JP2020059143A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクに圧力をかけたときのダンパーの変形に起因するダンパーの容積の変化量を正確に測る。【解決手段】画像形成装置の第1導管はタンクとシリンジをする。第2導管はシリンジとダンパーを接続する。第3導管はダンパーとタンクを接続する。液面センサーは、タンク内のインクの液面の位置が規定位置以下であるかを検知する。測定モードの場合、制御部は第1導管と第3導管を閉じる。その後、制御部はダンパーへのインク注入を行う。ダンパーの変形後、制御部は第3導管を開ける。続いて、制御部は第2導管と第3導管を閉じる。制御部は、第1導管を開けた状態でタンクのインクをシリンジに吸引させる。制御部は、吸引開始から液面センサーの出力が変化するまでの吸引量を認識する。制御部は、吸引量に基づき、変化量を定める。【選択図】図3

Description

本発明は、ノズルからインクを吐出して印刷する画像形成装置に関する。
インクを用いて印刷を行う装置がある。このような印刷装置は、ノズルを複数含むヘッドを備える。画像データに基づき、インクが各ノズルから用紙に吐出される。インクが消費されると、インクが溜められた部分(タンク部分)からインクがヘッドに供給される。タンクからヘッドへのインクの流路を開閉できるようにすることがある。このような技術の一例が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、インクを供給するインク供給路に、流路を閉塞することができる領域が形成されたインクカートリッジが着脱可能に装填され、インクカートリッジにおける領域を押圧することができ、インクカートリッジからインクの供給を受けて記録ヘッドに印刷を実行させ、記録ヘッドを封止し、キャッピング手段に負圧を供給するインクジェット式記録装置が記載されている。この構成により、内部空間に負圧を蓄積し、キャッピング手段に効果的に気泡を排出させようとする(特許文献1:請求項3、要約)。
特開2005−178397号公報
インクタンクからヘッドへのインクの流路の途中にダンパーを設けることがある。例えば、ダンパーはヘッドと接続される。例えば、ダンパーは、ヘッドのノズル内のインクに掛かる圧力の変化を緩和する。インクの吐出異常を減らすことができる。
一方、インクは蒸発する成分を含む。長時間、使用されなかった(インクを吐出しなかった)ノズルのインクは、蒸発で粘度(濃度)が上昇する。インクの粘度上昇(乾燥)が吐出不良を引き起こすことがある。また、ホコリ、粉塵の付着のため、一部のノズルでインクが吐出されなくなることがある。そこで、ノズルからのインクの強制排出がクリーニングとして行われることがある。これらの不良の発生を未然に防止することができる。また、発生した不良を解消できる場合がある。
インクを強制的に排出する場合、インクタンクからインクが送り出される。例えば、ポンプを用いて、強い力(高圧)でヘッドにインクを流し込む。圧力がかかることにより、ヘッドの各ノズルからインクが押し出される。高粘度のインクが押し出される。ホコリや粉塵が洗い流される。
インクを強制的に排出する場合、インクに圧力をかけるため、ダンパーが変形することがある(塑性変形)。インクにかかる圧力よりもダンパーの耐圧が小さいとき、ダンパーが歪む(膨らむ)。ダンパーが膨らむと、ダンパーの容積が増える。ダンパーの変形の結果、強制排出されるインクの量が減ることがある。減少量が多ければ、十分なクリーニングの効果を得られなくなる。一方、ダンパーの変形による容積の変化量には、個体差がある。ダンパーごとに変化量が変わる。十分なクリーニングの効果を得られるか否かを確認するには、変形によるダンパーの容積の変化量(ダンパーが収容するインクの変化量)を正確に測る必要があるという問題がある。
特許文献1には、ダンパーの変形についての記載はない。従って、特許文献1記載の技術では、上記の問題を解決することはできない。
本発明は、上記の課題に鑑み、インクに圧力をかけたときのダンパーの変形に起因するダンパーの容積の変化量を正確に測る。
本発明に係る画像形成装置は、ヘッド、タンク、シリンジ、ダンパー、第1導管、第2導管、第3導管、液面センサー、制御部を含む。前記ヘッドは、インクを吐出して印刷する。前記タンクはインクを蓄える。前記シリンジはインクの注入又は吸引を行う。前記ダンパーは、前記ヘッドにインクを供給し、前記シリンジによりインクが注入される。前記第1導管は、前記タンクと前記シリンジを接続し、インクをやりとりするための流路である。前記第2導管は、前記シリンジと前記ダンパーを接続し、インクをやりとりするための流路である。前記第3導管は、前記ダンパーと前記タンクを接続し、インクをやりとりするための流路である。前記液面センサーは、前記タンク内のインクの液面の位置が規定位置以下であるかを検知する。前記制御部は、前記液面センサーの出力が入力される。前記ダンパーの変形によって前記ダンパーが収容するインクの変化量を測る測定モードの場合、前記制御部は、圧力印加処理と、圧力解除処理と、液面下降処理を行う。前記制御部は、前記圧力印加処理後、前記圧力解除処理を行う。前記圧力印加処理では、前記制御部は、前記第1導管と前記第3導管を閉じる。その後、前記制御部は、前記ダンパーへのインク注入を前記シリンジに行わせて前記ダンパーを変形させる。前記ダンパーの変形後、前記圧力解除処理では、前記制御部は、前記シリンジに前記ダンパーへのインク注入を停止させる。前記制御部は、前記第3導管を開ける。前記圧力解除処理後、前記制御部は、前記液面下降処理を行う。前記液面下降処理では、前記制御部は、前記第2導管と前記第3導管を閉じる。前記制御部は、前記第1導管を開けた状態で前記タンクのインクを前記シリンジに吸引させる。前記制御部は、吸引開始から前記液面センサーの出力が変化するまでの前記シリンジのインクの吸引量を認識する。前記制御部は、認識した前記吸引量に基づき、前記変化量を定める。
本発明によれば、インクの強制排出時のようなインクに圧力をかけたときのダンパーの変形に起因するダンパーの容積の変化量を正確に測ることができる。
実施形態に係るプリンターの一例を示す図である。 実施形態に係るプリンターのインク吐出の制御の一例を示す図である。 実施形態に係るインク補給部の一例を示す図である。 実施形態に係るインク補給部の一例を示す図である。 実施形態に係る各開閉部の一例を示す図である。 実施形態に係るシリンジの一例を示す図である。 実施形態に係るダンパーの変形の一例を示す図である。 実施形態に係る圧力印加処理と圧力解除処理の一例を示す図である。 実施形態に係る圧力印加処理と圧力解除処理の一例を示す図である。 実施形態に係る圧力印加処理と圧力解除処理の一例を示す図である。 実施形態に係る液面下降処理の一例を示す図である。 実施形態に係る液面下降処理の一例を示す図である。
以下、図1〜図12を用いて、本発明の実施形態を説明する。以下では、画像形成装置として、プリンター100100を例に挙げて説明する。プリンター100は、インクを用いて印刷するインクジェット式の印刷装置である。なお。本実施形態の説明に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず単なる説明例にすぎない。
(プリンター100の概要)
まず、図1を用いて、実施形態に係るプリンター100の概要を説明する。図1は、実施形態に係るプリンター100の一例を示す図である。
プリンター100は制御部1を含む。制御部1はプリンター100の各部を制御する。制御部1は制御回路11と画像処理回路12を含む。例えば、制御回路11はCPUである。制御回路11は記憶部2に記憶される制御プログラムや制御データに基づき演算、処理を行う。記憶部2はROM、HDD、フラッシュROMのような不揮発性の記憶装置と、RAMのような揮発性の記憶装置を含む。画像処理回路12は画像データの画像処理を行う。画像処理回路12は、印刷に用いる画像データ(インク吐出用画像データ)を生成する。インク吐出用画像データは、ノズル51(画素)ごとのインクの吐出、不吐出を指示するデータである。
プリンター100は操作パネル3を含む。操作パネル3は、表示パネル31、タッチパネル32を含む。表示パネル31は設定画面や情報を表示する。表示パネル31は、ソフトキー、ボタン、タブのような操作用画像を表示する。タッチパネル32は表示パネル31へのタッチ操作を検知する。タッチパネル32の出力に基づき、制御部1は、操作された操作用画像を認識する。制御部1は、使用者が行った設定操作を認識する。
プリンター100は給紙部4a、用紙搬送部4b及び画像形成部4cを含む。給紙部4aは用紙束を収容する。印刷ジョブのとき、制御部1は給紙部4aに用紙を供給させる。制御部1は用紙搬送部4bに用紙を搬送させる。用紙搬送部4bは搬送モーター41と用紙を搬送する回転体を含む。制御部1は搬送モーター41を回転させる。搬送モーター41の回転により、回転体が回転する。これにより、給紙部4aから供給された用紙は排出トレイ(不図示)に向けて搬送される。
用紙搬送部4bはベルト搬送ユニット42と吸着部43を含む。ベルト搬送ユニット42は、用紙を搬送する回転体のうちの1つである。ベルト搬送ユニット42は搬送ベルトを含む。搬送ベルトは周回する。用紙は搬送ベルト上で搬送される。吸着部はベルト搬送ユニット42に設けられる。ベルト搬送ユニット42の上に画像形成部4cが設けられる。画像形成部4cは搬送ベルトにのせられた用紙の上側に設けられる。吸着部43はベルト搬送ユニット42に設けられる。吸着部43は搬送ベルトに用紙を吸着させる。吸着により、インクが吐出される用紙の位置がずれない。また、制御部1は、記録済(印刷済)の用紙の排出トレイへの排出を用紙搬送部4bに行わせる。
画像形成部4cは搬送用紙にインクを吐出して画像を記録する(印刷する)。図1に示すように、プリンター100は、4色分のラインヘッド5(5Bk、5C、5M、5Y)を含む。各ラインヘッド5は固定される(動かない)。搬送用紙の上側に各ラインヘッド5が配される。ラインヘッド5Bkはブラックのインクを吐出する。ラインヘッド5Cはシアンのインクを吐出する。ラインヘッド5Mはマゼンタのインクを吐出する。ラインヘッド5Yはイエローのインクを吐出する。
ラインヘッド5ごとに、インクを供給(補給)するインク補給部6(6Bk、6C、6M、6Y)が設けられる。インク補給部6Bkはブラックのラインヘッド5にブラックのインクを供給する。インク補給部6Cはシアンのラインヘッド5にシアンのインクを供給する。インク補給部6Mはマゼンタのラインヘッド5に、マゼンタのインクを供給する。インク補給部6Yはイエローのラインヘッド5に、イエローのインクを供給する。
プリンター100は通信部13を含む。通信部13は通信用のハードウェア(コネクタ、通信用回路)とソフトウェアを含む。通信部13はコンピューター200と通信する。コンピューター200は、例えば、PCやサーバーである。制御部1は、コンピューター200から印刷用データを受信する。印刷用データは印刷設定や印刷内容を含む。例えば、印刷用データはページ記述言語で記述されたデータを含む。制御部1(画像処理回路12)は、受信した印刷用データを解析する。受信した印刷用データに基づき、制御部1は、画像形成部4cでの画像形成に用いる画像データ(ラスターデータ)を生成する。画像処理回路12はラスターデータを処理して、インク吐出用画像データを生成する。
(インクの吐出制御)
次に、図2を用いて、実施形態に係るプリンター100でのインクの吐出制御の一例を説明する。図2は実施形態に係るプリンター100のインク吐出の制御の一例を示す図である。
1色分のラインヘッド5は2以上の(複数の)ヘッド50を含む。言い換えると、ラインヘッド5は複数のヘッド50を組み合わせたものである。1つのヘッド50の主走査方向(用紙搬送方向と垂直な方向)での長さは、1本のラインヘッド5よりも短い。1色のラインヘッド5を形成するため、各ヘッド50は例えば、千鳥状に並べられる。各ヘッド50は複数のノズル51を含む。各ノズル51は列状に並べられる。用紙搬送方向と垂直な方向にノズル51が並ぶように各ヘッド50は固定される。
図2に示すように、各ヘッド50は複数のノズル51を含む。例えば、エッチングや金属板への穿孔により各ノズル51が形成される。各ノズル51は主走査方向の間隔が均等になるように形成される。主走査方向でのノズル51の間隔が1画素のピッチとなる。各ノズル51の開口は搬送用紙と向かい合う。1つのノズル51に対して1つの駆動素子52が設けられる。駆動素子52は圧電素子(ピエゾ素子)である。このように、各ヘッド50は、インクを吐出するノズル51とノズル51からインクを吐出させる駆動素子52を複数備える。
1又は複数のヘッド50に対し、1又は複数のドライバー回路53が設けられる。図3は、1つのヘッド50に1つのドライバー回路53を設ける例を示す。1つのドライバー回路53が複数のヘッド50を制御してもよい。ドライバー回路53は、インクを吐出させるノズル51に対応する駆動素子52に吐出信号S0を入力する。吐出信号S0の波形はパルス状である。ドライバー回路53は、吐出信号S0を印加してノズル51からのインク吐出を制御する。駆動素子52は電圧印加により形状が変形する。その結果、形状変化の圧力がノズル51及びノズル51にインクを供給する流路に加わる。この圧力により、ノズル51からインクが吐出される。インクは搬送用紙に着弾する。これにより、画像が形成(記録)される。
印刷時、制御部1(制御回路11、画像処理回路12)は各ノズル51からのインク吐出をドライバー回路53に行わせる。一方、制御部1は、インクを吐出させない画素に対応する駆動素子52への電圧印加をドライバー回路53に行わせない。制御部1(画像処理回路12)は、ラインヘッド5ごとに(色ごとに)インク吐出用画像データを生成する。制御部1は生成したインク吐出用画像データを各ヘッド50に送信する。インク吐出用画像データは、画素ごと、ラインごとにインクの吐出、不吐出を指示するデータ(2値的なデータ)である。制御部1(画像処理回路12)は主走査方向の1ライン単位で画像データを各ドライバー回路53に送信する。
ドライバー回路53はインク吐出用画像データに基づき、インクを吐出させるノズル51に対応する駆動素子52に、吐出信号S0を入力する。なお、図2では、便宜上、複数のラインヘッド5のうち、1つのラインヘッド5Bkのみ内部の一部を図示している。ラインヘッド5の構成は各色同様である。
制御部1は各ドライバー回路53にクロック信号を供給してもよい。クロック信号に基づき、インクの吐出周期(周波数)が定まる。印刷ジョブのとき、各ドライバー回路53が各駆動素子52に入力する吐出信号S0の周期(電圧印加周期)は一定である。用紙搬送速度は、1吐出周期の間に用紙が1ドット(1ライン)分移動する速度とされる。制御部1は所定の用紙搬送速度で用紙搬送部4bに用紙を搬送させる。画像データに基づき、ドライバー回路53は、インクを吐出すべき画素(ノズル51)の駆動素子52に電圧を印加する。この処理をページの最初から最後まで、用紙搬送方向(副走査方向)で繰り返すことで、1ページが印刷される。
(インク補給部6)
次に、図3〜図6を用いて、実施形態に係るインク補給部6の一例を説明する。図3、4は実施形態に係るインク補給部6の一例を示す図である。図5は、実施形態に係る各開閉部の一例を示す図である。図6は、実施形態に係るシリンジ8の一例を示す図である。
インク補給部6は、ラインヘッド5ごとに設けられる。図3は、4色のラインヘッド5のうち、1色を選んだものである。各色でインク補給部6は、同様の構成である。各インク補給部6は同様に説明できる。そこで、以下では、色を示すBk、C、M、Yの符号を用いないで説明する。
インク補給部6は、インクコンテナー60、タンク7、シリンジ8、ダンパー9、補給管6a、第1導管61、第2導管62、第3導管63、第4導管64、液面センサー71、ポンプ65を含む。
インクコンテナー60は、ラインヘッド5に補給するインクを収容する。ブラックのインクコンテナー60は、ブラックのインクを収容する。シアンのインクコンテナー60は、シアンのインクを収容する。マゼンタのインクコンテナー60は、マゼンタのインクを収容する。イエローのインクコンテナー60は、イエローのインクを収容する。
インクコンテナー60はタンク7と補給管6aで接続される。補給管6aはインクコンテナー60からタンク7へのインク流路として機能する。補給管6aを介して、インクコンテナー60のインクは、タンク7に送られる。タンク7はインクを蓄える。タンク7のインクの最大収容量は、インクコンテナー60の最大収容量よりも少ない。
タンク7内には、液面センサー71が設けられる。液面センサー71は、タンク7内のインクの液面の位置(高さ)が規定位置H1以下であるかを検知するためのセンサーである。規定位置H1は、タンク7で維持すべきインクの液面の高さである。例えば、タンク7の全高の3/4程度の高さが規定位置H1とされる。
液面の位置が規定位置H1を超えているとき、液面センサー71は、第1レベルの電圧を出力する。液面の位置が規定位置H1以下のとき、液面センサー71は、第2レベルの電圧を出力する。第1レベルがHighレベルのとき、第2レベルはLowレベルである。第1レベルがLowレベルのとき、第2レベルはHighレベルである。
液面センサー71の出力は、制御部1に入力される。液面センサー71の出力レベルに基づき、制御部1は、液面の位置(高さ)が規定位置H1以下であるか否かを認識できる。タンク7内の液面が規定位置H1以下になったとき(第2レベルになったとき)、制御部1は、ポンプ65を動作させる。動作中、ポンプ65は、インクコンテナー60のインクをタンク7に送り込む。液面センサー71の出力レベルが第1レベルに変化するまで、制御部1は、ポンプ65を動作させる。液面センサー71の出力レベルが第1レベルに変化すると、制御部1は、ポンプ65を停止させる。タンク7の液面の位置は、規定位置H1で維持される。
シリンジ8は、インクの注入又は吸引を行う。例えば、シリンジ8は、タンク7のインクを吸引する(吸い上げる)。また、シリンジ8は、インクをダンパー9に注入する(押し出す)。ダンパー9は、シリンジ8から送られたインクを受ける。ダンパー9のインクは、ラインヘッド5にヘッド50に供給される。言い換えると、ダンパー9のインクは、ノズル51や、ラインヘッド5の内部に設けられたインクの流路に供給される。また、ダンパー9は、インクにかかる圧力変動を緩和する。駆動素子52を動作させたときに吐出されるインクの量のばらつきを減らすことができる。
タンク7、シリンジ8、ダンパー9の間でインクをやりとり(流す)ため、導管が複数設けられる。各導管はインクの流路として機能する。まず、第1導管61は、タンク7とシリンジ8を接続する。タンク7からシリンジ8に向けて、又は、シリンジ8からタンク7に向けてのインクは、第1導管61を通る。第2導管62は、シリンジ8とダンパー9を接続する。シリンジ8かダンパー9に向けて、又は、ダンパー9からシリンジ8に向けてのインクは、第2導管62を通る。第3導管63は、ダンパー9とタンク7を接続する。ダンパー9からタンク7に向けてのインクは、第3導管63を通る。
さらに、第4導管64の一端がシリンジ8に接続される。第4導管64はシリンジ8内の空気を抜くための管である。第4導管64の他端は、タンク7に接続される。シリンジ8から抜かれた空気は、タンク7内に吹き出される。タンク7内に吹き出された空気は、気泡となって浮き上がる。やがて、抜かれた空気は液面上の空気と混ざる。
プリンター100(インク補給部6)は、第1開閉部91、第2開閉部92、第3開閉部93、第4開閉部94を含む。第1開閉部91は、第1導管61の開閉(インク流路の導通と遮断)を行う。第2開閉部92は、第2導管62の開閉(インク流路の導通と遮断)を行う。第3開閉部93は、第3導管63の開閉(インク流路の導通と遮断)を行う。第4開閉部94は、第4導管64の開閉(空気の通路の導通と遮断)を行う。
図4に示すように、第1導管61の導通、遮断を行うため、第1開閉部91は、第1開閉用モーター91aと、第1開閉用カム91bを含む。第2導管62の導通、遮断を行うため、第2開閉部92は、第2開閉用モーター92aと、第2開閉用カム92bを含む。第3導管63の導通、遮断を行うため、第3開閉部93は、第3開閉用モーター93aと、第3開閉用カム93bを含む。第4導管64の導通、遮断を行うため、第4開閉部94は、第4開閉用モーター94aと、第4開閉用カム94bを含む。
第1導管61、第2導管62、第3導管63、第4導管64は、例えば、ゴム製のチューブである。曲げたり、撓ませたりすることができる。また、押しつぶす(上から押さえる)ことにより、管内のもの(インクや空気)の流れを遮断することができる。
図5に示すように、第1導管61を開ける(インクを導通させる)とき、制御部1は、第1開閉用モーター91aを回転させる(制御する)。制御部1は、第1開閉用カム91bの回転角度を、第1導管61を潰さない(押さえない、接触しない)角度とする。第1導管61を閉じる(インクの流れを遮断する)とき、制御部1は、第1開閉用モーター91aを回転させる(制御する)。制御部1は、第1開閉用カム91bの回転角度を、第1導管61を押し潰す(押さえる)角度とする。
また、第2導管62を開ける(インクを導通させる)とき、制御部1は、第2開閉用モーター92aを回転させる(制御する)。制御部1は、第2開閉用カム92bの回転角度を、第2導管62を潰さない(押さえない、接触しない)角度とする。第2導管62を閉じる(インクの流れを遮断する)とき、制御部1は、第2開閉用モーター92aを回転させる(制御する)。制御部1は、第2開閉用カム92bの回転角度を、第2導管62を押し潰す(押さえる)角度とする。
また、第3導管63を開ける(インクを導通させる)とき、制御部1は、第3開閉用モーター93aを回転させる(制御する)。制御部1は、第3開閉用カム93bの回転角度を第3導管63を潰さない(押さえない、接触しない)角度とする。第3導管63を閉じる(インクの流れを遮断する)とき、制御部1は、第3開閉用モーター93aを回転させる(制御する)。制御部1は、第3開閉用カム93bの回転角度を、第3導管63を押し潰す(押さえる)角度とする。
また、第4導管64を開ける(空気を通す)とき、制御部1は、第4開閉用モーター94aを回転させる(制御する)。制御部1は、第4開閉用カム94bの回転角度を、第4導管64を潰さない(押さえない、接触しない)角度とする。第4導管64を閉じる(インクの流れを遮断する)とき、制御部1は、第4開閉用モーター94aを回転させる(制御する)。制御部1は、第4開閉用カム94bの回転角度を、第4導管64を押し潰す(押さえる)角度とする。
次に、図3、図6を用いて、シリンジ8について説明する。シリンジ8は、例えば、インク筒81と移動部材82(プランジャ)を含む。インク筒81は円筒状である。インク筒81の上側は開いている。インク筒81の下側には、第1導管61と第2導管62が接続される。
図6に示すように、インク筒81の上から、インク筒81の内側に、移動部材82が差し込まれる。移動部材82は、垂直方向での断面が逆T字状である。移動部材82は、注射器の押子と同様の形状である。移動部材82の先頭部(下側の部分)は、気密保持部82aとなっている。気密保持部82a(移動部材82)の底面積の形状は、インク筒81の内側の底面積とほぼ同じとなっている。気密保持部82aには、シールのような気密性を持たせるため部材である。気密保持部82aによって、インク筒81内のインクが気密保持部82aの上側に漏れ出さないようになっている。
移動部材82の内側(中心)には、第4導管64が挿し通される。第4導管64は、移動部材82の最上部から底面に抜けている。移動部材82が下方に下がったとき、インク筒81内かつ移動部材82の下側の空気は、第4導管64を介して抜ける。インク筒81内のインクの最上面と気密保持部82aの下面が接する。移動部材82の上下方向に垂直な側面には、歯面83が設けられる。歯面83には上下方向に沿って歯が設けられる。これらの歯と噛み合うように、ギア84が設けられる。シリンジモーター85はギア84を回転させる。シリンジモーター85は正逆回転自在である。シリンジモーター85を回転させることにより、移動部材82を上下動させることができる。
シリンジ8からインクをタンク7又はダンパー9に注入するとき(押し出すとき)、制御部1は、移動部材82が下がる方向にシリンジモーター85を回転させる。シリンジ8内のインクを増やすとき(吸引するとき)、制御部1は、移動部材82が上がる方向にシリンジモーター85を回転させる。なお、注入、又は、吸引時、制御部1は、第4導管64を閉じる(遮断する)。注入、又は、吸引前に、制御部1は、第4導管64を開け、移動部材82を開け、インク筒81内の空気を抜く。
また、インク筒81の底面積(水平方向の断面積)は決まっている。底面積に移動部材82の移動量(高さ)を乗ずることで、制御部1は、注入又は吸引したインクの量を認識できる。例えば、シリンジモーター85には、ステッピングモーターを使用することができる。制御部1は、注入開始から終了までのシリンジモーター85の回転数(回転角度)に基づき、移動部材82の下降量を認識する。下降量に底面積を乗ずることにより、制御部1は、注入したインク量を認識する。
同様に、底面積に移動部材82の移動量(高さ)を乗ずることで、制御部1は、吸引したインクの量を認識できる。制御部1は、吸引開始から終了までのシリンジモーター85の回転数(回転角度)に基づき、移動部材82の上昇量を認識する。上昇量に底面積を乗ずることにより、制御部1は、吸引したインク量を認識する。
(ダンパー9の変形)
次に、図7を用いて、実施形態に係るダンパー9の変形の一例を説明する。図7は、実施形態に係るダンパー9の変形の一例を示す図である。
プリンター100では、インクの強制排出処理を行うことができる。強制排出処理は、インクに圧力をかける処理である。圧力をかけるため、シリンジ8がダンパー9にインクを注入する。これにより、ラインヘッド5の各ノズル51からインクが流れ出る。強制排出処理によって、ノズル51近傍に溜まった高濃度、高粘性のインクを吐き出させることができる。また、ノズル51に付着したゴミを取り除ける場合がある。
なお、用紙搬送部4bは昇降可能である。強制排出処理のとき、制御部1は、用紙搬送部4bを下降させる。制御部1は、ラインヘッド5(ノズル51)と搬送部材の間隔を広げる。制御部1は、作り出した空間にインク受けトレイを差し込む。インク受けトレイは排出されるインクを受ける。例えば、インク受けトレイには、インクを吸収するためのスポンジが設けられる。強制排出処理後、制御部1は、インク受けトレイを退避させる。また、制御部1は用紙搬送部4bを上昇させる。
操作パネル3が強制排出処理の実行指示を受け付けたとき、制御部1は、強制排出処理を行ってもよい。また、プリンター100が所定枚数印刷するごとに、制御部1は、強制排出処理を行ってもよい。また、制御部1は、予め設定された時刻に強制排出処理を行ってもよい。
強制排出処理を行うとき、制御部1は、ラインヘッド5に注入されるインクに圧力をかける。通常の吐出時よりもノズル51に圧力をかける。圧力をかけるため、制御部1は、第1導管61(第1開閉部91)と第3導管63(第3開閉部93)を遮断状態とする(閉じる)(図7参照)。また、制御部1は、第4導管64(第4開閉部94)も遮断状態とする(閉じる)。一方、ラインヘッド5にインクを送り込むため、制御部1は、第2導管62(第2開閉部92)を導通状態とする(開ける)。
さらに、制御部1は、シリンジ8にインクを注入させる(注入させる)。制御部1は、シリンジモーター85を回転させ、移動部材82を下降させる。これにより、ラインヘッド5のノズル51からインクが押し出されるように、インクに圧力がかかる。
ここで、ダンパー9は、例えば、金属の板を用いて形成される。強制排出処理でインクに圧力をかけたとき、ダンパー9が変形(塑性変形)することがある。この変形によって、ダンパー9の内部の容積が増える。
例えば、強制排出処理において、シリンジ8からXmLのインクをダンパー9に注入するとする。ダンパー9が変形して、ダンパー9の収容するインクがYmL増えたとする。そうすると、強制排出処理で排出されるインクは、(X−Y)mLとなる。強制排出処理によるクリーニング効果を十分に挙げられない可能性がある。また、強制排出処理で排出されるインクが減り、インクの残量を適切に管理できないおそれがある。
そこで、プリンター100は測定モードを有する。測定モードは、変形によるダンパー9のインク収容量の変化量21(増加量)を測るモードである。この測定により、制御部1は、当該変化量21を検知(認識)する。なお、測定モードでは、ノズル51からインクが垂れる可能性がある。そのため、制御部1は、ラインヘッド5の下方にインク受けトレイを配置する。
(測定モードでの処理)
次に、図8〜図12を用いて、実施形態に係る測定モードでの処理の流れの一例を説明する。図8〜図10は、実施形態に係る測定モードでの圧力印加処理と圧力解除処理の一例を示す図である。図11、図12は、実施形態に係る測定モードでの液面下降処理の一例を示す図である。
測定モードでは、大きくわけて3つの処理が実行される。1つめが圧力印加処理である。2つ目が圧力解除処理である。3つ目が液面下降処理である。最後の圧力解除処理がなされた後、液面下降処理が行われる。ラインヘッド5(インク補給部6)ごとに、測定がなされる。
まず、図8〜図10を用いて、圧力印加処理と圧力解除処理の一例を説明する。図8のスタートは、測定モードを開始した時点である。制御部1が変形によるダンパー9のインク収容量の変化量21の測定を開始した時点である。操作パネル3は測定モードの開始を受け付ける。使用者は、変化量21の測定を開始するとき、使用者は所定の操作を操作パネル3に行う。操作パネル3が測定モードの開始を受け付けたとき、制御部1は、図8のフローチャートの処理を開始する。
まず、制御部1は、第1導管61、第3導管63、第4導管64を閉じる(ステップ♯11)。言い換えると、制御部1は、第1開閉部91、第3開閉部93、第4開閉部94を動作させ、第1導管61、第3導管63、第4導管64の流路を遮断させる(図9参照)。また、制御部1は、第2導管62を開ける(ステップ♯12)。言い換えると、制御部1は、第2開閉部92を動作させ、第2導管62を導通状態とする(図9参照)。
次に、制御部1は、基準注入量22のインクの注入をシリンジ8に行わせる(ステップ♯13)。制御部1は、インクを注入する方向(下方向)に移動部材82を移動させる。第2導管62が開いているので、インクはダンパー9に注入される(図9の白抜矢印参照)。制御部1は、インクを注入する方向に移動部材82が移動するように、シリンジモーター85を回転させる。図9の白抜矢印はシリンジ8によるインクの流れを示す。図9の実線矢印は、移動部材82の移動方向を示す。
強制排出処理でシリンジ8がダンパー9に注入するインク量の基準値を基準注入量22とすることができる。基準注入量22は予め定められる。例えば、実験により、十分にクリーニングできる各ノズル51からのインクの排出量の合計を定める。定めた合計値を基準注入量22とすることができる。記憶部2は、基準注入量22を不揮発的に記憶する(図1参照)。
シリンジ8によるインクの注入(押し出し)後、制御部1は、圧力解除処理を開始する。まず、制御部1は、シリンジ8のインクの注入を停止させる(ステップ♯14)。また、制御部1は、第3導管63を開ける(ステップ♯15)。制御部1は、第3開閉部93を動作させ、第3導管63の流路を導通させる(図10参照)。なお、制御部1は、第1導管61、第2導管62、第4導管64を閉じてもよいし、開けてもよい。図10は閉じた状態を示す。変形したダンパー9から、変化量21分のインクがタンク7に流れ込む(戻る)ようになっていればよい。ステップ♯14、ステップ♯15により、インクへの圧力が解除される。ダンパー9の歪み(変形)が元に戻る。その結果、変形による変化量21分のインクがタンク7に戻される(白抜矢印参照)。タンク7の液面は上昇する。液面の高さ(位置)は規定位置H1を超える。
そして、制御部1は、圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせを予め定められた実行回数を行ったか否かを確認する(ステップ♯16)。実行回数は予め定められる。圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせを行った回数が実行回数に到達したとき(ステップ♯16のYes)、本フローは終了する(エンド)。圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせを行った回数が実行回数に到達していないとき(ステップ♯16のNo)、フローはステップ♯11に戻る。
圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせの実行回数は、1回でもよいし、複数回でもよい。操作パネル3は組み合わせの実行回数の設定を受け付ける。制御部1は、設定された実行回数だけ、圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせを実行する。実行回数=1のとき、圧力印加処理と圧力解除処理を1回ずつ行うと、本フローは終了する。実行回数が複数のとき、圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせを複数回繰り返してから、本フローは終了する。
次に、図11、図12を用いて、液面下降処理の一例を説明する。図11のフローチャートのスタートは、図8のフローチャートが終わった時点である。
まず、制御部1は、第2導管62、第3導管63、第4導管64を閉じる(ステップ♯21)。制御部1は、第2開閉部92を動作させ、第2導管62の流路を遮断する。これにより、シリンジ8とダンパー9間でインクのやりとりができなくなる。また、制御部1は、第3開閉部93を動作させ、第3導管63の流路を遮断する。これにより、ダンパー9とタンク7間でインクのやりとりができなくなる。また、制御部1は、空気抜きを動作させ、第4導管64での空気の流れを遮断する。
次に、制御部1は、第1導管61を開ける(ステップ♯22)。制御部1は、第1開閉部91を動作させ、第1導管61を導通させる。これにより、タンク7とシリンジ8間でインクのやりとりが可能となる。図12は、液面下降処理での各管の開閉の状態を示す。
次に、制御部1は、シリンジ8にインクの吸引を開始させる(ステップ♯23)。制御部1は、インクを吸引する方向(上方向)に移動部材82を移動させる。制御部1は、インクを吸引する方向に移動部材82が移動するように、シリンジモーター85を回転させる。図12の白抜矢印はシリンジ8によるインクの流れを示す。図12の実線矢印は、移動部材82の移動方向を示す。
インクの吸引と同時に、制御部1は、吸引量の計測を開始する(ステップ♯24)。例えば、制御部1は、シリンジモーター85の回転数をカウントする。シリンジモーター85の1回転あたりのインクの吸引量は決まっている。制御部1は、吸引開始から測ったシリンジモーター85の回転数や回転角度に基づき、インクの吸引量を測り得る。
制御部1は、液面センサー71の出力が第2レベルになったか否かの確認を続ける(ステップ♯25、ステップ♯25のNo→ステップ♯25)。言い換えると、制御部1は、シリンジ8がタンク7内の液面の位置が規定位置H1以下となるほどインクを吸引したか否かを確認する。制御部1は、タンク7内の液面の位置が規定位置H1以下になるまで、シリンジ8にインクの吸引を続けさせる。なお、測定モードでは、液面センサー71の出力が第2レベルになっても、制御部1は、直ちにタンク7へのインクを開始しない(ポンプ65を動作させない)。
液面センサー71の出力が第2レベルになったとき(ステップ♯25のYes)、制御部1は、シリンジ8の吸引を停止させる(ステップ♯26)。つまり、制御部1は、シリンジモーター85の回転を停止させる。
制御部1は、シリンジ8のインクの吸引開始から液面センサー71の出力が第2レベルに変化するまでのシリンジ8のインクの吸引量を認識する(ステップ♯27)。これにより、制御部1は、測定モードの開始後、圧力印加処理と圧力解除処理でタンク7に送り込まれたインクの量を認識する。例えば、シリンジモーター85の1回転あたりのインク吸引量がAmL、吸引開始から液面センサー71の出力が第2レベルに変化するまでのシリンジモーター85の回転数が7.5回転のとき、制御部1は、7.5AmLが吸引量であると認識する。
認識した吸引量に基づき、制御部1は、変形によるダンパー9の容積の変化量21(増加量)を求める(ステップ♯28)。制御部1は、求めた変化量21を不揮発的に記憶部2に記憶させる(ステップ♯29、図1参照)。そして本フローは終了する(エンド)。
圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせの実行回数が1回のとき、制御部1は、液面下降処理で認識した吸引量を変化量21として認識する。
圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせを複数回繰り返したとき(実行回数が複数回のとき)、制御部1は、液面下降処理で認識した吸引量を、組み合わせを繰り返した回数(設定された実行回数)で除して得られる値を変化量21として認識する。例えば、組み合わせを5回繰り返したとき、制御部1は認識した吸引量を5で除す。
(認識した変化量21による補正)
次に、図1を用いて、実施形態に係るプリンター100での認識した変化量21を用いた補正の一例を説明する。
(1)強制排出処理
強制排出処理では、シリンジ8はダンパー9にインクを注入する。圧力がかかってダンパー9が変形すると(膨らむと)、ダンパー9の容積(インク収容量)が増える。ダンパー9の変形により、ノズル51から排出されるインクの合計量は、基準注入量22よりも少なくなる。そこで、制御部1は、変化量21に基づき、強制排出処理でシリンジ8が注入するインクの量を増やす。
強制排出処理のとき、制御部1は、第1導管61と第3導管63を閉じる。制御部1は、第1開閉部91に第1導管61の流路を遮断させる。また、制御部1は、第3開閉部93に第3導管63の流路を遮断させる。そして、制御部1は、ダンパー9に向けて、基準注入量22と変化量21を加算した量のインクをシリンジ8に注入させてもよい。これにより、ダンパー9の変形があっても、各ノズル51から排出されるインクの合計量が基準注入量22となる。
(2)インク使用量の管理
記憶部2は、累計使用量23を不揮発的に記憶する(図1参照)。累計使用量23は、例えば、新たなインクコンテナー60を装着してから現時点までに使用されたインクの量を管理するためのデータである。例えば、インクコンテナー60の満杯時のインク収容量から累計使用量23を減じた値が所定値以下になったとき、制御部1は、インクコンテナー60の残量が少なくなったことを表示パネル31に表示させる。インクコンテナー60の交換時期が近づいていることを使用者に知らせることができる。
強制排出処理では、インクが消費される。インク使用量に、強制排出処理で消費されたインクの量を加算する必要がある。強制排出処理を行った場合、制御部1は、記憶部2に累計使用量23を更新させる。向けて、基準注入量22と変化量21を加算した量(加算量)のインクのダンパー9への注入を行ったとき、制御部1は、更新前の累計使用量23と、加算量(基準注入量22と変化量21の合計)と、を足しあわせた値を新たな累計使用量23として記憶部2に記憶させる。
基準注入量22のみのインク注入をシリンジ8に行わせたとき、制御部1は、更新前の累計使用量23に減算値を足しあわせた値を新たな累計使用量23として記憶部2に記憶させる。減算値は、基準注入量22から変化量21を減じた値である。
このようにして、実施形態に係る画像形成装置(プリンター100)は、ヘッド50、タンク7、シリンジ8、ダンパー9、第1導管61、第2導管62、第3導管63、液面センサー71、制御部1を含む。ヘッド50は、インクを吐出して印刷する。タンク7はインクを蓄える。シリンジ8はインクの注入又は吸引を行う。ダンパー9は、ヘッド50にインクを供給し、シリンジ8によりインクが注入される。第1導管61は、タンク7とシリンジ8を接続し、インクをやりとりするための流路である。第2導管62は、シリンジ8とダンパー9を接続し、インクをやりとりするための流路である。第3導管63は、ダンパー9とタンク7を接続し、インクをやりとりするための流路である。液面センサー71は、タンク7内のインクの液面の位置が規定位置H1以下であるかを検知する。制御部1は、液面センサー71の出力が入力される。ダンパー9の変形によってダンパー9が収容するインクの変化量21を測る測定モードの場合、制御部1は、圧力印加処理と、圧力解除処理と、液面下降処理を行う。制御部1は、圧力印加処理後、圧力解除処理を行う。圧力印加処理では、制御部1は、第1導管61と第3導管63を閉じる。その後、制御部1は、ダンパー9へのインク注入をシリンジ8に行わせてダンパー9を変形させる。ダンパー9の変形後、圧力解除処理では、制御部1は、シリンジ8にダンパー9へのインク注入を停止させる。制御部1は、第3導管63を開ける。圧力解除処理後、制御部1は、液面下降処理を行う。液面下降処理では、制御部1は、第2導管62と第3導管63を閉じる。制御部1は、第1導管61を開けた状態でタンク7のインクをシリンジ8に吸引させる。制御部1は、吸引開始から液面センサー71の出力が変化するまでのシリンジ8のインクの吸引量を認識する。認識した吸引量に基づき、制御部1は変化量21を定める。
圧力印加処理により、意図的にインクに圧力をかけてダンパー9を変形させることができる。圧力解除処理により、ダンパー9が収容するインクの変化量21分のインク(変形によるダンパー9の容積の変化量21に相当するインク)をタンク7に戻すことができる。インクがタンク7に戻されることにより上昇した液面が規定位置H1に戻るまでにシリンジ8が吸引したインク量に基づき、変化量21を測ることができる。正確に変化量21を知ることができる。
測定モードでは、制御部1は、圧力印加処理と圧力解除処理をそれぞれ1回行ってもよい。この場合、制御部1は、液面下降処理で認識した吸引量を変化量21として認識する。圧力印加処理、圧力解除処理、液面下降処理を1回ずつ行うだけで、変化量21を得る(測る)ことができる。最小限の時間で、速やかに変化量21を量ることができる。
また、測定モードでは、制御部1は、圧力印加処理と圧力解除処理の組み合わせを複数回繰り返してもよい。この場合、制御部1は、最後の圧力解除処理が終了すると液面下降処理を開始する。制御部1は、液面下降処理で認識した吸引量を、組み合わせを行った回数で除して得られる値を変化量21として認識する。複数回の測定の平均の値を変化量21として得ることができる。圧力印加処理と圧力解除処理を複数回行い、タンク7に戻されたインクの平均値を変化量21として求めることができる。平均をとるので、正確な値を変化量21として求めることができる。
画像形成装置(プリンター100)は、第1導管61の開閉を切り替える第1開閉部91と、第2導管62の開閉を切り替える第2開閉部92と、第3導管63の開閉を切り替える第3開閉部93と、を含む。第1導管61と第2導管62と第3導管63の開閉(導通と遮断)をそれぞれ制御することができる。
ヘッド50からインクを強制排出する強制排出処理でのシリンジ8からダンパー9へのインクの基準注入量22が予め定められる。強制排出処理の場合、制御部1は、第1導管61と第3導管63を閉じる。ダンパー9にインクを注入するとき、制御部1は、基準注入量22と変化量21を加算した量のインクをシリンジ8に注入してもよい。強制排出処理時、ダンパー9が変形しても、一定量のインクを強制的に排出させることができる。ダンパー9の変形に個体差があっても、一定量(基準注入量22)のインクを強制的に排出させることができる。
画像形成装置は、累計使用量23を記憶する記憶部2を含む。強制排出処理を行った場合、制御部1は、第1導管61と第3導管63を閉じる。シリンジ8が基準注入量22と変化量21を加算した量のインクをダンパー9に注入したとき、制御部1は基準注入量22を加算して、累計使用量23を記憶部2に更新させる。シリンジ8が基準注入量22のインクをダンパー9に注入したとき、制御部1は、基準注入量22から変化量21を減じた値を加算して、累計使用量23を記憶部2に更新させる。画像形成装置で使用されたインク量を正確に管理することができる。累計使用量23の管理が適切なので、正確なインク残量を知らせることができる。また、インクの残量が少なくなったことを正確に知らせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、インクを用いて印刷する画像形成装置に利用可能である。
100 プリンター(画像形成装置) 1 制御部
2 記憶部 21 変化量
22 基準注入量 23 累計使用量
5 ラインヘッド(ヘッド) 61 第1導管
62 第2導管 63 第3導管
7 タンク 71 液面センサー
8 シリンジ 9 ダンパー
91 第1開閉部 92 第2開閉部
93 第3開閉部 H1 規定位置

Claims (6)

  1. インクを吐出して印刷するヘッドと、
    インクを蓄えるタンクと、
    インクの注入又は吸引を行うシリンジと、
    前記ヘッドにインクを供給し、前記シリンジによりインクが注入されるダンパーと、
    前記タンクと前記シリンジを接続し、インクをやりとりするための流路である第1導管と、
    前記シリンジと前記ダンパーを接続し、インクをやりとりするための流路である第2導管と、
    前記ダンパーと前記タンクを接続し、インクをやりとりするための流路である第3導管と、
    前記タンク内のインクの液面の位置が規定位置以下であるかを検知する液面センサーと、
    前記液面センサーの出力が入力される制御部と、を含み、
    前記ダンパーの変形によって前記ダンパーが収容するインクの変化量を測る測定モードの場合、
    前記制御部は、
    圧力印加処理と、圧力解除処理と、液面下降処理を行い、
    前記圧力印加処理後、前記圧力解除処理を行い、
    前記圧力印加処理では、前記第1導管と前記第3導管を閉じ、その後、前記ダンパーへのインク注入を前記シリンジに行わせて前記ダンパーを変形させ、
    前記ダンパーの変形後、前記圧力解除処理では、前記シリンジに前記ダンパーへのインク注入を停止させるとともに、前記第3導管を開け、
    前記圧力解除処理後、前記液面下降処理を行い、
    前記液面下降処理では、前記第2導管と前記第3導管を閉じ、前記第1導管を開けた状態で前記タンクのインクを前記シリンジに吸引させ、吸引開始から前記液面センサーの出力が変化するまでの前記シリンジのインクの吸引量を認識し、
    認識した前記吸引量に基づき、前記変化量を定めることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記測定モードでは、
    前記制御部は、
    前記圧力印加処理と前記圧力解除処理をそれぞれ1回行い、
    前記液面下降処理で認識した前記吸引量を前記変化量として認識することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記測定モードでは、
    前記制御部は、
    前記圧力印加処理と前記圧力解除処理の組み合わせを複数回繰り返し、
    最後の前記圧力解除処理が終了すると前記液面下降処理を開始し、
    前記液面下降処理で認識した前記吸引量を、前記組み合わせを行った回数で除して得られる値を前記変化量として認識することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1導管の開閉を切り替える第1開閉部と、
    前記第2導管の開閉を切り替える第2開閉部と、
    前記第3導管の開閉を切り替える第3開閉部と、を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ヘッドからインクを強制排出する強制排出処理での前記シリンジから前記ダンパーへのインクの基準注入量が予め定められ、
    前記強制排出処理の場合、
    前記制御部は、
    前記第1導管と前記第3導管を閉じ、
    前記ダンパーにインクを注入するとき、前記基準注入量と前記変化量を加算した量のインクを前記シリンジに注入させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 累計使用量を記憶する記憶部を含み、
    前記ヘッドからインクを強制排出する強制排出処理での前記シリンジから前記ダンパーへのインクの基準注入量が予め定められ、
    前記強制排出処理を行った場合、
    前記制御部は、
    前記第1導管と前記第3導管を閉じ、
    前記シリンジが前記基準注入量と前記変化量を加算した量のインクを前記ダンパーに注入したとき、前記基準注入量を加算して、前記累計使用量を前記記憶部に更新させ、
    前記シリンジが前記基準注入量のインクを前記ダンパーに注入したとき、前記基準注入量から前記変化量を減じた値を加算して、前記累計使用量を前記記憶部に更新させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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