JP2020071984A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、この実施形態にかかる車両用灯具の構成について説明する。図中、符号1は、この実施形態にかかる車両用灯具である。なお、この実施形態において、正面は、車両の後側の面であり、背面は、車両の前側の面である。
車両用灯具1は、この例では、リアコンビネーションランプである。車両用灯具1は、車両(図示せず)の後部の左右両側にそれぞれ装備される。車両用灯具1は、図1に示すように、ランプハウジング10と、ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターカバー、アウターレンズなど)11と、第1光源2と、第1光制御部材(ライトフレーム、ライトガイド、導光体、第1レンズ部材)3と、第2光源4と、保持部材40と、第2光制御部材(第2レンズ部材)5と、を備えるものである。
ランプハウジング10は、たとえば、光不透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。ランプハウジング10は、主に車両の後側の部分が開口し、一方、主に車両の前側の部分が閉塞した形状をなす。ランプハウジング10の閉塞部分には、灯室12内に連通する取付孔13が設けられている。
第1光源2は、ランプハウジング10に取り付けられている。第2光源4は、保持部材40の正面に保持されている。第1光制御部材3と第2光制御部材5と保持部材40とは、ランプレンズ11側からランプハウジング10側に順に一体に組み付けられている。この一体の主要構成部品は、取付部材この例では取付ブラケット14を介してランプハウジング10の閉塞部分に取り付けられている。なお、この例では、保持部材40が取付ブラケット14を介してランプハウジング10に取り付けられている。
第1光源2は、第1ランプ機能の光L1(以下、「第1機能光L1」と称する)を発する(放射する)光源である。第1光源2から発する第1機能光L1は、この例では、赤色であって、第1ランプ機能のテールランプTLから赤色光として照射される。
第2光源4は、第2ランプ機能の光L2(以下、「第2機能光L2」と称する)を発する(放射する)光源である。第2光源4から発する第2機能光L2は、この例では、赤色であって、第2ランプ機能のストップランプSLから赤色光として照射される。
第1光制御部材3は、第2光制御部材5と共に、第1光源2からの第1機能光L1および第2光源4からの第2ランプ機能の光L2(以下、「第2機能光L2」と称する)を、ランプレンズ11を透過させて外部に照射させる光制御部材である。第1光制御部材3は、この例では、アクリル樹脂やPC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル、メタクリル樹脂)などの無色透明樹脂材からなる。第1光制御部材3は、この例では、無色透明であるが、有色この例では赤色透明であっても良い。
入射部30は、第2光制御部材5からの第1機能光L1を第1光制御部材3中に入射させるものである。すなわち、入射部30は、光カプラである。入射部30は、板形状をなす第1光制御部材3の中央部(中央部分)に、第2光制御部材5を挟んで中央の第1光源2に対向して、設けられている。入射部30は、入射面300と、第1反射面301と、を有する。入射面300と第1反射面301とは、相互に対向して設けられている。
出射部31は、入射した第1機能光L1をランプレンズ11側に出射させるものである。出射部31は、板形状をなす第1光制御部材3の4辺の周辺部(周辺部分)に、設けられている。出射部31は、出射面310と、第2反射面312と、を有する。出射面310と第2反射面312とは、相互に対向して設けられている。
導光透過部32は、板形状をなす第1光制御部材3の中央部の入射部30と周辺部の出射部31との間の中間部(中間部分)に、第2光制御部材5を挟んで、中央の第1光源2に対して上下の第2光源4に対向して、設けられている。導光透過部32は、導光部と透過部とが一体になったものである。導光透過部32は、背面320と正面321とを有する板形状をなすものである。
第2光制御部材5は、第1光制御部材3と共に、第1光源2からの第1機能光L1および第2光源4からの第2機能光L2を、ランプレンズ11を透過させて外部に照射させる光制御部材である。第2光制御部材5は、第1光制御部材3と同様に、この例では、アクリル樹脂やPC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル、メタクリル樹脂)などの無色透明樹脂材からなる。第2光制御部材5は、この例では、無色透明であるが、有色この例では赤色透明であっても良い。
第1光制御部51は、板形状をなす第2光制御部材5の中央部(中央部分)に、第1光制御部材3の入射部30に対向して、設けられている。この結果、第1光制御部51は、第1光源2と第1光制御部材3の入射部30との間に配置されている。第1光制御部51は、第2光制御部材5の中央部から第1光源2側に突出した形状、この例では、ほぼ半球形状(ドーム形状、杯形状)をなす。すなわち、第1光制御部51は、第2光制御部52に対して第1光源2側に突出した形状をなす。
第2光制御部52は、板形状をなす第2光制御部材5の中央部と周辺部(周辺部分)との間の中間部(中間部分)に、第1光制御部材3の導光透過部32に対向して、設けられている。この結果、第2光制御部52は、第2光源4と第1光制御部材3の導光透過部32との間に配置されている。第2光制御部52は、板形状をなす。
第1光制御部材3の出射部31と第2光制御部材5の第2光制御部52とは、ランプレンズ11側から見た正面視において、区分されて配置されている。すなわち、第1光制御部材3の出射部31は、ランプレンズ11側から見た正面視において、ランプレンズ11の周辺部分(周辺部)側に配置されている。一方、第2光制御部材5の第2光制御部52は、ランプレンズ11側から見た正面視において、ランプレンズ11の中央部分(中央部)側に配置されている。これにより、出射部31と第2光制御部52とは、車両の前後方向において、重ならないように配置されている。
保持部材40は、この例では、プリントサーキットボード(PCB)である。図2(B)に示すように、保持部材40の正面の中央部分(中央部)に対して上側と下側とには、第2光源4がそれぞれ実装されている。なお、保持部材40には、第2光源4の他に、第2光源4を発光(駆動)させる電子部品などや回路などが設けられている。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
第1光源2の発光部21を点灯する。すると、第1光源2の発光部21から第1機能光L1が発する。この第1機能光L1は、図3(A)に示すように、第2光制御部材5の第1光制御部51の第1入射面510から第1光制御部51中に入射する。第1光制御部51中に入射した第1機能光L1は、第1光制御部51の反射面511で平行光として反射する。平行光として反射した第1機能光L1は、第1光制御部51の第1出射面512から第1光制御部材3の入射部30の入射面300側に出射する。
第2光源4を点灯する。すると、第2光源4から第2機能光L2が発する。この第2機能光L2は、図3(B)に示すように、第2光制御部材5の第2光制御部52の第2入射面520および屈折面521から屈折光として第2光制御部52中に入射する。第2光制御部52中に入射した屈折光の第2機能光L2は、第2光制御部52の第2出射面522から第1光制御部材3の導光透過部32の背面320側に出射する。
なお、第1光源2の発光部21と第2光源4とを同時に点灯することにより、図4(C)に示すように、第1ランプ機能としてのテールランプTLと第2ランプ機能としてのストップランプSLが同時に発光する。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
なお、前記の実施形態においては、リアコンビネーションランプのテールランプTLおよびストップランプSL(バックアップランプBL、ターンシグナルランプTrL)について説明するものである。しかしながら、この発明においては、リアコンビネーションランプのテールランプTLおよびストップランプSL(バックアップランプBL、ターンシグナルランプTrL)以外のランプにも適用することができる。
10 ランプハウジング
11 ランプレンズ
12 灯室
13 取付孔
14 取付ブラケット(取付部材)
2 第1光源
20 本体部
21 発光部
3 第1光制御部材
30 入射部
300 入射面
301 第1反射面
31 出射部
310 出射面
312 第2反射面
32 導光透過部(導光部、透過部)
4 第2光源
40 保持部材
41 挿入孔
5 第2光制御部材
51 第1光制御部
510 第1入射面
511 反射面
512 第1出射面
52 第2光制御部
520 第2入射面
521 屈折面
522 第2出射面
L1 第1機能光(第1ランプ機能の光)
L2 第2機能光(第2ランプ機能の光)
BL バックアップランプ(第1ランプ機能)
SL ストップランプ(第2ランプ機能)
TL テールランプ(第2ランプ機能)
TrL ターンシグナルランプ(第2ランプ機能)
Claims (4)
- 灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、
前記灯室内の前記ランプハウジング側に配置されている第1光源と、
前記灯室内の前記ランプレンズ側に配置されている第1光制御部材と、
前記灯室内の前記第1光源と前記第1光制御部材との間にそれぞれ配置されている第2光源および第2光制御部材と、
を備え、
前記第1光源は、第1ランプ機能の光を発する光源であり、
前記第2光源は、第2ランプ機能の光を発する光源であり、
前記第1光制御部材および前記第2光制御部材は、前記第1光源からの前記第1ランプ機能の光および前記第2光源からの前記第2ランプ機能の光を、前記ランプレンズを透過させて外部に照射させる光制御部材である、
ことを特徴とする車両用灯具。 - 前記第1光源と前記第2光源とは、前記ランプレンズ側から見た正面視において、離れて配置されていて、
前記第1光制御部材は、
前記第2光制御部材を挟んで前記第1光源に対向して設けられていて、前記第2光制御部材からの前記第1ランプ機能の光を入射させる入射部と、
入射した前記第1ランプ機能の光を前記ランプレンズ側に出射させる出射部と、
前記入射部と前記出射部との間に、前記第2光制御部材を挟んで前記第2光源に対向して設けられていて、前記入射部から入射した前記第1ランプ機能の光を前記出射部に導き、かつ、前記第2光制御部材からの前記第2ランプ機能の光を前記ランプレンズ側に透過させる導光透過部と、
を有し、
前記第2光制御部材は、
前記第1光源と前記第1光制御部材の前記入射部との間に配置されていて、前記第1光源からの前記第1ランプ機能の光を入射させて平行光として前記第1光制御部材の前記入射部側に出射させる第1光制御部と、
前記第2光源と前記第1光制御部材の前記導光透過部との間に配置されていて、前記第2光源からの前記第2ランプ機能の光を入射させて屈折光として前記第1光制御部材の前記導光透過部側に出射させる第2光制御部と、
を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記第1光源と前記第2光制御部材との間には、保持部材が配置されていて、
前記保持部材には、前記第2光源が保持されていて、
前記第1光制御部は、前記第2光制御部に対して前記第1光源側に突出した形状をなし、
前記保持部材の前記第1光制御部に対応する箇所には、挿入孔が設けられていて、
前記挿入孔中には、前記第1光制御部が挿入されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。 - 前記出射部と前記第2光制御部とは、前記ランプレンズ側から見た正面視において、区分されて配置されている、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の車両用灯具。
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- 2018-10-31 JP JP2018204911A patent/JP7119911B2/ja active Active
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