。さらに、床梁12,12間には、平行に床小梁15,・・・が差し渡され、床小梁15,・・・の上面には床板17が張り付けられる。ここで、床小梁15は、取付金具15aを介して床梁12に固定される。
そして、群柱11は、図1に示すように、4本の単位柱111,・・・を溶接によって一体化させることで構成される。この単位柱111は、断面が正方形となる角形鋼管によって形成される。
詳細には、隣接させた単位柱111,・・・の側面どうしを互いに接触させて直方体状となるように、4本の単位柱111,・・・を寄せる。そして、隣接する単位柱111,111の外側に露出される外側面111a,111a間を溶接部112,・・・によって接合させる。
図3は、群柱11の溶接部112,・・・を設けた位置での断面図を示している。この断面図に示すように、格子状となるように寄せ集めた単位柱111,・・・の外側面111a,111a間に、フレア溶接によって完全溶け込み型の溶接部112を設ける。
この溶接部112は、図1に示すように、群柱11の長手方向(鉛直方向)に間隔を置いて設けられる。例えば、3m程度の長さの群柱11のそれぞれの側面11aに対して、上端及び下端付近と中央付近の3箇所に溶接部112,112,112を設ける。
また、群柱11の上端及び下端は、図2,4に示すように蓋部2によって塞がれる。この蓋部2は、群柱11の外周縁と略同じ形状の正方形の鋼板によって形成される。
そして、蓋部2の外縁は、図4に示すように各単位柱111,・・・のそれぞれの2辺に載せられて、溶接によって双方が接合される。この結果、4本の単位柱111,・・・から構成される群柱11は、上端及び下端でも一体化されることになる。
このようにして一体化された群柱11には、ジョイントピース14を介して梁材が接続される。以下では、図1を参照しながら、群柱11の柱脚における床梁12,12Aとの接続について説明するが、柱頭の群柱11と天井梁13,13Aとの接続も同様となる。
ジョイントピース14は、上下の平行なフランジ141,142間がウエブ143によって連結された断面視略コ字形の溝形鋼によって一体に形成される。このジョイントピース14の端面は、群柱11の側面11aに接触させる。
そして、側面11aに突き当てられたジョイントピース14と群柱11は、溶接部19A,19Bによって接合される。
例えばアーク溶接によって、側面11aとフランジ141上面との間に溶接部19Aを設けるとともに、ウエブ143の内面及びフランジ142上面と側面11aとの間に溶接部19Bを設ける。
一方、床梁12,12Aも、上下の平行なフランジ121,122間がウエブ123によって連結された断面視略コ字形の溝形鋼によって一体に形成される。
ジョイントピース14は、床梁12(12A)より一回り大きい部材で、床梁12(12A)の端部を外側から覆うように配置される。換言すると、ジョイントピース14の内側に床梁12(12A)の端部が収容される。
そして、ジョイントピース14の内面と床梁12(12A)の外面とがそれぞれ接触する箇所に、アーク溶接などにより溶接部19Cを設ける。
詳細には、上側のフランジ141,121と、ウエブ143,123と、下側のフランジ142,122とがそれぞれ接触する床梁12(12A)の縁部に、溶接部19Cを設ける。
図4は、群柱11の2つの直交する側面11a,11aに対して、直交する方向に延びる床梁12,12Aの端部をそれぞれ接続させた状態を示した平面図である。なお、この図4は、天井梁13,13Aを接続させる前の状態を示している。
次に、本実施の形態の建物ユニット1の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の建物ユニット1は、複数の単位柱111,・・・を溶接によって一体化させた群柱11が隅角部に配置されている。そして、群柱11は、ジョイントピース14を介して梁材(12,12A,13,13A)に接続される。
このため、単位柱111の断面や数を変更することによって、所望する剛性の群柱11に容易に調整することができる。すなわち、群柱11の剛性(強度)を上げたい場合は、単位柱111の肉厚や1辺の長さを増加させればよい。また、群柱11を構成する単位柱111,・・・の数を増やすことによっても、群柱11の剛性(強度)を上げることができる。
さらに、複数の単位柱111,・・・を一体化させた群柱11をすべての隅角部(四隅)に配置することによって、建物ユニット1の各側面のフレーム耐力を高めることができる。
この結果、建物ユニット1の水平力に対する耐力が増加することになるので、従来、壁に配置していたサブフレームや、床又は天井に配置していた水平ブレース材などによる補強を省略することができるようになる。
また、建物ユニット1のフレーム耐力の増加によって、建物ユニット1に付帯ユニットを並べて連結させる場合も、境界部における付帯ユニット側の梁材を省略して、材料費を削減させることが可能になる。
さらに、フレーム耐力の増加に対応させて、単位柱111の肉厚や断面を減らして、材料費を抑えることもできる。すなわち、群柱11が設計強度を満たすのであれば、単位柱111の断面を減少させることで、コストを削減することができる。
また、単位柱111自体の重量が大きくなりすぎないように調整できるので、建物ユニット1を製作する際の良好な作業性を確保することができる。
さらに、群柱11を、1つのジョイントピース14を介して梁材(12,12A,13,13A)に接続させるので、建物ユニット1を製作する際の手間と時間が低減されて、容易に製作することができる。
また、単位柱111を角形鋼管によって形成するのであれば、平面視長方形(正方形を含む)となる隅角部の形状に合わせやすい。また、隣接する単位柱111,111の外側面111a,111aが平面(面一)になるので、接合も容易に行うことができる。
そして、断面視略コ字形のジョイントピース14を介して群柱11と梁材(12,12A,13,13A)とを溶接によって強固に接合させるのであれば、ボックス形のラーメン構造体を容易に製作することができる。
以下、前記した実施の形態とは別の形態の実施例1について、図5を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
前記実施の形態で説明した群柱11は、4本の単位柱111,・・・によって構成されていたが、本実施例1で説明する群柱11Aは、3本の単位柱111,・・・によって構成されている。
この群柱11Aは、直交する梁材(12,12A)の端部をそれぞれ接続させる直交する2つの側面11a,11aが形成されるように、3本の角形鋼管を単位柱111,111,111として平面視L字状に並べる。
そして、梁材を接続させる側面11a側の単位柱111,111どうしを溶接部112によって接合させる。また、3本の単位柱111,111,111の角部が集まる外側面111b,111b間は、溶接部112Aによって接合させる。
また、群柱11Aの上端及び下端は、図示しないが前記実施の形態と同様に蓋部によって塞がれる。この群柱11Aを塞ぐ蓋部は、群柱11Aの外周縁と略同じ形状の平面視L字形の鋼板によって形成される。そして、3本の単位柱111,111,111から構成される群柱11Aは、上端及び下端でも一体化されることになる。
このように3本の単位柱111,・・・を平面視L字状に並べると、外側面111b,111b間に角形鋼管1本分の空隙が生成される。そこで、この鉛直方向に延びる空隙に、上下方向の配管や配線を行う。
このように3本の単位柱111,・・・によって建物ユニット1の隅角部が形成されていれば、そこにできた空隙を利用して上下方向の配管や配線を行うことができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例1とは別の形態の実施例2について、図6を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
前記実施の形態及び実施例1では、平面視正方形の角形鋼管を単位柱111とした群柱11,11Aについて説明した。本実施例2では、平面視長方形の角形鋼管を単位柱113とする場合について説明する。
本実施例2の群柱11Bは、2本の単位柱113,113によって形成される。この単位柱113は、長辺が短辺の略2倍となる長方形の断面に形成されている。
そして、隣接する単位柱113,113の短辺側の外側面113a,113a間を、溶接部112Bによって接合させる。また、群柱11Bの上端及び下端は、図示しないが前記実施の形態と同様に、群柱11Bの外周縁と略同じ形状の正方形の蓋部によって塞がれる。
すなわち蓋部の外縁は、各単位柱113,・・・のそれぞれの3辺に載せられて、溶接によって双方が接合される。この結果、2本の単位柱113,113から構成される群柱11Bは、上端及び下端でも一体化されることになる。
また、2つの外側面113a,113aによって形成される群柱11の側面11bには、ジョイントピース14を介して床梁12Aを接続させる。一方、単位柱113の長辺側の面によって形成される群柱11の側面11cには、ジョイントピース14を介して床梁12を接続させる。
このように2本の単位柱113,113によっても、建物ユニット1の隅角部の柱材となる群柱11Bを形成することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例1,2で説明した群柱11,11A,11Bに取り付けられる様々な形態の蓋部について、図7を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は他の実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
前記実施の形態で説明した群柱11には、4本の単位柱111,・・・の全面を一枚の正方形の鋼板によって塞ぐ蓋部2が取り付けられた。これに対して図7(a)に示した群柱11には、各単位柱111,・・・にそれぞれ小板蓋21,・・・が取り付けられる。
この小板蓋21は、単位柱111の外周縁と略同じ形状の正方形の鋼板によって形成される。そして、小板蓋21の外縁は、単位柱111の4辺に載せられて、溶接によって双方が接合される。このため、単位柱111,・・・の外側面111a,111a間の溶接は、小板蓋21の溶接を行ってからとなる。
一方、図7(b)に示した群柱11Bには、2本の単位柱113,113にそれぞれ長板蓋22,22が取り付けられる。この長板蓋22は、単位柱113の外周縁と略同じ形状の長方形の鋼板によって形成される。そして、長板蓋22の外縁は、単位柱113の4辺に載せられて、溶接によって双方が接合される。
さらに、図7(c)に示した群柱11Aには、3本の単位柱111,111,111にそれぞれ小板蓋21,21,21が取り付けられる。そして、小板蓋21の外縁は、単位柱111の4辺に載せられて、溶接によって双方が接合される。
これに対して図7(d)に示した群柱11Aには、3本の単位柱111,111,111に前記実施の形態で説明した正方形の蓋部2が取り付けられる。このため、群柱11Aの単位柱111が配置されていない空隙部分では、蓋部2が張り出した状態となる。
このように群柱11,11A,11Bの上端及び下端を塞ぐ蓋部は、単位柱毎、又は複数の単位柱をまとめてというように、様々な形態で設けることができる。
また、蓋部によって群柱11,11A,11Bの上端及び下端を塞ぐことで、群柱11,11A,11Bの上端及び下端が拘束されて変形しにくくなるので、剛性を高めることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、建物ユニット1の四隅に群柱11,・・・を配置したが、これに限定されるものではなく、少なくとも1箇所の隅角部に群柱11(11A,11B)が配置されていればよい。
また、前記実施の形態及び実施例では、柱材と梁材とが剛接合されたラーメン構造体の建物ユニット1について説明したが、これに限定されるものではない。本発明は、群柱11(11A,11B)と梁材とをボルトで接合させた鉄骨構造体となる建物ユニットであってもよい。
1 建物ユニット
11 群柱(柱材)
11a 側面
111 単位柱
111a 外側面
112 溶接部(溶接)
12,12A 床梁(梁材)
13,13A 天井梁(梁材)
14 ジョイントピース(接合枠材)
19A,19B,19C 溶接部(溶接)
11A 群柱(柱材)
111b 外側面
112A 溶接部(溶接)
11B 群柱(柱材)
11b,11c 側面
112B 溶接部(溶接)
113 単位柱
113a 外側面
2 蓋部
21 小板蓋(蓋部)
22 長板蓋(蓋部)

Claims (5)

  1. 梁材と柱材とによって骨組みが形成される建物ユニットであって、
    少なくとも1箇所の隅角部に配置される柱材は、複数の単位柱を溶接によって一体化させた群柱であるとともに、
    前記群柱は、接合枠材を介して前記梁材に接続されることを特徴とする建物ユニット。
  2. 前記単位柱は角形鋼管によって形成されるとともに、隣接する前記単位柱の外側に露出される外側面間が溶接によって接合されることを特徴とする請求項1に記載の建物ユニット。
  3. 直交する前記梁材の端部をそれぞれ接続させる前記群柱の2つの側面が、3本の前記角形鋼管によって形成されることを特徴とする請求項2に記載の建物ユニット。
  4. 前記群柱の上端及び下端は、蓋部によって塞がれていることを特徴とする請求項2又は3に記載の建物ユニット。
  5. 前記接合枠材は、接続させる梁材の長手方向に延びる断面視略コ字形の鋼材であって、
    前記接合枠材の端面を前記群柱の側面に接触させて双方を溶接接合させるとともに、前記梁材の外面を前記接合枠材の内面に接触させて双方を溶接接合させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の建物ユニット。
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