JP2011086466A - 灯具ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 安全性の向上を図る。
【解決手段】 光を所定の方向へ向けて出射する光源18b、19bと、光源から出射された光が入射される入射面27、28と入射面から入射された光を水平方向へ出射する第1の出射面31と入射面から入射された光をそれぞれ水平方向及び水平方向より上方側へ出射する複数の第2の出射面32、32、32とを有する導光体21とを備え、複数の第2の出射面を第1の出射面より上方の位置で上下方向において異なる位置に形成すると共に第1の出射面の奥側の位置で水平方向において離隔する位置に形成した。
【選択図】 図5
Description
本発明は灯具ユニットに関する。詳しくは、光を水平方向へ出射する第1の出射面と光を水平方向及び水平方向より上方側へ出射する複数の第2の出射面とを有する導光体を用いて出射方向を制御し安全性の向上を図る技術分野に関する。
車輌用灯具には、例えば、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に、光源を有する灯具ユニットが配置されたものがある。灯具ユニットとしては、例えば、走行中に進行方向の路面等を照射するヘッドランプや車幅灯として機能するクリアランスランプ等の各種のタイプが存在する。
このような車輌用灯具に備えられた灯具ユニットには、例えば、クリアランスランプとして機能し、光源から出射された光を内部において所定の方向へ導いて外部へ出射する導光体が用いられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された車輌用灯具の灯具ユニットにあっては、光源から出射され導光体に入射された光を透過又は内面反射させて導光体の第1の出射面から略前方へ向けて出射すると同時に第2の出射面から略上方へ向けて出射するようにしている。
ところが、特許文献1に記載された車輌用灯具の灯具ユニットにおいては、光源から出射された光が第1の出射面から略前方へ向けて出射すると同時に第2の出射面から略上方へ向けて出射するようにしているため、歩行者等が灯具ユニットを正面側から目視したときには略前方へ向けて出射された光しか視認することができない。
従って、正面側から目視したときには、第1の出射面から出射された光しか視認することができず第2の出射面から出射された光を視認することができないため、光を前方へ向けて出射する発光面積が小さく、歩行者等において視認性が低く、安全性の低下を来たしてしまう。
また、歩行者等が灯具ユニットを上方側から目視したときには第2の出射面から略上方へ向けて出射された光を視認することが可能であるが、略上方へ向けて出射される光は導光体の内部において第2の出射面の全体に分散されて出射される。
従って、第2の出射面における単位面積当たりの発光量が少なく、やはり、歩行者等において視認性が低く、安全性の低下を来たしてしまう。
そこで、本発明灯具ユニットは、安全性の向上を図ることを課題とする。
灯具ユニットは、上記した課題を解決するために、光を所定の方向へ向けて出射する少なくとも一つの光源と、前記光源から出射された光が入射される少なくとも一つの入射面と該入射面から入射された光を水平方向へ出射する第1の出射面と前記入射面から入射された光をそれぞれ水平方向及び水平方向より上方側へ出射する複数の第2の出射面とを有する導光体とを備え、前記複数の第2の出射面は前記第1の出射面より上方の位置で上下方向において異なる位置に形成されると共に前記第1の出射面の奥側の位置で水平方向において離隔する位置に形成されたものである。
従って、灯具ユニットにあっては、第1の出射面と複数の第2の出射面から光が水平方向へ出射され、複数の第2の出射面からそれぞれ水平方向及び水平方向より上方側へ光が出射される。
本発明灯具ユニットは、光を所定の方向へ向けて出射する少なくとも一つの光源と、前記光源から出射された光が入射される少なくとも一つの入射面と該入射面から入射された光を水平方向へ出射する第1の出射面と前記入射面から入射された光をそれぞれ水平方向及び水平方向より上方側へ出射する複数の第2の出射面とを有する導光体とを備え、前記複数の第2の出射面は前記第1の出射面より上方の位置で上下方向において異なる位置に形成されると共に前記第1の出射面の奥側の位置で水平方向において離隔する位置に形成されたことを特徴とする。
従って、水平方向において目視したときに、第1の出射面と第2の出射面からそれぞれ出射された水平方向へ向かう光を視認することができ、第1の出射面と第2の出射面の双方により広い発光面積が確保され、視認性が高く、安全性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記光源として第1の光源と第2の光源を設け、前記導光体の入射面として前記第1の光源から出射された光が入射される第1の入射面と前記第2の光源から出射された光が入射される第2の入射面とを形成し、前記導光体に前記第1の入射面から入射された光を内面反射して前記第1の出射面に導く第1の反射面と前記第2の入射面から入射された光を内面反射してそれぞれ前記複数の第2の出射面に導く第2の反射面とを形成している。 従って、少ない光源によっても光を必要な位置に効率的に導くことが可能となり、光の利用効率の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記第1の反射面を前記第2の反射面より前記奥側の位置に形成し、前記第1の光源から出射された光を前記第1の反射面で水平方向に反射させて前記第1の出射面に導き、前記第2の光源から出射された光を前記第2の反射面で水平方向に反射させてそれぞれ前記複数の第2の出射面に導くようにしている。
従って、導光体の厚みを薄くすることが可能であり、導光体及びこれを備えた灯具ユニットの小型化を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記複数の第2の出射面をそれぞれ前記第2の反射面を中心とした環状又は環状の一部を為す形状に形成している。
従って、第2の光源から出射された光を広範囲に亘って所望の方向へ出射することができ、光の利用効率の向上を図ることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記導光体を前記第1の光源から出射された光を導く第1の導光部材と前記第2の光源から出射された光を導く第2の導光部材とによって構成し、前記第1の導光部材又は前記第2の導光部材に前記第2の入射面を形成し、前記第1の導光部材に前記第1の入射面と前記第1の反射面と前記第1の出射面を形成し、前記第2の導光部材に前記第2の反射面と前記複数の第2の出射面を形成している。
従って、導光部材のそれぞれの厚みが導光体の全体を一体で形成する場合に比し薄くなり、その分、成形時間の短縮化を図ることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
以下に示す実施の形態は、前照灯として機能するヘッドランプと車幅灯として機能するクリアランスランプの二つの灯具ユニットが配置された車輌用灯具を例として示す。尚、灯具ユニットはヘッドランプとクリアランスランプに限られることはなく、ターンシグナルランプやデイタイムランニングランプ等の他の灯具ユニットであってもよい。
車輌用灯具1は、例えば、車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用灯具1は、図1に示すように、前方に開口された凹部を有するランプハウジング2と該ランプハウジング2の開口面を閉塞する透明なカバー3とを備えている。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、該灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
ランプハウジング2の後端部には前後に貫通された取付孔2aが形成されている。ランプハウジング2の後端部には取付孔2aを閉塞するバックカバー6が取り付けられている。
灯室5には第1の灯具ユニット7と第2の灯具ユニット8が、例えば、上下に離隔して配置されている(図1乃至図3参照)。第1の灯具ユニット7としては、例えば、前照灯として機能するヘッドランプが設けられ、第2の灯具ユニット8としては、例えば、車幅灯として機能するクリアランスランプが設けられている。
第1の灯具ユニット7は、図1に示すように、レンズホルダー9と該レンズホルダー9の前端部に取り付けられた投影レンズ10とレンズホルダー9の後方に配置されたリフレクター11とレンズホルダー9及びリフレクター11が取り付けられた取付板12とリフレクター11の後端部に取り付けられたヘッドランプ用光源13とを有している。
第1の灯具ユニット7はランプハウジング2に図示しない光軸調整機構を介して支持されている。従って、光軸調整機構を動作させることにより第1の灯具ユニット7をランプハウジング2に対して上下方向又は左右方向へ移動させてヘッドランプ用光源13から出射される光の光軸調整(エイミング調整又はレベリング調整)を行うことが可能とされている。
また、第1の灯具ユニット7はヘッドランプ用光源13から出射される光を車輌の進行方向に追従させる所謂スイブル機構によって水平方向へ回動可能とされていてもよい。
リフレクター11は内面が反射面11aとして形成され、後端部が略円筒状の取付部11bとして設けられている。
取付板12には、その上方側に光透過孔12aが形成され、該光透過孔12aより下側の部分がシェード部12bとして設けられている。取付板12にはレンズホルダー9の後端部とリフレクター11の前端部がそれぞれ前後から取り付けられている。
ヘッドランプ用光源13は、例えば、放電灯であり、外管14の内部に設けられた発光部15から光を出射する。外管14は、その後方に配置された口金部16に保持されており、該口金部16がリフレクター11の後端部に設けられた取付部11bに取り付けられている。
尚、ヘッドランプ用光源13は放電灯に限られることはなく、例えば、発光ダイオード(LED)やハロゲンランプ等の他の種類の光源であってもよい。
灯室5には、その下端部に図示しない点灯装置が配置されている。点灯装置の駆動回路からヘッドランプ用光源13に駆動電圧が印加されると発光部15から光が出射される。発光部15から出射された光は前方へ向かうか又はリフレクター11の反射面11aで反射され、投影レンズ10によって前方へ照明光として投影される。
第2の灯具ユニット8は、図4に示すように、配置ベース17と該配置ベース17にそれぞれ配置された第1の光源ユニット18及び第2の光源ユニット19と配置ベース17を覆うように配置された取付ベース20と該取付ベース20に取り付けられた導光体21とを有している。
配置ベース17は上下方向を向く配置面部22と該配置面部22の外周部から下方へ突出された周面部23とが一体に形成されて成る。配置面部22にはそれぞれ上方に開口された配置用凹部22a、22bが形成され、配置用凹部22aは配置面部22の後端寄りに位置され、配置用凹部22bは配置面部22の略中央部に位置されている。
第1の光源ユニット18と第2の光源ユニット19はそれぞれ配置ベース17の配置用凹部22a、22bに配置されて取り付けられている。第1の光源ユニット18は回路基板18a上に第1の光源18bが搭載されて成り、第2の光源ユニット19は回路基板19a上に第2の光源19bが搭載されて成る。第1の光源ユニット18と第2の光源ユニット19はそれぞれ回路基板18a、19aが配置用凹部22a、22bに挿入されて取り付けられている。
第1の光源18bと第2の光源19bとしては、例えば、それぞれ発光ダイオード(LED)が用いられている。
配置ベース17の配置面部22の上側には上下方向を向く遮光板24が配置されている。遮光板24には前後に離隔して透過孔24a、24aが形成されている。遮光板24は透過孔24a、24aがそれぞれ第1の光源18bと第2の光源18bの真上に位置するように配置ベース17の上側に配置されている。
取付ベース20は上下方向を向く取付面部25と該取付面部25の外周部から略下方へ突出された袴部26とが一体に形成されて成る。取付面部25には大きな配置孔25aが形成されている。取付面部25の配置孔25aには遮光板24の後端部を除いた部分が配置されている。
導光体21は取付ベース20の取付面部25に取り付けられている。導光体21は略上下方向を向く略板状に形成され、取付ベース20の配置孔25aを上方から覆うようにして取付面部25に取り付けられている。
導光体21には後端部と略中央部にそれぞれ下方へ凸の円錐状の突部が形成され、後端部に設けられた円錐状の突部における外面(下面)が第1の入射面27として形成され、略中央部に設けられた円錐状の突部における外面(下面)が第2の入射面28として形成されている。
導光体21の第1の入射面27の真上には前方へ行くに従って上方へ変位する傾斜面が形成され、この傾斜面が第1の反射面29として形成されている。
導光体21の第2の入射面28の真上には下方へ凸の円錐状の凹部が形成され、該凹部を形成する面が第2の反射面30として形成されている。
導光体21の外周面のうち略前方から側方(外方)を向く連続した部分は第1の出射面31として形成されている。第1の出射面31はカバー3の内面に沿って位置されている。第1の出射面31には連続する複数の所定のステップが形成されている。
導光体21の上面には中央部を基準とした大きさが異なる環状の複数の段差面が形成され、該複数の段差面が第2の出射面32、32、32として形成されている(図2乃至図4参照)。第2の出射面32、32、32は前斜め上方を向くように形成され、表面にシボ加工が施され、又は、連続する複数の所定のステップが形成されている。第2の出射面32、32、32は第1の出射面31より上方の位置で上下方向において異なる位置に形成され、第1の出射面31の奥側に位置されている。
第2の出射面32、32、32は、図4に示すように、例えば、最も低い位置に存在する第2の出射面32の下縁32aの高さが第1の出射面31の上縁31aの高さに一致され、二番目の高さの位置に存在する第2の出射面32の下縁32bの高さが最も低い位置に存在する第2の出射面32の上縁32cの高さに一致され、最も高い位置に存在する第2の出射面32の下縁32dの高さが二番面の高さの位置に存在する第2の出射面32の上縁32eの高さに一致されている。
導光体21の上面には最も高い位置に存在する第2の出射面32の内側に遮蔽板33が取り付けられている。
上記のように構成された第2の灯具ユニット8において、図5に示すように、第1の光源18bから上方へ向けて光が出射されると、出射された光は第1の入射面27から導光体21に入射され第1の反射面29で内面反射されて水平方向へ進行し第1の出射面31から前方へ向けて出射される。
また、第2の光源19bから上方へ向けて光が出射されると、出射された光は第2の入射面28から導光体21に入射され第2の反射面30で内面反射されて水平方向へ進行し第2の出射面32、32、32からそれぞれ出射される。第2の出射面32、32、32からそれぞれ出射された光は拡散されて前方及び斜め上方へ向かう。このとき第2の光源19bから出射された光は、略全ての光が第2の出射面32、32、32に集光するように第2の反射面30で反射されるため、第2の出射面32、32、32からそれぞれ局所的に輝度の高い光が出射される。
歩行者等は第2の灯具ユニット8を正面側から目視したときには、第1の出射面31から出射された前方へ向かう光と第2の出射面32、32、32からそれぞれ出射された前方へ向かう光の双方の光を視認することができる。従って、第1の出射面31と第2の出射面32、32、32の双方により広い発光面積が確保され、歩行者等において視認性が高く、安全性の向上を図ることができる。
また、歩行者等が第2の灯具ユニット8を上方側から目視したときには、第2の出射面32、32、32からそれぞれ斜め上方へ向かう局所的に輝度の高い光を視認することができる。従って、歩行者等において視認性が高く、安全性の向上を図ることができる。
さらに、第2の出射面32、32、32が水平方向において離隔して形成されているため、第2の灯具ユニット8を奥行き感のある構造として認識することができる。
さらにまた、第2の灯具ユニット8に第1の反射面29と第2の反射面30を形成し導光体21の内部で光を内面反射させて第1の出射面31又は第2の出射面32、32、32から出射するようにしている。従って、少ない光源によっても光を必要な位置に効率的に導くことが可能となり、光の利用効率の向上を図ることができる。
加えて、第1の光源18bと第2の光源19bから出射された光はそれぞれ第1の反射面29と第2の反射面30で反射され水平方向へ進行して第1の出射面31と第2の出射面32、32、32から出射される。従って、導光体21の厚みを薄くすることが可能であり、導光体21及びこれを備えた第2の灯具ユニット8の小型化を図ることができる。
尚、上記には、第2の出射面32、32、32をそれぞれ環状に形成した例を示したが、第2の出射面32、32、32の形状は環状に限られることはなく、例えば、環状の一部を為すような曲線状や円弧状に形成されていてもよい。
第2の出射面32、32、32を環状又は環状の一部を為す形状に形成することにより、第2の光源19bから出射された光を広範囲に亘って所望の方向へ出射することができ、光の利用効率の向上を図ることができる。
また、上記したように、第1の出射面31がカバー3の内面に沿って位置するように導光体21を形成することにより、第1の光源18bから出射された光をカバー3の形状に沿って帯状に出射させることができ、歩行者等における視認性の一層の向上を図ることができる。
さらに、車輌用灯具1にあっては、第1の灯具ユニット7としてヘッドランプを設け、第2の灯具ユニット8としてクリアランスランプを設けており、このような組み合わせを行うことにより第1の灯具ユニット7と第2の灯具ユニット8の配光の妨げとならないように両者を配置することが可能となる。また、両者の組み合わせによって灯室5の空間利用率の向上をも図ることが可能である。
以下に、導光体の変形例について説明する(図6及び図7参照)。以下に示す、第1の変形例に係る導光体21Aと第2の変形例に係る導光体21Bは、導光体21と異なり何れも二つの部材が結合されて構成されているが、基本的な構成は導光体21と同様である。従って、以下の説明においては導光体21と異なる点のみ詳細に説明し、導光体21と同様の部分については導光体21に付した符号と同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
導光体21Aは第1の導光部材34と第2の導光部材35が上下方向において結合され、第1の導光部材34が第2の導光部材35の下側に位置されている(図6参照)。
第1の導光部材34には第1の入射面27と第2の入射面28と第1の反射面29と第1の出射面31が形成されている。
第2の導光部材35には第2の反射面30と第2の出射面32、32、32が形成されている。
導光体21Bは第1の導光部材36と第2の導光部材37が上下方向において結合され、第1の導光部材36が第2の導光部材37の下側に位置されている(図7参照)。第1の導光部材36は前後方向における長さが第2の導光部材37の前後方向における長さの略半分とされ、第2の導光部材37の前端側の部分に結合されている。
第1の導光部材36には第1の入射面27と第1の反射面29と第1の出射面31が形成されている。
第2の導光部材37には第2の入射面28と第2の反射面30と第2の出射面32、32、32が形成されている。
第1の入射面27は第2の入射面28の前方に位置されているため、これに対応して第1の光源18bが第2の光源19bの前方に位置されている。
上記のように、それぞれ二つの部材を結合して導光体21Aと導光体21Bを構成することにより、二つの部材のそれぞれの厚みが導光体の全体を一体で形成する場合に比し薄くなり、その分、成形時間の短縮化を図ることができる。
また、導光体21Bにあっては、第1の導光部材36の前後方向における長さが第2の導光部材37の前後方向における長さの略半分とされているため、第1の導光部材36を少ない材料で形成することが可能であり、製造コストの低減を図ることができる。
尚、上記には、三つの第2の出射面32を形成した例を示したが、第2の出射面32の数は三つに限られることはなく、複数であれば任意である。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
8…第2の灯具ユニット、21…導光体、27…第1の入射面、28…第2の入射面、29…第1の反射面、30…第2の反射面、31…第1の出射面、32…第2の出射面、21A…導光板、34…第1の導光部材、35…第2の導光部材、21B…導光板、36…第1の導光部材、37…第2の導光部材
Claims (5)
- 光を所定の方向へ向けて出射する少なくとも一つの光源と、
前記光源から出射された光が入射される少なくとも一つの入射面と該入射面から入射された光を水平方向へ出射する第1の出射面と前記入射面から入射された光をそれぞれ水平方向及び水平方向より上方側へ出射する複数の第2の出射面とを有する導光体とを備え、
前記複数の第2の出射面は前記第1の出射面より上方の位置で上下方向において異なる位置に形成されると共に前記第1の出射面の奥側の位置で水平方向において離隔する位置に形成された
ことを特徴とする灯具ユニット。 - 前記光源として第1の光源と第2の光源を設け、
前記導光体の入射面として前記第1の光源から出射された光が入射される第1の入射面と前記第2の光源から出射された光が入射される第2の入射面とを形成し、
前記導光体に前記第1の入射面から入射された光を内面反射して前記第1の出射面に導く第1の反射面と前記第2の入射面から入射された光を内面反射してそれぞれ前記複数の第2の出射面に導く第2の反射面とを形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の灯具ユニット。 - 前記第1の反射面を前記第2の反射面より前記奥側の位置に形成し、
前記第1の光源から出射された光を前記第1の反射面で水平方向に反射させて前記第1の出射面に導き、
前記第2の光源から出射された光を前記第2の反射面で水平方向に反射させてそれぞれ前記複数の第2の出射面に導くようにした
ことを特徴とする請求項2に記載の灯具ユニット。 - 前記複数の第2の出射面をそれぞれ前記第2の反射面を中心とした環状又は環状の一部を為す形状に形成した
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の灯具ユニット。 - 前記導光体を前記第1の光源から出射された光を導く第1の導光部材と前記第2の光源から出射された光を導く第2の導光部材とによって構成し、
前記第1の導光部材又は前記第2の導光部材に前記第2の入射面を形成し、
前記第1の導光部材に前記第1の入射面と前記第1の反射面と前記第1の出射面を形成し、
前記第2の導光部材に前記第2の反射面と前記複数の第2の出射面を形成した
ことを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4に記載の灯具ユニット。
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