JP3196241U - 車両用ライト - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性に優れ、応用範囲が広く、走行安全性が高い、車両に取り付けて照明及び警告に用いる車両用ライトを提供する。【解決手段】車両用ライトは、外カバー、ランプホルダモジュール2、下向きランプユニット3、上向きランプユニット4及び少なくとも1つの補助ランプユニット5を備える。外カバーは、取付け空間を含む。ランプホルダモジュールは、取付け空間内に取付けられるとともに、固定ランプホルダ22と、取付け角度の調整が可能な複数の可動ランプホルダ23、23’とを含む。下向きランプユニットは、固定ランプホルダ内に取付けられ、上向きランプユニットは、可動ランプホルダ23に取付けられて光線放射角度を調整し、各々、下向きと上向きのランプ光形状を生成する。補助ランプユニットは、可動ランプホルダ23’内に取付けられて光線放射角度を調整し、下向きランプユニットの発光輝度を高める。【選択図】図3

Description

本考案は、ライトに関し、特に、車両に取り付けて照明及び警告に用いる車両用ライトに関する。
従来、車両が道路を走行する際、道路状況を視認するために必要なため、車両用前照灯の上向きランプと下向きランプとが結合されて一体化され、上向きランプと下向きランプとを切換えて使用していた。しかし、前述の前照灯のデザインは質素かつ簡素で、意匠性に劣っていた。上述した問題点を改善するために、マトリクス状車両用ライトが一部メーカにより提供されている。このマトリクス状車両用ライトは、上向きランプと下向きランプとを別々に製造した後、ランプハウジング内に取り付けられる。ただし上向きランプモジュール及び下向き表示モジュールの照明方向、光形状及び角度に対する要求がそれぞれ異なるため、設計の困難度は高かった。そのため上述した従来技術の問題点を改善するために、本考案者は法律上の規定を満たし、消費者に多様な選択を提供することができる、角度調整が可能な車両用ライトを提供する。
本考案の目的は、構造が新規的で、応用範囲が広く、走行の安全性が高い車両用ライトを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、外カバー、ランプホルダモジュール、下向きランプユニット、上向きランプユニット及び少なくとも1つの補助ランプユニットを備えた車両用ライトであって、前記外カバーは、取付け空間を含み、前記ランプホルダモジュールは、前記取付け空間内に取付けられるとともに、固定ランプホルダと、取付け角度を調整することが可能な複数の可動ランプホルダとを含み、前記下向きランプユニットは、前記固定ランプホルダ内に取付けられて下向きランプ光形状を生成し、前記上向きランプユニットは、前記可動ランプホルダの1つに取付けられて光線放射角度を調整し、上向きランプ光形状を生成し、前記補助ランプユニットは、他の前記可動ランプホルダ内に取付けられて光線放射角度を調整し、前記下向きランプユニットの発光輝度を高めることを特徴とする車両用ライトが提供される。
前記ランプホルダモジュールは、取付けフレームを有し、前記取付けフレームは、前記固定ランプホルダが固定的に設置される第1の基壁と、揺動角度を調整することが可能な状態で前記可動ランプホルダが設置される第2の基壁とを有することが好ましい。
前記可動ランプホルダのそれぞれは、基台と、対応した前記第2の基壁に前記基台が調整可能に取付けられる調整機構と、を有し、前記調整機構は、前記基台に完全に貫通された2つの調整孔と、2つの丸頭ねじとをそれぞれ有し、前記丸頭ねじは、前記調整孔の1つに着脱自在に設置されたねじ頭部と、前記調整孔から外方へ延出して前記第2の基壁に螺着されるねじ軸とをそれぞれ有し、前記ねじ頭部から前記第2の基壁までの距離を変えることにより、前記基台の取付け角度が調整されることが好ましい。
前記調整機構は、前記基台と前記取付けフレームの前記第2の基壁とに間にそれぞれ介在されるとともに、前記調整孔にそれぞれ対応した2つの弾性パッドを有することが好ましい。
前記調整機構の前記調整孔は、左右方向で間隔を隔てて前記基台に形成され、前記ねじ頭部から前記第2の基壁までの距離を変化させ、前記基台の左右方向の揺動角度を調整することが好ましい。
前記可動ランプホルダは、上下方向に間隔を隔てて前記基台上に設けた2つの調整機構をそれぞれ有することが好ましい。
複数の補助ランプユニットをさらに備えることが好ましい。
前記ランプホルダモジュールは、前記取付けフレームに突き合わされるランプカバーを有し、前記ランプカバーは、前記下向きランプユニット、前記上向きランプユニット及び前記補助ランプユニットを覆い、前記ランプカバーは、カバー本体と、前記カバー本体上に設置されるとともに、前記上向きランプユニット前に位置して集光を行う集光レンズと、前記カバー本体に完全に貫通されるとともに、前記下向きランプユニット及び前記補助ランプユニット前に対応して位置決めされ、光線が透過する複数の貫通口とを有することが好ましい。
前記可動ランプホルダの前記基台は、ランプハウジング及びランプフレームを含み、前記ランプハウジングは、ハウジング壁と、該ハウジング壁から上下方向にそれぞれ延びた2つの翼壁とをそれぞれ有し、前記ランプフレームは、対応した前記ランプハウジングの外部に設置されたフレーム壁と、該フレーム壁から外方へ延出するとともに前記翼壁と組み合わされる2つの結合壁とを有し、前記調整機構の前記調整孔は、互いに対応した前記翼壁及び前記結合壁に完全に貫通されていることが好ましい。
前記取付け空間内に取付けられたターンシグナルランプユニットをさらに備え、前記ターンシグナルランプユニットは、帯状導光体と、該帯状導光体の発光に必要な光源を提供する少なくとも1つのターンシグナルランプ部材とを含むことが好ましい。
前記帯状導光体は、間隔を隔てて互いに対向した発光面及び反射面と、前記発光面と前記反射面との間に接続して前記ターンシグナルランプ部材の放射光線を提供する入光面と、前記発光面と前記反射面との間に接続されて前記入光面と間隔を隔てて対向した接続面とを有し、前記帯状導光体の幅は、前記入光面から前記接続面に向かって徐々に縮小し、前記反射面は、前記入光面を介して入射された光線が前記発光面へ向かって反射され、前記発光面から光線が出射されることが好ましい。
前記反射面は、前記入光面を介して入射された光線を前記発光面へ向けて反射させる、連なって設けられた複数の反射凸部を有し、前記反射凸部は、外部へ向かって突出された円弧凸状領域と、該円弧凸状領域と接続されて非円弧状の平面領域とを有し、前記発光面は、連なって設けられた複数の発光凸部を有し、前記発光凸部のそれぞれは、光線を出射する円弧凸状の発光領域と、該発光領域に接続されて前記平面領域に対して平行な接続領域とを有することが好ましい。
本考案の車両用ライトは、可動ランプホルダにより取付け角度を調整し、車両用ライトを様々な車種のフロント部分の造形に対応させ、上向きランプユニットと補助ランプユニットとの光線放射角度を調整して光線を最適な方向へ向けることができるため、本考案の適応性及び市場競争力を高めることができる。また、補助ランプユニットを介して下向きランプユニットの発光輝度を高め、車両の近接領域の照明効果を向上させ、運転の安全性を高めることができる。
図1は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトを示す分解斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトを示す正面図であり、当該正面図では、外カバーの透光蓋が省略されている。 図3は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトのランプホルダモジュール、下向きランプユニット、上向きランプユニット及び2つの補助ランプユニットの関係を示す斜視図である。 図4は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトのランプホルダモジュールと下向きランプユニットとの関係を示す未完成状態の分解斜視図である。 図5は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトのランプホルダモジュールと上向きランプユニットとの関係を示す未完成状態の分解斜視図である。 図6は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトのランプホルダモジュールと補助ランプユニットとの関係を示す未完成状態の分解斜視図である。 図7は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトのランプホルダモジュールと上向きランプユニットとの関係を示す平面断面図である。 図8は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトのランプホルダモジュールと補助ランプユニットとの関係を示す平面断面図である。 図9は、図2の線A−Aに沿った部分断面図である 図10は、本考案の一実施形態に係る車両用ライトの一方向ランプユニットの帯状導光体を示す平面断面図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、本考案の一実施形態に係る車両用ライトは、少なくとも外カバー1と、外カバー1内に取り付けられたランプホルダモジュール2と、下向き(即ち近距離用)ランプユニット3と、上向き(即ち長距離用)ランプユニット4と、補助ランプユニット5と、ターンシグナルランプユニット6とから構成されてなる。
本実施形態の外カバー1は、後部ベース11と、後部ベース11前に配設された前部ベース12と、後部ベース11と前部ベース12とにより協働で画成された取付け空間13と、後部ベース11に突き合わせて接続され、前部ベース12前を覆う透光蓋14とを含む。前部ベース12は、上方に形成されてランプホルダモジュール2に対応した第1の開口部121と、下方に形成されてターンシグナルランプユニット6に対応した第2の開口部122とを有する。
本実施形態のランプホルダモジュール2は、取付け空間13内に取り付けられるとともに、取付けフレーム21と、固定ランプホルダ22と、取り付け角度を調整することが可能な複数の可動ランプホルダ23,23’と、ランプカバー26とを含む。
図3及び図4を参照する。図3及び図4に示すように、取付けフレーム21は、固定ランプホルダ22を固定的に設置する第1の基壁211と、揺動角度を調整して可動ランプホルダ23,23’が設置可能な第2の基壁212とを有する。
固定ランプホルダ22は、取付けフレーム21の第1の基壁211に固定されるとともに、導光チャネル223を画定する第1のカバー体221と、第1のカバー体221の外側に取り付けられた第2のカバー体222とを有する。導光チャネル223は、光出射口224を有する。
図3、図5及び図6を参照する。図3、図5及び図6に示すように、各可動ランプホルダ23,23’は、基台24と、それぞれ基台24に上下方向に間隔を隔てて設けた調整機構25とを有する。基台24は、各可動ランプホルダ23,23’の調整機構25を介し、第2の基壁212上に調整可能に取り付けられている。
図5〜図8を参照する。図5〜図8に示すように、各可動ランプホルダ23,23’の基台24は、ランプハウジング241及びランプフレーム244を含む。各ランプハウジング241は、ハウジング壁242と、ハウジング壁242から上下方向にそれぞれ延びた2つの翼壁243とを有する。各ランプフレーム244は、対応したランプハウジング241の外部に設置されたフレーム壁245と、フレーム壁245から外方へ延出するとともに翼壁243と組み合わされる2つの結合壁246と、を有する。
各調整機構25は、基台24の互いに対応した翼壁243及び結合壁246の2つの調整孔251と、基台24と取付けフレーム21の第2の基壁212とに間に介在されるとともに、調整孔251に対応した弾性パッド252と、2つの丸頭ねじ253とを有する。
各丸頭ねじ253は、複数の調整孔251のうちの1つに着脱自在に設置されたねじ頭部254と、調整孔251から外方へ延出して第2の基壁212に螺着されるねじ軸255とを有する。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、ランプカバー26は、取付けフレーム21と突き合わせて接続されるとともに、下向きランプユニット3、上向きランプユニット4及び補助ランプユニット5を覆う。ランプカバー26は、カバー本体261と、カバー本体261上に設置されるとともに、上向きランプユニット4前に位置して集光を行う集光レンズ262と、集光レンズ262に貫通して設けられるとともに、下向きランプユニット3及び補助ランプユニット5前に対応して位置決めされ、光線を透過させる複数の貫通口263とを有する。
図2〜図4を参照する。図2〜図4に示すように、本実施形態の下向きランプユニット3は、固定ランプホルダ22内に取り付けられるとともに、第1のカバー体221内に取り付けられる下向きランプ部材31と、導光チャネル223の光出射口224を覆って第1のカバー体221と第2のカバー体222との間に介在された下向きランプレンズ32とを有する。第1のカバー体221は、下向きランプ部材31の光線を光出射口224へ向けて反射させ、透過した光線を下向きランプレンズ32により拡散・出射させ、下向きランプの形状を生成する。
図3、図5及び図7を参照する。図3、図5及び図7に示すように、本実施形態の上向きランプユニット4は、可動ランプホルダ23の基台24内に取り付けられ、可動ランプホルダ23の取り付け角度が変化すると、上向きランプユニット4の光線放射角度を調整することができる。上向きランプユニット4は、基台24のランプハウジング241上に取り付けた複数の上向きランプ部材41と、ランプハウジング241とランプフレーム244との間に介在する複数の上向きランプレンズ42とを含む。これら複数の上向きランプ部材41のそれぞれは、光線を上向きランプレンズ42へ向けて放射し、上向きランプレンズ42を介して透過した光線を集光して出射し、上向きランプの光形状を形成する。
図3、図6及び図8を参照する。図3、図6及び図8に示すように、本実施形態の補助ランプユニット5は、可動ランプホルダ23’内にそれぞれ取り付けられ、光線放射角度を調整し、下向きランプユニット3の発光輝度を高め、可動ランプホルダ23’の取り付け角度を変更し、補助ランプユニット5の光線放射角度を調整することができる。各補助ランプユニット5は、基台24のランプハウジング241内に取り付けた複数の補助ランプ部材52と、ランプハウジング241とランプフレーム244との間に介在する拡散レンズ51とを含む。各補助ランプユニット5の補助ランプ部材52により、光線は拡散レンズ51へ向けて放射され、透過した光線が拡散レンズ51により拡散・出射させ、下向きランプユニット3の発光輝度を高める。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、下向きランプユニット3、上向きランプユニット4及び複数の補助ランプユニット5は、ランプホルダモジュール2に取り付けられている。ランプホルダモジュール2は、外カバー1の取付け空間13内に取り付けられ、前部ベース12の第1の開口部121に対応する。そのため、下向きランプユニット3、上向きランプユニット4及び複数の補助ランプユニット5の光線が第1の開口部121を介し、透光蓋14を透過して外部へ出射される。
図1、図2、図9及び図10を参照する。図1、図2、図9及び図10に示すように、本実施形態のターンシグナルランプユニット6は取付け空間13内に取り付けられ、前部ベース12の第2の開口部122を介し、光線が外部へ出射される。ターンシグナルランプユニット6は、長尺状で両端が前部ベース12にそれぞれ固定された後方に配設された帯状導光体61と、帯状導光体61の発光に必要な光源を提供する複数のターンシグナルランプ部材66とを含む。勿論、ターンシグナルランプユニット6はターンシグナルランプ部材66を1つだけ含んでもよい。
帯状導光体61は、間隔を隔てて互いに対向した反射面62及び発光面63と、反射面62と発光面63との間に接続して複数のターンシグナルランプ部材66の放射光線を供給する入光面64と、反射面62と発光面63との間に接続されて入光面64と間隔を隔てて対向した接続面65とを有する。帯状導光体61の幅は、入光面64から接続面65に向かって徐々に縮小している。
反射面62は、帯状導光体61の長軸に沿って配列された複数の反射凸部620を有する。これら複数の反射凸部620は、入光面64を介して入射した光線を発光面63へ向けて反射させる。各反射凸部620は、外部へ向かって突出された円弧凸状領域621と、円弧凸状領域621と接続されて非円弧状の平面領域622とを有する。発光面63は、複数の発光凸部630を有する。複数の発光凸部630は、帯状導光体61の長軸に沿った1組が配列され、複数組が上下方向に連なって設けられている。各発光凸部630は、光線を出射する円弧凸状の発光領域631と、発光領域631に接続されて平面領域622に対して平行な接続領域632とを有する。
複数のターンシグナルランプ部材66の光線が入光面64を介して帯状導光体61内へ入射すると、帯状導光体61の幅により、入光面64が接続面65に向かって徐々に縮小した構造であり、光線が反射面62に向かって射出される。光線は、反射面62の反射凸部620を介して発光面63へ向かって反射され、最終的に発光面63の発光領域631から出射される。ターンシグナルランプユニット6は、前部ベース12の第2の開口部122に対応するため、ターンシグナルランプユニット6の光線が第2の開口部122を介し、透光蓋14を透過して外部へ出射される。
以下では、本考案のランプホルダモジュール2が複数の上向きランプユニット4及び複数の補助ランプユニット5を調整する具体的な実施手段と、前述の手段により達成する効果とについて説明する。
図3、図5及び図7を参照する。図3、図5及び図7に示すように、可動ランプホルダ23により上向きランプユニット4の光線放射角度を調整する際、上方に位置する調整機構25は、丸頭ねじ253の1つは固定され続け、もう一つの丸頭ねじ253は取付けフレーム21の第2の基壁212に向かって螺着され、そのねじ頭部254が第2の基壁212に近づき、もう一つの丸頭ねじ253が挿設された弾性パッド252は基台24に押圧される。これら複数の丸頭ねじ253のねじ頭部254は、調整孔251内にそれぞれ着脱自在に設置されているため、基台24は、これら複数の丸頭ねじ253が第2の基壁212に向かって螺着される遠近に応じて揺動を変化させることが可能である。
言い換えれば、ねじ頭部254から第2の基壁212までの距離に応じて基台24の組立て角度を変化させ、これにより基台24内に取付けた上向きランプユニット4から出射する光線を所望の角度にすることができる。前述の調整過程は非常に簡便である上、破壊式の調整方式が採用されていないため、ランプホルダモジュール2の構造安定性を維持することができる。これ以外に、これら複数の丸頭ねじ253の取付け角度が固定されているため、丸頭ねじ253を回転させると丸頭ねじ253がスクリュー前進又は後退し、基台24の揺動角度を精密に制御して光線の放射方向を精密に調整することができる。
図3、図6及び図8を参照する。図3、図6及び図8に示すように、可動ランプホルダ23’を変化させ、補助ランプユニット5の光線放射角度を調整する過程は上述の内容と同じであり、上方に位置する調整機構25の場合、1つの丸頭ねじ253は固定され続け、もう一つの丸頭ねじ253は取付けフレーム21の第2の基壁212に向かって近づくと、それに伴って可動ランプホルダ23’の組立て角度が変化し、可動ランプホルダ23’内に取付けられた複数の補助ランプユニット5が放射する光線を所望の角度で放射することができる。
図3、図7及び図8を参照する。図3、図7及び図8に示すように、本実施形態の各調整機構25の調整孔251は、左右方向で間隔を隔てて基台24に形成されているため、実際に使用する際、ねじ頭部254から第2の基壁212までの距離を変化させ、基台24の左右方向の揺動角度を調整し、上向きランプユニット4又は補助ランプユニット5の光線放射角度を変えることができる。ここで、これら複数の可動ランプホルダ23,23’の取付け角度を調整する方式は、本実施形態で開示した方式だけに限定されるわけではない。
ここで、本実施形態の各可動ランプホルダ23,23’の調整機構25は、上下方向に2つ設置され、結合安定性に優れている。勿論、実際に使用する際、各可動ランプホルダ23,23’は、調整機構25だけを含んでもよく、本実施形態で開示した態様だけに限定されるわけではない。また、車両用ライトは、1つの補助ランプユニット5だけを含んでもよく、この場合、ランプホルダモジュール2は可動ランプホルダ23,23’だけが必要である。可動ランプホルダ23は、上向きランプユニット4と取付けるために用い、可動ランプホルダ23’は、補助ランプユニット5を取付けるために用いる。これ以外に、本実施形態のランプユニットの配列順序は、補助ランプユニット5、下向きランプユニット3及び上向きランプユニット4である。しかし、実際に実施する際、補助ランプユニット5の個数と、これら複数のランプユニットの配列位置とは制限されない。
上述したことから分かるように、これら複数の可動ランプホルダ23,23’により取付け角度を調整する設計は、車両用ライトを様々な車種のフロント部分の造形に対応させ、上向きランプユニット4と補助ランプユニット5との光線放射角度を調整し、光線を最適な方向へ向けることができるため、本考案の適応性及び市場競争力を高めることができる。さらに下向きランプユニット3に発生する下向きランプの形状が法律で定める一定の要求を満たすため、補助ランプユニット5を介して下向きランプユニット3の発光輝度を高め、車両の近接領域の照明効果を向上させ、運転の安全性を高めることができる。
図4、図5、図6及び図9を参照する。図4、図5、図6及び図9に示すように、最後にここで本実施形態の下向きランプ部材31、上向きランプ部材41、補助ランプ部材52及びターンシグナルランプ部材66は発光ダイオードランプ(LEDランプ)の形式である上、これら複数のランプ部材は車両上の1つの制御機構により制御されて発光するようにしてもよい。制御機構とこれら複数のランプ部材との間の回路構造と制御原理とについては本考案の改良点ではないため、ここでは詳しく説明しない。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 外カバー
2 ランプホルダモジュール
3 下向きランプユニット
4 上向きランプユニット
5 補助ランプユニット
6 ターンシグナルランプユニット
11 後部ベース
12 前部ベース
13 取付け空間
14 透光蓋
21 取付けフレーム
22 固定ランプホルダ
23 可動ランプホルダ
23’ 可動ランプホルダ
24 基台
25 調整機構
26 ランプカバー
31 下向きランプ部材
32 下向きランプレンズ
41 上向きランプ部材
42 上向きランプレンズ
51 拡散レンズ
52 補助ランプ部材
61 帯状導光体
62 反射面
63 発光面
64 入光面
65 接続面
66 ターンシグナルランプ部材
121 第1の開口部
122 第2の開口部
211 第1の基壁
212 第2の基壁
221 第1のカバー体
222 第2のカバー体
223 導光チャネル
224 光出射口
241 ランプハウジング
242 ハウジング壁
243 翼壁
244 ランプフレーム
245 フレーム壁
246 結合壁
251 調整孔
252 弾性パッド
253 丸頭ねじ
254 ねじ頭部
255 ねじ軸
261 カバー本体
262 集光レンズ
263 貫通口
620 反射凸部
621 円弧凸状領域
622 平面領域
630 発光凸部
631 発光領域
632 接続領域

Claims (12)

  1. 外カバー、ランプホルダモジュール、下向きランプユニット、上向きランプユニット及び少なくとも1つの補助ランプユニットを備えた車両用ライトであって、
    前記外カバーは、取付け空間を含み、
    前記ランプホルダモジュールは、前記取付け空間内に取付けられるとともに、固定ランプホルダと、取付け角度を調整することが可能な複数の可動ランプホルダとを含み、
    前記下向きランプユニットは、前記固定ランプホルダ内に取付けられて下向きランプ光形状を生成し、
    前記上向きランプユニットは、前記可動ランプホルダの1つに取付けられて光線放射角度を調整し、上向きランプ光形状を生成し、
    前記補助ランプユニットは、他の前記可動ランプホルダ内に取付けられて光線放射角度を調整し、前記下向きランプユニットの発光輝度を高めることを特徴とする車両用ライト。
  2. 前記ランプホルダモジュールは、取付けフレームを有し、
    前記取付けフレームは、前記固定ランプホルダが固定的に設置される第1の基壁と、揺動角度を調整することが可能な状態で前記可動ランプホルダが設置される第2の基壁とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用ライト。
  3. 前記可動ランプホルダのそれぞれは、基台と、対応した前記第2の基壁に前記基台が調整可能に取付けられる調整機構と、を有し、
    前記調整機構は、前記基台に完全に貫通された2つの調整孔と、2つの丸頭ねじとをそれぞれ有し、
    前記丸頭ねじは、前記調整孔の1つに着脱自在に設置されたねじ頭部と、前記調整孔から外方へ延出して前記第2の基壁に螺着されるねじ軸とをそれぞれ有し、前記ねじ頭部から前記第2の基壁までの距離を変えることにより、前記基台の取付け角度が調整されることを特徴とする請求項2に記載の車両用ライト。
  4. 前記調整機構は、前記基台と前記取付けフレームの前記第2の基壁とに間にそれぞれ介在されるとともに、前記調整孔にそれぞれ対応した2つの弾性パッドを有することを特徴とする請求項3に記載の車両用ライト。
  5. 前記調整機構の前記調整孔は、左右方向で間隔を隔てて前記基台に形成され、前記ねじ頭部から前記第2の基壁までの距離を変化させ、前記基台の左右方向の揺動角度を調整することを特徴とする請求項3に記載の車両用ライト。
  6. 前記可動ランプホルダは、上下方向に間隔を隔てて前記基台上に設けた2つの調整機構をそれぞれ有することを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の車両用ライト。
  7. 複数の補助ランプユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用ライト。
  8. 前記ランプホルダモジュールは、前記取付けフレームに突き合わされるランプカバーを有し、
    前記ランプカバーは、前記下向きランプユニット、前記上向きランプユニット及び前記補助ランプユニットを覆い、
    前記ランプカバーは、カバー本体と、前記カバー本体上に設置されるとともに、前記上向きランプユニット前に位置して集光を行う集光レンズと、前記カバー本体に完全に貫通されるとともに、前記下向きランプユニット及び前記補助ランプユニット前に対応して位置決めされ、光線が透過する複数の貫通口とを有することを特徴とする請求項2に記載の車両用ライト。
  9. 前記可動ランプホルダの前記基台は、ランプハウジング及びランプフレームを含み、
    前記ランプハウジングは、ハウジング壁と、該ハウジング壁から上下方向にそれぞれ延びた2つの翼壁とをそれぞれ有し、
    前記ランプフレームは、対応した前記ランプハウジングの外部に設置されたフレーム壁と、該フレーム壁から外方へ延出するとともに前記翼壁と組み合わされる2つの結合壁とを有し、
    前記調整機構の前記調整孔は、互いに対応した前記翼壁及び前記結合壁に完全に貫通されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用ライト。
  10. 前記取付け空間内に取付けられたターンシグナルランプユニットをさらに備え、
    前記ターンシグナルランプユニットは、帯状導光体と、該帯状導光体の発光に必要な光源を提供する少なくとも1つのターンシグナルランプ部材とを含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用ライト。
  11. 前記帯状導光体は、間隔を隔てて互いに対向した発光面及び反射面と、前記発光面と前記反射面との間に接続して前記ターンシグナルランプ部材の放射光線を提供する入光面と、前記発光面と前記反射面との間に接続されて前記入光面と間隔を隔てて対向した接続面とを有し、
    前記帯状導光体の幅は、前記入光面から前記接続面に向かって徐々に縮小し、
    前記反射面は、前記入光面を介して入射された光線が前記発光面へ向かって反射され、
    前記発光面から光線が出射されることを特徴とする請求項10に記載の車両用ライト。
  12. 前記反射面は、前記入光面を介して入射された光線を前記発光面へ向けて反射させる、連なって設けられた複数の反射凸部を有し、
    前記反射凸部は、外部へ向かって突出された円弧凸状領域と、該円弧凸状領域と接続されて非円弧状の平面領域とを有し、
    前記発光面は、連なって設けられた複数の発光凸部を有し、前記発光凸部のそれぞれは、光線を出射する円弧凸状の発光領域と、該発光領域に接続されて前記平面領域に対して平行な接続領域とを有することを特徴とする請求項11に記載の車両用ライト。
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