JP2020051024A - フロアパネル補強部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロアパネルの天板の曲げ変形を防止すること。【解決手段】本開示のフロアパネル補強部材10は、平面視略正方形状の天板51から複数の支持脚52が垂下した構造を有する樹脂製のフロアパネル50を補強するためのものである。フロアパネル補強部材10は、天板51に下方から重ねられて、天板51の下面に突設された複数の下面リブ60に突き合わされるベース板11と、ベース板11の上面に突設され、複数のリブ60に囲まれて形成されるリブ内空間に差し込まれて該リブ内空間の変形を抑制する差込突部21と、フロアパネル50と係合してベース板11の落下を規制する脱落規制部と、を有する。【選択図】図10
Description
本開示は、床面の上に敷設される樹脂製のフロアパネルを補強するためのフロアパネル補強部材に関する。
従来のフロアパネルとして、天板から複数の支持脚が垂下してなり、床面の上に敷設されると、床面と天板との間に配線スペースを形成するものが知られている(例えば、特許文献1)。また、天板の強度アップを図るために、天板の下面に、例えば、格子状のリブを形成したものも知られている。
従来のフロアパネルでは、天板に大きな荷重がかかると、天板が曲げ変形するという問題があり、この曲げ変形の防止が求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、平面視略正方形状の天板から複数の支持脚が垂下した構造を有して、床面の上に敷設されたときに該床面との間に配線スペースを形成する樹脂製のフロアパネルを補強するためのフロアパネル補強部材であって、前記天板に下方から重ねられて、前記天板の下面に突設された複数の下面リブに突き合わされるベース板と、前記ベース板の上面に突設され、前記複数の下面リブに囲まれて形成されるリブ内空間に差し込まれて該リブ内空間の変形を抑制する差込突部と、前記フロアパネルと係合して前記ベース板の落下を規制する落下規制部と、を有するフロアパネル補強部材である。
請求項2の発明は、前記差込突部は、前記リブ内空間の内周面に嵌合される、請求項1に記載のフロアパネル補強部材である。
請求項3の発明は、前記差込突部は、前記リブ内空間の内周面と同形状の筒状に形成された、請求項2に記載のフロアパネル補強部材である。
請求項4の発明は、前記支持脚は、前記天板の中心、四隅及び各辺の中央の9箇所から垂下するように配置されていて、前記ベース板は、前記天板の各辺に沿って延びて前記支持脚の間を通る複数の帯部が交差した井桁状に形成されている、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載のフロアパネル補強部材である。
請求項5の発明は、前記リブ内空間には、前記天板に形成された開口に連絡して貫通孔を形成するものが含まれ、前記貫通孔の内面には、その内面の上側を外方に広げる段差が形成されていて、前記落下規制部は、前記ベース板の上面から突出して前記段差に係止する係止爪である、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載のフロアパネル補強部材である。
請求項6の発明は、前記フロアパネルを構成する樹脂より高い難燃性を有する樹脂で構成された、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載のフロアパネル補強部材である。
[請求項1〜6の発明]
請求項1の発明では、フロアパネル補強部材の差込突部が、フロアパネルにおいて複数の下面リブに囲まれて形成されるリブ内空間に差し込まれると、そのリブ内空間の変形が抑制され、天板の曲げ変形が抑制される。しかも、落下規制部によってベース板の落下が規制されるので、配線スペースが確保されると共に、差込突部が複数の下面リブに囲まれたリブ内空間に差し込まれた状態に保持される。
請求項1の発明では、フロアパネル補強部材の差込突部が、フロアパネルにおいて複数の下面リブに囲まれて形成されるリブ内空間に差し込まれると、そのリブ内空間の変形が抑制され、天板の曲げ変形が抑制される。しかも、落下規制部によってベース板の落下が規制されるので、配線スペースが確保されると共に、差込突部が複数の下面リブに囲まれたリブ内空間に差し込まれた状態に保持される。
ここで、差込突部が、リブ内空間の内周面に嵌合される構成になっていると、リブ内空間の変形が一層困難になり、天板の曲げ変形の防止が一層図られる(請求項2の発明)。このような差込突部の例としては、リブ内空間と同形状の柱状やリブ内空間の内周面と同形状の筒状が挙げられる。後者の場合には、差込突部の軽量化が図られる(請求項3の発明)。また、フロアパネル補強部材が樹脂成形品である場合には、差込突部の成形性向上が図られる。
また、ベース板が天板のうち支持脚の非形成部分の全体に重ねられる構成になっていると、天板の全体を補強することが可能となる。例えば、支持脚が、天板の中心、四隅及び各辺の中央の9箇所から垂下するように配置されている場合には、天板の各辺に沿って延びて支持脚の間を通る複数の帯部が交差した井桁状に形成されればよい(請求項4の発明)。
また、脱落規制部として、差込突部の外面に、リブ内空間の内面に形成された凹部と係合する突起を設けてもよいし、天板に形成された開口にリブ内空間が連絡して貫通孔が形成される場合には、その貫通孔の内面の上側を外方に広げる段差と係止する係止爪を備えてもよい。後者によれば、係止爪が段差に係止しているか否かを視認できると共に、係止爪を段差から容易に外すことができる(請求項5の発明)。
なお、フロアパネル補強部材は、軽量化の観点から、樹脂で構成されることが好ましい。特に、フロアパネル補強部材がフロアパネルを構成する樹脂より高い難燃性を有する樹脂で構成される場合には、配線等の発火から天板の燃焼を守ることが可能となる(請求項6の発明)。
図1に示されるように、本実施形態のフロアパネル補強部材10は、フロアパネル50に取り付けられる。フロアパネル補強部材10とフロアパネル50は共に、樹脂の成形品である。
図3及び図4に示されるように、フロアパネル50は、天板51と、天板51から垂下した複数の支持脚52と、天板51の下面に突設された複数の下面リブ60と、を有する。図2に示されるように、フロアパネル50は、床面90の上に敷設されて、床面90との間に、配線91を引き回すための配線スペース92を形成する。
フロアパネル50には、支持脚52として、天板51の四隅から垂下した隅部支持脚52Aと、天板51の各辺部の中央から垂下した辺部支持脚52Bと、天板51の中心部から垂下した中心支持脚52Cと、の3種類が備えられている。
なお、図3に示されるように、支持脚52は、上方に開放した四角筒状をなし、天板51に形成された矩形開口51Kの開口縁に連絡している。支持脚52の内部には、支持脚52を補強するための脚内リブ52Lが設けられている。
図4及び図6に示されるように、複数の下面リブ60には、天板51の外周部から突出して隅部支持脚52Aと辺部支持脚52Bとを連絡する複数の外側連絡リブ61と、天板51の内寄り部分から突出して辺部支持脚52Bと中心支持脚52Cとを連絡する複数の内側連絡リブ62と、が設けられている。
本実施形態では、外側連絡リブ61と内側連絡リブ62は、それぞれ複数並列に設けられていて、隅部支持脚52Aと辺部支持脚52Bとの間には、複数の外側連絡リブ61で構成された外側梁部63が形成され、辺部支持脚52Bと中心支持脚52Cとの間には、複数の内側連絡リブ62で構成された内側梁部64が形成されている。そして、天板51の下面側には、外側梁部63と内側梁部64によって四方を囲まれた四角形領域R1が4つ形成されている。
図6に示されるように、複数の下面リブ60には、格子状に配置された複数の梁連絡リブ65と、四角形領域R1の対角線上に配置されて支持脚52どうし(具体的には、隅部支持脚52Aと中心支持脚52C、又は、辺部支持脚52Bどうし)を連絡する対角リブ66と、が設けられている。梁連絡リブ65は、四角形領域R1を複数の四角部屋71に区画し、四角形領域R1を挟む外側梁部63と内側梁部64を連絡する。また、対角リブ66は、四角部屋71を2つの三角部屋72に分割する。
梁連絡リブ65は、外側梁部63を構成する複数の外側連絡リブ61、及び、内側梁部64を構成する複数の内側連絡リブ62と交差する。そして、外側梁部63には、外側連絡リブ61どうしの間の隙間が梁連絡リブ65によって区画された外側梁内空間73が設けられ、内側梁部64には、内側連絡リブ62どうしの間の隙間が梁連絡リブ65によって区画された内側梁内空間74が設けられている。
なお、梁連絡リブ65には、外側梁部63と内側梁部64の中央部どうしを連絡する第1梁連絡リブ65Aと、第1梁連絡リブ65Aと平行に延びる第2梁連絡リブ65Bと、が設けられている。第1梁連絡リブ65Aは、対角リブ66と同じ高さに形成されていて、第2梁連絡リブ65Bは、第1梁連絡リブ65Aより低く形成されている。
図5及び図6に示されるように、天板51のうち外側梁内空間73と重なる部分には、複数の外側開口53が形成されている。また、天板51のうち内側梁内空間74と重なる部分には、複数の内側開口54が形成されている。そして、外側梁内空間73は、外側開口53に連絡して外側貫通孔55を形成し、内側梁内空間74は、内側開口54に連絡して内側貫通孔56を形成する。本実施形態のフロアパネル50では、外側貫通孔55及び内側貫通孔56を備えたことで、配線スペース92に引き回される配線91(図2参照)をフロアパネル50の上側から視認可能となる。なお、図6では、外側貫通孔55を形成する外側梁内空間73と内側貫通孔56を形成する内側梁内空間74が灰色で示されている。
なお、図3及び図4に示されるように、フロアパネル50の外周部には、上側を外方に広げる外周段差部50Dが形成されている。そして、外周段差部50Dより上側の部分には、フロアパネル50が床面90に敷設されたときに隣接するフロアパネル50どうしの位置ずれを規制するための位置決め突部57と位置決め凹部58が設けられている。
図7に示されるように、フロアパネル補強部材10は、ベース板11と、ベース板11の上面に突設された複数の差込突部21と、を備えている。
図8及び図9に示されるように、ベース板11は、正方形状の中央板12Aから突片部12Bが四方に飛び出してなる十字プレート12を縦横に2つずつ繋げた構造になっていて、並列に並べられた帯部13の2つの列が互いに直交するように組み合わされた井桁状に形成されている。なお、図8及び図9には、隣接する十字プレート12どうしの境界が2点鎖線で示されている。
図7に示されるように、差込突部21は、四角筒状に形成されている。本実施形態では、差込突部21として、平面視正方形状をなす第1差込突部21Aと、平面視長方形状をなす第2差込突部21Bと、の2種類が備えられている。第1差込突部21Aは、各十字プレート12の中央寄り部分(詳細には、中央板12Aと突片部12Bの境界部分)から突出し、第2差込突部21Bは、各十字プレート12の突片部12Bから突出している(図8参照)。第1差込突部21Aの突出量と第2差込突部21Bの突出量は同じになっている。
詳細には、第1差込突部21Aは、図8に示されるように、十字プレート12の中央板12Aにおける正方形の各辺に沿って2つずつ並べて配置されている。また、第2差込突部21Bは、突片部12Bにおいて第1差込突部21Aに外側から対向し、長辺部分が第1差込突部21Aに臨むように配置されている。
図7に示されるように、フロアパネル補強部材10には、ベース板11の上面から突出する係止爪30が設けられている。具体的には、係止爪30は、十字プレート12の突片部12Bの両側部から突出して、突片部12Bの幅方向に並んだ2つの第2差込突部21Bを挟む。なお、係止爪30の突出量は、第2差込突部21Bの突出量より大きくなっている。
係止爪30は、上方へ向かうにつれて突片部12Bの幅方向に狭くなる三角形状に形成されている。具体的には、係止爪30のうち突片部12Bの幅方向内側を向く内向き面30Mは、ベース板11の上面に対して略垂直になっていて、その内向き面30Mの上端部から突起31が突出している。なお、突起31は、第2差込突部21Bより上側に配置される。また、ベース板11のうち突起31の下方に位置する部分には、係止爪30の突起31がアンダーカット形状になることを避けるための型抜き孔32が形成されている(図9参照)。
フロアパネル補強部材10をフロアパネル50に取り付けるには、まず、図10に示されるように、フロアパネル補強部材10をフロアパネル50の下方に配置して、ベース板11の上面から突出する複数の差込突部21を複数の下面リブ60に突き合わせる。具体的には、フロアパネル50の4つの四角形領域R1に、ベース板11の4つの十字プレート12の中央板12Aを重ね、隅部支持脚52Aと辺部支持脚52Bの間に、十字プレート12の突片部12Bを配置する。このとき、ベース板11の上面から突出する差込突部21は、フロアパネル50において複数の下面リブ60に囲まれて形成されるリブ内空間の真下に配置される。具体的には、第1差込突部21Aは、四角形領域R1の四角部屋71の真下に配置され、第2差込突部21Bは、外側梁内空間73又は内側梁内空間74の真下に配置される(図6及び図8参照)。
次いで、図10に矢印で示されるように、ベース板11を天板51に近づける。すると、図11に示されるように、第1差込突部21Aが四角部屋71に差し込まれると共に、第2差込突部21Bが外側梁内空間73又は内側梁内空間74に差し込まれる。図11では、下面リブ60との区別を容易にするため、第1差込突部21A及び第2差込突部21Bが灰色で示されている。なお、本実施形態において、差込突部21の差込性の向上を図るために、差込突部21の先端部を、先端へ向かうにつれて差込突部21の内側へ向かうR形状やテーパー形状としてもよい。また、差込突部21の先端は、天板51の下面と当接してもよいし、当接しなくてもよい。
差込突部21がリブ内空間に差し込まれると、図12(A)から図12(B)への変化に示されるように、係止爪30が外側貫通孔55に差し込まれる。なお、フロアパネル50にフロアパネル補強部材10を取り付けた後の第2差込突部21Bと係止爪30のベース板11からの突出量の差は、天板51の厚み分よりも小さくなっていて、係止爪30は、天板51より上側に飛び出ないようになっている。
ここで、係止爪30が差し込まれる外側貫通孔55の内面には、その内面を外方に広げる段差55D(図12(A)参照)が形成されていて、この段差55Dに、係止爪30の突起31が係止する。これにより、ベース板11の落下が防がれる。なお、本実施形態では、段差55Dは、外側梁内空間73を形成する梁連絡リブ65(詳細には、第2梁連絡リブ65B)が外側開口53の内側にはみ出ることによって形成されている。
本実施形態では、係止爪30の突起31が外側貫通孔55の段差55Dに係止すると、ベース板11の落下が規制され、フロアパネル補強部材10がフロアパネル50に装着される(図1参照)。このとき、ベース板11は、複数の下面リブ60に密接に重ねられ、配線スペース92(図2参照)が確保される。なお、フロアパネル補強部材10を構成する樹脂が、フロアパネル50を構成する樹脂よりも高い難燃性を有していると、配線91の断線等により、配線91から発火した場合であっても天板51の燃焼を守ることが可能となる。
このように、本実施形態のフロアパネル補強部材10では、フロアパネル50において複数の下面リブ60に囲まれて形成されたリブ内空間(具体的には、四角部屋71、外側梁内空間73及び内側梁内空間74)に差込突部21が差し込まれると、そのリブ内空間の変形が抑制され、天板51の曲げ変形が抑制される。しかも、係止爪30によって、ベース板11の落下が規制されるので、配線スペース92が確保されると共に、差込突部21がリブ内空間に差し込まれた状態に保持される。
さらに、本実施形態では、差込突部21は、リブ内空間の内周面に嵌合される筒状に形成されているので、リブ内空間の変形が一層困難になると共に、差込突部21の軽量化が図られる。
また、本実施形態では、ベース板11が井桁状に形成されているので、ベース板11が天板51のうち支持脚52の非形成部分の全体に重ねられることとなり、天板51の全体を補強することが可能となる。
なお、本実施形態では、四角部屋71、外側梁内空間73及び内側梁内空間74が特許請求の範囲に記載した「リブ内空間」に相当する。また、外側貫通孔55が「貫通孔」に相当する。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、係止爪30は、外側貫通孔55に差し込まれる構成であったが、図13(A)に示されるように、外側貫通孔55に隣接し、かつ、上方が天板51によって閉塞された外側梁内空間73に差し込まれる構成であってもよい。この場合、外側梁内空間73と外側貫通孔55を連絡する連絡孔33を形成し、その連絡孔33に係止爪30の突起31を係合させればよい。
(1)上記実施形態では、係止爪30は、外側貫通孔55に差し込まれる構成であったが、図13(A)に示されるように、外側貫通孔55に隣接し、かつ、上方が天板51によって閉塞された外側梁内空間73に差し込まれる構成であってもよい。この場合、外側梁内空間73と外側貫通孔55を連絡する連絡孔33を形成し、その連絡孔33に係止爪30の突起31を係合させればよい。
(2)上記実施形態において、図13(B)に示されるように、フロアパネル50の外周面に係止凹部34を設けて、その係止凹部34に係止爪30の突起31を係止させる構成であってもよい。この場合、係止凹部34をフロアパネル50の外周段差部50Dより下方に配置して、係止爪30をフロアパネル50より外方にはみ出さないようにすればよい。
(3)図13(C)に示されるように、外側貫通孔55の内面に、係止爪30の突起31と係合する抜止突部35を設けてもよい。
(4)上記実施形態では、差込突部21は、リブ内空間と同形状の筒状に形成されていたが、リブ内空間と同形状の柱状に形成されてもよいし、リブ内空間と異なる形状の柱状又は筒状に形成されてもよい。後者の例としては、リブ内空間に内接する円柱又は円筒状や、四角形状のリブ内空間に内接する六角形状や八角形状等が挙げられる。差込突部21は、平面視十字状又は平面視星形多角形状等であってもよい。この場合、差込突部21は、十字や星形の末端でリブ内空間の内周面と当接すればよい。また、差込突部21は、上記形状を組み合わせて形成されてもよい。
(5)上記実施形態において、差込突部21に、四角形領域R1に形成された三角部屋72に差し込まれるものが含まれてもよい。具体的には、ベース板11のうち三角部屋72の真下に配置される部位から、三角筒状の差込突部21が突出してもよい。
(6)上記実施形態では、フロアパネル補強部材10は、十字プレート12を縦横に2つずつ繋げた井桁形状に形成されていたが、1つの十字プレート12のみからなる十字形状に形成されてもよい。この場合、係止爪30を、内側貫通孔56にも差し込まれるようにして、その内側貫通孔56の内面に、外側貫通孔55の段差55Dと同様、係止爪30の突起31に係止する段差を形成してもよい。
(7)上記実施形態において、天板51のうち四角形領域R1と重なる部分に開口が形成されていてもよい。この場合、四角形領域R1の上側からも配線91を視認可能となる。なお、梁連絡リブ65及び対角リブ66は、当該開口の下方を避けて配置されることが好ましく、当該開口の開口縁から突出することがより好ましい。
10 フロアパネル補強部材
11 ベース板
21 差込突部
30 係止爪
50 フロアパネル
51 天板
52 支持脚
60 下面リブ
11 ベース板
21 差込突部
30 係止爪
50 フロアパネル
51 天板
52 支持脚
60 下面リブ
Claims (6)
- 平面視略正方形状の天板から複数の支持脚が垂下した構造を有して、床面の上に敷設されたときに該床面との間に配線スペースを形成する樹脂製のフロアパネルを補強するためのフロアパネル補強部材であって、
前記天板に下方から重ねられて、前記天板の下面に突設された複数の下面リブに突き合わされるベース板と、
前記ベース板の上面に突設され、前記複数の下面リブに囲まれて形成されるリブ内空間に差し込まれて該リブ内空間の変形を抑制する差込突部と、
前記フロアパネルと係合して前記ベース板の落下を規制する落下規制部と、を有するフロアパネル補強部材。 - 前記差込突部は、前記リブ内空間の内周面に嵌合される、請求項1に記載のフロアパネル補強部材。
- 前記差込突部は、前記リブ内空間の内周面と同形状の筒状に形成された、請求項2に記載のフロアパネル補強部材。
- 前記支持脚は、前記パネル本体の中心、四隅及び各辺の中央の9箇所から垂下するように配置されていて、
前記ベース板は、前記天板の各辺に沿って延びて前記支持脚の間を通る複数の帯部が交差した井桁状に形成されている、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載のフロアパネル補強部材。 - 前記リブ内空間には、前記天板に形成された開口に連絡して貫通孔を形成するものが含まれ、
前記貫通孔の内面には、その内面の上側を外方に広げる段差が形成されていて、
前記落下規制部は、前記ベース板の上面から突出して前記段差に係止する係止爪である、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載のフロアパネル補強部材。 - 前記フロアパネルを構成する樹脂より高い難燃性を有する樹脂で構成された、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載のフロアパネル補強部材。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
WO2021193472A1 (ja) | 2020-03-23 | 2021-09-30 | 日東電工株式会社 | 光ファイバ組込シート、光ファイバの設置方法、および貼付装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021193472A1 (ja) | 2020-03-23 | 2021-09-30 | 日東電工株式会社 | 光ファイバ組込シート、光ファイバの設置方法、および貼付装置 |
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