JP2020051973A - 車載ライト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーダ装置と灯具とを一体的に構成しつつ、多重反射に起因するレーダ性能の悪化を抑制し得る車載ライト装置を提供すること。【解決手段】車外の第1方向の領域を監視するための車載ライト装置であって、光源及びリフレクタを含んで構成される灯具ユニットと、前記灯具ユニットの下方側又は上方側において、基板面が略水平方向に沿って延在するように配設された回路基板、及び当該回路基板の基板面内に配設され、前記第1方向に電磁波を送信すると共にその反射波を受信する複数のアンテナ素子を含んで構成されるレーダユニットと、を備え、複数の前記アンテナ素子は、平面視で、前記リフレクタよりも前記第1方向側にアレー状に配設され、複数の前記アンテナ素子のアレー方向は、平面視で、前記第1方向に対して交差する方向で、且つ、前記リフレクタの前記第1方向側の端部の延在方向に対して非平行な方向である。【選択図】図3

Description

本開示は、車載ライト装置に関する。
従来、ミリ波レーダ(以下、「レーダ装置」とも称する)を、車外を照射する灯具(例えば、ヘッドライトや、又はバックライト)と一体的に配設した車載ライト装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
かかる車載ライト装置は、ミリ波レーダを搭載するための配置スペースを省スペース化し、車体のデザイン性の向上に資する点で、好適である。
特開2008−186741号公報
ところで、この種の車載ライト装置においては、レーダ装置と灯具のリフレクタ(光源が出射する光を集光して、ライトの照射範囲を調整する反射部材)とが近接して配設されることになる。そのため、この種の車載ライト装置においては、レーダ装置から送信されてターゲットで反射して戻ってきた電磁波が、当該リフレクタで再反射して、レーダ装置のアンテナ部に到来するおそれがある。
特に、リフレクタは、光源から出射された光だけでなく、レーダ装置等で使用されている電波も反射する。尚、リフレクタは面的な広がりを有する反射部材であるが、レーダ装置とリフレクタが近接配置された場合には、リフレクタの端部における反射が最も影響が大きくなり、このため、リフレクタは、アンテナ部が配設されたレーダ装置等との間で多重反射を引き起こし、自身とアンテナ部との間で定在波を発生させるおそれがある。そして、かかる定在波が、アンテナ部に到来する電磁波にフェージングを生じさせることとなり、アンテナ部の受信特性において、ターゲットの検知性能を劣化せしめることになる。
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、レーダ装置と灯具とを一体的に構成しつつ、多重反射に起因するレーダ性能の悪化を抑制し得る車載ライト装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本開示は、
車外の第1方向の領域を監視するための車載ライト装置であって、
前記第1方向に光を出射する光源、及び前記光源の周囲を囲繞するリフレクタを含んで構成される灯具ユニットと、
前記灯具ユニットの下方側又は上方側において、基板面が略水平方向に沿って延在するように配設された回路基板、及び当該回路基板の基板面内に配設され、前記第1方向に電磁波を送信すると共にその反射波を受信する複数のアンテナ素子を含んで構成されるレーダユニットと、
を備え、
複数の前記アンテナ素子は、平面視で、前記リフレクタよりも前記第1方向側にアレー状に配設され、
複数の前記アンテナ素子のアレー方向は、平面視で、前記第1方向に対して交差する方向で、且つ、前記リフレクタの前記第1方向側の端部の延在方向に対して非平行な方向である
車載ライト装置である。
本開示に係る車載ライト装置によれば、レーダ装置と灯具とを一体的に構成しつつ、多重反射に起因するレーダ性能の悪化を抑制することができる。
第1の実施形態に係るライト装置の車両における配設状態を示す斜視図 第1の実施形態に係るライト装置の車両における配設状態を示す平面図 第1の実施形態に係るライト装置の車両における配設状態を示す正面図 第1の実施形態に係るライト装置の構成の一例を示す側面断面図 第1の実施形態に係るライト装置のレーダユニットと灯具ユニットの位置関係を示す平面図 第1の実施形態に係るライト装置のレーダユニットと灯具ユニットの位置関係を示す上方斜視図 変形例1に係るライト装置におけるアンテナ部の配設位置を示す図 変形例2に係るライト装置におけるアンテナ部の配設位置を示す図 第2の実施形態に係るライト装置の構成の一例を示す全体図 第2の実施形態に係るライト装置の構成の一例を示す側面断面図 第2の実施形態に係るガーニッシュ材の構成の一例を示す斜視図 第2の実施形態に係るレーダユニットを上方から見た平面図
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
以下、図1A、図1B,図1C、図2,図3及び図4を参照して、本実施形態に係る車載ライト装置(以下、「ライト装置」と略称する)の構成の一例について説明する。本実施形態に係るライト装置は、車両前方を照射するヘッドライトに適用されている。尚、ここでは、車両前方の右側のヘッドライトの構成についてのみ説明する。
各図には、各構成の位置関係を明確にするため、レーダ装置(本発明のレーダユニットに相当)が装置外部に電磁波を送信する前方向(即ち、物体検知の対象となる方向)を基準として、共通の直交座標系(X、Y、Z)を示している。以下では、X軸のプラス方向はレーダ装置が装置外部に電磁波を送信する前方向(以下、「前方向」又は「第1方向」と略称する)を表し、Y軸のプラス方向はレーダ装置の左側方向(以下、「左方向」と略称する)を表し、Z軸のプラス方向はレーダ装置の上方向(以下、「上方向」と略称する)を表すものとして説明する。
尚、以下では、プラスZ方向が車両の上方向に相当し、プラスX方向から30度程度プラスY方向側に向けた方向が車両の進行方向に相当する。
図1Aは、本実施形態に係るライト装置Uの車両における配設状態を示す斜視図である。図1Bは、本実施形態に係るライト装置Uの車両における配設状態を示す平面図である。図1Cは、本実施形態に係るライト装置Uの車両における配設状態を示す正面図である。
本実施形態に係るライト装置Uは、レーダユニット10、灯具ユニット20a、20b、20c、及び、筐体30を備えている。
本実施形態に係るライト装置Uにおいては、3個の灯具ユニット20a、20b、20cが左右方向に沿って隣接して配設されており、レーダユニット10は、当該灯具ユニット20a、20b、20cの下方側に配設されている。
本実施形態に係るレーダユニット10は、車両の進行方向に対して斜め右方向(プラスX方向)に向かって電磁波を送信し、当該方向に存在する物体検知を行う。そして、左側のヘッドライトに内蔵されたレーダユニット(図示せず)が、車両の進行方向に対して斜め左方向に存在する物体検知を行う。
図2は、本実施形態に係るライト装置Uの側面断面図である。図3は、本実施形態に係るライト装置Uのレーダユニット10と灯具ユニット20a、20b、20cの位置関係を示す平面図である。図4は、本実施形態に係るライト装置Uのレーダユニット10と灯具ユニット20a、20b、20cの位置関係を示す上方斜視図である。
筐体30は、車両の前端領域内に収納空間を形成し、レーダユニット10、及び灯具ユニット20a、20b、20cを当該収納空間内に収納する。又、筐体30は、収納空間の前面を覆う前面カバー30aを有している。尚、筐体30は、例えば、樹脂製の素材(例えば、ポリカーボネート等)で形成されている。又、前面カバー30aは、例えば、光に対する透過性を有する樹脂製の素材(例えば、ポリカーボネート等)によって形成されている。
灯具ユニット20aは、光源21a及びリフレクタ22aを備えている。
光源21aは、例えば、LEDランプ又は白熱灯ランプ等であって、前方(ここでは、プラスX方向から30度程度マイナスY方向側に向けた方向)に向かって光を出射する。光源21aは、筐体30の後方側の側壁に取り付けられている。尚、光源21aとしては、集光レンズを有するものが用いられてもよい。
リフレクタ22aは、光源21aの周囲を囲繞するように配設され、光源21aが出射する光を集光して、ライトの照射範囲を調整する。リフレクタ22aは、例えば、前方側に開口を向け、且つ、前方側に向かうにつれて開口径が大きくなる四角錐状の筒部材によって構成されている。尚、リフレクタ22aは、例えば、アルミ材等の金属部材によって形成されている。又、リフレクタ22aは、樹脂部材にメタライズして形成されてもよい。
灯具ユニット20b、20cは、灯具ユニット20aと同様の構成を有し、それぞれ、光源21b、21c、及び当該光源21b、21cの周囲を囲繞するリフレクタ22b、22cによって構成されている。尚、灯具ユニット20a、20b、20cは、例えば、アダプティブハイビームシステムと称される、ヘッドライトの照射エリアを自動的に移行するシステムを搭載している。
以下では、灯具ユニット20a、灯具ユニット20b及び灯具ユニット20cのいずれかについて、特に区別しない場合、「灯具ユニット20」、「光源21」、及び「リフレクタ22」と略称する。
レーダユニット10は、回路基板11、アンテナ部12、及び信号処理IC13を備えている。
回路基板11は、アンテナ部12及び信号処理IC13が実装される基板である。回路基板11としては、例えば、PCB(Printed Circuit Board)基板又は信号処理IC13を内蔵した半導体基板等が用いられる。
回路基板11は、ライト装置Uの小型化の観点から、リフレクタ22の下方側において、基板面が略水平方向に沿って延在するように配設されている。ここで、「略水平方向に沿って」とは、基板面が地面に対して完全に水平な状態に加えて、基板面が地面に対して傾斜した状態も含む。尚、回路基板11は、リフレクタ22の上方側に配設されてもよい。
換言すると、レーダユニット10は、回路基板11が水平に配設された横置き型のミリ波レーダを構成している。これによって、±Z方向において、レーダユニット10は、灯具ユニット20よりも薄い構成となる。
アンテナ部12は、回路基板11の基板面内の前部領域に配設され、前方(プラスX方向)に向かって電磁波Ftを送信すると共に、当該電磁波がターゲットにて反射して戻ってくる反射波Frを受信する。
アンテナ部12は、例えば、回路基板11の前端側の方向に指向特性を有するエンドファイアアレー(End-fire Array)アンテナである。尚、エンドファイアアレーアンテナは、長手方向が平行になるように配列された複数のストリップ導体を含んで構成され、当該複数のストリップ導体が配列される方向に沿って電磁波を送受信する。
アンテナ部12は、例えば、±Y方向に沿ってアレー状に配設された6個のエンドファイアアレーアンテナ(以下、「アンテナ素子」とも称する)12aによって構成されている。そして、アンテナ部12は、当該6個のアンテナ素子12aによって、フェーズドアレーアンテナとして構成されている。
信号処理IC13は、例えば、アンテナ部12に高周波の駆動信号を送出して、アンテナ部12から電磁波(例えば、ミリ波帯域の電磁波)を送信させたり、アンテナ部12が受信した反射波に係る受信信号の受信処理を行う。そして、信号処理IC13による受信処理(例えば、検波処理や周波数解析処理)によって、ターゲット(例えば、車両や人)までの距離、及びターゲットが存在する方位、その他にターゲットの反射強度や速度等の検出が行われる。尚、ここでは、当該信号処理IC13による受信処理は、公知の構成と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
尚、本実施形態に係るレーダユニット10は、灯具ユニット20と同一の筐体30内に収納される構成となっているが、筐体30とは別個のレーダ筐体に収納され、筐体30に取り付けられる構成であってもよい。又、レーダユニット10と灯具ユニット20との間に、樹脂製のセパレータ等が存在する構成であってもよい。
ここで、図3、図4を参照して、本実施形態に係るライト装置Uにおけるアンテナ部12の配設位置の詳細について、説明する。
通常、アンテナ部12から送信され、ターゲットで反射して戻ってくる反射波は、アンテナ部12の配設位置のみならず、アンテナ部12の周囲の種々の位置に到来する。この際、リフレクタ22は、金属部材によって構成されているため、当該リフレクタ22に到来した反射波は、当該リフレクタ22で再反射して、種々の方向に向かう(以下、「反射波の多重反射成分」とも称する)。特に、当該再反射は、リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caにおいて発生する。
ここで、仮に、リフレクタ22の反射面とアンテナ部12が配設された回路基板11の基板面とが正対している場合には、反射波の多重反射成分は、リフレクタ22とアンテナ部12との間で定在波を引き起こすことになる。そして、当該定在波は、ターゲットからアンテナ部12に直接的に到来する反射波に重畳し、アンテナ部12の受信特性において、ターゲットの検知が不可能な死角領域を発生させることになる。
本実施形態に係るアンテナ部12は、かかる観点から、リフレクタ22よりも前方側(即ち、車両外部側)に配設されている。つまり、アンテナ部12は、平面視で、リフレクタ22と重なり合わないように配設されている。
これによって、アンテナ部12とリフレクタ22とが正対する状態を避け、アンテナ部12とリフレクタ22との間における定在波の発生を抑制している。
又、本実施形態に係るアンテナ部12を構成する複数のアンテナ素子12aのアレー方向は、平面視で、リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caの延在方向と非平行な方向で、且つ、前方に対して交差する方向(±Y方向)である。より好適には、アンテナ部12のアレー方向は、平面視で、リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caの延在方向に対して9度以上で且つ171度以下の角度(図3中のθ)を有するように設定される。
これによって、リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caに到来した反射波を、プラスY方向又はマイナスY方向に向かわせるように反射させることができ、当該反射波を、アンテナ部12の配設位置から離れる方向に拡散させることが可能である。換言すると、これによって、アンテナ部12に到来する反射波の多重反射成分の量を抑制することができる。
又、アンテナ部12とリフレクタ22との位置関係は、平面視で、回路基板11とリフレクタ22とが重なる領域において、リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caのなす輪郭が前方に対して凸となる位置(図3では、リフレクタ22bのエッジ部22bbの位置)の方が、リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caのなす輪郭が前方に対して凹となる位置(図3では、リフレクタ22bのエッジ部22cb、22bcの位置)よりも、複数のアンテナ素子12aの素子群の中心位置(図3では、6個のアンテナ素子12aのうち、左端のアンテナ素子12aから3つ目のアンテナ素子12a付近の一位置)に近接するように設定されている。
これによって、リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caに到来した反射波は、当該リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caにて再反射する際、アンテナ部12の配設位置から離れる方向(ここでは、プラスY方向又はマイナスY方向)に拡散することになる。リフレクタ22の前端部22aa、22ba、22caに到来した反射波を、プラスY方向又はマイナスY方向に向かわせるように反射させ、当該反射波がアンテナ部12に到来することを抑制している。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る車載ライト装置Uは、前方(第1方向)に光を出射する光源21、及び光源21の周囲を囲繞するリフレクタ22を含んで構成される灯具ユニット20と、灯具ユニット20の下方側又は上方側において、基板面が水平に延在するように配設された回路基板11、及び当該回路基板11の基板面内に配設され、第1方向の領域との間で電磁波を送受信する複数のアンテナ素子12aを含んで構成されるレーダユニット10と、を備えている。そして、複数のアンテナ素子12aは、平面視で、リフレクタ22よりも前方側にアレー状に配設され、複数のアンテナ素子12aのアレー方向は、平面視で、前方に対して交差する方向で、且つ、リフレクタ22の前方側の端部22aa、22ba、22caの延在方向に対して非平行な方向である。
従って、本実施形態に係る車載ライト装置Uによれば、ターゲットからの反射波のうち、リフレクタ22で再反射する電磁波(反射波の多重反射成分)に起因して、当該リフレクタ22と回路基板11のアンテナ部12の部分との間に定在波が発生する事態を抑制することができる。これによって、反射波の多重反射成分が、ターゲットからアンテナ部12に直接的に到来する反射波に重畳して、アンテナ部12の受信特性を悪化させる事態を抑制することができる。つまり、これによって、多重反射に起因するレーダ性能の悪化を抑制することができる。
(第1の実施形態の変形例)
アンテナ部12の配設位置は、リフレクタ22の形状等に応じて、種々に変更し得る。
図5Aは、変形例1に係るライト装置Uにおけるアンテナ部12の配設位置を示す図である。図5Bは、変形例2に係るライト装置Uにおけるアンテナ部12の配設位置を示す図である。尚、図5A、図5Bには、灯具ユニット20a、20b、20cのうち、灯具ユニット20aのみを図示している。
変形例1に係るライト装置U及び変形例2に係るライト装置Uは、レーダユニット10が電磁波を送受信する方向を、灯具ユニット20aが光を照射する方向と同一方向に設定した態様である。
かかる態様においては、仮に、上記実施形態で説明した四角錐状のリフレクタ22aを用いた場合、アンテナ部12のアレー方向とリフレクタ22aの前端部22aaの延在方向が平行となり、反射波の多重反射成分の多くがアンテナ部12に到来することになる。
かかる観点から、変形例1に係るライト装置U及び変形例2に係るライト装置Uのいずれにおいても、リフレクタ22aの前端部22aaの延在方向が、アンテナ部12のアレー方向と非平行状態となるように、リフレクタ22aの前端部22aaが、プラスX方向に凸部を有する形状とされている。
具体的には、変形例1に係るリフレクタ22aの前端部22aaは、平面視で、プラスX方向に頂点を有する三角形状を呈しており、アンテナ部12のアレー方向が、平面視で、リフレクタ22aの前端部22aaの延在方向に対して9度以上の角度(図5A中のθ)を有するように設定されている。
又、変形例2に係るリフレクタ22aの前端部22aaは、平面視で、プラスX方向に凸な円弧形状を呈している。
従って、変形例1に係るライト装置U及び変形例2に係るライト装置Uのいずれにおいても、第1の実施形態に係るライト装置Uと同様に、リフレクタ22aの前端部22aaに到来した反射波を、プラスY方向又はマイナスY方向に向かわせるように反射させることができる。
尚、リフレクタ22aの前端部22aaが、平面視で、プラスX方向に対して凹形状を呈している場合にも、同様の効果を期待できる。例えば、凹形状としては、円弧形状や鋸形状であってもよく、端部がメアンダライン形状やスリットが存在していてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図6〜図9を参照して、第2の実施形態に係るライト装置Uの構成について説明する。本実施形態に係るライト装置Uは、ガーニッシュ材40を有する点で、第1の実施形態と相違する。尚、第1の実施形態と共通する構成については、説明を省略する。
図6は、本実施形態に係るライト装置Uの構成の一例を示す全体図である。図7は、本実施形態に係るライト装置Uの構成の一例を示す側面断面図である。図8は、本実施形態に係るガーニッシュ材40の構成の一例を示す斜視図である。図9は、本実施形態に係るレーダユニット10を上方から見た平面図である。
ガーニッシュ材40は、意匠部材であり、灯具ユニット20及びレーダユニット10の前方側において、光源21から出射される光が通過する領域の外周を囲繞して、車両の外観の一部を構成するように配設されている。ガーニッシュ材40は、例えば、車両のボディ前面において、前面カバー30aの外周を囲繞する略矩形の枠部材として形成されている(図8を参照)。尚、図6では、ガーニッシュ材40の形状は、前面カバー30aの全周囲を囲繞する形状としているが、前面カバー30aの周囲を部分的に囲繞する形状としてもよい。
又、ガーニッシュ材40は、アンテナ部12が送受信する電磁波が通過する領域(即ち、アンテナ部12の前方領域)に、当該電磁波を集光又は拡散(ここでは、集光)するレンズ部40aを有する。レンズ部40aは、典型的には、アンテナ部12が送信した電磁波のビームを絞って前方に送出すると共に、電磁波がターゲットで反射して戻ってきた反射波をアンテナ部12に集光する。
ガーニッシュ材40の素材としては、例えば、ABS樹脂、又はポリプロピレン樹脂等の樹脂素材が用いられている。又、ガーニッシュ材40は、例えば、樹脂成形(例えば、射出成形)によって形成されており、レンズ部40aは、当該ガーニッシュ材40の形状の一部として形成されている。尚、ガーニッシュ材40は、例えば、前面カバー30aとは異なり、不透明な素材によって形成される。
レンズ部40aとしては、例えば、プラスX方向が凸で、±Y方向に沿って延在する半円筒形状又は放物筒形状のレンズが用いられる。かかる半円筒形状又は放物筒形状のレンズ部40aは、側面の断面形状が、±Y方向のいずれの位置でも、略同一の形状を呈している(蒲鉾形状とも称される)ため、±Y方向の異なる位置に到来した反射波の屈折角を同一とすることができる点で好適である。これによって、装置外部から到来する反射波が、種々の方向(例えば、アンテナ部12に対してプラスY方向側とマイナスY方向側)からアンテナ部12に入射する事態を抑制する。つまり、これによって、物体検知の精度悪化(例えば、相互干渉による精度悪化又は位相差の変化によるに精度悪化)を引き起こすことを防止している。
以上のように、本実施形態に係る車載ライト装置Uによれば、ガーニッシュ材40を、レーダユニット10を防護するカバー部材、及びレーダユニット10が送受信する電磁波の集光等を行う誘電体レンズとして機能させることができる。
これによって、車両の外観デザインを維持しつつ、車両のボディ内における車載ライト装置Uの配設スペースの省スペース化、及び、レーダユニット10におけるレーダ性能の向上を図ることができる。又、これによって、ガーニッシュ材40以外の他の部材(例えば、バンパ)を介在することなく、レーダユニット10にて電磁波の送受信を行う構成とできるため、レーダユニット10の前方に配した他の部材とレーダユニット10との間で生じる多重反射に起因したレーダ性能の悪化を抑制することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限らず、種々に変形態様が考えられる。
上記実施形態では、ライト装置Uの適用対象の一例として、ヘッドライトを示したが、本発明に係るライト装置Uは、テールライト又はスモールライト等にも適用可能である。
又、上記実施形態では、アンテナ部12とリフレクタ20の位置関係の好適な一例として、リフレクタ20に対してレーダユニット10のアンテナ部12が前方に配置された場合について説明した。但し、本発明は、当該態様に限定されるものではなく、レーダユニット10のアンテナ部12が平面図に置いてリフレクタ20の先端部よりも後方に配置された場合であってもよい。この場合でも、リフレクタ20の先端部とレーダユニット10のアンテナアレイ方向とを互いに非並行の関係に配置することによって多重波が生じることを抑制する効果が期待できる。
又、上記実施形態では、ライト装置Uの一例として、エンドファイアアレーアンテナを用いた横置き型のレーダユニット10を用いる態様を示した。しかしながら、本発明に係るライト装置Uは、横置き型のレーダユニット10に限らず、基板面の法線方向に指向特性を有するパッチアンテナ等を用いた縦置き型のレーダユニット(即ち、±X方向の長さが短いレーダユニット)にも適用し得る。
又、上記実施形態では、アンテナ部12を構成するアンテナ素子の一例として、エンドファイアアレイアンテナを示した。しかしながら、アンテナ部12は、回路基板11に形成された導体パターンによって構成されるものであればよく、エンドファイアアレイアンテナの他に、八木アレーアンテナ、フェルミアンテナ、ポスト壁導波路アンテナ、又は、ポスト壁ホーンアンテナ等によって構成されてもよい。
又、上記実施形態では、ガーニッシュ材40のレンズ部40aの形状の一例として、半円筒形状のレンズを示した。しかしながら、レンズ部40aの形状としては、ドーム型レンズ、両面凸レンズ、ボールレンズ、フレネルレンズ、若しくはこれらの組み合わせ、又は、凹レンズとこれらの組み合わせ等が適用されてもよい。又、レンズ部40aとしては、その他、アンテナ部12から送信される電磁波を拡散する凹レンズが適用されてもよい。
又、上記実施形態では、ライト装置Uの一例として、3個の灯具ユニット20を有する態様を示した。しかしながら、本発明に係るライト装置Uは、1個の灯具ユニット20のみを有する構成であってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本開示に係る車載ライト装置によれば、レーダ装置と灯具とを一体的に構成しつつ、多重反射に起因するレーダ性能の悪化を抑制することができる。
U 車載ライト装置
10 レーダユニット
11 回路基板
12 アンテナ部
13 信号処理IC
20a、20b、20c 灯具ユニット
21a、21b、21c 光源
22a、22b、22c リフレクタ
30 筐体
30a 前面カバー
40 ガーニッシュ材
40a レンズ部

Claims (8)

  1. 車外の第1方向の領域を監視するための車載ライト装置であって、
    前記第1方向に光を出射する光源、及び前記光源の周囲を囲繞するリフレクタを含んで構成される灯具ユニットと、
    前記灯具ユニットの下方側又は上方側において、基板面が略水平方向に沿って延在するように配設された回路基板、及び当該回路基板の基板面内に配設され、前記第1方向に電磁波を送信すると共にその反射波を受信する複数のアンテナ素子を含んで構成されるレーダユニットと、
    を備え、
    複数の前記アンテナ素子は、平面視で、前記リフレクタよりも前記第1方向側にアレー状に配設され、
    複数の前記アンテナ素子のアレー方向は、平面視で、前記第1方向に対して交差する方向で、且つ、前記リフレクタの前記第1方向側の端部の延在方向に対して非平行な方向である
    車載ライト装置。
  2. 複数の前記アンテナ素子の前記アレー方向は、平面視で、前記リフレクタの前記端部の延在方向に対して9度以上で且つ171度以下の角度を有する
    請求項1に記載の車載ライト装置。
  3. 平面視で、前記回路基板と前記リフレクタとが重なる領域においては、前記リフレクタの前記端部のなす輪郭が前記第1方向に対して凸となる位置の方が、前記リフレクタの前記端部のなす輪郭が前記第1方向に対して凹となる位置よりも、複数の前記アンテナ素子の素子群の中心位置に近接する
    請求項1又は2に記載の車載ライト装置。
  4. 複数の前記アンテナ素子は、それぞれ、エンドファイアアレーアンテナによって構成された
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車載ライト装置。
  5. 複数の前記アンテナ素子の前記第1方向側に配設され、複数の前記アンテナ素子が送信した前記電磁波のビームを絞って車外の前記第1方向に送出する誘電体レンズ、を更に備える
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車載ライト装置。
  6. 前記誘電体レンズは、前記灯具ユニット及び前記レーダユニットの前記第1方向側において、前記光が通過する領域の外周の少なくとも一部を囲繞するように配設されるガーニッシュ材と一体的に構成される
    請求項5に記載の車載ライト装置。
  7. 車両高さ方向において、前記レーダユニットは前記灯具ユニットよりも薄い
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の車載ライト装置。
  8. 前記アンテナ部は、前記リフレクタよりも車両外部側に配置されている
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車載ライト装置。
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