JP2020059816A - 繊維製品用洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】繊維製品を洗濯機で洗濯しても、洗濯時に発生するシワをより低減できる繊維製品用洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】下記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有し、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比である、(a)/(b)が0.1以上2以下であり、(c)成分の含有量と(a)成分の含有量との質量比である、(c)/(a)が0.5以上20以下である、繊維製品用洗浄剤組成物。(a)成分:シリコーン化合物(b)成分:下記一般式(b1)で表される化合物R1−O−(PO)l−H (b1)〔式中、R1は炭素数3以上10以下の脂肪族炭化水素基であり、POはプロピレンオキシ基であり、lは平均付加モル数であり、0以上8以下の数である。lが0の場合、R1は炭素数4以上10以下の脂肪族炭化水素基である。〕(c)成分:糊基剤【選択図】なし

Description

本発明は、繊維製品用洗浄剤組成物に関する。
従来、繊維製品に滑らかな風合いを付与する目的からシリコーン化合物が用いられている。
特許文献1には、特定付加モル数のポリオキシアルキレン基及び特定炭素数の炭化水素基を有し、特定の融点の非イオン界面活性剤、並びにシリコーン化合物を有し、衣料等の繊維製品に適度な張り感と肌触りを付与し、シワの形成を抑制する繊維製品処理剤組成物が開示されている。
特許文献2には、アミノ変性シリコーン化合物、オキシプロピレン基を有する特定の非イオン性界面活性剤及びオキシエチレン基を有する非イオン性界面活性剤を含有し、肌着等の着用衣料に対しては滑らかな風合いを付与し、木綿タオル等の身体等に付着した水分の拭き取れ性に優れた繊維製品用洗浄剤組成物が開示されている。
特開2005−060865号公報 特開2012−046836号公報
繊維製品は着用等の使用により、繊維製品の形態が崩れ、そして繊維製品の表面にはシワが発生することで、影が生じ、見た目がくたびれた様に見える。使用後の繊維製品は繊維製品に付着した汚れやにおいを低減し、使用前の状態にする為に、洗濯機を用いた洗濯など、洗浄が行われることが多い。しかしながら、繊維製品を洗濯しても、繊維製品にシワがより発生しにくくなる効果の向上がより望まれていた。
本発明は、繊維製品を洗濯機で洗濯しても、洗濯時に発生するシワをより低減できる繊維製品用洗浄剤組成物を提供する。
本発明は、下記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有し、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比である、(a)/(b)が0.1以上2以下であり、(c)成分の含有量と(a)成分の含有量との質量比である、(c)/(a)が0.5以上20以下である、繊維製品用洗浄剤組成物に関する。
(a)成分:シリコーン化合物
(b)成分:下記一般式(b1)で表される化合物
−O−(PO)−H (b1)
〔式中、Rは炭素数3以上10以下の脂肪族炭化水素基であり、POはプロピレンオキシ基であり、lは平均付加モル数であり、0以上8以下の数である。lが0の場合、Rは炭素数4以上10以下の脂肪族炭化水素基である。〕
(c)成分:糊基剤
また、本発明は、本発明の繊維製品用洗浄剤組成物と水とを混合して得た洗浄液を用いて繊維製品を洗浄し、その後、当該繊維製品を水ですすぐ、繊維製品の洗浄方法に関する。
本発明によれば、繊維製品のシワをより低減することができる繊維製品用洗浄剤組成物を提供できる。
本発明の効果が発現するメカニズムは明らかではないが、一般的に(c)成分である糊基剤を適度に使用することにより、繊維を構成する糸−糸間の動きが制限され繊維製品の形態が保持できると考えられる、しかしながら、(c)成分のみでは繊維製品表面のシワが低減できない。シワを低減する化合物として(a)成分であるシリコーン化合物が知られているが、糊基剤とシリコーン化合物を併用すると、シワは低減できるが、繊維を構成する糸−糸間の動きが良くなり過ぎて繊維製品の形態が維持できなくなり繊維製品の変形によるシワが発生しやすい傾向となる。本発明者らは、(b)成分の特異的な構造が(a)成分であるシリコーンの吸着状態を変えることで、(a)成分であるシリコーン化合物のシワを低減する作用を維持しつつ、且つ(c)成分による、糸−糸間の動きを制限する作用も維持できることを見出した。この作用機構に加え、本発明では、(c)成分の糊基剤を(a)成分のシリコーン化合物に対して所定の割合で使用し、且つ(a)成分との質量比が所定範囲となるように(b)成分の化合物を併用することで、糸−糸間の動きを適度に制限し、かつシワを低減することで、繊維製品の形態を保持できるものと推察される。
[繊維製品用洗浄剤組成物]
<(a)成分>
(a)成分はシリコーン化合物である。シリコーン化合物として、(a1)ジメチルポリシロキサン〔以下、(a1)成分という〕、(a2)ポリオキシアルキレン基、炭素数3以上14以下の炭化水素基、アミド基、エステル基及びアミノ基から選ばれる1種以上の基を有する変性シリコーン〔以下、(a2)成分という〕が挙げられる。
後述する(b)成分である化合物との併用による、(c)成分である糊基剤の糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果をより高める観点から、(a)成分は(a2)成分が好ましい。より好ましい(a2)成分は、ポリオキシアルキレン基、炭素数3以上14以下の炭化水素基、アミド基及びアミノ基から選ばれる1種以上の基を有する変性シリコーンであり、更に好ましくは、ポリオキシアルキレン基、アミド基及びアミノ基から選ばれる1種以上の基を有する変性シリコーンである。
(a1)成分はジメチルポリシロキサンである。(c)成分である糊基剤の糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果をより高める(b)成分の作用効果をより高める観点から、(a1)成分の25℃における動粘度は、好ましくは10,000mm/s以上、より好ましくは20,000mm/s以上、更に好ましくは30,000mm/s以上、そして、同じ観点から、好ましくは1,000,000mm/s以下、より好ましくは500,000mm/s以下、更に好ましくは300,000mm/s以下である。
(a2)成分として、アミノ変性シリコーンが挙げられる。アミノ変性シリコーンは、アミノ基を有する変性シリコーンの1つである。(c)成分である糊基剤の糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果による繊維製品の形態保持をより高める(b)成分の作用効果をより高める観点から、(a2)成分は25℃での動粘度が100mm/s以上20,000mm/s以下、アミノ当量400g/mol以上8,000g/mol以下のアミノ変性シリコーンが好ましい。
(c)成分である糊基剤の糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果による繊維製品の形態保持をより高める(b)成分の作用効果をより高める観点から、アミノ変性シリコーンの25℃での動粘度は、より好ましくは200mm/s以上、更に好ましくは500mm/s以上、そして、同じ観点から、好ましくは10,000mm/s以下、より好ましくは5,000mm/s以下である。
なお、(a)成分の25℃での動粘度はオストワルト型粘度計で求めることができる。
また、アミノ変性シリコーンのアミノ当量は、(c)成分である糊基剤の糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果による繊維製品の形態保持をより高める(b)成分の作用効果をより高める観点から、好ましくは400g/mol以上、より好ましくは600g/mol以上、より更に好ましくは800g/mol以上、そして、同じ観点から、好ましくは8,000g/mol以下、より好ましくは5,000g/mol以下、更に好ましくは4,000g/mol以下、より更に好ましくは3,000g/mol以下である。なお、アミノ当量は、窒素原子1個当りの分子量であり、アミノ当量(g/mol)=重量平均分子量/1分子あたりの窒素原子数で求められる。ここで重量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリスチレンを標準物質として求めた値であり、窒素原子数は元素分析法により求めることができる。
また、(a)成分としては、(c)成分である糊基剤の糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果による繊維製品の形態保持をより高める(b)成分の作用効果をより高める観点から、好ましくはシリコーン主鎖に−C−NHが結合した化合物である。
アミノ変性シリコーンとしては、信越化学工業(株)製のKF−864(動粘度:1,700mm/s(25℃)、アミノ当量:3,800g/mol)、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のBY16−898(動粘度:2,000mm/s(25℃)、アミノ当量:2,900g/mol)がより好ましい。
また、アミド基を有するシリコーン化合物として、アミド変性シリコーン及びアミドポリエーテル変性シリコーンから選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。アミドポリエーテル変性シリコーンとしては、分子内に下記式(I)で表される基を有するアミドポリエーテル変性シリコーンが好ましい。
−NHCOR’(EO)R” 式(I)
式(I)中、R’は炭素数1以上3以下のアルキレン基、好ましくはメチレン基又はエチレン基であり、EOはエチレンオキシ基であり、nは1以上30以下の数であり、R”はH又は炭素数1以上3以下のアルキル基、好ましくはメチル基又はエチル基である。
アミドポリエーテル変性シリコーンとしては、前記式(I)で表される基及び炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基から選ばれる1種以上のオキシアルキレン基からなるポリオキシアルキレン基を有するシリコーン化合物も含まれる。炭素数2以上3以下のポリオキシアルキレン基としては、オキシエチレン基及びオキシプロピレン基から選ばれる1種又は2種の基が好ましい。アミドポリエーテル変性シリコーンは、例えば、東レ・ダウコーニング(株)製のBY16−894、BY16−891、BY16−878、BY16−906等を用いることができる。
(a2)成分として、ポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。ポリエーテル変性シリコーンは、ポリオキシアルキレン基を有する変性シリコーンの1つである。ポリエーテル変性シリコーンとしては、下記の方法で求められるHLBが0を超え12以下のポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。ポリオキシアルキレン基を有する変性シリコーンのHLBの値は、次のようにして測定された曇数Aから、下記式で求められる値である。
HLB=曇数A×0.89+1.11
<曇数の測定法>
曇数Aは公知の方法〔界面活性剤便覧、324頁〜325頁(産業図書(株)、昭和35年7月5日発行)〕に準じて、以下のようにして測定される。
無水のポリエーテル変性シリコーン2.5gを秤量し、98%エタノールを加え25mlに定容(25mlメスフラスコ使用)する。次に、これを5mlホールピペットで分取し、50mlビーカーに入れ25℃の低温に保ち攪拌(マグネティックスターラー使用)しながら、2%フェノール水溶液で25mlビューレットを使用して測定する。液が混濁したところを終点とし、この滴定に要した2%フェノール水溶液のml数を曇数Aとする。
また、ポリエーテル変性シリコーンにおいて、炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基からなるポリエーテル基がシリコーン鎖の側鎖に導入されたポリエーテル変性シリコーンのHLBの値は、下記式で求められる値である。式中、(EO)はエチレンオキシ基、(PO)はプロピレンオキシ基である。
HLB=[(EO)の質量%+(PO)の質量%]÷5
<(b)成分>
(b)成分は、一般式(b1)で表される化合物である。(b)成分は非イオン性の化合物であってよい。
−O−(PO)−H (b1)
〔式中、Rは炭素数3以上10以下の脂肪族炭化水素基であり、POはプロピレンオキシ基であり、lは平均付加モル数であり、0以上8以下の数である。lが0の場合、Rは炭素数4以上10以下の脂肪族炭化水素基である。〕
一般式(b1)中、Rは炭素数3以上10以下の脂肪族炭化水素基であり、lが0の場合のRは炭素数4以上10以下脂肪族炭化水素基である。(c)成分による糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果をより高める観点から、lが0を超え8以下の場合のRの炭素数は、好ましくは4以上であり、更に好ましくは6以上であり、そして、好ましくは8以下である。(c)成分による糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果をより高める観点から、lが0の場合のRの炭素数は、好ましくは5以上であり、より好ましくは6以上であり、そして、好ましくは8以下である。尚、本発明の組成物中に、Rが異なる複数の(b)成分が含まれる場合のRの炭素数の好ましい範囲は、組成物中に含まれる全ての(b)成分の含有割合と各(b)成分の炭素数から算出される質量平均炭素数が、前記の好ましい範囲であることを意味する。Rの脂肪族炭化水素基は、好ましくは脂肪族アルキル基又は脂肪族アルケニル基である。lが0を超え8以下の場合のRの脂肪族炭化水素基は、より好ましくは炭素数3以上8以下の脂肪族アルキル基である。lが0の場合のRの脂肪族炭化水素基は、より好ましくは炭素数5以上8以下の脂肪族アルキル基である。脂肪族アルキル基の具体例は、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基及びオクチル基から選ばれる1種以上の脂肪族アルキル基が挙げられる。lが0を超え8以下の場合のRの炭素数3以上8以下の脂肪族アルキル基とlが0の場合のRの炭素数5以上8以下の脂肪族アルキル基は、それぞれ、前記の具体的な基から選択できる。
一般式(b1)中、lはプロピレンオキシ基の平均付加モル数であり、0以上8以下の数である。lが0とはプロピレンオキシ基が式(b1)で表される化合物中に含まれないことを意味する。(c)成分による糸−糸間の動きの抑制効果を維持しつつ、(a)成分によるシワ低減効果をより高める観点から、lの数は、好ましくは0又は、好ましくは0.3以上であり、より好ましくは1以上であり、更に好ましくは1.5以上であり、そして、同じ観点から、好ましくは7以下であり、より好ましくは6以下であり、更に好ましくは5以下あり、より更に好ましくは3以下である。
(b)成分の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば炭素数3以上10以下の原料アルコールにプロピレンオキシドを付加することにより、該アルコールのプロピレンオキシド付加物として、(b)成分を得ることが出来る。また、前記一般式(b1)において、lが0の化合物は、一般的に入手できる脂肪族アルコールを使用することができる。
<(c)成分>
(c)成分は糊基剤である。本発明において糊基剤とは、判定対象となる化合物と水とを含む組成物で処理した繊維製品が、水のみで同一条件で処理した繊維製品よりも硬く仕上がる化合物であってよい。例えば、本発明の実施例に記載の繊維製品用洗浄剤組成物の調製に準じて、判定対象となる化合物〔(c)成分〕3質量%と水とを含有する試料組成物を調製し、本発明の実施例に記載の繊維製品の処理の方法に従って処理した繊維製品が、試料組成物を用いず水のみで処理して仕上がった繊維製品よりも硬く仕上がる化合物を本明細書における糊基剤と称することができる。その際、繊維製品の硬さの評価は、例えば、繊維製品の風合いの官能評価に熟練した評価者3名が評価し、3名の内2名以上が、水のみで処理して仕上がった繊維製品よりも、前記試料組成物で処理して仕上がった繊維製品の方が硬いと評価した化合物を(c)成分としての糊基剤と称することができる。洗濯機による洗濯工程において生成したシワは、繊維製品を乾燥する工程において、(c)成分により維持されやすい傾向にある。しかし、本発明では、(a)成分と(b)成分とを所定条件で併用することで、シワの形成を抑制することができる。
(c)成分は繊維製品を処理した時に、繊維製品を硬く仕上げる化合物であれば、特に制限はない。(c)成分としては、例えば、(c1)カチオン化多糖〔以下、(c1)成分という〕、(c2)炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基を有するポリマー〔以下、(c2)成分という〕及び(c3)ビニルポリマー〔以下、(c3)成分という〕から選ばれる1種以上の糊基剤が挙げられる。
(c1)成分のカチオン化多糖の主骨格を形成する多糖類としては、塊茎類、豆科植物類、穀物及び穀粒類を含む様々な供給源から選択することができる。カチオン化多糖の主骨格を形成する多糖類としては、特に制限されるものではないが、セルロース、澱粉、デキストラン、ローカストビーンガム、グアーガム、プルラン、キチン、キトサン、アガロース、カラギーナン、又はカードラン等が挙げられ、好ましくはセルロース、澱粉が挙げられる。澱粉として好ましくはコーンスターチ、小麦スターチ、ライススターチ、ワクシーコーンスターチ、オート麦スターチ、キャッサバスターチ、ワクシー大麦スターチ、ワクシーライススターチ、グルテン状ライススターチ、スイートライススターチ、ポテトスターチ、タピオカスターチ、オート麦スターチ、サゴスターチ、又はこれらの混合物が挙げられる。好ましくはセルロース及び澱粉から選ばれる多糖類である。
本発明において、多糖類にカチオン基を導入する方法は特に限定されず、例えば、多糖類とアミノアルキル化試薬又は四級アンモニウムアルキル化試薬を、20〜80℃、1〜24時間反応させることにより得られる。アミノアルキル化試薬又は四級アンモニウムアルキル化試薬の例としては、2−ジアルキルアミノエチルクロライド等のアミノアルキル化試薬、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド、2,3−エポキシ−プロピルトリメチルアンモニウムクロライド等の四級アンモニウムアルキル化試薬が挙げられる。
本発明の(c1)成分であるカチオン化多糖は、1つ以上の追加の変性を受けてもよい。例えば、これらの変性には、架橋、エステル化反応、リン酸化反応、加水分解、アルキレンオキサイド付加が挙げられ、多糖類へのカチオン基の導入前後の何れの段階で行っても良い。
本発明の(c1)成分であるカチオン化多糖は、洗濯時に発生する繊維製品のシワを低減する観点から、N質量(%)は、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.1質量%であり、そして、同じ観点から、好ましくは5質量%以下であり、より好ましくは3質量%以下である。本発明で規定するN質量は(c1)成分の全質量に対して、アミノ基(pHによってカチオン性基になりうる)、アミノ基の酸塩及び第4級アンモニウム基由来の窒素原子の含有量(質量%)であり、具体的には以下のように算出する。
<N質量(%)の算出方法>
カチオン化多糖0.1gを精秤し、0.1質量%水溶液になる様にイオン交換水に溶解させる。このカチオン化多糖水溶液10.0gを精秤し(ag)、5倍に希釈した後にトルイジンブルーを3滴加えて、1/400Nポリビニル硫酸カリウム(PVSK)水溶液で滴定する。滴定の終点は、青色が紫色ないし赤色に変わることで確認できる。滴定に要したPVSK量から、次式によりN質量(%)を求める。
Figure 2020059816
(c1)成分のカチオン化多糖は、重量平均分子量が10万〜2,000万である。(c1)成分の重量平均分子量(プルラン換算)は、以下の方法で測定される値である。
<重量平均分子量測定法>
ゲル濾過クロマトグラフィー(GPC)を用いて、下記の測定条件で測定する。
装置;東ソー(株)製HLC−8120
GPCカラム;東ソー(株)製TSKgelα−M(1本)
溶離液;ジメチルスルホキシド(50mM臭化カリウム)
流速;0.5mL/min
カラム温度;50℃
検出器;RI
試料濃度;5mg/mL注入量;100μL
分子量換算用検量線;昭和電工製単分散プルランを使用。
試料の分子量:標準プルラン基準の相対値
本発明では、(c1)成分の重量平均分子量は、洗濯時に発生する繊維製品のシワを低減する観点から、好ましくは5万以上、より好ましくは10万以上、更に好ましくは25万以上、より更に好ましくは30万以上、そして、好ましくは2,000万以下、より好ましくは1,500万以下、更に好ましくは1,000万以下である。
なお、(c1)成分のカチオン化多糖類は市販のものを用いることも出来る。例えば、SensomerCI-50(Nalco社)、CATO 308(National Starch & Chemical Company)、ポイズC-150L(花王株式会社)が挙げられる。
(c2)成分の炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基を有するポリマーとしては、例えば一般式(c2)で表されるポリマーが挙げられる。一般式(c2)で表されるポリマーは非イオン性ポリマーであってよい。
−O−(AO)−H (c2)
〔式中、Rは水素原子又は炭素数14以上20以下の炭化水素基であり、AOはエチレンオキシ基及びプロピレンオキシ基から選ばれる1種以上の基であり、mは平均付加モル数であり、Rが炭素数14以上20以下の炭化水素基の場合には、60以上300以下の数であり、Rが水素原子の場合には250以上5,000以下の数である。〕
繊維製品の洗濯時に発生するシワを抑制し、繊維製品の型崩れを抑制できる観点から、Rが炭素数14以上20以下の炭化水素基の場合には、mは好ましくは80以上であり、より好ましくは100以上であり、更に好ましくは110以上であり、そして、同じ観点から、好ましくは250以下であり、より好ましくは200以下であり、更に好ましくは180以下である。
繊維製品の洗濯時に発生するシワを抑制し、繊維製品の型崩れを抑制できる観点から、Rが水素原子の場合には、mは好ましくは300以上であり、より好ましくは350以上であり、更に好ましくは400以上であり、そして、同じ観点から、好ましくは4,000以下であり、より好ましくは2,000以下である。
繊維製品の洗濯時に発生するシワを抑制し、繊維製品の型崩れを抑制できる観点から、Rは、好ましくは、炭素数16以上の炭化水素基であり、より好ましくは炭素数18以上の炭化水素基である。繊維製品の洗濯時に発生するシワを抑制し、繊維製品の型崩れを抑制できる観点から、Rの炭化水素基は脂肪族炭化水素基が好ましい。Rの炭化水素基は、アルキル基、アルケニル基が挙げられる。
また、(c3)成分のビニルポリマーとしては、好ましくは総炭素数が1以上7以下である脂肪酸のビニルエステル由来の構造を構成骨格の一部として有するポリマーが挙げられる。(c3)成分であるビニルポリマーは、例えば特開平10−195772号公報または特開2001−3024号公報記載の方法で得ることが出来るものである。
洗濯時に発生する繊維製品のシワを低減する観点から、好ましい(c3)成分としては、総炭素数が1以上7以下である脂肪酸のビニルエステル(i)と、不飽和カルボン酸類(ii)と、これらと共重合可能な他のモノマー(iii)〔以下、モノマー(iii)という〕とのコポリマーが挙げられる。
総炭素数が1以上7以下である脂肪酸のビニルエステルを構成する脂肪酸は、炭素数1以上5以下が好ましい。総炭素数が1以上7以下である脂肪酸のビニルエステル(i)の具体例としては、酢酸ビニル、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて用いることができるが、酢酸ビニルが好ましい。また不飽和カルボン酸類(ii)としては、総炭素数3以上9以下の不飽和カルボン酸が好ましく、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノブチル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノブチル、マレイン酸モノブチルから選ばれる1種又は2種以上の不飽和カルボン酸が好ましい。
モノマー(iii)としては、α,β−不飽和カルボン酸アミドが好ましく、更に、炭素数1以上9以下のアルキル基、炭素数1以上9以下のアルコキシル基、及び炭素数2以上9以下のアシル基から選ばれる1又は2以上の基を有するα,β−不飽和カルボン酸アミドが好ましい。具体的には、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルメタクリルアミド、N−プロピルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、ダイアセトンイソアクリルアミド等が好ましいものとして例示される。また、ジアルキル置換体の場合、2つのアルキル鎖長は異なっていてもよく、α,β−不飽和カルボン酸アミドモノマーのかわりに、α,β−不飽和カルボン酸アミドモノマーのポリマーも使用可能である。ポリマーの場合、その分子量は特に限定されず、上記のカルボン酸アミド群から選ばれる2種以上のモノマーを共重合して得たコポリマーであってもよい。
(c3)成分において、総炭素数が1以上7以下である脂肪酸のビニルエステル(i)、不飽和カルボン酸類(ii)及びモノマー(iii)の共重合割合は、(i)、(ii)及び(iii)の全量中、総炭素数が1以上7以下である脂肪酸のビニルエステル(i)70質量%以上99.9質量%以下、不飽和カルボン酸類(ii)0.1質量%以上10質量%以下、モノマー(iii)0質量%以上20質量%以下(これらの合計は100質量%である)が好ましい。不飽和カルボン酸類(ii)及びモノマー(iii)の共重合割合等を変化させることにより、糊剤の繊維への吸着性に優れ、洗濯時の糊落ち性に優れるとともに、共重合反応の安定性を調節することができる。
〔組成、任意成分等〕
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物において、(a)成分、(b)成分及び(c)成分、並びに後述する(d)成分等の任意成分の含有量は、使用形態、繊維製品の種類などによって適宜調整することができる。
(a)成分の組成物中の含有量は、洗濯時に発生する繊維製品のシワをより低減できる観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、そして、同じ観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下、より更に好ましくは1質量%以下である。
(b)成分の組成物中の含有量は、洗濯時に発生する繊維製品のシワをより低減できる観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、そして、同じ観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下、より更に好ましくは1質量%以下、より更に好ましくは0.9質量%以下である。
本発明では、洗濯時に発生する繊維製品のシワをより低減できる観点から、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比である、(a)/(b)が0.1以上2以下である。(a)/(b)は、同じ観点から、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.3以上であり、更に好ましくは0.4以上であり、そして、好ましくは1.8以下であり、より好ましくは1.5以下であり、更に好ましくは1.2以下である。
(c)成分の組成物中の含有量は、洗濯時に発生する繊維製品のシワをより低減できる観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、そして、同じ観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは7質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である。
本発明では、洗濯時に発生する繊維製品のシワをより低減できる観点から、(c)成分の含有量と(a)成分の含有量との質量比である、(c)/(a)が0.5以上20以下である。(c)/(a)は、同じ観点から、好ましくは1以上であり、より好ましくは2以上であり、更に好ましくは3以上であり、より更に好ましくは5以上であり、より更に好ましくは7以上であり、そして、好ましくは17以下であり、より好ましくは15以下である。
〔水〕
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、水を含有することができる。水としては、イオン交換水、水道水、次亜塩素酸ナトリウムを0.1mg/kg以上3mg/kg以下含有する水等を使用することができる。
〔(d)成分〕
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、更に(d)成分として、下記一般式(d1)で表される非イオン性界面活性剤を含有することが好ましい。(d)成分を含有することで、繊維製品に付着した汚れの洗浄性を高めることができる。
−O−〔(EO)/(PO)〕−H (d1)
〔式中、Rは炭素数10以上22以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、mは平均付加モル数であり、1以上40以下の数であり、nは平均付加モル数であり、0以上10以下の数である。EOとPOの結合はランダムでもブロックでもどちらでもよい。〕
繊維製品に付着した汚れの洗浄性を高めることができる観点から、mは好ましくは2以上、より好ましくは3以上、そして、同じ観点から、好ましくは30以下である。繊維製品に付着した汚れの洗浄性を高めることができる観点から、nは、好ましくは8以下、より好ましくは6以下、更に好ましくは4以下であり、そして、同じ観点から、好ましくは0以上である。nは0であっても良い。Rである脂肪族炭化水素基の炭素数は、繊維製品に付着した汚れの洗浄性をより高める観点から、好ましくは炭素数12以上であり、同じ観点から好ましくは18以下であり、より好ましくは16以下である。Rである脂肪族炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基が挙げられる。
(d)成分の含有量は、繊維製品に付着した汚れの洗浄性をより高める観点から、組成物中、好ましくは1質量%以上であり、より好ましくは3質量%以上であり、そして、同じ観点から、好ましくは30質量%以下であり、より好ましくは25質量%以下である。
〔(e)成分〕
本発明では(a)成分の繊維製品への吸着を促進し、繊維製品に対する滑らかな風合いを付与する観点から、(e)成分として一般式(e1)で表される3級アミン又はその酸塩もしくはその4級化物を含有することが出来る。
Figure 2020059816
〔式中、R1eはエステル基又はアミド基で分断されていてもよい炭素数12以上24以下の脂肪族炭化水素基、R2e、R3eはそれぞれ独立に、エステル基又はアミド基で分断されていてもよい炭素数12以上24以下の脂肪族炭化水素基、又はヒドロキシ基で置換されていても良い炭素数1以上3以下の炭化水素基を示す。〕
一般式(e1)において、繊維製品に対する滑らかな風合いを付与する効果を向上させる目的から、R1eとしては炭素数16以上24以下のエステル基又はアミド基で分断された脂肪族炭化水素基が好ましい。R2e、R3eとしては炭素数16以上24以下のエステル基又はアミド基で分断された脂肪族炭化水素基、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基が好ましい。なお、R1e、R2e、R3eの炭素数には、エステル基又はアミド基の炭素数を含む。炭素数16以上24以下のエステル基又はアミド基で分断された脂肪族炭化水素基としては、アルカノイル基の炭素数が14以上18以下であるアルカノイルアミノプロピル基、アルケノイル基の炭素数が14以上18以下であるアルケノイルアミノプロピル基、アルカノイル基の炭素数が14以上18以下であるアルカノイルオキシエチル基及びアルケノイル基の炭素数が14以上18以下であるアルケノイルオキシエチル基から選ばれる1種以上が好ましく、アルカノイル基の炭素数が14以上18以下であるアルカノイルアミノプロピル基及びアルケノイル基の炭素数が14以上18以下であるアルケノイルアミノプロピル基から選ばれる1種以上がより好ましい。炭素数1以上3以下のアルキル基としては、メチル基、エチル基が好ましい。炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシエチル基が好ましい。
上記3級アミンの酸塩としては、上記一般式(e1)で表される3級アミンと塩酸、硝酸、燐酸、硫酸等の無機酸との酸塩、あるいは酢酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸、コハク酸、マレイン酸等の炭素数2以上9以下の有機酸との酸塩が挙げられる。また、上記3級アミンの4級化物としては、メチルクロライド等の炭素数が1以上4以下のアルキルハライド又は総炭素数が2以上6以下のジアルキルサルフェートを用いて4級化したものが挙げられる。
本発明の組成物中の(e)成分の含有量は、繊維製品に滑らかな風合いを付与する観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、そして、同じ観点から、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下である。(e)成分として3級アミン又は3級アミンの酸塩の化合物を用いる場合には、組成物中のpHによって、組成物中の3級アミン又は3級アミンの酸塩が両方で存在する場合がある。(e)成分として、3級アミン又は3級アミンの酸塩を使用する場合には、(e)成分の含有量は3級アミンに換算した質量を用いるものとする。また、(e)成分として、3級アミンの4級化物を使用する場合には、組成物中の3級アミンの4級化物の含有量は、対イオンを除いたカチオン部分の質量に換算した質量を用いるものとする。
〔(f)成分〕
本発明の(a)成分、(b)成分及び(c)成分による、洗濯時〜乾燥時に生じる繊維製品のシワをより低減できる観点から、(f)成分として、水酸基を有する有機溶剤を含有することができる。(f)成分を更に併用することで、前記の(a)成分、(b)成分及び(c)成分が、繊維製品のシワをより低減できる吸着状態を繊維製品上で形成しやすくしていると考えられる。
(f)成分の具体例は、下記の(f1)〜(f5)の化合物を挙げることができる。
(f1)エタノール、イソプロパノール
(f2)エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン等の炭素数2以上8以下の2価以上6価以下の多価アルコール
(f3)ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等の炭素数4以上12以下のグリコールエーテル
(f4)ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール、1−メチルグリセリルエーテル、2−メチルグリセリルエーテル、1,3−ジメチルグリセリルエーテル、1−エチルグリセリルエーテル、1,3−ジエチルグリセリルエーテル、トリエチルグリセリルエーテル、1−ペンチルグリセリルエーテル、2−ペンチルグリセリルエーテル、1−オクチルグリセリルエーテル、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等の2価以上4価以下の多価アルコールのアルキル(炭素数1以上10以下)エーテル〔(b)成分及び(d)を除く〕
(f5)フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノフェニルエーテル、平均分子量約480のポリエチレングリコールモノフェニルエーテル、2−ベンジルオキシエタノール、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル等のグリコールの芳香族エーテル
(f)成分は、上記の(f1)炭素数2以上4以下の1価のアルコール、(f2)炭素数2以上8以下の2価以上6価以下の多価アルコール、(f3)炭素数4以上12以下のグリコールエーテル、(f4)2価以上4価以下の多価アルコールのアルキル(炭素数1以上10以下)エーテル及び(f5)芳香族エーテルから選ばれる2種以上を使用することができる。その場合、好ましくは(f1)、(f2)、(f3)及び(f4)から選ばれる2種以上、更に好ましくは(f1)、(f2)、(f4)から選ばれる2種以上を使用することである。これにより、効果的に組成物の外観、及び貯蔵安定性を改善することができる。
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、繊維製品のシワをより低減できる観点から、(a)成分、(b)成分及び(c)成分の含有量の合計に対する(f)成分の含有量の質量比である、(f)/〔(a)+(b)+(c)〕が、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.5以上であり、更に好ましくは0.7以上であり、そして、同じ観点から、好ましくは10以下であり、好ましくは8以下であり、より好ましくは6以下である。
〔その他の成分等〕
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、繊維製品の処理に用いられる一般的な組成物に添加される成分を含有することができ、例えば防腐剤、顔料、キレート剤、ハイドロトロープ剤等を含有することができる。
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、上記成分と水とを含有する液体組成物が好ましく、水溶液の形態がより好ましい。水の含有量は、組成物中、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、そして、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下である。
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、溶解又は分散安定性の点から、組成物の25℃でのpHが、好ましくは2以上8以下である。このようなpHに調整するには、通常の硫酸、塩酸、リン酸、酢酸、乳酸等の酸と、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機アルカリ剤、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン等の炭素数2以上6以下のアルカノールアミンを用いることができる。
本発明により、(a)成分、(b)成分及び(c)成分を混合する繊維製品用洗浄剤組成物の製造方法であって、(a)成分の混合量と(b)成分の混合量との質量比である、(a)/(b)が0.1以上2以下であり、(c)成分の混合量と(a)成分の混合量との質量比である、(c)/(a)が0.5以上20以下である、繊維製品用洗浄剤組成物の製造方法が提供される。この製造方法には、本発明の繊維製品用洗浄剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。また、本発明の繊維製品用洗浄剤組成物における含有量は、混合量に読み替えてこの製造方法に適用することができる。
[繊維製品の処理方法]
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物で繊維製品を処理する方法は、特に制限されるものではないが、例えば、本発明の組成物を水に希釈した希釈液に対象繊維製品を浸漬させる方法を挙げることができる。ここで、浸漬とは、本発明の繊維製品用洗浄剤組成物と水とを含有する液体(処理浴)に、当該繊維が浸される状態をいう。
浸漬処理により繊維製品を処理する場合、撹拌を行って繊維製品を洗浄してもよい。本発明の繊維製品用洗浄剤組成物を用いた洗浄方法として、例えば、本発明の繊維製品用洗浄剤組成物と水とを混合して得た洗浄液を用いて繊維製品を洗浄し、その後、当該繊維製品を水ですすぐ、繊維製品の洗浄方法が挙げられる。
洗浄液のpHは、好ましくは5.0以上、より好ましくは5.5以上、更に好ましくは5.8以上、そして、好ましくは9.0以下、より好ましくは8.5以下、更に好ましくは8.0以下である。本発明の洗浄液のpHは、例えば、ガラス電極を用いて測定することができる。pHは、洗浄を行う際の洗浄液の温度で測定されたものであるが、25℃で測定されたものであってよい。
本発明の繊維製品の洗浄方法では、洗浄液を含んだ繊維製品を手洗いすることができる。手洗いの方法としては、繊維製品を手でもみ洗いする方法、繊維製品を押し洗いする方法、繊維製品同士を手で擦り合わせる方法などが挙げられる。手洗いの場合、洗浄時に発生するシワをより低減できる観点から、本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、水1Lに対して、好ましくは1.0g以上、より好ましくは1.5g以上、更に好ましくは2.0g以上、そして、好ましくは10g以下、より好ましくは7g以下、更に好ましくは5g以下の濃度で用いられる。
本発明の繊維製品の洗浄方法では、繊維製品を洗濯機で洗浄することができる。洗濯機での洗浄の場合、本発明の繊維製品用洗浄剤組成物は、水1Lに対して、好ましくは0.5g以上、より好ましくは0.8g以上、更に好ましくは1.0g以上、そして、好ましくは8g以下、より好ましくは5g以下、更に好ましくは3g以下の濃度で用いられる。
本発明の繊維製品の洗浄方法は、衣類、タオル、寝具、寝具用の繊維製品(シーツ、枕カバーなど)などの繊維製品の洗浄に用いられる。これら以外の洗濯が可能な繊維製品も対象とすることができる。
本発明の繊維製品の洗浄方法では、前記の繊維製品の洗浄において、前記処理液で繊維製品を洗った後に、すすぎを行うこともできる。本発明において、すすぎとは、洗浄液を含んだ繊維製品を新しい水と接触することで、繊維製品に含まれる洗浄液と共にキャリーオーバーされる本発明の成分の量を減少させる工程を言う。なお、すすぎで用いる水の温度や量は、本発明の洗浄操作で用いた水と、同じでも異なっていてもよい。すすぎは、複数回行うことができる。
また、浸漬処理により繊維製品を処理する場合、洗濯工程のすすぎの段階で本発明の組成物をすすぎ水に添加する方法を行うこともできる。この方法では、本発明の組成物の添加量は、衣料1kg当り1g以上、更に2g以上、更に5g以上、そして、40g以下、更に30g以下、更に20g以下となるように、すすぎ水に添加されることが本発明の効果を発揮する上で好ましい。また、この方法では、すすぎ水の温度は、好ましくは5℃以上、より好ましくは10℃以上、そして、好ましくは40℃以下、より好ましくは30℃以下である。また、この方法では、処理時間は、好ましくは1分以上、より好ましくは2分以上、そして、好ましくは30分以下、より好ましくは20分以下、更に好ましくは15分以下である。
本発明の繊維製品用洗浄剤組成物で処理された繊維製品は、脱水し、自然乾燥あるいは回転式加熱乾燥機により乾燥させる。乾燥後の繊維製品は、アイロンをかける必要がない程度にシワの形成が少ないが、より仕上がりを重視する場合にはアイロンをかけても差し支えない。
実施例、比較例で用いた配合成分を以下にまとめて示す。
<(a)成分>
a−1:BY16−906(東レ・ダウコーニング(株)製、アミドポリエーテル変性シリコーン)
a−2:KF−864(信越化学工業(株)製アミノ変性シリコーン、動粘度:1,700mm/s(25℃)、アミノ当量:3,800g/mol)
<(b)成分>
b−1:炭素数8の直鎖第1級アルコールにプロピレンオキシドを平均2.7モル付加させた非イオン性化合物
b−2:炭素数8の直鎖第1級アルコールにプロピレンオキシドを平均1.8モル付加させた非イオン性化合物
b−3:炭素数8の直鎖第1級アルコールにプロピレンオキシドを平均6モル付加させた非イオン性化合物
b−4:炭素数3の直鎖第1級アルコールにプロピレンオキシドを平均2.7モル付加させた非イオン性化合物
b−5:炭素数8の直鎖第1級アルコール
<(b’)成分((b)成分の比較品)>
b’−1:炭素数8の直鎖第1級アルコールにエチレンオキシドを平均1.8モル付加させた非イオン性化合物
b’−2:炭素数10の直鎖第1級アルコールにプロピレンオキシドを平均10モル付加させた非イオン性化合物
<(c)成分>
c−1:炭素数18の直鎖第1級アルコールにエチレンオキシドを平均127モル付加させた非イオン性ポリマー
c−2:炭素数18の直鎖第1級アルコールにエチレンオキシドを平均200モル付加させた非イオン性ポリマー
c−3:重量平均分子量が20,000のポリエチレングリコール
c−4:カチオン化セルロース(花王(株)製、ポイズC−60H)
<(c’)成分((c)成分の比較品)>
c’−1:炭素数12の直鎖第1級アルコールにエチレンオキシドを平均150モル付加させた非イオン性ポリマー(本発明の(c)成分の糊基剤に該当しない)
<(d)成分>
d−1:炭素数12の直鎖第1級アルコールにエチレンオキシドを平均10モル付加させた非イオン性界面活性剤
d−2:ソフタノール33(日本触媒(株)製、本発明の(b)成分及び(c)成分のいずれにも該当しない非イオン性界面活性剤。)
<(e)成分>
e−1:N−ステアロイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミン
<(f)成分>
f−1:エタノール
f−2:プロピレングリコール
f−3:ジエチレングリコールモノブチルエーテル
<水>
イオン交換水
〔実施例1〜14、比較例1〜12〕
・繊維製品用洗浄剤組成物の調製
表1に示す各成分を用いて、下記に示す方法で、表1に示す組成の繊維製品用洗浄剤組成物を各150g調製した。
混合容器として200mL容量のガラス製ビーカーにスターラーピース(棒状、長さ3cm)を一つ入れ、必要量の25℃の水と(f)成分を入れ目視で均一になるまで撹拌した。次いで、撹拌しながら(a)成分、(b)成分又は(b’)成分、(c)成分又は(c’)成分、必要に応じて、(d)成分、(e)成分を入れで混合し、表1に示す繊維製品用洗浄剤組成物を得た。尚、配合成分のうち、常温(25℃)で固体の成分は、溶融させてゆっくり投入した。
・繊維製品
試験布:ニット布:YGクルーネックTシャツ(グンゼ製、綿100%)を30cm×30cmの大きさに裁断した布
・繊維製品の処理
表1の組成物を用いて繊維製品を処理した。
電気バケツ(National製N-BK2)に6Lの水道水(20℃)を投入し、次いで8gの表1に記載の組成物を投入し、弱水流コースで2分攪拌した。
電気バケツに、試験布(グンゼクルーネックTシャツ、綿100、前処理済み)約150gを入れ、8分間撹拌した。次いで、試験布を2槽式洗濯機(HITACHI PS-H45L)の脱水槽を用いて10秒間脱水した。電気バケツに新しい水道水を6L投入し、そこへ脱水した試験布を入れて2分間すすぎを行った。再び、前記の2槽式洗濯機の脱水槽で10秒間脱水した。電気バケツに新しい水道水を6L投入し、そこへ脱水した試験布を入れて2分間すすぎを行った。最後に、前記の2槽式洗濯機の脱水槽で10秒間脱水した。試験布を取り出し、25℃、45%RHの部屋に試験布を吊るして18時間乾燥した。また、表1の組成物を用いずに上記と同じ操作を行った試験布(基準布0)を用意した。
・評価方法
シワの判定に熟練した評価者2名がシワを評価し、平均値を表1に記載した。前記の基準布0のシワの程度を「0」とし、実施例1の組成物で処理した試験布を基準布2とした。また、実施例3で処理した試験布を基準布1として、下記の方法に従って評価した。基準布2が最もシワが少なく、次いで基準布1がシワが少なく、基準布0はシワが多かった。数値が高い方がよりシワが少ないことを表し、この評価では、例えば0.5以上であれば合格水準にあると判断できる。
2:基準布2と同程度のシワの発生度合であった。
1.5:基準布1と基準布2の間のシワの出来具合であった。
1:基準布1と同程度のシワの出来具合であった。
0.5:基準布1と基準布0の間のシワの出来具合であった。
0:基準布0と同程度のシワの出来具合であった。
−1:基準布0よりもシワが多くできていた。
Figure 2020059816

Claims (7)

  1. 下記(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有し、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比である、(a)/(b)が0.1以上2以下であり、(c)成分の含有量と(a)成分の含有量との質量比である、(c)/(a)が0.5以上20以下である、繊維製品用洗浄剤組成物。
    (a)成分:シリコーン化合物
    (b)成分:下記一般式(b1)で表される化合物
    −O−(PO)−H (b1)
    〔式中、Rは炭素数3以上10以下の脂肪族炭化水素基であり、POはプロピレンオキシ基であり、lは平均付加モル数であり、0以上8以下の数である。lが0の場合、Rは炭素数4以上10以下の脂肪族炭化水素基である。〕
    (c)成分:糊基剤
  2. (a)成分が、ポリオキシアルキレン基、炭素数3以上14以下の炭化水素基、アミド基、エステル基及びアミノ基から選ばれる1種以上の基を有する変性シリコーンから選ばれる1種以上のシリコーン化合物である、請求項1記載の繊維製品用洗浄剤組成物。
  3. (c)成分が、(c1)カチオン化多糖、(c2)炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基を有するポリマー及び(c3)ビニルポリマーから選ばれる1種以上の糊基剤である、請求項1又は2に記載の繊維製品用洗浄剤組成物。
  4. (c)成分が、(c2)であって下記一般式(c2)で表されるポリマーである、請求項1〜3の何れかに記載の繊維製品用洗浄剤組成物。
    −O−(AO)−H (c2)
    〔式中、Rは水素原子又は炭素数14以上20以下の炭化水素基であり、AOはエチレンオキシ基及びプロピレンオキシ基から選ばれる1種以上の基であり、mは平均付加モル数であり、Rが炭素数14以上20以下の炭化水素基の場合には、60以上300以下の数であり、Rが水素原子の場合には250以上5,000以下の数である。〕
  5. 更に(d)成分として、下記一般式(d1)で表される非イオン性界面活性剤を含有する、請求項1〜4の何れかに記載の繊維製品用洗浄剤組成物。
    −O−〔(EO)/(PO)〕−H (d1)
    〔式中、Rは炭素数10以上22以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、mは平均付加モル数であり、1以上40以下の数であり、nは平均付加モル数であり、0以上10以下の数である。EOとPOの結合はランダムでもブロックでもどちらでもよい。〕
  6. 更に(f)成分として、水酸基を有する有機溶剤を含有する、請求項1〜5の何れかに記載の繊維製品用洗浄剤組成物。
  7. 繊維製品用洗浄剤組成物請求項1〜6の何れかに記載の繊維製品用洗浄剤組成物と水とを混合して得た洗浄液を用いて繊維製品を洗浄し、その後、当該繊維製品を水ですすぐ、繊維製品の洗浄方法。
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