JP2020072603A - 電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転機の回生ブレーキが使用不可の場合にホイールブレーキの多用を抑制できる第3の制動装置を簡便に配置できる電動車両を提供する。【解決手段】回転機12と駆動輪である前輪17fとの間の動力伝達経路に、第3の制動装置として電磁式リターダ70が設けられているため、バッテリー18の充電制限などで回転機12の回生ブレーキが使用不可の場合でも、電磁式リターダ70を作動させることで、ホイールブレーキ60の多用を抑制することができる。電磁式リターダ70は、回転機12の出力軸34に配置することができるため、空気抵抗可変手段や路面抵抗可変手段を設ける場合に比較して、大幅な設計変更を必要とすることなく、既存の電気駆動ユニット10に対して簡便に適用できる。【選択図】図2

Description

本発明は電動車両に係り、特に、走行用の駆動力源として設けられた回転機を発電機として機能させて回生ブレーキ力を発生させる電動車両に関するものである。
(a) 電動モータおよび発電機として択一的に機能し、前記電動モータとして機能することにより走行用の駆動力源として用いられるとともに、車両走行時に前記発電機として機能することにより回生ブレーキ力を発生する回転機と、(b) 車輪に設けられて常用ブレーキとして用いられ、車両走行時にブレーキ要求量に応じた制動力を発生するホイールブレーキと、を有する、プロペラシャフトが無いペラレス型の電動車両が知られている。特許文献1に記載の車両はその一例で、回転機による回生ブレーキおよびホイールブレーキの他に、エンジンブレーキや角度調節可能なフラップを備えたリヤウイング等の空気抵抗可変手段などの第3の制動装置(制動力発生手段)を備えている。
特開2009−23568号公報
しかしながら、例えば動力伝達経路にエンジンを備えていない電動車両の場合、エンジンブレーキが得られないため、例えばバッテリーの充電制限などで回転機の回生ブレーキが使用不可の場合、ホイールブレーキが多用されて過熱等の問題が発生する可能性がある。エンジンブレーキの代わりに、空気抵抗可変手段や路面抵抗可変手段を用いることが考えられるが、設備が大掛かりで車両によっては大幅な設計変更が必要になるなど適用が困難な場合がある。なお、動力伝達経路にエンジンを備えている電動車両においても、何らかの理由でエンジンブレーキを使用できない場合には同様の課題を有する。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、回転機の回生ブレーキが使用不可の場合にホイールブレーキの多用を抑制できる第3の制動装置を簡便に配置できる電動車両を提供することにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 電動モータおよび発電機として択一的に機能し、前記電動モータとして機能することにより走行用の駆動力源として用いられるとともに、車両走行時に前記発電機として機能することにより回生ブレーキ力を発生する回転機と、(b) 車輪に設けられて常用ブレーキとして用いられ、車両走行時にブレーキ要求量に応じた制動力を発生するホイールブレーキと、を有する、プロペラシャフトが無いペラレス型の電動車両において、(c) 前記回転機と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられ、車両走行時に回生を除く制動原理で制動力を発生する第3の制動装置を有することを特徴とする。
第2発明は、第1発明の電動車両において、(a) 前記電動車両は、前記回転機の出力軸の回転を減速してディファレンシャル装置に伝達する減速機構を備えており、(b) 前記第3の制動装置は、前記出力軸に設けられてその出力軸に制動力を付与するものであることを特徴とする。
第3発明は、第1発明の電動車両において、(a) 前記電動車両は、前記回転機の出力軸と平行に配置されたディファレンシャル装置と、前記出力軸と平行な減速軸にその出力軸の回転が減速して伝達されるとともに更に減速してその減速軸から前記ディファレンシャル装置に伝達する減速機構と、前記ディファレンシャル装置および前記減速機構を前記回転機と共に内部に収容しているケースと、を有する電気駆動ユニットを備えており、(b) 前記第3の制動装置は、前記出力軸に設けられてその出力軸に制動力を付与するものであることを特徴とする。
第4発明は、第1発明の電動車両において、(a) 前記電動車両は、前記回転機の出力軸と平行に配置されたディファレンシャル装置と、前記出力軸と平行な減速軸にその出力軸の回転が減速して伝達されるとともに更に減速してその減速軸から前記ディファレンシャル装置に伝達する減速機構と、前記ディファレンシャル装置および前記減速機構を前記回転機と共に内部に収容しているケースと、を有する電気駆動ユニットを備えており、(b) 前記第3の制動装置は、前記減速軸に設けられてその減速軸に制動力を付与するものであることを特徴とする。
第5発明は、第1発明〜第4発明の何れかの電動車両において、前記第3の制動装置は、電磁誘導作用によって生じる渦電流により制動力を発生する電磁式リターダであることを特徴とする。
第6発明は、第1発明〜第5発明の何れかの電動車両において、前記回転機の回生制御が可能か否かを判断し、その回生制御が可能な場合は前記回転機が前記回生ブレーキ力を発生し、その回生制御が不可の場合は前記第3の制動装置が制動力を発生するように、前記回転機および前記第3の制動装置を制御するブレーキ制御装置を備えていることを特徴とする。
このような電動車両においては、回転機と駆動輪との間の動力伝達経路に、回生を除く制動原理で制動力を発生する第3の制動装置が設けられているため、バッテリーの充電制限などで回転機の回生ブレーキが使用不可の場合でも、その第3の制動装置を作動させることで、ホイールブレーキの多用を抑制することができる。また、第3の制動装置は回転機と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられるため、空気抵抗可変手段や路面抵抗可変手段を設ける場合に比較して、大幅な設計変更を必要とすることなく第3の制動装置を簡便に配置することができる。
第2発明および第3発明は、回転機の出力軸の回転が減速機構により減速されてディファレンシャル装置に伝達される場合で、減速前の回転機の出力軸に第3の制動装置が設けられるため、その第3の制動装置の制動トルクが比較的小さくて済み、第3の制動装置を小型化してコンパクトに配置することができる。第3発明は、回転機の出力軸と平行に減速機構の減速軸およびディファレンシャル装置が配置された電気駆動ユニットを備えている場合で、例えば回転機の出力軸を延長してケースから突き出させ、その出力軸の突き出し端部に第3の制動装置を配置したり、ケース内に第3の制動装置を配置したりすることが可能で、既存の電気駆動ユニットに対して簡便に適用できる。
第4発明は、回転機の出力軸と平行に減速機構の減速軸およびディファレンシャル装置が配置された電気駆動ユニットを備えている場合に、減速軸に第3の制動装置が設けられるため、第3発明のように回転機の出力軸に第3の制動装置を設ける場合に比較して、その第3の制動装置の回転速度が遅くなり、回転バランスが良好になって回転振動等が抑制される。減速軸を延長してケースから突き出させ、その減速軸の突き出し端部に第3の制動装置を配置したり、ケース内に第3の制動装置を配置したりすることが可能で、既存の電気駆動ユニットに対して簡便に適用できる点は、第3発明と同様である。
第5発明では、第3の制動装置として電磁式リターダが設けられているため、流体式リターダや油圧ブレーキ装置のような流体が不要で、一層簡便に配置することができる。
第6発明では、回転機の回生制御が可能か否かを判断し、回生制御が可能な場合は回転機が回生ブレーキ力を発生し、回生制御が不可の場合は第3の制動装置が制動力を発生するように、それ等の回転機および第3の制動装置が制御されるため、例えばバッテリーの充電制限などで回転機の回生制御が不可の場合には、第3の制動装置が作動させられることにより、ホイールブレーキの多用を適切に抑制することができる。
本発明の一実施例である駆動力源前置式の電気自動車を左側から見た概略左側面図である。 図1の電気自動車に搭載された電気駆動ユニットの概略構成を説明する図で、車両幅方向と平行に切断し且つ複数の軸が一平面内に位置するように展開して示した断面図であり、併せて制御系統の要部を示した図である。 図2のブレーキ制御装置によって実行される補助ブレーキ制御を説明するフローチャートである。 本発明の他の実施例を説明する図で、図2に対応する図である。 本発明の更に別の実施例を説明する図で、図2に対応する図である。 本発明の更に別の実施例を説明する図で、図2に対応する図である。
本発明は、電動モータおよび発電機として択一的に機能する回転機を有する電動車両に関するもので、回転機だけで走行する電気自動車に好適に適用されるが、例えば発電専用のエンジン(内燃機関)を備えているシリーズ型のハイブリッド車両や、駆動力源としてエンジンが用いられるパラレル型のハイブリッド車両などにも適用され得る。電気自動車は、車両搭載バッテリーのみを電力源として走行するものでも良いが、燃料電池等の電力発生装置を搭載しているものでも良い。
本発明は、回転機の出力軸が第1軸線上に配置されるとともに、ディファレンシャル装置が第1軸線と平行な第2軸線上に配置され、それ等の軸線が車両幅方向と平行になる姿勢で車両に搭載される横置き型の電気駆動ユニットに好適に適用されるが、回転機の出力軸が車両前後方向と平行になる姿勢で車両に搭載される縦置き型の電気駆動ユニットにも適用され得る。すなわち、プロペラシャフトが無いペラレス型の電動車両であれば、回転機の出力軸の姿勢は特に限定されない。ディファレンシャル装置は、傘歯車式や遊星歯車式の差動歯車装置が適当であるが、例えば左右の駆動輪に対応して動力伝達状態を制御可能な一対のクラッチが設けられている場合、その一対のクラッチをディファレンシャル装置と見做すことができる。なお、左右の駆動輪がそれぞれ異なる回転機によって回転駆動される場合はディファレンシャル装置が不要であり、その場合は左右の駆動輪と回転機との間の動力伝達経路にそれぞれ第3の制動装置を設ければ良い。
回転機の出力軸とディファレンシャル装置との間には、必要に応じて減速機構や増速機構が配置される。減速機構は、例えば平行軸式や遊星歯車式等の一定の減速比で減速する減速機構でも良いが、クラッチやブレーキ等の係合装置により変速比が異なる複数のギヤ段を成立させる有段変速機や、ベルト式等の無段変速機が、減速機構として設けられても良い。
ホイールブレーキは、例えば運転者によって足踏みされるブレーキペダルに機械的に連結されて、その足踏み操作力(ブレーキ要求量)に応じた制動力を機械的に発生するように構成されるが、足踏み操作力等に応じてブレーキ制御装置により電気的に制動力が制御されるものでも良い。例えば、一定車速で自動走行したり先行車両に追従して自動走行したりするオートクルーズ走行時に、減速のために算出されたブレーキ要求量に応じてブレーキ制御装置により電気的に制動力が制御されても良い。
第3の制動装置としては、電磁式リターダが好適に用いられるが、流体式リターダや、摩擦係合式の油圧ブレーキ装置など、回生を除く制動原理で制動する種々の制動装置を採用することができる。電磁石によって制動力を発生する電磁式リターダの場合、電磁石の励磁電流を制御して制動力を増減制御することができる。電磁石の代わりに、或いは電磁石に加えて永久磁石を用いて、制動力を発生する電磁式リターダを用いることもできる。この第3の制動装置は、制動力を増減制御できる制動装置が望ましいが、制動力を増減制御できない制動装置を用いることも可能である。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において、図は説明のために適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例である電気自動車8を左側から見た概略左側面図である。図2は、電気自動車8に搭載された電気駆動ユニット10の概略構成を説明する図で、車両幅方向と平行に切断し且つ複数の軸(第1軸線S1〜第3軸線S3)が一平面内に位置するように展開して示した断面図であり、併せて制御系統の要部を示した図である。電気駆動ユニット10は、第1軸線S1上に配設されて駆動力源として用いられる回転機12と、第1軸線S1方向において回転機12の一端側に隣接して並べて配設されたトランスアクスル14と、それ等の回転機12およびトランスアクスル14を収容しているケース16とを備えている。この電気駆動ユニット10は、第1軸線S1が車両幅方向と平行になる姿勢で電気自動車8に搭載される横置き型で、電気自動車8の前側部分に配設されて前輪17fを回転駆動する。すなわち、本実施例の電気自動車8は、電気駆動ユニット10が車両前側部分に配置されて前輪17fを回転駆動して走行する駆動力源前置式の前輪駆動車両である。なお、本実施例の電気駆動ユニット10を、電気自動車8の後側部分に配置して、左右の後輪17rを回転駆動して走行する駆動力源後置式の後輪駆動車両を構成することもできる。
電気自動車8は、駆動力源として単一の回転機12のみを備えている電動車両で、バッテリー18からインバータ等のパワーコントロールユニット(PCU)19を経て所定の高電圧の電力が回転機12に供給されるようになっている。回転機12は、電動モータおよび発電機として択一的に機能するもので、所謂モータジェネレータであり、車両走行時に回生制御されて発電機として機能することにより回生ブレーキ力を発生する。バッテリー18は単独で搭載されても良いが、必要に応じて例えば燃料電池等の発電装置が設けられ、その発電装置から適宜電力供給されて充電されるようになっていても良い。発電装置として、例えばシリーズ型ハイブリッド車両のようにエンジンによって回転駆動される発電機を用いることもできる。
ケース16は、有底筒形状のギヤケース部20と、筒形状の第1モータケース部22と、有底筒形状の第2モータケース部24とを備えている。第1モータケース部22には内周側へ延び出す仕切り壁22aが一体に設けられており、第1モータケース部22の一方の開口部がギヤケース部20の開口部にボルト等により一体的に結合されることにより、ギヤケース部20と仕切り壁22aとの間にギヤ室26が形成され、そのギヤ室26内にトランスアクスル14が収容されている。トランスアクスル14は、回転機12の出力を前輪17fに伝達する動力伝達機構に相当する。
第1モータケース部22の他方の開口部には、第2モータケース部24の開口部がボルト等により一体的に結合されており、内部に回転機12を収容するモータ室28が形成される。回転機12は同期モータで、第1軸線S1と同心の円環形状のステータ30およびロータ32を備えており、ロータ32は、ステータ30よりも小径でステータ30の内部に配設されているとともに、中心部には出力軸34が設けられている。出力軸34は、必要に応じてスプライン等により連結された複数の部材にて構成される。ステータ30は、図示しない複数のボルトにより第1モータケース部22の仕切り壁22aに一体的に固定されている一方、出力軸34は、複数の軸受を介して第1軸線S1と一致する軸心まわりに回転可能にケース16によって支持されている。第1軸線S1は、回転機12の中心線である回転機中心線に相当する。
トランスアクスル14は、第1軸線S1と平行な第2軸線S2上に配設されたディファレンシャル装置50と、回転機12の出力軸34とディファレンシャル装置50のリングギヤ52との間で動力伝達するギヤ式減速機構54と、を備えている。ギヤ式減速機構54は、出力軸34の回転を減速してディファレンシャル装置50に伝達する平行軸式のギヤ機構で、減速大歯車および減速小歯車が設けられた減速ギヤシャフト58を備えている。減速ギヤシャフト58は、第1軸線S1、第2軸線S2と平行な第3軸線S3上に配設されており、出力軸34の回転が減速して伝達されるとともに、その回転を更に減速してディファレンシャル装置50のリングギヤ52に伝達する。ディファレンシャル装置50は、かさ歯車式の差動装置で、リングギヤ52に伝達された動力を一対のサイドギヤから左右一対のドライブシャフト56を介して左右の前輪17fに伝達する。すなわち、本実施例の電気自動車8は、ギヤ式減速機構54からディファレンシャル装置50へ動力が直接伝達されるようになっており、プロペラシャフトが無いペラレス型の電動車両である。ギヤ式減速機構54は減速機構に相当し、減速ギヤシャフト58は減速軸に相当する。
このような電気自動車8の前輪17fおよび後輪17rには、常用ブレーキとして用いられるホイールブレーキ60が取り付けられている。ホイールブレーキ60は、油圧によって摩擦係合させられる油圧式ブレーキで、車両走行時にホイールブレーキ制御回路62から供給されるブレーキ油圧に応じた制動力を発生する。ホイールブレーキ制御回路62は、電動式オイルポンプや油圧制御弁等を有する油圧回路で、ブレーキ制御装置64から供給される指令信号に従って油圧制御弁等が制御されることにより、ブレーキ要求量に応じた所定の制動力を発生するブレーキ油圧をホイールブレーキ60に供給する。ブレーキ要求量は、例えば運転者によって足踏み操作される図示しないブレーキペダルの足踏み操作力である。ブレーキ制御装置64は、ホイールブレーキ60を含めて車両の制動力を制御するコントローラで、所謂マイクロコンピュータ等を備えて構成されており、予め定められたデータマップ等に基づいてブレーキ要求量に応じてブレーキ油圧を算出し、そのブレーキ油圧が出力されるようにホイールブレーキ制御回路62の油圧制御弁等を制御する。なお、ブレーキペダルの足踏み操作力に応じて機械的にブレーキ油圧が発生させられるようになっていても良く、その場合はブレーキ油圧を制御するホイールブレーキ制御回路62や、ブレーキ制御装置64によるブレーキ油圧の制御を省略することができる。
ブレーキ制御装置64はまた、回転機12のパワーコントロールユニット19を制御することにより、車両走行時に回転機12が発電機として機能するように回生制御して回生ブレーキ力を発生させる。すなわち、下り坂などでホイールブレーキ60の多用を抑制するため、補助ブレーキ(エンジン駆動車両のエンジンブレーキに相当)を要求する運転者の手動操作が行われた場合、或いはホイールブレーキ60の使用状態や道路情報等から自動的に補助ブレーキの必要性を判断した場合などに、回転機12を回生制御して回生ブレーキ力を発生させるのである。補助ブレーキによる制動力の大きさは、運転者が手動操作で設定、変更でき、或いはホイールブレーキ60の使用状態や道路情報等から自動的に設定、変更される。
電気自動車8には、上記ホイールブレーキ60および回転機12の回生制御による回生ブレーキの他に、補助ブレーキとして用いることができる第3の制動装置として電磁式リターダ70が設けられている。電磁式リターダ70は、電磁誘導作用によって生じる渦電流により制動力を発生するもので、前記出力軸34に取り付けられている。出力軸34の一端部、すなわち前記トランスアクスル14側の端部で、図2における左側の端部は、ケース16のギヤケース部20から外部へ突き出すように延長して設けられており、その突き出し端部34aに電磁式リターダ70が取り付けられている。電磁式リターダ70は、スプライン等の回り止めを介して突き出し端部34aに相対回転不能に連結された円筒形状の回転側部材72と、その回転側部材72の内周側に配設されてギヤケース部20に固定された円筒形状の固定側部材74とを備えており、何れも第1軸線S1と同心に設けられている。固定側部材74には、回転側部材72の内周面に僅かなギャップ(隙間)を挟んで対向するように多数の電磁石76が周方向に並べて設けられており、その電磁石76の励磁電流が電磁式リターダ制御回路78によって制御されることにより、その励磁電流に応じた制動力で回転側部材72の回転が制動され、それに伴って出力軸34、更には前輪17fの回転が制動される。電磁式リターダ制御回路78から出力される励磁電流は、ブレーキ制御装置64から供給される指令信号に従って制御される。回転側部材72の外周面には、多数の冷却フィン80が外周側へ突き出すように設けられている。本実施例では、第1軸線S1を中心とする円筒形状のギャップを挟んで互いに対向するように回転側部材72および電磁石76が設けられているが、第1軸線S1と直角な円板形状のギャップを挟んで互いに対向するように、第1軸線S1の軸線方向に並べて互いに略平行に回転側部材72および電磁石76を配置することもできる。また、回転側部材72側に電磁石76を設けることもできるなど、種々の態様の電磁式リターダを採用することができる。
このような電気自動車8においては、下り坂などでホイールブレーキ60の多用を抑制するための補助ブレーキとして、回転機12の回生制御による回生ブレーキの他に上記電磁式リターダ70を用いることができる。ブレーキ制御装置64は、例えば図3のフローチャートに従って補助ブレーキ制御を行うことにより、回転機12および電磁式リターダ70を使い分けるようになっている。図3のステップST1では、補助ブレーキ要求の有無を判断し、補助ブレーキの要求が無ければそのまま終了するが、補助ブレーキの要求が有る場合はステップST2以下を実行する。補助ブレーキの要求は、運転者の手動操作によって補助ブレーキが要求された場合、或いはホイールブレーキ60の使用状態や道路情報等に基づいて補助ブレーキの必要性が判断された場合などで、補助ブレーキによる制動力の大きさについても同時に判断される。
ステップST2では、回転機12の回生制御が可能か否かを、例えば予め定められた回生制御実行許可条件を満足するか否かによって判断する。回生制御実行許可条件は、例えばバッテリー18の蓄電残量SOCが予め定められた充電可能な上限値以下であることや、バッテリー温度が予め定められた充放電可能な下限値以上であること、などである。すなわち、回転機12を回生制御して回生ブレーキ力を発生させる場合、回生制御で発生した電気をバッテリー18に充電する必要があるため、蓄電残量SOCが上限値を超えている場合には、回転機12の回生制御が不可である。また、バッテリー温度が下限値を下回った時に、バッテリー18の充放電が制限される場合には、バッテリー18に充電することができないため回転機12の回生制御が不可である。
そして、回転機12の回生制御が可能であれば、ステップST3を実行し、補助ブレーキとして回転機12を使い、回転機12を回生制御することにより所定の回生ブレーキ力を発生させる。このステップST3では、回転機12の他に電磁式リターダ70を使用し、その両方を用いて所定の制動力を発生させることもできる。回転機12の回生制御が不可の場合には、ステップST4を実行し、補助ブレーキとして電磁式リターダ70を使い、電磁式リターダ70の電磁石76を励磁して所定の制動力を発生させる。
このように、本実施例の電気自動車8によれば、回転機12と駆動輪である前輪17fとの間の動力伝達経路に、第3の制動装置として電磁式リターダ70が設けられているため、バッテリー18の充電制限などで回転機12の回生ブレーキが使用不可の場合でも、電磁式リターダ70を作動させることで、ホイールブレーキ60の多用を抑制することができる。
また、電磁式リターダ70は回転機12と前輪17fとの間の動力伝達経路に設けられるため、空気抵抗可変手段や路面抵抗可変手段を設ける場合に比較して、大幅な設計変更を必要とすることなく電磁式リターダ70を簡便に配置することができる。本実施例の電気自動車8は、回転機12の出力軸34と平行にギヤ式減速機構54の減速ギヤシャフト58およびディファレンシャル装置50が配置された電気駆動ユニット10を備えており、出力軸34を延長してケース16から外部へ突き出させ、その突き出し端部34aに電磁式リターダ70が取り付けられているため、既存の電気駆動ユニット10に対して簡便に適用できる。
また、回転機12の出力軸34の回転がギヤ式減速機構54により減速されてディファレンシャル装置50に伝達されるが、減速前の出力軸34に電磁式リターダ70が設けられているため、その電磁式リターダ70の制動トルクが比較的小さくて済み、小型の電磁式リターダ70を用いてコンパクトに配置することができる。
また、第3の制動装置として電磁式リターダ70が設けられているため、流体式リターダや油圧ブレーキ装置のような流体が不要で、一層簡便に配置することができる。
また、回転機12の回生制御が可能か否かを判断し、回生制御が可能な場合は補助ブレーキとして回転機12を用いて回生ブレーキ力を発生し、回生制御が不可の場合は補助ブレーキとして電磁式リターダ70を用いて制動力を発生するように、それ等の回転機12および電磁式リターダ70が制御されるため、バッテリー18の充電制限などで回転機12の回生制御が不可の場合には、電磁式リターダ70が作動させられることにより、ホイールブレーキ60の多用を適切に抑制することができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
図4の電気駆動ユニット100は、前記実施例の電気駆動ユニット10に比較して、第3の制動装置である電磁式リターダ70の配設位置が相違する。すなわち、電磁式リターダ70が回転機12の出力軸34に取り付けられる点は同じであるが、出力軸34の他端部、すなわち回転機12側の端部で、図4における右側の端部は、ケース16の第2モータケース部24から外部へ突き出すように延長して設けられており、その突き出し端部34bに電磁式リターダ70が取り付けられている。本実施例においても、前記実施例と同様の作用効果が得られる。
図5の電気駆動ユニット110は、前記実施例の電気駆動ユニット10に比較して、第3の制動装置として摩擦係合式の油圧ブレーキ装置112が設けられている点が相違する。すなわち、ケース16のギヤケース部20には、油圧ブレーキ装置112を収容するカバー114が一体的に固定され、回転機12の出力軸34がそのカバー114内に突き出すように設けられているとともに、その出力軸34とカバー114との間に油圧ブレーキ装置112が配設されている。油圧ブレーキ装置112は、多板式ブレーキや単板式ブレーキ、ベルト式ブレーキなどであり、ブレーキ制御回路116から供給されるブレーキ油圧に応じた制動力を発生する。ブレーキ制御回路116は、ホイールブレーキ制御回路62と同様に電動式オイルポンプや油圧制御弁等を有する油圧回路で、ブレーキ制御装置64から供給される指令信号に従って油圧制御弁等が制御されることにより、所定の制動力を発生するブレーキ油圧を油圧ブレーキ装置112に供給する。
この場合には、油圧ブレーキ装置112まで油路を設けたり油圧を発生する電動式オイルポンプを設けたりする必要であるなど、電磁式リターダ70に比較して構造が複雑になるが、バッテリー18の充電制限などで回転機12の回生ブレーキが使用不可の場合でも、油圧ブレーキ装置112を作動させることでホイールブレーキ60の多用を抑制できるとともに、空気抵抗可変手段や路面抵抗可変手段を設ける場合に比較して油圧ブレーキ装置112を簡便に配置することができるなど、前記実施例と同様の作用効果が得られる。なお、図4の電気駆動ユニット100についても、電磁式リターダ70に替えて油圧ブレーキ装置112を設けることができる。
図6の電気駆動ユニット120は、前記実施例の電気駆動ユニット10に比較して、第3の制動装置である電磁式リターダ70の配設位置が相違し、本実施例では減速ギヤシャフト58に電磁式リターダ70が取り付けられている。すなわち、減速ギヤシャフト58の一端部、すなわち回転機12と反対側の端部で、図6における左側の端部は、ケース16のギヤケース部20から外部へ突き出すように延長して設けられており、その突き出し端部58aに電磁式リターダ70が取り付けられている。電磁式リターダ70の回転側部材72が突き出し端部58aに相対回転不能に連結され、固定側部材74がギヤケース部20に一体的に固定される点は、前記実施例と同じである。
この場合も、前記実施例と同様の作用効果が得られるが、減速ギヤシャフト58に電磁式リターダ70が設けられているため、前記実施例のように回転機12の出力軸34に電磁式リターダ70を設ける場合に比較して、その電磁式リターダ70の回転速度が遅くなり、回転バランスが良好になって回転振動が抑制される。したがって、僅かな回転振動が問題になるような電動車両や、高回転によって回転振動が生じ易いような電動車両に対して、好適に適用される。なお、図5の電気駆動ユニット110と同様に、電磁式リターダ70に替えて油圧ブレーキ装置112を減速ギヤシャフト58に取り付けることもできる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
8:電気自動車(電動車両) 10、100、110、120:電気駆動ユニット 12:回転機 16:ケース 17f:前輪(車輪、駆動輪) 17r:後輪(車輪) 34:出力軸 50:ディファレンシャル装置 54:ギヤ式減速機構(減速機構) 58:減速ギヤシャフト(減速軸) 60:ホイールブレーキ 64:ブレーキ制御装置 70:電磁式リターダ(第3の制動装置) 112:油圧ブレーキ装置(第3の制動装置)

Claims (6)

  1. 電動モータおよび発電機として択一的に機能し、前記電動モータとして機能することにより走行用の駆動力源として用いられるとともに、車両走行時に前記発電機として機能することにより回生ブレーキ力を発生する回転機と、
    車輪に設けられて常用ブレーキとして用いられ、車両走行時にブレーキ要求量に応じた制動力を発生するホイールブレーキと、
    を有する、プロペラシャフトが無いペラレス型の電動車両において、
    前記回転機と駆動輪との間の動力伝達経路に設けられ、車両走行時に回生を除く制動原理で制動力を発生する第3の制動装置を有する
    ことを特徴とする電動車両。
  2. 前記電動車両は、前記回転機の出力軸の回転を減速してディファレンシャル装置に伝達する減速機構を備えており、
    前記第3の制動装置は、前記出力軸に設けられて該出力軸に制動力を付与するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
  3. 前記電動車両は、前記回転機の出力軸と平行に配置されたディファレンシャル装置と、前記出力軸と平行な減速軸に該出力軸の回転が減速して伝達されるとともに更に減速して該減速軸から前記ディファレンシャル装置に伝達する減速機構と、前記ディファレンシャル装置および前記減速機構を前記回転機と共に内部に収容しているケースと、を有する電気駆動ユニットを備えており、
    前記第3の制動装置は、前記出力軸に設けられて該出力軸に制動力を付与するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
  4. 前記電動車両は、前記回転機の出力軸と平行に配置されたディファレンシャル装置と、前記出力軸と平行な減速軸に該出力軸の回転が減速して伝達されるとともに更に減速して該減速軸から前記ディファレンシャル装置に伝達する減速機構と、前記ディファレンシャル装置および前記減速機構を前記回転機と共に内部に収容しているケースと、を有する電気駆動ユニットを備えており、
    前記第3の制動装置は、前記減速軸に設けられて該減速軸に制動力を付与するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
  5. 前記第3の制動装置は、電磁誘導作用によって生じる渦電流により制動力を発生する電磁式リターダである
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電動車両。
  6. 前記回転機の回生制御が可能か否かを判断し、該回生制御が可能な場合は前記回転機が前記回生ブレーキ力を発生し、該回生制御が不可の場合は前記第3の制動装置が制動力を発生するように、前記回転機および前記第3の制動装置を制御するブレーキ制御装置を備えている
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電動車両。
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