JP2002246817A - 車載通信装置用のアンテナ - Google Patents

車載通信装置用のアンテナ

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JP2002246817A
JP2002246817A JP2001035556A JP2001035556A JP2002246817A JP 2002246817 A JP2002246817 A JP 2002246817A JP 2001035556 A JP2001035556 A JP 2001035556A JP 2001035556 A JP2001035556 A JP 2001035556A JP 2002246817 A JP2002246817 A JP 2002246817A
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wave
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glass
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Yoshito Kasuga
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラスを介した外部装置との通信を前提としな
がら、ガラスの存在によって生じるアンテナ利得の低下
などの悪影響を極力防止する。 【解決手段】放射器31から放射されてフロントガラス
5に入射する入射波41は、車内側境界面51で反射す
る反射波42とフロントガラス5の内部を透過する透過
波43とに分かれ、反射波42は放射器31に結合し再
放射する再放射波47と高周波基板21で反射する反射
波46とに分かれる。これらの動作の繰り返しの結果、
車載無線機用アンテナ34とフロントガラス5との間で
定在波が生じ、車載無線機用アンテナ34の利得は車載
無線機用アンテナ34とフロントガラス5との間の距離
Lに依存して、(b)に示すような一定の規則性を示
す。この点を考慮し、(b)において相対利得が極大値
あるいは極大近傍点となるように、車載無線機用アンテ
ナ34とフロントガラス5間の距離Lを配慮した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばETC(有
料道路における自動料金収受システム)などのシステム
を利用するために車両に搭載される通信装置用のアンテ
ナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載装置と外部装置との間で
電波を用いた通信を行って車両の走行をより円滑にする
ためのシステムとして、例えばGPSやVICS、ET
Cなどが挙げられる。これらのシステムを利用するため
に車両側に搭載する通信装置の内、コントロールユニッ
トは、特段その位置が限定されないが、アンテナは、外
部装置からの電波を受信したり、逆に外部装置へ電波を
送信する必要があるため、例えばダッシュボード上に取
り付けられることが多い。
【0003】このアンテナの取り付けに際しては、ダッ
シュボード周りに取り付けられる機器(例えばエアバッ
グやディスプレイその他)の邪魔にならないようにする
といった考慮がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のアンテナは車両内に配置されることを前提とするた
め、車両のフロントガラスを介して外部装置と通信する
ことになり、車外に配置されて自由空間で通信する場合
にはない次の問題にも着目する必要がある。それは、ガ
ラスによる電波の反射を原因とする受信電力の低下であ
る。例えば送信アンテナから放射された電波はガラスを
透過して外部へ放射されるが、ガラスの境界面で反射し
て反射波も生じる。この反射波と送信アンテナからの放
射波とが干渉することで、アンテナ利得を低下させてし
まう可能性がある。受信する場合も同様であり、そこで
本発明は、このようにガラスを介して外部装置と通信す
ることを前提としたアンテナに関して、ガラスの存在に
よって生じるアンテナ利得の低下などの悪影響を極力防
止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1記載の車載通信装置
用のアンテナは、ガラスを介して外部装置との間で電波
の送信又は受信の少なくともいずれか一方を行うのであ
るが、ガラスとの距離Lが、L≒{(λ/2)α}Nと
なるように配置されている。つまり、2分の1波長に補
正定数を乗じた値の正の整数倍近傍の距離だけガラスか
ら離して配置する。
【0006】このように配置した理由を説明する上で
は、定在波による影響を考える必要がある。例えば高周
波基板上に送信アンテナ用の放射器が配置されていたと
すると、その放射器から放射した電波は上述したように
ガラスの境界面で反射する。そして、その反射波は放射
器に結合し再放射する再放射波と高周波基板で反射する
反射波に分かれる。これらの電波は、以降、境界面にお
いて同じ動作を繰り返すため、結果的に送信アンテナと
ガラスとの間の空間には定在波が生じる。この定在波に
よって、アンテナ利得は、送信アンテナとガラスとの間
の距離Lに依存することとなり、図3(b)に示すよう
な一定の規則性を示す。図3(b)は、送信アンテナの
正面方向の利得と上記距離Lの関係を測定した結果の一
例である。縦軸の利得は送信アンテナを自由空間に設置
した時の利得で正規化してあり、横軸の距離Lは波長で
正規化してある。図3(b)中で○で示した極大値は、
放射波と反射波が同位相となり加算されて利得が高くな
っている。これはL={(λ/2)α}Nの場合であ
る。一方、図3(b)中で△で示した極小値は、放射波
と反射波が逆位相となり減算されて利得が低くなってい
る。これはL={(λ/2)α}(N−0.5)の場合
である。
【0007】このような知見に基づいて、利得が極大値
あるいは極大近傍値を取るような距離Lにアンテナを配
置して、アンテナ利得の低下を極力防止するようにした
のである。なお、実際問題としては、この定在波による
悪影響は、特に電波の波長が短い場合に顕著に生じる。
つまり、アンテナはガラスからそんなに離して配置する
ことはなく、具体的には、例えば200mm以上離され
て配置されることは少ないと考えられる。したがって、
1波長が長ければ(例えば1MHzの電波であれば1波
長が自由空間で約300m)、放射波と反射波の位相の
違いは無視できる。しかしながら、例えばETCにおい
て採用されているDSRC(Dedicated Sort-Range Com
munication)無線方式で用いられる例えば5.8GHz
の電波であると1波長(λ)が約50mmと短くなり、
アンテナ−ガラス間距離Lが上述した200mm程度ま
での場合、アンテナ−ガラス間に複数波長が存在し得る
距離となる。そのため、上述したように位相が逆になっ
た場合には利得の低下が顕著に現れてしまう。
【0008】このような観点からすると、波長の短い
(つまり高周波数の)電波を用いて通信する場合に、よ
り有効に働くこととなり、例えば請求項2に示すよう
に、マイクロ波を用いた場合には効果的である。なお、
ここでマイクロ波とは、300MHz以上の周波数を持
つ電波を言う。また、一般に電波とは、電磁波の内で比
較的周波数の低いもの(具体的には3THz以下の周波
数を持つもの)を指す。したがって、マイクロ波とは、
周波数300MHz〜3THz、波長が1m〜0.1m
mの電磁波のことである。そして、さらにマイクロ波の
中でもセンチ波以上(3GHz以上)の周波数を持つも
のを用いた場合には、上述の5.8GHzの例で示した
ように、実際に車載した場合、アンテナ−ガラス間に複
数波長が存在し得る可能性が高くなるため、より効果的
である。
【0009】また、請求項4に示すように、ガラスと対
向するように配置された面を有する平面アンテナを用い
た場合に、より実効性が向上する。平面アンテナである
からこそ、上述の反射による悪影響が顕在化すると思わ
れるからである。なお、アンテナの配置場所について
は、ガラスとの関係が上述したようになればよく、必ず
しもダッシュボード上に配置しなくてもよい。例えばバ
ックミラー周辺に配置してもよい。また、必ずしもフロ
ントガラスを介して通信することを前提としなくてもよ
く、リアガラスやサイドガラスを介して通信するもので
あってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、
下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の
技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはい
うまでもない。
【0011】本実施例は、車載通信装置としてETCシ
ステム用の車載無線機3に適用した例について説明す
る。まず、図1(a)には、ETCシステムの概略構成
図を示した。ETCシステムは、道路上に設置された料
金所ゲート1に路上無線装置2を配置し、車両に搭載さ
れた車載無線機3と路上無線装置2との間で無線通信を
用いて自動的に通行料金の支払いを行い、有料道路等の
料金所において一旦停止することなく通行できるように
するものである。車載無線機3は、オーバーヘッドに配
置された路上無線装置2から降り注ぐ電波を受信し易い
ように、また取扱性及び視認性向上の観点から、図1
(b),(c)に示すように、車両のダッシュボード1
1の上部やルームミラー12の裏側などに、設置スぺー
サ13,14等を使用して設置される。
【0012】車載無線機3は、図2(a)に示すよう
に、高周波基板21、その高周波基板21上に構成され
たマイクロストリップアンテナ型の送信アンテナ22及
び受信アンテナ23、送受信無線回路部24、料金など
を表示させるための表示部25、各種操作を行うための
キー入力部26を備えている。送信アンテナ22及び受
信アンテナ23は、図2(b)に示すように、高周波基
板21の表面には放射器31と給電線32が銅箔パター
ンで形成され、裏面は全面銅箔パターンの地導体33が
形成されている。このように、送信アンテナ22と受信
アンテナ23を別個に形成してもよいが、図2(c)に
示すように、図2(b)における送信アンテナ22と受
信アンテナ23を一体にした機能を持つ送受アンテナ兼
用の車載無線機用アンテナ34として形成してもよい。
なお、以下の説明では、この図2(c)に示す送受アン
テナ兼用の車載無線機用アンテナ34として形成したも
のを前提にする。
【0013】この車載無線機用アンテナ34は、フロン
トガラス5に対向して配置され、フロントガラス5を介
して路上無線装置2との間で電波の送受信を行う。本実
施例では、DSRC無線方式を採用し、5.8GHzの
電波を用いる。このDSRC無線方式によれば、極めて
小さな通信エリア(3〜30m程度)を設定でき、しか
も通信エリア外への電波の漏れや、通信エリア内での電
波の混信などが非常に少ないため、通信の個別性を確保
でき、信頼性の高い無線通信を実現できるという利点が
ある。このような状況において車載無線機用アンテナ3
4が電波送受信を行う場合、フロントガラス5がどのよ
うな影響を及ぼすかを、図3(a)を参照して説明す
る。
【0014】放射器31とフロントガラス5との間の距
離Lが無限遠方の場合、放射器31から放射された電波
は、フロントガラス5の厚さtと減衰定数(比誘電率
ε、誘電体損tanδ)による一定の減衰や偏波の変化
が生じ、その減衰量や変化量は入射角度に依存する。し
かし、ETCシステムに代表されるマイクロ波移動体無
線通信用システムの車載無線機用アンテナ34の設置位
置は、その距離Lがおよそ数波長程度分しかないため、
次に示すような作用で、車載無線機用アンテナ34とフ
ロントガラス5との間で定在波が生じる。
【0015】放射器31から放射された電波はフロント
ガラス5に入射するが、この入射波41は、車内側境界
面51で反射する反射波42とフロントガラス5の内部
を透過する透過波43とに分かれる。透過波43はフロ
ントガラス5の厚さtと上述の減衰定数によって指数関
数的に減衰するが、次の車外側境界面52で再び反射波
44と透過波45に分かれる。一方、車内側境界面51
で反射した反射波42は、放射器31に結合し再放射す
る再放射波47と、高周波基板21で反射する反射波4
6とに分かれる。これらの電波は、以後境界面51,5
2で同じ動作が繰り返され、結果的に、車載無線機用ア
ンテナ34とフロントガラス5との間で定在波が生じる
こととなる。
【0016】このように生じた定在波によって、車載無
線機用アンテナ34の利得は車載無線機用アンテナ34
とフロントガラス5との間の距離Lに依存することにな
り、図3(b)に示すような一定の規則性を示す。図3
(b)の概要に関しては既に説明したが、車載無線機用
アンテナ34の正面方向の利得と(車載無線機用アンテ
ナ34とフロントガラス5との間の)距離Lの関係を測
定した結果の一例である。図3(b)の縦軸の利得は車
載無線機用アンテナ34を自由空間に設置した時の利得
で正規化してあり、横軸の距離Lは波長(λ)で正規化
してある。
【0017】図3(b)中で○で示した極大値の部分
は、放射波と反射波が同位相となり加算されて利得が高
くなっていることを示す。具体的には、距離Lがおよそ
0.55λ,1.1λ,1.65λ,2.2λ……とい
う値であり、これは、電波の波長λ、フロントガラス5
との間で定在波を生じさせる反射波の位相遅れに相当す
る補正定数α、正の整数Nを用いて、L={(λ/2)
α}Nの場合であると考えられる。
【0018】一方、図3(b)中で△で示した極小値の
部分は、放射波と反射波が逆位相となり減算されて利得
が低くなっていることを示す。具体的には、距離Lがお
よそ0.3λ,0.75λ,1.25λ,1.8λ,
2.35λ……という値であり、これは、L={(λ/
2)α}(N−0.5)の場合と考えられる。
【0019】さらに、図4は、自由空間、図3
(b)に示す極大近傍点b、図3(b)に示す極小近
傍点aの3つの場合それぞれにおける、車載無線機用ア
ンテナ34のH方向(図2(c)参照)の指向性を示し
ている。なお、このH方向はETCシステムにおいては
車両幅員方向に相当するものであり、図4は車長方向の
路上無線装置2と正対する方向を基準(0deg)とし
てH方向角度に対応する相対利得を示している。この図
4からも分かるように、自由空間での場合(で示すグ
ラフ)と比べると、極小近傍点aにおける場合(で示
すグラフ)は特に希望波方向θ1(図1(a)参照)の
範囲で相対利得が大きく減衰しているが、極大近傍点b
における場合(で示すグラフ)は希望波方向θ1の範
囲において、相対利得の減衰が小幅に抑制されているこ
とが分かる。
【0020】このような定在波によるアンテナ利得に及
ぼす影響を分析した結果に基づいて、本実施例において
は、車載無線機用アンテナ34とフロントガラス5間の
距離Lが、L={(λ/2)α}Nあるいはその近傍の
値となるような位置に限定して、車載無線機用アンテナ
34を配置している。つまり、図3(b)において相対
利得が極大値あるいは極大近傍点となるように配慮する
ことで、アンテナ利得の低下を極力防止するようにし
た。
【0021】なお、実際問題としては、この定在波によ
る悪影響は、特に電波の波長が短い場合に顕著に生じ
る。つまり、図1(b)を参照して説明したように、本
実施例で想定している車載無線機3は、ダッシュボード
11上あるいはルームミラー12の裏側などに配置され
るため、フロントガラス5からそんなに離して配置する
ことはない。具体的には、例えば200mm以上離され
て配置されることは少ないと考えられる。したがって、
例えば1MHzの電波であれば1波長が自由空間で約3
00mであるように、1波長が長ければ放射波と反射波
の位相の違いは無視できる。しかしながら、本実施例で
は、上述したように5.8GHzの電波を用いているた
め、1波長(λ)が約50mmと短くなる。この場合に
は、図3(b)で示したように、位相が逆になって相対
利得が極小あるいは極小近傍の値を取るような配置が実
際にあり得る。そのため、このような定在波の影響を考
慮した適切な配置が非常に有効である。
【0022】また、本実施例では、マイクロストリップ
アンテナ型の車載無線機用アンテナ34をフロントガラ
ス5に対向して配置したが、このようにガラスと対向す
るように配置された面を有する平面アンテナを用いた場
合に、より実効性が向上する。平面アンテナであるから
こそ、上述の反射による悪影響が顕在化すると思われる
からである。したがって、逆Fアンテナなどでも同様の
効果が得られる。なお、ダイポールアンテナのような線
状アンテナの場合には、利得に与える影響は小さいと思
われるが、インピーダンスの変動等が生じるため、同様
に波長との関係でフロントガラス5との距離Lを考慮す
ることは好ましい。
【0023】[その他] (1)上記実施例ではフロントガラス5を介して通信す
ることを前提としたが、例えばリアガラスやサイドガラ
スを介して通信するものであってもよい。 (2)搬送波の偏波としては円偏波であっても直線偏波
であっても構わない。また、円偏波の場合には、偏波の
旋回歩行が右旋回であっても左旋回であっても構わな
い。 (3)上記実施例は、ETCシステム用の車載通信装置
用のアンテナとして適用した例を説明したが、それ以外
にも、車内にアンテナを設置する移動体通信システムで
あれば、同様に適用でき、同様の効果が得られる。例え
ば衛測位システム(GPS)や道路交通情報アイテム通
信システム(VICS)、さらにはモバイル・衛星デジ
タル音声放送システムなどに適用できる。モバイル・衛
星デジタル音声放送システムは、衛星を利用した移動体
向けの高品質の音楽や、画像・データなどを提供するサ
ービスであり、センチ波程度の電波が用いられるため、
一般放送の場合には特段問題のない、上述した定在波の
問題が顕在化する。したがって、このようなシステムで
も有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ETCシステムの概略構成図及び車載無線機の
設置場所例の説明図である。
【図2】車載無線機の構成説明図である。
【図3】車載無線機用アンテナが電波送受信を行う場
合、フロントガラスがどのような影響を及ぼすかを示す
説明図である。
【図4】車載無線機用アンテナ34の車両幅員方向の指
向性を示する説明図である。
【符号の説明】
1…料金所ゲート、2…路上無線装置、3…車載無線機
3、5…フロントガラス、11…ダッシュボード、12
…ルームミラー、13,14…設置スぺーサ、21…高
周波基板、22…送信アンテナ、23…受信アンテナ、
24…送受信無線回路部、25…表示部、26…キー入
力部、31…放射器31、32…給電線、33…地導
体、34…車載無線機用アンテナ、41…入射波、4
2,44,46…反射波、43,45…透過波、47…
再放射波、51…車内側境界面、52…車外側境界面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両内に搭載され、外部装置との間で電波
    を用いた無線通信を行う車載通信装置に用いられ、車両
    の有するガラスを介して前記外部装置への電波の送信、
    又は前記ガラスを介して前記外部装置からの電波の受信
    の少なくともいずれか一方を行うためのアンテナであっ
    て、 前記ガラスとの距離Lが、前記電波の波長λ、ガラスと
    の間で定在波を生じさせる反射波の位相遅れに相当する
    補正定数α、正の整数Nを用いて、 L≒{(λ/2)α}N となるように配置したことを特徴とする車載通信装置用
    のアンテナ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車載通信装置用のアンテナ
    において、 前記無線通信に用いる電波はマイクロ波であることを特
    徴とする車載通信装置用のアンテナ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の車載通信装置用のアンテナ
    において、 前記無線通信に用いられる電波はセンチ波以上の周波数
    を持つものであることを特徴とする車載通信装置用のア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか記載の車載通信装
    置用のアンテナにおいて、 前記ガラスと対向するように配置された面を有する平面
    アンテナであることを特徴とする車載通信装置用のアン
    テナ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7365685B2 (en) 2003-04-24 2008-04-29 Asahi Glass Company, Limited Antenna device
US7386294B2 (en) 2003-04-14 2008-06-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dedicated short-range communication on-vehicle apparatus
JP2020051973A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載ライト装置
WO2020157253A1 (en) * 2019-01-31 2020-08-06 Agc Glass Europe Glazing unit with antenna unit

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